JPH09200856A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JPH09200856A
JPH09200856A JP8006707A JP670796A JPH09200856A JP H09200856 A JPH09200856 A JP H09200856A JP 8006707 A JP8006707 A JP 8006707A JP 670796 A JP670796 A JP 670796A JP H09200856 A JPH09200856 A JP H09200856A
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JP
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data
schedule
message
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communication terminal
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JP8006707A
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English (en)
Inventor
Norio Endo
典夫 遠藤
Yuji Kuriyama
祐司 栗山
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大まかなスケジュールに関する質問を受けた場
合に、返答を作成して送信する動作を簡略化し、自動応
答する。 【解決手段】他の端末機器から送られてくる返答要求信
号を受信する受信部(21〜25)と、当該端末機器固有の
情報としてのスケジュールデータを記憶するRAM30
と、上記受信部(21〜25)で受信した返答要求信号に含
まれている指定データを検出した際、その指定データの
属性に基づいて上記RAM30から対応するスケジュール
データを読出し、読出したスケジュールデータから空き
時間を算出して返答信号を作成するCPU24と、CPU
24で作成した返答信号を上記他の端末機器に対して送信
する送信部(31〜33)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば2ウェイペ
ージング送受信機等の如く無線信号によるデータの送受
信を行なうデータ通信端末に代表される通信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近時、従来は受信専用だったページング
受信機に送信機能を付加し、双方向の通信を可能とした
ページング送受信機が考えられている。この種のページ
ング送受信機を用いた通信として、例えば第1のページ
ング送受信機を携帯している第1の操作者が、第2のペ
ージング送受信機を携帯している第2の操作者に対して
メッセージを送信する場合、第1の操作者はまず第1の
送受信機上で所望のメッセージを作成した後に第2のペ
ージング送受信機に向けて送信動作を行なう。
【0003】第1のページング送受信機からの送信は、
通信事業者の基地局を経由して第2のページング送受信
機に届けられる。第2のページング送受信機は、自機の
呼出しを受信すると、音や光、振動で第2の操作者に呼
出しがあったことを報知する。第2の操作者は該報知に
応じてこの第2のページング送受信機を操作し、受信デ
ータのメッセージ内容を確認した上で、返信の必要があ
れば返信メッセージを第2のページング送受信機に入力
し、第1の操作者に対してデータ送信を行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述したよ
うなページング送受信機を用いて相手先の空き時間を尋
ねた場合、尋ねられた側ではその度毎に自分のスケジュ
ールを検討して空き時間を返信メッセージとしてページ
ング送受信機の操作により入力して送信しなければなら
ず、その手間が煩わしいものとなるばかりか、状況によ
って返信メッセージの操作入力ができない場合に返信が
できなくなってしまうということもあり得る。また、仕
事等の進行状況の報告等でも同様であった。
【0005】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、大まかなスケジュ
ールに関する質問を受けた場合や仕事等の進行状況の報
告を要求された場合、返答を作成して送信する動作を簡
略化し、自動応答することが可能な通信装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、 (1) 返答要求信号を受信する受信手段と、データを
その属性を示す属性情報と共に複数記憶する記憶手段
と、上記受信手段で受信された返答要求信号に含まれて
いる指定データを検出する検出手段と、この検出手段に
より上記指定データを検出した際、その指定データの属
性に基づいて上記記憶手段から対応する属性情報のデー
タをすべて読出し、集計する集計手段と、この集計手段
で集計したデータに当該装置固有の識別符号を付して返
答信号を作成して送信する送信手段とを具備したことを
特徴とする通信装置である。
【0007】(2) 上記(1)項の通信装置におい
て、上記記憶手段は上記複数のデータとしてスケジュー
ルデータを記憶し、上記集計手段はスケジュールデータ
が記憶されているか否かを属性情報として、スケジュー
ルデータが記憶されていない時間帯を読出して集計する
ことを特徴とする通信装置である。
【0008】(3) 上記(1)項の通信装置に、上記
記憶手段に記憶される複数のデータより、特定のデータ
