JPH09189551A - レーザー光線水準器、その操作方法および関連装置 - Google Patents

レーザー光線水準器、その操作方法および関連装置

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JPH09189551A
JPH09189551A JP8342201A JP34220196A JPH09189551A JP H09189551 A JPH09189551 A JP H09189551A JP 8342201 A JP8342201 A JP 8342201A JP 34220196 A JP34220196 A JP 34220196A JP H09189551 A JPH09189551 A JP H09189551A
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Abstract

(57)【要約】 レーザー光線水準器は、縦軸A−Aの回りを回転する回
転フレーム18と水平軸D−Dを中心に振揺する傾斜装
置31から成る。さらに、回転・傾斜点を監視できるよ
うに、コントローラー17に接続している手段20、2
1、22、23、24;26、27、28、29、30
が設けられている。傾斜装置31は、回転しているレー
ザー光線2が作るレーザー面が特定の角度で特定の方向
に傾斜するように、コントローラーによって方向付けら
れ傾けられる。この傾斜は補助的な傾斜であり、この補
助的な傾斜によってレーザー面は同時に、補助的な方向
とは異なる縦勾配及び横勾配において傾斜する。この補
助的な方向及び傾斜は、レーザー面の希望する縦勾配と
横勾配に基づいて、コントローラー17によって自動的
に計算され、関連する制御コマンドに変換される。傾斜
装置31の向きに基づいて垂直線を描いて放射される第
2のレーザー光線50を使用して、関連装置を用いて、
傾斜装置31の方向付けが監視できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明は、レーザー光線を生じせしめる
手段とそのレーザー光線を放射する回転自在なヘッドを
具備し、回転ヘッドによって回転するレーザー光線が測
定に使用する水平又は傾斜したレーザー面を形成するレ
ーザー光線水準器に関するものである。この発明は、ま
た、レーザー光線水準器の操作方法及びその関連装置に
関するものである。
【0002】この種のレーザー光線水準器は水平面ある
いは傾斜面を形成するもので、建築目的に使用されるも
のである。水準器から出てくるレーザー光線は、回転ヘ
ッドによって、水平にあるいは希望する割合で傾斜して
回転する。灯台の光のように回転するレーザー光線がレ
ーザー面を作り、このレーザー光線は、レシーバーによ
って、水準器の回りのどの位置でも受け取られる。水準
器とレシーバーの間の仮想面の傾斜が測定される。この
種のレーザー光線水準器によって、種々の測定及びモニ
ター作業を行うことができ、掘割の開鑿や地ならし、コ
ンクリートの基礎やコンクリートの天井の制御、型わく
の整合、頭上クレーン用の軌道の水平化その他種々の作
業に使用される。例えば、水はけをよくするために駐車
場に傾斜をつけることが必要な場合は、測深ロッドに固
定されたレシーバーによって調整作業が行われ、あるい
は、地均し機に直接取り付けられたレシーバーによって
地均し作業が調整されることが好ましい。
【0003】従来のレーザー光線水準器には、大抵、レ
ーザー光線あるいはレーザー面を水平位置丁度に設定す
る自動水準手段が備えられている。レーザー面を必要に
応じて傾斜させる種々の装置も知られている。X軸とY
軸の双方、即ち、縦勾配と横勾配の双方に傾斜が必要な
場合、建築上はかなりの問題となるが、従来の水準器
は、このような場合に充分対応できなかった。高精度に
製造されて組立てられなければならない複数の複雑な構
成部材を必要とするか、あるいは、水準器の操作が非常
に複雑であった。実際問題として、このことは、水準器
が非常に高価になるか、あるいは、ある場合での水準器
の複雑な操作のために頻発する測定誤差を予めプログラ
ムしていても、他の場合では測定が不正確になることを
意味するものである。
【0004】従って、この発明の目的は、比較的簡単に
安く製造できるとともに、非常に正確に機能し、しかも
ほぼ自動的に機能するため操作も容易である一般的なレ
ーザー光線水準器を提供することである。この発明の他
の目的は、この発明のレーザー光線水準器の操作方法及
びその関連装置を提供することである。
【0005】この発明のレーザー光線水準器は、請求項
1の特徴に相当するものである。この発明の方法は請求
項21に記載され、この発明の関連装置は請求項24に
特徴付けられている。
【0006】この発明の主題の好ましい実施例を、図面
を参照しながら、以下に詳述する。レーザー光線水準器
の全主要部分は筒状ハウジング1内に収容され、この筒
状ハウジング1は、三脚台に固定されるのが好ましい。
レーザー光線2を発する回転ヘッド3は、ハウジング1
の上から突出している。ヘッド3は、フード(覆い)4
で保護されているが、ここでは単に存在のみが図示され
ているフード4はどのようなものでもよい。このフード
のレーザー光線の放射域は透明でなければならない。一
