JP3001058B2 - 無線通信方式 - Google Patents

無線通信方式

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JP3001058B2
JP3001058B2 JP63261227A JP26122788A JP3001058B2 JP 3001058 B2 JP3001058 B2 JP 3001058B2 JP 63261227 A JP63261227 A JP 63261227A JP 26122788 A JP26122788 A JP 26122788A JP 3001058 B2 JP3001058 B2 JP 3001058B2
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和紀 山口
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、無線通信の分野に関し、より詳細には可視
的に認識可能な文字データのための無線通信方式に関し
ている。
(従来の技術) 携帯用の小型の無線装置即ちトランシーバで文字のよ
うな可視情報を選択的に送信あるいは受信することが往
々にして所望される。しかしながら、従来技術において
は、指定された相手に確実に送信メッセージが伝達され
たかどうかをきわめて簡単な態様で確認する手段に大き
な問題点が存在していた。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は携帯用のトランシーバで、送信局と着信局と
の間で確実な通信を可能とすることを目的とする。
(課題を達成するための手段) 本発明において、着信局からの確認信号を受信するま
でデータの送信が指定回数だけ繰り返されることにより
確実な通信を可能とする。万一着信局がデータを受け取
っていない場合、送信局側でそれを判断できる。受信局
側では、この着信データに関する情報(メッセージ内
容、発信局名等)は保存される。受信局が無人状態であ
っても、その間の受信データは逐次保存され、後にメッ
セージ内容並びに発信局名を確認できる。
本発明によれば、文字を入力することが出来るキーボ
ードと文字を表示することが出来るディスプレイとを備
え発信局あるいは受信局として選択的に動作可能なトラ
シーバを複数の通信サイトで用いる無線通信方式におい
て、データをパケット化して送信し、そのパケットにデ
ータ領域とともに、重複パケットを区別するための識別
番号領域と発信局を識別するためのソース領域と着信局
を指定するためのディスティネーション領域とを設ける
ようにし、発信局は上記ディスティネーション領域でパ
ケットが受信されるべき特定の着信局が指定でき、その
パケットを受信した着信局は自局が指定されたことを検
出した時に、上記ソース領域と上記発信局を指定した上
記ディスティネーション領域とを備えた確認パケットを
送信することによって応答することを特徴とする無線通
信方式が提供される。
(発明の作用) 本発明において、文字データ通信にあっては、 (1)文字、数字、記号が送信され、またこれが受信さ
れて表示される。
(2)データを送信する前に送信チャンネルが使用中で
ないことが確認され、使用中であった場合にはその使用
が終わるのを待った後に送信される。この場合、複数の
送信局が同時に送信することによる衝突を避けるため、
チャンネル使用終了後それら各局がそれぞれ不特定時間
送信を控えるようにする。
(3)データはパケット化して送信される。パケットは
パケットID、発信局名、着信局名、パケットのタイプ、
データ、エラーチェックコード等からなっている。パケ
ットIDは乱数で生成することにより、重複が防止され
る。
(4)着信局の指定は,a)特定の局のみ、b)特定のグ
ループのみ、c)着信局を指定しない等の指定方法が可
能である。
(5)着信局は、a)自局宛のデータのみを受信、b)
特定のグループ宛のデータのみを受信、c)宛先に係わ
らずデータを受信する、を選択できる。
(6)特定の局向けに発信局が送信したデータが目的の
着信局に正常に届いた場合、その旨は発信局により確認
され表示される。
(7)一定時間内にこの確認がされなかった場合、発信
局はデータを所定回数再送する。それでも確認がない時
は発信局で表示される。
(8)着信局において運用者が不在であっても、データ
はそれが複数の発信局からのものであっても受信され、
発信局名とともに保存される。
(9)伝送路上等でデータが破壊された場合着信局でエ
ラーチェックコードによりこれをエラーとして検出ある
いは訂正可能である。
