JPH10327444A - 無線呼出装置 - Google Patents

無線呼出装置

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JPH10327444A
JPH10327444A JP9134100A JP13410097A JPH10327444A JP H10327444 A JPH10327444 A JP H10327444A JP 9134100 A JP9134100 A JP 9134100A JP 13410097 A JP13410097 A JP 13410097A JP H10327444 A JPH10327444 A JP H10327444A
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JP
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message
key
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data
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JP9134100A
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English (en)
Inventor
Hiromichi Ishida
博通 石田
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NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信するメッセージ情報を作成するための操
作性の向上を図りながら、相手受信者へ伝える内容を簡
易且つ適切な数字データ長として、限りある条件下のも
とで送信可能にする。 【解決手段】 表示部41にて表示されたメッセージ情
報を保管する保管手段36,37を有し、メッセージ作
成手段42,45,46により該保管手段にて保管した
受信メッセージの内容を編集または新規内容を作成さ
せ、該メッセージ作成手段にて作成された情報データ
を、出力手段39によりプッシュホンから情報を提供す
る場合のキーに対応する情報データとして出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通信回線を使用
して文字や文字を含むメッセージを送信するシステム内
で、そのメッセージを受信する端末として利用される無
線呼出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトーンダイヤラ機能付きの無線呼
出装置は、例えば特開平6―209276号公報に示さ
れるように、一般ユーザが、文字を含み、あるいは文字
からなるメッセージ情報を電話回線を介して簡単に送信
することができるデータ送信装置あるいはデータ送信補
助装置として使用される。
【0003】図17はかかる従来のトーンダイヤラ機能
付きの無線呼出装置を示すシステム構成図であり、1は
無線基地局からの無線信号を受信するアンテナ、2は受
信信号である変調信号を復調する無線部、3は自受信機
の選択呼出番号と無線部2で復調された復調信号との一
致判定を行い、呼区別情報および情報ビットを取り出す
デコーダで、自受信機の選択呼出番号は、電気的消去プ
ログラム可能な読出し専用メモリとしてのEEPROM
4にて、保管されている。また、5は各種キーからの指
示を制御部に出力するキー入力部、6は各種制御プログ
ラムを記憶したメモリやタイマ、キー入力部5における
キー入力操作を保持する入力レジスタおよび周辺インタ
ーフェースからの情報をもとに各種の制御を行う前記制
御部である。
【0004】また、7は文字データから数字データ変換
するための独自のマトリックス文字配列表テーブルを格
納する変換テーブル、8は数字データから文字データに
変換するための独自のマトリックス文字配列表テーブル
を格納する逆変換テーブル、9は各キャラクタパターン
データを格納するキャラクタパターンデータ格納部(以
下、CG部という)、10は受信メッセージ情報を一時
的に格納し、作業領域として活用するための受信バッフ
ァ、11は複数のメモリバンクを有し、複数の受信メッ
セージ情報を記憶する受信メッセージメモリ、12は伝
言情報を一時的に格納し、作業領域として活用する伝言
バッファ、13は送信先データ,最新入力伝言情報およ
び複数のメモリバンクを備えた定型伝言情報を記憶する
伝言メモリである。
【0005】さらに、14は電話番号情報を短縮番号お
よびページャーの識別情報とともに記憶するTELバン
クメモリ、15は制御部から入力される数字データをデ
ュアルトーンマルチ周波数(以下、DTMFという)信
号に変換して、スピーカ16から出力するトーン信号発
生部、17は制御部6により受信メッセージメモリ11
から読み出された受信メッセージを一時的に格納する変
換バッファ、18は制御部6から表示部19に出力され
る表示用の文字データや数字データを一時的に格納する
表示バッファである。
【0006】次に動作を説明する。制御部6は、キー入
力部5の操作により伝言入力作成処理が指示された時、
その入力指示に対応したキャラクタパターンをCG部9
から読出し、表示バッファ18に記憶させて表示部19
に表示させる。この表示データは伝言バッファ12にも
格納される。さらに、キー入力部5からの登録指示によ
り、伝言メモリ13内の最新入力伝言情報エリアへ格納
され、伝言入力作成処理が終了する。さらに、前記作成
した伝言情報に対し送信先の電話番号ページャ呼出番号
を連結する要求を選択するか否かを、キー入力部5によ
り設定する。連結要求が選択された時は、TELバンク
メモリ14の記憶内容よりページャ識別情報フラグが立
っている電話番号情報の中から選択が行われる。このペ
ージャ識別情報フラグはTELバンクメモリ14への登
録時に事前登録されている。選択された電話番号ページ
ャ呼出番号は伝言メモリ13内の送信先データエリアに
登録される。
【0007】一方、連結要求が選択されない時、および
伝言メモリ13へのページャ呼出番号登録が完了した時
は、DTMF送出要求待ち状態となる。連結要求が選択
されなかった場合には、キー入力部5からのDTMF送
出要求を行った時、制御部6は、伝言メモリ13の最新
入力伝言情報エリアから前記登録した伝言情報を読出
し、変換テーブル7の独自のマトリックス文字配列に基