を選択して上記属性を入力する入力手段と、この入力手
段により入力された属性情報を選択したデータと対応さ
せて上記記憶手段に記憶させる記憶制御手段とをさらに
具備したことを特徴とする通信装置である。
【0009】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)以下本発明をデータ通信端末を運
用するための通信システムに適用した場合の第1の実施
の形態について図面を参照して説明する。
【0010】図1は当該通信システムの概念構成を示す
もので、1A,1Bがそれぞれデータ通信端末、2,
2,…,2′,2′,…が受信基地局、3,3′が送信
基地局、4,4′が中継器、5がオペレーションセン
タ、6が通信衛星である。
【0011】同図に示す如くデータ通信端末1Aが存在
している第1のエリアA1では、公衆電話回線7を介し
てリンクされた複数、例えば5つの受信基地局2,2,
…と、通信衛星用受信アンテナ3aを備えて当該エリア
内への送信を行なう送信基地局3と、上記公衆電話回線
7を介して上記受信基地局2,2,…で受信されたデー
タを上記オペレーションセンタ5へ伝送するための中継
器4とから通信システムが構成されている。
【0012】同様にデータ通信端末1Bが存在している
第2のエリアA2では、公衆電話回線7′を介してリン
クされた複数、例えば5つの受信基地局2′,2′…
と、通信衛星用受信アンテナ3a′を備えて当該エリア
内への送信を行なう送信基地局3′と、上記公衆電話回
線7を介して上記受信基地局2′,2′,…で受信され
たデータを上記オペレーションセンタ5へ伝送するため
の中継器4′とから通信システムが構成されている。
【0013】図2は上記データ通信端末1A,1Bの外
観構成を示すもので、本体ケース11の前面に液晶表示
パネルと透明タッチパネルとを一体的に形成した表示入
力部12、着信報知時に点灯するLED13、各種キー
14a〜14hからなるキー入力部14が設けられる。
【0014】ここでキー入力部14は、電源のオン/オ
フを操作する電源キー14a、着信報知のリセットを操
作するリセットキー14b、無線信号によるデータの送
信時に操作する送信実行キー14c、後述するメッセー
ジメモリMMに格納されたメッセージの読出しモード選
択時に操作する着信読出しキー14d、作成後にデータ
変換されて後述する出力ボックスOBへ格納されたメッ
セージデータを読出す際に操作する出力ボックス読出し
キー14e、後述するCALLバンクCBに格納された
登録者を一覧表示させる際に操作するCALLバンクキ
ー14f、スケジュールデータを呼出す際に操作するス
ケジュールモードキー14g、及び上下左右各方向への
カーソル移動を操作するカーソルキー14hからなるも
のとする。
【0015】しかるに上記着信読出しキー14d、出力
ボックス読出しキー14e、CALLバンクキー14f
及びスケジュールモードキー14gのいずれかを操作し
たモード状態でさらにリセットキー14bを操作する
と、図2(b)に示すように表示入力部12にキーボー
ド12aが表示され、本体ケース11に付属の入力ペン
15でキーボード12a中の任意キー部分を押圧操作す
ることによりデータの入力が可能となっている。
【0016】また特に、このキーボード12aにおい
て、図中に「C」「A」「a」で示すキー部12a1を
入力ペン15で押圧操作することにより、数字や各種記
号に代えてアルファベットの大文字及び小文字が表示さ
れ、アルファベットの入力も可能となると同時に、ロー
マ字入力によるかな文字や、かな文字で漢字変換する範
囲を入力ペン15でドラッグすることによりかな漢字変
換も入力可能となり、これらの操作によってデータの新
規作成、登録、削除等を行なうことが可能になるもので
ある。
【0017】図3は上記データ通信端末1A,1Bに設
けられる回路の概略構成を示すもので、21は受信アン
テナであり、この受信アンテナ21はRF受信部22に
接続し、このRF受信部22をデコーダ部23を介して
CPU24に接続している。RF受信部22は、受信ア
ンテナ21で受信した受信データを復調する。
【0018】上記デコーダ部23は、ID−ROM25
を接続しており、このID−ROM25は当該データ通
信端末1A(1B)に個別に割当てられたIDコード、
詳細にはフレームデータやアドレスデータ等を記憶した
もので、このIDコードをデコーダ部23に与えるよう
にしている。
【0019】デコーダ部23は、電源投入を検出した時
点においては、所定時間内に同期信号が受信されるまで
RF受信部22を駆動させ、同期信号を受信すると今度
はID−ROM25より取込んだIDコードに基づいて
間欠駆動させる。そして、RF受信部22で復調した信
号を解読し、これが自機に割当てられたIDコードに一
致したと判断すると、一致検出信号及び続いて受信され
るメッセージデータをCPU24に送出するようにして
いる。
【0020】CPU24は、内部に現在の日付及び時刻
を計時する計時回路24aを有し、上述したキー入力部
14と表示入力部12を駆動制御するドライバ26、上
記LED13を含む報知部27を駆動制御するドライバ
28、ROM29、RAM30、及びエンコーダ部31
を接続している。
【0021】エンコーダ部31は、上記キー入力部14
の出力ボックス読出しキー14eの操作によって後述す
るRAM30の出力ボックスOBから読出され、続く送
信実行キー14cの操作によりCPU24より送られて
くるメッセージデータを符号化してRF送信部32へ出
力し、RF送信部32はこの符号化されたメッセージデ
ータをさらに所定の変調方式によって変調して送信アン
テナ33より上記受信基地局2,2,…(2′,2′,
…)に対して無線送信させる。
【0022】しかして、上記受信アンテナ21及び送信
