JPH09185328A - 端末装置 - Google Patents

端末装置

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JPH09185328A
JPH09185328A JP35315395A JP35315395A JPH09185328A JP H09185328 A JPH09185328 A JP H09185328A JP 35315395 A JP35315395 A JP 35315395A JP 35315395 A JP35315395 A JP 35315395A JP H09185328 A JPH09185328 A JP H09185328A
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JP35315395A
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English (en)
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Yasunori Makita
容典 牧田
Takayoshi Urano
隆好 浦野
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画面の表示内容を周辺の人々が認識できる端
末装置において、特定の表示内容を画面に表示したとき
は、画面の直前に位置する利用者だけがその表示内容を
認識できる端末装置を提供すること。 【解決手段】 画面12Aに表示された中から特定の取
扱項目を、タッチパネル3で選択すると、モータ17等
で偏光板13を画面12A上まで移動させた後に、選択
された取扱項目に対応する取扱内容を表示する。このと
き、画面12Aに表示された取扱内容は、偏光板13で
所定角度A1に偏光されるので、取扱内容が表示された
画面12Aすなわち偏光板13を、かかる所定角度A1
の視線で見ることにより、画面12Aに表示された取扱
内容を認識することができる。特定の取扱項目の処理が
終了すれば、モータ17等で偏光板13を画面12A上
から移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定の表示内容を
画面に表示するときに、画面の直前に位置する利用者だ
けがその表示内容を認識できる端末装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、現金自動支払い機や現金自動預け
払い機等の端末装置においては、利用者の暗証番号や取
扱い金額等の取扱内容が、順番待ちで利用者の後方に並
んでいる人々に知られないようにするために、かかる取
扱内容が表示される画面や利用者が操作する入力キーを
水平に低く設置したり、画面の直前に位置する利用者以
外は表示内容が認識できない偏光画面を使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、市役所
等に設置される証明書自動交付機の端末装置において
は、端末装置が利用されていないときに、所謂「市役所
からのお知らせ」の広報等を端末装置の画面に表示し
て、端末装置の周辺の人々にその内容を知らせているの
で、上述した偏光画面を使用することはできず、また、
広報等が表示される画面の大きさは現金自動支払い機等
と比べて大きなものとなり、さらに、かかる画面等は垂
直に高く設置されていた。従って、証明書自動交付機の
端末装置で発行書面の交付を受ける際には、利用者の暗
証番号や発行書面等の取扱内容が、順番待ちで利用者の
後方に並んでいる人々に知られるだけでなく、かかる端
末装置の周辺の人々にも知られてしまう問題があった。
【0004】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされたものであり、画面の表示内容を周辺
の人々が認識できる端末装置において、特定の表示内容
を画面に表示したときは、画面の直前に位置する利用者
だけがその表示内容を認識できる端末装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に成された本発明の端末装置は、取扱項目及び取扱内容
を表示する画面と、前記画面に表示された取扱項目を選
択する入力手段とを有する端末装置であって、所定角度
