JPH0918923A - 通信システム及びその通信システムを適用した送信装置 - Google Patents

通信システム及びその通信システムを適用した送信装置

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JPH0918923A
JPH0918923A JP7188057A JP18805795A JPH0918923A JP H0918923 A JPH0918923 A JP H0918923A JP 7188057 A JP7188057 A JP 7188057A JP 18805795 A JP18805795 A JP 18805795A JP H0918923 A JPH0918923 A JP H0918923A
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JP
Japan
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data
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unit
dot
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JP7188057A
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Inventor
Kenji Iwahara
健児 岩原
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、任意に作成したイメージデータを
送・受信する通信システム及びその通信システムを適用
した送信装置を提供することである。 【構成】 制御部27は、ROM28の定型文テーブル
による定型文コードナンバーの入力に続いて、タッチパ
ネル17aに入力用ペン18で手書き入力された場合、
その表示位置を表示位置1〜6のブロック単位で認識
し、このイメージを横4ドットのパターンに分割してR
OM28内のイメージデータ変換テーブルに基づいてダ
イアルナンバーデータに変換し、対応するDTMF信号
をスピーカ30から出力する。また、定型文及びドット
パターンデータを指定する一連の数値データを受信する
と、上記定型文テーブル及びイメージデータ変換テーブ
ルに基づいて定型文とイメージをドットパターンデータ
の組み合せで再構成し、受信したメッセージデータに含
まれる表示位置情報に基づいて表示部17に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ページングシステムに
関わり、詳細には、文字、図形等のイメージを送・受信
する通信システム及びその通信システムを適用した送信
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、ページャーは、自動車電話や携帯
電話に比べて使用料金が安いため、企業が営業マンの外
出先からの電話連絡用として持たせるだけでなく、個人
が外出中の友人との手軽なコミュニケーションツールと
して利用するケースが急増している。従来のページャー
へのアクセス手段としては、個人の場合には電話があ
り、企業、個別情報提供者の場合にはオペレーションサ
ービス会社、パソコン入力、情報加工会社等がある。
【0003】これらのアクセス手段で作成された情報
は、公衆回線網を介してページャーサービス会社に送信
され、ページャーサービス会社から個人所有あるいは企
業所有のページャーの呼出番号別に送信情報が作成され
て送信される。ページャーとしては数字情報の受信が可
能なNP(ニューメリック・ページャー)型、文字情報
の受信が可能なIP(インフォメーション・ページャ
ー)型等がある。
【0004】これらのページャーでは、着信待ち状態に
おいて、通常のメッセージデータの受信を検出すると、
その着信を鳴音報知するとともに、受信したメッセージ
データに基づいた表示内容を表示部に表示して報知して
いる。
【0005】また、プッシュホンを送信手段とする無線
ページングシステムでは、マトリックス文字配列表に基
づいてカナ文字や英字、又は定型のイラスト等を2桁の
数字でキー入力して文字データに変換可能な数字データ
であるフリー伝言データを作成し、そのフリー伝言デー
タに従いプッシュホンのダイヤルキーを操作して相手先
ページャーに送信することにより、カナ文字や英字から