づいて、伝言の文字データを数字データに変換し、変換
した数字データをフリー伝言コードを指示する2桁の数
字データ”*7”に続けて、トーン信号発生部15によ
りDTMF信号に変換して、スピーカ16から出力され
る。
【0008】他方、伝言メモリ13へのページャ呼出番
号の登録が終了した後に、キー入力部5からのDTMF
送出要求を行った時は、まず、伝言メモリ13の送信先
データエリアに前記登録されたページャ呼出番号を、ト
ーン信号発生部15によりDTMF信号に変換して、ス
ピーカ16から出力する。そして、ページャ呼出番号の
トーン送出が終了すると、再度、”DTMF送出要求待
ち”状態に戻って、再度、キー入力部5からのDTMF
送出要求を行った時は、前述した方法と同様の方法によ
り、伝言メモリ13内の最新入力伝言情報を数字データ
に変換し、この数字データに変換した伝言情報を、トー
ン信号発生部15によりDTMF信号に変換して、スピ
ーカ16から出力させる。また、定型伝言情報のDTM
F送信においても、上述と同様の動作手順で行われる
(特開平6―209276号公報)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の無線呼出装置では、送信メッセージ情報が定型伝
言とフリー伝言を混在した形式での作成が行えず、定型
伝言は単独あるいは連結定型で限定して作成し、フリー
伝言はフリー伝言(マトリックス文字配列表)に限定し
て作成するしかないため、送りたいメッセージ内容の作
成において形式が限られることによって、伝えたい内容
が冗長になりやすく、柔軟性のある内容を効率よく相手
受信者に伝えにくいという課題があった。また、メッセ
ージを受信するページャシステム側においては、数字デ
ータでの桁数に制限があり、少ない数字データ数で大量
の文字データを駆使して送るためには、定型伝言とフリ
ー伝言の共存したメッセージは不可決とされる。
【0010】また、メッセージ等を表示するための画面
が小さく、且つキー数に制約があるため、画面表示と対
応するキー番号の操作により入力することになり、キー
操作時キーアクションが非常に多くなるほか、作成した
内容(特にフリー伝言文)は複数保持できないため、送
信する都度、作成することになり、結果的に、送りたい
メッセージ情報の作成における操作性が極めて悪いとい
う課題があった。
【0011】この発明は前記のような課題を解決するも
ので、送信するメッセージ情報を作成するための操作性
の向上を図りながら、相手受信者へ伝える内容を簡易且
つ適切な数字データ長として、限りある条件下のもとで
送信できる無線呼出装置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のため、請
求項1の発明にかかる無線呼出装置は、基地局より送信
された無線信号をアンテナを介して受信し、復調処理す
る無線部と、該無線部を通して得られた受信データを復
号処理するデコーダと、該デコーダから無線情報を取り
込んで制御監視処理を行う制御部と、前記受信データ中
のメッセージを表示する表示部と、該表示部にて表示さ
れたメッセージ情報を保管する保管手段とを有し、メッ
セージ作成手段により該保管手段にて保管した受信メッ
セージの内容を編集または新規内容を作成させ、該メッ
セージ作成手段にて作成された情報データを、出力手段
によりプッシュホンから情報を提供する場合のキーに対
応する情報データとして出力させるようにしたものであ
る。
【0013】また、請求項2の発明にかかる無線呼出装
置は、前記出力手段を、前記キーに対応した情報データ
を変換して前記表示部に表示させる変換表示手段と、該
変換表示手段にて変換された情報データをトーン信号に
変換して出力するトーン信号発生部と、該特徴片信号発
生部より出力されたトーン信号を音に変換するスピーカ
とから構成したものである。
【0014】また、請求項3の発明にかかる無線呼出装
置は、前記メッセージ作成手段に、前記表示部に表示さ
せるタイプライタ画面に対応したタッチキー入力操作に
より文字データを入力する入力手段と、該入力手段によ
り作成された送信メッセージを登録し保管する送信メッ
セージ保管手段とを設けたものである。
【0015】また、請求項4の発明にかかる無線呼出装
置は、前記メッセージ作成手段を、前記送信メッセージ
保管手段に登録して保管させる情報を外部から取り込ん
で送信メッセージを作成するインタフェース部としたも
のである。
【0016】また、請求項5の発明にかかる無線呼出装
置は、前記送信メッセージ保管手段に、他の付加機能で
あるメモ帳の保管領域を共有して使用するメモ帳メモリ
およびメモ帳バッファと、電話帳の電話番号を前記送信
メッセージと連結させるダイヤラボードとを設けたもの
である。
【0017】また、請求項6の発明にかかる無線呼出装
置は、前記インタフェース部により、費通信を用いてデ
ータベースを外部から取り込むようにしたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図について説明する。図1において、31は基地局から
の無線信号を取り込むアンテナ、32はアンテナ31に
接続されて無線信号の受信処理および復調処理を行う無
線部、33は無線部32を通して得られる受信データを
復号化処理するデコーダ部で、aは割り込み信号、bは
アドレスバス、cはデータバスである。34はデータ管
理および周辺デバイスとのインターフェース制御を行う
制御部、35は設定情報を保管するメモリとしてのEE
PROM、36は受信メッセージ作業領域の受信バッフ
ァ、37はその受信メッセージ情報を蓄積保管する受信
メッセージメモリで、この受信メッセージメモリ37お
よび受信バッファ36はメッセージ情報の保管手段を構
成している。38はキャラクタコードデータを保管する
CG部、39はフリー伝言のマトリックステーブルデー
タを保管する変換テーブルで、この変換テーブル39お
よび後述の変換バッファは変換表示手段を構成してい
る。40は表示データを一時的に保管する表示バッフ
ァ、41は表示バッファデータを取り込んで画面表示す
る表示部である。
【0019】また、42は画面表示に従って情報を取り
込む画面タッチキー、機能固定された機能選定タッチキ
ーおよびタイヤラ送出キーなどの、オペレータが入力す
る情報を取り込む入力手段としてのキー入力部、43は
電話帳データ作業領域の電話帳バッファ、44は電話帳
データ情報を蓄積保管する電話帳メモリ、45はメモ帳
