JP4290520B2 - レーザ照射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、建築作業、室内での内装作業に於ける基準線、基準面を形成するレーザ照射装置、特にロッドレンズを使用し扇状にレーザ光線を照射するレーザ照射装置に係るものである。
レーザ光線により基準面を形成するものとして、例えば特許文献1に示されるレーザ投光装置がある。図12に於いて、該レーザ投光装置について説明する。
該レーザ投光装置は、投光装置本体1と整準ユニット2を有し、前記投光装置本体1内部には鉛直方向に可視レーザ光線を射出するレーザダイオード3、レーザ光線の光軸を中心に回転可能な回転筒体4が設けられ、該回転筒体4はモータ5により回転される様になっている。前記回転筒体4にはペンタミラー6が設けられ、前記レーザ光線を水平方向に偏向する様になっている。
而して、前記整準ユニット2により前記投光装置本体1を水平状態に整準し、前記レーザダイオード3からレーザ光線を射出した状態で、前記回転筒体4を回転させることで、レーザ光線による水平基準面が形成される。
上記したレーザ投光装置では、レーザ光線を回転しているので、照射されたレーザ光線は輝度が低く視認性が悪いという問題があり、又墨出し作業では鉛直線も必要となるが、上記したレーザ投光装置では水平基準面、水平基準線を形成するのみで、鉛直基準面、鉛直基準線を形成することができないという問題があった。
又、レーザ光線により基準面、基準線を形成するものとして特許文献2に示される墨出し用レーザ装置がある。図13により該墨出し用レーザ装置について説明する。
水平フレーム7より支持体8が重錘状に垂下され、該支持体8にレーザ投光器9が設けられ、該レーザ投光器9はレーザダイオード(図示せず)、前記水平フレーム7の中心線と直交するロッドレンズ11を有している。前記レーザダイオードから発せられたレーザ光線は前記ロッドレンズ11を通過することで、鉛直方向に拡散されて照射され、壁面、床に基準線を形成する。
上記した墨出し用レーザ装置では鉛直基準面、鉛直基準線は形成できるが、水平基準面、水平基準線は形成することはできない。当然2つの直交した鉛直基準面を形成することもできない。又上記した墨出し用レーザ装置では、2つの側壁、天井面、床面の4面に一挙に連続した投射ラインを形成するので、輝度が低下し、やはり視認性が悪くなるという問題がある。
特開平7−218261号公報
特開平8−271252号公報
本発明は斯かる実情に鑑み、水平基準面、水平基準線及び鉛直基準面、鉛直基準線、直交する2つの鉛直基準面、鉛直基準線を同時に形成可能であると共に形成される基準面、基準線の視認性を向上させるものである。
本発明は、整準部と、該整準部に設けられた本体部とを具備し、該本体部は照射光学系を収納する回転部と、該回転部の回転中心上に第1レーザ光線を射出する第1発光部と、該第1発光部の光軸と平行な広がりを有する扇状の第2レーザ光線を照射する第2発光部とを有し、前記照射光学系は第1発光部からの前記第1レーザ光線を直角方向に偏向して照射し、第1基準面を形成し、前記第2発光部から照射される第2レーザ光線は前記第1基準面と直交する第2基準面を形成するレーザ照射装置に係るものである。
又本発明は、直交した設置面を有するベースに整準部が設けられ、該整準部は前記ベースの一方の設置面に設けられているレーザ照射装置に係り、又前記本体部が球面軸受けにより任意の方向に傾動可能に支持され、前記本体部は水平2方向の傾きを検出する傾斜検出部を具備し、前記整準部は前記本体部を2方向に独立して傾斜可能な2組の整準部を具備し、該整準部が前記傾斜検出部の検出結果に基づき駆動されるレーザ照射装置に係り、又前記本体部は球面軸受けにより任意の方向に傾動可能に支持され、前記本体部は直交する3方向の傾きを検出する傾斜検出部を具備し、前記整準部は前記本体部を2方向に独立して傾斜可能な2組の整準部と前記球面軸受けを中心に前記本体部を回転するローリング補正部とを具備し、前記整準部、前記ローリング補正部は前記傾斜検出部の検出結果に基づき駆動されるレーザ照射装置に係り、又前記第1発光部は回転部の回転中心上に同心に設けられたロッドレンズを有し前記照射光学系は前記ロッドレンズを透過した前記第1レーザ光線を平行に反射するコーナキューブプリズムと、該コーナキューブプリズムからの反射光を直角に偏向して前記ロッドレンズに直角方向から入射させるペンタプリズムとを具備し、照射される前記第1レーザ光線は水平に広がる扇状光線であるレーザ照射装置に係り、又前記照射光学系は、回転部の回転中心上に同心に設けられたペンタプリズムを有し、前記回転部が回転されることで、前記ペンタプリズムにより偏向されたレーザ光線が走査され基準面が形成されるレーザ照射装置に係り、又前記本体部は、前記第2発光部に対して傾斜する光軸を有する第3発光部を有し、該第3発光部は扇状の第3レーザ光線を照射し、該第3レーザ光線は前記第2レーザ光線と同方向の広がりを有すると共に該第2レーザ光線と同一平面内に照射されるレーザ照射装置に係り、又前記第1レーザ光線と第2レーザ光線とは色が異なるレーザ照射装置に係り、更に又前記回転部を回転させるモータと、信号光受光部とを有し、前記信号光受光部の受光信号に基づき前記モータが駆動されるレーザ照射装置に係るものである。
本発明によれば、整準部と、該整準部に設けられた本体部とを具備し、該本体部は照射光学系を収納する回転部と、該回転部の回転中心上に第1レーザ光線を射出する第1発光部と、該第1発光部の光軸と平行な広がりを有する扇状の第2レーザ光線を照射する第2発光部とを有し、前記照射光学系は第1発光部からの前記第1レーザ光線を直角方向に偏向して照射し、第1基準面を形成し、前記第2発光部から照射される第2レーザ光線は前記第1基準面と直交する第2基準面を形成するので、2姿勢での使用が可能であると共に水平基準面を必要とする作業、鉛直基準面を必要とする作業が並行して行え作業性が向上する。
又本発明は、前記本体部が球面軸受けに支持されることにより、前記本体部を水平方向に傾動可能とすると共に、本体部のローリングを可能とし、前記本体部は直交する3方向の傾きを検出する傾斜検出部を具備し、前記整準部は前記本体部を2方向に独立して傾斜可能な2組の整準部と前記球面軸受けを中心に前記本体部を回転するローリング補正部とを具備し、前記整準部、前記ローリング補正部は前記傾斜検出部の検出結果に基づき駆動される。それにより、正立、横置きの2姿勢での使用が可能であり、それぞれの姿勢で自動整準作業が可能となり、又本体部は整準部に機械的に固定されるので、レーザ照射装置の持運び等の状態にあっても、光学系が不安定な状態になることが無く、搬送時、取扱い時での損傷の虞れが無くなる。
又本発明は、前記第1発光部は回転部の回転中心上に同心に設けられたロッドレンズを有し前記照射光学系は前記ロッドレンズを透過した前記第1レーザ光線を平行に反射するコーナキューブプリズムと、該コーナキューブプリズムからの反射光を直角に偏向して前記ロッドレンズに直角方向から入射させるペンタプリズムとを具備し、照射される前記第1レーザ光線は水平に広がる扇状光線であるので、作業に必要な範囲に輝度の高い基準面、基準線を形成でき、作業位置の変更に伴いレーザ光線の照射方向の変更が可能である。
又本発明は、前記本体部は、前記第2発光部に対して傾斜する光軸を有する第3発光部を有し、該第3発光部は扇状の第3レーザ光線を照射し、該第3レーザ光線は前記第2レーザ光線と同方向の広がりを有すると共に該第2レーザ光線と同一平面内に照射されるので、前記第2発光部と第3発光部による輝度が高く視認性に優れた基準線、基準面を広範囲に渡って形成できる。
又本発明は、前記第1レーザ光線と第2レーザ光線とは色が異なるので、複数の基準面、基準線の識別が容易となり、作業性が向上する。
又本発明は、前記回転部を回転させるモータと、信号光受光部とを有し、前記信号光受光部の受光信号に基づき前記モータが駆動されるので、遠隔操作が可能で、作業性が向上する等の優れた効果を発揮する。
以下、図面を参照しつつ本発明を実施する為の最良の形態を説明する。
図1〜図3は、第1の実施の形態に係るレーザ照射装置を示している。
レーザ照射装置13は、主に整準部14、本体部15から構成されている。
先ず、前記整準部14について説明する。
略L字状のベース16は水平基板部16a及び該水平基板部16aと直交する垂直基板部16bを有し、前記水平基板部16aの略中心には上方に突出する外筒17、内筒18から成る二重円筒状の軸支持部19が設けられている。前記外筒17の上部外周にはギア21が刻設され、前記内筒18の上端は閉塞されている。前記垂直基板部16bには3個の脚部20が突設され、図1に示す正立状態から前記レーザ照射装置13を90°倒した場合、前記脚部20を介して支持される様になっている。
前記軸支持部19と同心に整準基板22が配設され、該整準基板22の中心には下方に突出する中空回転軸23が設けられ、該中空回転軸23は軸受24を介して前記外筒17に回転自在に嵌合している。前記整準基板22の直交する2の半径上にX軸整準部25、Y軸整準部26が設けられ、前記整準基板22の前記X軸整準部25、Y軸整準部26と干渉しない部分にローリング補正部27が設けられている。
