JPH04314599A - 度数管理用光学式情報記録カード - Google Patents

度数管理用光学式情報記録カード

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JPH04314599A
JPH04314599A JP3108799A JP10879991A JPH04314599A JP H04314599 A JPH04314599 A JP H04314599A JP 3108799 A JP3108799 A JP 3108799A JP 10879991 A JP10879991 A JP 10879991A JP H04314599 A JPH04314599 A JP H04314599A
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card
recording
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JP3108799A
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Hideyuki Busujima
毒島 秀行
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INTERNATL KAADE SYST KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリペイド・カード、
クレジット・カード及び各種サービス・カード等に使用
される度数管理用光学式情報記録カードに関する。更に
詳しくは、カード状印刷物に光学的に読み取れる記号・
文字で印字されたサービスの度数を意味するマークを記
録するための度数管理用光学式情報記録カードに関する
【0002】
【従来技術】従来から商店街、チェーン店などで販売促
進のために、顧客が一定金額以上の物品又はサービスを
買うと、点数券、スタンプなどをくれる制度がある。こ
れが所定点数、すなわちポイントとも呼ばれているもの
が一定点数に達すると、各種の無料サービスが受けられ
たり、金券、割引券などが支給される。
【0003】一方、情報を記録、記憶する媒体として、
長方形状でかつ紙、プラスチックスで作られた薄板のカ
ードが使用されている。このカードに記録する方法とし
て、磁気記録、LSIによる電子記録、光学的記録によ
る方法等が知られ用いられている。各カードは、一長一
短があって、磁気記録は安価であり、簡便のためテレホ
ンカード、キャッシュカードが使用されている。他方、
磁気記録によるカードは、記憶容量が少ない、外部から
の磁気的影響によるデータの損失がある等の問題点を有
している。LSIカードは、大量のデータを記憶できる
など有利な点があるが、高価であるなどから現在のとこ
ろ特定の用途に使用が限られている。
【0004】一方、光学的にデータを記憶するカードは
、磁気、静電気、振動、衝撃などに強くデータが変質し
ない、読み込みが無接点なので接触不良がない等、前記
各カードの欠点を補完する機能がある。この情報記録カ
ードのマークの光学的読取部は、光学的読取手段によっ
てのみデータの取込が可能であるが、視覚的形状表現部
は人間が読み取りできるようにマーク、文字等を印刷で
きるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記した情報記録媒体
は、主にパチンコ遊戯用のカードの提案であり、多種類
の用途に使えるカードの提案ではない。本発明者等は、
更に前記カードの改良を進めて、各種用途に使える度数
管理用の光学式情報記録カードを発明したもので、次ぎ
の目的を達成するものである。
【0006】本発明の目的は、各種サービスカード、カ
ラオケカード等の度数管理用に最適な度数管理用光学式
情報記録カードを提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、文字、コードのレイ
アウトが自由にできる度数管理用光学式情報記録カード
を提供することにある。
【0008】本発明の更に他の目的は、非常に簡易で低
コストの度数管理用光学式情報記録カードを提供するこ
とにある。
【0009】
【前記課題を解決するための手段】前記課題を解決する
ために次のような手段を採る。
【0010】第1の主な手段は、矩形でかつ薄い板状の
記録媒体本体と、前記記録媒体本体の表面に光学的に情
報が記録された情報記録カードであって、a.サービス
を管理するのに必要な情報をコードで記録するための管
理コード情報と、 b.前記サービスの累計量及び/又は度数を示すポイン
