JPH0851655A - 送受信システム並びに該システムを適用した送信装置、受信装置及び送受信装置 - Google Patents

送受信システム並びに該システムを適用した送信装置、受信装置及び送受信装置

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JPH0851655A
JPH0851655A JP6204649A JP20464994A JPH0851655A JP H0851655 A JPH0851655 A JP H0851655A JP 6204649 A JP6204649 A JP 6204649A JP 20464994 A JP20464994 A JP 20464994A JP H0851655 A JPH0851655 A JP H0851655A
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JP6204649A
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Inventor
Naoaki Sugio
直昭 杉尾
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地図情報を送受信することができる送受信装
置およびこの送受信装置を適用した送受信システムを実
現する。 【構成】 ダイアラー送信機1側では、ROM12に複
数の地図情報を記憶しておき、制御部11は、操作部2
0の操作に応じて指定される地図情報をROM12から
読み出して表示部10に表示する一方、この指定された
地図情報を対応するコード信号に変換して出力する。ペ
ージング受信機6側でもROM54に複数の地図情報を
記憶しておき、制御部53は、ダイアラー送信機1側よ
り送出される前記地図情報を表わすコード信号を受信し
た場合、ROM54から当該コード信号に対応する地図
情報を読み出し、表示部30に地図情報を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ページャー等
の移動体通信システムにおけるイラスト等の送受信方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、移動体通信網を使用したペー
ジングサービスが知られている。このサービスでは、プ
ッシュホン等の電話機のプッシュ操作に応じて基地局か
ら送信されるメッセージを、移動体側となるページング
受信機が受信してメッセージ表示するものである。近年
では、こうしたメッセージ受信機能のみならず、電話機
に直接ダイヤルトーンを入力し、移動体通信網を介して
指定のページング受信機に向けてメッセージを発信す
る、所謂、ダイアラー送信機能を備える受信機も実用化
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて、上述した従来の
ページングサービスでは、送信可能なメッセージ行数が
定められいる場合が多い。このため、発信者はその行数
内で文字、数字あるいは記号を用いて受信者側に意思
(メッセージ)を伝達しなければならず、例えば、受信
者側に「道順」を指示したり、「待合わせ場所」を指定
する等の地理的関係を教示する場合には、送信可能な情
報量が制限されていることから、正確な指示がし難いと
いう問題がある。
【0004】したがって、従来のメッセージ送受信態様
に加えて、地理的関係を教示するグラフィカルな地図情
報を送受信できれば、受信者に対する指示が一目瞭然に
なり極めて効率良いページングサービスが実現でき、こ
うしたサービスが待望されている現状にある。そこで本
発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、簡易な
操作で地図情報を送受信することができる送信装置、送
受信装置および送受信方法を提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の送信装置では、地図を形成する複
数の地図情報を記憶する記憶手段と、地図情報を指定す
る指定手段と、この指定手段によって指定された地図情
報を前記記憶手段から読み出し、対応するコード信号に
変換して出力する出力手段とを具備することを特徴とし
ている。
【0006】請求項2に記載の送信処理方法では、地図
を形成する複数の地図情報を記憶手段に格納しておき、
地図情報を指定する第1のステップと、この第1のス
テップにより指定される地図情報を前記記憶手段から読
み出す第2のステップと、この第2のステップにより読
み出された地図情報を、対応するコード信号に変換して
出力する第3のステップとを備えていることを特徴とし
ている。
【0007】さらに、請求項3に記載の受信装置では、
地図を形成する複数の地図情報を記憶する記憶手段と、
地図情報を表わすコード信号を受信する受信手段と、こ
の受信手段によって受信された前記コード信号に従い、
前記記憶手段から当該コード信号に対応する地図情報を
読み出す読み出し手段と、この読み出し手段によって読
み出された地図情報を表示する表示手段とを具備するこ
とを特徴としている。
【0008】請求項4に記載の受信処理方法では、記憶
手段に地図を形成する複数の地図情報を格納しておき、
地図情報を表わすコード信号を受信する第1のステップ
と、この第1のステップにより受信された前記コード信
号に従い、前記記憶手段から当該コード信号に対応する
地図情報を読み出す第2のステップと、この第2のステ
ップにより読み出される地図情報を表示する第3のステ
ップとを備えることを特徴としている。
【0009】さらに、請求項5に記載の送受信装置で
は、地図を形成する複数の地図情報を記憶する記憶手段
と、地図情報を指定する指定手段と、この指定手段によ
って指定された地図情報を前記記憶手段から読み出し、
対応するコード信号に変換して出力する出力手段と、地
図情報を表わすコード信号を受信する受信手段と、この
受信手段によって受信された前記コード信号に従い、前
記記憶手段から当該コード信号に対応する地図情報を読
み出す読み出し手段と、この読み出し手段によって読み
出される地図情報を表示する表示手段とを具備すること
を特徴としている。
【0010】請求項6に記載の発明では、前記指定手段
によって指定された地図情報を複数重ね合わせることに
よって地図を作成する作成手段と、この作成手段によっ
て作成された前記地図を表示する地図表示手段と、この
地図表示手段によって表示された前記地図において、複
数の地図情報が重なるポイントを検出する検出手段と、
この検出手段によって検出さえた前記ポイントの表示制
御内容を選択する選択手段と、この選択手段によって選
択された表示制御内容に従って、前記ポイントの表示制
御を行う表示制御手段とを更に備え、前記出力手段は、
前記複数の地図情報と共に、この表示制御内容をも対応
するコード信号に変換し出力することを特徴としてい
る。
【0011】また、請求項7に記載の送受信処理方法で
は、地図を形成する複数の地図情報を記憶手段に格納し
ておき、地図情報を指定する第1のステップと、この第
1のステップにより指定される地図情報を複数重ね合わ
せることによって地図を作成する第2のステップと、こ
の第2のステップにより作成された前記地図を表示する
第3のステップと、この第3のステップにより表示され
た前記地図において、複数の地図情報が重なるポイント
を検出する第4のステップと、この第4のステップによ
り検出された前記ポイントの表示制御内容を選択する第
5のステップと、この第5のステップにより選択された
表示制御内容に従って前記ポイントの表示制御を行う第
6のステップと、前記第1のステップにより指定された
複数の地図情報と、この第5のステップにより選択され
た表示制御内容とをそれぞれ対応するコード信号に変換
し出力する第7のステップとを備えることを特徴として
いる。
【0012】請求項8に記載の送受信システムでは、請
求項1に記載の送信装置または請求項5に記載の送受信
装置と、この送信装置または送受信装置から出力される
地図情報を表わすコード信号を伝送する伝送手段と、こ
の伝送手段によって伝送される前記コード信号を受信
し、当該コード信号に対応する地図情報に変換して画面