(実施例の説明) 本発明は、アルファベット、記号、数字を入力するキ
ーボードと入力データをモニターしかつ受信データを表
示するディスプレイを備えたデータ通信(文字の送受
信)及び音声通信が可能な携帯用のトランシーバに実施
される。このトランシーバは送信機能並びに受信機能を
行なわせる各種のファンクションスイッチ/キーを備え
ている。
第1A図/第1D図は本発明の一実施例のトランシーバ外
観を示す。この実施例は通常バッテリーで駆動され、バ
ッテリーパック10が着脱可能に設けられている。12はバ
ッテリーパック10を解放するためのリリースボタンであ
る。バッテリーパック10には充電用ジャック14が設けら
れており、外部から所定のDC電圧が与えられ、バッテリ
ーパック10内のバッテリーを充電し、直接実施例の装置
を駆動する。実施例装置は、これを例えば操作者のベル
トに係着させるように働くベルトクリップ16を設けてい
る。
実施例装置の上面には、特に第1D図に示されるよう
に、アンテナコネクタ18、外部スピーカ用ジャック20、
外部マイク用ジャック22、スケルチボリューム用つまみ
24、音声ボリューム用つまみ26が設けられている。音声
ボリューム用つまみ26は装置の電源オン・オフスイッチ
の兼用のものである。プッシュスイッチ28は送信出力の
高低切り替え用であり、プッシュ位置では0.5Wの低送信
出力、非プッシュ位置では3Wの高送信出力である。プッ
シュスイッチ30はキーボード31の動作オン・オフスイッ
チンであり、プッシュ位置でキーボードはロックされ
る。
実施例装置の左側面図には、特に第1B図に示されるよ
うに、ディスプレイ33の押しボタン32(押すとライトオ
ン、離すとライトオフ)、押すことにより送信が実行さ
れるブッシュ・トゥ・トーク(PTT)スイッチ34が設け
られている。
実施例装置の正面には、特に第1A図に示されるよう
に、スピーカ及びセパレートのマイク位置36、キーボー
ド31、ディスプレイ33が設けられている。
ディスプレイ33はその左端に縦配列の5ドットのレベ
ルメータ38を有している。このレベルメータは実施例装
置の受信モードではSメータとして、また送信モードの
ときにはRFメータとして働き、信号レベルに応じて下位
のドットから上位のドットの向きに点灯する。ディスプ
レイ33はそれぞれ実施例装置の種々の動作を指示するフ
ァンクション指示手段がが設けられている。第1段目の
DWはキーボード31上のDWスイッチに応じ、受信モードの
時2つのチャンネルの信号を交互に短期間づつ受信する
動作即ちデュアルウォッチ動作をその動作時に指示す
る。両チャンネルに信号がないときには各々のチャンネ
ルを150ミリ秒の切り替え時間で交互受信する。その場
合5秒に1回150ミリ秒で他のチャンネル、例えば優先
チャンネルをチェックし優先チャンネル側に信号があっ
たらそれに固定する。MSはキーボード31上のMSスイッチ
に応じ、多数の周波数が選択的に記憶し、その周波数に
信号があればスキャンをその周波数位置で停止し、その
周波数の信号が切れるとスキャンを再開始するメモリス
キャン動作を指示する。BSYはその附勢時にデジタルス
ケルチとCTCSS(連続トーン被制御スケルチ)の動作指
示を与える。デジタルスケルチとは実施例の装置がパケ
ット受信モードで動作しているときに、当該装置に対し
て指定されたIDが受信されない限りミュート状態を解放
せず、従って当該IDが受信されたときのみ、目的の情報
を聴取出来るようにする動作であり、CTCSSの場合は受
信情報のパイロットトーンを検出し、CTCSS発生器(エ
ンコーダ/ディコーダ)からの指定トーンと比較して合
致したときのみミュートが開かれる。DGはキーボード31
のDSQスイッチに応じ、デジタルスケルチが指定された
ときに附勢され、点灯する。LOは送信電力を指示し、点
灯していれば0.5Wの送信電力を消灯状態であれば3Wの送
信状態を指示する。これは第1D図のスイッチ28で切り替
えられる。TXIは送信禁止インジケータであり、キーボ
ード31上の送信禁止スイッチTXIが押されると不用意に
送信スイッチ34が押されても送信が禁止される動作を指
示する。Pはキーボード31のスイッチPに応じ、優先チ
ャンネルが指定されていることを指示し、これは上述し
たDWモードの場合にのみ有効である。MEはメッセージ指
示器であり、メッセージが受信されたら点灯し、あるい
はメッセージが記憶されている状態を指示する。いくつ
かのメッセージが継続的に記憶されている場合には、以
下に述べるリコールキーRCLでその入力順にスクロール
して文字データ表示部40に読みだし、表示する。第4段
目のTXは送信モード、特にRF電力があった時点灯し、そ