データ作業領域のメモ帳バッファ、46はメモ帳データ
情報を蓄積保管するメモ帳メモリで、これらのメモ帳バ
ッファ45,メモ帳メモリ46は、キー入力部42とと
もにメッセージ作成手段を構成している。47はメモ帳
に連結する電話番号を電話帳内容からピックアップして
保管するダイヤラボード、48はメモ帳データをプッシ
ュホーンキーに対応するキーコードのイメージに変換す
る変換バッファである。ここで、この変換バッファ4
8,トーン信号発生部51およびスピーカ52は出力手
段を構成している。
【0020】さらに、49は自作伝言文データを一時的
に保管する伝言バッファ、50は固定伝言および自作伝
言データを蓄積保管する伝言メモリ、51はプッシュホ
ーンキーコードに変換された数字データをDTMF信号
に変換するトーン信号発生部、52はトーン信号を出力
するスピーカ、53は外部端末と赤外線の光通信を用い
て情報データの通信インタフェースを行うインタフェー
ス部(IR部)、54は報知デバイスをドライブする駆
動制御部、55,56,57は報知デバイスとしてのブ
ザー、発光ダイオードおよびバイブレータである。な
お、前記各バッファ36,43,45,48,49,メ
モリ37,44,46,50およびダイヤラボード47
は読み書き用メモリ(RAM)部58を構成している。
【0021】次に動作について説明する。まず、アンテ
ナ31により受信して得た変調信号は無線部32で復調
される。EEPROM35には、この受信機の選択呼出
番号が複数のN個設定されている。設定されているいず
れの選択呼出番号の呼出にも受信表示を行うものであ
る。制御部34はEEPROM35に設定された自受信
機の複数個の選択呼出番号(選択呼出番号1〜Nとす
る)を読出し、これをデコーダ33に設定する。
【0022】このデコーダ33は、自受信機の選択呼出
番号と無線部32で復調された復調信号との照合を行
い、一致すれば、選択呼出番号検出の旨とN個の自己の
選択呼出番号のどれと一致したかを区別する呼区別情報
(1〜Nの自然数)を制御部34に出力する。その後、
選択呼出信号に続いて送られるデータの誤り修正を行
い、情報ビットのみを1コードワード毎(情報データの
集合体の単位)に制御部4に転送する。制御部34はデ
コーダ33から呼区別情報を受け取り、制御部34内の
RAMまたは外部の受信バッファ36の所定領域に格納
する。
【0023】その後、データが、デコーダ33より続け
て送られてくれば、そのデータが情報ビットか選択呼出
番号かを判断し、情報ビットであれば、引き続き制御部
34内のRAMまたは外部の受信バッファ36へ格納
し、情報ビットの組立を行う。全ての情報ビットのデー
タを受信終了後、前記情報ビットデータを受信メッセー
ジメモリ37へ格納すると同時に、制御部34は駆動制
御部54を通して通報ブザー55,LED56,バイブ
レータ57を駆動し、携帯者に報知するとともに、表示
バッファ40を介して、表示部41に受信したメッセー
ジ内容を表示する。
【0024】報知時の通報ブザー55,LED56,バ
イブレータ57のうち、どれを用いるかはEEPROM
35に予め設定されており、この設定情報とキー入力部
42の設定の組み合わせにより決定される。受信メッセ
ージメモリ37に格納されたメッセージは、キー入力部
42でのキー入力により再度表示部41に表示すること
ができる。以上は、一般的に、受信メッセージを受信メ
ッセージメモリ37へ格納するための動作である。そし
て、受信メッセージメモリ37に格納された任意のデー
タを、オペレータによるキー入力部42の操作によっ
て、メモ帳メモリ46へ複写が行える。
【0025】メモ帳メモリ46へオペレータが新規に入
力を行う場合は、メモ帳用のFEP画面入力機能を用い
て、表示部41上に重ね合わせたタッチパネルキーを入
力手段に用いたキー入力部42でのキー入力により、制
御部34にて、変換テーブル39内のフリー伝言マトリ
ックステーブル文字やCG部38内のJIS漢字などの
キャラクタコードあるいは伝言メモリ50内に登録され
ている文節データなどの各データを持ちより、メモ帳バ
ッファ45の作業領域で、メモ内容の組立を行い、オペ
レータの内容確認のもとでキー入力部42より登録要求
を制御部34に対して行うことにより、メモ帳メモリ4
6へ格納される。なお、伝言メモリ50への登録におい
ても、前述のメモ帳メモリ46への登録と同様の手段に
より登録することができる。
【0026】また、電話帳メモリ44へオペレータが新
規に入力を行う場合は、名前,読み,電話番号,住所,
誕生日,備考等の各項目用のFEP画面入力機能を用い
て、電話帳バッファ43の作業領域において、前述のメ
モ同様の手段により、電話帳メモリ44へ作成データを
格納することができる。内容の編集においても、各項目
用のFEP画面入力機能を用いて行う。
【0027】他の外部機器で作成した内容の転送は、転
送部53による光通信機能を用いて、制御部34による
通信シーケンス制御処理により、受信バッファ36,電
話帳バッファ43,メモ帳バッファ45および伝言バッ
ファ49等の各情報データ毎のバッファを介し、それぞ
れの格納メモリ37,44,46,50へ格納される。
なお、この発明の無線呼出装置側から他の外部機器への
情報データ提供も行える双方向の光通信インターフェー
スを実現する。ダイヤラボード47はオペレータのキー
入力部42の操作により電話帳メモリに登録されている
電話番号を選択し、選択された電話番号のみを登録する
ためのメモリ領域で、メモ帳内容を送信する場合の宛先
一覧テーブルとして使用するための機能ブロックであ
る。
【0028】前述で各メモリ領域へ格納したデータを利
用し、送信メッセージとして送出する場合、受信メッセ
ージメモリ37の任意のメッセージ情報をオペレータの
キー入力部42の操作により、制御部34へ指示する。
制御部34はその任意メッセージ情報をメモ帳46から
読出して表示バッファ40へセットし、表示部41にて
メモ帳の詳細表示を行う。この詳細表示状態において、
キー入力部42内に割り当てられているダイヤラ送出キ
ー入力により、制御部34はダイヤラボード47にデー
タがあるか否かを判定し、ダイヤラボード47にデータ
が存在しない場合には、変換バッファ48にて前述の表
示バッファ40へセットされたデータをプッシュホーン
キーに対応するキーコードに変換した後、表示バッファ
40へ変換したキーコードデータとして再セットし、表
示部41にプッシュホーンキーコードのイメージを表示
する。
【0029】また、制御部34は同時に前述の変換した