なるメッセージデータを相手先ページャーに表示させる
ことが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のページングシステムにあっては、マトリック
ス文字配列表に基づいてカナ文字や英字あるいは定型の
イラスト等を2桁の数字でプッシュホンに入力したり、
ダイアラー機能によりDTMF信号に変換して電話機の
受話器等から電話回線に送信することにより、カナ文字
や英字からなるメッセージや定型イラストを相手先ペー
ジャーに表示させることが可能となっていたが、任意に
作成した文字図形等のイメージを送受信し表示させるこ
とができなかったため、メッセージの表示形態が限られ
てしまい、送信側の意図が確実に受信側に伝達できない
という問題点があった。
【0007】本発明の課題は、任意に作成した文字、図
形等のイメージデータを送・受信して表示可能とする通
信システム及びその通信システムを適用した送信装置を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
データを送信する送信装置と、この送信装置より送信さ
れるデータを受信して対応する表示内容を表示する、ド
ットマトリクスで構成された第1の表示手段を備えた受
信装置とにより構成される通信システムにおいて、前記
送信装置は、表示内容を入力する入力手段と、この入力
手段より入力された表示内容を表示するドットマトリク
スで構成された第2の表示手段と、所定のドット数で表
されるドットパターンを指定コードと対応づけて複数記
憶する第1の記憶手段と、前記入力手段により表示内容
が入力されると、この表示内容を所定のドット数のドッ
トパターンに分割する制御手段と、この制御手段により
分割された複数のドットパターンを、前記第1の記憶手
段より対応する指定コード列に変換する変換手段と、こ
の変換された指定コード列に基づいた信号を出力してデ
ータ送信する送信手段と、を具備し、前記受信装置は、
前記第1の表示手段に表示されるドットパターンデータ
を指定コードと対応づけて複数記憶する第2の記憶手段
と、前記送信装置から指定コード列を受信すると、前記
第2の記憶手段より対応するドットパターンを複数読み
出し、これらを組み合せて表示内容を構成し、前記第1
の表示手段に表示する表示制御手段と、を具備したこと
を特徴としている。
【0009】この場合、請求項2記載の発明のように、
前記指定コードはダイアルナンバーデータであり、前記
送信手段はこのダイアルナンバーに対応するトーン信号
を電話回線に出力することにより、前記指定コードを送
信することが有効である。
【0010】また、請求項3記載の発明は送信装置にお
いて、表示内容を入力する入力手段と、この入力手段よ
り入力された表示内容を表示するドットマトリクスで構
成された表示手段と、所定のドット数で表されるドット
パターンを指定コードと対応づけて複数記憶する記憶手
段と、前記入力手段により表示内容が入力されると、こ
の表示内容を所定のドット数のドットパターンに分割す
る制御手段と、この制御手段により分割された複数のド
ットパターンを、前記記憶手段より対応する指定コード
列に変換する変換手段と、この変換された指定コード列
に基づいた信号を出力してデータ送信する送信手段と、
を具備したことを特徴としている。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明によれば、データを送信す
る送信装置と、この送信装置より送信されるデータを受
信して対応する表示内容を表示する、ドットマトリクス
で構成された第1の表示手段を備えた受信装置とにより
構成される通信システムにおいて、前記送信装置は、入
力手段により表示内容が入力されると、この表示内容を
第2の表示手段に表示するとともに、制御手段がこの表
示内容を所定のドット数のドットパターンに分割するよ
う制御し、変換手段がこの分割された複数のドットパタ
ーンを、第1の記憶手段に従い対応する指定コード列に
変換して、送信手段がこの変換された指定コード列に基
づいた信号を出力してデータ送信し、前記受信装置は、
前記送信装置から指定コード列を受信すると、表示制御
手段が第2の記憶手段よりこの指定コード列に対応する
ドットパターンを複数読み出し、これらを組み合せて表
示内容を構成し、前記第1の表示手段に表示する。
【0012】したがって、任意に入力された表示内容を
一連の指定コードデータに変換して送信する通信システ
ムを構成することができ、ページングシステムにおいて
任意に作成した文字図形等のイラストを数値データ化し
て送受信することが可能となる。その結果、ページャー
の伝達、及び表示機能を向上させることができる。
【0013】この場合、請求項2記載の発明のように、
前記指定コードをダイアルナンバーデータとし、前記送
信手段はこのダイアルナンバーに対応するトーン信号を
電話回線に出力することにより、前記指定コードを送信
することができる。
【0014】したがって、電話回線を用いてデータ送信
する場合は、トーン信号を出力するダイアラー機能によ
り、電話回線を通して任意に作成した文字図形イメージ
をデータ送信することができる。
【0015】請求項3記載の発明によれば、送信装置に
おいて、入力手段により表示内容が入力されると、この
表示内容を表示手段に表示するとともに、制御手段がこ
の表示内容を所定のドット数のドットパターンに分割す
るよう制御し、変換手段がこの分割された複数のドット
パターンを、記憶手段に従い対応する指定コード列に変
換して、送信手段がこの変換された指定コード列に基づ
いた信号を出力してデータ送信する。
【0016】したがって、任意に入力された表示内容を
一連の指定コードデータに変換して送信する送信装置を
構成することができ、任意に作成した文字図形等のイラ
ストを数値データ化して送信することが可能となる。そ
の結果、ページャーの伝達、及び表示機能を向上させる
ことができる。
【0017】
【実施例】以下、図1〜図12を参照して本発明の実施
例を詳細に説明する。図1〜図12は、本発明を適用し
たページングシステムの一実施例を示す図である。ま
ず、構成を説明する。図1は、本実施例のページングシ
ステム1の全体構成を示す図である。この図1におい
て、ページングシステム1は、オートダイアラー機能付
ページャー(以下、ページャーという)2、7、プッシ
ュホン3、公衆回線網4、通信サービスセンター5及び
送信基地局6により構成されている。
【0018】プッシュホン3は、公衆回線網4と回線を
介して接続し、プッシュボタン操作により入力される相
手先電話番号を公衆回線網4に発呼するとともに、ペー
ジャー2から受話器に入力されるDTMF信号により相
手先電話番号を公衆回線網4に発呼し、回線接続後に続
いて受信した送信データを示すDTMF信号を公衆回線
網4に送信する。
【0019】公衆回線網4は、プッシュホン3から送信
される相手先電話番号と発呼信号に応じて通信サービス
センター5との間の回線を接続し、受信した相手先電話
番号及び送信データのDTMF信号を送信する。通信サ
ービスセンター5は、公衆回線網4から送信される相手
先電話番号に応じて、その相手先が登録されている送信
基地局6との間の回線を接続し、受信した宛先電話番号
及び送信データを示すDTMF信号を数値データに変換
して送信基地局6に送信する。
【0020】送信基地局6は、通信サービスセンター5
から送信される相手先電話番号に発呼してページャー7
を呼び出し、受信した送信データを示す数字データを送
信する。
【0021】ページャー2、7は、図2にその外観を示
すように、LED11、モードキー12、セレクトキー
13、セットキー14、ダイアラキー15、電源スイッ
チ16、入力表示部17、17a及び入力用ペン18を
備えている。
【0022】LED11は、着呼を受信した時に点滅表
示して報知し、モードキー12は、送信メッセージ入力
時に、“メッセージ送信モード”や“イメージ送信モー
ド”等のデータ入力モードを設定する。セレクトキー1
3は、定型文を入力する際に操作する。セットキー14
は、送信メッセージデータやイメージデータの作成を完
了する際に操作する。ダイアラキー15は、相手先電話
番号、作成された送信メッセージやビットイメージデー
タをDTMF信号で送信する際に操作する。また、ペー
ジャー2、7の本体の裏面には後述するスピーカー30
が設置されている。電源スイッチ16は、ページャー
2、7の電源ON/OFF用スイッチである。
【0023】入力表示部は、液晶表示パネル17とその
表示画面上に配置されたタッチパネル17aとから構成
され、表示内容として相手先電話番号、数字入力された
送信メッセージや選択された定型文、イメージ、あるい
は受信したメッセージやイメージ等を表示するととも
に、入力用ペン18によりタッチパネル上を入力操作さ
れる軌跡を圧力、抵抗値や容量等の変化で検出すること