前記本体部15はケーシング28を具備し、該ケーシング28の底板部28aの下面には球面軸部29が突設され、該球面軸部29は前記整準基板22の上端に嵌合し、該整準基板22の上端と前記球面軸部29とで球面軸受部が構成され、前記底板部28aは任意の方向に自在に傾動可能となっている。前記内筒18の上端を貫通する螺子31が前記球面軸部29に螺着され、前記螺子31の頭と前記内筒18の上端間には圧縮スプリング32が挾設され、前記球面軸部29を前記整準基板22の上端に密着させている。
前記X軸整準部25、前記Y軸整準部26はそれぞれ垂直方向に延びるX軸ロッド33、Y軸ロッド34を具備し、該X軸ロッド33、Y軸ロッド34が前記底板部28aの底面に当接し、該底板部28aは前記整準基板22の上端、前記X軸ロッド33、Y軸ロッド34の3点で支持されている。前記X軸整準部25と前記Y軸整準部26との中間位置と前記水平基板部16a間にスプリング40が張設され、前記底板部28aが前記X軸ロッド33、Y軸ロッド34に押圧されている。
前記X軸整準部25と前記Y軸整準部26とは同一構造であるので、以下Y軸整準部26について説明する。
前記整準基板22に垂直に筒状のホルダ部35が設けられ、該ホルダ部35内に軸受36を介してウォームホイール37が回転自在に収納されている。前記整準基板22の下面にはウォームギア38が回転自在に設けられ、該ウォームギア38は前記ウォームホイール37に噛合し、該ウォームホイール37の中心部には前記Y軸ロッド34が螺合している。尚、該Y軸ロッド34は図示していないが、上下方向には移動自在であるが回転は拘束されており、前記ウォームホイール37の回転により前記Y軸ロッド34は上下に変位する様になっている。
前記整準基板22にはX軸整準モータ39、Y軸整準モータ41が設けられ、該Y軸整準モータ41の出力軸と前記ウォームギア38とはギア結合で連結されている。同様に、X軸整準モータ39の出力軸はX軸整準部25のウォームギア38にギア結合で連結されている。
前記ローリング補正部27について説明する。
前記整準基板22の底面にウォームギア42が回転自在に設けられると共にローリング補正モータ43が設けられ、該ローリング補正モータ43の出力軸と前記ウォームギア42とはギア結合により連結され、該ウォームギア42は前記外筒17のギア21に噛合する。而して、前記ローリング補正モータ43を駆動することで、該ローリング補正モータ43が前記外筒17の周りを回転し、更に前記整準基板22が回転し、該整準基板22と一体に前記ケーシング28が回転する様になっている。
前記X軸整準モータ39、前記Y軸整準モータ41、前記ローリング補正モータ43は、それぞれ後述するX軸傾斜検出器48、Y軸傾斜検出器49、Z軸傾斜検出器50の傾斜検出結果に基づき制御部45によって駆動が制御される。
前記整準基板22と前記水平基板部16a間には前記整準基板22の回転量を制限する回転量制限センサ44が設けられており、該回転量制限センサ44が前記整準基板22の回転量を検出し、基準位置からの回転量が許容値を超えた場合に前記ローリング補正部27の回転が停止される様になっている。
前記本体部15について説明する。
前記底板部28aの上面には前記球面軸部29と同心に鏡筒部46が突設され、該鏡筒部46の下部には傾斜検出部47が設けられている。
該傾斜検出装置47はX軸傾斜検出器48、Y軸傾斜検出器49、Z軸傾斜検出器50から構成され、前記X軸傾斜検出器48とY軸傾斜検出器49とは直交する方向に設けられ、前記Z軸傾斜検出器50は前記X軸傾斜検出器48、Y軸傾斜検出器49と直交する方向に設けられている。
前記鏡筒部46の軸心に直交する平面を有する平面形状がL字状である第1気泡管保持板120及び該気泡管保持板120と平行な第1発光素子保持板121を前記鏡筒部46に取付ける。又、前記第1気泡管保持板120と直交する面を有する第2気泡管保持板122を前記鏡筒部46に取付ける。
前記第1気泡管保持板120にはX軸スリット孔123を図1中紙面に対して垂直な方向に穿設し、Y軸スリット孔124を図1中紙面に対して平行に穿設し、更に前記第2気泡管保持板122にはZ軸スリット孔125を前記Y軸スリット孔124に対して直交し、図1中紙面に対して平行に穿設する。
前記X軸スリット孔123に対向させX軸気泡管52xを設ける。該X軸気泡管52xの軸心は前記鏡筒部46の軸心と直交する平面に含まれる。該X軸気泡管52xの両端部に対向する様にフォトダイオード等の受光素子54a、受光素子54bが配設される。前記発光素子保持板121には前記X軸スリット孔123に対向して発光ダイオード(LED)等発光素子53xが設けられ、該発光素子53xの光軸は前記鏡筒部46の軸心と平行であり、前記X軸気泡管52xの軸心と中央で直交する。