れ以外はオフである。2Fはキーボード31のキー2Fが押さ
れた時に点灯する。RVはリピータ送受信モードを指示す
る。リピータは他局との中間に介在して、他局との交信
を中断する。リピータへの送信周波数f1、リピータから
の受信周波数f2は予め決定されている。RVはキーボード
31のRVスイッチに応じ、リピータ送受信時にリピータの
長時間の専用使用を避けるためにf1,f2の関係を逆にし
て、直接交信が可能かどうかをチェックするために操作
する。通常はf2<f1の関係であるが、希にリピータによ
ってはf2>f1のものもあるため、+シフトキー、−シフ
トキーでプログラムして周波数関係を逆転する。これは
+/−インジケータによって指示される。
ディスプレイ33は7文字表示の12セグメントのデータ
表示部40と6桁の周波数表示部44とを有している。
キーボード31は実施例において縦4行、横5列の計20
個のキーからなる。キーボード31はトランシーバの動作
を制御するための操作キーとメッセージ送信のためデー
タを入力するためのキーを有する。キーの数を出来るだ
け少なくするために、1つのキーの複数の機能に割り当
てるためのキーF,2Fが設けられている。
BEEPキーはビープ音の発生、即ちキートーンのオン・
オフを制御する。STEPキーはF−STEP−10(5,15)−E
と押すことで、10(5、15)Kヘルツのステップでマニ
ュアルスキャンの最小ステップ周波数を指定する。IDは
プログラムの時に自己のIDを決定させる。GIDはグルー
プIDの決定のためのキーである。GCALLはグループコー
ルの指定のためのキーである。MESSはメッセージの発信
のためのキーである。DSQ,TSQはそれぞれデジタルスケ
ルチ、トーンスケルチの設定のためのキーである。CALL
は相手局の呼び出しのためのキーである。RCLはメモリ
呼び出しのためのリコールキー、MSおよびMRはメッセー
ジメモリのセット及びリセットのためのキーである。SP
及びBSPはプログラム時に通常のスペースキー及びバッ
クスペースキーとして働く。△、CLR、▽キーは通常の
スキャナーにおいて見られるキーであり、周波数のプロ
グラム入力のために使用される。メッセージデータのプ
ログラム入力において、1−0のテンキー入力はF,2Fの
押されない状態でなされ、各キーの左側の上段のA−Y,
/はFキーの押された状態で入力され、各キーの右側の
下段に示されたB−Z,−は2Fキーが押された状態で入力
される。
第2図は実施例装置の概略ブロック図を示す。50はト
ランシーバの制御を行なう第1のCPUであり、52はパケ
ット通信の制御を行なうための第2のCPUである。メモ
リ装置54はプログラムしたメッセージあるいは受信デー
タを記憶する。31は上述したキーボードであり、33は上
述したディスプレイである。アナログスイッチ56、57は
キーボード36をCPUの方向あるいはDTMF(デュアルトー
ンマルチ周波数)発生器58の方向に切り替える。送信モ
ードではアナログスイッチ56が閉じ、キーボード31をDT
MF側に接続する。受信モードでは、アナログスイッチ57
が閉じて、キーボードはCPU50に接続する。スイッチ60
は第1図のキーロックスイッチ30に対応する。第1のCP
U50、即ち、トランシーバ制御器50には、CTCSS発生器62
が接続されている。このCTCSS発生器62は、高周波増幅
器64、ミキサ66、受信側VCO68、クリスタルフィルタ7
2、第1中間周波増幅器74、ミキサ76、局部発信器78、
第2中間周波増幅器80、セラミックフィルタ82、リミッ
タ86、検波器88からなる受信器部分から低域フィルタ9
0、波形整形器92を介して音声信号に重畳していたパイ
ロットトーンを受ける。CSCSS発生器62は67−250Hzの38
種類のトーン(内1つは共通に使用される)を発生する
ことが出来る。予めプログラムされたトーンと受信トー
ンが一致したら、当該装置が着信局として指定されたこ
とになる。受信部の検波器88の出力は第1図のスケルチ
ボリューム24に対応する可変抵抗93、帯域フィルタ94、
増幅器96、検波器98、スイッチ回路100からなるスケル
チ回路に与えられ、この出力はCPU50に与えられる。こ
のスケルチ信号はキャリアの受信状態であるかあるいは
被変調波の受信状態であるかを決定する。CTCSS発生器6
2は予めプログラムされたトーンを低域フィルタ102、PL
L回路104に与える。PLL回路104はCTCSSトーンで変調し
た信号を受信側VCO68と送信側VCO106とに与える。送信
側VCO106は低域フィルタ108からの被変調信号にCTCSSト