アンテナ33は、ここでは別体のもものとして説明する
が、送受信を行なう電波の変復調方式によっては、受信
アンテナ21と送信アンテナ33とを共用化し、時分割
で切換えるようにすることもできる。
【0023】上記ドライバ26は、上記表示入力部12
を構成する液晶表示パネル121を表示駆動する一方、
この液晶表示パネル121に一体にして構成される透明
タッチパネル122をサンプリング駆動するもので、上
記入力ペン15の操作により透明タッチパネル122に
入力がなされた場合にはその位置座標に応じた操作信号
がCPU24に入力される。
【0024】上記報知部27は、スピーカ、バイブレー
タ及び上記LED13よりなり、それぞれCPU24の
制御により動作するドライバ28に駆動されて、呼出し
状態をブザー音、振動、及び光の点滅でそれぞれこのデ
ータ通信端末1Aの使用者に報知するものである。
【0025】上記ROM29は、CPU24のために予
め用意された各種制御プログラムやキーボード12aを
操作することにより入力されるデータに従い、表示入力
部12に表示されるアルファベット、かな文字、数字、
漢字等のキャラクタデータを格納したキャラクタジェネ
レータ(図示せず)、及び同じく入力されたデータを所
定の素子データに変換するための変換テーブル(図示せ
ず)などを固定記憶している。
【0026】上記RAM30は、図4に示すようなメモ
リエリアの構成となっており、データ端末の呼出番号等
送信先の各種情報を記憶するCALLバンク用メモリエ
リアCB、着信したメッセージデータを記憶するメッセ
ージメモリエリアMM、作成したメッセージデータを送
信時まで一時的に格納しておく出力ボックスOB、及び
自己のスケジュールデータを管理、記憶しておくスケジ
ュールデータメモリエリアSDを有する。
【0027】図5は「B」さんが携帯しているデータ通
信端末1BのRAM30のCALLバンク用メモリエリ
アCBに格納される送信先データの構成を例示するもの
で、該メモリエリアCBは送信先の送信者番号、名前、
及び呼出番号を示す連絡先を1組として図示する如く複
数組のデータを記憶可能となっている。
【0028】ここでは、送信者番号「1111」の
「A」さん、送信者番号「3333」の「C」さん、送
信者番号「4444」の「D」さん、以下の送信先デー
タが記憶されているものとする。
【0029】また、図6は同じく「B」さんが携帯して
いるデータ通信端末1BのRAM30のスケジュールデ
ータメモリエリアSDに格納される、「B」さんのスケ
ジュールデータを例示するもので、該メモリエリアSD
内には月(MNTH)、日(DT)、スケジュール番号
(AN)、開始時刻(ST)、終了時刻(ED)、及び
内容(BUS)を組としたスケジュールデータが図示す
る如く複数組分記憶格納されている。
【0030】次に上記第1の実施の形態の動作について
説明する。ここでは、使用者である「A」さんが携帯す
る図1のデータ通信端末1Aから使用者である「B」さ
んが携帯するデータ通信端末1Bへ指定した日付スケジ
ュールの空き時間の返答返答を要求する指示コマンドデ
ータを送信し、データ通信端末1Bからデータ通信端末
1Aへこのコマンドデータに従い指定されたスケジュー
ルの空き時間を自動返答する場合の動作について説明す
るものとする。
【0031】図9及び図10はデータ通信端末1Aでス
ケジュールの返答を要求する指示コマンドデータを作成
して送信する際の表示入力部12での表示画面を例示す
るものである。
【0032】図9では、メッセージデータの送信モード
が設定されていることを示す「送信モード」、現在の時
刻「08:55」と共に、「通常送信」及び「自動応
答」の各項目名が表示され、「自動応答」の側が選択さ
れていることを項目名にかかるカーソルCで表示してい
る。
【0033】これと共に、送信するメッセージデータの
内容として「$空き時間要求:1995/05/01
$」なる内容が入力され、このメッセージデータがRA
M30の出力ボックスOBに登録、格納されていること
を表示している。
【0034】このメッセージデータ中、その両端に位置
する「$」が自動応答の指定コマンドデータであり、始
めの「$」に続く「空き時間要求」が、応答する内容が
スケジュールデータの属性として未登録の時間帯である
ことを示す空き時間要求コマンド、「:」が区切りコー
ドであって、続く「1995/05/01」が要求して
いる日付情報を表わしている。
【0035】こうしてメッセージデータの作成を終了す
ると、次に送信先の設定を行なう。図10はこのときの
表示入力部12での表示画面を例示するものであり、メ
ッセージデータの送信モードが設定されていることを示
す「送信モード」、現在の時刻「08:55」と共に、
「送信先?」なる文字が表示され、その次行に送信先と
してデータ通信端末1Bを携帯している「B」さんがこ
のデータ通信端末1AのRAM30のCALLバンク用
メモリエリアCBより選択指定されていることを
「(1) B 2−2222−2222」とし
て表示している。この送信先の呼出番号「2−2222
−2222」もまた、上記メッセージデータに付加され
てRAM30の出力ボックスOBに登録、格納される。
【0036】なお、ここでは送信先として「B」さんの
1名のみを選択している状態を例示しているが、複数名
を選択することも可能であり、そのときは選択した順に
(2),(3),…のようにして一覧表示されることと
なる。
【0037】以上図9及び図10で示した如くデータ通
信端末1Aでメッセージデータを作成し、送信先を選択
指定した上で送信実行キー14cを操作すると、出力ボ
ックスOBに格納されている内容に自機の送信者番号
「1111」を付加したものに基づいてエンコーダ部3
1が符号化を行ない、符号化された送信データをRF送
