JP2543260Y2 - プリント基板の放熱構造 - Google Patents
プリント基板の放熱構造Info
- Publication number
- JP2543260Y2 JP2543260Y2 JP6793491U JP6793491U JP2543260Y2 JP 2543260 Y2 JP2543260 Y2 JP 2543260Y2 JP 6793491 U JP6793491 U JP 6793491U JP 6793491 U JP6793491 U JP 6793491U JP 2543260 Y2 JP2543260 Y2 JP 2543260Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- printed circuit
- heat dissipation
- snap line
- dissipation structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はプリント基板の放熱を行
うために設けられる放熱プレートを有する放熱構造に関
する。
うために設けられる放熱プレートを有する放熱構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント基板の放熱を行うために
放熱プレートが設けられる。図2はその一例であり、プ
リント基板12の裏面に放熱プレート11を取着し、こ
の放熱プレート11をネジ穴13及びネジ14を利用し
て装置筐体15に固定することで、プリント基板12の
熱を放熱プレート11から装置筐体15に放熱させてい
る。
放熱プレートが設けられる。図2はその一例であり、プ
リント基板12の裏面に放熱プレート11を取着し、こ
の放熱プレート11をネジ穴13及びネジ14を利用し
て装置筐体15に固定することで、プリント基板12の
熱を放熱プレート11から装置筐体15に放熱させてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような放熱構造で
は、装置筐体15と放熱プレート11との平面度が悪い
場合には、図2に示したように、放熱プレート11は湾
曲された状態で固定されることになる。このため、放熱
プレート11の湾曲によって生じた応力がプリント基板
12に加えられ、プリント基板12に割れが発生し、回
路パターンや実装している電子部品が破損されるという
おそれがある。
は、装置筐体15と放熱プレート11との平面度が悪い
場合には、図2に示したように、放熱プレート11は湾
曲された状態で固定されることになる。このため、放熱
プレート11の湾曲によって生じた応力がプリント基板
12に加えられ、プリント基板12に割れが発生し、回
路パターンや実装している電子部品が破損されるという
おそれがある。
【0004】この場合、従来ではプリント基板12の一
部に浅い溝からなるスナップライン12aを設けてお
き、プリント基板12に応力が加えられたときにはこの
スナップライン12aに沿って割れが生じるようにして
回路パターンや電子部品への影響を回避したものが提案
されてはいる。しかしながら、放熱プレート11の湾曲
が装置筐体との関係で生じるために応力が集中する部分
が一定せず、プリント基板12に加えられる応力も一定
しなくなり、プリント基板が必ずしもスナップラインに
沿って割れなくなり、スナップラインの効果が低減され
るという問題がある。本考案の目的は、放熱プレートか
らの応力によってプリント基板がスナップラインに沿っ
て割れるようにした放熱構造を提供することにある。
部に浅い溝からなるスナップライン12aを設けてお
き、プリント基板12に応力が加えられたときにはこの
スナップライン12aに沿って割れが生じるようにして
回路パターンや電子部品への影響を回避したものが提案
されてはいる。しかしながら、放熱プレート11の湾曲
が装置筐体との関係で生じるために応力が集中する部分
が一定せず、プリント基板12に加えられる応力も一定
しなくなり、プリント基板が必ずしもスナップラインに
沿って割れなくなり、スナップラインの効果が低減され
るという問題がある。本考案の目的は、放熱プレートか
らの応力によってプリント基板がスナップラインに沿っ
て割れるようにした放熱構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の放熱構造は、ス
ナップラインを設けたプリント基板に取着される放熱プ
レートに、スナップラインに対応する位置に易変形溝を
形成している。
ナップラインを設けたプリント基板に取着される放熱プ
レートに、スナップラインに対応する位置に易変形溝を
形成している。
【0006】
【作用】本考案によれば、放熱プレートは易変形溝にお
いて変形されるため、プリント基板は、易変形溝に対応
されたスナップラインに応力が加えられ、このスナップ
ラインに沿って割れが発生する。
いて変形されるため、プリント基板は、易変形溝に対応
されたスナップラインに応力が加えられ、このスナップ
ラインに沿って割れが発生する。
【0007】
【実施例】次に、本考案について図面を参照して説明す
る。図1は本考案の一実施例の断面図である。図におい
て、プリント基板2には放熱プレート1が取着され、こ
の放熱プレート1は周辺部に設けたネジ穴3を利用して
ネジ4により装置筐体5に固定される。前記プリント基
板2には、回路パターンや実装した電子部品を破損する
ことがない位置に浅い溝を形成し、これをスナップライ
ン2aとして構成している。又、前記放熱プレート1の
裏面には、前記スナップライン2aに対応する位置に比
較的に深い溝を形成し、これを易変形溝1aとして構成
している。
る。図1は本考案の一実施例の断面図である。図におい
て、プリント基板2には放熱プレート1が取着され、こ
の放熱プレート1は周辺部に設けたネジ穴3を利用して
ネジ4により装置筐体5に固定される。前記プリント基
板2には、回路パターンや実装した電子部品を破損する
ことがない位置に浅い溝を形成し、これをスナップライ
ン2aとして構成している。又、前記放熱プレート1の
裏面には、前記スナップライン2aに対応する位置に比
較的に深い溝を形成し、これを易変形溝1aとして構成
している。
【0008】この構成によれば、装置筐体5と放熱プレ
ート1との平面度が一致せず、放熱プレート1をネジ4
で固定したときに放熱プレート1が湾曲されるときに
は、放熱プレート1は易変形溝1aに応力が集中されて
この部分において湾曲変形される。このため、プリント
基板2に加えられる応力も、この易変形溝1aを通して
これに対応したスナップライン2aに集中され、プリン
