JPH09189158A - 戸別配達物の保管箱 - Google Patents

戸別配達物の保管箱

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JPH09189158A
JPH09189158A JP2207496A JP2207496A JPH09189158A JP H09189158 A JPH09189158 A JP H09189158A JP 2207496 A JP2207496 A JP 2207496A JP 2207496 A JP2207496 A JP 2207496A JP H09189158 A JPH09189158 A JP H09189158A
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JP
Japan
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door
storage box
delivery
stamp
button
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Application number
JP2207496A
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English (en)
Inventor
Takehiro Daitou
健宏 大東
Koichi Nakanishi
好一 中西
Etsuo Nakanishi
悦雄 中西
Mitsuharu Toda
光治 戸田
Yoshihiro Hama
嘉浩 濱
Masayoshi Yamamoto
正善 山本
Nobutama Kamishige
信賜 上繁
Hidemichi Honda
栄道 本多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KINKI KOGYO
KINKI KOGYO KK
TOOYOKO RIKEN KK
TOYOKO RIKEN KK
Nakanishi Engineering Co Ltd
U Shin Showa Ltd
Original Assignee
KINKI KOGYO
KINKI KOGYO KK
TOOYOKO RIKEN KK
TOYOKO RIKEN KK
Nakanishi Engineering Co Ltd
Showa Lock Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受取人の在不在に関わりなく配達物を届け、
該配達物を安全に保管し受領印の捺印を可能とし、キー
の使用を受取人のみに限定した戸別配達物の保管箱の提
供。 【解決手段】 配達物のないときは施錠不可能な扉3を
備えた保管箱1内部の可動床上に配達物を格納すること
により、前記可動床の動きを可動ストライカーを経由し
て錠本体4のトリガーとラッチに伝え、前記トリガーの
動きを後続のストッパーに伝達して、受領書の捺印用押
印ボタン6に一回のみ使用可能な機会を提供し、前記ラ
ッチの動きで前記扉3の自動施錠を可能とし、前記配達
物を保管箱1から受取人が取り出すときのみキーを用い
てシリンダー5を強制解錠し扉3を開き、配達業者は一
切キーを使用しない構成の保管箱。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、客先に配達する必
要のある品物を、該客先の受取人の在・不在に関わらず
配達した品物を、前記客先の受取人の立会の要なく独自
に格納することで、確実に受領印を得る機会を得て長時
間安全に保管し、住宅の形式に関係なく戸別配達を対象
とした配達物の保管箱の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】配達を必要する品物は、通常配達人が車
両等に配達物を積載し、客先に出向き一々該配達物を受
取本人に手渡しする直接配達か、隣人等の第三者に依頼
して預かって貰う間接配達により届けられるが、何方に
しても本人または隣人等の第三者の受領印を得て配達業
務を完了するのが普通に実施されている方法である。
【0003】この方法は、一戸建か集合の住宅形式によ
り配達物の授受は若干異なり、一戸建住宅では殆どが受
取本人に代わる第三者は隣人で、高層住宅でも同様のこ
とがいえるが、特に管理人を置く住宅では、該管理人が
第三者の役目をしたりまれに金属製の積層可能な保管箱
を設置して対処するところもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】客先が個人を対象とす
る配達では、受取本人が不在のために手渡しによる直接
配達が出来ずに、前記客先の隣人に依頼する事も多い
が、該客先と隣人との交流の程度によっては間接配達が