信部32が所定の変調方式によって変調して送信アンテ
ナ33より上記受信基地局2,2,…に対して無線送信
させる。
【0038】この送信されたデータは、受信基地局2,
2,…、公衆電話回線7、中継器4、オペレーションセ
ンタ5、通信衛星6を介して第1のエリアA1、第2の
エリアのそれぞれの通信衛星用受信アンテナ3a,3
a′に受信され、このうち第2のエリアA2内に存在す
るデータ通信端末1Bが呼出されメッセージデータが受
信される。
【0039】図7は上記データ通信端末機器1A,1B
における電源投入後のCPU24により制御される主と
してスケジュールデータの自動応答に係る処理内容を示
すものであり、ここではデータ通信端末1Bにおける動
作として説明する。
【0040】すなわち、キー入力部14の電源キー14
aを操作することで電源がオンとされると、まず着信待
ちの状態を設定した上で(ステップA1)、ID−RO
M25に格納される当該データ通信端末1Bに個別に割
当てられたIDコードに基づいてデコーダ部23がRF
受信部22を間欠駆動し、受信信号中から自機に割当て
られたIDコードに一致したアドレスが検出されたか否
か、すなわち自機を呼出す受信があるか否か判断する
(ステップA2)、といった処理を繰返し実行する。
【0041】そして、自機に割当てられたIDコードに
一致したアドレスが検出され、自機を呼出す受信がある
と判断すると、一致検出信号をCPU24へ送出する。
CPU24では、デコーダ部23によりそのアドレスに
続くメッセージデータを取込ませ、着信時の計時回路2
4aより得られる日付情報と共にRAM30のメッセー
ジメモリエリアMMに格納して(ステップA3)、メッ
セージメモリエリアMMに格納した該メッセージデータ
中に自動応答を指定するコマンドデータ「$」があった
か否かを判断する(ステップA4)。
【0042】ここでコマンドデータ「$」がないと判断
した場合には、そのメッセージデータは自動応答を要求
しているものではないため、上記報知部27によるLE
D13その他での報知動作を実行した上で、表示入力部
12により格納したメッセージデータを表示出力させ
(ステップA8)、再び上記ステップA1からの処理に
戻る。
【0043】また、ステップA4でメッセージデータ中
に自動応答を指定するコマンドデータ「$」があったと
判断した場合には、そのメッセージデータが自動応答を
要求しているものであることとなるので、これに対応し
て自動応答に関する処理を開始する(ステップA5)。
【0044】図8はこのステップA5に係るサブルーチ
ンの処理内容を示すものであり、その処理当初には、メ
ッセージデータ中の始めのコマンドデータ「$」に続い
て空き時間要求コマンドがあるか否かにより、応答すべ
き内容がスケジュールデータにおいてスケジュールが登
録されていない時間、すなわち属性情報として空き時間
の時間帯の送信指示であるか否か判断する(ステップB
1)。
【0045】ここで空き時間要求コマンドがないと判断
した場合には、本実施の形態ではその詳細な説明は省略
するが、空き時間要求コマンド以外のコマンドデータに
対応した返答データを作成してRAM30の出力ボック
スOBに設定し(ステップB16)、以上でこの図8の
処理を終了する。
【0046】また、上記ステップB1で空き時間要求コ
マンドがあると判断すると、格納したメッセージデータ
中に含まれている日付情報「1995/05/01」に
より、例えば「B氏の1995/05/01の空き時
間」なるコメントデータを作成する一方、この日付情報
によりRAM30のスケジュールデータメモリエリアS
Dを検索して対応する日付のスケジュールデータを検索
する(ステップB2)。
【0047】次いで、上記日付情報がスケジュールデー
タメモリエリアSDに記憶されているスケジュールデー
タの日付の範囲内であるか否かにより日付情報が適切で
あるか否か確認のための判断を行なう(ステップB
3)。
【0048】ここで日付情報が適切ではないと判断した
場合には、上記ステップB2で設定したコメントデータ
に加えて、例えば「指定日付が不適切です」のような、
日付情報が誤りであることを指示するコメントデータを
出力ボックスOBに設定し(ステップB14)、以上で
この図8による処理を終了する。
【0049】また、上記ステップB3で日付情報が適切
であることを確認した場合、次いで上記日付情報で開始
時刻が「00:00」であるスケジュールデータが登録
されているか否かにより、前日から継続しているスケジ
ュールデータがあるか否か判断する(ステップB4)。
【0050】前日から継続しているスケジュールデータ
がないと判断した場合には、まず第1番目の空き時間の
開始時刻として「0:00」を設定した上で(ステップ
B5)、上記日付情報によりスケジュールデータメモリ
エリアSDからスケジュールデータを検索できたか否か
により、当該日付のスケジュールデータが登録されてい
るか否かを判断する(ステップB6)。
【0051】スケジュールデータがまったく登録されて
いなかった場合、当該日付におけるデータ通信端末1B
の使用者である「B」さんを拘束するスケジュールがま
ったくないこととなるので、上記第1番目の空き時間の
開始時刻「0:00」に対応する終了時刻として「2
4:00」を設定して(ステップB13)、この図8に
よる処理を終了する。
【0052】また、上記ステップB6で上記図6に示し
た如く当該日付のスケジュールデータが登録されている
と判断した場合には、次いでその最初のスケジュールデ
ータの開始時刻、例えば「9:00」を上記第1番目の
空き時間の開始時刻「0:00」に対応する終了時刻と
して設定した上で(ステップB7)、この最初のスケジ
ュールデータの他にまだ当該日付のスケジュールデータ
があるか否か判断する(ステップB8)。