トをコードで記録し、かつ人間の視覚で認識できるよう
に前記ポイントを記号・文字で記録するためのポイント
情報とからなる度数管理用光学式情報記録カードである
【0011】この度数管理用光学式情報記録カードに、
金券の発行額及び使用した後の金券の残高をコード及び
記号・文字で記録するための金額使用情報を有すると更
に便利である。
【0012】第2の主な手段は、前記記録媒体本体の表
面に光学的に情報が記録された情報記録カードであって
、 a.記録された情報の内容が人間の視覚で読み取れない
ようにコードで記録されたマスキングエリアと、b.前
記マスキングエリアにサービスを管理するのに必要な情
報をコードで記録するための管理コード情報と、c.前
記情報記録カードの使用者が前記サービスの付与又は、
前記サービスの使用回数を記録するために文字・記号で
表示された文字・記号情報とからなる度数管理用光学式
情報記録カードである。
【0013】この度数管理用光学式情報記録カードをプ
リペイドカードのカラオケカードに使用するとより効果
的である。
【0014】更に、この度数管理用光学式情報記録カー
ドをポイントカードに使用してもより効果的である。
【0015】更に、この度数管理用光学式情報記録カー
ドを前記度数の管理に必要なデータを入力するためのマ
スターカードに使用してもより効果的である。
【0016】更に、この度数管理用光学式情報記録カー
ドを一定期間ごとに集計するためのトータルカードに使
用してもより効果的である。
【0017】
【作  用】矩形でかつ薄い板状の記録媒体本体と、前
記記録媒体本体の表面に光学的に情報が記録され区画さ
れたエリアを有する情報記録カードである。例えば、ポ
イントカードの場合は、ポイントを管理するのに必要な
情報をコードで記録するための管理情報と、ポイントを
コードで記録し、かつ人間の視覚で認識できるようにポ
イントを記号・文字及びコードを記録するポイント情報
カードとからなる。この度数管理用光学式情報記録カー
ドの発行、精算処理は、専用の情報読取書込装置で行う
【0018】
【実施例】
カード情報読取書込装置1   図1に示すものは、カード情報読取書込装置1の斜
軸投影図であり、本発明の度数管理用光学式情報記録カ
ード(以下、情報記録カード又はカードという。)から
コード情報を読み取り、かつコードまたは文字・記号の
書き込みを行う装置の1例である。図2は、図1の背面
を示す斜軸投影図である。ハウジング2は、全体が箱状
の形をしたものであり、鋼板で作られたものである。こ
のハウジング2の両側面の側面カバー3,3は、ネジ4
,4によりハウジング2を構成するフレームに固定され
ている。ハウジング2の前面のパネルには、カード挿入
口5が設けられている。カード挿入口5は、情報記録カ
ードを挿入するための挿入口である。情報記録カードは
、後述するリード/ライトヘッド(本実施例ではサーマ
ルヘッドという。)によりそこに記録された情報を読み
取り、かつ必要なデータを書き込みむためのものである
。 メモリーカード挿入口6は、ICカード7を挿入するた
めの挿入口である。
【0019】メモリカード7は、情報記録カードの発行
、利用履歴などに必要な管理データを記録保持及び入出
力するためのICカードである。ただし、このメモリカ
ード7は、必ずしも必要でなく情報記録カードで代用し
ても良い。状態表示ランプ8は、カード情報読取書込装
置1の作動状態を表示するためのランプである。5つの
ランプを備えており、すなわち電源が投入されていると
きのランプ(power)、エラー状態のときのランプ
(error)、使用可能状態を示すランプ(read
y)、動作中の状態を示すランプ(busy)、他の機
器と通信状態を示すランプ(on  line)である
【0020】コントロールキー9は、カード情報読取書
込装置1のモード切換のためのキーである。カード情報
読取書込装置1は、安全上キーを使用するものであり、
キーの保持者のみ操作できるものである。図3に示すよ
うに、コントロールキー9は、キーを挿入し回転するこ
とにより5位置が選択でき、内部の制御装置の動作モー
ドを切り換える。この5つのモードとは、全ての機能を
停止し、電源OFFを示すOFF位置、発行済カードの
精算処理モードを示す精算モード位置、カードの発行モ
ードを示す発行モード位置、処理金額・枚数等を行う集
計印刷モードを示す集計モード位置、日付、時刻、発行
金額の設定を行うモードを示す設定モード位置である。
【0021】ハウジング2の上面には、キーボード10
が配置されている。キーボード10の配置は、図4に示
す。「00」〜「9」キーは、数値を入力する置数キー
であり、金額や条件設定などの入力に使用する。「C」