出来ず通知状を残して持ち帰り、電話等による在宅確認
を行った上で改めて再配達することもしばしばある。
【0005】特に高層住宅では階段等の昇降を含める
と、歩行距離が想像以上に多く作業効率が極めて悪く、
また配達物の重量も10Kg以下が多く形状も大きくな
いが、一定の重量と形状であることは先ずないために、
省力化は望めず屈強な人手に頼らざるを得ない現状であ
る。
【0006】配達物を格納する保管箱については、多く
の発明・考案が開示されているが、特願平2−6571
1号もその一つで金属製の容器に、荷物センサ,自動施
錠と解錠の両手段,更に受領書発行器を備えた技術が開
示され、同出願に係る関連出願も多数見受けられる。
【0007】然し、センサや受領書発行器についても制
御装置と電源を必要とし停電時の対応や、配達物の大小
と前記センサとの位置関係に正確性が必要とされること
や、受領書についても配達物の個数と受領書の数との員
数合わせが、配達業者に委ねられていることも解決すべ
き課題といえる。
【0008】特願平2−212774号は事務所等の扉
の下縁の隙間を利用して、該扉に固定した保管箱に配達
物を収納するもので、保管箱の開閉は配達業者の持つマ
スターキーまたは居住者のキーにより行うが、配達を証
明する受領書の取得ができないことと、配達業者がキー
を必要とすることに課題がある。
【0009】特願平5−172064号は配達物を収容
する保管箱と該保管箱を開閉するキーの収容箱と受領印
を格納する箱からなるシステムで、複数のキーを使用し
て四箇所の鍵を開閉しなければならないこと、印鑑の使
用が配達業者に任されることと、配達業者がキーを必要
とすることに解決すべき課題がみられる。
【0010】本発明は、このような諸問題のうち客先の
在・不在に関わりなく、配達業者が配達物を該客先に届
け該配達物を安全に保管し、受取人が任意の時間に前記
配達物を間違いなく引き取ることが出来ると共に、前記
受取人に代り確実に重複することなくに受取印の取得が
出来る機能を備えた配達物保管箱の技術に関する。
【0011】このような問題に対して、本発明は次の四
つの目的を持つ解決手段により構成し、その第一の目的
は配達業者が客先に配達物を届けたときに、該客先の在
・不在に関わらずキーを使用することなく配達物を安全
に保管し配達先の受取人に引き渡すための保管箱を、前
記客先に提供することである。
【0012】その第二の目的は配達業者が配達物を保管
箱に格納後、受取人の在宅時はもとより不在宅時でも帰
宅後に、キーを使用することにより容易に前記保管箱の
施錠を解き、該保管箱の中に収納された配達物を取出す
ことが出来ることであり、しかも前記キーの使用機会を
前記配達物を取出す時だけに限定したことである。
【0013】その第三の目的は前記配達物を前記箱に格
納後に受取人の在・不在に関わらず受取の捺印を得るこ
とで、その第四の目的は電気を使用した際に予測される
停電による操作不可能の事態を、回避することを目的と
して電気を全く使用しない機械操作により構成したシス
テムの提供である。
【0014】
【課題を解決するための手段】板を折り曲げ柱状または
梁状とした補強部分を、平板の隅部に形成もしくは付着
した単位板材を使用し、該単位板材を組合せて構成した
箱本体の一面を開放して錠付の扉を取付け、箱本体の内
部下面に可動床を検知機構として組込み、扉に取付けた
錠本体の側面に備えた受領印発行用の押印ボタンを操作
する接触子の役割を担うトリガーと扉の開閉を操作する
接触子の役割を担うラッチとの双方先端に接する可動ス
トライカーに伝達機構を介し可動床の動きを伝え、可動
ストライカーの上に設けた孔の位置を移動し、トリガー
およびラッチと孔との相互関係位置を変化することで、
トリガーの動きは以降に繋がる後部フレームからなる伝
達機構により押印ボタンに連動して、少なくとも一回の
扉の自動施錠の機会に限定して錠本体に内蔵した押印ボ
タンの拘束を開放し、押印ボタンの操作で該押印ボタン
を傾動し一端に取付けた受取印による捺印を可能とし、
ラッチはシリンダーとの組合せにより扉の無施錠状態の
維持または自動施錠を可能とし、解錠はキーの使用によ
る構成としたことを特徴とする戸別配達物の保管箱であ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】このシステムは順を追って説明す
るが、その第一の特徴は配達物を安全に保管し配達先の
受取人に引き渡すための機能を持つ箱の提供で、この課
題は金属製の箱本体に錠を備えることで解決できるが、
最も配慮した点はキーの使用を受取人が配達物を取り出
す時に限ったことである。
【0016】施錠が必要なのは配達物を保管箱に格納し
た後で、配達物を格納する以前では当然保管箱は施錠さ
れていない状態にあることが好ましく、本発明は配達物
の格納にあたって一々キーを意識することなく、前記保
管箱の蓋を開け配達物を格納し該蓋を締めることで自動
的に施錠できる構造としたことである。
【0017】本発明では、保管箱の中の配達物を検知す
るため、予め床にバネを組込んで可動床とした梃子の原
理を応用した機械式の検知機構を備えたので、配達物を
乗せ該配達物の重量がバネの反発力に勝ったとき、前記
配達物の存在を検知できるようにしたことである。
【0018】梃子の原理を利用した検知機構は、床に組
込んだバネの該床に対する位置にもよるが、該バネに必
要な許容圧縮力を前記床重量より小さくすることが可能
となり、少なくとも1Kgの軽量配達物以上に対して保
管箱としての機能を十分に発揮することが可能である。
【0019】第二の特徴は、保管箱の開閉に使用するキ
ーの使用機会を一回に限定するために、荷物を置く床の
動きを利用し該床の移動をそのまま伝達機構を介し、箱
本体側に設けた鍵穴の動きに変換することの可能な可動
ストライカーを設け、錠本体の前部に装備したトリガー
とラッチの動きを規制したことである。
【0020】可動ストライカーの設置により、保管箱の
扉の開閉は内部の荷物を受取人が取り出すただ一回のキ
ー操作に限定することを可能とし、それ以外の扉の開閉
にはキーを意識する必要を排除したこと、また前記保管
箱に小児が入り扉を閉じた時にも内側の安全装置で容易
に扉を開くことを可能としたことである。
【0021】原則的に保管箱の開閉に使用するキーは受
取人のみに止めるのが好ましく、理由は保管箱が組合せ
キー型のとき該キーの保管場所、複数保管箱に対応する
キーとして配達業者によるマスターキーの使用、またキ
ーの存在が施錠忘れ・不携帯・紛失・不正使用等につな
がり運用上好ましくない問題を残すためである。
【0022】当然のことではあるが、配達業者は配達物
を正確に出来るだけ速く客先へ届けることが使命である
ことを考えると、正確の問題には保管箱の存在が解決の
役割を演じ、出来るだけ速くの問題について前記配達業
者がキーの存在を意識することなく保管箱を活用できる
ことである。
【0023】第三の特徴は、配達業者が配達物を保管箱
に収容した後にすることは、配達伝票に配達を証明する
受領印を取得することであり、受取人が在宅時は問題な
いが不在宅時に受領印をいかにして取得するかが大きな
問題となるため、本発明では前記保管箱に配達物を収容
したあと受領印の取得が可能な捺印機構を付加した。
【0024】本捺印機構は錠本体内部に備えられるが、
その動きは箱本体に備えた可動ストライカーと保管箱の
開閉蓋につけた前記錠本体内部に組込まれたトリガーと
の位置関係により、捺印機構の捺印可能状態と不可能状
態を自動的に造りだす方式で、原則として純機械式によ
って構成される。
【0025】本捺印機構は配達物の確認が、該配達物に
付着した配達伝票に対し捺印される方式をそのまま踏襲
したもので、少なくとも一回の配達物を保管箱に格納し
扉を閉めた時に始めて捺印可能な機会を提供し、配達物
の格納が伴わない前記扉の開閉では、捺印可能な機会を
全く提供しないことに特徴がある。
【0026】捺印は機構内に組込んだ押印ボタンの端に
セットした交換可能な印鑑クリップ内の印鑑により、前
記押印ボタンの他端を押して回転ピンを中心に前記押印
ボタンを動かし、前記印鑑クリップと対称的な場所に設
けた固定台座との間の配達伝票に向け前記印鑑クリップ
を進めて捺印する構成とするのが好ましい。
【0027】捺印の機会は可動ストライカーとトリガー
の組合せ状態から生まれ、該トリガー先端が前記可動ス
トライカーにより錠本体内に押込まれることにより、前
記トリガーに連がる後部フレームの端末が押印ボタンの
動きを封ずる拘束を解除し、前記押印ボタンの動きを可
能とする構成であることが好ましい。
【0028】拘束を解除し押印ボタンを動かして捺印動
作を完了すると、その段階で前記押印ボタンは拘束解除
状態から自動的に再度拘束状態に戻る自己復帰機能の働
きにより再捺印の動作ができなくなるので、配達業者が
取得しうる捺印数は配達物数に関係なく一回だけに限定
される。
【0029】複数個の配達では保管庫の大きさと数に見
合う受領印の取得が難しいが、事業所を対象とした配達
でなく個人家屋を対象とした配達では、複数個が配達さ
れる機会は年間を通じて稀であり、配達準備の段階で複
数個配達の必要があれば、その段階で受取人の在宅を確
認することで配達の可否の判断を事前に行える。
【0030】本捺印機構に内蔵する印鑑は、印字の都度
印肉またはスタンプを必要としないスタンプ液内蔵型の
印鑑を使用し、該印鑑は押印ボタンに備えた印鑑ホルダ
ー内に取替自在に設置した印鑑クリップ内に格納するの
が好ましく、このことが長期の使用と捺印不良時に際し
保管箱の利用者による交換を容易にする。
【0031】その第四の特徴は、保管庫の運用に際し故
障の原因となる要素を予め排除し、故障が起きれば原因
を容易に発見し迅速に修理できるシステムとするため
に、前記保管庫の実質的運用に係る機能には電気を使用
した動力機構や信号回路を避け、機械操作による方式を
採用したことである。
【0032】保管箱の主要部品である錠本体は、該錠本
体の内にトリガー,ラッチ,シリンダーおよび押印機構
を一括して組込んだので、修理の際には前記錠本体を交
換することで短時間で修理可能であり、保管箱の扉の位
置が左右勝手違いであってもシリンダーの入れ換えです
み保全部品の点数も少なくてすむ。
【0033】
【作用】保管箱に仕組まれた配達物を検知する可動床の
動きによる変位を、箱本体側に取付けた可動ストライカ
ーに伝達機構を介して伝えることにより、前記可動スト
ライカーの動きで前記変位を扉に装着した錠本体のトリ
ガーまたはラッチの先端に伝え、次に示すような機能を
発揮する。
【0034】本発明になる保管箱は、配達業者にとって
キーを使用することなく、配達物のないときは扉の開閉
は自由であり、格納後に初めて自動施錠が可能になると
同時に、受取人の在・不在に関わりなく受取印の捺印機
会を一回に限り得ることを可能とし、また前記保管箱の
前記配達物の取り出しに限ってキーを使用する。
【0035】保管箱は、内部から扉の施錠状態を解除す
る安全装置が組み込まれているので、仮に小児が前記保
管箱の内部に誤って入る事態が生じても、極めて軽い力
で前記安全装置を作動させて容易に扉を開くことができ
るので、長時間前記保管箱に閉じ込められる心配は極め
て少ない。
【0036】
【実施例】本発明による実施例を図1から7と表1を使
用し以下に説明するが、本発明は実施例のみに限定され
るものではなく本発明の内容に即した多数の応用例に対
応し、例えば実施例を縦横に積層した多段式の保管箱群
や内容積を種々変化した保管箱、あるいは配達物以外の
貯蔵容器等にも適用できるものである。
【0037】図1は保管箱1の斜視図で、箱本体2の一
面に配達物の出入用扉3をつけ、扉3の表面には錠本体
4を着脱可能に設け、錠本体4の表面のほぼ中央にシリ
ンダー5と押印ボタン6を配置するが、扉3の開閉方向
が勝手違いの時は、シリンダー5を交換した錠本体4の
取付け位置を変えて使用すればよい。
【0038】錠本体4を付けた保管箱1の中には、一端
を支点として他端を圧縮バネで支えた配達物を検知する
可動床7が置かれ、箱本体2の扉3が閉まった状態で扉
3に装着した錠本体4の作動部が、箱本体2の扉3の受
入れ枠と向かい合う面に可動床7の動きにより変位する
可動ストライカー8を夫々組み込んである。
【0039】このような構成は、配達業者が配達物を客
先の立会なしに保管箱1に格納した後、客先自ら保管箱
1から配達物を取出すことで安全に引渡す本発明の第一
の目的に適うもので、図2は図1の保管箱1の内面図で
可動床7と可動ストライカー8の接続部分を中心に示し
た、往復の矢印は移動方向を示す(以下同様)。
【0040】箱本体2の背板11と帯板12の間にでき
た溝13に、可動床7の両端を折り曲げた一端の奥縁1
4を可動可能に挿入し、扉寄りの縁14aを箱本体2が
扉3と接する扉枠材15の戸当面15aと圧縮バネ16
で受けるので、可動床7は一方の奥縁14を回転の支点
として梃子の様に動作することができる。
【0041】圧縮バネ16は、戸当面15aの先端を水
平に延ばし折り曲げて格納部17を形成し同格納部下面
のバネ受台17aで受けるように内蔵するので、可動床
7は配達物の無いときは戸当面15aの先端から浮き上
がり傾斜した状態(7a)にあり、配達物の有るときは
戸当面15aの先端に接して水平になる。
【0042】可動床7の動きは配達物を検知するセンサ
ーの役割を果たすので、この動作を可動床7の下面に付
けた横棒材18で側方へ引出して、横棒材18の先端と
箱本体2の天井に付けた受具19の間で連結棒20を支
え、可動床7の動きを扉枠材15の垂直部の中程にある
孔26付の可動ストライカー8に伝える。
【0043】可動ストライカー8は、扉枠材15の垂直
部の中程に設けたストライカー箱22の上面を覆い前記
垂直部の上下方向に摺動するように、可動ストライカー
8の両端を折曲げた端23を連結棒20の中間に設けた
固定具21に接属するので、連結棒20の動きが可動ス
トライカー8の動きに変換される。
【0044】扉3は一端を箱本体2の扉枠材15に蝶番
で開閉自在に取付け、他端は扉3の框の縦方向材24
(図1参照)に、箱本体2の扉枠材15の垂直部分に取
付けたストライカー箱22と向かいあうような対称の位
置に、錠本体4を交換可能に枠材25〔図4(A)参
照〕を用いて取付ける。
【0045】錠本体4の取付けは作動部である先端のト
リガー31とラッチ51が、可動ストライカー8を挟ん
でストライカー箱22の箱内に、トリガー31とラッチ
51のいずれかが入り込めるように調整して位置決めす
るので、可動ストライカー8の動きでトリガー31とラ
ッチ51の動きを個々に制御できる。
【0046】従って、本願発明の第2,3の目的を達成
する手段として、可動床7を入力点とした検知機構とト
リガー31を入力点とした捺印機構とラッチ51を入力
点とした施錠機構とを組合せることにより構成するシス
テムが、保管箱1に満足できる機能を発揮せしめる。
【0047】図3の(A)から(G)の各図は、箱本体
2と扉3の開閉関係を、可動床7,可動ストライカー
8,トリガー31,ラッチ51の部分に絞って、保管箱
1の格納待機から配達物格納と取出,再待機に至るサイ
クルの相互関係を示し、各部分の状態遷移の説明は表1
に示した。
【0048】
【表1】
【0049】図3と表1の関係の概要を説明すると下記
のようになる。 配達物がないときは可動床7は上がったままで可動ス
トライカー8の孔26の位置は、トリガー31に合いラ
ッチ51には合わない状態となり、扉3は施錠不可能で
開閉自在となる〔図3(A)参照〕。 扉3を開き配達物を可動床7に載せると、可動床7は
下がり可動ストライカー8も下がり、扉3を閉めると孔
26の位置はトリガー31に合わずラツチ51に合うの
で自動施錠が可能な状態となり、別項で説明する捺印機
構の使用を可能とする〔図3(B)から(D)参照〕。 受取人がキーを使用して施錠を解き扉3を開けて配達
物を取出すと、可動床7は圧縮バネ16の力により上昇
して最初の状態に復帰するので、保管箱1は再び使用可
能となり〔図3(E)から(G)参照〕、更に扉3を閉
めた時に施錠不可能な最初の状態に戻る〔図3(A)参
照〕。
【0050】図4は錠本体4の外観を(A)正面図
(B)上面図(C)側面図と夫々示したもので、上面図
に見るように錠本体4の容器27の表面に内側に交換可
能にネジ込まれた円筒形のシンダー5の隣に押印ボタン
6が、側面図には前後に移動可能なトリガー31とラッ
チ51を夫々図示している。
【0051】使用する扉3の開閉方向が勝手違いのと
き、シリンダー5を勝手違いのものに交換する以外は錠
本体4の位置を180°回転して使用するので、トリガ
ー31とラッチ51の上下位置関係は逆となり、これに
伴って可動ストライカー8の孔26の位置を変える必要
もあるが機能としては全く変わらない。
【0052】図5は錠本体4の構造を系統的に立体化し
て描いたので、図4の位置関係とは必ずしも一致しない
ことを予め留意されたい、錠本体4の動作を指示する入
力点はトリガー31とラッチ51の先端で、夫々可動ス
トライカー8に接して孔26に掛かるか否かが動作の分
岐点〔図3(A)参照〕になる。
【0053】図6の(A)から(F)はトリガー31に
係る一連の動作を説明するもので、扉3を開き格納した
配達物を検知した可動床7は、その得られた動きを伝達
機構により移動信号として可動ストライカー8に伝達
し、押印ボタン6の拘束状態を解除から捺印後の再拘束
状態に自動復帰する間の遷移図である。
【0054】先端の両面が傾斜した辺であるトリガー3
1の形状は、扉の開閉の際に左右から受ける力により該
力とは直角の方向に出入することを可能とするが、この
動きは可動ストライカー8の孔26のない部分ではトリ
ガー31は可動ストライカー8の面で押込まれたたまま
の状態〔図3(B)から(E)参照〕になる。
【0055】トリガー31の後端に設けたピン32を後
部フレーム33の先端の長孔34と係合し、後部フレー
ム33は先端上面の横方向に丸みをつけた突起35を持
つ突出部36と同下面にバネ座37aを形成し、容器2
7の内部のバネ座37bとの間に圧縮バネ37を挿入す
る〔図6(A)参照〕。
【0056】このような構造のためにトリガー31に力
が加わり後方へ平行移動すると、接続する後部フレーム
33もまた後方へ移動するが、その移動状態は容器27
の蓋28が上面の突起35を案内するように規制し、下
面では圧縮バネ37を押し縮めて後部フレーム33を平
行に後方に移動する。
【0057】後部フレーム33が後退すると後部フレー
ム33の後端部38は、ストッパー39に当接して容器
28の長手方向に摺動しストッパー39のバネ座40a
と容器28のバネ座40bの間の圧縮バネ40を押し縮
め、この際に押印ボタン6の突起41がストッパー39
から外れ拘束を解除する〔図6(B)参照〕。
【0058】押印ボタン6の拘束が解除されると、押印
ボタン6は押座43を押すと回転ピン44の回りに傾動
し、他端の印鑑ホルダー45を移動し容器27の受印台
46に蓋付印鑑クリップ47内の印鑑48を押し付ける
ので、予め受印台46と印鑑48の間に受取伝票を挿入
しておくと捺印ができる〔図6(C)参照〕。
【0059】押印ボタン6が受印台45に印鑑48を押
し付け、この状態を維持すると突起41は後部フレーム
33の後端38を持ち上げストッパー39との接触を解
除し開放するので、ストッパー39は圧縮バネ40で若
干復帰し押印ボタン6の突起41の段付部42に当り停
止する。
【0060】この時の蓋28は突起35を規制し固定点
を持たない支点として機能させるので、後部フレーム3
3の後端38は圧縮バネ40の復元力も加わり押印ボタ
ン6の動きで持ち上げられ、同時にこの傾動動作はピン
32と長孔34の組合せによりトリガー31に伝達され
ない〔図6(D)参照〕。
【0061】捺印動作を完了し押印ボタン6を離すと、
押印ボタン6に設けたバネ座49aと蓋28に設けたバ
ネ座49bとの間に挿入した圧縮バネ49の復元力によ
って、押印ボタン6はもとの位置に復帰し同時にストッ
パー39が突起41の段付部42から離れ押印ボタン6
を再拘束状態に置く〔図6(E)参照〕。
【0062】従って、再拘束状態に置かれた押印ボタン
6を使用することは、扉3を開けて配達物を置き直し拘
束状態を解除しない限りできないことで、しかもこの段
階では扉3を開け得る者は、配達業者ではなく客先のキ
ーを所持した受取人に限定されが、このことは図3の
(D,E)と表1で説明した通りである。
【0063】扉3を開けると、トリガー31を押し込む
強制力が無くなるので、後部フレーム33も圧縮バネ3
7の復元力でストッパー39の上から完全に離脱し、傾
きが水平に戻ってトリガー31に係る各部材が原状復帰
〔図6(F)参照〕するが、この状態は図6(A)およ
び可動床7に配達物の無い状態とも同じである。
【0064】図5において錠本体4の動作を指示する入
力点はトリガー31とラッチ51の先端であることを説
明したが、図7では錠本体4の容器27の中で長さ方向
に摺動するリトラクター52に固定した扉3の施錠に係
るラッチ51と関連部材の配置を示した。
【0065】容器27の中にネジ込み設置したシリンダ
ー5のキー53の使用により出入する鉤付材55とリト
ラクター52を遊結合し、キー53を使用した鉤付材5
5の収縮(解錠操作)時のみリトラクター52の連結材
54と鉤付材55が直結した状態となり、ラッチ51を
強制的に錠本体4の中に引き込むように移動する。
【0066】キー53を使用しないときは、リトラクタ
ー52と鉤付材55の間には遊びの部分が生じ、バネ座
56aと容器27に設けた板材のバネ座56bとの間に
挿入した圧縮バネ56の働きにより、リトラクター52
は長手方向に伸縮可能な状態となり、直結されたラッチ
51も同様に動く。
【0067】ラッチ51の形状は一方が傾斜面で他方が
直角面を構成し、扉3の開閉方向に対して方向性を有す
る特徴を持つので、キー53を使用しない状態で扉3を
閉めると自動的に施錠され、キー53を使用してラッチ
51を直結し強制的に引き込んだとき、扉3は開閉に関
係なく施錠できない解放された状態になる。
【0068】このラッチとシリンダーを組合せた錠は、
家屋の玄関等に使用され特別目新しいものではないが、
蓋28から外に飛び出し操作し易い大きさとした突起5
8をリトラクター52の一部に付け、突起58を移動す
ることによりラッチ51を強制移動して施錠を解徐する
非常装置を付けたことに特徴がある。
【0069】一戸建で使用する保管箱1は配達物の大き
さや重さの問題から比較的低い位置を選んで設置するこ
とが多いので、扉3が施錠できない状態のときに誤って
小児が箱内に入り扉3が閉じ施錠された状態になって
も、内部から小児の力で突起58を引くことで容易に解
錠することができる安全装置を設けた。
【0070】実施例にみられるように、本願発明の第4
の目的を達成するため、保管箱1の主要機能は電気操作
に依存することなく、全て機械操作に依存する構成とし
たので、故障が発生する可能性は著しく減少し、また修
理等の保全作業も錠本体4の交換で済むので短時間での
修理が可能になつた。
【0071】保管箱1には、配達物の格納を知らせる表
示窓61を設け、連結棒20の途中に表示板62を付け
(図2参照)、配達物を格納し可動床7の動くと表示板
62の移動を表示窓61に出してもよい、またこの機構
は保管箱1に取って故障しても運用に直接の支障を来さ
ないので接点を使用した電気表示であってもよい。
【0072】また保管箱1は単位として構成したので、
必要に応じて縦横に積層し高層住宅に設置して使用する
ことも可能で、印鑑クリップ47の安易な取り外しを避
けるため、錠本体4から押印ボタン6を外したときにの
み交換が可能としてもよく、この方法でも配達業者の業
務の遂行に支障を来すことはない。
【0073】
【発明の効果】本発明になる保管箱の使用により下記の
効果が得られた。 配達先の在・不在に関わらず配達物を客先に設置した
保管箱に格納し、自社の配達伝票に受領印を確実に捺印
し、前記配達物が安全に保管されて受取人の手にわたる
ことが確認できた。 保管箱の扉の施錠操作に必要なキーは、配達業者の作
業範囲では自動施錠が可能なので携帯はおろか意識する
必要すらなくなり、受取人が所持する僅か一個のキーで
よく、必要に応じて家の玄関キーと共通することも可能
になった。 保管箱に内蔵する捺印機構が、配達物を前記保管箱に