の視線のみから背面側を見渡せる遮視板と、前記遮視板
を移動させる移動手段とを備え、特定の取扱項目を前記
入力手段で選択したときは、前記移動手段で前記遮視板
を前記画面上へ移動させることにより、前記画面の直前
に位置する利用者のみが前記画面に表示された取扱内容
を認識できるとともに、特定の取扱項目の処理が終了し
たときは、前記移動手段で前記遮視板を前記画面上から
移動させることを特徴とする。
【0006】また、前記遮視板は、所定角度に偏光する
ものであることを特徴とする。また、前記遮視板は、複
数の細長板を所定角度で並べたものであることを特徴と
する。
【0007】このような構成を有する本発明の端末装置
では、利用者は画面の直前まで進み、画面に表示された
取扱項目の中から処理したいものを、入力手段により選
択する。ここで、特定の取扱項目が入力手段で選択され
ると、移動手段が遮視板を画面上まで移動させた後に、
選択された取扱項目に対応する取扱内容を表示する。す
なわち、利用者にとっては、取扱内容が表示された画面
が、遮視板の背面側に存在することになるので、画面す
なわち遮視板を所定角度の視線で見ることにより、画面
に表示された取扱内容を認識することができる。
【0008】さらに、遮視板の背面側を見渡すことがで
きる視線の所定角度が、画面の直前に位置する利用者の
視線から実現できる角度であって、順番待ちで利用者の
後方に並んでいる人々や端末装置の周辺の人々(換言す
れば、画面から遠くに離れた人々)の視線から実現でき
ない角度であれば、画面に表示された利用者の暗証番号
や発行書面等の取扱内容を、画面の直前に位置する利用
者のみが認識できることとなり、よって、順番待ちで利
用者の後方に並んでいる人々や、端末装置の周辺の人々
(画面から遠くに離れた人々)に、画面に表示された取
扱内容を知られてしまうことがない。
【0009】かかる遮視板として、画面からの光を所定
角度に偏光する所謂「偏光板」や、複数の細長板を所定
角度で並べて画面からの光が所定角度をもって通過する
所謂「鎧戸」の構造をもったもの等を用いると、遮視板
の背面側を見渡すことができる視線の所定角度を、画面
の直前に位置する利用者の視線から実現できる角度であ
って、順番待ちで利用者の後方に並んでいる人々や端末
装置の周辺の人々(画面から遠くに離れた人々)の視線
から実現できない角度に容易にすることができる。
【0010】また、特定の取扱項目の処理が終了すれ
ば、移動手段が遮視板を画面上から移動させることよ
り、画面に表示される内容を端末装置の周辺の人々が認
識できるようになるので、特に、端末装置が利用されて
いないときに、画面に広報等を表示させれば、端末装置
周辺の人々にその内容を知らせることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照にして説明する。図6に、本発明に係る端末装置
1の外観の斜視図を示す。端末装置1は、市役所等に設
置される証明書自動交付機の端末装置1であり、個人を
特定するIDカードの挿入と、手数料である硬貨の投入
または紙幣の挿入等に応じて、住民票、戸籍抄本、印鑑
登録証明書、住民記載事項証明書等が発行されるもので
ある。
【0012】端末装置1の筐体2には、入力手段である
タッチパネル3を有しており、タッチパネル3の内側に
は、画面12Aを備えたCRTディスプレイ12が設置
されている(図2、3参照)。かかる画面12Aは、通
常時(端末装置1が利用されていないとき)は所謂「市
役所からのお知らせ」の広報や広告等を表示している
が、利用者がタッチパネル3に触れると、端末装置1の
取扱項目(例えば、「住民票の発行」、「戸籍抄本の発
行」、「印鑑登録証明書の発行」、「住民記載事項証明
書の発行」等)を表示し、さらに、画面12Aに表示さ
れた取扱項目に該当するタッチパネル3の部分に利用者
が触れると、かかる取扱項目に対応する取扱内容(例え
ば、発行書面の内容であり、さらに、タッチパネル3に
より入力したIDカードの暗証番号をも含む)を表示す
るものである。
【0013】また、かかる筐体2には、硬貨が投入され
る硬貨投入口4と、紙幣が挿入される紙幣挿入口5と、
IDカードが挿入されるIDカード挿入口6と、釣銭ま
たは領収書が排出される釣銭口7と、発行された住民票
等が排出される証明書出口8と、故障等を係員に知らせ
る呼出ボタン9と、保守・点検時に使用される係員処理
プログラムを起動する係員キー10と、「取扱中」や
