JPH07131429A - 無線受信機 - Google Patents

無線受信機

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JPH07131429A
JPH07131429A JP5298946A JP29894693A JPH07131429A JP H07131429 A JPH07131429 A JP H07131429A JP 5298946 A JP5298946 A JP 5298946A JP 29894693 A JP29894693 A JP 29894693A JP H07131429 A JPH07131429 A JP H07131429A
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JP
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pseudo code
signal
input
received
antenna
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JP5298946A
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English (en)
Inventor
Junji Masuda
淳治 増田
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信機能を自己診断する無線受信機を提供す
ることを目的とする。 【構成】 自己診断スイッチ14が投入されると、制御
部23は切換器21に切換信号を出力してFM検波回路
9を疑似符号照合器25に接続し、疑似符号発生器24
に疑似符号を発生させて、疑似符号照合器25及び発振
/変調器15に出力させる。発振/変調器15の発生し
た変調波をアンテナ部2に入力し、アンテナ部2で受信
した受信信号を増幅・検波して、FM検波回路9から疑
似符号照合器25に入力する。疑似符号照合器25で、
受信信号と疑似符号発生器24からの疑似符号を比較
し、正常に受信されて受信信号と疑似符号が一致する
と、I/O駆動回路26を介してスピーカ13を駆動し
て、報知音を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線受信機に係り、詳
細には、自己診断機能を備えた無線受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】予め登録されている自己の呼出番号と一
致する呼出番号を受信したときに受信した旨を報知する
無線受信機としては、種々のものがあるが、中でも、ペ
ージャーは、自動車電話や携帯電話に比べて使用料金が
安いため、企業が営業マンの外出先からの電話連絡用と
して持たせるだけでなく、個人が手軽なコミュニケーシ
ョンツールとして利用するケースが急増している。
【0003】従来、ページャーのような無線受信機にお
いては、電源間欠動作で、受信動作を繰り返し、呼出番
号を受信すると、受信した呼出番号と予めページャーに
登録されている自己の呼出番号とを比較する。そして、
受信した呼出番号と自己の呼出番号とが一致すると、報
知音、表示灯の点灯あるいは振動によって受信があった
旨を報知する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の無線受信機にあっては、自己の呼出番号と一
致する呼出番号を受信したときに、受信があった旨を報
知するようになっており、受信機能が正常に動作してい
るかどうかについて自己診断を行う機能を有していなか
ったため、無線受信機の受信機能が正常に動作している
かどうかは、通常の受信があってはじめて正常動作して
いることが確認できるだけであり、積極的に無線受信機
の受信機能が正常であるかどうかを確認することができ
なかった。その結果、受信機能が正常でないことに気付
かず、大切な情報を受信することができないという問題
があった。
【0005】そこで、本発明は、受信機能が正常である
かを自己診断することのできる無線受信機を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の無線受信
機は、アンテナで受信した呼出番号と予め登録されてい
る自己の呼出番号とが一致したとき受信があった旨を報
知する無線受信機において、疑似符号を発生する発生手
段と、前記発生手段で発生した疑似符号を変調する変調
手段と、前記変調手段で変調された疑似符号をアンテナ
部に入力する入力手段と、前記発生手段で発生した疑似
符号と前記入力手段により前記アンテナ部を介して受信
された疑似符号とを比較する比較手段と、前記比較手段
が前記二つの疑似符号が一致していると判断したとき、
報知する報知手段と、を備えることにより、上記目的を
達成している。
【0007】また、請求項2記載の無線受信機は、アン