方、フード4の上蓋部は閉じられていてもよく、レーザ
ー光線水準器の持ち運び用把手を付けることもできる。
【0007】図1、2に示すように、レーザー光線2が
作るレーザー面の自動水準あるいは傾斜は、ハウジング
1の内部で行われる。このため、測定板5は、最初に、
ジルバル上に自動水準する態様で置かれる。次に、その
他の全ての構成部材、即ち、レーザー光線光学装置とこ
れを調整する構成部材がこの測定板5の上に配置され
る。
【0008】自動水準は、例えば、以下のように行われ
る。ハウジングの蓋6から下方向に突出している二つの
フランジ7に、ジンバル8が軸B−Bの回りを振揺する
態様で繋がっている。測定板5は、このジンバル8に吊
持されている。測定板5は、測定板5に固定されている
キャリヤ部材9によってジンバル8に繋がっていて、最
初の軸B−Bに直交する第2の軸C−Cを中心に振揺す
る。測定板5と二つのキャリヤ部材9によって略U字形
をなし、U字形の2つ自由なウェッブ、即ち、キャリア
部材9の上方端部がジンバル8に取付けられていて、U
字形の中央ウェッブ、即ち、測定板5が、ほぼ水平に吊
持されている。ジンバル8は、ジンバル8の自由振揺域
とハウジングの蓋6の間の距離を調整する電気モーター
10によってレベリング(水準化)され、電気モーター
10は電気水準器11に接続する。この構造は、対応す
る技術的には同一の機能を奏する第2の構成である測定
板5を参照することによって理解できる。電気モーター
12は、測定板5に振揺自在に設けられている。電気モ
ーター12の駆動軸にはネジ部を有する筒部材13が固
定されていて、そのネジ部は、上端がジンバル8に繋が
っている接続部材15のネジ部と螺合している。ネジ部
を有する筒部材13の電気モーター12による回転によ
って、測定板5とジンバル8の距離は増大あるいは減少
するため、測定板5は軸C−Cを中心に振揺し、ジンバ
ル8に対する角度が変化する。この動きは、電気水準器
16が水平になったことを知らせるまでつづく。
【0009】電気水準器11、16は、最初に図示した
位置において、二つの振揺軸B−B、C−Cに対応して
互いに直角に配置されている。レベリングができるだけ
正確であるように、二つの水準器11、16は、測定の
基準となるこの発明の水準器の構成部材18、25上に
配置されている。構成部材の作動については後述する
が、ここでは、構成部材18は回転自在であって、構成
部材25を支えていることについて述べておく。従っ
て、二つの水準器11、16の方向付けは、この発明の
水準器による測定作業が進むにつれて変化する。従っ
て、二つの水準器11、16が一つの振揺軸に対して固
定的に連携するのではなく、その位置に応じて、一つの
振揺軸B−Bあるいは他の振揺軸C−Cのどちらかに連
携するようにデバイスコントローラー17が構成されて
いることが好ましい。例えば、振揺軸B−B、C−Cの
それぞれに対して45°以下の角度にある水準器11、
16が使用されるようにコントローラー17プログラム
することができる。このことは、図示している初期位置
だけでなく、測定に基準となるこの発明の水準器の構成
部材18、25がどのような位置関係にあるときでもレ
ベリングが行えることを保証する。従って、測定作業中
引き続いてレベリングのチェックが出来、発明の水準器
が振動してもそのマイナス影響は相殺される。
【0010】二つの水準器11、16は、公知の機能を
も果たす。それぞれには電流を伝導する液体が満たさ
れ、二つの回路を操作するのための電気接点が設けられ
ている。この二つの回路の電流は、それぞれの水準器1
1、16に繋がっている対応する電気モーター10ある
いは12を前方へあるいは後方へと動かす。この工程
は、デバイスコントローラー17によって監視される。
測定板5があらゆる点において水平にレベル化されてい
るとき、回転ヘッド3から放射されるレーザー光線2は
正確に水平レーザー面を構成する。
【0011】この発明に重要な部分、即ち、レーザー光
線の光学装置とこれを調整するために使用される構成部
材は、測定板5上に配置されている。レーザー光線水準
器のこの部分は、以下のように構成されている。垂直軸
A−Aの回りを回転する回転フレーム18は、測定板5
の上に設けられ、一方には回転手段を他方には回転フレ
ーム18の回転位置を監視する監視手段を有している。
これら手段の詳細は後述するが、取りあえずここでは、
光学装置と回転ヘッドから成るユニットを水平軸D−D
を中心に傾斜させる構成が回転フレームの上に設けられ
ているので、回転するレーザー光線2が作るレーザー面
は、最終的には、傾斜することを明記しておく。従っ
て、一方では傾斜が調整でき、他方では、この傾斜の方
向が回転フレーム18を回転させることによって測定で
きる。
【0012】回転フレーム18は、電気モーター19に
よって回転する。このため、回転フレーム18は、軸A
−Aの回りを回転するギアリング20と係合して回転
し、このギアリング20には、電気モーター19の駆動
軸に取り付けられた大歯車21が係合している。体回転
フレーム18の回転位置は、ギアリング20と同様に回
転フレーム18に繋がっている測定ディスク22によっ
て測定できる。測定ディスク22の縁領域には、その周
縁に沿って環状に複数のマーク23が付けられている。
マーク23はそれぞれ個々に特定できるので、測定ディ