プッシュホーンキーコードの数字データをトーン信号発
生部51へ入力し、トーン信号発生部51はこの数字デ
ータをDTMF信号に変換して、スピーカ52から出力
する。一方、ダイヤラボード47にデータが存在してい
る場合は、ダイヤラボード47内に登録されている電話
番号登録一覧リストを表示部41に表示し、オペレータ
によるキー入力部42からの選択操作により、選択され
た電話番号をトーン信号発生部51でDTMF信号に変
換して、スピーカ52から出力する。オペレータが回線
接続を確認後、再度ダイヤラ送出キーを入力することに
より、前述のダイヤラボード47にデータが存在しない
場合と同様の処理を行う。
【0030】また、この発明の無線呼出装置は、メモ帳
機能,電話帳機能,スケジュール機能,時計機能,電卓
機能といった一般的な電子手帳関連機能と、オートダイ
ヤラ機能,光通信機能といった外部インタフェース機能
と、ページャ機能とを備え、ページャ機能を基本ベース
とした電子機器である。図2はかかる無線呼出装置の外
観を示したものである。ここで、この装置の筺体21は
左側面にDTMF信号出力用の放音孔22を、右側面に
光通信用の放光孔23をそれぞれ設けている。筺体1の
中央には大画面の液晶表示部24,左上部にはダイヤラ
送出キー25,液晶表示部24上に重ね合わせた画面タ
ッキー26,各種固定機能の機能選定タッチキー27a
〜27pが設けられている。
【0031】なお、この図2には記載されていないが、
筺体1の左側面部には、ページャ受信メッセージ内容を
優先的に表示するメッセージ表示スイッチ、通報用LE
D56,通報ブザー55用の放音孔が、裏面部にはペー
ジャ電源のオン/オフ切り替えスイッチとシステムリセ
ットスイッチおよびバッテリー交換用蓋が、それぞれ設
けられている。ダイヤラ送出キー25は、画面上の任意
の選択表示内容をDTMFトーンで送出を指示するキー
である。画面タッチキー26は、画面表示と重ね合わせ
た透明タッチパネルキーにより、各機能画面表示内容に
応じて、FEP画面入力機能を用いて入力または編集を
おこなったり、階層的にファイル管理されているリスト
表示内容を、任意にタッチキー選択して、詳細内容を導
くためのキーである。
【0032】また、機能選定タッチキー27a〜27p
は、固定的にシルク捺印された機能表示に従った機能を
選択するためのキーであり、表示画面をオン/オフする
表示キー27a、現状表示画面を前後ページにページス
クロールするページキー27b,27c、カーソルポジ
ションを上下左右に移動させるカーソルキー27d〜2
7g,新規入力モード指定および内容の登録設定を指示
する入力キー27h、ひらがなから漢字への変換あるい
は表示内容をプッシュホーンキーコードの数字表示に変
換指示する変換キー27i、受信メッセージ内容をメモ
リから消去させないように保護設定するための保護キー
27i、選択した内容の消去指示をする削除キー27
k、前の状態表示に戻すためのキャンセルキー27l、
いくつかのFEP画面入力モードを切り替える入力モー
ドキー27m、選択時において複数選択モードへ指示す
る複数キー27n、各機能内のメニュー選択モードへ移
行指示するメニューキー27o、トップ画面表示に移行
指示するためのモードキー27p等を備えている。
【0033】図3はこの無線呼出装置のシステム構成を
示したものである。61はこの発明の無線呼出装置であ
り、これが光通信インターフェースを用いて外部機器6
7との間でデータベースの交換を行う。無線呼出装置6
1からはプッシュホン60のハンドセット60bの送話
器へ、DTMFトーン信号を送出することにより、プッ
シュキー60aに対応するコードを公衆回線網62を介
し、無線呼出システム63へ送信して、メッセージ入力
を行い、先に受信したページャ呼出番号にもとづき、各
無線基地局64を選定し、選定した無線基地局64のア
ンテナ65から、決められたタイムスロットにて、各ペ
ージャ端末が待つ選択呼出番号および情報メッセージを
送出する。この選択呼出番号に該当するページャ端末6
6が、情報メッセージを受信して、個々の決められた処
理によりメッセージを受け取る。
【0034】図4は無線呼出装置61内のイメージブロ
ック図である。電話帳aは、名前,読み,電話No.,
住所,誕生日,備考等の各情報を作成し、あるいは光通
信にて外部基地局より提供され、個人情報を記憶する機
能を有する。電話帳機能について、図5に示すフローチ
ャートおよび図6に示す画面遷移図を参照して、電話帳
入力作成処理を説明する。
【0035】図6(a)に示す機能選択画面の表示状態
において(ステップS100)、画面上に表示されたポ
ケベル,スケジュール,メモ,電話帳,時計,電卓,シ
ステムの各アイコンにて機能表示されている表示を画面
タッチキー26にてタッチすることにより、機能の選択
が行われ、その選択された機能が何であるかを判定し
(ステップS101)、各機能毎の制御処理へ移行する
(ステップS102)。この時、”電話帳”を選択した
場合は、既存データの判定が行われる(ステップS10
3)。既存データが存在すれば、電話帳リストの管理状
態に移行する(ステップS104)。
【0036】図6(b)はこの電話帳リスト管理状態に
おいて、”佐藤一郎”が登録されていた場合の電話帳リ
スト画面表示例である。ここで、新規の入力データの入
力がない場合には(ステップS105)、さらに詳細な
選択をするために、この”佐藤一郎”の表示を画面タッ
チキー26により選択する。この場合は、その選択され
た電話帳詳細表示状態に移行し(ステップS107)、
この電話帳詳細表示状態にて、新規または修正判定状態
待ちとなる。
【0037】一方、前述の既存データ判定処理にて既存
データがないと判定された場合(ステップS103)、
電話帳リスト管理状態で新規入力があった場合(ステッ
プS105)、あるいは電話帳詳細表示ステップS10
7にて入力キー27hがタッチされた場合には(ステッ
プS108)、新規入力モードへ移行する(ステップS
109)。
【0038】新規入力モードでは、図6(c)に示す電
話帳項目選択画面にて登録する項目を選定する。例え
ば、名前を入力する場合、表示上の”〔氏〕”を画面タ
ッチキー6にて選択すると、図6(d)の名前入力を行
う為のタイプライタ画面にてFEP画面入力機能によ
り、”すずき”と画面タッチキー6にて入力し、さらに
変換キー27iをタッチすることにより、ひらがなの”
すずき”から漢字表示の”鈴木”に変換された表示状態