により文字図形等の入力イメージを認識し、その認識結
果を表示する。
【0024】図3は、ページャー2、7内部のブロック
構成を示す図であり、ページャー2、7は、アンテナ2
1、受信部22、デコーダ部23、ID−ROM24、
入力部25、表示部17、17a、制御部27、ROM
28、RAM29、スピーカ30、バイブレータ31及
びLED11により構成されている。
【0025】アンテナ21は、図1の送信基地局6から
無線で送信される呼出信号を受信して受信部22に出力
する。受信部22は、デコーダ部23から入力される間
欠信号により制御され、アンテナ21から入力される呼
出信号を間欠受信し、受信信号を復調した後、デコーダ
部23に出力する。デコーダ部23は、受信部22で復
調された受信信号の個別呼び出し信号とID−ROM2
4に記憶されているアドレスデータとを照合し、一致し
た場合に、個別呼出信号の後に続くメッセージデータを
制御部27に出力する。
【0026】ID−ROM24は、通常メッセージデー
タやサービス情報を受信するための当該ページャー2、
7に割り当てられるフレームやアドレス等のデータを記
憶し、デコーダ部23の制御部の下に記憶しているフレ
ームやアドレス等のデータをデコーダ部23に出力す
る。入力部25は、上記モードキー12、セレクトキー
13、セットキー14、ダイアラキー15及び電源スイ
ッチ16により構成されており、上記各操作に伴う信号
を制御部27に出力する。
【0027】表示部17、17aは、上記入力表示部1
7で説明したように、液晶表示パネル17上にタッチセ
ンサ17aが配設されており、相手先電話番号、数字入
力された送信メッセージや選択された定型文あるいは受
信したメッセージデータやイメージ等を表示するととも
に、入力用ペン18によりタッチパネル17a上を入力
操作される軌跡を圧力、抵抗値や容量等の変化で検出す
ることにより文字図形等の入力イメージを認識し、その
認識結果を表示する。
【0028】また、液晶表示パネル17は、図4に示す
ように、16ドット×24ドットの表示領域を有し、そ
の表示領域を8ドット×8ドット毎の6つのブロック単
位に分割して表示位置1〜6を設定することにより、後
述する制御部27の送信データ作成処理において、タッ
チパネル26aに手書き入力されるイメージの表示位置
が認識される。
【0029】制御部27は、CPU(Central Processi
ng Unit )、タイマーや入力部25における入力操作を
保持する入力レジスタ及び作成したメッセージデータを
ダイアラーキーが操作されるまで記憶保持する出力貼っ
ふあ271等から構成され、ROM28に格納されてい
る各種制御プログラムに基づいてデコーダ部23から入
力されるメッセージデータを入力レジスタに格納すると
ともに、入力部25から入力される制御信号に応じてペ
ージャー2、7内の各回路部を制御する。
【0030】また、制御部27は、後述する送信データ
作成処理において、例えば、ROM28に格納された定
型文テーブルから選択された定型文のコードナンバーの
入力に続いてイメージデータの送信が選択されて、タッ
チパネル17aに入力用ペン18で手書き入力された場
合、最近に入力検出した位置よりその入力イメージの表
示位置を上記図4に示した表示位置1〜6の8×8ドッ
トのブロック単位で決定し、入力されたイメージを表示
部17に表示するとともに、そのイメージを左上→右下
の順に横4列のブロック単位のドットパターンに分割
し、各ドットパターンをROM28に格納されたイメー
ジデータ変換テーブルに基づいてダイアルナンバーによ
る一連の数値データに変換する。そして、先に入力され
た定型文のコードナンバーとともに表示位置情報を含む
一連のメッセージデータを出力バッファ271に格納す
る。そして、ダイアラーキー15が操作されると、これ
らのデータをD/A変換部33で対応するDTMF信号
に変換してスピーカ30から出力することにより、プッ
シュホン3の受話器から公衆回線網4へのメッセージデ
ータとイメージデータの送信を可能とする。
【0031】さらに、制御部27は、後述する着信処理
において、上記定型文データ及びドットパターンデータ
を示す一連の数値データを受信した場合は、その各数値
データで示される定型文及びドットパターンデータをR
OM28に格納された定型文テーブル及びイメージデー
タ変換テーブルから読み出し、その読み出した定型文内
容をドットパターンの組み合せで再構成するとともに、