スク22、従って回転フレーム18のその都度の回転位
置は、固定されたマーク読み取り器24を使って、読み
取られたマーク23から測定できる。電気モーター19
及びマーク読み取り器24はデバイスコントローラー1
7に繋がり、このデバイスコントローラー17は、次い
で、公知の方法で、レーザー光線水準器の外部に設けら
れた制御キーボードに繋がっている。これによって、希
望する回転位置を入力することができ、この回転位置に
到達したことをマーク読み取り器24が知らせるまで、
デバイスコントローラー17が電気モーター19を制御
することになる。
【0013】略U字形の取付け具25が回転フレーム1
8の上に取り付けられており、二つの自由なU字形の腕
部は上方に延びて、回転水平軸D−Dを受けるベアリン
グを有している。光学装置と回転ヘッドを備えたユニッ
ト全体が、この水平軸D−Dを中心に振揺する。マーク
26を備えマーク読み取り器28に繋がっている測定デ
ィスク27は、回転フレーム18と同様に、軸D−D上
に設けられている。ここに、ギアリング29と電気モー
ター30が順に設けられて、上述と同様に、回転位置が
測定、制御される。
【0014】光学装置と回転ヘッドからなるユニット
は、上述したように水平軸D−Dの回りを振揺する振揺
ハウジング31の中あるいはその上に配置されている。
振揺ハウジング31は電気モーター32によって回転す
るが、この電気モーター32は駆動軸上にあり、ヘッド
3と回転係合するギアリング34に作用する大歯車33
を備えている。
【0015】より明確にするために、光学装置と回転ヘ
ッドから成るユニットの内部の構造の概要が、別途、図
3に図示してある。ヘッド3はボールベアリング35に
よって、振揺ハウジング31の上端の円形の開口部の領
域に取り付けられている。ヘッド3はその下端に一定の
長さの管部36を有し、この管部36にギアリング34
は取り付けられ、第2のボールベアリング37によって
固定されている。これとは別に、筒状ハウジング38が
筒部36の下方に固定されている。筒状ハウジング38
は回転しない態様で振揺ハウジング31の内部に配置さ
れており、従って、ヘッド3あるいは筒部36が回転し
ても、筒状ハウジング38は回転しない。レーザー光源
39(例えば、レーザーダイオード)、サイコロ形状の
光分離器(ライトスピッター)40(この使用目的は後
述する)、光学レンズ41が、筒状ハウジング38内に
固定されている。これらの部材は、使用に都合が良いよ
うに、互換性のある部材とした筒状ハウジング38内に
配置されている。
【0016】レーザー光源39から生じるレーザー光線
2は垂直方向に上端にあるヘッド3方向に向けられ、レ
ンズ41によって束ねられてヘッド3に到達する。レー
ザー光線2を水平に偏向させる五角形のプリズム42が
ヘッド3に配置されている。この五角形のプリズム42
はヘッド3の内部に固定され、ヘッド3と共に回転す
る。レーザー光線2が回転ヘッド3によって灯台の光の
ように回転すると、上述したように、測定に使われるレ
ーザー面が形成される。
【0017】光学装置と回転ヘッドからなるこのユニッ
トはさらに特別の特徴を備えている。水平軸E−Eを中
心に回転可能に取り付けられている回転部材43が、ヘ
ッド3の上に配置されている。この部材の詳細が図4、
図5に示されている。回転部材43は、振揺ハウジング
31に固定された支持部材44に取り付けられている。
レーザー光線2がヘッド3から離れる高さ45におい
て、ヘッドが回転している間繰り返しその高さ45を通
過するレーザー光線2を損じないよう、支持部材44は
その断面に可能な限り適切なテーパーを有することが好
ましい。回転部材43を回転させるための別個の駆動手
段は不要である。ヘッド3の回転を、転向して利用でき
るからである。即ち、ギアリング46が筒状ヘッド3の
環状の上面に配置されて、大歯車47に繋がっている。
この大歯車47は、回転部材43と回転を通して係合
し、共に軸E−Eを中心に回転する。従って、ヘッド3
が垂直軸A−Aの回りを回転すると、自動的に回転部材
43は水平軸E−Eの回りを回転することになる。
【0018】鏡48が回転部材43上の配置されてい
る。鏡の表面の中心が、ほぼ回転軸E−Eの域内にくる
ように、回転部材43には凹部が設けられている。従っ
て、鏡48は回転軸E−Eを中心に回転する。五角形の
プリズム42は、五角形の光分離プリズムとして構成さ
れている。このことは、垂直方向下方から到達するレー
ザー光線2の一部分は水平方向に偏向せずに、直進する
ことを意味する。レーザー光線2がどのような分離する
かは、五角形の光分離プリズム42の構造に依存する。
例えば、80%のレーザー光線が水平方向に偏向し、2
0%が直進する場合がある。この場合、この20%のレ
ーザー光線は、回転軸A−Aの延長上を進んでヘッド3
の上部に設けた開口部49を通ってヘッド3から出て、
この開口部49の上方で回転している鏡48に衝突す
る。鏡48がその回転中に下方から届くレーザー光線2
に対抗する時はいつも、レーザー光線2は鏡48によっ
て探知され偏向される。鏡48の継続的な回転に伴い、
レーザー光線2は最終的に横方向に偏向され、鏡48に
よって偏向されたレーザー光線50は第二のレーザー光
線となり、水準器のヘッド域を離れて、レーザー光線水
準器の側で肉眼で受け止められる。しかしながら、鏡4
8が回転しているため、この第2のレーザー光線50は
最初のレーザー光線2のように所定の角度では照射され
ず、図3に示すように、扇形域内を通過する。実際に
は、このことは、第2のレーザー光線50は鏡48が必
要な回転位置に到達するとすぐに視覚で捕られることに
なり、垂直軌道を通って、即ち、いわゆる鏡との衝突点
で垂直進路を描いて、再び消えることになる。この工程
は、回転部材43の回転毎に繰り返される。回転毎の第
2のレーザー光線50が目視できる扇形域の角度は、そ
の下端はヘッド3によって、上端は保護フードによって
限定され、あるいは、下方から届くレーザー光線2が反
射する限定された角度範囲となる。ここで重要なのは、
鏡48が水平軸E−Eの回りを連続的に回転するだけ
で、垂直軸A−Aの回りのヘッド3の連続的な回転を伴
うものではないことである。その結果、垂直な進路を通
って進む第2のレーザー光線50の衝突点は、回転フレ
ーム18の回転位置によって測定される。
【0019】このレーザー光線水準器の操作の態様を以
下の説明する。図6に示すように、レーザー光線水準器
51は、ここでは上から目視できるものとしているが、
測定面域に直立させる。縦勾配Xとこれに直交する横勾
配Yを測定することを目的とする。レーザー光線水準器
によって照射されたレーザー光線は、従来の方法で、レ
シーバー52に受けられる。このレシーバー52は、レ
ーザー光線水準器51の回り360度内の希望の位置に
直立させること、あるいは、移動中の地均し機械等に搭
載することができる。このことは、レシーバーが適正な
高さに保持されているときは、目標面に相応するレシー
バー52は、レーザー光線水準器から放射された360
度回転するレーザー光線を受けることを意味する。レー
ザー光線水準器51から出るレーザー光線2の傾斜角は
振揺ハウジング31の振揺位置で測定できるので、必要
に応じて調整することによって、レシーバー52がレー
ザー光線2を受けたときが測定面が必要な割合で傾斜し
ていることを確かめることができる。
【0020】測定面の縦勾配Xだけでなく横勾配Yも測
定する場合は、第2の傾斜部材が必要となるものである
が、この発明による場合には不要である。なぜならば、
第2の傾斜、即ち横勾配Yは、この発明のレーザー光線
水準器においては、回転フレーム18、即ち、光学装置
と回転ヘッドから成るユニットの回転位置を正確に決め
ることによって、コンピューターによって測定できるか
らである。このことは、縦勾配Xの傾斜と横勾配Yの傾
斜を測定するためには、光学装置と回転ヘッドから成る
ユニットである回転フレーム18の特定の補助軸Hにお
ける方向付けと、特定の補助傾斜の調整が必要であるこ
とを意味する。光学装置と回転ヘッドからなるユニット
の補助軸H方向における傾斜によって、回転するレーザ
ー光線2が作るレーザー面もまた必然的に縦勾配Xと横
勾配Yの領域において傾斜することになる。このこと
が、図7に示されている。縦勾配Xと横勾配Yの両方に
丁度同じ傾斜が必要な場合は、補助軸Hは二つの勾配
X、Yに間の丁度中心に位置することになる。即ち、二
つの測定軸X、Yのそれぞれに対して丁度45度の角度
に位置することになる。縦勾配Xと横勾配Yの傾斜が異
なれば異なる程、補助軸Hは、勾配X、Yの何れかによ
り近くなる。補助軸Hの向きの正確な角度53とその正
確な傾斜は、縦勾配Xと横勾配Yに対して求める傾斜の
組合せによって変化する。これら相応する複数の値がデ
バイスコントローラー27にプログラムされる。
【0021】レーザー光線水準器51又はこの水準器の
光学装置と回転ヘッドから成るユニットを正確に方向付
けることが、測定結果を正確なものにする。このために
使用される装置は数々あるが、装置54も、この目的の
ために使用できる。この実施例においては、縦勾配X方
向の正確な方向付けが必要である。こうした方向付け
は、その後、角度53の測定のための0−ポイントとな
る。第2のレーザー光線50はこの方向付けが正確に行
われるために使用される。レーザー光線はその特有の動
きによって、いわゆる垂直線を描く。レーザー光線50
が装置54に衝突するとき、レーザー光線水準器51又
はこの水準器の光学装置と回転ヘッドから成るユニット
が、装置54に対して、すなわち所望の軸に対して、正
確に方向付けられていることが確かめられる。従って、
装置54は、角度53に対する初期点としてなる0−ポ
イントに正確に位置している。
【0022】一旦、レーザー光線水準器51が方向付け
られると、キーボードのオペレータは単に希望する縦勾
配Xと所望の横勾配Yをタイプ入力すればよい。そうす
ると、回転フレーム18が希望した傾斜の組合せに必要
な回転位置に到達したことをマーク読み取り器24が知
らせるまで、デバイスコントローラー17が電気モータ
ー19を制御する。次の段階では、所望の傾斜の組合せ
に必要な傾斜の補助角に到達したことをマーク読み取り
器28が知らせるまで、デバイスコントローラー17は
電気モーター31を制御する。従って、オペレーターが
さらに操作することなく、このようなレーザー面の複雑
な方向付けと傾斜付けが行えて、誤操作がなくなる。オ
ペレータはキーボートに接続しているディスプレイか
ら、正確な値をタイプ入力したかどうかを確認すること