【0053】ここで次のスケジュールデータがあると判
断すると、次いで上記先のスケジュールデータの終了時
刻とこの次のスケジュールデータの開始時刻が一致する
か否かにより、上記先のスケジュールデータの終了時刻
からこの次のスケジュールデータの開始時刻に至る間に
空き時間がないかどうか判断する(ステップB9)。
【0054】空き時間があると判断した場合には、上記
スケジュールデータの終了時刻、例えば「11:00」
をあらためて空き時間の開始時刻として設定した後に
(ステップB11)、再び上記ステップB7に戻って次
のスケジュールデータの開始時刻、例えば「13:0
0」を上記空き時間の開始時刻に対応する終了時刻とし
て設定し、以下、同様にして順次、次のスケジュールデ
ータとの間にある空き時間を設定し集計していく。
【0055】そして、ステップB8でもう当該日付に次
のスケジュールデータは登録されていないと判断した時
点で、以上でこの図8の処理を終了する。また、上記ス
テップB4で開始時刻が「00:00」であるスケジュ
ールデータが登録されており、前日から継続しているス
ケジュールデータがあると判断した場合には、そのスケ
ジュールデータに終了時刻があるか否か判断する(ステ
ップB12)。
【0056】ここで終了時刻があると判断した場合に
は、上記ステップB8に進んで当該日付の次のスケジュ
ールデータの有無の判断を行なうが、終了時刻がないと
判断した場合には、当該日付における空き時間はないも
のとして、上記ステップB2で設定したコメントデータ
に加えて、例えば「空き時間はありません」のような、
空き時間がない旨を表わすコメントデータを出力ボック
スOBに設定し(ステップB15)、以上でこの図8に
よる処理を終了する。
【0057】また、上記ステップB9で先のスケジュー
ルデータの終了時刻と次のスケジュールデータの開始時
刻との間に空き時間がないと判断した場合には、次のス
ケジュールデータの終了時刻が「24:00」までとな
っているか否かにより、次のスケジュールデータに終了
時刻があるか否か判断する(ステップB10)。
【0058】ここで終了時刻があると判断した場合に
は、再び上記ステップB7からの処理に戻るが、終了時
刻がないと判断した場合には、以上でこの図8による処
理を終了する。
【0059】この図8の自動応答のためのデータ設定の
処理を終えた後、上記図7に戻り、RAM30のメッセ
ージメモリエリアMMに記憶されている上記メッセージ
データの送信者の送信者番号、例えば「1111」を用
いてCALLバンク用メモリエリアCBを検索し、対応
する呼出番号、例えば「1−1111−1111」を読
出して出力ボックスOB内の先頭位置に追加設定する
(ステップA6)。そして、この出力ボックスOBに設
定されている呼出番号を付したデータを素子データに変
換しエンコーダ部31、RF送信部32及び送信アンテ
ナ33からなる送信部により送信出力することで(ステ
ップA7)、着信から自動応答に至る一連の処理を終了
したこととなり、再び上記ステップA1からの処理に戻
る。
【0060】図11はこうしてデータ通信端末1Bから
自動応答処理によりデータ通信端末1Aに送信され、デ
ータ通信端末1Aの表示入力部12で表示された自動応
答のデータ内容を例示するものである。
【0061】この場合、最上行で現在の日付及び時刻を
「1995 5月 1日 9:00」
のように表示し、その次行でコメントデータ「B氏の1
995/05/01の空き時間」と表示させると共に、
上記図6で示したデータ通信端末1BのRAM30のス
ケジュールデータメモリエリアSDのスケジュールデー
タから算出された空き時間、すなわち、「(1)00:
00〜09:00 (2)11:00〜13:00 (3)15:00〜17:00 (4)20:00〜24:00 」 を併せて一覧表示させるものである。
【0062】また、上記図8で示した空き時間の検出方
法似ついては、その変形例として具体的にスケジュール
データの各々の項目に対してこのスケジュールが登録さ
れたことを示すフラグを属性情報として設けることによ
りこのフラグが検出されない時間を空き時間と判断させ
て読出し設定することも可能である。
【0063】さらに、図12に示すように登録される各
々のスケジュールデータに、例えばビジネスタイムは
A、プライベートタイプはBといった属性情報IFを設
定し、図13に示す如く要求コマンドと属性情報IFと
を対応付けて格納させた属性情報テーブルITをRAM
30に備えると、応答要求に際してその属性を指定する
ことで、スケジュールデータより対応する属性情報の項
目の時間帯を返答させるようにすることも可能である。
【0064】(第2の実施の形態)以下本発明をデータ
通信端末を運用するための通信システムに適用した場合
の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0065】なお、当該通信システムの概念構成、デー
タ通信端末の外観構成、及びデータ通信端末に設けられ
る回路の概略構成については上記図1乃至図3に示した
ものと同様であるので、同一部分は同一符号をもってそ
の図示及び説明は省略する。
【0066】図14はデータ通信端末1A,1Bに設け
られるRAM30のメモリエリアの構成であり、呼出番
号等、送信先の各種情報を記憶するCALLバンク用メ
モリエリアCB、着信したメッセージデータを記憶する
メッセージメモリエリアMM、作成したメッセージデー
タを送信時まで一時的に格納しておく出力ボックスO
B、及び自動応答による報告に用いる自己の仕事の進行
状況を表わすデータ(以下「TODOデータ」と略称す
る)を記憶しておくTODOデータメモリエリアTDを
有する。
【0067】ここで、「B」さんが携帯しているデータ