テナで受信した呼出番号と予め登録されている自己の呼
出番号とが一致したとき受信があった旨を報知する無線
受信機において、自己の呼出番号の変調波を発生する発
生手段と、前記発生手段で発生した呼出番号の変調波を
アンテナ部に入力する入力手段と、を備えたことによ
り、上記目的を達成している。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明によれば、発生手段で疑似
符号を発生し、この発生された疑似符号を変調して、ア
ンテナ部に入力する。このアンテナ部に入力された疑似
符号と発生手段で発生した疑似符号とを比較し、この二
つの疑似符号が一致していると、報知する。
【0009】したがって、疑似符号により簡単に無線受
信機の受信機能が正常かどうか自己診断することがで
き、大切な情報を確実に受信することができる。
【0010】また、請求項2記載の発明によれば、自己
の呼出番号の変調波を発生し、この発生された自己の呼
出番号の変調波をアンテナ部に入力することができるの
で、簡単な構成で、無線受信機の受信機能が正常かどう
か自己診断することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の無線受信機の実施例を図面に
基づいて説明する。
【0012】図1〜図3は、本発明の無線受信機の一実
施例を示す図であり、本実施例は、ページャーに適用し
たものである。
【0013】まず、構成を説明する。
【0014】図1は、本発明の本実施例の無線受信機の
一実施例を適用したページャーの回路ブロック図であ
る。
【0015】図1において、ページャー1は、アンテナ
部2、RFアンプ3、バンドパスフィルタ4、ミキサー
5、ローカル発振器6、バンドパスフィルタ7、IFア
ンプ8、FM検波回路9、信号処理部10、ドライバ1
1、LCD(Liquid CrystalDisplay)12、スピーカ
13、自己診断スイッチ14、発振/変調器15及びコ
ンデンサ16等を備えており、信号処理部10は、切換
器21、受信処理回路22、制御部23、疑似符号発生
器24、疑似符号照合器25及びI/O駆動回路26等
を備えている。
【0016】RFアンプ3は、アンテナ部2で受信され
た受信信号の交流成分を取り出して増幅し、バンドパス
フィルタ4に出力する。
【0017】バンドパスフィルタ4では、入力される増
幅された電流信号から希望波周波数以外のいわゆる妨害
波周波数の信号成分を除去して、ミキサ5に出力する。
【0018】ミキサー5には、上記バンドパスフィルタ
4からの受信信号が入力されるとともに、ローカル発振
器6の発振する所定周波数のローカル信号が入力され、
ミキサー5は、受信信号とローカル信号を混合して、バ
ンドパスフィルタ7に出力する。
【0019】バンドパスフィルタ7は、入力される複数
の混合信号の中から中間周波信号のみを通過させ、IF
アンプ8に出力する。
【0020】IFアンプ8は、バンドパスフィルタ7か
ら入力される混合信号を増幅し、FM検波回路9に出力
する。
【0021】FM検波回路9は、IFアンプ8から入力
される混合信号から受信信号成分であるFM成分を検波
し、信号処理部10の切換器21に出力する。
【0022】切換器21は、制御部23により切換制御
され、FM検波回路9を受信処理回路21と疑似符号照
合器25とに択一的に切り換えて接続する。切換器21
は、通常は、FM検波回路9を受信処理回路22に接続
し、制御部23から切換信号が入力されると、FM検波
回路9を疑似符号照合器25に接続する。したがって、
通常の受信時には、FM検波回路9で検波された受信信
号は、切換器21を介して受信処理回路22に入力され
る。
【0023】受信処理回路22は、受信信号をデコード
するデコーダ部、自己の呼出番号を記憶するID−RO
M、デコーダ部のデコードした受信信号である呼出番号
をID−ROMに記憶されている自己の呼出番号と比較
して受信処理を行ったり、受信時の制御を行う制御部及
び呼出番号とともに受信したメッセージを記憶するRA
M等を備えており、受信処理を行うと、その旨の表示や
受信したメッセージの表示を指示する信号を表示データ
とともにドライバ11に出力する。
【0024】ドライバ11は、受信処理回路22から入
力される表示データをLCD12に出力し、LCD12
に表示データを表示出力させる。
【0025】なお、受信処理回路22は、受信時、受信
があった旨をLCD12に表示させるだけでなく、スピ
ーカ13を駆動して、報知音を出力させることにより、
受信があった旨を知らせるようにしてもよい。
【0026】一方、信号処理部10の疑似符号発生器2
4は、受信機能を自己診断するための所定の疑似符号信
号を発生させ、発生した疑似符号信号を発振/変調器1
5及び疑似符号照合器25に出力する。この疑似符号
は、後述する疑似符号照合器25で、疑似符号発生器2
4から入力される疑似符号と、受信した疑似符号との一
致性を容易に判断できるものであれば、ページャー1に