ト基板2はこのスナップライン2aに沿って割れること
になる。したがって、プリント基板2に割れが生じると
きには必ずスナップライン2aに沿って生じることにな
り、他の部分での割れが防止され、回路パターンや電子
部品の破損が防止される。
ート1との平面度が一致せず、放熱プレート1をネジ4
で固定したときに放熱プレート1が湾曲されるときに
は、放熱プレート1は易変形溝1aに応力が集中されて
この部分において湾曲変形される。このため、プリント
基板2に加えられる応力も、この易変形溝1aを通して
これに対応したスナップライン2aに集中され、プリン
ト基板2はこのスナップライン2aに沿って割れること
になる。したがって、プリント基板2に割れが生じると
きには必ずスナップライン2aに沿って生じることにな
り、他の部分での割れが防止され、回路パターンや電子
部品の破損が防止される。
【0009】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、プリント
基板のスナップラインに対応する位置の放熱プレートに
易変形溝を形成しているので、放熱プレートの変形によ
る応力は易変形溝に対応されたスナップラインに沿って
プリント基板に加えられることになり、プリント基板に
はこのスナップラインに沿って割れが発生し、回路パタ
ーンや電子部品が破損されることを防止することができ
る効果がある。
基板のスナップラインに対応する位置の放熱プレートに
易変形溝を形成しているので、放熱プレートの変形によ
る応力は易変形溝に対応されたスナップラインに沿って
プリント基板に加えられることになり、プリント基板に
はこのスナップラインに沿って割れが発生し、回路パタ
ーンや電子部品が破損されることを防止することができ
る効果がある。
【図1】本考案のプリント基板放熱構造の一実施例の断
面図である。
面図である。
【図2】従来の放熱構造の断面図である。
1 放熱プレート 1a 易変形溝 2 プリント基板 2a スナップライン 4 ネジ 5 装置筐体
Claims (1)
- 【請求項1】 スナップラインを設けたプリント基板
と、このプリント基板に取着されて装置筐体等に固定さ
れる放熱プレートを有するプリント基板の放熱構造にお
いて、前記放熱プレートには前記スナップラインに対応
する位置に易変形溝を形成したことを特徴とするプリン
ト基板の放熱構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6793491U JP2543260Y2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | プリント基板の放熱構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6793491U JP2543260Y2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | プリント基板の放熱構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0515484U JPH0515484U (ja) | 1993-02-26 |
JP2543260Y2 true JP2543260Y2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=13359259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6793491U Expired - Lifetime JP2543260Y2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | プリント基板の放熱構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2543260Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS502796Y1 (ja) * | 1969-08-25 | 1975-01-24 |
-
1991
- 1991-07-31 JP JP6793491U patent/JP2543260Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0515484U (ja) | 1993-02-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6603665B1 (en) | Heat dissipating assembly with thermal plates | |
US6434004B1 (en) | Heat sink assembly | |
JP2543260Y2 (ja) | プリント基板の放熱構造 | |
US20070074852A1 (en) | Heat sink | |
JP2543252Y2 (ja) | 放熱プレート | |
JPH0766573A (ja) | 放熱板の取付装置 | |
JPH07297506A (ja) | 放熱構造を有するプリント基板 | |
JPH07336009A (ja) | 半導体素子の放熱構造 | |
JPH07297572A (ja) | プリント基板組立装置 | |
JPH08760Y2 (ja) | 部品取付装置 | |
CN111836460B (zh) | 一种线路板及其制备方法 | |
KR200240581Y1 (ko) | 반도체 소자의 방열장치 | |
JPH0534153Y2 (ja) | ||
JPH0536890U (ja) | 集積回路用放熱構造 | |
JPH0559894U (ja) | 発熱電子部品の放熱構造 | |
JP2000151162A (ja) | 電子部品の放熱方法及び装置 | |
JP3318511B2 (ja) | カード型半導体装置の実装構造 | |
JP3094765B2 (ja) | 基板保持装置 | |
JPH0316314Y2 (ja) | ||
JPH0521488U (ja) | 集積回路放熱実装構造 | |
JP2004119706A (ja) | ヒートシンク | |
JP2558396Y2 (ja) | 電子部品の取付構造 | |
JPH054576U (ja) | 集積回路の放熱実装構造 | |
JPH06244511A (ja) | プリント配線基板 | |
KR100264846B1 (ko) | 티씨피형집적회로를에스피지에이형집적회로로변환시켜주는아답터의방열구조 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |