JPH09188742A - 無色ウレトジオン及びその製法 - Google Patents
無色ウレトジオン及びその製法Info
- Publication number
- JPH09188742A JPH09188742A JP8342018A JP34201896A JPH09188742A JP H09188742 A JPH09188742 A JP H09188742A JP 8342018 A JP8342018 A JP 8342018A JP 34201896 A JP34201896 A JP 34201896A JP H09188742 A JPH09188742 A JP H09188742A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- isophorone diisocyanate
- catalyst
- reaction
- group
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G18/00—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
- C08G18/06—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
- C08G18/70—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the isocyanates or isothiocyanates used
- C08G18/72—Polyisocyanates or polyisothiocyanates
- C08G18/77—Polyisocyanates or polyisothiocyanates having heteroatoms in addition to the isocyanate or isothiocyanate nitrogen and oxygen or sulfur
- C08G18/78—Nitrogen
- C08G18/79—Nitrogen characterised by the polyisocyanates used, these having groups formed by oligomerisation of isocyanates or isothiocyanates
- C08G18/798—Nitrogen characterised by the polyisocyanates used, these having groups formed by oligomerisation of isocyanates or isothiocyanates containing urethdione groups
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D229/00—Heterocyclic compounds containing rings of less than five members having two nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 無色ウレトジオン及びその製法
【解決手段】 イソホロンジイソシアネートを、不活性
溶剤を用いて、又は用いずに、0〜60℃の温度で、下
記の触媒A+B0.2〜4重量%と反応させ、かつ10
〜70%の反応の後に、反応生成物を、触媒混合物を予
め失活化させずに、反応混合物から、薄層蒸留により残
留物として単離することにより得られる、熱時に、少な
くとも90%までイソホロンジイソシアネートに再分解
可能で、かつジオールでの所定の鎖延長に好適な、イソ
ホロンジイソシアネートからの無色ウレトジオン。 【化1】
溶剤を用いて、又は用いずに、0〜60℃の温度で、下
記の触媒A+B0.2〜4重量%と反応させ、かつ10
〜70%の反応の後に、反応生成物を、触媒混合物を予
め失活化させずに、反応混合物から、薄層蒸留により残
留物として単離することにより得られる、熱時に、少な
くとも90%までイソホロンジイソシアネートに再分解
可能で、かつジオールでの所定の鎖延長に好適な、イソ
ホロンジイソシアネートからの無色ウレトジオン。 【化1】
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イソホロンジイソ