使用されている呼出番号でなくてもよく、また呼出番号
と同様の構成の信号である必要もない。
【0027】発振/変調器15は、ページャー1の受信
周波数の信号を発振する発振器と、この発振器の発振す
る信号を疑似符号発生器24から入力される疑似符号信
号で変調する変調器と、を備えており、疑似符号発生器
24から疑似符号信号が入力されると、疑似符号信号に
対応する変調信号(変調波)をコンデンサ16に出力す
る。
【0028】コンデンサ16は、発振/変調器15から
入力される疑似符号信号の変調信号の交流信号のみをア
ンテナ部2に出力する。
【0029】このアンテナ部2に入力された疑似符号信
号は、上記同様に、RFアンプ3、バンドパスフィルタ
4、ミキサー5、バンドパスフィルタ7、IFアンプ8
及びFM検波回路9で増幅、検波された後、介して切換
器21に入力される。
【0030】この切換器21は、自己診断時、制御部2
3からの切換信号によりFM検波回路9を疑似符号照合
器25に接続し、FM検波回路9から入力された疑似符
号信号を疑似符号照合器25に出力する。
【0031】そして、この疑似符号照合器25には、上
述のように、疑似符号発生器24から疑似符号信号が入
力されており、疑似符号照合器25は、この疑似符号発
生器24から直接入力される疑似符号信号と、疑似符号
発生器24で発生されて発振/変調器15、コンデンサ
16、アンテナ部2、RFアンプ3、バンドパスフィル
タ4、ミキサー5、バンドパスフィルタ7、IFアンプ
8、FM検波回路9及び切換器21を介して入力される
疑似符号信号と、を比較して、これら二つの信号が一致
すると、I/O駆動回路26に駆動信号を出力する。
【0032】I/O駆動回路26は、駆動信号が入力さ
れると、スピーカ13を駆動し、報知音を出力させる。
【0033】そして、制御部23には、自己診断スイッ
チ14が接続されており、自己診断スイッチ14がオン
されると、自己診断が指示されたと判断して、切換器2
2に切換信号を出力するとともに、疑似符号発生回路2
4に疑似符号信号の発生を指示する。
【0034】次に、アンテナ部2及びRFアンプ3の詳
細図を図2に示す。
【0035】すなわち、アンテナ部2は、アンテナAn
とアンテナAnの両端に接続されたコンデンサC1及び
可変容量コンデンサC2を備えており、可変容量コンデ
ンサC2で調整された共振周波数(回線周波数)の電波
を受信して、RFアンプ3に出力する。
【0036】RFアンプ3は、結合コンデンサC3、ト
ランジスタTr1、Tr2及びコンデンサC4を備えて
おり、トランジスタTr1のコレクタとトランジスタT
r2のエミッタが接続されている。トランジスタTr1
のベースには、アンテナ部2から入力される受信信号が
結合コンデンサC3を介して入力され、トランジスタT
r2のベースは、コンデンサC4を介して接地されてい
る。
【0037】なお、コンデンサ16は、アンテナAnと
コンデンサC1との接続部に接続されている。
【0038】次に、本実施例の動作を説明する。
【0039】本実施例のページャー1は、受信機能を自
己診断する自己診断機能を備えているところにその特徴
がある。
【0040】以下、この自己診断処理を図3に示すフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0041】ページャー1は、自己診断スイッチ14が
投入されると、制御部23は、まず、切換器21に切換
信号を出力し、FM検波回路9を受信処理回路22から
疑似符号照合器25に切り換えて接続させる(ステップ
S2)。
【0042】次に、制御部23は、疑似符号発生器24
を駆動して、疑似符号信号を発生させ(ステップS
3)、発振/変調器15及び疑似符号照合器25に出力
させる(ステップS4)。
【0043】発振/変調器15は、疑似符号信号が入力
されると、回線周波数の被変調波をコンデンサ16を介
してアンテナ部2に入力し(ステップS5)、アンテナ
部2は、受信した変調波信号をRFアンプ3に出力す
る。RFアンプ3は、受信信号を増幅し、バンドパスフ
ィルタ4を介してミキサー5に出力する。ミキサー5
は、ローカル発振器6から入力される信号と混合し、バ
ンドパスフィルタ7を介してIFアンプ8に出力する。
IFアンプ8は、入力される混合信号を増幅して、FM
検波回路9に出力し、FM検波回路9は、入力信号を検
波して、切換器21を介して疑似符号照合器25に出力
する。
【0044】疑似符号照合器25は、FM検波回路9か
ら入力される受信信号と疑似符号発生器24から入力さ
れる疑似符号信号とを比較し(ステップS6)、二つの
信号が一致するかどうかチェックする(ステップS
7)。
【0045】疑似符号照合器25は、ステップS7で、
受信信号と疑似符号信号が一致すると、受信処理が正常
に行われたと判断して、I/O駆動回路26を駆動し
て、スピーカ13から報知音を出力させる(ステップS
8)。
【0046】一方、ステップS7で、受信信号と疑似符
