JPH09186680A - データラッチ回路 - Google Patents

データラッチ回路

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JPH09186680A
JPH09186680A JP7342969A JP34296995A JPH09186680A JP H09186680 A JPH09186680 A JP H09186680A JP 7342969 A JP7342969 A JP 7342969A JP 34296995 A JP34296995 A JP 34296995A JP H09186680 A JPH09186680 A JP H09186680A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
signal
flip
data signal
correction
Prior art date
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Pending
Application number
JP7342969A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiya Fukuda
壽也 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP7342969A priority Critical patent/JPH09186680A/ja
Publication of JPH09186680A publication Critical patent/JPH09186680A/ja
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アナログ的遅延素子を用いることなく回路の
動作を確実にし、回路全体の信頼性を向上させることが
できるデータラッチ回路を提供する。 【解決手段】 データラッチ回路1を、確定領域検出部
10、タイミング補正部20、クロック乗換え部30と
で構成する。確定領域検出部10は、フリップフロップ
11と領域判定部12とを有し、データの伝送路から取
り込まれたデータ信号aの確定領域D1、D2…を乗換
えクロックのn倍の周波数のクロックで検出し、その情
報を出力する。タイミング補正部20は、分周器22と
フリップフロップ21と補正部23とを有し、データ信
号aをラッチする補正クロックhの発生タイミングを補
正する。クロック乗換え部30は、フリップフロップ3
1、32を有し、データ信号aをタイミング補正部20
からの補正クロックhで取り込み、乗換えクロックiに
乗り換えて修復データ信号lを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル伝送シス
テムにおいてデータの受信側に設けられ、伝送路中で生
じたデータ信号中のレベルの不確定な部分を修復して、
データの欠落を防止するためのデータラッチ回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、デジタル伝送システムにおいて
は、高速かつ大容量のデジタル信号の多重化やクロスコ
ネクトを行うために、受信側でデータを取り込む際、伝
送路で生じた歪みや反射によりデータ信号にレベルの不
確定な部分が生じ、この部分の扱いを避ける必要があ
る。
【0003】従来、データ信号を当該データ信号の周波
数と同一のクロック信号に乗り換えて信号中のレベルの
不確定領域を修復する回路がある(特開平3−1431
4号公報)。この回路は、図3に示すように、データ信
号が複数の遅延回路4A、4B、…4Nで構成される遅
延手段4に入力されると、各遅延回路4A、4B、…4
Nから異なる位相差を持つ出力データ信号が夫々出力さ
れ、不確定領域検出手段5と出力選択手段6に入力され
る。不確定領域検出手段5は、これらの出力信号の排他
的論理和をとり、その結果をクロックでラッチし、デー
タ信号の不確定領域を検出してセレクト信号として出力
選択手段6へ出力する。出力選択手段6は、遅延手段4
からのn個のデータ信号の中から、n(整数)個のセレ
クト信号によって、クロックの変化点で不確定領域を含
まない信号を選択してクロックの乗り換えを行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の回路では、一の伝送路に対して多数の回路を必
要とし、実際にデジタル伝送装置に適用するのは困難で
ある。また、遅延回路や不確定領域検出手段などにアナ
ログ的な遅延を引き起こす遅延素子を用いるので、各遅
延素子の特性のばらつきにより、回路全体の信頼性に問
題がある。
【0005】そこで、本発明の課題は、簡易な小規模回
路で、アナログ的遅延素子を用いることなくデジタル的
に処理し、回路の動作を確実にして、回路全体の信頼性
を向上させるデータラッチ回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のデータラッチ回
路は、データ信号をその基本クロックと位相の異なる乗
換えクロックのデータ信号に置き換えて、データ信号中
のレベルの不確定領域を修復するデータラッチ回路であ
って、前記データ信号の確定領域又は不確定領域を、乗
換えクロックのn倍の周波数のクロックで検出して、一
定以上の領域長さを有する場合にこれを信号出力する確
