JPH09186277A - 折曲げ放熱板 - Google Patents

折曲げ放熱板

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Publication number
JPH09186277A
JPH09186277A JP7354222A JP35422295A JPH09186277A JP H09186277 A JPH09186277 A JP H09186277A JP 7354222 A JP7354222 A JP 7354222A JP 35422295 A JP35422295 A JP 35422295A JP H09186277 A JPH09186277 A JP H09186277A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bent
mounting hole
bending
heat dissipation
dissipation plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7354222A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Saito
裕一 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP7354222A priority Critical patent/JPH09186277A/ja
Publication of JPH09186277A publication Critical patent/JPH09186277A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、簡単な構成により、部品取付用の取
付孔が形成された状態で、折曲げ部の曲げ加工をして
も、取付穴が歪んでずれないようにした、折曲げ放熱板
を提供することを目的とする。 【解決手段】L字形に折曲げられた折曲げ部11と、こ
の折曲げ部に近接して設けられた部品取付用の取付穴1
4を備えた、折曲げ放熱板10において、折曲げ部の曲
げ加工前に、取付孔が加工されると共に、この取付穴の
折曲げ部側に、切欠部17が加工されるように、折曲げ
放熱板10を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばL字形に折
曲げられた折曲げ放熱板に関し、特に折曲げ部付近に放
熱すべき部品の取付孔を備えた折曲げ放熱板に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、折曲げ放熱板は、例えば図2に示
すように、構成されている。即ち、図2において、折曲
げ放熱板1は、折曲げ部2にて逆L字形に折曲げられて
いて、その垂直部分3の下端が、プリント基板等の実装
基板4やシャーシ等に固定保持されるようになってい
る。
【0003】さらに、折曲げ放熱板1は、上記折曲げ部
2に近接した垂直部分3の上端付近に、部品取付用の取
付穴5を備えている。
【0004】この場合、取付孔5は、ネジ穴として形成
されており、放熱すべき部品6は、ネジ7を部品6の取
付孔6aを介してネジ穴である取付孔5に螺合させ、締
め付けることにより、折曲げ放熱板1の垂直部分3に対
して固定され得るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された折曲げ放熱板1は、取付孔4を加工した
後に、折曲げ部2の曲げ加工を行なうと、取付孔4が図
示のように歪んでしまい、所定位置からずれてしまうこ
とになる。
【0006】従って、折曲げ放熱板1を形成する場合に
は、先づプレス加工等によって,外形を形成した後、折
曲げ部2の曲げ加工を行ない、さらにその後、取付孔4
の穴開け加工を行なうようにしている。このため、工程
数が多くなり、コストが高くなってしまうという問題が
あった。
【0007】本発明は、以上の点に鑑み、部品取付用の
取付孔が形成された状態で、折曲げ部の曲げ加工をして
も、取付穴が歪んでずれないようにした、折曲げ放熱板
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、L字形に折曲げられた折曲げ部と、この折曲げ部
に近接して設けられた部品取付用の取付穴を備えた、折
曲げ放熱板において、折曲げ部の曲げ加工前に、取付孔
が加工されると共に、この取付穴の折曲げ部側に、切欠
部が加工されることを特徴とする、折曲げ放熱板により
達成される。
【0009】本発明による折曲げ放熱板は、好ましく
は、切欠部が取付孔と同時に加工される。
【0010】本発明による折曲げ放熱板は、好ましく
は、切欠部及び取付穴が、折曲げ放熱板の外形の成形の
際に、同時に加工される。
【0011】上記構成によれば、折曲げ部の折曲げ加工
の際に、取付孔の折曲げ部側に、切欠部が設けられてい
るので、折曲げ加工による応力が、切欠部によって吸収
されることになる。従って、この折曲げ加工による応力
が、取付孔に影響することがないことから、折曲げ加工
によって取付孔が歪んでしまうようなことはない。
【0012】切欠部が取付孔と同時に加工される場合に
は、特に切欠部の加工工程が増えるようなことはないの
で、コストが高くなることがない。
【0013】切欠部及び取付穴が、折曲げ放熱板の外形
の成形の際に、同時に加工される場合には、折曲げ放熱
板の外形と取付孔及び切欠部が同時に形成された後、折
曲げ加工によって折曲げ部が形成されることにより、コ
ストが低減され得ることになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施形態に基
づいて、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明によ
る折曲げ放熱板の一実施形態の構成を示している。
【0015】図1において、折曲げ放熱板10は、折曲
げ部11にて逆L字形に折曲げられていて、その垂直部
分12の下端が、プリント基板等の実装基板13やシャ
ーシ等に固定保持されるようになっている。
【0016】さらに、折曲げ放熱板10は、上記折曲げ
部11に近接した垂直部分12の上端付近に、部品取付
用の取付穴14を備えている。
【0017】この場合、取付孔14は、ネジ穴として形
成されており、放熱すべき部品15は、ネジ16を部品
15の取付孔15aを介してネジ穴である取付孔14に
螺合させ、締め付けることにより、折曲げ放熱板10の
垂直部分12に対して固定され得るようになっている。