シアネート(略号:IPDI)から製造されるイソシア
ヌレート基含有ウレトジオンの製法に関する。
シアネート(略号:IPDI)から製造されるイソシア
ヌレート基含有ウレトジオンの製法に関する。
【0002】
【従来の技術】脂肪族ジイソシアネートのダイマー化
は、ドイツ特許(DE−OS)第1670720号明細
書中で、初めて記載された。触媒としては、3級ホスフ
ィンが使用されている。ドイツ特許(DE−OS)第1
670720号明細書の教示によりイソシアネートから
製造された脂肪族ウレトジオンは、無論、かなりの量の
相応するイソシアヌレートを不純物として含有する(例
1で、ブチルイソシアヌレート約40%;例2aで、エ
チルイソシアヌレート50%)。ドイツ特許(DE−O
S)第1670720号明細書に記載の方法により、I
PDIをダイマー化する場合にも、純粋なウレトジオン
ではなく、IPDI−ウレトジオン最大80%からな
り、残りは、分離不可能なIPDI−イソシアヌレート
である反応生成物の混合物が得られるのみである。
は、ドイツ特許(DE−OS)第1670720号明細
書中で、初めて記載された。触媒としては、3級ホスフ
ィンが使用されている。ドイツ特許(DE−OS)第1
670720号明細書の教示によりイソシアネートから
製造された脂肪族ウレトジオンは、無論、かなりの量の
相応するイソシアヌレートを不純物として含有する(例
1で、ブチルイソシアヌレート約40%;例2aで、エ
チルイソシアヌレート50%)。ドイツ特許(DE−O
S)第1670720号明細書に記載の方法により、I
PDIをダイマー化する場合にも、純粋なウレトジオン
ではなく、IPDI−ウレトジオン最大80%からな
り、残りは、分離不可能なIPDI−イソシアヌレート
である反応生成物の混合物が得られるのみである。
【0003】ドイツ特許(DE−OS)第193476
3号明細書は専ら、IPDIの3級ホスフィンを用いて
のオリゴマー化に関する。この文献の教示により得られ
る反応生成物は、ダイマーのIPDI(熱時に、分解可
能)約60重量部及びトリマーのもしくは高級オリゴマ
ー化された(熱時に、分解不可能)IPDI約40重量
部からなる。好適な方法変法(例えば、低反応率、低
温)により、ダイマー分を、なお約80重量部に高める
ことができる。ウレトジオン含有率のそれ以上の増加
は、もはや不可能であり、それというのも、触媒(3級
ホスフィン)は、IPDIのダイマー化だけでなく、相
応するイソシアヌレートへのトリマー化も触媒するため
である。このようなIPDIのイソシアヌレート含有ウ
レトジオンは、ポリウレタン化学(例えば、ブロッキン
グ剤不含のPUR−粉末硬化剤)のために重要な出発化
合物を製造するためのジオールでの所定の鎖延長のため
には不適当であり、それというのも、既に、このように
鎖延長されたIPDIのウレトジオンの製造の際に、少
なくとも部分的なゲル化が予期されうるためである。
3号明細書は専ら、IPDIの3級ホスフィンを用いて
のオリゴマー化に関する。この文献の教示により得られ
る反応生成物は、ダイマーのIPDI(熱時に、分解可
能)約60重量部及びトリマーのもしくは高級オリゴマ
ー化された(熱時に、分解不可能)IPDI約40重量
部からなる。好適な方法変法(例えば、低反応率、低
温)により、ダイマー分を、なお約80重量部に高める
ことができる。ウレトジオン含有率のそれ以上の増加
は、もはや不可能であり、それというのも、触媒(3級
ホスフィン)は、IPDIのダイマー化だけでなく、相
応するイソシアヌレートへのトリマー化も触媒するため
である。このようなIPDIのイソシアヌレート含有ウ
レトジオンは、ポリウレタン化学(例えば、ブロッキン
グ剤不含のPUR−粉末硬化剤)のために重要な出発化
合物を製造するためのジオールでの所定の鎖延長のため
には不適当であり、それというのも、既に、このように
鎖延長されたIPDIのウレトジオンの製造の際に、少
なくとも部分的なゲル化が予期されうるためである。
【0004】ドイツ特許(DE−OS)第373954
9号明細書中に、イソシアヌレート不含であり、従っ
て、ジオールとの反応によりブロッキング剤不含のPU
R−粉末硬化剤を製造するために、非常に好適であるI
PDI−ウレトジオンが記載されている。IPDIの二
量化のための触媒として、4−N−ジアルキル置換され
たピリジン、殊に4−ジメチルアミノピリジン(DMA