通信端末1BのRAM30のCALLバンク用メモリエ
リアCBに格納される送信先データの構成及び内容につ
いては上記図5で示したものと同様であるものとする。
すなわちこのCALLバンク用メモリエリアCBには、
送信者番号「1111」の「A」さん、送信者番号「3
333」の「C」さん、送信者番号「4444」の
「D」さん、以下の送信先データが記憶されているもの
とする。
【0068】また、図15は同じく「B」さんが携帯し
ているデータ通信端末1BのRAM30のTODOデー
タメモリエリアTDに格納されるTODOデータの構成
を例示するもので、該メモリエリアTDは送信(返答)
先の送信者番号及びTODOタイトルと、複数、例えば
データ1〜データ3の3つの予定データとを1組のファ
イルとして図示する如く複数組のデータを記憶可能とな
っている。
【0069】このうち、3つの予定データは、それぞれ
予定の実行の有無を表わすフラグレジスタを有してお
り、実行済であってチェックしたのものに対してフラグ
“1”が属性情報として設定されるようになっている。
【0070】ここでは、第1番目のTODOデータとし
て送信者番号「1111」すなわち「A」さんに返答す
る「1995/05/05B氏配送予定」なるタイトル
のもの、第2番目のTODOデータとして送信者番号
「3333」すなわち「C」さんに返答する「1995
/05/07(期限)納品チェック」なるタイトルのも
の、及び第3番目のTODOデータとして送信者番号
「1111」すなわち「A」さんに返答する「1995
/05/08B氏配送予定」なるタイトルのもの、その
他が記憶され、図中に示す如く予定データで実行済のも
のに対して対応するフラグレジスタにフラグ“1”が設
定されているものとする。
【0071】次に上記第2の実施の形態の動作について
説明する。ここでは、使用者である「A」さんが携帯す
る図1のデータ通信端末1Aから使用者である「B」さ
んが携帯するデータ通信端末1BへTODOデータの返
答を要求する指示コマンドデータを送信し、データ通信
端末1Bからデータ通信端末1Aへこのコマンドデータ
に従ったTODOデータを自動返答する場合の動作につ
いて説明するものとする。
【0072】図17はデータ通信端末1AでTODOデ
ータの返答を要求する指示コマンドデータを作成して送
信する際の表示入力部12での表示画面を例示するもの
である。
【0073】図17では、メッセージデータの送信モー
ドが設定されていることを示す「送信モード」、現在の
時刻「18:55」と共に、「通常送信」及び「自動応
答」の各項目名が表示され、「自動応答」の側が選択さ
れていることを項目名にかかるカーソルCで表示してい
る。
【0074】これと共に、送信するメッセージデータの
内容として「$TODO要求:B氏1995/05/0
5の配送予定$」なる内容が入力され、このメッセージ
データがRAM30の出力ボックスOBに登録、格納さ
れていることを表示している。
【0075】このメッセージデータ中、その両端に位置
する「$」が自動応答の指定コマンドデータであり、始
めの「$」に続くコメントデータ「TODO要求」が応
答する内容がTODOデータであることを示すTODO
要求コマンド、「:」が区切りコードであって、続く
「B氏1995/05/01の配送予定」が要求してい
るTODOデータのタイトルを表わしている。
【0076】こうしてメッセージデータの作成を終了す
ると、次に送信先の設定を行なう。このときの表示入力
部12での表示画面は上記図10に例示したものと同様
であり、メッセージデータの送信モードが設定されてい
ることを示す「送信モード」、現在の時刻「08:5
5」と共に、「送信先?」なる文字が表示され、その次
行に送信先としてデータ通信端末1Bを携帯している
「B」さんがこのデータ通信端末1AのRAM30のC
ALLバンク用メモリエリアCBより選択指定されてい
ることを「(1) B 2−2222−222
2」として表示する。この送信先の呼出番号「2−22
22−2222」もまた、上記メッセージデータに付加
されてRAM30の出力ボックスOBに登録、格納され
る。
【0077】このようにしてデータ通信端末1Aでメッ
セージデータを作成し、送信先を選択指定した上で送信
実行キー14cを操作すると、出力ボックスOBに格納
されている内容に自機の送信者番号「1111」を付加
したものに基づいてエンコーダ部31が符号化を行な
い、符号化された送信データをRF送信部32が所定の
変調方式によって変調して送信アンテナ33より上記受
信基地局2,2,…に対して無線送信させる。
【0078】この送信されたデータは、受信基地局2,
2,…、公衆電話回線7、中継器4、オペレーションセ
ンタ5、通信衛星6を介して第1のエリアA1、第2の
エリアA2のそれぞれの通信衛星用受信アンテナ3a,
3a′に受信され、このうち第2のエリアA2内に存在
するデータ通信端末1Bが呼出されメッセージデータが
受信される。
【0079】このデータ通信端末1Bでの電源投入後の
CPU24により制御される自動応答に係る処理内容は
上記図7と同様である。すなわち、キー入力部14の電
源キー14aを操作することで電源がオンとされると、
まず着信待ちの状態を設定した上で(ステップA1)、
ID−ROM25に格納される当該データ通信端末1B
に個別に割当てられた送信者番号に基づいてデコーダ部
23がRF受信部22を間欠駆動し、受信信号中から自
機に割当てられた送信者番号に一致したアドレスが検出
されたか否か、すなわち自機を呼出す受信があるか否か
判断する(ステップA2)、といった処理を繰返し実行
する。
【0080】そして、自機に割当てられた送信者番号に
一致したアドレスが検出され、自機を呼出す受信がある
と判断すると、一致検出信号をCPU24へ送出する。