となる。さらに、同じ操作手順にて引き続き”たろう”
と画面タッチキー26にて入力し、変換キー27iをタ
ッチした場合には、図6(e)に示す画面表示となる。
【0039】そこで、この内容を登録する場合には、入
力キー27hをタッチすることにより、図6(f)に示
す表示の通り、名前の項に登録されるとともに、先頭の
ひらがな名を読みの項に自動登録される。続いて、電話
番号を登録する場合も同様で、電話帳項目選択画面上
の”*”を画面タッチキー26にて選択すると、図6
(g)のような電話番号入力を行うためのキー画面が表
示され、これを使用したFEP画面入力機能により、”
*050−3456−0023”と画面タッチキー26
により入力すると、図6(h)の画面が得られる。この
画面状態において、入力キー27hをタッチすることに
より、図6(i)に示す通り、電話番号の項に前述の内
容が登録される。
【0040】なお、この登録されている電話番号を画面
タッチキー26で選択した後、ダイヤラ送出キー25を
押下することにより、DTMFトーンにてスピーカ16
から送出することができる。他の住所,誕生日,備考な
どの各項目についても同様の手順で入力することができ
る。また、図6(i)の詳細内容画面にて登録またはキ
ャンセル待ち状態となり(ステップS111)、入力キ
ー27hをタッチすることにより、詳細表示されていた
電話帳データのデータ登録処理を行い(ステップS11
2)、電話帳リスト管理状態に移行する(ステップS1
04)。
【0041】また、電話帳詳細表示状態にて(ステップ
S107)、詳細表示箇所を画面タッチキー26でタッ
チした場合は、修正モードに移行する(ステップS11
0)。この場合、タッチされた内容をFEP画面の最上
行に表示し、FEP画面入力機能により新規入力モード
と同様の操作手順にて修正が行える。
【0042】次に、図4に戻り、前記電話帳入力作成処
理が終了すると、作成した電話帳aのデータベースから
送信メッセージとの連結を目的とするページャの宛先電
話番号やその他の電話番号を、ダイヤラボードbへ登録
して記憶する。図7のフローチャートおよび図8の画面
遷移図を参照して、そのダイヤラボード入力作成処理を
説明する。
【0043】まず、図8(a)に示すような電話帳リス
ト表示状態において(ステップS104)、画面上に表
示された名前を画面タッチキー26にて選択することに
より、電話帳詳細表示状態へ移行する(ステップS20
1)。ここでは”鈴木太郎”が図8(b)のように選択
された場合を示す。この電話帳詳細表示状態において、
項目選択待ちとなり(ステップS202)、各項目を画
面タッチキー26にて選択した場合には、各項目毎の詳
細内容表示へ移行する(ステップS203)。電話番号
の項目が画面タッチキー26で選択された場合は、図8
(c)に示す表示画面に遷移し、状態は電話番号詳細表
示状態となり(ステップS204)、キー入力待ち状態
となる(ステップS205)。ここで、他のキー操作を
行うと、それぞれの機能制御処理状態に移行する(ステ
ップS203)。
【0044】一方、ダイヤラボードbへの登録を行う場
合は、そのキー入力待ち状態にて、ダイヤラ送出キー2
5を押下することにより、図8(d)に示すガイダンス
表示を数秒間表示した後、図8(e)に示す電話番号選
択表示状態に移行する(ステップS207)。ここで
は、登録すべき電話番号選択状態に入り(ステップS2
08)、画面タッチキー26にて選択を行うと、図8
(f)に示す送出/登録選択待ち状態へ移行する(ステ
ップS209)。ここで送出かダイヤラボード登録のい
ずれかの判定を行い(ステップS210)、送出を画面
タッチキー6にて選択した場合は、ダイヤルトーン送出
処理を行い(ステップS211)、電話帳詳細表示(ス
テップS201)へ戻る。
【0045】しかし、ステップS210でダイヤラボー
ド登録が選択された場合は、ダイヤラボードへ選択され
た”名前”および”電話番号”データがダイヤラボード
登録完了処理されて、図8(g)に示すような登録表示
がされた後(ステップS212)、電話帳詳細表示へ移
行する(ステップS201)。
【0046】続いて、図4に戻り、前記ダイヤラボード
bへの登録処理が終了すると、メモ帳cは、定型伝言内
容を格納する伝言メモリg、フリー伝言内容のテーブル
一覧を搭載する変換テーブルh、各文字/記号等のキャ
ラクタデータを保管するキャラクタジェネレータiなど
を用いて、おぼえ書きなどのメモ情報を作成し、保管す
る。このメモ帳機能を利用し、送信メッセージとしても
使用することができる。なお、伝言メモリgには図13
に示す伝言メモリ表(構成)が格納され、フリー伝言用
の変換テーブルhは図14に示すマトリックス配列コー
ド表が格納される。このメモ帳cについて、図9に示す
フローチャートおよび図10に示す画面遷移図を参照し
て、メモ帳入力作成処理を説明する。
【0047】まず、図10(a)に示すような機能選択
画面状態において(ステップS300)、機能選択画面
上に表示されたポケベル,スケジュール,メモ,電話
帳,時計,電卓,システムの各アイコンにて機能表示さ
れている表示を画面タッチキー26にて選択する。次
に、その選択された機能が何であるのかを判定し(ステ
ップS301)、各機能毎の制御処理へ移行する。この
時、”メモ”を選択した場合は、既存データがあるか否
かの判定を行い(ステップS303)、既存データが存
在すれば、メモ帳リスト管理状態に移行する(ステップ
S304)。図10(b)はこのメモ帳リスト管理状態
において、”東京−大阪時間は”が登録されている場合
のメモ帳リスト画面表示例である。
【0048】次に新規の入力がないと判定されて(ステ
ップS305)、詳細表示を行おうとする場合には(ス
テップS306)、その”東京−大阪時間は”の表示を
画面タッチキー6により選択する。この選択によりメモ
帳詳細表示状態に移行する(ステップS307)。この
メモ帳詳細表示状態にて、新規または修正の判定状態待
ちとなる(ステップS308)。
【0049】一方、ステップS303の既存データ有無
判定にて既存データがない場合、あるいはメモ帳リスト
管理状態において、新規の入力がある場合、メモ帳詳細
表示ステップS307にて入力キー27hがタッチされ
て新規モードが選択された場合には、新規入力モードへ
移行する(ステップS309)。この新規入力モードで
は、図10(c)に示すメモ内容入力を行うためのタイ
プライタ画面を使用したFEP画面入力機能を用いて入
力を行う。例えば図10(d)に示す”マチアワセバシ