ーンを混合して変調し、ドライバ、電力増幅器112、低
域フィルタ114を介してアンテナに送り出す。スイッチ1
16は第1図のスイッチ28に対応する。
受信部の検波器88の出力は高域フィルタ118、波形整
形回路120を介して受信データ即ちメッセージ内容のデ
ータをCPU52に与える。CPU52はまた送信すべきデータを
バッファ122、低域フィルタ108を介してVCO106に与える
ことが出来る。その場合CPU52から、ミュート信号がマ
イク124、プリエンファシス回路126、増幅器128、リミ
ッタ130からなる音声入力回路と、DTMF発生器58、低域
フィルタ132、バッファ136とからなるDTMF回路とに与え
られる。
ディエンスファシス回路、第1図の音声ボリューム16
に対応する可変抵抗140、音声増幅器142、スピーカ144
からなる音声増幅回路にはCPU50からミュート信号が、
また第1図の第1図のキーボード31のBEEPキーに応じて
発生されるキートーン信号が与えられる。
本発明の上述した実施例装置の送信及び受信操作は第
3A図−第3F図のフローチャートに関連して示されてい
る。第3A図はデータ入力操作を示す。操作者はキーボー
ド31から送信すべきメッセージのデータを入力する。即
ち、第1図のファンクションキーFとPRGキーとでプロ
グラムモードに入る。送信すべきデータを入力した後
に、相手局の局名を入力する。ついで、エラーチェック
の後に、入力データがメモリ54に保存されデータ入力操
作は終了する。第3B及び3C図は送信操作を示す。最初
に、データ通信モードかどうかがチェックされる。デー
タ通信モードであれば、送信すべき対象に応じてそれぞ
れのパケットが作られる。第4A図はデータ伝送用のパケ
ットの1つの構成を示す。aはパケットの開始、終了を
識別するための領域(ビット列)、bはパケットの形式
の識別、即ちデータ送信のためのパケットであるかまた
は受信局からの受信確認(ACK)のパケットであるかを
識別するため、及びデータ通信のパケットであるかまた
はデジタルスケルチ用のパケットであるかを識別するた
めの領域、cは重複パケットを区別するための識別番号
領域で、このパケットIDは乱数で生成することにより、
重複が防止される。dは送信局の名前を示す領域、eは
送信対象局の種類、即ち着信局を限定しないパケット、
特定のグループ宛のパケット、特定の局宛のパケットの
いずれかであるかを識別し、同時に特定のグループ宛の
場合はそのグループ名、特定の局宛の場合はその着信局
名を識別するための領域、fは送信すべきメッセージデ
ータの領域、gは受信側でパケットを正常に受信できた
かを判断し、またデータに誤りがあった場合それを自己
訂正するためのフレームチェックシーケンス領域であ
る。このようにしてパケットが形成された後に、伝送チ
ャンネルの使用状態がチェックされる。使用中であった
場合は、その使用が終わるのを待った後に送信される。
この場合、複数の局が同時に送信することによる衝突を
避けるため、チャンネル使用終了後各局がそれぞれ不特
定時間送信を控える。パケット送信が特定の局宛の場合
に、その目的の着信局に正常に届くと、その旨が発信局
で確認され、表示される。所定時間内で、その確認がと
れなければ、再度パケット送信が実行される。これは所
定の回数(N回)反復され、それでも確認がとれなけれ
ば、相手局が送信したデータを受信しなかった旨が表示
される。
行なうべきパケット通信がデータ通信モードではない
場合、即ちデジタルスケルチ通信である場合、例えば第
4B図のようなデジタルスケルチパケットが構成されてい
る。これは第4A図のデータ領域fが存在しないことを除
き、データ伝送用パケットと実質上同一であってもよ
い。
第3D及び3E図は受信側での動作を示す。最初に、デー
タに誤りがあるかどうかがチェックされる。誤りがあれ
ば、フレームチェックシーケンスに基づいてパケットの
自己訂正が行なわれる。それが不可能であれば、受信デ
ータは放棄される。ついで、正常なデータ及び自己訂正
したデータのパケットは上述したディストネーションe
がチェックされる。受信局は予め全局宛のパケットを受
信するモードか、グループ宛のパケットを受信するモー
ドか、全てのパケットを受信するモードかが設定されて
いる。そのようないずれの設定もなされていない場合に
は、受信データは放棄される。いずれかの受信側の設定
を満たしているならば、受信パケットは、それがデータ
通信用パケットであるか、あるいはデジタルスケルチパ
ケットであるかがチェックされる。データ通信用パケッ
トでない場合、即ちデジタルスケルチパケットである場