ができる。このディスプレイあるいは照明ライトは、レ
ーザー光線水準器器が必要な調整を行い、レーザー面が
希望通りに方向付けられたことを示すことができる。ま
た、例えば、測定用のレーザー光線水準器が準備ができ
たことをレーザー光源39との自動的な接続と自動的な
接続の切れによって表示することも可能である。最初
に、0−軸への方向付けで接続が起こり、次に、傾斜の
調整によって接続が切れることになるからである。従っ
て、レーザー光が点灯することによって、オペレータ
は、レーザー光線水準器の準備ができたことが分かる。
マーク23、26の付いた測定ディスク22、27とこ
れに関連するマーク読み取り器24、28を装置に取り
付けることによって、正確な水準器に求められるレーザ
ー面の高精度の調整を保証できる。
【0023】装置54の正確な操作を以下に説明する。
装置54には、レーザー光線50を反射して、レーザー
光線反射光55として、レーザー光線水準器に投げ返す
反射部材が設けられている。図3に示すように、このレ
ーザー光線反射光55はレーザー光線水準器のヘッド3
領域で鏡48に受けられ、下方に偏向させられる。この
光は、上述したサイコロ形状の光分離器40へと進む。
光分離器40は、下から届くレーザー光線2を上方向に
通す一方上から届くレーザー光線反射光55を光電セル
56に向けて横方向に偏向させるように構成されてい
る。光電セル56は、実用的な理由から、振揺ハウジン
グ31の外側に設けられている。これに対応する開口
が、レーザー光線反射光55が通るように、振揺ハウジ
ング31および筒状ハウジング38の壁に設けられてい
る。装置54とレーザー光線水準器51又はその光学装
置と回転ヘッドからなるユニットが、ここで、相互に正
確に方向付けされていれば、レーザー光線反射光55は
反射して光電セル56へと進むことになる。ところで、
鏡48は引き続きレーザー光線水準器のヘッド3領域で
回転しているので、レーザー光線反射光55は、脈動光
として光電セル56へと進む。光電セル56の感度は、
この脈動するレーザー光線反射光55を正確に記録して
デバイスコントローラー17に知らせるように調整され
る。従って、デバイスコントローラー17は、レーザー
光線水準器51と装置54が互いに正確に方向付けられ
たことを知る。その結果、レーザー光線水準器51又は
その光学装置と回転ヘッドから成るモジュールの方向付
けは、自動化される。
【0024】このために、デバイスコントローラー17
はサーチプログラムを呼び出せるように構成されること
が好ましい。上述の手段により、回転フレーム18は進
退運動(行ったり来たりする運動)をするので、レーザ
ー光線水準器を出ようとする第2のレーザー光線50
は、例えば5度の扇形57(図6)の範囲内でいわゆる
振動態様で、進退運動する。このレーザー光線50に与
えられる上下運動は、結局、レーザー光線50にいわゆ
るサーチループを行わせることになる。レーザー光線5
0がこのサーチプログラム中に装置54に衝突すると、
反射鏡によって反射して、上述のように、直ちにデバイ
スコントローラーに記録される。デバイスコントローラ
ー17はサーチプログラム、即ち、回転フレーム18の
進退運動を止め、この時点で、角度53の測定の0−ポ
イントを設定する。このような事前の対策は、レーザー
光線水準器の誤った方向付けの防止のみならず、一人の
オペレータによる容易な装置の操作を可能にする。特
に、レーザー光線水準器とコントローラーが離れている
場合、上記の効果がある。従って、一人のオペレータは
目視でレーザー光線水準器の大体の方向付けができ、そ
の後、レーザー光線水準器51から離れて、装置54を
使用して、細かい点に進むことができ、遠隔操作によっ
てサーチプログラムを呼び出すことができる。レーザー
光線水準器51は、すぐに、装置54の正確な位置を突
き止める。ここで、遠隔操作によって、縦勾配Xと横勾
配Yの希望する傾斜と傾斜の組合せが入力される。
【0025】図8、9は、装置54によって反射され、
光の円い点として明らかに回転部材43の領域に衝突す
るレーザー光線反射光55を受ける2つの態様を示して
いる。図3、4を参照した上述の工程とは異なり、ここ
では、レーザー光線反射光55は回転部材の直近域にお
いて記録され、並んで配置された多数の光電セル58を
用いるのが好ましい。
【0026】図8の第1の態様では、一列の電光セル5
8が、回転部材43のすぐ前において回転しない態様で
支持体44に固定されている。この一列の電光セル58
は、鏡48のすぐ下に水平に配置され、希望する方向に
なったとき、レーザー光線反射光55は電光セル58に
衝突する。一列の電光セル58はデバイスコントローラ
ー17に接続しているので、レーザー光線反射光55の
衝突だけでなく、正確な衝突点が探知できる。電光セル
58からのフィードバックが中心の左から来るかあるい
は右から来るかによって、レーザー光線反射光が左に衝
突するかあるいは右に衝突するかが記録される。
【0027】図9の態様は、図8に非常によく似ている
が、ここでは、少なくとも一つの電光セル58が鏡48
の右に、少なくとも他の一つの電光セル58が鏡48の
左にあるように、電光セル58の列を二つに分けて鏡4
8の高さに設定している。電光セル58は同様に支持体
44に動かないように固定されている。操作の態様は、