ョ”を画面タッチキー26にて入力した後、続けて伝言
内容を使用する場合は、メニューキー27oをタッチす
ることにより、図10(e)に示す伝言メニュー画面へ
遷移する。
【0050】続いて、この伝言メニューのどの伝言を使
用するかを画面タッチキー20にて選択する。”伝言
1”を選択した場合の遷移を、図10(f)に示す。こ
こでは、上下ページキー27b,27cにより”伝言
1”の一覧がページ単位でスクロールし、、上下カーソ
ルキー27d,27gにて行単位でスクロールする。な
お、ページ枚数および現状のページ数を右上に表示す
る。ここで、”08変更します”を選択した場合を、図
10(g)に示す。これによれば、”マチアワセバショ
変更します”と、フリーワード文字と伝言内容とが接続
されて表示され、さらに引き続いて”7ジシナガワエキ
マエ”と入力した場合を、図10(h)に示す。この図
10(h)画面状態において、入力キー27hをタッチ
することにより、図10(i)に示す表示の通り、メモ
帳詳細画面となりメモ帳の内容が登録される。
【0051】このような詳細内容画面で、図10(i)
の画面にて登録またはキャンセル待ち状態となり(ステ
ップS311)、入力キー27hをタッチすることによ
り詳細表示されていたメモ帳データの図10(j)の画
面の登録処理を行い(ステップS312)、メモ帳リス
ト管理状態に移行する(ステップS304)。このとき
の、メモ帳リスト画面を図10(j)に示す。一方、キ
ャンセルキー27lをタッチした場合は、入力されたデ
ータを破棄してメモ帳リスト管理状態へ移行する。ま
た、メモ帳詳細表示ステップS307にて詳細表示箇所
を画面タッチキー26でタッチした場合は、修正モード
に移行する(ステップS310)。この場合、タッチさ
れた内容をFEP画面の最上行に表示し、FEP画面入
力機能により新規入力モードと同様の操作手順にて修正
が行える。以上がメモ帳入力作成処理についての説明で
ある。
【0052】再び、図4に戻り、前記メモ帳入力作成処
理が終了すると、この作成したメモ帳(c)のデータベ
ースを送信用メッセージとし活用し、ダイヤラボード4
7に登録されている宛先電話番号をメッセージの先頭に
連結させる。さらに、この内容をダイヤラ展開機能
(d)でプッシュホンのキーイメージへ展開する。この
展開時の対応関係を図15に示す。展開されたキーコー
ドはDTMF変換機能(e)でDTMF信号に変換され
て、スピーカfよりトーンダイヤラ送出する。このトー
ンダイヤラ送出機能について、図11に示すフローチャ
ートおよび図12に示す画面遷移図を参照して説明す
る。
【0053】図12(a)を示すメモ帳リスト画面にお
いて、表示の”至急TEL下さい657”を画面タッチ
キー26によりタッチした場合は、図12(b)に示す
メモ帳詳細表示状態に移行する(ステップS400)。
次にキー入力によるキー判定を行い(ステップS40
1)、各キーによる機能制御処理状態に移行する(ステ
ップS402)。変換キー27iをタッチした場合は、
図12(h)に示す通り、詳細表示されている内容をプ
ッシュホーンキー番号のイメージ表示に変換するプッシ
ュキー表示変換状態へ移行し(ステップS403)、キ
ー入力待ち状態となる(ステップS404)。ここでそ
の他のキー入力が発生した場合は、各キーによる機能制
御処理状態へ移行する(ステップS402)。なお、プ
ッシュキー表示の表示変換処理を行い(ステップS40
3)、ダイヤラ送出キー25を押下することにより、画
面上のプッシュキー表示の内容を、ダイヤルトーン送出
処理にて(ステップS414)DTMF信号に変換し
て、スピーカから送出する。
【0054】一方、前記のメモ帳詳細表示状態にてダイ
ヤラ入力キー25を押下した場合は、ダイヤラボード4
7上に宛先電話番号が登録されているかを判定し(ステ
ップS405)、登録されていない場合は、メモの詳細
表示内容のプッシュキー表示への変換処理を行い(ステ
ップS413)、ダイヤルトーン送出処理にてDTMF
信号に変換し、スピーカfから送出する。ステップS4
05にてダイヤラボード47に宛先電話番号が登録され
ている場合は、図12(c)に示す宛先選択画面状態に
移行し(ステップS406)、オペレータ選択により画
面タッチキー26にて選択する。
【0055】次に、表示の”選択しない”を画面タッチ
キー26で選択した場合は、メモの詳細表示内容をプッ
シュキー表示に変換処理し(ステップS413)、ダイ
ヤルトーン送出処理にてDTMF信号に変換し(ステッ
プS414)、スピーカFから送出する。例えば、”佐
藤一郎”をタッチした場合は、宛先選択ステップS40
7で選択すると判定し、図12の(d)に示す宛先とメ
モ内容との連結処理状態へ移行する(ステップS40
8)。ここで、ダイヤラ送出キー25を押下することに
より、キー入力待ちにて何のキー入力かを判定し(ステ
ップS409)、図12(e)に示す画面へ遷移し、連
結した宛先電話番号の数字データを宛先ダイヤルトーン
送出処理して(ステップS410)、DTMF信号に変
換し、スピーカfから送出を行った後、図12(f)に
示すように遷移して、メッセージ送出待機状態へ移行す
る(ステップS411)。
【0056】さらに、ダイヤラ送出キー25を押下する
ことにより、キー入力待ちにて(ステップS412)、
ダイヤラ送出キー25であることを判定し、図12
(g)に示すメモの詳細表示内容をプッシュキー表示へ
変換処理し(ステップS413)、ダイヤルトーン送出
処理にてDTMF信号に変換して、スピーカfから送出
を行う。
【0057】次にこの発明の実施の他の形態を図16に
ついて説明する。この例では前記メモ帳バッファ45お
よびメモ帳メモリ46に代えてスケジュールバッファ6
5およびスケジュールメモリ66が設けられている。こ
れによれば、まず、アンテナ31により受信して得た変
調信号は無線部32で復調される。EEPROM35に
は、この受信機の選択呼出番号が複数のN個設定されて
いる。設定されているいずれの選択呼出番号の呼出にも
受信表示を行うものである。制御部34はEEPROM
35に設定された自受信機の複数個の選択呼出番号(選
択呼出番号1〜Nとする)を読出し、これをデコーダ3
3に設定する。
【0058】このデコーダ33は、自受信機の選択呼出
番号と無線部32で復調された復調信号との照合を行
い、一致すれば、選択呼出番号検出の旨とN個の自己の
選択呼出番号のどれと一致したかを区別する呼区別情報
(1〜Nの自然数)を制御部34に出力する。その後、