「使用中止」等の運用上の表示がなされる表示器11等
を有している。
【0014】次に、本発明に係る端末装置1の遮視板及
び移動手段を、図2、3を用いて説明する。図2は、端
末装置1に設けられた遮視板及び移動手段の斜視図であ
る。また、図3は、端末装置1に設けられた遮視板及び
移動手段の断面図である。尚、図2に示す筐体2は、図
6に示すものと外形が異なるが、遮視板及び移動手段を
明確に表わすために、筐体2の外形を簡略化した。遮視
板である偏光板13は、図3に示す状態にあるときは、
CRTディスプレイ12の画面12Aからの光(すなわ
ち、画面12Aに表示される内容)を、所定角度A1に
偏光するものであり、かかる画面12Aの全部を覆う大
きさを持つ。尚、偏光板13の作用については、後述す
る。
【0015】かかる偏光板13を移動させる移動手段
は、タイミングベルト14、回転軸15、歯車16、モ
ータ17、ガイドレール18等から構成される。タイミ
ングベルト14には、偏光板13が取り付けられてお
り、偏光板13を直接に上下方向に移動させるものであ
る。回転軸15は、軸受(図示しない)で筐体2に回動
可能に取り付けられており、モーター17の回転運動を
タイミングベルト14に伝達するものである。歯車16
は、回転軸15とモータ17に取り付けられており、モ
ータ17の回転運動を回転軸15に伝達するものであ
る。モータ17は、移動手段の駆動源であり、正逆方向
に回転することができる。ガイドレール18は、偏光板
13の上下方向の移動を案内するものである。すなわ
ち、上記構成を有する移動手段は、モーター17の回転
運動を、歯車16、回転軸15、タイミングベルト14
を介して、偏光板13の上下方向の移動(運動)に変換
するものである。
【0016】また、上記移動手段で移動する偏光板13
は、タッチパネル3とCRTディスプレイ12の画面1
2Aの間を上下方向に移動するので(図3参照)、偏光
板13をCRTディスプレイ12の画面12A上へ移動
させたり、かかる画面12A上から移動させることがで
きる。さらに、モーター17としてステッピングモータ
を使用しているので、偏光板13の位置制御を、動作回
路(図示しない)を介して、容易に行うことができる。
以上より、偏光板13は、CRTディスプレイ12の画
面12A上に移動して、CRTディスプレイ12の画面
12Aの全部を覆う位置に静止することができ(図3の
状態)、また、CRTディスプレイ12の画面12A上
から移動して、CRTディスプレイ12の画面12A上
から完全に退く位置に静止することもできる(図2の状
態)。
【0017】ここで、偏光板13の作用について説明す
ると、偏光板13がCRTディスプレイ12の画面12
Aの全部を覆った場合には(図3の状態)、利用者や、
かかる利用者の後方に順番待ちで並んでいる人々や、端
末装置1の周辺の人々(CRTディスプレイ12の画面
12Aから遠くに離れた人々)がCRTディスプレイ1
2の画面12Aを見ると、CRTディスプレイ12の画
面12Aが偏光板13の背面側に存在することになるの
で、CRTディスプレイ12の画面12Aに表示される
内容(すなわち、画面12Aからの光)が、偏光板13
により所定角度に偏光されることとなり、CRTディス
プレイ12の画面12Aに表示される内容を認識するこ
とができない。
【0018】ただし、かかる偏光板13の所定角度は、
CRTディスプレイ12の画面12Aの直前に位置する
利用者の視線から実現できる角度A1であるので、利用
者が(所定)角度A1の視線で偏光板13、すなわち、
CRTディスプレイ12の画面12Aを見ることによ
り、CRTディスプレイ12の画面12Aに表示される
内容を認識することが可能である。尚、利用者の後方に
順番待ちで並んでいる人々や端末装置1の周辺の人々
は、CRTディスプレイ12の画面12Aから遠くに離
れており、(所定)角度A1と異なる角度B1前後の視
線でなければCRTディスプレイ12の画面12Aを見
ることができないので、CRTディスプレイ12の画面
12Aに表示される内容を認識することができない。
【0019】また、偏光板13がCRTディスプレイ1
2の画面12A上から完全に退いた場合には(図2の状
態)、利用者や、かかる利用者の後方に順番待ちで並ん
でいる人々や、端末装置1の周辺の人々(CRTディス
プレイ12の画面12Aから遠くに離れた人々)がCR
Tディスプレイ12の画面12Aを見ても、CRTディ