数値データに対応してイメージデータ変換テーブルより
読み出したドットパターンの組み合せでイメージを再構
成し、受信したメッセージデータに含まれる表示位置情
報に基づいて液晶表示パネル17に表示し、着信したこ
とをスピーカ30からの着信音、バイブレータ31によ
る振動、あるいはLED11の点滅表示により報知す
る。
【0032】ROM(Read Only Memory)28は、制御
部27により実行される送信データ作成プログラム、受
信処理プログラムや各種制御プログラムを格納するとと
もに、図5に示す定型文テーブルを格納し、コードナン
バーとともに定型文データを設定している。また、RO
M28は、図6に示すイメージデータ変換テーブルを格
納し、プッシュホンのボタンに対応する16種のダイア
ルナンバーデータ(0〜9、#0〜#5)と対応して横
4列のドットパターンデータを設定している。RAM
(Random Accesss Memory )29は、制御部27により
処理中のデータを一時的に格納するメモリエリアを形成
し、例えば、受信したメッセージデータを再構成中のド
ットパターンデータとともに表示部26に表示させる際
に一時的に格納する。
【0033】スピーカ30は、制御部27により制御さ
れ、作成し、出力バッファ271に格納されたメッセー
ジデータに対応するDTMF信号を発生するとともに、
着信をも報知する所定の着信音を発生する。バイブレー
タ31は、制御部27により制御され、着信を報知する
振動を発生する。LED11は、制御部27により制御
され、着信を報知する点滅表示を行う。
【0034】D/A変換部33は、ダイアラキー15が
操作されると、出力バッファ271により入力された数
値データ、例えば、ダイアルナンバーデータに対応する
DTMF信号をスピーカー30に出力する。
【0035】次に、本実施例の動作を説明する。まず、
本実施例のページャー2において実行される送信データ
作成処理について図7に示すフローチャートに基づいて
説明する。ページャー1の電源スイッチ15がONされ
ると(ステップS1)、着信待ち状態となり、モードキ
ー12の操作によりメッセージ送信モードの選択が検出
されたか否かを判別する(ステップS2)。メッセージ
送信モードが検出された場合は、セレクトキー13の操
作によりROM28に格納された定型文テーブルから所
望の定型文を選択し、決定する場合はセットキー14を
操作する。さらにセレクトキー13の操作により図4に
示したブロック単位で表示位置を選択させ、セットキー
14の操作により決定させる(ステップS3)。そし
て、その選択された定型文のコードナンバーと表示位置
情報をRAM29に一時格納する。
【0036】次いで、モードキー12の操作によりイメ
ージ送信モードの選択が検出されたか否かを判別する
(ステップS4)。イメージ送信モードが選択された場
合は、入力用ペン18により入力された任意の図形イメ
ージによるイラストを作成させる(ステップS5)、そ
して、セットキー14の操作検出によりイメージ入力の
終了を確認する(ステップS6)。
【0037】イメージ入力の終了を確認すると、RAM
29に一度格納し、図4に示した8ドット×8ドット=
64ドットのイメージを左上→右下→左上→右下の順に
横4ドットのブロック単位毎にドットパターンの構成を
分割し、ROM28に格納されたイメージデータ変換テ
ーブルに基づいて、この4ドットのドットパターンをに
対応する指定コードとしてダイアルナンバーデータに変
換し、先にRAM29に格納した定型文のコードナンバ
ー及び表示位置情報とともに出力バッファ271に格納
する(ステップS7)。そして、ダイアラキー15が操
作されると、数秒待機した後、相手先電話番号のDTM
F信号とD/A変換部33でDTMF信号に変換したメ
ッセージデータに基づく音をスピーカ30から発生させ
て、プッシュホン3の受話器から公衆回線網4に送信す
ることにより相手先への発呼を終了する(ステップS
8)。
【0038】また、上記ステップS4において、イメー
ジ送信モードが選択されなかった場合は、通常のメッセ
ージ作成処理を実行し、例えば、マトリックス文字配列
表に基づいてカナ文字や英字等を2桁の数字でキー入力
された送信メッセージをDTMF信号に変換して送信す
る(ステップS9、S6〜S8)。また、上記ステップ
S2において、メッセージ送信モードが選択されなかっ
た場合は、その他の選択されたモードに応じた処理を実