図8の実施例と同じである。
【0028】電光セル58を図8あるいは図9のように
構成すると、図3の構成には部分的に不必要なものがで
きる。特に、多少の光の損失を伴うレーザー光分離器4
0はなくてもよく、この光分離器に関連する電光セル5
6も不要となることは明白である。
【0029】最後に、図10は、レーザー光線水準器の
ディスプレイ59と制御用キーボード60の一例がどの
ようであり得るかを示している。
【0030】上述の特別の構成を備えるこの発明のレー
ザー光線水準器は、最高の精密さをもって機能するばか
りでなく、操作が非常に容易になる。レーザー光線水準
器51、関連装置54及び一以上のレシーバー52は、
一人のオペレータにより操作される。さらに、一方が水
平レーザー面、他方が垂直レーザー面を表示する二つの
レーザー光線2、50の照射によって、床と壁が同時に
測定でき、建設中、特に上部構造の建設中に方向付けら
れる。最後に、垂直位置を表示する第2のレーザー光線
50が、正確に測定できる水平角53に照射され得ると
いう事実は、従来のレーザー光線水準器では達成できな
かった正確な水平角53の測定を可能にする。この発明
のレーザー光線水準器は、従って、従来技術に勝る多く
の明確な利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 水準器の縦断面図。
【図2】 図1のA−A線による、即ち、90度回転し
た、縦断面図。
【図3】 水準器の光学部分の略図。
【図4】 水準器の回転ヘッドの図。
【図5】 水準器の回転ヘッドの部分平面図。
【図6】 水準器の操作態様を示す図。
【図7】 水準器の操作態様を示す図。
【図8】 回転ヘッドの第一の態様を示す図。
【図9】 回転ヘッドの第二の態様を示す図。
【図10】水準器のディスプレイと制御用キーボードを
示す図。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー光線を生じせしめる手段とその
    レーザー光線を放射する回転ヘッドを有し、回転ヘッド
    によって回転するレーザー光線が水平のあるいは傾斜し
    た測定に使用されるレーザー面を形成するレーザー光線
    水準器において、 ほぼ垂直な軸A−Aの回りを回転あるいは振揺する回転
    フレーム18と、この回転フレーム18に接続し、ほぼ
    水平な軸D−Dの回りを振揺する少なくとも一つの傾斜
    装置31を具備し、前記回転フレーム18及び傾斜装置
    31によって、もう一つの本来的に回転する装置32、
    33、34により回転するヘッド3が、前記垂直な軸A
    −Aおよび水平な軸D−Dの両方を中心に振揺しあるい
    は方向付けし、前記回転フレーム18と傾斜装置31は
    駆動手段19、20、21;29、30と、回転あるい
    は振揺位置を決めるための手段22、23、24;2
    6、27、28を有し、前記駆動手段19、20、2
    1;29、30と手段22、23、24;26、27、
    28が、回転あるいは振揺位置を決めてそれぞれの位置
    を監視・制御するための少なくとも一つのコントローラ
    ー17に接続していることを特徴とするレーザー光線水
    準器。
  2. 【請求項2】 前記回転フレーム18が、自動水準手段
    7、8、9を具備しているキャリア部材、例えば、測定
    板5の上に設けられており、前記回転フレーム18の上
    に傾斜装置31が設けられていることを特徴とする請求
    項1記載のレーザー光線水準器。
  3. 【請求項3】 前記回転フレーム18と傾斜装置31
    が、それぞれ、環状あるいは一部環状の当たり面、例え
    ば、ギヤリング20、29を有し、各当たり面が各電気
    モーター19、30の駆動軸に接続している大歯車21
    等の手段によって動くことを特徴とする請求項1記載の
    レーザー光線水準器。
  4. 【請求項4】 前記回転フレーム18と傾斜装置31の
    回転あるいは振揺位置を測定する手段が、それぞれ、マ
    ーク読み取り器24、28で読み取られる多数の連続的
    なマーク23、26を付けた測定装置を備えていて、当
    該マーク読み取り器24、28用のマーク23、26の
    列の位置が、コントローラー17によって測定できるこ
    とを特徴とする請求項1記載のレーザー光線水準器。
  5. 【請求項5】 前記多数の連続的なマーク23、26
    が、例えば、環状あるいは部分的に環状の測定ディスク
    22、27上に、環状あるいは部分的に環状に配置され
    ていて、測定ディスク22、27がそれぞれ回転あるい
    は振揺軸(A−A、D−D)の回りを回転するように回
    転フレーム18あるいは傾斜装置31に接続しており、
    例えば、回転フレーム18の回転位置を監視するために
    使用される第一のマーク読み取り器24がキャリア部材
    又は測定板5の上に、傾斜装置31の振揺位置を監視す
    るために使用される第二のマーク読み取り器が回転フレ
    ーム18の上に配置されて、マーク読み取り器24、2
    8がディスク22、27とは一緒に回転しないように固
    定されていることを特徴とする請求項4記載のレーザー