合には、受信側のデジタルスケルチ回路が動作する。キ
ャリアではなく、被変調信号が受信されていれば、ミュ
ート状態が解放され、伝送されて受信された信号がスピ
ーカから出力される。
他方受信されたパケットがデータ通信用パケットであ
る場合には、確認信号を返送しなければならないかどう
か、即ち全局宛またはグループ宛のパケットでないかど
うかがチェックされる。当該受信局宛のパケットで確認
を発信局に返送しなければならない場合、このための確
認(ACK)パケットが受信側において形成され、これが
発信局に対して送信される。第4C図は、着信局からのこ
のようなACKパケットの1つの構成である。形式領域b
には、ACKパケットの識別コードが収容されている。デ
スティネーション領域eには、特定局(発信局)宛の識
別コード、その局名の識別コードが収容されている。同
様に、フレームチェックシーケンス領域gが設けられて
いる。
ついで、パケットIDのチェックがなされる。すでに受
信したパケットと同一のパケットIDの場合には、データ
を重複して蓄積することになるため、保存されているパ
ケットIDと同一の場合はデータが放棄され、新規なパケ
ットはその発信局名とデータ内容がディスプレイに表示
されるとともに、後の検索のため記憶される。更に、パ
ケットIDも保存される。
第3F図は後に受信データをディスプレイに読み出すた
めのルーチンを示す。最初に保存されているデータがあ
るかどうかがチェックされる。保存データが存在すれ
ば、発信局名とデータ内容が表示される。複数のパケッ
トを受信し、記憶していた場合には、次々とそれらの発
信局名及びデータ内容が表示される。
(発明の効果) 以上本発明の実施例の説明から明らかなように、本発
明は極めて簡単な態様でデータをパケット化することに
より、文字データの着信確認を行なうことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のトランシーバ装置の外観を
示す図であり、A図はその正面図、B図は左側面図、C
図は右側面図、D図は上面図を示す。 第2図は第1図の装置の回路ブロック図を示す。 第3A−F図は第1及び2図の装置の動作を説明するため
のフローチャートを示す。 第4A−C図は本発明の実施例装置において使用する伝送
用のパケットの構成を示す図である。 図において、31はキーボード、33はディスプレイ、50、
52はCPUを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 啓 東京都港区六本木6丁目2番15号 株式 会社ゼネラルリサーチオブエレクトロニ ックス内 (56)参考文献 特開 昭59−140732(JP,A) 特開 昭59−182649(JP,A) 特開 昭60−25347(JP,A) 特開 昭58−201430(JP,A) 特開 昭58−105638(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 7/00 - 7/38 H04L 11/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字を入力することが出来るキーボードと
    文字を表示することが出来るディスプレイとを備え発信
    局あるいは受信局として選択的に動作可能なトランシー
    バを複数の通信サイトで用いる無線通信方式において、
    データをパケット化して送信し、そのパケットにデータ
    領域とともに、重複パケットを区別するための識別番号
    領域と発信局を識別するためのソース領域と着信局を指
    定するためのディスティネーション領域とを設けるよう
    にし、発信局は上記ディスティネーション領域でパケッ
    トが受信されるべき特定の着信局が指定でき、そのパケ
    ットを受信した着信局は自局が指定されたことを検出し
    た時に、上記ソース領域と上記発信局を指定した上記デ
    ィスティネーション領域とを備えた確認パケットを送信
    することによって応答するように構成され、上記キーボ
    ードは複数のキーを有し、該キーの少なくとも1つは、
    上記各キーを、トランシーバの動作制御用の操作キー又
    はメッセージ送信のためのデータ入力用のキーとしての
    機能に割り当てるためのキーであり、前記ディスプレイ
    は、データ表示部、周波数表示部及び機能指示部を有
    し、該機能指示部は上記操作キーの操作に応答すること
    を特徴とする無線通信方式。
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