行して(ステップS10)、本処理を終了する。
【0039】以上の処理により、任意に作成したイメー
ジと定型文とを、ドットパターンの組み合せにより再構
成して表示することができ、イメージについては各ブロ
ック単位で横4列ドットパターンに分割することにより
対応するダイアルナンバーデータをROM28内のイメ
ージデータ変換テーブルから読み出すことができる。例
えば、図8に示した時計イメージの場合、図中の左上か
ら右下へ16分割し、横4列のドットづつ対応するダイ
アルナンバーに変換することにより、8ドット×8ドッ
ト=64ドットで構成されるイメージデータを対応する
DTMF信号で送信することができる。また、イメージ
及びメッセージを構成するドットパターンのデータ量が
多くなって1回の送信で送れない場合は、複数回に分け
て送信することになるが、この場合は、連結コマンド*
9を1回目の送信データの最後部と2回目以降の送信デ
ータの先端部に付加することにより、一連の送信データ
として送信可能である。
【0040】図8の場合、送信されるメッセージデータ
は、以下のように変換される。 *81*6*33*048989*51824*33*
84*702#8 なお、*8は表示位置指定コードであり、この指定コー
ド直後に表示位置番号1〜6が入力される。また、*6
はイメージ指定コードであり、*7は定型文指定コード
である。
【0041】また、例えば、通信サービスにより一回で
送信できるデータが20桁以内に制限される場合は、上
記のメッセージデータは、以下のように2回に分ける。 1回目 *81*6*33*048989*51824*33*
9 2回目 *9*84*702#8 但し、*9は連結コマンドであり、#8は当該メッセー
ジデータの終了コードである。
【0042】次に、本実施例のページャー7において上
記メッセージデータが受信された場合に実行される受信
処理について図10に示すフローチャートに基づいて説
明する。ページャー7の電源スイッチ15がONされる
と(ステップS11)、着信待ち状態となり(ステップ
S12)、当該ページャー7に対して、送信基地局6よ
り無線信号が送信された場合、アンテナ21により、こ
の無線信号を間欠受信し、受信部22で復調、デジタル
符号化されてデコーダ部23に出力される。デコーダ部
23では、この受信した呼出信号のフレームデータとア
ドレスデータと、当該ページャー7のID−ROM24
から入力されるフレームデータ、アドレスデータとをデ
コーダ部23で照合し、一致した場合、受信処理を行う
(ステップS13)。
【0043】そして、呼出信号の後に続くメッセージデ
ータの有無を確認し(ステップS14)、メッセージデ
ータが有る場合は、さらに連結コマンドが付加されてい
るか否かを確認する(ステップS15)。連結コマンド
が付加されている場合は、次の連結番号が付加された送
信データの着信を待つため、一連のメッセージの着信が
終了するまでRAM29に格納して(ステップS1
6)、本処理を終了する。連結コマンドが付加されてい
ない場合は、受信した一連のメッセージデータから指定
コードとして定型文に該当するコードナンバー及びドッ
トパターンに該当する数値データを認識し、そのコード
ナンバーに対応する定型文をROM28内の定型文テー
ブルから読み出し、この数値データに対応するドットパ
ターンをROM28内のイメージデータ変換テーブルか
ら読み出し、定型文をドットパターンの組み合せで再構
成するとともに、読み出したドットパターンの組み合せ
でイメージを再構成し、受信したメッセージデータに含
まれる表示位置情報に基づいて液晶表示パネル17に表
示し、着信したことをスピーカ30からの着信音、バイ
ブレータ31による振動、あるいはLED11の点滅表
示により報知して(ステップS17)、本処理を終了す
る。
【0044】また、ステップS14においてメッセージ
データを受信しなかった場合は、着信したことのみをス
ピーカ30からの着信音、バイブレータ31による振
動、あるいはLED11の点滅表示により報知して(ス
テップS18)、本処理を終了する。
【0045】以上の受信処理により、定型文及びドット
パターンデータを示す一連の数値データを受信した場合
は、その各数値データで示される定型文及びドットパタ
ーンデータをROM28に格納された定型文テーブル及
びイメージデータ変換テーブルから読み出し、その読み
出した定型文をドットパターンデータの組み合せで再構