P)が使用されている。ドイツ特許(DE−OS)第3
739549号明細書により製造されたIPDIのウレ
トジオンの欠点は、その多かれ少なかれ濃い黄色であ
り、これは、勿論、そのジオールとの反応生成物にも存
在する。
9号明細書中に、イソシアヌレート不含であり、従っ
て、ジオールとの反応によりブロッキング剤不含のPU
R−粉末硬化剤を製造するために、非常に好適であるI
PDI−ウレトジオンが記載されている。IPDIの二
量化のための触媒として、4−N−ジアルキル置換され
たピリジン、殊に4−ジメチルアミノピリジン(DMA
P)が使用されている。ドイツ特許(DE−OS)第3
739549号明細書により製造されたIPDIのウレ
トジオンの欠点は、その多かれ少なかれ濃い黄色であ
り、これは、勿論、そのジオールとの反応生成物にも存
在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前記
の欠点を有さないウレトジオンを提供することであっ
た。
の欠点を有さないウレトジオンを提供することであっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】ダイマー化触媒として、
3級ホスフィン及び4−N−ジアルキル置換されたピリ
ジンからなる混合物を使用すると、意外にも、熱時に分
解不可能なIPDIトリマー最高10重量%を含有し、
かつジオールでの鎖延長に好適な、ほぼ無色のIPDI
−ウレトジオンが得られた。
3級ホスフィン及び4−N−ジアルキル置換されたピリ
ジンからなる混合物を使用すると、意外にも、熱時に分
解不可能なIPDIトリマー最高10重量%を含有し、
かつジオールでの鎖延長に好適な、ほぼ無色のIPDI
−ウレトジオンが得られた。
【0007】従って、本発明の目的は、熱時に、少なく
とも90%まで再びイソホロンジイソシアネートに分解
可能であり、かつジオールでの所定の鎖延長のために好
適であり、イソホロンジイソシアネートを、不活性溶剤
を用いずに、又は不活性溶剤中で、次の触媒混合物A及
びB:
とも90%まで再びイソホロンジイソシアネートに分解
可能であり、かつジオールでの所定の鎖延長のために好
適であり、イソホロンジイソシアネートを、不活性溶剤
を用いずに、又は不活性溶剤中で、次の触媒混合物A及
びB:
【0008】
【化3】
【0009】[式中、R1及びR2は、1〜8個のC原子
を有する同じか又は異なるアルキル基を表すか、又は環
に結合されたN−原子と一緒に、CH2−基の代わり
に、CH−CH3−基、N−CH3−基又はO−原子を有
してよい5−環又は6−環を形成してよく、R3、R4、
R5は、4〜12個のC−原子を有する同じか又は異な
る(シクロ)アルキル基を表す]の存在下に、0〜60
℃の温度で、触媒A+B0.2〜4重量%と反応させ、
かつ10〜70%の反応の後に、反応生成物を、触媒混
合物を予め失活化させずに、反応混合物から薄層蒸留に
より、残留物として単離することにより得られる、イソ
ホロンジイソシアネートからの無色のウレトジオンであ
る。
を有する同じか又は異なるアルキル基を表すか、又は環
に結合されたN−原子と一緒に、CH2−基の代わり
に、CH−CH3−基、N−CH3−基又はO−原子を有
してよい5−環又は6−環を形成してよく、R3、R4、
R5は、4〜12個のC−原子を有する同じか又は異な
る(シクロ)アルキル基を表す]の存在下に、0〜60
℃の温度で、触媒A+B0.2〜4重量%と反応させ、
かつ10〜70%の反応の後に、反応生成物を、触媒混
合物を予め失活化させずに、反応混合物から薄層蒸留に
より、残留物として単離することにより得られる、イソ
ホロンジイソシアネートからの無色のウレトジオンであ
る。
【0010】本発明の目的は、同様に、イソホロンジイ
ソシアネートからのウレトジオンの製法である。
ソシアネートからのウレトジオンの製法である。
【0011】触媒A+Bを、0.2〜4重量%、有利に
0.5〜2重量%の量で使用する。触媒Aは、トリアル
キルホスフィン、例えば、トリブチルホスフィン、トリ
ヘキシルホスフィン、トリオクチルホスフィン、トリド
デシルホスフィンである。触媒混合物の触媒Bは、N,
N−ジ置換された4−アミノピリジン−誘導体、例え
ば、4−ジメチルアミノピリジン、4−ジエチルアミノ
ピリジン、4−ピロリジノピリジン、4−ピペリジノピ
リジン及び4−(4−メチルピペリジノ)−ピリジンで
