JP2740019B2 - 移動体通信装置 - Google Patents

移動体通信装置

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JP2740019B2
JP2740019B2 JP1236380A JP23638089A JP2740019B2 JP 2740019 B2 JP2740019 B2 JP 2740019B2 JP 1236380 A JP1236380 A JP 1236380A JP 23638089 A JP23638089 A JP 23638089A JP 2740019 B2 JP2740019 B2 JP 2740019B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は工場、倉庫等で作業を行うフォークリフト等
の作業車に、事務所等の指令所から作業情報を伝える移
動体通信装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の移動体通信装置としては、例えば工
場、倉庫等で作業を行うフォークリフト等の作業車に、
指令所の送信装置から送信された電波を受信するための
受信装置を設けるとともに、その受信装置で受信された
作業情報を、視認可能な状態で出力表示するための出力
部を備えた出力装置を設けたものがある(特開昭62−19
3342号公報参照)。この移動体通信装置によれば、作業
者は出力部の出力表示を見ることによって、指令所から
の作業指示や緊急情報を知ることができる。
[発明が解決しようとする課題] 前記従来の移動体通信装置では指令所の数が1つだけ
の場合には、作業上特に問題は起こらないが、複数箇所
に指令所があって指令所毎に送信装置が設置されている
場合には、次のような問題が生ずる。すなわち、各送信
装置から送信される電波は、その送信装置が設置された
指令所を識別する手段を何ら有していないので、作業者
は受信装置で受信した作業情報をどの指令所から送信さ
れたものであるのかわからない。そのため、例えば受信
した作業情報の内容等について問い合わせる必要が生じ
た場合には、どの指令所に問い合わせてよいのかわから
ず作業に支障を来すおそれがある。
本発明は前述した事情に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は指令所の送信手段から作業情報が送られ
てきたときに、その作業情報がどの指令所から送られた
ものであるかを視認することができ、ひいてはその作業
情報の内容に関する問い合わせ先を確実に知ることが可
能な移動体通信装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] そこで、前記目的を達成するために本発明は、複数の
指令所に設置され、構内で作業する作業車のための作業
情報及び当該指令所を識別するための識別情報を送信す
る各送信手段と、前記作業車に設けられ、前記各指令所
の送信手段から送信された作業情報及び識別情報を受信
する受信手段と、前記作業車に設けられ、受信手段によ
り受信された作業情報及び識別情報を視認可能な状態で
出力表示する出力手段とを備えた移動体通信装置をその
要旨とするものである。
[作用] 指令所の送信手段から作業情報及び識別情報が送信さ
れると、両情報が作業車に装備された受信手段で受信さ
れる。その結果、どの指令所からどんな作業内容の作業
情報が送信されたかが、出力手段によって視認可能な状
態で表示される。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を図面に従って説
明する。
第1図に示すように、互いに離間した場合に建てられ
た指令所としての複数棟の事務所1A〜1C内には、送信手
段としての送受信装置4がそれぞれ1台づつ設置されて
おり、それらの事務所1A〜1Cとは別の場所に建てられた
工場2の構内で作業を行う作業車としてのフォークリフ
ト3に、連絡事項を送信するようになっている。
第3図に示すように前記各送受信装置4は、連絡事項
を入力するためのキーボード等の入力部6と、同入力部
6からの入力信号を制御するとともに電気信号を入出力
する制御部7と、同制御部7からの電気信号を電波とし
て送信するとともに、フォークリフト3からの電波を受
信する無線部8とからなる。前記入力部6によって入力
される連絡事項は、フォークリフト3の作業者Wに作業
内容を指示するための作業情報である。また、各無線部
8はFSK変調回路及び復調回路を備え、テレビの空きチ
ャンネルの周波数を使用するとともに、電波法の規制を
受けない微弱電波を送受信するようになっている。
ところで、各制御部7の内部メモリには複数の事務所
1A〜1Cのうちのどの事務所から作業情報が送信されたか
を識別するために、事務所1A〜1C毎に付された識別情報
が予め記憶されている。この識別情報としては、例えば
識別コード番号が用いられ、本実施例では、事務所1A
(以下、第1の事務所という)に001、事務所1B(以
下、第2の事務所という)に002、事務所1C(以下、第
3の事務所という)に003という識別コード番号がそれ
ぞれ付されている。そして、前記作業情報が入力部6に
よって入力されると、制御部7はまず内部メモリに記憶
している識別コード番号001〜003を読み出してこれを出
力し、続いて入力部6によって入力された作業情報を出
力するようになっている。
第1,3図に示すように、フォークリフト3の図示しな
いインスツルメントパネル上には、前記送受信装置4と
の間で電波のやりとりを行う受信手段としての送受信装
置5が装着されている。送受信装置5内には、前記無線
部8と同様にFSK変調回路及び復調回路を備え、かつテ
レビの空きチャンネルの周波数を使用するとももに、電
波法の規制を受けない微弱電波を送受信するための無線
部9が設けられており、この無線部9に制御部10が接続
されている。
第2,3図に示すように前記制御部10の出力側には、無
線部9で受信されたその時々の識別情報及び作業情報を
表示する液晶ディスプレイ(以下、LCDという)12と、
両情報を印字用紙Pに印字するためのプリンタ13とが接
続されている。これらのLCD12及びプリンタ13は送受信
装置5の正面パネル5aに組み込まれ、無線部9で受信さ
れた識別情報及び作業情報を視認可能な状態で出力表示
する出力手段を構成している。
また、制御部10の出力側には、前記無線部9によって
識別情報及び作業情報が受信されたときに、報知音を発
生するブザー14と点灯する回転灯16とがそれぞれ接続さ
れている。ブザー14は送受信装置5の正面パネル5aに組
み込まれ、回転灯16はフォークリフト3のヘッドガード
15上に取付けられており(第1図参照)、これらブザー
14及び回転灯16によて、フォークリフト3から離れてい
る作業者Wに対し、前記作業情報が無線部9で受信され
たことを知らせるようになっている。
前記制御部10の入力側には、作業者Wによってブザー
14及び回転灯16の作動が確認された後に、これらを停止
するために押される確認ボタンを17と、指示された作業
情報に基づく作業が完了した後に、前記LCD12に表示さ
れた表示内容を消去するために押される完了ボタン18と
がそれぞれ接続されている。両ボタン17,18は送受信装
置5の正面パネル5aに組み込まれている。
前記制御部10は確認ボタン17が押されると、ブザー14
及び回転灯16の作動が確認されたことを事務所1A〜1Cに
知らせるための確認情報を無線部9から送信させる。ま
た、制御部10は完了ボタン18が押されると、指示された
作業情報に基づく作業が完了したことを事務所1A〜1Cに
知らせるための完了情報を無線部9から送信させるよう
になっている。
前記送受信装置5の制御部10の内部メモリには、前記
識別コード番号001〜003と対応する事務所データ(例え
ば、001に対して「第1の事務所」、002に対して「第2
の事務所」、003に対して「第3の事務所」)が予め記
憶されており、無線部9から識別コード番号001〜003が
入力されたときに、この識別コード番号001〜003をその
ままLCD12やプリンタ13で表示されるのではなく、対応
する事務所名(「第1の事務所」等)を読み出して、前
記LCD12やプリンタ13で表示させるようになっている。
また、前記LCD12で識別情報及び作業情報を表示して
いるときに、別の識別情報及び作業情報が無線部9で受
信されると、制御部10は両情報を内部メモリに一時記憶
するとともに、その受信した情報の数をLCD12上部で表
示させる。第2図におけるLCD12の「1/4」は、受信した
情報の数が4つで、そのうちの1番目に受信した情報を
LCD12で表示していることを表している。このLCD12の表
示内容は、正面パネル5a上部に組み込まれた切替えボタ
ン19を押すことにより、順次切替えることが可能であ
る。
そして、LCD12で表示されている作業情報に従って作
業が行われて前記完了ボタン18が押されると、制御部10
はその表示内容を消去させ、前記内部メモリで記憶して
いる次の識別情報及び作業情報をLCD12で表示させるよ
うになっている。
なお、前記送受信装置5の正面パネル5a上にはテンキ
ー20が組み込まれており、このテンキー20の操作により
事務所1A〜1Cへの送信情報等を入力することが可能であ
る。
次に、送受信装置4の作用を第4図に示すフローチャ
ートに従って説明する。
まず、各事務所1A〜1C内に設置された各送受信装置4
の制御部7は、入力部6の操作により作業情報が入力さ
れるのを待つ(ステップ101、以下ステップをSで表
す)。ここで、例えば第1の事務所1A内の送受信装置4
の入力部6によって作業情報が入力されると、制御部7
はその第1の事務所1Aに付された識別コード番号001を
読み出し(S102)、この識別コード番号001を無線部8
から送信させ、その送信後に前記入力された作業情報を
引き続いて無線部8から送信させる(S103)。そして、
S101に戻って新たな作業情報が入力されるのを待つ。
また、前記と同様に第2の事務所1B内の送受信装置4
が操作されたときには、制御部7はその第2の事務所1B
に付された識別コード番号002と、入力された作業情報
とを無線部8から送信させ、第3の事務所1C内の送受信
装置4が操作されたときには、識別コード番号003と作
業情報とを無線部8から送信させる。このように、各送
受信装置4からは作業情報だけでなく、事務所1A〜1Cを
識別する式別情報が自動的に送信されることになる。
続いて、送受信装置5の作用を第5図に示すフローチ
ャートに従って説明する。
まず、フォークリフト3に装備された送受信装置5の
制御部10は、事務所1A〜1Cの送受信装置4から識別コー
ド番号001〜003及び作業情報が無線部9によって受信さ
れるのを待つ(S201)。ここで、例えば第1の事務所1A
からの識別コード番号001及び作業情報が受信されたと
判断すると、制御部10はその識別コード番号001に対応
する事務所名データを読み出し(S202)、LCD12でその
事務所名データと作業情報とを表示させる(S203)とと
もに、プリンタ13で印字用紙Pに印字させる(S204)。
本実施例では第2図に示すように、事務所名データとし
て「送信局:第1の事務所」が、作業情報として「メッ
セージ:A棚から……を……へ搬送せよ」がLCD12で表示
されるようになっている。
また、制御部10は作業情報が受信されたことを作業者
Wに知らせるための通報信号を出力し、ブザー14を作動
して報知音を発生させるとともに、回転灯16を点灯させ
る(S205)。
前記ブザー14及び回転灯16の作動後、制御部10は作業
者Wによって確認ボタン17が押されるのを待ち(S20
6)、同確認ボタン17が押されたと判断すると、作業情
報の受信を作業者Wが確認したと判断し、作動している
ブザー14及び回転灯16を停止させる(S207)。そして、
制御部10は作業情報が確認されたことを事務所1A〜1Cに
知らせるための確認情報を、無線部9から送信させる
(S208)。
さらに、ブザー14及び回転灯16の停止後、制御部10は
完了ボタン18が押されるのを待ち(S209)、同完了ボタ
ン18が押されたと判断すると、LCD12に表示された作業
情報に基づく作業が完了したと判断し、そのLCD12に表
示された事務所名データ、及び作業情報を消去させる
(S210)とともに、作業が完了したことを事務所1A〜1C
に知らせるための完了情報を無線部9から送信させる
(S211)。そして、LCD12に表示内容を消去させた後、
制御部10はS201に戻って、新たな識別情報及び作業情報
が受信されるのを待つ。
なお、第2の事務所1B及び第3の事務所1Cの送受信装
置4からの識別情報002,003及び作業情報が受信された
場合にも、各制御部10は前記と同様の処理動作を行う。
このように、本実施例の通信装置を用いれば、複数の
事務所1A〜1Cからの作業情報が受信された場合にも、LC
D12及びプリンタ13によってその作業情報と一緒に識別
情報も出力表示されるので、作業者Wはどの事務所1A〜
1Cから送信されたものであるかを一目で判断することが
できる。そのため、たとえ表示された作業情報に関する
問い合わせを行う必要が生じた場合にも、どの事務所1A
〜1Cに連絡すればよいかが確実にわかり、従来技術とは
異なり作業に支障をきたすことがなくなる。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるもので
はなく、例えば以下のように発明の趣旨から逸脱しない
範囲で任意に変更してもよい。
(1)事務所1A〜1Cの数は3棟に限らず、2棟や4棟以
上でもよい。
(2)前記実施例では1棟の事務所1A〜1Cに1台の送受
信装置4を設置したが、複数台の送受信装置4を設置し
てもよい。この場合には、送受信位置4毎に識別コード
番号を付す必要がある。
(3)前記実施例では送受信装置5のLCD12で事務所名
を表示するようにしたが、識別コード番号001〜003をそ
のままLCD12で表示するようにしてもよい。
(4)前記実施例では受信された識別情報をLCD12及び
プリンタ13の2つで出力表示するようにしたが、いずれ
も一方で出力表示させてもよい。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、指令所の送信手
段から作業情報が送られたときに、その作業情報がどの
指令所から送られたものであるかを視認することがで
き、ひいてはその作業情報の内容に関する問い合わせ先
を確実に知ることが可能になるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を具体化した一実施例を示す概略構成
図、第2図はフォークリフトの送受信装置の部分正面
図、第3図は事務所の送受信装置とフォークリフトの送
受信装置との関係を示すブロック図、第4図は事務所の
送受信装置の作用を示すフローチャート、第5図はフォ
ークリフトの送受信装置の作用を示すフローチャートで
ある。 図中1A〜1Cは指令所としての事務所、3は作業車として
のフォークリフト、4は送信手段としての送受信装置、
5は受信手段としての送受信装置、12は出力手段の一部
を構成するLCD、13は出力手段の一部を構成するプリン
タである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−51299(JP,A) 特開 昭63−300099(JP,A) 特開 昭62−193342(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の指令所に設置され、構内で作業する
    作業車のための作業情報及び当該指令所を識別するため
    の識別情報を送信する各送信手段と、 前記作業車に設けられ、前記各指令所の送信手段から送
    信された作業情報及び識別情報を受信する受信手段と、 前記作業車に設けられ、受信手段により受信された作業
    情報及び識別情報を視認可能な状態で出力表示する出力
    手段と を備えた移動体通信装置。
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