成するとともに、読み出したドットパターンデータの組
み合せでイメージを再構成し、メッセージデータに含ま
れる受信した表示位置情報に基づいて表示部26に表示
して、着信を報知することができる。
【0046】したがって、本実施例のページャー2、7
をページングシステム1に利用することにより、ユーザ
ーが自由にイメージを作成して送・受信することができ
る。その結果、ページングシステムにおいても任意に作
成したイメージを送・受信することが可能となり、ペー
ジャーのメッセージ送・受信機能を向上させることがで
きる。
【0047】また、上記実施例では、定型文をイメージ
データとともに送受信して表示する場合を説明したが、
ページャー2では、例えば、タッチパネル17a上にお
いて入力用ペン18により手書き入力されたメッセー
ジ、例えば、図11に示すように“hello”という
手書きメッセージが入力された場合は、上記送信データ
作成処理において、8ドット×8ドットの6つのブロッ
ク単位でドットパターンの構成が解析されて表示部26
に表示されるとともに、図12に示すように、そのブロ
ック単位内で4ビットのドットパターンに対応するダイ
アルナンバーデータがROM28内のイメージデータ変
換テーブルから読み出されてDTMF信号に変換されて
送信される。
【0048】そして、このDTMF信号に対応する数値
データを受信したページャー7では、数値データに対応
するドットパターンデータがROM28内のイメージデ
ータ変換テーブルから読み出され、その読み出したドッ
トパターンデータの組み合せでイメージが再構成され
て、受信した表示位置情報に基づいて表示部26に表示
されることにより、手書きのメッセージデータもイメー
ジデータとして送・受信することができる。
【0049】なお、本実施例では、オートダイアラー機
能付きぺージャー、及びこれを用いたページングシステ
ムに適用したが、これに限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲で適宜に変更可能である。すなわ
ち、通信機能を備えた携帯情報機器、玩具等にも適用で
きる。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、データを
送信する送信装置と、この送信装置より送信されるデー
タを受信して対応する表示内容を表示する、ドットマト
リクスで構成された第1の表示手段を備えた受信装置と
により構成される通信システムにおいて、前記送信装置
は、入力手段により表示内容が入力されると、この表示
内容を第2の表示手段に表示するとともに、制御手段が
この表示内容を所定のドット数のドットパターンに分割
するよう制御し、変換手段がこの分割された複数のドッ
トパターンを、第1の記憶手段に従い対応する指定コー
ド列に変換して、送信手段がこの変換された指定コード
列に基づいた信号を出力してデータ送信し、前記受信装
置は、前記送信装置から指定コード列を受信すると、表
示制御手段が第2の記憶手段よりこの指定コード列に対
応するドットパターンを複数読み出し、これらを組み合
せて表示内容を構成し、前記第1の表示手段に表示す
る。
【0051】したがって、任意に入力された表示内容を
一連の指定コードデータに変換して送信する通信システ
ムを構成することができ、ページングシステムにおいて
任意に作成した文字図形等のイラストを数値データ化し
て送受信することが可能となる。その結果、ページャー
の伝達、及び表示機能を向上させることができる。
【0052】この場合、請求項2記載の発明のように、
前記指定コードをダイアルナンバーデータとし、前記送
信手段はこのダイアルナンバーに対応するトーン信号を
電話回線に出力することにより、前記指定コードを送信
することができる。したがって、電話回線を用いてデー
タ送信する場合は、トーン信号を出力するダイアラー機
能により、電話回線を通して任意に作成した文字図形イ
メージをデータ送信することができる。
【0053】請求項3記載の発明によれば、送信装置に
おいて、入力手段により表示内容が入力されると、この
表示内容を表示手段に表示するとともに、制御手段がこ
の表示内容を所定のドット数のドットパターンに分割す
るよう制御し、変換手段がこの分割された複数のドット
パターンを、記憶手段に従い対応する指定コード列に変
換して、送信手段がこの変換された指定コード列に基づ
いた信号を出力してデータ送信する。
【0054】したがって、任意に入力された表示内容を