ある。
0.5〜2重量%の量で使用する。触媒Aは、トリアル
キルホスフィン、例えば、トリブチルホスフィン、トリ
ヘキシルホスフィン、トリオクチルホスフィン、トリド
デシルホスフィンである。触媒混合物の触媒Bは、N,
N−ジ置換された4−アミノピリジン−誘導体、例え
ば、4−ジメチルアミノピリジン、4−ジエチルアミノ
ピリジン、4−ピロリジノピリジン、4−ピペリジノピ
リジン及び4−(4−メチルピペリジノ)−ピリジンで
ある。
【0012】イソホロンジイソシアネートからの本発明
のウレトジオンの製造を、次のように行う:先ず、IP
DIを、記載の触媒混合物A+Bを用いて、反応混合物
の送出が、液状で(室温)なお可能である変換率、有利
にIPDI−変換率40〜60%まで反応させ、かつそ
の後、未反応のIPDIを、触媒混合物と一緒に、薄層
蒸留により、反応生成物から分離除去する。留去された
IPDI並びに触媒A+Bは、反応に再び使用すること
ができる。反応温度は、0〜60℃の範囲、有利に10
〜30℃である。より高い温度では明らかに、ウレトジ
オンが、触媒により、熱力学的に安定なイソシアヌレー
トに変換される。
のウレトジオンの製造を、次のように行う:先ず、IP
DIを、記載の触媒混合物A+Bを用いて、反応混合物
の送出が、液状で(室温)なお可能である変換率、有利
にIPDI−変換率40〜60%まで反応させ、かつそ
の後、未反応のIPDIを、触媒混合物と一緒に、薄層
蒸留により、反応生成物から分離除去する。留去された
IPDI並びに触媒A+Bは、反応に再び使用すること
ができる。反応温度は、0〜60℃の範囲、有利に10
〜30℃である。より高い温度では明らかに、ウレトジ
オンが、触媒により、熱力学的に安定なイソシアヌレー
トに変換される。
【0013】反応時間、例えば、IPDIの40〜60
%が反応する時間は、一定の温度で、高い度合いで、使
用触媒の濃度並びに種類に依存している。これらは、一
般に10〜90時間である。反応は、極性溶剤、例え
ば、エステル、エーテル及びケトン又は溶剤不含で実施
することができる。溶剤不含で処理するのが有利であ
る。
%が反応する時間は、一定の温度で、高い度合いで、使
用触媒の濃度並びに種類に依存している。これらは、一
般に10〜90時間である。反応は、極性溶剤、例え
ば、エステル、エーテル及びケトン又は溶剤不含で実施
することができる。溶剤不含で処理するのが有利であ
る。
【0014】IPDIのダイマー化のために、触媒A
(トリアルキルホスフィン)のみを使用すると、ほぼ無
色の反応生成物が得られ、これは、冒頭に記載したよう
に、所望のIPDIウレトジオンと並んで、なおトリマ
ーIPDI(IPDIのイソシアヌレート)約25重量
%を含有し、従って、ますます経済的に重要となってい
るブロッキング剤不含PUR−粉末を製造するための出
発化合物には、該当しない。IPDIのダイマー化のた
めに化合物B(4−ジメチルアミノピリジン)のみを使
用すると、イソシアヌレート基不含IPDI−ウレトジ
オンが得られ、従って、ブロッキング剤不含PUR−粉
末を製造するために好適な出発化合物が得られるが、こ
れは、濃い黄色を有するという欠点を有する。
(トリアルキルホスフィン)のみを使用すると、ほぼ無
色の反応生成物が得られ、これは、冒頭に記載したよう
に、所望のIPDIウレトジオンと並んで、なおトリマ
ーIPDI(IPDIのイソシアヌレート)約25重量
%を含有し、従って、ますます経済的に重要となってい
るブロッキング剤不含PUR−粉末を製造するための出
発化合物には、該当しない。IPDIのダイマー化のた
めに化合物B(4−ジメチルアミノピリジン)のみを使
用すると、イソシアヌレート基不含IPDI−ウレトジ
オンが得られ、従って、ブロッキング剤不含PUR−粉
末を製造するために好適な出発化合物が得られるが、こ
れは、濃い黄色を有するという欠点を有する。
【0015】双方の触媒を組み合わせることにより、個
々で使用する場合の個々の触媒A+Bの有利な特性を有
し、その欠点は伴わない、IPDIダイマー化のための
触媒混合物が得られたことは、意外であった。
々で使用する場合の個々の触媒A+Bの有利な特性を有
し、その欠点は伴わない、IPDIダイマー化のための
触媒混合物が得られたことは、意外であった。
【0016】本発明の方法で製造されたウレトジオン
は、ドイツ特許(DE−OS)第3739549号明細