スプレイ12の画面12Aが偏光板13の背面側に存在
することはないので、CRTディスプレイ12の画面1
2Aに表示される内容(すなわち、画面12Aからの
光)は、当然に、偏光板13により所定角度に偏光され
ることはなく、従って、利用者だけでなく、かかる利用
者の後方に順番待ちで並んでいる人々や、端末装置1の
周辺の人々(CRTディスプレイ12の画面12Aから
遠くに離れた人々)も、CRTディスプレイ12の画面
12Aに表示される内容を認識することが可能である。
【0020】また、上述したように、通常時のCRTデ
ィスプレイ12の画面12Aには、所謂「市役所からの
お知らせ」の広報や広告等を表示しているので、端末装
置1の周辺の人々(CRTディスプレイ12の画面12
Aから遠くに離れた人々)に広報や広告等を知らせるた
めに、通常時の偏光板13は図2の状態にある。
【0021】また、遮視板として、図4に示す鎧戸板4
0を使用してもよい。鎧戸板40は、複数の細長板42
を所定角度で枠41内に並べたものである。所定角度
を、利用者の視線のみから実現できる角度A2であっ
て、利用者の後方に順番待ちで並んでいる人々や端末装
置1の周辺の人々(CRTディスプレイ12の画面12
Aから遠くに離れた人々)の視線から実現できる角度B
2(前後)でないようにすれば、上述した偏光板13と
同様な効果を得ることができる。
【0022】次に、図1の証明書自動交付機のブロック
図を用いて、証明書自動交付機(と端末装置1)の構成
について説明する。証明書自動交付機は、上述した端末
装置1に加え、ホストコンピュータ30、データベース
31等から構成される。ホストコンピュータ30は、証
明書自動交付機の全体を制御するものである。データベ
ース31は、住民票、戸籍抄本、印鑑登録証明書、住民
記載事項証明書等の発行書面の内容や、IDカードの暗
証番号等がデータとして記憶されているものである。
尚、頻繁に読み出されるデータについては、端末装置1
にデータベースを新たに設けて、かかるデータベースに
記憶してもよい。
【0023】また、端末装置1には、上述したタッチパ
ネル3、CRTディスプレイ12、モータ17に加え、
CPU20、ROM21、RAM22、IDカード読み
書きヘッド23、コインメカ24、プリンタ25等を有
している。CPU20は、端末装置1の全体を制御する
ものであり、後述する図5の端末装置1の動作に関する
プログラム等を実行するものである。ROM21は、端
末装置1の動作を制御する各種のプログラム等が記憶さ
れている。また、RAM22は、CPU20が端末装置
1の動作を制御する際に使用するワークエリア等を有し
ている。
【0024】IDカード読み書きヘッド23は、上述し
たIDカード挿入口6の内部に取り付けられており、I
Dカードに記憶されたデータを読み出したり、新たなデ
ータをIDカードに書き込んだりするものである。尚、
IDカードには、磁気カード、光カード、ICカード、
バーコードカード、無線カード等を使用することがで
き、使用されるIDカードに対応可能なIDカード読み
書きヘッド23が取り付けられる。コインメカ24は、
上述した硬貨投入口4、紙幣挿入口5、釣銭口7と連通
しており、投入された硬貨、挿入された紙幣と、排出さ
れる釣銭等を取り扱うものである。プリンタ25は、発
行書面や領収書等を所定の用紙に印刷するものである。
発行書面の印刷は、発行書面の印字の他に、綴じ、割印
等がある。
【0025】次に、本発明に係る端末装置1の動作につ
いて、図5を用いて説明する。図5は、端末装置1の動
作を示したフローチャート図である。かかる動作は、特
定の表示内容をCRTディスプレイ12の画面12Aに
表示したときには、CRTディスプレイ12の画面12
Aの直前に位置する利用者だけがその表示内容を認識で
きるように、偏光板13の位置を制御するものである。
【0026】先ず、ステップ(以下、「S」とする)1
では、CRTディスプレイ12の画面12Aに、所謂
「市役所からのお知らせ」の広報や広告等が表示されて
おり、次のS2において、タッチパネル3がタッチされ
たか否かを判断している。利用者がタッチパネル3にタ
ッチすれば、タッチパネル3がタッチされたと判断して
(S2:Yes)、CRTディスプレイ12の画面12
Aに、端末装置1の取扱項目(例えば、「住民票の発
行」、「戸籍抄本の発行」、「印鑑登録証明書の発
行」、「住民記載事項証明書の発行」等)を表示する。
【0027】タッチパネル3がタッチされていないと判
断すれば(S2:No)、S1に戻って、上述した動作
を繰り返す。すなわち、利用者がタッチパネル3にタッ
チするまでは、CRTディスプレイ12の画面12A
に、所謂「市役所からのお知らせ」の広報や広告等が表
示される。
【0028】CRTディスプレイ12の画面12Aに端
末装置1の取扱項目が表示されると、S3において、C
RTディスプレイ12の画面12Aに表示された取扱項
目に該当するタッチパネル3の部分に利用者がタッチす
ることにより、希望する取扱項目が選択される。そし
て、S4において、利用者がIDカード挿入口6に挿入
したIDカードのデータを、IDカード読み書きヘッド
23で読み出す。
【0029】次のS5では、S3において選択された取
扱項目が特定項目であるか否かを判断する。選択された
取扱項目が特定項目である場合には(S5:Yes)、
S6に進んで、モータ17を駆動させることにより、図
2の状態の偏光板13を、CRTディスプレイ12の画
面12A上に移動させて、CRTディスプレイ12の画
面12Aの全部を覆う位置に静止させる(図3の状
態)。これにより、利用者のみがCRTディスプレイ1
2の画面12Aに表示される内容を認識することができ
る。選択された取扱項目が特定項目でない場合には(S
5:No)、偏光板13を図2の状態にしたままで、S
7に進む。
【0030】次のS7では、CRTディスプレイ12の
画面12Aに、暗証番号入力用の画面を表示して、暗証
番号の入力を利用者に促し、タッチパネル3で暗証番号
が入力されると、S8に進む。このとき、偏光板13
は、CRTディスプレイ12の画面12Aの全部を覆う
位置に静止しているので、CRTディスプレイ12の画
面12Aに、入力した暗証番号が表示されても、利用者
の後方に順番待ちで並んでいる人々や端末装置1の周辺
の人々に認識されることはない。
【0031】S8では、入力された暗証番号が、S4で
読み出したIDカードのものと一致するか否かを判断す
る。入力された暗証番号がIDカードのものと一致する
場合には(S8:Yes)、S9に進んで、IDカード
から読み出された利用者を特定するデータと、タッチパ
ネル3で選択された取扱項目に関するデータ等を、通信
制御部(図示しない)を介して、ホストコンピュータ3
0に送信する。
【0032】かかるデータを受信したホストコンピュー
タ30では、受信したデータから特定された利用者に関
する、タッチパネル3で選択された取扱項目のデータ
を、データベース31から検索して読み出す。例えば、
「住民票の発行」が選択されていれば、特定された利用
者の「住民票」のデータ(家族全員の氏名、住所等)が
読み出され、「印鑑登録証明書の発行」が選択されてい
れば、特定された利用者の「印鑑登録」のデータが読み
出される。入力された暗証番号がIDカードのものと一
致しない場合には(S8:No)、S1に戻って、上述
した動作を繰り返す。
【0033】次のS10では、データベース31から読
み出されたデータを、通信制御部(図示しない)を介し
て、ホストコンピュータ30から受信する。受信したデ
ータは、S11において、選択された取扱項目の取扱内
容の一部として、CRTディスプレイ12の画面12A
に表示される。例えば、「住民票の発行」を選択してい
れば、家族全員の氏名、住所等が表示される。このと
き、偏光板13は、CRTディスプレイ12の画面12
Aの全部を覆う位置に静止しているので、利用者の後方
に順番待ちで並んでいる人々や端末装置1の周辺の人々
に、CRTディスプレイ12の画面12Aに表示される
内容を認識されることはない。また、S11では、発行
部数などの利用者が必要とする詳細な取扱内容(以下、
「必要内容」という)も、CRTディスプレイ12の画
面12Aに表示される。
【0034】次のS12では、S11でCRTディスプ
レイ12の画面12Aに表示された取扱内容に基づい
て、利用者がタッチパネル3で必要内容を選択すること
により、希望する特定内容が選択される。このS12
で、「特定の取扱項目の処理は終了した」とし、次のS
13で、モータ17をS6とは逆方向に駆動させること
により、図3の状態の偏光板13を、CRTディスプレ
イ12の画面12A上から移動させて、CRTディスプ
レイ12の画面12Aから完全に退く位置に静止させる
(図2の状態)。尚、モータ17を駆動させる前に、C
RTディスプレイ12の画面12Aに表示された取扱内
容(「必要内容」は除く)はクリアされる。
【0035】次のS14では、発行書面の手数料がCR
Tディスプレイ12の画面12Aに表示され、かかる手
数料に応じた硬貨を硬貨投入口4に利用者が投入する
か、または、紙幣を紙幣挿入口5に挿入することによ
り、発行書面の手数料をコインメカ24へ納入する。発
行書面の手数料が納入されると、S15において、プリ
ンタ25で発行書面や領収書等を所定の用紙に印刷す
る。かかる印刷が終了すると、S16において、発行書
面を証明書出口8から排出し、領収書及び釣銭を釣銭口
7から排出し、IDカードをIDカード挿入口6から排
出する。
【0036】次のS17では、IDカード挿入口6から
排出されたIDカードが利用者が受け取ることにより、
端末装置1による発行書面の交付を終了して、S1に戻
り、CRTディスプレイ12の画面12Aに、所謂「市
役所からのお知らせ」の広報や広告等を表示する。この
とき、偏光板13は、CRTディスプレイ12の画面1
2Aから完全に退く位置に静止しているので(図2の状
態)、CRTディスプレイ12の画面12Aに表示され
た広報や広告等を、端末装置1の周辺の人々は認識する
ことができる。
【0037】以上詳細に説明したように、特定の取扱項
目をタッチパネル3で選択すると(S3)、偏光板13
をモータ17等で画面12A上へ移動させて(S6)、
取扱内容を画面12Aに表示することにより(S1
1)、偏光板13すなわち画面12Aを所定角度A1の
視線で見ることができる画面12Aの直前に位置する利
用者のみが、画面12Aに表示された取扱内容を認識す
ることができるので、端末装置1で発行書面の交付を受
ける際に、画面12Aに表示される利用者の暗証番号や
発行書面等の取扱内容が、順番待ちで利用者の後方に並
んでいる人々や端末装置1の周辺の人々に知られること
はなく、さらに、特定の取扱項目の処理が終了したとき
は、偏光板13をモータ17等で画面12A上から完全
に退かせるので(S13)、端末装置1が利用されてい
ないときに(S1)、画面12Aに表示される広報や広
告等を、端末装置1の周辺の人々に認識させることがで
きるので、もって、特定の表示内容を画面12Aに表示
したときに、画面12Aの直前に位置する利用者だけが
その表示内容を認識できる端末装置1を提供することが
できる。
【0038】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が
可能である。
【0039】例えば、上記実施の形態の移動手段は、タ
イミングベルト14、回転軸15、歯車16、モータ1
7等から構成されているが、ラックを偏光板13に取り
付けるとともに、モータ17に取り付けられた歯車16
と噛み合わせて、モーター17の回転運動を偏光板13
の上下方向の移動(運動)に変換させてもよい。また、
偏光板13の位置制御をステッピングモータであるモー
タ17で行なっているが、偏光板13の位置を検知する
リミットスイッチやセンサー等を設けて、かかる検知結
果に基づいて、ステッピングモータでないモータ17の
起動・停止や回転方向を制御することにより、偏光板1
3の位置制御を行なってもよい。
【0040】また、上記実施の形態の端末装置1の動作
では、暗証番号の入力(S7)から必要内容の選択(S
14)までを「特定の取扱項目の処理」とし、CRTデ
ィスプレイ12の画面12Aに表示される取扱内容を、
利用者の後方に順番待ちで並んでいる人々や端末装置1
の周辺の人々に認識されないようにしているが、暗証番
号の入力(S7)のみを「特定の取扱項目の処理」と
し、CRTディスプレイ12の画面12Aに表示される
暗証番号のみについて、利用者の後方に順番待ちで並ん
でいる人々や端末装置1の周辺の人々に認識されないよ
うにしてもよい。
【0041】また、偏光板13は、CRTディスプレイ
12の画面12Aの全部を覆う位置で静止していたが
(S6)、CRTディスプレイ12の画面12Aの一部
に、利用者の後方に順番待ちで並んでいる人々や端末装
置1の周辺の人々に認識されたくない内容が表示される
のであれば、かかる一部のみを覆う位置に偏光板13を
静止させることより、上記実施の形態と同様な効果が得
ることができる。
【0042】
【発明の効果】以上、説明したことから明らかなよう
に、本実施の形態の端末装置では、特定の取扱項目をタ