一連の指定コードデータに変換して送信する送信装置を
構成することができ、任意に作成した文字図形等のイラ
ストを数値データ化して送信することが可能となる。そ
の結果、ページャーの伝達、及び表示機能を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したページングシステムの全体構
成図。
【図2】図1のページャーの外観図。
【図3】図2のページャー内部のブロック構成図。
【図4】図3の表示部の表示領域の構成を示す図。
【図5】図3のROMに格納された定型文テーブルの構
成を示す図。
【図6】図3のROMに格納されたイメージデータ変換
テーブルの構成を示す図。
【図7】図3の制御部により実行される送信データ作成
処理のフローチャート。
【図8】図7の送信データ作成処理により作成されたイ
メージの一例を示す図。
【図9】図8のイメージと定型文をドットパターンの組
み合せで構成して表示部に表示した状態を示す図。
【図10】図3の制御部により実行される受信処理のフ
ローチャート。
【図11】手書き入力されたイメージを表示部に表示し
た場合を示す図。
【図12】図11の手書きイメージのブロック単位を拡
大して示した図。
【符号の説明】
1 ページングシステム 2、7 ページャー 3 プッシュホン 4 公衆回線網 5 通信サービスセンター 6 送信基地局 11 LED 17 入力表示部(液晶表示パネル) 17a タッチパネル 21 アンテナ 22 受信部 23 デコーダ部 24 ID−ROM 25 入力部 27 制御部 28 ROM 29 RAM 30 スピーカ 31 バイブレータ 33 D/A変換部 271 出力バッファ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを送信する送信装置と、この送信装
    置より送信されるデータを受信して対応する表示内容を
    表示する、ドットマトリクスで構成された第1の表示手
    段を備えた受信装置とにより構成される通信システムに
    おいて、 前記送信装置は、 表示内容を入力する入力手段と、 この入力手段より入力された表示内容を表示するドット
    マトリクスで構成された第2の表示手段と、 所定のドット数で表されるドットパターンを指定コード
    と対応づけて複数記憶する第1の記憶手段と、 前記入力手段により表示内容が入力されると、この表示
    内容を所定のドット数のドットパターンに分割する制御
    手段と、 この制御手段により分割された複数のドットパターン
    を、前記第1の記憶手段より対応する指定コード列に変
    換する変換手段と、 この変換された指定コード列に基づいた信号を出力して
    データ送信する送信手段と、を具備し、 前記受信装置は、 前記第1の表示手段に表示されるドットパターンデータ
    を指定コードと対応づけて複数記憶する第2の記憶手段
    と、 前記送信装置から指定コード列を受信すると、前記第2
    の記憶手段より対応するドットパターンを複数読み出
    し、これらを組み合せて表示内容を構成し、前記第1の
    表示手段に表示する表示制御手段と、 を具備したことを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】前記指定コードはダイアルナンバーデータ
    であり、前記送信手段はこのダイアルナンバーに対応す
    るトーン信号を電話回線に出力することにより、前記指
    定コードを送信することを特徴とする請求項1記載の通
    信システム。
  3. 【請求項3】表示内容を入力する入力手段と、 この入力手段より入力された表示内容を表示するドット
    マトリクスで構成された表示手段と、 所定のドット数で表されるドットパターンを指定コード
    と対応づけて複数記憶する記憶手段と、 前記入力手段により表示内容が入力されると、この表示
    内容を所定のドット数のドットパターンに分割する制御
    手段と、 この制御手段により分割された複数のドットパターン
    を、前記記憶手段より対応する指定コード列に変換する
    変換手段と、 この変換された指定コード列に基づいた信号を出力して
    データ送信する送信手段と、 を具備したことを特徴とする送信装置。
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