    光線水準器。
  6. 【請求項6】 前記傾斜装置31が振揺ハウジング31
    を有し、この振揺ハウジング31の中あるいは上にレー
    ザー光源39が配置され、この光源の上であって、振揺
    ハウジング上には電気モーター32によって駆動される
    回転ヘッド3が取りつけられていて、振揺ハウジング3
    は、取付具25、例えばU字形状の取付具によって、回
    転フレーム18の上に、水平軸D−Dの回りを振揺する
    ように取り付けられていることを特徴とする請求項1記
    載のレーザー光線水準器。
  7. 【請求項7】 垂直軸A−Aあるいは傾斜している軸の
    回りを回転するベッド3に加えて、反射部材48を備え
    たほぼ水平の軸E−Eの回りを回転する回転部材43が
    取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のレ
    ーザー光線水準器。
  8. 【請求項8】 前記回転ヘッド3には、五角形の光分離
    プリズム42である五角形のプリズムが設けられてい
    て、このプリズムによって、ヘッド3の下のレーザー光
    源39から上方に進むレーザー光線2の一部がほぼ直角
    に横方向に偏向してレーザー面を形成し、一方、残りの
    レーザー光線2は五角形の光分離プリズム42から上方
    に向かって、水平軸E−E上に回転可能に取り付けられ
    た回転部材43の反射部材、例えば鏡48に向かって直
    進することを特徴とする請求項7記載のレーザー光線水
    準器。
  9. 【請求項9】 回転ヘッド3に接続していないので回転
    ヘッドと共には回転運動をしない態様で、例えば光学装
    置と回転ヘッドからなるユニットを収容する振揺ハウジ
    ング31の上端に設けられている少なくとも一つの支持
    部材44に回転部材が取り付けられていて、回転部材4
    3を回転させる手段46、47が設けられていることを
    特徴とする請求項8記載のレーザー光線水準器。
  10. 【請求項10】 軸A−Aの回りのヘッド3の回転運動
    をほぼ直角な第二の回転軸E−Eの回りを回転する回転
    部材43に伝えるように互いに共働する当たり面46、
    47が、それぞれ、回転ヘッド3と回転部材43に設け
    られており、回転部材43には追加の電気モーターが不
    要であることを特徴とする請求項9記載のレーザー光線
    水準器。
  11. 【請求項11】 回転部材43の反射部材、例えば、鏡
    48が、その反射面が回転部材43の回転軸E−Eを中
    心に回転して、一回転に一度レーザー光線を探知、反射
    するように設けられていて、鏡48の回転運動によって
    横に偏向され、鏡48の前の扇形の垂直進路を通るレー
    ザー光線50が、レーザー光線を探知し得る回転域を離
    れることによって、このレーザー光線作る光の通過点を
    通って目標面上に垂直線が描かれることを特徴とする請
    求項7記載のレーザー光線水準器。
  12. 【請求項12】 コントローラー17と接続する少なく
    とも一つの感光装置56;58が設けられており、レー
    ザー光線水準器51の方を向いている少なくとも一つの
    反射部材を有する関連装置54から照射して戻されるレ
    ーザー光線反射光55が、この装置56;58によって
    レーザー光線水準器51に受け取られることを特徴とす
    る請求項7記載のレーザー光線水準器。
  13. 【請求項13】 レーザー光源39から届くレーザー光
    線2の少なくとも一部を反射部材48の方向に進め、反
    射部材48から届くレーザー光線反射光55の少なくと
    も一部を感光装置56に向けて偏向する光分離器40
    が、レーザー光源39と回転部材43の反射部材48の
    間において軸A−Aに設けられていて、レーザー光線レ
    シーバー52の反射部材54によって、放射して戻され
    たレーザー光線反射光55は、感光装置56によって探
    知されて、デバイスコントローラー17に知らせるため
    に使われることを特徴とする請求項7又は12記載のレ
    ーザー光線水準器。
  14. 【請求項14】 光分離器40がサイコロ形状であっ
    て、ほぼ対角位置に光分離面を有することを特徴とする
    請求項13記載のレーザー光線水準器。
  15. 【請求項15】 感光装置58が回転部材43の領域に
    設けられていることを特徴とする請求項7又は12記載
    のレーザー光線水準器。
  16. 【請求項16】 感光装置58は、回転部材43の下あ
    るいは上において関連装置54の方を向くように、例え
    ば、支持部材44に固定されて取り付けられて、関連装
    置に偏向された後は、反射部材又は鏡48の効果が害さ
    れないように、感光装置58は回転しないよう、即ち、
    回転部材43あるいはヘッド3と共には回転できないよ
    うに設けられていることを特徴とする請求項15記載の
    レーザー光線水準器。
  17. 【請求項17】 感光装置58が2部分に分けられて回