前記X軸気泡管52x、発光素子53x、受光素子54a、受光素子54bは前記X軸傾斜検出器48を構成する。
前記Y軸スリット孔124に対向させY軸気泡管52yを設ける。該Y軸気泡管52yの軸心は前記鏡筒部46の軸心と直交する平面に含まれ、且つ前記X軸気泡管52xの軸心と直角の方向に延びている。該Y軸気泡管52yの両端部に対向する様にフォトダイオード等の受光素子54a、受光素子54bが配設される。前記発光素子保持板121には前記Y軸スリット孔124に対向して発光ダイオード(LED)等発光素子53yが設けられ、該発光素子53yの光軸は前記鏡筒部46の軸心と平行であり、前記Y軸気泡管52yの軸心と中央で直交する。
前記Y軸気泡管52y、発光素子53y、受光素子54a、受光素子54bは前記Y軸傾斜検出器49を構成する。
前記Z軸スリット孔125に対向させZ軸気泡管52zを前記第1気泡管保持板120と前記発光素子保持板121間に設ける。該Z軸気泡管52zの軸心は前記鏡筒部46の軸心と平行である。前記Z軸気泡管52zの両端部に対向する様にフォトダイオード等の受光素子54a、受光素子54bが配設される。前記発光素子保持板121には前記Z軸スリット孔125に対向して発光ダイオード(LED)等発光素子53zが設けられ、該発光素子53zの光軸は前記Z軸気泡管52zの軸心と中央で直交する。
前記Z軸気泡管52z、発光素子53z、受光素子54a、受光素子54bは前記Z軸傾斜検出器50を構成する。
上記した様に、前記X軸傾斜検出器48、Y軸傾斜検出器49、Z軸傾斜検出器50とは同一構造であり、それぞれ前記気泡管52、該気泡管52を挾み対向して配置された発光ダイオード(LED)等の発光素子53、フォトダイオード等の受光素子54a,54bを具備しており、該受光素子54aと受光素子54bは前記気泡管52を透過した光を受光する様になっており、前記受光素子54a、受光素子54bの受光光量は、前記気泡管52中の気泡の位置(即ち気泡管52の傾斜)により受光量が変化し、受光素子54a,54bの受光量に対応した受光信号を出力し、該受光信号は前記制御部45に入力され、該制御部45は受光信号の偏差から傾斜方向、傾斜量を演算し、前記レーザ照射装置13の傾斜が検出される様になっている。
前記レーザ照射装置13が標準状態(図1で示す正立状態)に設置された場合は、前記X軸傾斜検出器48と前記Y軸傾斜検出器49とが水平面に対する傾斜を検出し、前記レーザ照射装置13が90°倒された状態(横置き状態)では前記X軸傾斜検出器48と前記Z軸傾斜検出器50が水平面に対する傾斜を検出する様になっている。
前記鏡筒部46内には可視光例えば緑色のレーザ光線を射出する第1レーザダイオード55、該第1レーザダイオード55と同一の光軸を有する第1コリメートレンズ56が設けられ、該第1レーザダイオード55、前記第1コリメートレンズ56の光軸は前記鏡筒部46の中心線に合致している。
前記鏡筒部46の中空上端部には、円柱レンズホルダ57が設けられ、該円柱レンズホルダ57の中心部には前記光軸と合致する光路58が形成され、該光路58の上端に第1ロッドレンズ59が設けられ、該第1ロッドレンズ59の中心線は前記光軸と合致している。
前記ケーシング28の上部はヘッドケース62によって形成されており、該ヘッドケース62の中心部には円筒部62aが形成されている。該円筒部62aは軸受61を介して前記鏡筒部46の上端部に外嵌し、前記ヘッドケース62は前記鏡筒部46に対して回転自在となっている。前記円筒部62aには回転ギア68が固着され、該回転ギア68に噛合する駆動ギア69はヘッド回転モータ71により回転される様になっている。
前記ヘッドケース62には凹部63が形成され、該凹部63の底部にコーナキューブプリズム64が設けられ、前記ヘッドケース62の内部には前記底部を介して前記コーナキューブプリズム64に隣接するペンタプリズム65が収納されている。又、前記ヘッドケース62にはレーザ光線が通過する光路66が形成されている。
前記第1レーザダイオード55から射出された第1レーザ光線60は、前記第1コリメートレンズ56を透過して平行光束となり、前記第1ロッドレンズ59を中心線に沿って透過し、前記コーナキューブプリズム64で平行に反射され、前記ペンタプリズム65で直角に反射され、前記第1ロッドレンズ59を中心線とは直角に透過する。該第1ロッドレンズ59を透過することで水平方向にのみ拡散し、前記ヘッドケース62から扇状レーザ光線が照射される様になっている。