選択呼出信号に続いて送られるデータの誤り修正を行
い、情報ビットのみを1コードワード毎(情報データの
集合体の単位)に制御部4に転送する。制御部34はデ
コーダ33から呼区別情報を受け取り、制御部34内の
RAMまたは外部の受信バッファ36の所定領域に格納
する。
【0059】その後、データが、デコーダ33より続け
て送られてくれば、そのデータが情報ビットか選択呼出
番号かを判断し、情報ビットであれば、引き続き制御部
34内のRAMまたは外部の受信バッファ36へ格納
し、情報ビットの組立を行う。全ての情報ビットのデー
タを受信終了後、前記情報ビットデータを受信メッセー
ジメモリ37へ格納すると同時に、制御部34は駆動制
御部54を通して通報ブザー55,LED56,バイブ
レータ57を駆動し、携帯者に報知するとともに、表示
バッファ40を介して、表示部41に受信したメッセー
ジ内容を表示する。
【0060】報知時の通報ブザー55,LED56,バ
イブレータ57のうち、どれを用いるかはEEPROM
35に予め設定されており、この設定情報とキー入力部
42の設定の組み合わせにより決定される。受信メッセ
ージメモリ37に格納されたメッセージは、キー入力部
42でのキー入力により再度表示部41に表示すること
ができる。以上は、一般的に、受信メッセージを受信メ
ッセージメモリ37へ格納するための動作である。そし
て、受信メッセージメモリ37に格納された任意のデー
タを、オペレータによるキー入力部42の操作によっ
て、スケジュールメモリ66へ複写が行える。
【0061】スケジュールメモリ66へオペレータが新
規に入力を行う場合は、スケジュール用のFEP画面入
力機能を用いて、表示部41上に重ね合わせたタッチパ
ネルキーを入力手段に用いたキー入力部42でのキー入
力により、制御部34にて、変換テーブル39内のフリ
ー伝言マトリックステーブル文字やCG部38内のJI
S漢字などのキャラクタコードあるいは伝言メモリ50
内に登録されている文節データなどの各データを持ちよ
り、スケジュールバッファ65の作業領域で、スケジュ
ール内容の組立を行い、オペレータの内容確認のもとで
キー入力部42より登録要求を制御部34に対して行う
ことにより、スケジュールメモリ66へ格納される。な
お、伝言メモリ50への登録においても、前述のスケジ
ュールメモリ66への登録と同様の手段により登録する
ことができる。
【0062】また、電話帳メモリ44へオペレータが新
規に入力を行う場合は、名前,読み,電話番号,住所,
誕生日,備考等の各項目用のFEP画面入力機能を用い
て、電話帳バッファ43の作業領域において、前述のス
ケジュール同様の手段により、電話帳メモリ44へ作成
データを格納することができる。内容の編集において
も、各項目用のFEP画面入力機能を用いて行う。
【0063】他の外部機器で作成した内容の転送は、P
Cリンク部63による優先通信機能を用いて、制御部3
4による通信シーケンス制御処理により、受信バッファ
36,電話帳バッファ43,スケジュールバッファ65
および伝言バッファ49等の各情報データ毎のバッファ
を介し、それぞれの格納メモリ37,44,66,50
へ格納される。なお、この発明の無線呼出装置側から他
の外部機器への情報データ提供も行える双方向の光通信
インターフェースを実現する。ダイヤラボード47はオ
ペレータのキー入力部42の操作により電話帳メモリに
登録されている電話番号を選択し、選択された電話番号
のみを登録するためのメモリ領域で、メモ帳内容を送信
する場合の宛先一覧テーブルとして使用するための機能
ブロックである。
【0064】前述で各メモリ領域へ格納したデータを利
用し、送信メッセージとして送出する場合、受信メッセ
ージメモリ37の任意のメッセージ情報をオペレータの
キー入力部42の操作により、制御部34へ指示する。
制御部34はその任意メッセージ情報をスケジュールメ
モリ66から読出して表示バッファ40へセットし、表
示部41にてスケジュールの詳細表示を行う。この詳細
表示状態において、キー入力部42内に割り当てられて
いるダイヤラ送出キー入力により、制御部34はダイヤ
ラボード47にデータがあるか否かを判定し、ダイヤラ
ボード47にデータが存在しない場合には、変換バッフ
ァ48にて前述の表示バッファ40へセットされたデー
タをプッシュホーンキーに対応するキーコードに変換し
た後、表示バッファ40へ変換したキーコードデータと
して再セットし、表示部41にプッシュホーンキーコー
ドのイメージを表示する。
【0065】また、制御部34は同時に前述の変換した
プッシュホーンキーコードの数字データをトーン信号発
生部51へ入力し、トーン信号発生部51はこの数字デ
ータをDTMF信号に変換して、スピーカ52から出力
する。一方、ダイヤラボード47にデータが存在してい
る場合は、ダイヤラボード47内に登録されている電話
番号登録一覧リストを表示部41に表示し、オペレータ
によるキー入力部42からの選択操作により、選択され
た電話番号をトーン信号発生部51でDTMF信号に変
換して、スピーカ52から出力する。オペレータが回線
接続を確認後、再度ダイヤラ送出キーを入力することに
より、前述のダイヤラボード47にデータが存在しない
場合と同様の処理を行う。
【0066】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、画面
の表示と重ね合わせたタッチパネルの入力手段を用い
て、キーボードにおけるキーの入力感覚でメモ内容を作
成することができ、また、この内容を送信メッセージと
して活用することが可能であり、既存のメモ内容をタッ
チ感覚で検索して、送信メッセージとして活用すること
もできる。また、選択されたメモ内容をワンタッチキー
によりプッシュホーンキーの鳴音に変換し、通常の電話
機の送話口から内容を転送することができる。この結
果、送りたいメッセージ内容を短時間で容易に作成で
き、その内容を単純な操作によりDTMF信号に置き換
えて、通常の電話を使用し、トーン送出により相手側へ
情報提供できるという効果がある。
【0067】また、カタカナ文字/英数字1文字を基準
としたフリー伝言と受信側に登録されている定型伝言内
容とを混在させ、情報提供側からのメッセージ内容に幅
を持たせることにより、限られた形式を緩和して使用で
き、この結果情報提供者側の伝えたい内容を提供者の言
葉で率直に表現して、相手方へ伝えることができるとい
う効果が得られる。
【0068】そして、この発明によれば、送信すべきメ