のキーは、データなどをクリアーするためのキーであり
、入力した数字を1文字ずつ訂正するときに使用するも
のである。「精算」キーは、精算のためのキーであり、
金額の入力完了時および条件設定終了時に使用するもの
である。
【0022】「現金」キーは、プリペイドカードと現金
払いを併用したときに使用するキーである。「取消」キ
ーは、現在行っている処理を中止するときに使用するた
めのキーである。「訂正」キーは、入力した数字を訂正
するときに使用するキーである。「選択」キーは、プリ
ペイドカード発行時の金額を選択するときに使用するキ
ーである。「紙送」キーは、ジャーナルプリンタにセッ
トされているロール状の記録紙を送り出すときに使用す
るキーである。
【0023】更に、上面パネルには、液晶ディスプレイ
11が配置されている。この液晶ディスプレイ11は、
オペレータに対す指示及びデータ等の表示、カード情報
読取書込装置1の現在の動作内容を示すためのものであ
る。本実施例では2行表示機能を有するものを用いた。 ジャーナルプリンタ12(図示せず)は、ロールペーパ
ー(図示せず)に印字するためのプリンタである。その
構造は、周知でありここでは開示しない。プリンタカバ
ー13は、プリンタ12を保護するためのカバーである
。ロールペーパーを装着するときには、このプリンタカ
バー13を取り外す。
【0024】外付けディスプレイ14は、必ずしも必要
でないが、オペレータ以外の人、例えばお客等にプリペ
イドカードの残金額、使用金額、時間などを知らせるた
め等に用いる。本実施例では表示部15に蛍光表示管を
用いたので、表示が明るく、かつカラー表示ができるの
で見易い。外付けディスプレイ14は、ハウジング2の
裏側に外付けディスプレー接続用コネクタ16が設けら
れている(図2)。更に、ハウジング2の裏側には、通
信コネクタ17が設けられている。通信コネクタ17は
、カード情報読取書込装置1と他の機器と電話回線など
を介してデータの送受信を行うための接続用コネクタで
ある。
【0025】ロールペーパー受18は、打ち出したロー
ルペーパーがスムーズに流れるための受具である。電源
コード19は、カード情報読取書込装置1の電源用のコ
ード及びプラグである。
【0026】ポイントカード1   図5(a),図5(b)に示すものは、本発明の情
報記録カードを商店などに使用されているポイントカー
ドに適用した例である。商店などで特定又は不特定多数
の人にスタンプ、シールチップ、サービス券などとも呼
ばれているポイントカードが発行されている。このポイ
ントカードは、買物金額、利用回数の基準を決め、この
基準などによりカード状の紙にスタンプを押すか、又は
点数券を客に渡して貼るかを行っている。これが、所定
枚数又は量に達すると、景品、割引きなどを行うサービ
スを行っている。このサービスにより、業者は顧客の固
定化、新規顧客を獲得している。
【0027】この実施例は、サービスをスタンプ又は点
数表示されたサービス券ではなくコードとして記録(以
下、ポイントという。)した例を示す。管理コードエリ
ア21は、店名、発行日などを文字で表現するエリアと
、店ごとのコード番号、カードの発行番号等が秘密のコ
ードで印刷されている。したがって、この秘密のコード
部分で偽造のチェックもできる。ポイント記録エリア2
2は、買物金額、回数ごとにポイントすなわち点数とし
てコード及び数字で記録されている。コード部分は、カ
ード情報読取書込装置1により読み取り又は書き込みさ
れる部分である。数字部分24は、視覚で人間がポイン
ト数を確認する領域である。約款エリア23は、このポ
イントカード20を使用するときの注意及び約款を印刷
する部分である。
【0028】図6(a)、図6(b)は、金券と前記実
施例のポイントカードを併用したポイント・金券カード
30の例である。管理コードエリア21、ポイント記録
エリア22、約款エリア44は、前記実施例と同一であ
る。金券使用エリア31は、ポイントカードのポイント
数が一定数に達すると、予め定められた基準にしたがっ
て一定額の金券を発行し、その発行料金を文字・記号に
よる表示及びコード表示により行う。金券が使用される
と、その料金に応じて残高料金の額をコードによる表示
32と、文字による表示33で行う。
【0029】なお、この実施例では、ポイントとそのポ
イントを金券に交換した場合について述べた。しかし、
この金券欄をあらかじめ使用者がポイントではなく、現
金でプリペイドカードを購入するためのプリペイド欄と
して使用しても良い。
【0030】図7(a)に示す例は、ポイントカードと
プリペイドカードの両方に使用できる例である。すなわ