書に対して、明らかに改善された色的品質により優れて
いる。
は、ドイツ特許(DE−OS)第3739549号明細
書に対して、明らかに改善された色的品質により優れて
いる。
【0017】
【実施例】IPDIを、次のもの: a)トリオクチルホスフィン0.5重量%(比較例) b)DMAP0.5重量%(比較例) c)トリオクチルホスフィン0.5重量%+DMAP
0.5重量% d)DMAP1.0重量%(比較例) と混合し、かつ室温で放置した。時間により、反応経過
を屈折率並びにNCO−含有率を測定することにより追
跡した。同時に、反応の進行に伴って、色(Hazenによ
る色数)を測定した。3日間の反応時間の後に、反応生
成物を、120℃/0.1ミリバールでの薄層蒸留によ
り、反応混合物から単離した。
0.5重量% d)DMAP1.0重量%(比較例) と混合し、かつ室温で放置した。時間により、反応経過
を屈折率並びにNCO−含有率を測定することにより追
跡した。同時に、反応の進行に伴って、色(Hazenによ
る色数)を測定した。3日間の反応時間の後に、反応生
成物を、120℃/0.1ミリバールでの薄層蒸留によ
り、反応混合物から単離した。
【0018】
【表1】
【0019】例2:イソホロンジイソシアネートを、次
のもの: a)トリオクチルホスフィン1重量%(比較例) b)DMAP1重量%(比較例) c)DMAP1重量%+トリオクチルホスフィン0.5
重量% と、例1に記載の反応条件で、反応させた。
のもの: a)トリオクチルホスフィン1重量%(比較例) b)DMAP1重量%(比較例) c)DMAP1重量%+トリオクチルホスフィン0.5
重量% と、例1に記載の反応条件で、反応させた。
【0020】
【表2】
【0021】
【表3】
Claims (8)
- 【請求項1】 熱時に、少なくとも90%まで再びイソ
ホロンジイソシアネートに再分解可能で、かつジオール
での所定の鎖延長に好適な、イソホロンジイソシアネー
トからの無色ウレトジオンにおいて、イソホロンジイソ
シアネートを、不活性溶剤を用いずに、又は不活性溶剤
中で、次の触媒混合物A及びB: 【化1】 [式中、R1及びR2は、1〜8個のC原子を有する同じ
か又は異なるアルキル基を表すか、又は環に結合された
N−原子と一緒に、CH2−基の代わりに、CH−CH3
−基、N−CH3−基又はO−原子を有してよい5−環
又は6−環を形成してよく、R3、R4、R5は、4〜1
2個のC−原子を有する同じか又は異なる(シクロ)ア
ルキル基を表す]の存在下に、0〜60℃の温度で、触
媒A+B0.2〜4重量%と反応させ、かつ10〜70
%の反応の後に、反応生成物を、触媒混合物を予め失活
化させずに、反応混合物から、薄層蒸留により残留物と
して単離することにより得られる、イソホロンジイソシ
アネートからの無色ウレトジオン。 - 【請求項2】 反応を、10〜30℃の温度で行う、請
求項1に記載のイソホロンジイソシアネートからのウレ
トジオン。 - 【請求項3】 20〜50%の反応の後に、反応混合物
を単離する、請求項1又は2に記載のイソホロンジイソ
シアネートからのウレトジオン。 - 【請求項4】 触媒A+B0.5〜2重量%を使用す
る、請求項1〜3に記載のイソホロンジイソシアネート
からのウレトジオン。 - 【請求項5】 触媒Aとして、群、トリブチルホスフィ
ン、トリヘキシルホスフィン、トリオクチルホスフィ
ン、トリドデシルホスフィンから選択される、トリアル
キルホスフィンを使用する、請求項1から4のいずれか
に記載のイソホロンジイソシアネートからのウレトジオ
ン。 - 【請求項6】 触媒Bとして、4−ジメチルアミノピリ
ジン、4−ジエチルアミノピリジン、4−ピロリジノピ
リジン、4−ピペリジノピリジン及び4−(4−メチル
ピペリジノ)−ピリジンを使用する、請求項1から5の
いずれかに記載のイソホロンジイソシアネートからのウ
レトジオン。 - 【請求項7】 溶剤を用いずに反応させる、請求項1〜
6に記載のイソホロンジイソシアネートからのウレトジ
オン。 - 【請求項8】 熱時に、少なくとも90%まで再びイソ
ホロンジイソシアネートに再分解可能で、かつジオール
での所定の鎖延長に好適な、イソホロンジイソシアネー
トからの無色ウレトジオンの製法において、イソホロン
ジイソシアネートを、不活性溶剤を用いずに、又は不活
性溶剤中で、次の触媒混合物A及びB: 【化2】 [式中、R1及びR2は、1〜8個のC原子を有する同じ
か又は異なるアルキル基を表すか、又は環に結合された
N−原子と一緒に、CH2−基の代わりに、CH−CH3
−基、N−CH3−基又はO−原子を有してよい5−環
又は6−環を形成してよく、R3、R4、R5は、4〜1
2個のC−原子を有する同じか又は異なる(シクロ)ア
ルキル基を表す]の存在下に、0〜60℃の温度で、触
媒A+B0.2〜4重量%と反応させ、かつ10〜70
%の反応の後に、反応生成物を、触媒混合物を予め失活
化させずに、反応混合物から、薄層蒸留により残留物と
して単離することを特徴とする、熱時に、少なくとも9
0%まで、イソホロンジイソシアネートに再分解可能
で、かつジオールで所望に鎖延長するために好適な、イ
ソホロンジイソシアネートからなる無色ウレトジオンの
製法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19548250.6 | 1995-12-22 | ||
DE1995148250 DE19548250A1 (de) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | Verfahren zur Herstellung eines isocyanurathaltigen Uretdions aus Isophorondiisocyanat sowie das danach hergestellte Uretdion |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09188742A true JPH09188742A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=7781090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8342018A Pending JPH09188742A (ja) | 1995-12-22 | 1996-12-20 | 無色ウレトジオン及びその製法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0780377A1 (ja) |
JP (1) | JPH09188742A (ja) |
DE (1) | DE19548250A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005154443A (ja) * | 2003-11-21 | 2005-06-16 | Bayer Materialscience Ag | ウレトジオン基含有ポリイソシアネートの製造方法 |
JP2006199965A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Bayer Materialscience Ag | 溶液中のウレトジオン形成 |
KR100894598B1 (ko) * | 2001-05-14 | 2009-04-24 | 바이엘 악티엔게젤샤프트 | 이소포론 디이소시아네이트의 이량체화 방법 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19701714A1 (de) * | 1997-01-20 | 1998-07-23 | Huels Chemische Werke Ag | Verfahren zur Herstellung eines isocyanatfreien Uretdions des Isophorondiisocyanats |
DE10254878A1 (de) * | 2002-11-25 | 2004-06-03 | Bayer Ag | Herstellung uretdiongruppenhaltiger Polyisocyanate |
US11534795B2 (en) * | 2018-10-23 | 2022-12-27 | Research & Business Foundation Sungkyunkwan University | Preparing method of monomolecular nano-thin film |
Family Cites Families (6)
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