前記第1レーザダイオード55、第1コリメートレンズ56、前記第1ロッドレンズ59は第1発光部を構成し、前記コーナキューブプリズム64、前記ペンタプリズム65は第1照射光学系を構成し、前記ヘッドケース62、コーナキューブプリズム64、ペンタプリズム65は回転ヘッド67を構成する。
前記ケーシング28の下部で前記垂直基板部16bの反対側には、ラインレーザ発光部72が形成され、該ラインレーザ発光部72には第2発光部74が収納されている。
該第2発光部74は、第2レーザダイオード75、第2コリメートレンズ76、第2ロッドレンズ77を具備し、前記第2レーザダイオード75は可視光例えば赤色のレーザ光線を発し、該レーザ光線は斜め下方に延びる光軸を有し、前記第2ロッドレンズ77は該光軸と直交し、水平方向に延びる光軸を有している。
前記第2レーザダイオード75から射出された第2レーザ光線70は、前記第2コリメートレンズ76により平行光束とされ、前記第2ロッドレンズ77を透過することで、鉛直方向にのみ拡散する扇状レーザ光線として照射される。
前記ケーシング28の前記ラインレーザ発光部72の上部に信号光受光窓78が設けられ、該信号光受光窓78に対向して信号光受光器79が設けられている。該信号光受光器79の受光信号は前記制御部45に送出され、該制御部45は前記信号光受光器79からの受光信号から通信信号を検出し、前記ヘッド回転モータ71を駆動制御して、前記第1レーザ光線60の照射方向を変更する。
前記ケーシング28の前記垂直基板部16bと対向する部分に、アライメント用バー81が回転軸82を介して水平軸心を中心として回転可能に設けられ、図1に示されるアライメント位置と該アライメント位置から180°回転された格納位置とでそれぞれ位置保持される機構を具備している。前記アライメント用バー81の先端部にはレーザ光線ファインダ83が穿設され、前記アライメント用バー81がアライメント位置にある状態で、前記レーザ光線ファインダ83は前記第1レーザ光線60が形成する水平面内に位置し、前記第1ロッドレンズ59の中心線と直交する中心線を有している。
前記底板部28aと前記水平基板部16a間には防塵用の蛇腹84が設けられ、該蛇腹84及び前記水平基板部16aには前記第2レーザ光線70と干渉しない様に、凹部85が形成されている。
図5はリモートコントローラ87を示しており、該リモートコントローラ87は変調等の手段により通信信号を重畳した信号光89を射出可能となっている。前記リモートコントローラ87は操作釦88を有し、該操作釦88の操作でレーザ照射装置13の駆動停止、前記回転ヘッド67の回転、前記本体部15の傾動等所要の操作を行うことができる様になっている。
以下、作動について説明する。
図1に示す様に正立状態にレーザ照射装置13を設置し、駆動を開始すると、前記整準部14による整準作動が開始される。尚、正立設置状態では前記レーザ光線ファインダ83は格納し、前記第1レーザ光線60と干渉しない様にする。
正立状態では前記X軸傾斜検出器48、前記Y軸傾斜検出器49からの傾斜検出結果が前記制御部45に入力され、前記X軸傾斜検出器48、Y軸傾斜検出器49が水平を検出する様に、前記X軸整準部25、前記Y軸整準部26が作動される。
例えば、前記Y軸傾斜検出器49の受光素子54a,54bからの信号で、Y軸に関する傾斜方向、傾斜量が検出され、前記Y軸整準部26が作動される。前記制御部45により前記Y軸整準モータ41が駆動され、該Y軸整準モータ41の駆動により、前記ウォームギア38を介してウォームホイール37が回転し、該ウォームホイール37の回転により前記Y軸ロッド34が上下変位する。該Y軸ロッド34の上下変位により前記底板部28aは、前記球面軸部29とX軸ロッド33を結ぶ仮想線を中心に傾動する。
同様に、前記X軸傾斜検出器48の検出結果で、前記X軸整準部25が作動され、前記底板部28aは、前記球面軸部29とY軸ロッド34を結ぶ仮想線を中心に傾動する。
而して、前記X軸整準部25、Y軸整準部26の作動により、前記底板部28aは水平に整準される。
前記底板部28aが水平に整準されることで、前記第1レーザダイオード55の光軸は鉛直に調整され、更に前記コーナキューブプリズム64は入射光に対して平行に反射し、前記ペンタプリズム65は入射光に対して直角に反射するので、前記回転ヘッド67から照射される扇状の第1レーザ光線60は水平に且つ水平方向の広がりを持って照射され、水平基準面が形成され、壁面等に投射されたレーザ光線は水平基準線を形成する。