    転部材43の関連装置54に向いた側面領域にあるよう
    に配置され、感光装置58の2部分は反射部材又は鏡4
    8とほぼ同じ高さに位置し、各部分が反射部材又は鏡4
    8の2つの部分の何れかに位置し、この感光装置58は
    回転しないように、例えば支持材44に取り付けられ、
    回転部材43あるいはヘッド3の何れとも共には回転し
    ないことを特徴とする請求項15記載のレーザー光線水
    準器。
  18. 【請求項18】 感光装置56;58が少なくとも一つ
    の光電セルからなることを特徴とする請求項12乃至1
    7記載のレーザー光線水準器。
  19. 【請求項19】 レーザー面をX軸とY軸の双方、即
    ち、縦勾配Xの方向とこれに垂直な横勾配Yの方向の双
    方に傾斜させるために、回転フレーム18が自動的にX
    軸とY軸の間の90度内にある補助軸Hに向けて方向付
    けられ、傾斜装置31の振揺軸D−Dはこの補助軸Hに
    直交していて、傾斜装置31が補助軸H方向に傾斜し、
    傾斜装置31の補助軸H方向の傾斜角がデバイスコント
    ローラー17によって測定され、傾斜装置、従ってレー
    ザー面を、補助軸H方向に特定の傾斜補助角だけ傾斜さ
    せることによって、この傾斜の動きためにX軸とY軸の
    方向に必然的に傾斜するレーザー面が、測定のために希
    望した二つの軸X、Yにおける傾斜を取り、その傾斜が
    オペレータによってデバイスコントローラー17に接続
    する入力手段、例えば、キーボートに入力されるよう
    に、デバイスコントローラー17が構成、プログラムさ
    れていることを特徴とする請求項1記載のレーザー光線
    水準器。
  20. 【請求項20】 キャリア部材又は測定板5が自動水準
    化のためにジンバル式に取り付けられており、第一軸B
    −B、例えば、ジンバル8の回りを振揺する部材、第一
    軸に直交する第二軸C−Cの回りを振揺するキャリア部
    材であるかあるいはキャリア部材又は測定板5に固定さ
    れている第二部材が設けられており、これらの2部材
    5、8はそれぞれ、少なくとも一つの電気水準器16、
    15及び少なくとも一つの電気モーター10、12に接
    続しており、これによって、部材8、5の軸B−B、C
    −Cの回りの振揺位置がコントロールでき、二つの部材
    8、5がモーターによってそれぞれ水平になることを特
    徴とする請求項2記載のレーザー光線水準器。
  21. 【請求項21】 X軸およびY軸の双方、例えば、縦勾
    配Xとこれに直交する横勾配Yの方向にレーザー面を傾
    斜させるために、コントローラーにより回転フレーム1
    8をX軸とY軸の間に形成される90度内にある補助軸
    Hに向くように方向付けて、傾斜装置31の振揺軸D−
    Dをこの補助軸Hと直交させ、傾斜装置31を補助軸H
    方向に傾斜させ;傾斜装置31、従って、レーザー面
    を、補助軸H方向の特定の補助角だけ傾斜させることに
    よって、補助軸H方向の傾斜装置31の傾斜角をデバイ
    スコントローラー17で測定することにより、この傾斜
    によっX軸とY軸の方向に必然的に傾斜するレーザー面
    が二つの軸X、Yにおける測定のために必要な傾斜を取
    とり、ここで、回転フレームの回転角と傾斜装置の傾斜
    の多数の組合せがデバイスコントローラー17にプログ
    ラムされ、デバイスコントローラー17は、回転フレー
    ム18が取る補助軸H、傾斜装置31が取る傾斜の補助
    角53を、オペレータが入力装置に入力したX軸、Y軸
    の二つの傾斜角を基に計算し、それに従って、駆動手段
    19、20、21;29、30と、回転あるいは振揺位
    置を測定する手段22、23、24;26、27、28
    をコントロールすることを特徴とする請求項1記載のレ
    ーザー光線水準器の操作方法。
  22. 【請求項22】 必要に応じて、扇形をなす所定の角度
    内で、デバイスコントローラー17が回転フレーム18
    を前後に動かすことを特徴とする請求項7乃至12記載
    のレーザー光線水準器を操作するための請求項21に記
    載した方法。
  23. 【請求項23】 レーザー光線レシーバー52に設けら
    れた反射部材54によって放射して戻されたレーザー光
    線反射光55が感光装置56に探知され、デバイスコン
    トローラー17に知らされるとすぐに、デバイスコント
    ローラー17は、回転フレーム18の前記前後の運動を
    停止し、この停止位置が補助軸Hが方向付けられる角度
    53の測定用のための0−ポイントとなることを特徴と
    する請求項22記載の方法。
  24. 【請求項24】 レーザー光線水準器51から届くレー
    ザー光線を、レーザー光線水準器51に対して放射して
    戻す少なくとも一つの反射部材が具備されていることを
    特徴とする請求項1記載のレーザー光線水準器用の関連
    装置。
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