CPU24では、デコーダ部23によりそのアドレスに
続くメッセージデータを取込ませ、着信時の計時回路2
4aより得られる日付及び時刻情報と共にRAM30の
メッセージメモリエリアMMに格納して(ステップA
3)、メッセージメモリエリアMMに格納した該メッセ
ージデータ中に自動応答を指定するコマンドデータ
「$」があったか否かを判断する(ステップA4)。
【0081】ここでコマンドデータ「$」がないと判断
した場合には、そのメッセージデータは自動応答を要求
しているものではないため、上記報知部27によるLE
D13その他での報知動作を実行した上で、表示入力部
12により格納したメッセージデータを表示出力させ
(ステップA8)、再び上記ステップA1からの処理に
戻る。
【0082】また、ステップA4でメッセージデータ中
に自動応答を指定するコマンドデータ「$」があったと
判断した場合には、そのメッセージデータが自動応答を
要求しているものであることとなるので、これに対応し
て自動応答に関する処理を開始する(ステップA5)。
【0083】図16はこのステップA5に係るサブルー
チンの処理内容を示すものであり、その処理当初には、
メッセージデータ中の始めのコマンドデータ「$」に続
いてTODO要求コマンドがあるか否かにより、応答す
べき内容がTODOデータに基づく送信指示であるか否
か判断する(ステップC1)。
【0084】ここでTODO要求コマンドがないと判断
した場合には、本実施の形態ではその詳細な説明は省略
するが、TODO要求コマンド以外のそのコマンドデー
タに対応した返答データを作成してRAM30の出力ボ
ックスOBに設定し(ステップC6)、以上でこの図1
4の処理を終了する。
【0085】また、上記ステップC1でTODO要求コ
マンドがあると判断すると、格納したメッセージデータ
中に含まれているTODOデータのタイトル「B氏19
95/05/05の配送予定」をそのままコメントデー
タとして設定し(ステップC2)、次いでこのTODO
データのタイトルを用いてRAM30のTODOデータ
メモリエリアTDを検索して対応するTODOデータを
検索する(ステップC3)。
【0086】次いで、検索の結果により上記タイトルの
TODOデータがTODOデータメモリエリアTDに格
納されているか否か判断する(ステップC4)。格納さ
れていないと判断した場合には、対応するデータがない
旨を示すメッセージデータ、例えば「該当するタイトル
のTODOデータがありません」を出力ボックスOBに
設定し(ステップC7)、以上でこの図16による処理
を終了する。
【0087】また、ステップC4で上記タイトルのTO
DOデータがTODOデータメモリエリアTDに格納さ
れていると判断した場合には、次いでそのTODOデー
タの送信者番号とタイトル及び各フラグレジスタの内容
を含む3つの予定データのうち、フラグレジスタにフラ
グがセットされている予定データを読出し、そのうちの
タイトル及びフラグレジスタがセットされている予定デ
ータを出力ボックスOBに検索結果として設定して(ス
テップC5)、この図16による処理を終了する。
【0088】この図16の自動応答のためのデータ設定
の処理を終えた後、上記図7に戻り、TODOデータが
検索できた場合はそのTODOデータ中の送信者番号、
また検索できなかったときはRAM30のメッセージメ
モリエリアMMに記憶されている上記メッセージデータ
中の送信者の送信者番号、例えば「1111」を用いて
同RAM30内のCALLバンク用メモリエリアCBを
検索し、対応する呼出番号、例えば「1−1111−1
111」を読出して出力ボックスOB内の先頭位置に追
加設定する(ステップA6)。そして、この出力ボック
スOBに設定されている呼出番号を付したデータを送信
データに変換しエンコーダ部31、RF送信部32及び
送信アンテナ33からなる送信部により送信出力するこ
とで(ステップA7)、着信から自動応答に至る一連の
処理を終了したこととなり、再び上記ステップA1から
の処理に戻る。
【0089】図18はこうしてデータ通信端末1Bから
自動応答処理によりデータ通信端末1Aに送信され、デ
ータ通信端末1Aの表示入力部12で表示された自動応
答のデータ内容を例示するものである。
【0090】この場合、最上行で現在の日付及び時刻を
「1995 5月 5日 19:00」
のように表示し、その次行でTODOデータのタイトル
であるコメントデータを「B氏1995/05/05の
配送予定」と表示させると共に、フラグレジスタにフラ
グがセットされることにより第3行乃至第4行で実行済
であるか否かを示すチェックボックスを表わす記号
「□」内にすでに実行済みであることを表わす記号
「×」が示された予定データ、すなわち「C電機(株) (株)DDDD」を表示させるさせるものである。
【0091】なお、上述した第1及び第2の実施の形態
において、実際に自動応答する際には、予め送信時にア
ラーム報知させてもよい。さらに、上述した第1及び第
2の実施の形態のいずれにあっても、本発明をデータ通
信端末機器に適用した場合を例示したが、これに限るこ
となく、デジタル携帯電話、トランシーバ、通信機能付
ペンコンピュータ等、その他、無線信号の送受によって
通信を行なう各種電子機器に適用可能であることは勿論
である。
【0092】
【発明の効果】以上詳記した如く本発明によれば、大ま
かな予定の進行状況等に関する質問を受けた場合に、返
答を作成して送信する動作を簡略化し、自動応答するこ
とが可能な通信システム及び通信装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る通信システム
の概念構成を示す図。
【図2】同実施の形態に係るデータ通信端末の外観構成
を示す図。
【図3】同実施の形態に係るデータ通信端末の回路構成