定領域検出部と、この確定領域検出部から出力された信
号を受けて乗換えクロックと位相の異なるタイミングで
補正クロックを発生するタイミング補正部と、データ信
号を取り込んで、タイミング補正部による補正クロック
でラッチして、修復データ信号を出力するクロック乗換
え部とを具備することを特徴とする。
【0007】また、好ましい実施の形態では、前記確定
領域検出部は、データ信号を乗換えクロックのn倍の周
波数のクロックでラッチするフリップフロップと、この
フリップフロップから出力された信号を受けて、データ
信号内の確定領域、不確定領域を判別する領域判定部と
を有し、前記タイミング補正部は、前記補正クロックを
生成する分周器と、前記確定領域検出部から出力された
信号を受けて、補正クロックでラッチするフリップフロ
ップと、このフリップフロップから出力された信号が所
定のレベル(例えば”Hレベル”)の場合にクロックを
出力するが、信号が前記レベルと反対のレベル(例え
ば”Lレベル”)の場合に乗換えクロックによって任意
の数のカウントをとり、この間分周器のカウントを止め
る補正部とを有し、前記クロック乗換え部は、データ信
号を補正クロックでラッチするフリップフロップと、こ
のフリップフロップから出力された信号を乗換えクロッ
クでラッチするフリップフロップとを有する
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1において、データラッチ回
路1は、確定領域検出部10と、タイミング補正部20
と、クロック乗換え部30とを備えている。確定領域検
出部10は、データの伝送路から取り込まれたデータ信
号の確定領域を乗換えクロックのn倍の周波数のクロッ
クで検出し、その情報を出力するものである。
【0009】即ち、確定領域検出部10は、図2に示す
ように、データ信号aを乗換えクロックiのn倍の周波
数の分周クロックjでラッチするフリップフロップ11
と、フリップフロップ11から出力された信号bを受け
て、データ信号a内の確定領域D1、D2、…、不確定
領域(図中斜線部)を判別する領域判定部12とを有す
る。領域判定部12は、信号bの“H”又は“L”レベ
ルの連続した領域が分周クロックjの周期のm(m<
n)倍以上の長さになったときに、“H”レベルの信号
c、dを出力するレベル判定部13、14と、信号c、
dの論理和をとって信号eを出力するOR回路15とを
有する。
【0010】タイミング補正部20は、データ信号aを
ラッチする補正クロックhの発生タイミングを補正する
ものである。タイミング補正部20は、クロックjを1
/nに分周して乗換りクロックiと変化点のタイミング
が異なる補正クロックhを生成する分周器22、確定領
域検出部10から出力された信号eを受けて、補正クロ
ックhでラッチするフリップフロップ21、フリップフ
ロップ21から出力された信号fが“H”レベルの場合
に補正クロックhを出力するが、信号fが“L”レベル
の場合に乗換えクロックiによって任意の数のカウント
をとり、この間分周器のカウントを止めるための制御信
号gを出力して、補正クロックhの出力タイミングを調
整し、信号fを“H”レベルにするよう補正する補正部
23を有している。
【0011】クロック乗換え部30は、データ信号aを
タイミング補正部20からの補正クロックhで取り込
み、乗換えクロックiに乗り換えて修復データ信号lを
出力するものである。クロック乗換え部30には、デー
タ信号aを補正クロックhでラッチするフリップフロッ
プ31と、フリップフロップ31から出力された信号k
を乗換えクロックiでラッチするフリップフロップ32
とを有する。
【0012】次に、この実施の形態のデータラッチ回路
1の動作を説明する。図2に示すように、伝送路から取
り込まれたデータ信号aは、確定領域検出部10と、ク
ロック乗換え部30とに入力される。確定領域検出部1
0では、フリップフロップ11が装置内の乗換えクロッ
クiのn倍の周波数である分周クロックjでデータ信号
aの確定領域、不確定領域を問わずラッチし、信号bを
領域判定部12に出力する。
【0013】領域判定部12のレベル判定部13、14
は、信号bの“H”又は“L”レベルの連続した領域が
分周クロックjのm(m<n)倍以上の長さになったと
きに、“H”レベルの信号c、dを出力する。信号c、
dは、OR回路15により論理和がとられ、信号eとし
てタイミング補正部20へ出力される。タイミング補正
部20では、分周器22がクロックjを1/nに分周し
て補正クロックhを生成し、フリップフロップ21が信
号eを補正クロックhでラッチし、出力した信号fが
“H”レベルであるときは、乗換えクロックiとは変化
点のタイミングが異なった補正クロックhをクロック乗
換え部30に出力する。
【0014】クロック乗換え部30では、フリップフロ
ップ31がデータ信号aをクロックhでラッチし、フリ
ップフロップ32がその出力信号kを乗換えクロックi
で乗り換えて、修復データ信号lを装置外へ出力する。
一方、フリップフロップ21の出力信号fが“L”レベ
ルであるときは、タイミング補正部20では、補正部2
3がクロックiによって任意の数のカウントをとり、こ
の間分周器のカウントを止め、制御信号gを分周器22
に出力して、補正クロックhの出力タイミングを変え、