ッチパネルで選択すると、偏光板をモータ等で画面上へ
移動させて、取扱内容を画面に表示することにより、偏
光板すなわち画面を所定角度の視線で見ることができる
画面の直前に位置する利用者のみが、画面に表示された
取扱内容を認識することができるので、端末装置で発行
書面の交付を受ける際に、画面に表示される利用者の暗
証番号や発行書面等の取扱内容が、順番待ちで利用者の
後方に並んでいる人々や端末装置の周辺の人々に知られ
ることはなく、さらに、特定の取扱項目の処理が終了し
たときは、偏光板をモータで画面上から完全に退かせる
ので、端末装置が利用されていないときに、画面に表示
される広報や広告等を、端末装置の周辺の人々に認識さ
せることができるので、もって、特定の表示内容を画面
に表示したときに、画面の直前に位置する利用者だけが
その表示内容を認識できる端末装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】証明書自動交付機の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】端末装置に設けられた遮視板及び移動手段を示
す斜視図である。
【図3】端末装置に設けられた遮視板及び移動手段を示
す断面図である。
【図4】遮視板として使用する鎧戸板を示す斜視図であ
る。
【図5】端末装置の動作を示すフローチャート図であ
る。
【図6】端末装置の外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 端末装置 3 タッチパネル 12A 画面 13 偏光板 14 タイミングベルト 15 回転軸 16 歯車 17 モータ 18 ガイドレール 40 鎧戸板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取扱項目及び取扱内容を表示する画面
    と、前記画面に表示された取扱項目を選択する入力手段
    とを有する端末装置において、 所定角度の視線のみから背面側を見渡せる遮視板と、 前記遮視板を移動させる移動手段とを備え、 特定の取扱項目を前記入力手段で選択したときは、前記
    移動手段で前記遮視板を前記画面上へ移動させることに
    より、前記画面の直前に位置する利用者のみが前記画面
    に表示された取扱内容を認識できるとともに、特定の取
    扱項目の処理が終了したときは、前記移動手段で前記遮
    視板を前記画面上から移動させることを特徴とする端末
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する端末装置において、 前記遮視板は、所定角度に偏光するものであることを特
    徴とする端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載する端末装置に
    おいて、 前記遮視板は、複数の細長板を所定角度で並べたもので
    あることを特徴とする端末装置。
JP35315395A 1995-12-28 1995-12-28 端末装置 Pending JPH09185328A (ja)

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JP35315395A JPH09185328A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 端末装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002133404A (ja) * 2000-10-27 2002-05-10 Oki Electric Ind Co Ltd 生体画像取得装置
US6825833B2 (en) 2001-11-30 2004-11-30 3M Innovative Properties Company System and method for locating a touch on a capacitive touch screen
US6970160B2 (en) 2002-12-19 2005-11-29 3M Innovative Properties Company Lattice touch-sensing system

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