表示する請求項3記載の受信装置または請求項5記載の
送受信装置とによって構成されることを特徴としてい
る。
【0013】
【作用】本発明によれば、送信側では、記憶手段に地図
を形成する複数の地図情報を記憶しておき、指定手段が
地図情報を指定し、指定された地図情報を前記記憶手段
から読み出し、出力手段が指定された地図情報を対応す
るコード信号に変換して出力する。一方、受信側でも記
憶手段に地図を形成する複数の地図情報を記憶してお
き、受信手段が前記地図情報を表わすコード信号を受信
し、この受信手段によって前記コード信号を受信した場
合、読み出し手段が前記記憶手段から当該コード信号に
対応する地図情報を読み出し、表示手段がこの読み出し
手段から出力される地図情報を表示する。これにより、
地理的関係を教示するグラフィカルな地図情報を送受信
が可能になる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。 A.実施例の構成 (1)ページャーシステムの概略構成 図1は、本発明の一実施例が適用されるページャーシス
テムの概略構成を示すブロック図である。この図におい
て、1はダイアラー送信機であり、キー入力操作に応じ
て作成されるメッセージデータを、後述するダイアラー
信号に変換し、これをダイアラースピーカより音響出力
する。ダイアラー信号とは、メッセージデータを形成す
るコード列を、逐次ダイヤルトーン(あるいはプッシュ
トーン)に変換してなる音響信号である。
【0015】2は電話機であり、送話器に入力されるダ
イアラー信号を、公衆回線網3を介してページングサー
ビスセンター4へ送出する。ページングサービスセンタ
ー4では、電話機2から発信されるダイアラー信号に基
づき、受信側の指定電話回線に接続する一方、ダイアラ
ー信号に変換されたメッセージデータを送信基地局5へ
転送する。送信基地局5は、ページングサービスセンタ
ー4から転送されるメッセージデータを指定回線番号の
ページング受信機6へ無線送信する。
【0016】この基地局5は、例えば、周知のセルラー
方式により各サービスエリア内に設置される。ページン
グ受信機6は、送信基地局5から送出される無線信号を
受信して復調する一方、復調した無線信号の内、メッセ
ージデータをメッセージに変換して表示する。また、ペ
ージング受信機6は、受信時にバイブレータを振動させ
たり、LEDを点灯、点滅させたり、スピーカによって
鳴音させて携帯者に受信を報知する機能も備える。この
ようなシステムにおいて、本発明では、ダイアラー送信
機1から送出されるダイアラー信号によるメッセージデ
ータをページング受信機6が受信し、このメッセージデ
ータを地図情報とメッセージとに変換してすることを特
徴としている。以下、こうした特徴点を実現するダイア
ラー送信機1およびページング受信機6の構成とその処
理動作とについて説明する。
【0017】(2)ダイアラー送信機1の構成 外観 図2は、ダイアラー送信機1の外観を示す斜視図であ
る。この図に示すダイアラー送信機1は、直方体状に形
成された筺体のパネル前面に表示部10および操作部2
0を有し、筺体側面には後述するダイアラーキー21を
備えている。表示部10は、液晶表示装置とこの液晶表
示装置を駆動するドライバから構成されており、液晶表
示装置には表示領域10a〜10dが形成される。ま
た、表示手段としては勿論、別の表示素子を用いること
ができ、例えば、ELディスプレイ、プラズマディスプ
レイを用いることも可能である。
【0018】これら表示領域の内、10aはデータナン
バエリアであり、現在読み出しているマトリクスデータ
(後述する)の種類等を表示する領域である。10b
は、操作部20の入力操作に応じて作成される地図情報
を表示する地図情報表示エリアである。10cはダイア
ラー送信時刻等を表示する時刻表示エリアである。10
dは、上記地図情報と共にダイアラー送信されるメッセ
ージを作成・表示するメッセージエリアである。
【0019】操作部20は、各種入力操作や表示操作を
指示する操作キー20a〜20dから形成され、各キー
入力操作に応じたスイッチ信号を発生する。これら操作
キーの内、20aは数値あるいは記号を入力するテンキ
ー、20bは送信すべきメッセージデータにおいて、入
力確定する際に操作されるセットキーである。20cは
ページキーであり、作成されRAM13に一時格納した
メッセージデータを読み出した際に地図情報表示エリア
10bあるいはメッセージエリア10dに表示された表
示内容を改頁したり、送信するメッセージデータのモー
ド選択する。20dは後述する内部ROMに記憶される
マトリクスデータを選択して読み出すメモリーキーであ
る。ダイアラーキー21は、メッセージデータをダイア
ラー送信する際に操作されるキーである。
【0020】電気的構成 次に、上記外観を備えるダイアラー送信機1の電気的構
成について図3を参照して説明する。なお、この図にお
いて、図2に示す各部と共通する部分には同一の番号を
付している。図3において、11はCPU、パターンジ
ェネレータおよび各種駆動回路等を備える制御部であ
り、操作部20あるいはダイアラーキー21の操作に応
じて送信機各部を制御する。ここで言うパターンジェネ
レータとは、後述するROM12内に格納されたマトリ
クス内の各パターンデータをパターン表示情報(図形)
に変換してメッセージエリア10dおよび地図情報表示
エリア10bに表示するものである。
【0021】12は制御部11によってロードされる制
御プログラムや、上述したメッセージや地図情報作成に
用いられる各種マトリクスデータを記憶するROMであ
る。なお、このROM12に格納される各種マトリクス
データの内容については追って詳述する。13は、制御
部11のワークエリアとして使用されるRAMであり、
各種レジスタ値やフラグ値が一時記憶される。また、R
AM13には、ワークエリアの他、上述したダイアラー
バッファエリアが設けられており、操作部20のキー入
力操作に対応して生成されるメッセージデータが格納さ
れる。
【0022】14はLED(発光素子)と、当該LED
を制御部11の制御の下に点滅制御するLEDドライバ
とを備える発光表示部である。この発光表示部14は、
電源投入状態や送信状態など各種ステイタスをLEDの
点滅状況に応じて発光表示する。15はダイアラースピ
ーカであり、ダイアラー実行キー21のオン操作に応じ
て制御部11から供給されるメッセージデータがダイヤ
ルトーン(あるいはプッシュトーン)に変換されて発音
する。
【0023】マトリクスデータの構成 次に、図4〜図8を参照してROM12に格納される各
種マトリクスデータについて説明する。このマトリクス
データとは、地図情報と文字形式のメッセージとから形
成されるメッセージデータを作成する際に参照されるデ
ータであり、フリー伝言用マトリクスM1、地図情報用
マトリクスM2、目印情報用マトリクスM3および交差
地点マトリクスM4からなる。
【0024】これらマトリクスデータは、行列配置され
た複数のコードから形成されており、操作部20のキー
操作に応じて読み出される。そして、読み出されたコー
ドに従って各表示内容は、上述したパターンジェネレー
タを介して表示部10にパターン表示される。入力確定
されたコードは、送信メッセージデータを形成するコー
ドとしてダイアラーバッファエリアに書き込まれる。
【0025】(a)フリー伝言用マトリクスM1の構成 フリー伝言用マトリクスM1は、文字形式のメッセージ
を作成する際に参照される。このマトリクスM1は、図
4に示すように、平仮名50音の他、「アルファベッ
ト」、「促音」、「拗音」および「数字・記号」に対応
した10行10列のコードテーブルから構成される。こ
れらコードは、前述したページキー20cおよびメモリ
キー20d(図2参照)のキー操作に応じて選択的に読
み出される。すなわち、ページキー20cは、キー操作
に応じてマトリクス上の列位置1,2,…,9,0(横
方向)を指定し、一方、メモリキー20dがマトリクス
上の行位置1,2,…,9,0(縦方向)を指定する。
【0026】したがって、例えば、メッセージ作成の際
にローマ字の「P」をキー入力したい場合には、ページ
キー20cを操作して列位置6を指定する一方、メモリ
キー20dにより行位置4を指定することにより、
「P」に対応するコードが読み出される。なお、ページ
キー20cおよびメモリキー20dの操作によって指定
されるコードを入力確定するには、前述したセットキー
20dを操作する。
【0027】(b)地図情報用マトリクスM2の構成 次に、図5および図6を参照して地図情報用マトリクス
M2について説明する。地図情報用マトリクスM2は、
地図情報を作成する際に参照されるものであり、5行1
0列の地図要素ME(Ln,Cm)に対応したコードから
構成される。これら地図要素ME(Ln,Cm)は、簡易
的な地図を表示する要素であり、「どうろL0」、「せ
んろL1」、「こみちL2」、「かわL3」および「かど
4」の5種類に大別され、各種毎に10種の変形要素
0〜C10が用意されている。
【0028】これら地図要素ME(Ln,Cm)は、上述
したページキー20cおよびメモリキー20dの操作に
応じて選択され、複数の要素を重ね合わせることで地図
情報が生成される。但し、地図要素同士が交差する部分
については、後述する交差地点マトリクスM4を参照し
て交差地点部分の地図情報をアレンジする。なお、ペー
ジキー20cおよびメモリキー20dの操作によって指
定される地図要素ME(Ln,Cm)を確定するには、セ
ットキー20dを操作する。
【0029】(c)目印情報用マトリクスM3の構成 目印情報用マトリクスM3は、上述した地図要素ME
(Ln,Cm)の組合わせに応じて生成される地図内に目
印として配置する図形要素GEを表示するコードから形
成される。図形要素GEは、4行4列のマトリクスをな
しており、図7に示す一例では、地図記号や各種シンボ
ル記号から形成される。これら図形要素GEは、上述し
たマトリクスM1〜M2と同様、列位置(横方向)がペ
ージキー20cで、行方向(縦方向)がメモリキー20
dの操作で選択され、選択した要素はセットキー20d
の操作によって確定される。なお、図7に示す一例にお
いて、4行0列目に位置する図形要素GEは、「目的
地」を示す記号である。
【0030】(d)交差地点マトリクスM4の構成 次に、図8を参照して交差地点マトリクスM4の一例に
ついて説明する。地図情報は、地図要素ME(Ln
m)の組合わせに応じて生成される旨を説明したが、
この地図要素ME(Ln,Cm)が交差する部分について
は、交差地点マトリクスM4を参照して交差態様を定め
る。交差態様としては、例えば道路同士ならば、図8の
交差態様に示す通常の交差点と、同図に示す立体交差点
の「タテ」と「ヨコ」の2つが挙げられる。すなわち、
交差地点マトリクスM4では、各種の交差態様を示す交
差要素が登録されており、地図要素ME(Ln,Cm)の
交差態様に適合する交差要素を選択する際に用いられ
る。
【0031】(3)ページング受信機6の構成 外観 図9は、ページング受信機6の外観を示す斜視図であ
る。この図に示すページング受信機6は、開閉自在な蓋
体6aとタブレット部6bとから構成され、図9では展
開状態を図示している。なお、このページング受信機6
は、上述したダイアラー送信機1と同等のダイアラー送
信機能を具備するものである。図9において、30は蓋
体6aの内面側に配置される表示部である。表示部30
は、液晶表示装置とこの液晶表示装置を駆動するドライ
バから構成されており、その液晶表示装置上には表示領
域30a〜30dが形成される。また、表示手段として
は勿論別の表示素子を用いることが出来、例えば、EL
ディスプレイ、プラズマディスプレイ等を用いることも
可能である。
【0032】これら表示領域は、前述したダイアラー送
信機1と同一である。すなわち、30aはデータナンバ
エリアであり、現在読み出しているマトリクスデータM
1〜M4の種類を表示する。30bは、後述する操作部
40の入力操作に応じて作成される地図情報を表示する
地図情報表示エリアである。30cは受信時刻や送信時
刻、または着信待ちの際は現在時刻を表示する時刻表示
エリアである。30dは、上記地図情報と共に送信され
るメッセージを作成・表示するメッセージエリアであ
る。
【0033】操作部40は、タブレット部6bに配設さ
れる操作キー40a〜40dから形成され、それぞれキ
ー入力操作に応じたスイッチ信号を発生する。これら操
作キーの内、40aは数値あるいは記号を入力するテン
キー、40bは送信すべきメッセージデータの表示形式
を選択設定するセットキーである。40cはページキー
であり、作成しRAM13に一時格納したメッセージデ
ータを読み出した際に地図情報表示エリア30bあるい
はメッセージエリア30dに表示された表示内容を改頁
する。40dは後述する内部ROMに記憶されるマトリ
クスデータを選択して読み出すメモリーキーである。4
1はダイアラー送信を指示するダイアラーキー、42は
リセットキーであり、呼び出し報知音の鳴動を停止させ
る等、受信動作を初期化する。43はモードキーであ
り、キー操作に応じて動作状態をページング受信モード
あるいはダイアラー送信モード等に遷移させる。
【0034】電気的構成 次に、上記外観によるページング受信機6の電気的構成
について図10を参照して説明する。この図において、
図9に示す各部と共通する部分には同一の番号を付して
いる。図10において、50はアンテナANTを介して
受信される無線信号を復調して受信信号を出力する受信
部である。51はページング受信機6に個別にアサイン
される自己IDコード、詳細にはページング受信機に個
別に設定されたフレームデータおよびアドレスデータを
記憶するID−ROMである。52は受信部50から出
力される受信信号をデコードするデコーダ部である。デ
コーダ部52は、受信信号の内、呼出信号に含まれるア
ドレスデータとID−ROM51から読み出した自己I
Dコードのアドレスデータとを照合し、両データが一致
した場合に、一致検出信号を次段の制御部53へ出力す
る。また、一致検出した場合には、受信信号中からアド
レスデータに続くメッセージデータを抽出して制御部5
3に供給する。
【0035】制御部53は、CPU、パターンジェネレ
ータおよびドライバ回路等を備え、ROM54から読み
出した制御プログラムに基づき各部を制御して受信処理
およびダイアラーによる送信処理を実行する。なお、制
御部53を主体とする受信処理の詳細については後述す
る。ROM54は、制御部53のCPUにロードされる
制御プログラムの他、前述したマトリクスデータM1〜
M4を記憶する。また、このROM54に複数の定型メ
ッセージを登録するようにしても良い。55はRAMで
あり、制御部53のワークエリアとして使用される一
方、受信バッファエリアおよびダイアラーバッファエリ
アをも備える。
【0036】受信バッファエリアには、受信したアドレ
スデータおよびメッセージデータが書き込まれる。この
受信バッファエリアから読み出されるメッセージデータ
は、パターンジェネレータを介して表示データ(地図情
報およびメッセージ)に変換された後、表示制御部53
の制御の下に図示されていないドライバに供給され、こ
れにより表示部10に地図情報とメッセージとして表示
される。
【0037】56はLED(発光素子)およびLEDド
ライバから構成される発光表示部であり、制御部53か
ら供給される制御信号に応じてLEDを発光制御する。
このLEDは、例えば呼び出し時に点灯される。57は
バイブレータであり、呼び出しに際して制御部53の指
示に応じて振動する。58は呼び出し時に報知音を発音
する呼出音用スピーカである。59は制御部53から供
給されるダイアラー信号に応じてダイヤルトーン(ある
いはプッシュトーン)を発音するダイアラー用スピーカ
であり、図9において図示されない同一のスピーカから
出力される。
【0038】B.実施例の動作 次に、上述した構成によるダイアラー送信機1の送信処
理と、ページング受信機6の受信処理とについて図11
〜図26を参照して順次説明する。 (1)送信処理 ダイアラー送信機1に電源が投入されると、制御部11
はROM12から制御プログラムを読み出して各回路部
にロードし、この後に送信機各部を初期化して待機状態
となり、キー入力操作を待つ。
【0039】ここで、ユーザがメッセージを作成すべ
く、セットキー20b(図2参照)を押下すると、制御
部11は図11に示す送信モードセットルーチンを実行