前記第2発光部74から照射される第2レーザ光線70は鉛直方向に広がりを持っており、鉛直基準面を形成し、壁面等に投射されたレーザ光線は鉛直基準線を形成する。
前記第1レーザ光線60、前記第2レーザ光線70の照射状態は、図6(A)に示される。照射される前記第1レーザ光線60、第2レーザ光線70は扇状レーザ光線であり、部分的な照射となるので、輝度を高く保て、視認性が高い。又、水平基準線は緑色であり、又鉛直基準線は赤色であり、判別が容易で、作業性が向上する。
前記第1レーザ光線60の照射方向を変更する場合は前記リモートコントローラ87より変更の指令を発する。前記信号光89は前記信号光受光窓78を通して前記信号光受光器79により受光され、前記制御部45により通信信号が演算抽出され、前記ヘッド回転モータ71が駆動される。該ヘッド回転モータ71の駆動により前記駆動ギア69、前記回転ギア68を介して前記ヘッドケース62が回転され、前記第1レーザ光線60の照射方向が変更される。
前記ヘッドケース62が回転により揺動、振動を伴ったとしても、前記コーナキューブプリズム64、ペンタプリズム65により、第1レーザ光線60が前記第1レーザダイオード55の光軸と直交する状態は保証されるので、前記第1レーザ光線60のふらつき、揺らぎ等は発生しない。
図7は、前記レーザ照射装置13を90°倒して設置した(横置き)状態を示している。
横置き状態では、図6(B)に示される様に、直交する鉛直な2平面を形成することができる。
前記レーザ照射装置13を横置きに設置する場合は、前記アライメント用バー81を引出しておく、この状態で前記第1レーザ光線60を下向きに照射すると、前記レーザ光線ファインダ83を透過したレーザ光線は点として床面に投射される。投射された点は、前記レーザ照射装置13を設置する場合の基準点として利用でき、前記レーザ照射装置13の設置を迅速に且つ精度よく行うことができる。
前記レーザ照射装置13を駆動すると、前記整準部14による整準作動が開始される。横置き状態では、前記Z軸傾斜検出器50及び前記X軸傾斜検出器48からの検出信号に基づき整準が行われる。
前記Z軸傾斜検出器50からの検出信号が水平を示す様に、前記Y軸整準部26が動作され、前記X軸傾斜検出器48が水平を示す様に前記ローリング補正部27が動作される。
前記ローリング補正モータ43が駆動すると、前記ウォームギア42が回転する。前記ギア21が固定している前記外筒17に形成されているので、前記ローリング補正モータ43が底板部28aと一体に回転する。前記X軸傾斜検出器48が水平を検出することで、前記第2レーザ光線70が形成する基準面が鉛直となり、前記Z軸傾斜検出器50が水平を検出することで、前記第1レーザ光線60が形成する基準面が鉛直となる。
尚、前記第1レーザ光線60の照射方向の変更は、正立設置の時と同様前記リモートコントローラ87によって行える。
次に、前記X軸傾斜検出器48の使用の態様について説明する。
図8(A)は、前記レーザ照射装置13が正立設置の状態を示しており、気泡管52の気泡91は、前記受光素子54a,54bと対面した位置にあり、前記気泡91によって形成される液面が前記発光素子53の光軸と略垂直な状態となっている。該発光素子53からの光は、前記気泡91の位置により遮られ、或は液面により反射され、屈折され前記受光素子54a,54bに到達する光量が変化する。従って、前記受光素子54aと前記受光素子54bの受光量の差を求めることで、前記気泡91の位置即ち傾斜方向、傾斜量を検出することが可能となる。
図8(B)は、前記レーザ照射装置13が横置き設置の状態を示している。この場合、前記X軸傾斜検出器48に関して前記X軸気泡管52xは軸心を中心に90°回転するが、気泡管内は任意断面が正円の樽形状の為、軸心の方向は変化しない様になっている。
前記X軸気泡管52x内で前記気泡91は、正立状態から前記X軸気泡管52xの軸心を中心に90°回転し、前記受光素子54a,54bとは90°ずれた位置、即ち液面が前記発光素子53の光軸と略平行となる。この場合、前記受光素子54a,54bの受光総量は、正立状態の場合より多くなるが、該発光素子53からの光は、前記気泡91の位置により遮られ、或は液面により反射され、屈折されるので、前記受光素子54a,54bに到達する光量が変化し、前記受光素子54aと前記受光素子54bの受光量の差を求めることで、前記気泡91の位置即ち傾斜方向、傾斜量を検出することが可能となる。
而して、前記X軸傾斜検出器48は、レーザ照射装置13の正立設置、横置き設置の2状態での傾きを検出する。
図9は第2の実施の形態を示しており、該第2の実施の形態では前記第2発光部74と同様な構成の第3発光部92が設けられている。
