JPH09189415A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JPH09189415A
JPH09189415A JP119296A JP119296A JPH09189415A JP H09189415 A JPH09189415 A JP H09189415A JP 119296 A JP119296 A JP 119296A JP 119296 A JP119296 A JP 119296A JP H09189415 A JPH09189415 A JP H09189415A
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groove
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gotoku
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JP119296A
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Tomosaburo Yamazaki
友三郎 山崎
Masahiro Yoshimura
真宏 芳村
Kohei Kobayashi
孝平 小林
Hisato Takeuchi
久人 竹内
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Tokyo Gas Co Ltd
Rinnai Corp
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Tokyo Gas Co Ltd
Rinnai Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】五徳2が環状であると鍋Pを載置した際外側か
ら炎Fを目視することができず、点消火や火力調節時に
不便である。 【解決手段】五徳2の上面21の一部に溝22を設け、
外側から内側の炎Fが見れるようにした。尚、溝22の
底面22aは内側に向かって下るように傾斜しているの
で溝22の外側端部での鍋底PBとの隙間を狭くするこ
とができ、溝22を介しての熱気の漏出や外気の吸込が
少なくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バーナからの炎を
囲い、鍋の底面に当接可能な環状の五徳と、炎により生
じた熱気を強制的に吸引し排気通路を介して外部に排出
する排気手段とを備えた加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の爪状突起が立設された五徳では、
鍋底と天板との間に隙間が形成され、バーナからの炎や
炎の燃焼が完結した後の熱気が該隙間を通って五徳の外
側に漏出する。すると、漏出した炎や熱気によって鍋の
取手が加熱され鍋を五徳から降ろす際に取手が持ちづら
いという不具合が生じる。そこで、鍋底に対して全周に
亙って当接可能な環状の五徳を天板上に設けると共に、
熱気を強制的に吸い込んで排気通路を介して排気し、炎
や熱気が五徳の外側に漏出しないようにして鍋の取手が
加熱されないようにすることが考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、鍋を載置す
ると五徳の内側は鍋によって塞がれるため、外部から炎
を目視することができず点火や火力調節操作を炎を見な
がら行なうことができない。
【0004】そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、必
要最小限の隙間により外側から炎を目視確認できる加熱
調理器を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、鍋の底面に当接可能であってバーナから
の炎を囲う環状の五徳と、炎により生じた熱気を強制的
に吸引し排気通路を介して外部に排出する排気手段とを
備えた加熱調理器において、上記鍋の底面に当接する五
徳の上面をへこませて、鍋が載置された状態で内部の炎
を目視し得る溝を設けたことを特徴とする。
【0006】ところで、上記溝の底面は、五徳の中心に
向かって下るように傾斜させ手もよく、また、上記溝は
加熱調理器の前面に向いて設ればよい。
【0007】五徳の一部に溝を設ければ他の部分は依然
として鍋の底面に当接するので隙間の面積は溝の通路面
積のみになる。尚、炎の確認は1か所に設けた溝を介し
ての目視で十分行なえる。
【0008】ところで、溝の深さは溝の底面が1か所で
も浅ければその部分で絞られ内側からの熱気の漏出や逆
に外側からの外気の吸込を防止できる。そこで、溝の底
面を五徳の中心に向かって下がるように傾斜させること
により溝の外側端部を浅くした。
【0009】尚、溝を通して炎を目視するためには溝が
加熱調理器の前面に対して多少左右に振れていてもよい
が前面に向いている方が便利である。
【0010】
【発明の実施の形態】図1を参照して、1はコンロ本体
であり、該本体1の上面の天板10bに着脱される内天
板10aに形成した開口11の周縁部上面に環状の五徳
2を着脱自在に載置すると共に、開口11の周縁部下面
に筒状の燃焼筐3を垂設し、該燃焼筐3内にバーナ4を
収納した。
【0011】上記五徳2は図2に示すごとく環状に形成
されており、プレス成形され内部は中空になっている。
鍋Pを五徳2に載置すると上面21は鍋底PBに当接す
る。該上面21の1か所に溝22を形成した。該溝22
はその底面22aが五徳2の中心に向かって下がる方向
に傾斜している。また内周面23には周方向に略等間隔
で複数の窓穴24が開設されている。ところで、該溝2
2の具体的形状の一例は、五徳の直径方向の幅が27m
mの場合に、外周端での深さを3mmとし、内周端での
深さを5mmとした。また、円周方向には20°の拡が
りを持つようにした。
【0012】バーナ4は内側に向かって開口する炎孔4
0を周設したリングバーナで構成されており、燃焼筐3
内に、周囲に空隙41を存して挿入される有底筒状の支
持枠42の上端にバーナ4を嵌着した。燃焼筐3の上端
部は炎孔40よりも内方に張り出しており、この張出部
30とバーナ4との間に上記空隙41に連なる二次空気
通路41aを形成した。また、支持枠42の底板部の中
央の開口43に保護筒44を挿通し、該保護筒44内に
図外のばねで上方に付勢される感熱ヘッド45を収納
し、五徳2に鍋Pを載置したとき、鍋底PBに感熱ヘッ
ド45が押接され、鍋底PBの過熱が生じたときにバー
ナ4の燃焼を停止し得るようにした。尚、保護筒44の
上端は五徳2の上面21の高さより低く設定されており
鍋Pを五徳2に載置しても保護筒44の上端は鍋底PB
に所定間隔の隙間45Bを存して離れ接触することはな
い。保護筒44内を上昇してきた空気は保護筒44と感
熱ヘッド45との隙間45Aを通り隙間45Bから放射
状に吹出し、感熱ヘッド45を冷却すると共に感熱ヘッ
ド45に炎Fが直接接触することを防止することにより
感熱ヘッド45が炎Fの温度を検知するという不具合を
防止している。燃焼用の二次空気は、上記二次空気通路
41aのほか開口43と保護筒44との間の隙間や支持
枠42の底板部に形成した開口46から燃焼筐3内に導
入される。尚、保護筒44の周面の下部には穴44aが
貫設されており、保護筒44の下端開口から吸引された
空気は上端の隙間45Aや隙間45Bによって空気の通
路面積が狭まっているため一部が該穴44aから保護筒
44の外側へ分流し燃焼用の二次空気ととすると共に保
護筒44の外周面に沿って空気を上昇させ炎Fが保護筒
44に直接接しないようにし、更に、穴44aを通り抜
ける際に保護筒44自体を空冷するようにした。尚、図
中47は点火プラグである。
【0013】燃焼筐3は内外2重壁構造に構成されてお
り、燃焼筐3の2重壁間の空間を燃焼筐3の天井を構成
する内天板10aに設けた開口31を介して五徳2の中
空空間に連通する排気通路5とした。該排気通路5は、
天板10bの奥部に開設した排気口50に連通してお
り、更に、排気通路5に排気ファン6を介設して強制排
気を行なえるようにした。尚、排気通路5は窓穴24を
介して五徳2の中空内部に連通する。
【0014】上記構成で、バーナ4に点火すると炎Fは
五徳と鍋底PBとで覆われる。但し、溝22を設けた部
分は鍋底PBと底面22aとの間に隙間が形成され該溝
22を介して五徳2の内側と外側とが連通され、該溝2
2を通して五徳2の内側の炎Fを目視することができ
る。尚、排気ファン6の作用により五徳2の内側が負圧
状態になっているので溝22を形成しても溝22を通っ
て外部の空気が若干吸い込まれぎみになり、内側から熱
気が漏出することはない。また、内側の炎Fを目視する
際の視線は斜め下方向であるので底面22aを内側に向
かって下がるように傾斜させることにより底面22aと
視線とが略平行になるので、必要以上にかがまなくても
炎を目視することができる。また、底面22aと鍋底P
Bとの間隔が外側端部において狭められたまま(上下方
向に例えば3mm)内側端部に向かって拡がるので(同
じく5mm)、該溝22の外側端部により内側に吸い込
まれる空気量を少なくし、五徳2の内側が冷えないよう
にして熱効率の低下を防止するとともに、底面22aを
傾斜させることにより炎Fのみならず炎孔40を直接目
視することができるように設定することができる。炎孔
40を目視できると点消火の確認のほか火力を絞る際に
炎Fの大きさを確認することができて便利である。
【0015】ところで、本実施形態では図示しないが内
天板10aと五徳2との一方に切欠きと他方に該切欠き
に係合する突起とを設け、五徳2の位置決めを行ない溝
22が本体1の前面に向くようにしている。但し、使用
状態に応じて左右に振った位置になるように位置決めす
ることを禁止するものではない。また、熱気を強制的に
吸引する窓穴24を五徳2の内周面23に開設したが、
内天板10aに開設してもよい。溝22を介しての熱気
の漏出や外気の吸込を完全になくすため、溝22の内側
端部や外側端部に耐熱性のガラス板を取り付け、溝22
の通路を塞ぐようにしてもよい。
【0016】尚、上記各実施形態ではリングバーナを用
いたが、炎孔が外周面に周設された外火バーナや炎孔が
上面に設けられた上火バーナ等の他の形式のバーナを用
いてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、環状五
徳を用いた場合でも内側の炎を目視することができ、熱
気の漏出や外気の吸込を防止しながら点火や火力調節を
目視により確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の五徳の使用状況の一実施の形態を示す
【図2】五徳の斜視図
【符号の説明】
1 本体 2 五徳 4 バーナ 5 排気通路 6 排気ファン 22 溝 24 窓穴 22a 底面 P 鍋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 孝平 東京都荒川区南千住3−28−70−810 (72)発明者 竹内 久人 愛知県名古屋市中川区福住町2番26号 リ ンナイ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍋の底面に当接可能であってバーナか
    らの炎を囲う環状の五徳と、炎により生じた熱気を強制
    的に吸引し排気通路を介して外部に排出する排気手段と
    を備えた加熱調理器において、上記鍋の底面に当接する
    五徳の上面をへこませて、鍋が載置された状態で内部の
    炎を目視し得る溝を設けたことを特徴とする加熱調理
    器。
  2. 【請求項2】 上記溝の底面は、五徳の中心に向かっ
    て下るように傾斜していることを特徴とする請求項1記
    載の加熱調理器。
  3. 【請求項3】 上記溝は加熱調理器の前面に向いて設
    けられたことを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の加熱調理器。
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