号信号が一致しないときには、受信処理が正常に行われ
なかったと判断して、スピーカ13からの報音を行うこ
となく、そのまま処理を終了する。
【0047】このように、本実施例のページャー1にお
いては、自己診断スイッチ14が投入されると、疑似符
号発生器24で疑似符号を発生し、この発生された疑似
符号を発振/変調器15で変調して、アンテナ部2に入
力する。このアンテナ部2に入力され受信処理された受
信信号と疑似符号発生器24で発生した疑似符号とを疑
似符号照合器25で比較し、一致していると、スピーカ
13から報知音を放音して、受信処理が正常に行われた
旨を報知する。
【0048】したがって、疑似符号により簡単に無線受
信機であるページャー1の受信機能が正常かどうか自己
診断することができ、大切な情報を確実に受信すること
ができる。
【0049】図4は、本発明の無線受信機の他の実施例
を示す図である。
【0050】本実施例は、自己診断用の信号として、自
己の呼出番号を発生して、アンテナ部に入力し、受信機
能を自己診断するものであり、ページャーに適用したも
のである。
【0051】図4において、ページャー30は、アンテ
ナ31、RF部32、デコーダ部33、ID−ROM3
4、報音部35、制御部36、ROM(Read Only Memo
ry)37、RAM(Random Access Memory)38、キー
入力部39、LCD(LiquidCrystal Display)ドライ
バ40、LCD41及び呼出番号変調波発生器42等に
より構成される。
【0052】アンテナ31は、図外のページャーサービ
ス会社等から無線で送信される呼出信号及び後述する呼
出番号変調波発生器42から出力される呼出番号変調波
を受信してRF部32に出力する。
【0053】RF部32は、デコーダ部33から入力さ
れる間欠信号により制御され、アンテナ31から入力さ
れる呼出信号を間欠受信して、この受信信号を増幅、復
調した後、デコーダ部33に出力する。
【0054】デコーダ部33は、RF部32から入力さ
れる呼出信号の呼出番号が自己の呼出番号と一致するか
否かを、予め呼出番号を登録してあるID−ROM34
を参照して判断する。デコーダ部33は、受信した呼出
番号が自己の呼出番号と一致していると、RF部32に
よる信号の受信を継続して、制御部36に呼出があった
旨の呼出検出信号を出力するとともに、報音部35に報
音信号を出力し、報知音を出力させて、呼出のあったこ
とを報知させる。
【0055】また、デコーダ部33は、制御部36から
入力される要求に基づいて、呼出信号とともに受信した
メッセージ情報を制御部36に出力する。
【0056】ID−ROM34は、通常、ページャーサ
ービス会社等により割り当てられた自己の呼出番号が予
め格納されており、上述のように、デコーダ部33がI
D−ROM34に格納された呼出番号と受信した呼出番
号を比較して、自己の呼出しであるか否かを判別する。
【0057】報音部35は、アンプやスピーカー等から
構成され、デコーダ部33から入力される報音信号によ
り呼出があったことを知らせる報知音を報音する。
【0058】制御部36は、CPU(Central Processi
ng Unit )やキー入力部39におけるキー入力操作を保
持する入力レジスタ等から構成され、各種制御プログラ
ムが格納されたROM37と受信したメッセージ情報や
キー入力情報等を記憶するRAM38が接続されてい
る。
【0059】ROM37は、制御部36が実行する各種
制御プログラムや各種システムデータを格納しており、
特に、本発明に係る自己診断処理プログラムを格納して
いる。
【0060】制御部36は、ROM37に記憶された各
種制御プログラムに基づいてデコーダ部33から入力さ
れるメッセージ情報、キー入力部39から入力される入
力指示信号に応じてページャー30内の各部を制御す
る。例えば、受信処理により、受信したメッセージ情報
をRAM38に記憶させたり、RAM38からメッセー
ジを読み出して、LCD41に表示させたりする。
【0061】RAM38は、制御部36のワークメモリ
として使用されるとともに、受信したメッセージ情報を
記憶するメモリエリアを有している。
【0062】キー入力部39は、テンキー、メモリーキ
ー、ページキー、終了キー及び自己診断キー等を備えて
おり、各キーの指示を制御部36に出力する。
【0063】LCDドライバ40は、制御部36から入
力されるメッセージ情報や各種情報に基づいて、そのキ
ャラクタパターンをLCD41に出力して表示させる。
【0064】次に、本実施例の動作を説明する。
【0065】本実施例のページャー30は、キー入力部
39の自己診断キーが投入されると、制御部36が、I
D−ROM34あるいはROM37またはRAM38に
格納されている自己の呼出番号をPOCSAG方式の送
信フォーマットに挿入して呼出番号変調波発生器42に
出力し、呼出番号変調波発生器42は、入力された呼出