格納し扉を閉めて自動施錠して始めて、前記配達物に対
して一回のみ捺印する機能を備えているので、捺印機構
が悪用される心配がなくなった。 錠本体はシリンダーのみを交換する以外は、全て扉の
開閉方向の勝手違いに対応できる構造としたので、部品
を勝手に合せて必要以上に用意しなくても良くなった。 錠本体に保管箱の中からでも容易に解錠できるワンタ
ッチ式の非常機能をつけたので安全性が一段と増した。 保管箱が保有する主要機能は全て機械操作で構成した
システムとしたので、電気を使用したシステムに較べ停
電の対策は必要なく、また故障に対しても対応処置が簡
単になつた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 保管箱の外面の斜視図である。
【図2】 扉を外した保管箱の内面図(A)と同(A)
のaを拡大した部分図(B)の各斜視図である。
【図3】 箱本体と扉の開閉動作および錠との組合機能
の状態遷移を(A)図から(G)図にかけて示した
【図4】 錠本体の外観で(A)は正面図(B)は上面
図(C)は側面図を夫々示した。
【図5】 錠本体の内部構造を系統的に示した立体図で
ある。
【図6】 図4(A)のb−bに沿ったトリガーに係る
捺印機構のみの一連の動作の状態遷移を(A)図から
(F)図にかけて示した。
【図7】 図4(A)のa−aに沿った扉の施錠に係る
ラッチと関連部材のみの配置を示した断面図である。
【符号の説明】
1 保管箱 2 箱本体 3 扉 4 錠本体 5 シリンダー 6 押印ボタン 7 可動床 8 可動ストライ
カー 20 連結棒 21 固定具 27 容器 28 蓋 31 トリガー 32 後部フレーム 38 ストッパー 41 突起 45 印鑑ホルダー 46 受印台 47 印鑑クリップ 48 印鑑 51 ラッチ 52 リトラクター 53 キー 62 表示板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 593107166 近畿工業株式会社 奈良県宇陀郡榛原町大字萩原2453番地の10 (72)発明者 大東 健宏 東京都千代田区三番町8−7興和ビル 株 式会社トーヨコ理研内 (72)発明者 中西 好一 東京都千代田区神田佐久間町3丁目37番38 号 中西産業株式会社内 (72)発明者 中西 悦雄 東京都千代田区神田佐久間町3丁目37番38 号 中西産業株式会社内 (72)発明者 戸田 光治 大阪市淀川区野中南2丁目11番50号 昭和 ロック株式会社内 (72)発明者 濱 嘉浩 大阪市淀川区野中南2丁目11番50号 昭和 ロック株式会社内 (72)発明者 山本 正善 大阪市淀川区野中南2丁目11番50号 昭和 ロック株式会社内 (72)発明者 上繁 信賜 奈良県宇陀郡榛原町大字萩原2453番地の10 近畿工業株式会社内 (72)発明者 本多 栄道 奈良県宇陀郡榛原町大字萩原2453番地の10 近畿工業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板を折り曲げ柱状または梁状とした補
    強部分を、平板の隅部に形成もしくは付着した単位板材
    を使用し、該単位板材を組合せて構成した箱本体(2)
    の一面を開放して錠付の扉(3)を取付け、箱本体
    (2)の内部下面に可動床(7)を検知機構として組込
    み、扉(3)に取付けた錠本体(4)の側面に備えた受
    領印発行用の押印ボタン(6)を操作する接触子の役割
    を担うトリガー(31)と扉(3)の開閉を操作する接
    触子の役割を担うラッチ(51)との双方先端に接する
    可動ストライカー(8)に伝達機構を介し可動床(7)
    の動きを伝え、可動ストライカー(8)の上に設けた孔
    (26)の位置を移動し、トリガー(31)およびラッ
    チ(51)と孔(26)との相互関係位置を変化するこ
    とで、トリガー(31)の動きは以降に繋がる後部フレ
    ーム(33)からなる伝達機構により押印ボタン(6)
    に連動して、少なくとも一回の扉(3)の自動施錠の機
    会に限定して錠本体(4)に内蔵した押印ボタン(6)
    の拘束を開放し、押印ボタン(6)の操作で該押印ボタ
    ン(6)を傾動し一端に取付けた受取印による捺印を可
    能とし、ラッチ(51)はシリンダー(5)との組合せ
    により扉(3)の無施錠状態の維持または自動施錠を可
    能とし、解錠はキー(53)の使用による構成としたこ
    とを特徴とする戸別配達物の保管箱。
  2. 【請求項2】 箱本体(2)の正面に取付けた扉
    (3)の開閉方向が左右勝手のどの形式を使用する場合
    でも、内蔵するシリンダー(5)のみを勝手違いに交換
    するだけで扉(3)に取付けて使用できる構造の錠本体