信号fを“H”レベルにするよう補正する。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、一の伝送路に対して比較的簡易な構成になる
ので、全体的に回路を小規模化することができる。ま
た、現実的にデジタル伝送装置へ適用することができ
る。さらに、遅延素子によるアナログ的な遅延が生じる
ことがないため処理の高速化が可能となる。回路全体の
特性が安定化して信頼性を向上させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータラッチ回路の構成を示した
ブロック図。
【図2】データラッチ回路のタイムチャート。
【図3】従来のデータラッチ回路の構成を示したブロッ
ク図。
【符号の説明】
1 データラッチ回路 10 確定領域検出部 11 フリップフロップ 12 領域判定部 20 タイミング補正部 21 フリップフロップ 22 分周器 23 補正部 30 クロック乗換え部 31 フリップフロップ 32 フリップフロップ D1、D2、… 確定領域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ信号をその基本クロックと位相の
    異なる乗換えクロックのデータ信号に置き換えて、デー
    タ信号中のレベルの不確定領域を修復するデータラッチ
    回路であって、 前記データ信号の確定領域又は不確定領域を、乗換えク
    ロックのn(nは整数)倍の周波数のクロックで検出し
    て、一定以上の領域長さを有する場合にこれを信号出力
    する確定領域検出部と、 この確定領域検出部から出力された信号を受けて乗換え
    クロックと位相の異なるタイミングで補正クロックを発
    生するタイミング補正部と、 データ信号を取り込んで、タイミング補正部による補正
    クロックでラッチして、修復データ信号を出力するクロ
    ック乗換え部とを具備することを特徴とするデータラッ
    チ回路。
  2. 【請求項2】 前記確定領域検出部は、データ信号を乗
    換えクロックのn倍の周波数のクロックでラッチするフ
    リップフロップと、このフリップフロップから出力され
    た信号を受けて、データ信号内の確定領域、不確定領域
    を判別する領域判定部とを有し、 前記タイミング補正部は、前記補正クロックを生成する
    分周器と、前記確定領域検出部から出力された信号を受
    けて、補正クロックでラッチするフリップフロップと、
    このフリップフロップから出力された信号が所定のレベ
    ルの場合にクロックを出力するが、信号が前記レベルと
    反対のレベルの場合に乗換えクロックによって任意の数
    のカウントをとり、この間分周器のカウントを止める補
    正部とを有し、 前記クロック乗換え部は、データ信号を補正クロックで
    ラッチするフリップフロップと、このフリップフロップ
    から出力された信号を乗換えクロックでラッチするフリ
    ップフロップとを有することを特徴とするデータラッチ
    回路。
JP7342969A 1995-12-28 1995-12-28 データラッチ回路 Pending JPH09186680A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7342969A JPH09186680A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 データラッチ回路

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JP7342969A JPH09186680A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 データラッチ回路

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Publication Number Publication Date
JPH09186680A true JPH09186680A (ja) 1997-07-15

Family

ID=18357916

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7342969A Pending JPH09186680A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 データラッチ回路

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JP (1) JPH09186680A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8115529B2 (en) 2008-08-28 2012-02-14 Elpida Memory, Inc. Device and control method of device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8115529B2 (en) 2008-08-28 2012-02-14 Elpida Memory, Inc. Device and control method of device

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