し、ステップS10に処理を進める。ステップS10で
は、ROM12に格納される地図情報用マトリクスM2
(図5および図6参照)を読み出し、これをRAM13
のワークエリアにセットするか否か、つまり、地図情報
を作成するか否かを判断する。ここで、文字形式のメッ
セージデータのみを作成する場合には、地図情報を作成
しないので、ページキー20cを押下する。すると、判
断結果が「NO」となり、送信するメッセージデータに
地図情報を含まないと判断する。この時点でセットキー
20bを押下すると、後述するステップS38へ処理を
進める。
【0040】ところで、この実施例においては、地図情
報を含むメッセージデータと、文字形式のみのメッセー
ジデータとを、メッセージデータの先頭に付加される特
殊コードで区別する。すなわち、後述する処理により地
図情報を含むメッセージデータを作成する場合には、制
御部11の内部処理により特殊コード「U4」が自動的
にメッセージの先頭に付加される。一方、文字形式のみ
のメッセージデータの場合には特殊コード「U7」が付
与されるようになっている。これら特殊コードの取り扱
いについては、後述の受信処理について言及する。
【0041】地図要素MEの入力 一方、上記ステップS10において、地図情報を作成す
るため、ユーザーがセットキー20dを押下すると、判
断結果が「YES」となり、次のステップS12へ処理
を進める。ステップS12では、前述した地図情報用マ
トリクスM2を参照し、所望の地図要素MEを地図情報
表示エリア10bに表示する操作がなされる。
【0042】地図情報表示エリア10bは、図13に図
示するように、エリア座標C1〜C6とエリア座標L2
〜L5とで形成される領域であり、この領域内に所望の
地図要素MEが表示される。なお、エリア座標C1〜C
6と座標番号L1とで規定される領域はデータナンバエ
リア10a、エリア座標C8〜C12とエリア座標L1
とで規定される領域は時刻表示エリア10cである。さ
らに、エリア座標C8〜C12とエリア座標L2〜L5
とで規定される領域は、メッセージエリア10dであ
る。
【0043】ここで、地図情報表示エリア10bに地図
要素MEを入力する操作について具体例を挙げて説明す
る。例えば、このステップS12において、メモリキー
20d(図2参照)を4回押下すると、地図情報用マト
リクスM2の地図要素ME(L4,C0)が選択され、図
14に示す態様で地図情報表示エリア10bに表示され
る。この時、データナンバエリア10aには、選択した
地図要素MEの種類として「かど 40」が表示され
る。表示したい地図要素MEが決定した時には、セット
キー20bを押下する。これにより、地図要素MEに対
応するコードがメッセージデータとしてダイアラーバッ
ファエリアに書き込まれる。
【0044】こうして地図要素MEが入力されると、制
御部11は次のステップS14に進み、地図情報が確定
したか否か、つまり、入力確定時になされるセットキー
20bの押下に続いて再度セットキー20bが押下され
たか否かを判断する。ここで、当該キー20bが操作さ
れない場合には、継続して地図要素MEの入力がなされ
ると見做して判断結果が「NO」となり、ステップS1
6へ処理を進める。
【0045】ステップS16では、上述したステップS
12と同様にして地図要素MEが入力される。そして、
このステップS16において、例えば、ユーザーが地図
情報用マトリクスM2から地図要素ME(L0,C4)を
選択したとする。そうすると、図15に図示するよう
に、地図情報表示エリア10bに「どうろ 04」のパ
ターンが重ね合わせて表示される。この場合、座標(L
3,C6)において地図要素ME(L4,C0)と地図要
素ME(L0,C4)とが交差する。
【0046】交差判定 次いで、ステップS18に進むと、制御部11は地図情
報表示エリア10bに地図要素ME同士が交差する座標
があるか否かを判断する。上記例の場合、座標(L3,
C6)において交差するので、判断結果は「YES」と
なり、次のステップS20に処理を進める。ステップS
20では、ステップS18で判断された交差部分の座標
をブリンク(点滅)表示させて交差態様を決めるよう促
し、ステップS22へ処理を進める。一方、これに対し
て交差部分が存在しない場合には、上記ステップS18
の判断結果が「NO」となり、上述したステップS14
へ処理を戻し、地図情報が確定したか否かを判断する。
【0047】交差態様の選択 ステップS22では、交差態様を選択すべく、前述した
交差地点マトリクスM4(図8参照)を参照して交差部
分の表示形態を決める。例えば、図16に図示するよう
に、交差態様を「立体交差」として表示させるには、テ
ンキー20aを操作して「*」を入力後に「2」を入力
し、更にブリンク(点滅)している座標をページキー2
0cとメモリキー20dで指定する。これにより、交差
地点マトリクスM4から「*2」に対応する「立体交差
(タテ)」を表示するコードが読み出され、座標(L
3,C1)の交差部分における交差態様が定まる。な
お、ステップS20においては、「道路」と「線路」
等、道路以外のパターンとが交差する状態でも、ブリン
ク(点滅)表示される。したがって、この場合において
も交差態様を決定する。例えば、図17に図示される様
に「道路」と「線路」とが交差している場合、テンキー
20aの「*」と「1」とを順次キー入力し、図8に示
す交差地点マトリクスM4より通常交差を選択する。次
いで、その交差する座標値「L2,C6」を指定してセ
ットキー20bを押下すると、図18に交差地点が踏切
表示としてセットされる。
【0048】地図要素ME同士の交差態様が定まると、
制御部11は再びステップS14に処理を戻し、地図要
素MEの入力操作を待つ。ここで、継続して地図要素M
Eを入力すると、上述したステップS14〜S22が繰
り返される。そして、上述した交差態様の確定後に続い
てセットキー20bが押下されると、制御部11はステ
ップS14において、地図情報が確定したと見做して判
断結果を「YES」としてステップS24に進み、地図
要素MEの入力操作を打切る。
【0049】目印情報の入力 地図要素MEの入力操作が完了すると、制御部11はス
テップS26に処理を進め、ROM12から読み出した
目印情報用マトリクスM3(図7参照)をRAM13の
ワークエリアにセットする。これにより、データナンバ
エリア10aに「めじるし」と平仮名表示され、目印情
報が入力可能である旨をユーザー側へ知らせる。次に、
ステップS28に進むと、目印とする図形要素GE(以
下、目印データと称する)を地図情報表示エリア10b
上に表示させるため、所望の座標を選択する操作がなさ
れる。
【0050】この選択操作は、目印データを配置する座
標をページキー20cとメモリキー20dとの操作に応
じて設定し、セットする座標が決定した時点でセットキ
ー20bを押下する。例えば、図20に示すように、座
標(L2,C1)を指定してセットキー20bを押下す
ると、その座標部分がブリンク表示され、目印データの
入力セットを促す。目印データの入力座標が定まると、
次のステップS30に進み、目印データの入力セットを
行う。ここでの入力操作を図20に示す一例に対応させ
て説明する。まず、このステップS30において、セッ
トキー20bを押下すると、図20に示すように、デー
タナンバエリア10aに目印データに対応するコードが
表示される。
【0051】この状態で所望の目印(図形要素)が指定
座標に表示される迄、ページキー20cおよびメモリキ
ー20dを操作して目印情報用マトリクスM3から選択
する。ここで、例えば、座標(L2,C1)に「方位記
号」をセットするには、先ずページキー20c、メモリ
キー20dを操作して座標(L2,C1)を指定セット
した後、この「方位記号」に対応するコード「00」を
テンキー20aにより入力し、続いてセットキー20b
を押下すると目印データが確定し、図21に図示するよ
うに、座標(L2,C1)に「方位記号」が表示され
る。これにより、所望の目印データに対応するコードが
メッセージデータとしてダイアラーバッファエリアに書
き込まれる。
【0052】次いで、制御部11はステップS32へ処
理を進め、入力すべき目印情報が全て確定したか否か、
つまり、目印データの入力確定時になされるセットキー