    (4)であることを特徴とする請求項1に記載の戸別配
    達物の保管箱。
  3. 【請求項3】 可動床(7)が、その奥端(14)を
    支点とし扉寄りの縁(14a)近くに設けた圧縮バネ
    (16)とで組合せた梃子状配置により、配達物の有無
    を察知する検知機構として構成したことを特徴とする請
    求項1か2に記載の戸別配達物の保管箱。
  4. 【請求項4】 可動床(7)の動きを可動ストライカ
    ー(8)に伝える伝達機構が、横棒材(18)と受具
    (19)により保持した連結棒(20)と固定具(2
    1)の組合せで構成したことを特徴とする請求項1から
    3のいずれかに記載の戸別配達物の保管箱。
  5. 【請求項5】 錠本体(4)の構成部材であるトリガ
    ー(31)の動きを押印ボタン(6)に伝える伝達機構
    が、前記トリガーの後部フレーム(33)と前記後部フ
    レームの動きにより、滑動する圧縮バネ(40)を内蔵
    するストッパー(39)が押印ボタン(6)の突起(4
    1)または段付部(42)に接する状態により、押印ボ
    タン(6)の動きを拘束する構成としたことを特徴とす
    る請求項1から4のいずれかに記載の戸別配達物の保管
    箱。
  6. 【請求項6】 錠本体(4)の構成部材であるトリガ
    ー(31)の動きにより、該先端と可動可能に接続した
    後部フレーム(33)が、該後部フレームの下側に備え
    た圧縮バネ(37)の圧縮時の反発力と、上側に備えた
    錠本体(4)の容器(27)の蓋(28)の内側に接す
    る突起(35)と押印ボタン(6)の動きの関係によ
    り、固定回転中心がないにも係わらず突起(35)を回
    転の支点として、後部のフレーム(33)全体を傾斜し
    て後端(38)を上昇し、ストッパー(39)との当接
    を解除して前進せしめ、押印ボタン(6)の拘束を復活
    する構成としたことを特徴とする請求項1から5のいず
    れかに記載の戸別配達物の保管箱。
  7. 【請求項7】 押印ボタン(6)の印鑑ホルダー(4
    5)と嵌合する蓋付の印鑑クリップ(47)を外すこと
    により、印鑑クリップ(47)の内に備えた印鑑(4
    8)を交換可能としたことを特徴とする請求項1から6
    のいずれかに記載の戸別配達物の保管箱。
  8. 【請求項8】 錠本体(4)に内蔵する押印ボタン
    (6)の捺印面と、一対をなすように受印台(46)を
    錠本体(4)の容器(27)に設けたことを特徴とする
    請求項1から7のいずれかに記載の戸別配達物の保管
    箱。
  9. 【請求項9】 錠本体(4)に使用するキー(53)
    は、扉(3)を開閉して配達物を出し入れする一連の動
    作過程において、唯一回のみ解錠に際して使用する以外
    は必要のない構造としたことを特徴とする請求項1から
    8のいずれかに記載の戸別配達物の保管箱。
  10. 【請求項10】 扉(3)に取付けた錠本体(4)の
    構成部材であるラッチ(51)を保持するリトラクター
    (52)の一部分に扉(3)の緊急開閉用の突起(5
    8)を備えたことを特徴とする請求項1から9のいずれ
    かに記載の戸別配達物の保管箱。
JP2207496A 1996-01-11 1996-01-11 戸別配達物の保管箱 Pending JPH09189158A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007252896A (ja) * 2006-02-23 2007-10-04 Matsushita Electric Works Ltd 宅配ボックス
JP2009005752A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Panasonic Electric Works Co Ltd 宅配ボックス
CN102589233A (zh) * 2012-03-30 2012-07-18 孟娟 一种鲜活类农副产品的智能多媒体终端物流设备
CN104895411A (zh) * 2014-03-03 2015-09-09 谢作田 冲压工艺在锁芯部件上应用
CN110242122A (zh) * 2019-05-20 2019-09-17 菜鸟智能物流控股有限公司 锁定装置以及锁定和解锁方法
JP2020014731A (ja) * 2018-07-26 2020-01-30 株式会社ナスタ 宅配ボックス
JP2021014716A (ja) * 2019-07-11 2021-02-12 有限会社ウェム 鍵およびその鍵を備えた宅配ボックス

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