を示すブロック図。
【図4】図3のRAM30のメモリエリア構成を示す
図。
【図5】同実施の形態に係るデータ通信端末1BのRA
M30内のCALLバンク用メモリエリアCBの記憶内
容を例示する図。
【図6】同実施の形態に係るデータ通信端末1BのRA
M内のスケジュールデータメモリエリアSDの記憶内容
を例示する図。
【図7】同実施の形態に係る電源投入後の送受信処理を
示すフローチャート。
【図8】図7の自動応答処理に係るサブルーチンの内容
を示すフローチャート。
【図9】同実施の形態に係る表示画面を例示する図。
【図10】同実施の形態に係る表示画面を例示する図。
【図11】同実施の形態に係る表示画面を例示する図。
【図12】本発明の第2の実施の形態に係るRAMのメ
モリエリア構成を示す図。
【図13】同実施の形態に係る変形例のスケジュールデ
ータメモリエリアSDの記憶内容を示す図。
【図14】同実施の形態に係る変形例の属性情報テーブ
ルITの記憶内容を示す図。
【図15】同実施の形態に係るデータ通信端末1BのR
AM30内のTODOデータメモリエリアTDの記憶内
容を例示する図。
【図16】同実施の形態に係る自動応答処理に係るサブ
ルーチンの内容を示すフローチャート。
【図17】同実施の形態に係る表示画面を例示する図。
【図18】同実施の形態に係る表示画面を例示する図。
【符号の説明】
1A,1B…データ通信端末 2,2′…受信基地局 3,3′…送信基地局 4,4′…中継器 5…オペレーションセンタ 6…通信衛星 7,7′…公衆電話回線 11…本体ケース 12…表示入力部 12a…キーボード 121…液晶表示パネル 122…透明タッチパネル 13…LED 14…キー入力部 14a…電源キー 14b…リセットキー 14c…送信実行キー 14d…着信読出しキー 14e…出力ボックス読出しキー 14f…CALLバンクキー 14g…スケジュールモードキー 14h…カーソルキー 15…入力ペン 21…受信アンテナ 22…RF受信部 23…デコーダ部 24…CPU 25…ID−ROM 26…ドライバ 27…報知部 28…ドライバ 29…ROM 30…RAM 31…エンコーダ部 32…RF送信部 33…送信アンテナ A1…第1のエリア A2…第2のエリア CB…CALLバンク用メモリエリア MM…メッセージメモリエリア OB…出力ボックス SD…スケジュールデータメモリエリア TD…TODOデータメモリエリア IT…属性情報テーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 返答要求信号を受信する受信手段と、 データをその属性を示す属性情報と共に複数記憶する記
    憶手段と、 上記受信手段で受信された返答要求信号に含まれている
    指定データを検出する検出手段と、 この検出手段により上記指定データを検出した際、その
    指定データの属性に基づいて上記記憶手段から対応する
    属性情報のデータをすべて読出し、集計する集計手段
    と、 この集計手段で集計したデータに当該装置固有の識別符
    号を付して返答信号を作成して送信する送信手段とを具
    備したことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 上記記憶手段は上記複数のデータとして
    スケジュールデータを記憶し、 上記集計手段はスケジュールデータが記憶されているか
    否かを属性情報として、スケジュールデータが記憶され
    ていない時間帯を読出して集計することを特徴とする請
    求項1記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 上記記憶手段に記憶される複数のデータ
    より、特定のデータを選択して上記属性を入力する入力
    手段と、 この入力手段により入力された属性情報を選択したデー
    タと対応させて上記記憶手段に記憶させる記憶制御手段
    とをさらに具備したことを特徴とする請求項1記載の通
    信装置。
JP8006707A 1996-01-16 1996-01-18 通信装置 Pending JPH09200856A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8006707A JPH09200856A (ja) 1996-01-18 1996-01-18 通信装置
KR1019970001058A KR970060746A (ko) 1996-01-16 1997-01-15 데이터통신장치, 데이터통신시스템 및 데이터통신방법

Applications Claiming Priority (1)

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JP8006707A JPH09200856A (ja) 1996-01-18 1996-01-18 通信装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009051020A1 (ja) * 2007-10-17 2009-04-23 Hochiki Corporation 通信システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009051020A1 (ja) * 2007-10-17 2009-04-23 Hochiki Corporation 通信システム
JPWO2009051020A1 (ja) * 2007-10-17 2011-03-03 ホーチキ株式会社 通信システム

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