20bの押下操作に続いて、再度セットキー20bが押
下されたか否かを判断する。ここで、当該キー20bが
操作されない場合には、継続して目印データ入力がなさ
れると見做して判断結果が「NO」となり、ステップS
34へ処理を進める。ステップS34では、上述したス
テップS28〜S30と同様にして目印データの入力/
確定操作がなされる。こうして、例えば、図21に示す
ように、座標(L2,C1)の「方位記号」に加えて、
地図情報表示エリア10b上の座標(L2、C6),
(L4,C1)および座標(L4,C3)にそれぞれ
「駅」、「目的地」、「郵便局」が入力される。
【0053】そして、目印データの入力/確定操作が完
了し、再度セットキー20bを操作すると、目印情報が
全て確定したと見做されてステップS32の判断結果が
「YES」となり、ステップS36へ進む。ステップS
36では、目印データの入力操作を打切り、次のステッ
プS37へ処理を進める。すなわち、目印情報データの
入力/確定操作が終了すると、次にステップS37でフ
リー伝言によるメッセージを作成するか否かの判断処理
を行う。
【0054】メッセージの入力 ステップS37でフリー伝言によるメッセージを作成す
る場合、セットキー20bを押下することでステップS
38に進み、ROM12から読み出したフリー伝言用マ
トリクスM1(図4参照)をRAM13のワークエリア
にセットする。これにより、データナンバエリア10a
に「めっせーじ」と平仮名表示されると共に、図21に
図示するように、メッセージエリア10dの左端最上部
エリアがブリンク表示され、メッセージの入力をユーザ
側に促す。また、フリー伝言ではなく通常のメッセージ
データを入力する場合、ステップS37においてページ
キー20cを押下することでステップS39に進み、ス
テップS39で通常の数字入力を行いメッセージデータ
を作成する。次にステップS42に進み、セットキー2
0bを押下すると、メッセージの入力が終了する。
【0055】ダイアラー送信 そして、次のステップS40では、フリー伝言用マトリ
クスM1を参照してメッセージ入力操作を行い、例え
ば、図22に示すようなメッセージを作成する。次に、
ステップS42に進み、セットキー20bを押下する
と、メッセージ作成が終了する。ステップS44では、
送信先であるページング受信機6を呼び出すべく、電話
機2からページングサービスセンター4に連絡する。こ
の後、公衆電話回線がページングサービスセンター4に
接続してメッセージデータの受付が開始される(ステッ
プS46)。
【0056】メッセージデータの受付が開始された時点
で、ユーザーがダイアラー実行キー21(図2参照)を
操作すると(ステップS48)、制御部11はステップ
S50に進み、以上説明した操作に基づき作成されたメ
ッセージデータ(図22参照)を、ダイアラーバッファ
から読み出してダイアラー信号に変換し、これをダイア
ラースピーカ15より送信する。こうしてダイアラー送
信が完了すると、図23に示すように、データナンバエ
リア10aに「そうしん」と表示され、送信処理が完了
した旨を表示する。
【0057】ところで、上記〜の処理に基づき作成
される送信メッセージデータは、ダイアラーバッファに
格納される際に特殊コード「U4」,「U7」が付与さ
れたコード列になる。例えば、図22の一例では、次の
コード列に変換される。U4 40 04 *2 L3C6 15 *1 L2C6
26 *1 L5C2 *1 L5C6 [ L2C1 00 L2C6 20 L4C1 40 L4 C3
30 ] U7 14 22 72 51 72 23 04 42 22 70 31 44 03 44
04 71 43このコード列において、特殊コード「U4」
以降は各地図要素MEに対応するコード、「[」および
「]」は目印データを識別する識別コード、特殊コード
「U7」以降がフリー伝言の各文字に対応するコードで
ある。また、「Ln,Cm」はそれぞれ地図情報表示エリ
ア10b上のエリア座標を示すコードであり、数値コー
ドとして「n,m」が入力される。そして、これらコー
ド列がダイアラー信号として音響出力される訳である。
【0058】(2)受信処理 次に、上述した送信処理によって送出されるメッセージ
データを受信するページング受信機6の動作について図
24〜図26を参照して説明する。まず、ページング受
信機6に電源が投入されると、制御部53はROM54
から制御プログラムを読み出して各回路部にロードし、
この後に受信機各部を初期化して受信待ち状態に入る。
【0059】この受信待ち状態において、送信基地局5
がダイアラー送信機1からのダイアラー信号を無線送信
すると、ページング受信機6では、受信部50(図10
参照)が復調した無線信号中のアドレスデータと、ID
−ROM51から読み出した自己IDコードアドレスデ
ータとがデコーダ部52で照合され、両データが一致し
た場合に当該デコーダ部52から一致検出信号が制御部
53に供給される。これにより、制御部53は図24に
示す受信処理ルーチンを実行し、ステップS60に処理
を進める。
【0060】メッセージデータの検出 ステップS60では、検出したアドレスデータに続いて
送信メッセージデータ(コード列)が付与されているか
否かを判断する。ここで、アドレスデータのみで、メッ
セージデータが付与されていない場合には、判断結果が
「NO」となり、ステップS62に処理を進める。ステ
ップS62では、LED56を点灯させたり、バイブレ
ータ57を振動させ、表示部30は図26に示されるよ
うに、メッセージデータが存在しない旨を表示し、受信
報知を行う。一方、メッセージデータを検出した場合に
は、このメッセージデータを取込んで上記ステップS6
0における判断結果が「YES」となり、制御部53は
ステップS64へ処理を進める。
【0061】特殊コードの検出 ステップS64では、送信メッセージデータの先頭に特
殊コード「U4」が付与されているか否か、すなわち、
地図情報を含む送信メッセージデータであるか否かを判
定する。前述した送信処理において作成された送信メッ
セージデータを受信した場合には、特殊コード「U4」
が付与されているから、判断結果は「YES」となり、
後述するステップS74へ処理を進める。
【0062】これに対し、特殊コード「U4」が先頭に
付加されていない送信メッセージデータであると、ここ
での判断結果が「NO」となり、ステップS66に進
む。ステップS66では、さらにメッセージデータの先
頭に特殊コード「U7」が付与されているか否か、すな
わち、フリー伝言マトリクスM1に基づき作成されたコ
ード列によるメッセージデータのみであるか否かを判定
する。
【0063】特殊コード「U4」を含まない場合の受
信動作 特殊コード「U7」も検出されない場合には、ステップ
S66における判断結果が「NO」となり、ステップS
68に進み、この場合、受信報知を行うと共に、図27
に示すメッセージデータをそのまま数字データとして表
示部30のメッセージエリア30dに表示する。なお、
この場合のメッセージは「4951」のみである。
【0064】一方、特殊コード「U7」が検出された時
には、メッセージデータがフリー伝言マトリクスM1に
基づき作成されたコード列であるから、制御部50はス
テップS70に処理を進め、特殊コード「U7」以降の
メッセージデータを、ROM54に格納されるフリー伝
言マトリクスM1を参照してメッセージに変換する。次
いで、ステップS70に進み、受信報知を行うと共に、
図28変換したメッセージをメッセージエリア30dに
表示する。
【0065】特殊コード「U4」を含む場合の受信動
作 上述したステップS66において、メッセージデータの
先頭に特殊コード「U4」を検出すると、制御部53は
図25に示すステップS74に処理を進める。ステップ
S74では、地図情報を表示するため、表示フォーマッ
トを設定する。次いで、ステップS76では、特殊コー
ド「U4」以降のコードを地図情報と目印情報とに区分
すると共に、区分したコードをROM54に格納される
地図情報用マトリクスM2、目印情報用マトリクスM
3、交差地点マトリクスM4を参照して表示データに変
換し、これを表示バッファに格納する。
【0066】すなわち、前述した特殊コード「U4」か