番号を回線周波に変調して、変調波をアンテナ31に入
力する。
【0066】アンテナ31に入力された変調波は、RF
部32で増幅、復調されてデコーダ部33に出力され、
デコーダ部33は、RF部32から入力された受信信号
中の呼出番号がID−ROM34に記憶されている自己
の呼出番号と一致するかどうかチェックする。デコーダ
部33は、受信した呼出番号と自己の呼出番号とが一致
すると、制御部36に呼出検出信号を出力するととも
に、報音部35に報音信号を出力し、報知音を出力させ
る。
【0067】したがって、本実施例のページャー30に
よれば、キー入力部39の自己診断キーが投入される
と、呼出番号変調波発生器42により自己の呼出番号の
変調波を発生し、この発生された自己の呼出番号の変調
波をアンテナ31に入力する。そして、受信した呼出番
号と自己の呼出番号とが一致すると、報知音を出力させ
るので、自己診断用に信号を比較する比較回路や報知回
路等を必要とせず、簡単な構成で、無線受信機であるペ
ージャー30の受信機能が正常かどうか、簡単に自己診
断することができ、大切な情報を確実に受信することが
できる。
【0068】なお、上記各実施例においては、変調波発
生器の出力をアンテナ部に接続することにより、自己診
断用に発生した変調波をアンテナに入力させているが、
必ずしも変調波発生器の出力をアンテナ部に接続しなく
てもよい。
【0069】また、上記各実施例においては、ページャ
ーに適用した場合について説明したが、ページャーに限
るものでないことは、言うまでもなく、例えば、携帯電
話等にも同様に適用することができる。
【0070】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、発生した
疑似符号をアンテナに入力し、アンテナで受信した疑似
符号と発生した疑似符号を比較することにより、無線受
信機の受信機能が正常かどうか簡単に自己診断すること
ができ、大切な情報を確実に受信することができる。
【0071】また、請求項2記載の発明によれば、自己
の呼出番号の変調波を発生して、アンテナに入力して、
通常の受信動作を行わせることにより、無線受信機の受
信機能が正常かどうか自己診断することができるので、
簡単な構成で無線受信機の受信機能が正常かどうか自己
診断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線受信機の一実施例を適用したペー
ジャーの回路ブロック図。
【図2】図1のアンテナ部及びRFアンプの詳細な回路
図。
【図3】図1のページャーによる自己診断処理を示すフ
ローチャート。
【図4】本発明の無線受信機の他の実施例を適用したペ
ージャーの回路ブロック図。
【符号の説明】
1 ページャー 2 アンテナ部 3 RFアンプ 4 バンドパスフィルタ 5 ミキサー 6 ローカル発振器 7 バンドパスフィルタ 8 IFアンプ 9 FM検波回路 10 信号処理部 11 ドライバ 12 LCD 13 スピーカ 14 自己診断スイッチ 15 発振/変調器 16 コンデンサ 21 切換器 22 受信処理回路 23 制御部 24 疑似符号発生器 25 疑似符号照合器 26 I/O駆動回路 30 ページャー 31 アンテナ 32 RF部 33 デコーダ部 34 ID−ROM 35 報音部 36 制御部 37 ROM 38 RAM 39 キー入力部 40 LCDドライバ 41 LCD 42 呼出番号変調波発生器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンテナで受信した呼出番号と予め登録さ
    れている自己の呼出番号とが一致したとき受信があった
    旨を報知する無線受信機において、 疑似符号を発生する発生手段と、 前記発生手段で発生した疑似符号を変調する変調手段
    と、 前記変調手段で変調された疑似符号をアンテナ部に入力
    する入力手段と、 前記発生手段で発生した疑似符号と前記入力手段により
    前記アンテナ部を介して受信された疑似符号とを比較す
    る比較手段と、 前記比較手段が前記二つの疑似符号が一致していると判
    断したとき、報知する報知手段と、 を備えたことを特徴とする無線受信機。
  2. 【請求項2】アンテナで受信した呼出番号と予め登録さ
    れている自己の呼出番号とが一致したとき受信があった
    旨を報知する無線受信機において、 自己の呼出番号の変調波を発生する発生手段と、 前記発生手段で発生した呼出番号の変調波をアンテナ部
    に入力する入力手段と、 を備えたことを特徴とする無線受信機。
JP5298946A 1993-11-02 1993-11-02 無線受信機 Pending JPH07131429A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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