上下2面に傾斜面が形成される様に前記ラインレーザ発光部72が形成され、下傾斜面に前記第2発光部74が設けられ、上傾斜面に前記第3発光部92が設けられる。該第3発光部92は、第3レーザダイオード93、第3コリメートレンズ94、第3ロッドレンズ95を有し、前記第2発光部74と同等の構成となっている。
前記第2レーザダイオード75と前記第3発光部92の光軸は同一平面上にあり、又前記第3ロッドレンズ95の中心線は前記第2ロッドレンズ77の中心線と平行になっている。前記第2発光部74から照射される扇状レーザ光線70と前記第3発光部92から照射される扇状の第3レーザ光線96とは同一平面内に含まれる。従って、前記第2レーザ光線70と前記第3レーザ光線96とは連続した基準平面を形成し、レーザ光線の輝度を高く維持して広範囲の基準平面を形成することができる。
図10は、第3の実施の形態を示している。
該第3の実施の形態では、第1レーザ光線60を回転照射して基準面を形成する様にしたものである。尚、図10中、図1中で示したものと同等のものには同符号を付し、説明を省略する。
鏡筒部46の先端に、回転体97を軸受98を介して回転自在に設け、前記回転体97には走査回転ギア99が設けられ、該走査回転ギア99は走査モータ101により走査駆動ギア102を介して回転される様になっている。
前記回転体97には第1レーザダイオード55の光軸上にペンタプリズム103が設けられ、又該ペンタプリズム103を収納するヘッドケース62が設けられている。該ヘッドケース62には前記ペンタプリズム103により偏向された第1レーザ光線60を透過する第1照射窓104及び前記ペンタプリズム103で分割された第4レーザ光線106を透過する第2照射窓105が設けられている。
前記第1レーザダイオード55から射出された第1レーザ光線60は、前記ペンタプリズム103により前記第1レーザダイオード55の光軸と直角方向に偏向され、前記第1照射窓104より照射される。前記走査モータ101を駆動し、前記走査駆動ギア102、走査回転ギア99を介して前記ペンタプリズム103を回転することで、前記第1レーザ光線60が回転照射され、基準平面が形成される。又、第2照射窓105を透過した第4レーザ光線106は前記第1レーザダイオード55の光軸上に照射され、基準線を形成する。
図11は、第4の実施の形態を示している。
該第4の実施の形態は、上記第3の実施の形態に対して前記第1レーザ光線60が形成する基準面、基準線の視認性を高めたものである。尚、図11中に於いて、図10中で示したものと同等のものには同符号を付し説明を省略する。
第4の実施の形態では第3の実施の形態の構成に、更に受光部107が設けられると共に対象反射体(図示せず)が用いられ、レーザ照射装置13が前記対象反射体を検出し、該対象反射体を中心に所要範囲で往復走査を行い、照射レーザ光線の見かけ上の輝度を増大させ、視認性高めるものである。
鏡筒部46の所要位置に孔明きミラー108が設けられ、該孔明きミラー108の反射光軸上に集光レンズ109、偏光板111、受光素子112が設けられる。該受光素子112の受光信号は制御部45(図3参照)に送出される。
走査される前記第1レーザ光線60は前記対象反射体を通過することで、該対象反射体に反射され、反射光は前記第1照射窓104、ペンタプリズム103を経て前記孔明きミラー108により反射され、前記集光レンズ109により集光され、前記受光素子112に受光される。該受光素子112は受光信号を前記制御部45に送出し、該制御部45は前記受光素子112が受光した際の前記第1レーザ光線60の照射方向を検出し、更に記憶し、検出した照射方向を中心に所要角度の範囲で前記第1レーザ光線60が往復走査される様、前記走査モータ101を駆動制御する。前記偏光板111は、偏光方向を、受光する反射光の偏光面と合致させて設けられており、該偏光板111は入射する反射光に含まれるノイズ光をカットし、前記対象反射体の識別精度を向上させている。
本発明の第1の実施の形態を示す立断面図である。 図1のA−A矢視図である。 図1のB−B矢視図である。 傾斜検出装置の拡大図である。 リモートコントローラの説明図である。 第1の実施の形態での作動状態を示す説明図であり、(A)はレーザ照射装置の正立状態、(B)はレーザ照射装置の横置き状態を示している。 第1の実施の形態に於けるレーザ照射装置の横置き状態での立断面図である。 (A)(B)は第1の実施の形態に於ける傾斜検出装置の作動を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態を示す部分立断面図である。 本発明の第3の実施の形態を示す横置き状態の立断面図である。 本発明の第4の実施の形態を示す横置き状態の立断面図である。 従来例を示す説明図である。 他の従来例を示す説明図である。
符号の説明
13 レーザ照射装置
14 整準部
15 本体部
16 ベース
16a 水平基板部
16b 垂直基板部
22 整準基板
25 X軸整準部
26 Y軸整準部
27 ローリング補正部
28 ケーシング
28a 底板部
29 球面軸部
39 X軸整準モータ
41 Y軸整準モータ
43 ローリング補正モータ
44 回転量制限センサ
45 制御部
46 鏡筒部
48 X軸傾斜検出器
49 Y軸傾斜検出器
50 Z軸傾斜検出器
52 気泡管
53 発光素子
54 受光素子
55 第1レーザダイオード
59 第1ロッドレンズ
60 第1レーザ光線
62 ヘッドケース
64 コーナキューブプリズム
65 ペンタプリズム
70 第2レーザ光線
71 ヘッド回転モータ
74 第2発光部
77 第2ロッドレンズ
79 信号光受光器
87 リモートコントローラ
92 第3発光部
103 ペンタプリズム
107 受光部

Claims (8)

  1. 整準部と、該整準部に設けられた本体部とを具備し、該本体部は照射光学系を収納する回転部と、該回転部の回転中心上に第1レーザ光線を射出する第1発光部と、該第1発光部の光軸と平行な広がりを有する扇状の第2レーザ光線を照射する第2発光部とを有し、前記照射光学系は第1発光部からの前記第1のレーザ光線を直角方向に偏向して照射し、第1基準面を形成し、前記第2発光部から照射される第2レーザ光線は前記第1基準面と直交する第2基準面を形成し、前記本体部が球面軸受けにより任意の方向に傾動可能に支持され、前記本体部は水平2方向の傾きを検出する傾斜検出部を具備し、前記整準部は前記本体部を2方向に独立して傾斜可能な2組の整準部を具備し、該整準部は前記傾斜検出部の検出結果に基づき駆動されることを特徴とするレーザ照射装置。
  2. 整準部と、該整準部に設けられた本体部とを具備し、該本体部は照射光学系を収納する回転部と、該回転部の回転中心上に第1レーザ光線を射出する第1発光部と、該第1発光部の光軸と平行な広がりを有する扇状の第2レーザ光線を照射する第2発光部とを有し、前記照射光学系は第1発光部からの前記第1のレーザ光線を直角方向に偏向して照射し、第1基準面を形成し、前記第2発光部から照射される第2レーザ光線は前記第1基準面と直交する第2基準面を形成し、前記本体部が球面軸受けにより任意の方向に傾動可能に支持され、前記本体部は直交する3方向の傾きを検出する傾斜検出部を具備し、前記整準部は前記本体部を2方向に独立して傾斜可能な2組の整準部と前記球面軸受けを中心に前記本体部を回転するローリング補正部とを具備し、前記整準部、前記ローリング補正部は前記傾斜検出部の検出結果に基づき駆動されることを特徴とするレーザ照射装置。
  3. 直交した設置面を有するベースに整準部が設けられ、該整準部は前記ベースの一方の設置面に設けられている請求項1又は請求項2のレーザ照射装置。
  4. 前記第1発光部は回転部の回転中心上に同心に設けられたロッドレンズを有し、前記照射光学系は前記ロッドレンズを透過した前記第1レーザ光線を平行に反射するコーナキューブプリズムと、該コーナキューブプリズムからの反射光を直角に偏向して前記ロッドレンズに直角方向から入射させるペンタプリズムとを具備し、照射される前記第1レーザ光線は水平に広がる扇状光線である請求項1又は請求項2のレーザ照射装置。
  5. 前記照射光学系は、回転部の回転中心上に同心に設けられたペンタプリズムを有し、前記回転部が回転されることで、前記ペンタプリズムにより偏向されたレーザ光線が走査され基準面が形成される請求項1又は請求項2のレーザ照射装置。
  6. 前記本体部は、前記第2発光部に対して傾斜する光軸を有する第3発光部を有し、該第3発光部は扇状の第3レーザ光線を照射し、該第3レーザ光線は前記第2レーザ光線と同方向の広がりを有すると共に該第2レーザ光線と同一平面内に照射される請求項1又は請求項2のレーザ照射装置。
  7. 前記第1レーザ光線と第2レーザ光線とは色が異なる請求項1又は請求項2のレーザ照射装置。
  8. 前記回転部を回転させるモータと、信号光受光部とを有し、前記信号光受光部の受光信号に基づき前記モータが駆動される請求項1又は請求項2のレーザ照射装置。
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