ら識別コード「[」までの各コードは、地図情報用マト
リクスM2を参照して各地図要素MEに対応する表示デ
ータに変換され、表示バッファに書き込まれる。また、
識別コード「[」〜「]」で括られた各コードは、目印
情報用マトリクスM3を参照して各目印データに対応す
る表示データに変換され、表示バッファに書き込まれ
る。さらに、地図情報表示エリア30bに表示される地
図要素ME同士が交差する部分では、交差地点マトリク
スM4を参照して対応する交差態様の表示データに変換
され、表示バッファに書き込まれる。
【0067】次いで、ステップS78に進むと、制御部
53は、識別コード「]」に後続するメッセージデータ
が有るか否かを判断する。ここで、メッセージデータが
無い場合には、判断結果が「NO」となり、ステップS
80に処理を進める。そして、ステップS80では、各
地図要素MEに対応する表示データと各目印データに対
応する表示データとを表示バッファから読み出し、図2
9に示すように、これを地図情報として地図情報表示エ
リア30bに表示すると共に、受信報知する。
【0068】一方、識別コード「]」に後続するメッセ
ージデータが存在すると、上記ステップS78の判断結
果は「YES」となり、ステップS82に進む。ステッ
プS82では、メッセージデータの先頭に特殊コード
「U7」が存在するか否かを判断する。特殊コード「U
7」がなければ、ここでの判断結果が「NO」となり、
ステップS84に進み、図30に示す様に、上記ステッ
プS80と同様に、表示バッファから読み出した表示デ
ータを地図情報として地図情報表示エリア30bに表示
する一方、メッセージデータをそのまま数字コードとし
てメッセージ表示エリア30dに表示して受信報知す
る。なお、表示例として図30に示す内容のメッセージ
データの内、「]」以降のメッセージデータは「495
1」になっている。
【0069】これに対し、識別コード「]」に後続する
メッセージデータの先頭に特殊コード「U7」が存在す
ると、ステップS82の判断結果が「YES」となり、
制御部53は次のステップS86へ処理を進める。ステ
ップS86では、フリー伝言用マトリクスM1を参照
し、このメッセージデータを構成する各コードをメッセ
ージに変換して表示バッファにセットする。次いで、ス
テップS88に進むと、表示バッファから地図情報に対
応する表示データと、フリー伝言に対応するメッセージ
とを読み出し、これらを地図情報表示エリア30bとメ
ッセージ表示エリア30dとに表示する。これにより、
表示部30には、図31に示すように、送信画面(図2
2参照)と同一の画面が表示される。
【0070】このように、本実施例にあっては、ダイア
ラー送信機1とページング受信機6とにそれぞれ地図情
報を形成するマトリクスM1〜M4を記憶させておき、
送信時にはこれらマトリクスM1〜M4に基づき作成さ
れた地図情報をコード化したダイアラー信号に変換して
送出する。そして、受信時にはこのコード化されたダイ
アラー信号に基づくメッセージデータをマトリクスデー
タM1〜M4を参照して地図情報に復元し、これを表示
する。この結果、従来のメッセージ送受信態様に加え
て、地理的関係を教示するグラフィカルな地図情報の送
受信が可能となり、したがって、受信者に対する指示が
一目瞭然になり極めて効率良いページングサービスが実
現する。
【0071】C.変形例 次に、上記実施例における送信処理の変形例について図
32〜図33を参照して説明する。この変形例が前述し
た送信処理と異なる点は、地図要素MEおよび目印デー
タを全て入力した時点で、地図要素ME同士が交差する
各部分の交差態様を一括して選択設定することにあり、
以下、これについて説明する。
【0072】まず、ダイアラー送信機1に電源が投入さ
れると、制御部11(図3参照)はROM12から制御
プログラムをロードし、続いて送信機の回路各部を初期
化してキー入力操作を待つ。ここで、ユーザーがメッセ
ージを作成すべくセットキー20b(図2参照)を押下
すると、制御部11は図32に示す送信モードセットル
ーチンを実行し、ステップS100に処理を進める。ス
テップS100では、地図情報用マトリクスM2(図5
および図6参照)をRAM13のワークエリアにセット
して地図情報を作成するか否かを判断する。ここで、通
常の文字形式のメッセージデータのみを作成する場合に
は、判断結果が「NO」となり、後述するステップS1
26へ処理を進める。
【0073】地図要素MEの入力 一方、上記ステップS100において、地図情報を作成
するため、ユーザーがセットキー20dを押下すると、
判断結果が「YES」となり、次のステップS102へ
処理を進める。ステップS102では、前述した地図情
報用マトリクスM2を参照し、所望の地図要素MEを地
図情報表示エリア10bに表示させる入力操作がなされ
る。
【0074】ここで、例えば、ユーザーがメモリキー2
0d(図2参照)を4回押下し、地図情報用マトリクス
M2の地図要素ME(L4,C0)を選択したとする。そ
うすると、図14に示す態様で地図要素が図形表示され
る。この時、データナンバエリア10aには、選択した
地図要素の種類として「かど 40」が表示される。表
示したい地図要素MEが決定した時には、セットキー2
0bを押下する。
【0075】地図要素MEが入力されると、制御部11
は次のステップS14に進み、地図情報が確定したか否
か、つまり、入力確定時になされるセットキー20bの
押下に続いて再度セットキー20bが押下されたか否か
を判断する。ここで、当該キー20bが操作されない場
合には、継続して地図要素MEの入力がなされると見做
して判断結果が「NO」となり、再び上述したステップ
S102に処理を戻す。そして、これ以後、順次地図要
素MEが入力確定され、これに続いてセットキー20b
が押下されると、地図情報が確定したとしてステップS
104の判断結果が「YES」となり、ステップS10
6に処理を進める。
【0076】交差判定 ステップS106に進むと、制御部11は地図情報表示
エリア10bに地図要素ME同士が交差するエリア座標
があるか否かを判断する。ここで、交差するエリア座標
が存在すると、判断結果は「YES」となり、次のステ
ップS108に進む。ステップS108では、ステップ
S18で判断された交差部分のエリア座標をブリンク表
示させて交差態様を決めるよう促し、次のステップS1
10に処理を進める。一方、これに対して交差するエリ
ア座標が存在しない場合には、上記ステップS106の
判断結果が「NO」となり、後述するステップS112
へ処理を進める。
【0077】交差態様の選択 ステップS110では、交差態様を選択すべく、前述し
た交差地点マトリクスM4(図8参照)を参照して交差
部分の表示処理を決める。例えば、図16に図示する
「立体交差」を表示させる場合には、テンキー20aを
操作して「*」を入力後に「2」を入力する。これによ
り、交差地点マトリクスM4から「*2」に対応する
「立体交差(98)」を表示するパターンが読み出され
対応するエリア座標の交差態様が定まる。次いで、その
交差する座標値「L3,C6」を指定してセットキー2
0bを押下すると、図18に示すように、交差地点が立
体交差(タテ)で表示される。
【0078】目印情報の入力 こうして地図要素ME同士の全ての交差態様が定まる
と、制御部11はステップS112に処理を進め、地図
要素MEの入力操作を打切る。地図要素MEの入力操作
が打切られると、制御部11はステップS114に進
み、目印情報用マトリクスM3(図7参照)をRAM1
3のワークエリアにセットする。これにより、データナ
ンバエリア10aに「めじるし」と平仮名表示され、目
印情報が入力可能である旨をユーザー側へ知らせる。
【0079】次に、ステップS116に進むと、目印と
する図形要素GE(以下、目印データと称する)を地図
情報表示エリア10b上に表示させるため、所望のエリ
ア座標を選択する操作がなされる。この選択操作は、目
印データを配置するエリア座標をページキー20cとメ
モリキー20dとの操作に応じて設定し、セットする座
標が決定した時点でセットキー20bを押下する。例え
ば、図20に示すように、エリア座標(L2,C1)を
指定してセットキー20bを押下すると、その座標部分
がブリンク表示され、目印データの入力セットを促す。
【0080】目印データの入力座標が定まると、次のス
テップS118に進み、目印データの入力セットを行
う。ここでの入力操作を図20に示す一例に対応させて
説明する。まず、このステップS118において、セッ
トキー20bを押下すると、図20に示すように、デー
タナンバエリア10aに目印情報用マトリクスM3の数
値コードが表示される。この状態で所望の目印(図形要
素)が指定座標に表示される迄、ページキー20cおよ
びメモリキー20dを操作して目印情報用マトリクスM
3から選択する。ここで、例えば、エリア座標(L2,
C1)に「方位記号」をセットするには、先ずページキ
ー20c、メモリーキー20dを操作して座標(L2,
C1)を指定セットした後、この「方位記号」に対応す
る数値コード「00」をテンキー20aにより入力し、
続いてセットキー20bを押下すると目印データが確定
し、図21に図示するように、エリア座標(L2,C
1)に「方位記号」が表示される。
【0081】次いで、目印データがセットされると、制
御部11はステップS120へ処理を進め、入力すべき
目印情報が全て確定したか否か、つまり、目印データの
入力確定時になされるセットキー20bの押下操作に続
いて、再度セットキー20bが押下されたか否かを判断
する。ここで、当該キー20bが操作されない場合に
は、継続して目印データ入力がなされると見做して判断
結果が「NO」となり、ステップS122へ処理を進め
る。ステップS122では、上述したステップS118
と同様にして目印データの入力/確定操作がなされる。
【0082】そして、いま、目印データの入力/確定操
作が完了し、再度セットキー20bが押下されると、目
印データの入力操作が完了したと見做されてステップS
120の判断結果が「YES」となり、ステップS12
4へ進む。ステップS124では、目印データの入力操
作を打切り、次のステップS125へ処理を進める。す
なわち、目印情報データの入力/確定操作が終了する
と、次にステップS125でフリー伝言によるメッセー
ジを作成するか否かの判断処理を行う。
【0083】メッセージの入力 ステップS125でフリー伝言によるメッセージを作成
する場合、セットキー20bを押下することで、ステッ
プS126では、フリー伝言用マトリクスM1(図4参
照)をRAM13のワークエリアにセットする。これに
より、データナンバエリア10aに「めっせーじ」と平
仮名表示されると共に、図21に図示するように、メッ
セージエリア10dの左端最上部エリアがブリンク表示
され、メッセージの入力をユーザー側に促す。そして、
次のステップS128では、フリー伝言用マトリクスM
1を参照してメッセージ入力操作を行う。次いで、ステ
ップS130に進み、セットキー20bを押下すると、
メッセージ入力が終了する。また、フリー伝言ではな
く、通常のメッセージデータを入力する場合、ステップ
S125においてページキー20cを押下する事でステ
ップS127に進み、ステップS127で通常の数字入
力を行い、メッセージデータを作成する。次に、ステッ
プS130に進み、セットキー20bを押下すると、メ
ッセージデータの入力が終了する。
【0084】ダイアラー送信 メッセージ入力が終了し、ステップS132に進むと、
送信先であるページング受信機6を呼び出すべく、電話
機2からページングサービスセンター4に連絡する。こ
の後、公衆電話回線がページングサービスセンター4に
接続し、メッセージデータの受付が開始される(ステッ
プS134)。そして、メッセージデータの受付が開始
された時点で、ユーザーがダイアラーキー21(図2参
照)を操作すると(ステップS136)、制御部11は
ステップS138に進み、コード化された地図情報およ
び文字形式のメッセージ(図22参照)を、ダイアラー
バッファから読み出してダイアラー信号に変換し、これ
をスピーカ15より送信する。
【0085】以上のように、この変形例によれば、地図
要素MEおよび目印データを全て入力した時点で、地図
要素ME同士が交差する各部分の交差態様を一括して選
択設定しており、このようにすることで地図要素ME同
士が交差する毎に交差態様を選択する操作が省かれるか
ら、入力操作の複雑化や煩雑化を回避し得る。
【0086】なお、上述した実施例においては、地図要
素MEおよび目印データを入力する場合、ページキー2
0cとメモリキー20dとを操作してマトリクスM2,
M3を検索し、セットキー20bを押下することで入力
確定する操作態様としたが、これに限定されず、要は各
種マトリクスを参照して所望の地図要素あるいは目印デ
ータに対応するコードを選択的に入力する操作形態であ
ればどのような手法でも良い。例えば、透明タッチパネ
ルをLCDパネル上に敷設しておき、当該LCDパネル
に表示される地図情報において、座標指定操作、透明タ
ッチパネルの押圧操作で指定するようにしても良い。
【0087】また、本実施例では、ダイアラー送信機1
からダイアラー送信する態様について示したが、これに
限らず、モジュラージャックを介して直接データ送信す
るようにしても良い。また、ダイアラー送信機1を使用
せずとも、電話機のプッシュ操作で地図情報に対応する
コードを送信することも可能になる。この場合、セット
キー20bに対応するプッシュボタンにおるデータは受
信装置に予め設定しておくと良い。
【0088】さらに、上述した実施例においては、ダイ
アラーバッファエリアにセットされたメッセージデータ
を逐次ダイアラー信号に変換して送信するが、これに替
えて、例えば、ダイアラーバッファエリアにセットされ
たメッセージデータを送信以前にデータ圧縮を施し、圧
縮されたメッセージデータをそのままダイアラー送信す
る。そして、ページング受信機6では、この受信したダ
イアラー信号を受信バッファエリア内で一旦解凍し、そ
の後にマトリクスM1〜M4を参照して表示データに変
換し、地図情報を表示する。このように、送信時にデー
タ圧縮を施し、受信後にこれを解凍して表示すれば、送
信時間の短縮化やデータセキュリティを容易に確保し得
る。
【0089】また、本実施例では、ページャーシステム
に適用した場合について説明したが、本発明の要旨はこ
れに限定されず、通常の公衆回線を用いた有線通信にも
適用可能である。例えば、前述した地図情報を表示し得
る面積の液晶表示パネルを具備する電話機であれば、本
発明の要旨を適用することにより、簡単な構成で簡易的
な図形情報を送受信することが可能になる。更に、本発
明は、公衆回線を利用した有線通信に限らず、無線通信
機能を有する各種タイプの受信装置に適用される。つま
り、公衆回線を利用しない構内ページャーや、赤外線等
で通信する通信機能付の玩具、また通信機能を有するパ
ーソナルコンピュータ、電子手帳その他の電子計算処理
装置にも本発明は適用できる。
【0090】
【発明の効果】本発明によれば、送信側では、記憶手段
に地図を形成する複数の地図情報を記憶しておき、指定
手段が地図情報を指定し、指定された地図情報を前記記
憶手段から読み出して出力手段が指定された地図情報を
対応するコード信号に変換して出力する。一方、受信側
でも記憶手段に地図を形成する複数の地図情報を記憶し
ておき、受信手段が前記地図情報を表わすコード信号を
受信し、この受信手段によって前記コード信号を受信し
た場合、読み出し手段が前記記憶手段から当該コード信
号に対応する地図情報を読み出し、表示手段がこの読み
出し手段から出力される地図情報を表示するので、地理
的関係を教示するグラフィカルな地図情報を送受信する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が適用されるページャーシス
テムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】同実施例におけるダイアラー送信機1の外観を
示す斜視図である。
【図3】同実施例におけるダイアラー送信機1の構成を
示すブロック図である。
【図4】同実施例におけるフリー伝言用マトリクスM1
を説明するための図である。
【図5】同実施例における地図情報用マトリクスM2を
説明するための図である。
【図6】同実施例における地図情報用マトリクスM2を
説明するための図である。
【図7】同実施例における目印情報用マトリクスM3を
説明するための図である。
【図8】同実施例における交差地点マトリクスM4を説
明するための図である。
【図9】同実施例におけるページング受信機6の外観を
示す斜視図である。
【図10】同実施例におけるページング受信機6の構成
を示すブロック図である。
【図11】同実施例におけるダイアラー送信機1の送信
処理を示すフローチャートである。
【図12】同実施例におけるダイアラー送信機1の送信
処理を示すフローチャートである。
【図13】ダイアラー送信機1の表示部10を説明する
ための図である。
【図14】メッセージデータの入力操作および表示状態
を説明するための図である。
【図15】メッセージデータの入力操作および表示状態
を説明するための図である。
【図16】メッセージデータの入力操作および表示状態
を説明するための図である。
【図17】メッセージデータの入力操作および表示状態
を説明するための図である。
【図18】メッセージデータの入力操作および表示状態
を説明するための図である。
【図19】メッセージデータの入力操作および表示状態
を説明するための図である。
【図20】メッセージデータの入力操作および表示状態
を説明するための図である。
【図21】メッセージデータの入力操作および表示状態
を説明するための図である。
【図22】メッセージデータの入力操作および表示状態
を説明するための図である。
【図23】メッセージデータの入力操作および表示状態
を説明するための図である。
【図24】同実施例におけるページング受信機6の受信
処理を示すフローチャートである。
【図25】同実施例におけるページング受信機6の受信
処理を示すフローチャートである。
【図26】ページング受信機6の受信処理によって表示
される地図情報の一例を示す図である。
【図27】ページング受信機6の受信処理によって表示
される地図情報の一例を示す図である。
【図28】ページング受信機6の受信処理によって表示
される地図情報の一例を示す図である。
【図29】ページング受信機6の受信処理によって表示
される地図情報の一例を示す図である。
【図30】ページング受信機6の受信処理によって表示
される地図情報の一例を示す図である。
【図31】ページング受信機6の受信処理によって表示
される地図情報の一例を示す図である。
【図32】変形例による送信処理を示すフローチャート
である。
【図33】変形例による送信処理を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 ダイアラー送信機(送信装置) 10 表示部(表示手段) 11 制御部(指定手段、表示手段、出力手段) 12 ROM(記憶手段) 13 RAM(表示手段、出力手段) 15 スピーカ(出力手段) 20 操作部 6 ページング受信機 30 表示部(表示手段) 40 操作部 50 受信部(検出手段) 51 ID−ROM 52 デコーダ部(検出手段) 53 制御部(読み出し手段、表示手段) 54 ROM(記憶手段) 55 RAM(表示手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/00 107 A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図を形成する複数の地図情報を記憶す
    る記憶手段と、 地図情報を指定する指定手段と、 この指定手段によって指定された地図情報を前記記憶手
    段から読み出し、対応するコード信号に変換して出力す
    る出力手段とを具備することを特徴とする送信装置。
  2. 【請求項2】 地図を形成する複数の地図情報を記憶手
    段に格納しておき、 地図情報を指定する第1のステップと、 この第1のステップにより指定される地図情報を前記記
    憶手段から読み出す第2のステップと、 この第2のステップにより読み出された地図情報を、対
    応するコード信号に変換して出力する第3のステップと
    を備えていることを特徴とする送信処理方法。
  3. 【請求項3】 地図を形成する複数の地図情報を記憶す
    る記憶手段と、 地図情報を表わすコード信号を受信する受信手段と、 この受信手段によって受信された前記コード信号に従
    い、前記記憶手段から当該コード信号に対応する地図情
    報を読み出す読み出し手段と、 この読み出し手段によって読み出された地図情報を表示
    する表示手段とを具備することを特徴とする受信装置。
  4. 【請求項4】 記憶手段に地図を形成する複数の地図情
    報を格納しておき、 地図情報を表わすコード信号を受信する第1のステップ
    と、 この第1のステップにより受信された前記コード信号に
    従い、前記記憶手段から当該コード信号に対応する地図
    情報を読み出す第2のステップと、 この第2のステップにより読み出される地図情報を表示
    する第3のステップとを備えることを特徴とする受信処
    理方法。
  5. 【請求項5】地図を形成する複数の地図情報を記憶する
    記憶手段と、 地図情報を指定する指定手段と、 この指定手段によって指定された地図情報を前記記憶手
    段から読み出し、対応するコード信号に変換して出力す
    る出力手段と、 地図情報を表わすコード信号を受信する受信手段と、 この受信手段によって受信された前記コード信号に従
    い、前記記憶手段から当該コード信号に対応する地図情
    報を読み出す読み出し手段と、 この読み出し手段によって読み出される地図情報を表示
    する表示手段とを具備することを特徴とする送受信装
    置。
  6. 【請求項6】 前記指定手段によって指定された地図情
    報を複数重ね合わせることによって地図を作成する作成
    手段と、 この作成手段によって作成された前記地図を表示する地
    図表示手段と、 この地図表示手段によって表示された前記地図におい
    て、複数の地図情報が重なるポイントを検出する検出手
    段と、 この検出手段によって検出さえた前記ポイントの表示制
    御内容を選択する選択手段と、 この選択手段によって選択された表示制御内容に従っ
    て、前記ポイントの表示制御を行う表示制御手段とを更
    に備え、 前記出力手段は、前記複数の地図情報と共に、この表示
    制御内容をも対応するコード信号に変換し出力すること
    を特徴とする請求項1記載の送信装置、または請求項5
    記載の送受信装置。
  7. 【請求項7】 地図を形成する複数の地図情報を記憶手
    段に格納しておき、地図情報を指定する第1のステップ
    と、 この第1のステップにより指定される地図情報を複数重
    ね合わせることによって地図を作成する第2のステップ
    と、 この第2のステップにより作成された前記地図を表示す
    る第3のステップと、 この第3のステップにより表示された前記地図におい
    て、複数の地図情報が重なるポイントを検出する第4の
    ステップと、 この第4のステップにより検出された前記ポイントの表
    示制御内容を選択する第5のステップと、 この第5のステップにより選択された表示制御内容に従
    って前記ポイントの表示制御を行う第6のステップと、 前記第1のステップにより指定された複数の地図情報
    と、この第5のステップにより選択された表示制御内容
    とをそれぞれ対応するコード信号に変換し出力する第7
    のステップとを備えることを特徴とする送信処理方法。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の送信装置または請求項
    5に記載の送受信装置と、 この送信装置または送受信装置から出力される地図情報
    を表わすコード信号を伝送する伝送手段と、 この伝送手段によって伝送される前記コード信号を受信
    し、当該コード信号に対応する地図情報に変換して画面
    表示する請求項3記載の受信装置または請求項5記載の
    送受信装置とによって構成されることを特徴とする送受
    信システム。
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