ッセージを予め作成してプッシュホン信号として変換を
行い、自動操作で発呼が行えるとともに、送信すべきデ
ータをプッシュキーに対応するキー表示を行うことによ
って、モニタとして確認でき、表示に準じて自動発呼が
行える。また、相手側に伝えるイメージメッセージ内容
で、メッセージ作成を容易に行える。
【0069】さらに、この発明によれば、メッセージの
作成については、外部で作成された内容を取り込んで作
成能力を向上でき、また、相手方の電話番号に自動的に
発呼し、かつ回線接続からメッセージ内容の送出をワン
タッチで行うことができ、操作性を向上できるほか、外
部との赤外線などによる光データ通信を容易に実現でき
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の一形態による無線呼出装置
を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す無線呼出装置の外観図である。
【図3】 図1に示す無線呼出装置を有する無線呼出シ
ステムを示す構成図である。
【図4】 この発明の無線呼出装置を示すイメージブロ
ック図である。
【図5】 この発明における無線呼出装置の電話帳登録
動作を示すフローチャートである。
【図6】 図5による電話帳登録時の画面の変化を示す
画面遷移図である。
【図7】 この発明によるダイヤラボードの登録手順を
示すフローチャートである。
【図8】 図7におけるダイヤラボード作成時の画面の
変化を示す画面遷移図である。
【図9】 この発明によるメモ帳の登録手順を示すフロ
ーチャートである。
【図10】 図9におけるメモ帳登録時の画面の変化を
示す画面遷移図である。
【図11】 この発明によるメッセージダイヤル送出手
順を示すフローチャートである。
【図12】 図11におけるメッセージダイヤル送出時
の画面の変化を示す画面遷移図である。
【図13】 図4における伝言メモリの詳細を示す構成
図である。
【図14】 図4における変換テーブルの詳細を示すマ
トリックス配列図である。
【図15】 この発明において採用されているキャラク
タコードと表示キャラクタおよびプッシュキーの操作と
の対応関係を示す説明図である。
【図16】 この発明の実施の他の形態による無線呼出
装置を示すブロック図である。
【図17】 従来の無線呼出装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
31 アンテナ 32 無線部 33 デコーダ 34 制御部 36 受信バッファ(保管手段) 37 受信メッセージメモリ(保管手段) 39 変換テーブル(出力手段,変換表示手段) 41 表示部 42 キー入力部(入力手段,メッセージ作成手段) 45 メモ帳バッファ(メッセージ作成手段,送信メッ
セージ保管手段) 46 メモ帳メモリ(メッセージ作成手段,送信メッセ
ージ保管手段) 47 ダイヤラボード(送信メッセージ保管手段) 48 変換バッファ(変換表示手段) 51 トーン信号発生部 52 スピーカ 53 インタフェース部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局より送信された無線信号をアンテ
    ナを介して受信し、復調処理する無線部と、 該無線部を通して得られた受信データを復号処理するデ
    コーダと、 該デコーダから無線情報を取り込んで制御監視処理を行
    う制御部と、 前記受信データ中のメッセージを表示する表示部と、 該表示部にて表示されたメッセージ情報を保管する保管
    手段と、 該保管手段にて保管した受信メッセージの内容を編集ま
    たは新規内容を作成するメッセージ作成手段と、 該メッセージ作成手段にて作成された情報データを、プ
    ッシュホンから情報を提供する場合のキーに対応する情
    報データとして出力する出力手段とを備えたことを特徴
    とする無線呼出装置。
  2. 【請求項2】 前記出力手段が、 前記キーに対応した情報データを変換して前記表示部に
    表示させる変換表示手段と、 該変換表示手段にて変換された情報データをトーン信号
    に変換して出力するトーン信号発生部と、 該トーン信号発生部より出力されたトーン信号を音に変
    換するスピーカとから構成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の無線呼出装置。
  3. 【請求項3】 前記メッセージ作成手段が、 前記表示部に表示させるタイプライタ画面に対応したタ
    ッチキー入力操作により文字データを入力する入力手段
    と、 該入力手段により作成された送信メッセージを登録し保
    管する送信メッセージ保管手段とを有することを特徴と
    する請求項1に記載の無線呼出装置。
  4. 【請求項4】 前記メッセージ作成手段が、 前記送信メッセージ保管手段に登録して保管させる情報
    を外部から取り込んで送信メッセージを作成するインタ
    フェース部であることを特徴とする請求項1に記載の無
    線呼出装置。
  5. 【請求項5】 前記送信メッセージ保管手段が、 他の付加機能であるメモ帳の保管領域を共有して使用す
    るメモ帳メモリおよびメモ帳バッファと、 電話帳の電話番号を前記送信メッセージと連結させるダ
    イヤラボードとを有することを特徴とする請求項3に記
    載の無線呼出装置。
  6. 【請求項6】 前記インタフェース部が、 光通信を用いてデータベースを外部から取り込むもので
    あることを特徴とする請求項4に記載の無線呼出装置。
JP9134100A 1997-05-23 1997-05-23 無線呼出装置 Pending JPH10327444A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6704398B2 (en) 2000-10-13 2004-03-09 Nec Corporation Handy communication terminal

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6704398B2 (en) 2000-10-13 2004-03-09 Nec Corporation Handy communication terminal

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