【0018】以上の構成は、図2に示した従来の折曲げ
放熱板1と同様の構成であるが、本発明実施形態による
折曲げ放熱板10においては、さらに、上記取付孔14
の折曲げ部11側に、切欠部17が設けられている。
【0019】この切欠部17は、取付穴14と同時に形
成され、好ましくは折曲げ放熱板10の外形を成形する
際に、同時に形成される。
【0020】これにより、取付孔14及び切欠部17の
形成後に、折曲げ部11の折曲げ加工が行なわれると
き、折曲げ部11の折曲げ加工による応力は、上記切欠
部17により吸収されることになり、取付穴14にまで
影響することはない。このため、取付孔14は、折曲げ
部11の折曲げ加工によって歪んでしまうようなことは
なく、従って位置ずれを生ずるようなこともない。
【0021】本発明実施形態による折曲げ放熱板10
は、以上のように構成されており、垂直部分12の下端
が、プリント基板等の実装基板やシャーシ等13に固定
保持されると共に、垂直部分12の上端付近の取付孔1
4に対して、放熱すべき部品15の取付孔15aを介し
て、ネジ16を螺合させ、締め付けることにより、部品
15が、折曲げ放熱板10の垂直部分12に対して接触
して固定されることになる。
【0022】この場合、取付孔14は、折曲げ部11の
折曲げ加工によって位置ずれを生ずることがなく、正確
に位置決めされているので、部品15も所定位置に取り
付けられることになる。
【0023】これにより、動作時の部品15に発生する
熱は、折曲げ放熱板10の垂直部分12から、折曲げ放
熱板10の全体に伝導され、さらに空気中に放射される
ことにより、部品15の放熱が行なわれ得ることにな
る。
【0024】上記実施形態においては、折曲げ放熱板1
0の取付孔14は、ネジ穴として構成されているが、こ
れに限らず、ネジ16の先端が、垂直部分12の裏側で
ナットにより締め付けられるようにしてもよいことは明
らかである。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、折
曲げ部の折曲げ加工の際に、取付孔の折曲げ部側に、切
欠部が設けられているので、折曲げ加工による応力が、
切欠部によって吸収されることになる。従って、この折
曲げ加工による応力が、取付孔に影響することがないこ
とから、折曲げ加工によって取付孔が歪んでしまうよう
なことはない。
【0026】これにより、折曲げ部の折曲げ加工によっ
て、取付穴のずれが生ずるようなことはないので、放熱
すべき部品が、上記取付孔を利用して、所定の位置に正
確に取り付けられ得ることになる。
【0027】切欠部が取付孔と同時に加工される場合に
は、特に切欠部の加工工程が増えるようなことはないの
で、コストが高くなることがない。
【0028】切欠部及び取付穴が、折曲げ放熱板の外形
の成形の際に、同時に加工される場合には、折曲げ放熱
板の外形と取付孔及び切欠部が同時に形成された後、折
曲げ加工によって折曲げ部が形成されることにより、コ
ストが低減され得ることになる。
【0029】かくして、本発明によれば、簡単な構成に
より、部品取付用の取付孔が形成された状態で、折曲げ
部の曲げ加工をしても、取付穴が歪んでずれないように
した、極めて優れた折曲げ放熱板が提供され得ることに
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による折曲げ放熱板の一実施形態を示す
概略斜視図である。
【図2】従来の折曲げ放熱板の一例を示す概略斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 折曲げ放熱板 11 折曲げ部 12 垂直部分 13 プリント基板 14 取付孔 15 放熱すべき部品 16 ネジ 17 切欠部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 L字形に折曲げられた折曲げ部と、この
    折曲げ部に近接して設けられた部品取付用の取付穴を備
    えた、折曲げ放熱板において、 折曲げ部の曲げ加工前に、取付孔が加工されると共に、
    この取付穴の折曲げ部側に、切欠部が加工されることを
    特徴とする、折曲げ放熱板。
  2. 【請求項2】 切欠部が取付孔と同時に加工されること
    を特徴とする、請求項1に記載の折曲げ放熱板。
  3. 【請求項3】 切欠部及び取付穴が、折曲げ放熱板の外
    形の成形の際に、同時に加工されることを特徴とする、
    請求項1に記載の折曲げ放熱板。
JP7354222A 1995-12-28 1995-12-28 折曲げ放熱板 Pending JPH09186277A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7354222A JPH09186277A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 折曲げ放熱板

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JP7354222A JPH09186277A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 折曲げ放熱板

Publications (1)

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JPH09186277A true JPH09186277A (ja) 1997-07-15

Family

ID=18436104

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JP7354222A Pending JPH09186277A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 折曲げ放熱板

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JP (1) JPH09186277A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104602489A (zh) * 2015-01-14 2015-05-06 南京亚派科技股份有限公司 一种高散热效率的模块电源组合式散热器
JP6246282B1 (ja) * 2016-08-01 2017-12-13 東芝エレベータ株式会社 パネル加工制御装置及びパネル加工方法

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