ち、使用者の要求に応じてポイントカードとしても、又
はプリペイドカードとして使用できるものであり、両者
を併用したものである。記録エリアをポイントの記録又
はプリペイド料金の欄としていずれにも使えるように共
通にした例である。すなわち図7(a)のポイント又は
プリペイド記録エリア41をポイント記録エリアとプリ
ペイド記録エリアの両エリアを併用したものである。図
7(b)に示すものは、ポイント記録エリアとしてのみ
使用した具体例であり、図7(c)に示すものはプリペ
イド記録エリアとしてのみ使用した具体例である。
【0031】カラオケカード   図8は、プリペイドカードの1種であり、カラオケ
カード50である。カラオケのユーザは、一定の金額を
払い特定の店からこのカラオケカード50を購入する。 カラオケカード50は、大きくはマスキングエリア51
と使用回数表示エリア52とが形成されている。マスキ
ングエリア51は、人間の視覚では確認することができ
ないものである。特定の周波数の光源、例えば近赤外線
のみしか反射しない層が印刷又は熱により形成されてい
る。このマスキング技術は、例えば特開昭61−297
192号公報などで周知であるのでここでは詳記しない
【0032】マスキングエリア51の最上部には、店コ
ード番号53、金種コード54、使用回数マーク55の
欄が順次設けられ各欄はコードで表示されている。店コ
ード番号53は、カラオケが設置されている店のコード
番号である。このコード番号が一致しない限り、カラオ
ケカード50は使用できない。ユーザは、カードを購入
した店のカラオケのみ使用できることになる。金種コー
ド54は、購入金額を示すものであり、本実施例では、
1,000円から5,000円までの1,000円単位
を5種類発行できる。使用回数マーク55は、カラオケ
の1曲ごとの使用回数を示すものであり、1曲使用する
毎にコードマークが記入される。使用回数表示エリア5
2の最上行には、発券金額表示欄56が設けられ、発券
金額がキャラクターで表示されている。
【0033】発券金額欄56の次の行からは、使用回数
表示欄57が配置されている。使用回数表示欄57は、
カラオケが使用される毎に1,2,3……とキャラクタ
ーで表示されていく。したがって、ユーザは、何回使用
したか目で確認できる。この使用回数表示欄57と、マ
スキングエリア51の使用回数マーク欄55の使用済回
数を示すコードマークとは対応し、使用毎に両方に印字
される。
【0034】ポイントカード2   前記カラオケカード50は、プリペイドカードの一
種であったが、図9に示すカードは前記した実施例と同
様のポイントカードに適用した例である。ポイントカー
ド60は、マスキングエリア61と、付与ポイント表示
エリア62とが配置されている。マスキングエリア61
の上部の行には、店コード、発券番号等を示すコード6
3が配置されており、その下部の行にはサービスの量を
表す値、すなわち本実施例で言うポイント累積マーク6
4がコードで表示されている。このポイントは、使用さ
れる毎に加算されコードで記入される。これらのマスキ
ングエリア61は、人間の目では確認できない。
【0035】付与ポイント表示エリア62の最上行には
、キャラクター表示領域65が配置されている。このキ
ャラクター表示領域65には、このポイントカードの例
えば発行年月日などがキャラクター表示されている。 付与ポイント表示領域65は、サービスが発行された日
付とそのポイント数がキャラクターで表示されている。 日付の先頭には、その欄が既に記入済である旨を示すマ
ーク66が印字される。カード情報読取書込装置1は、
このマーク66を読み取り、既に記入済であれば次の欄
に記入を順次行う。
【0036】すべての欄が記入済であれば、カード情報
読取書込装置1は、ポイント累積マーク64からポイン
ト数を読み込み、最下欄の67に総ポイントを印字する
。ただし、端数のポイント数は、一旦カード情報読取書
込装置1内のメモリに記憶しておき、次の新しいカード
に書き込む。お客は、この書込済のポイントを集めて発
行店からサービスまたはサービス商品を受けることにな
る。
【0037】マスターカード   図10に示すものは、カラオケ用マスターカード7
0を示す。前記したカード情報読取書込装置1にこのマ
スターカード70を挿入して、カラオケ料金など店ごと
に異なる管理・運用のためのデータを記憶させるもので
ある。マスキングエリア71には、このマスターカード
70自身の管理に必要なコードが記憶されている。マス
ターカードコード72は、このカード自身のコード番号
を記録するためのエリアである。
【0038】店コード指定73は、カラオケを使用する
店のコード番号を記録するためのエリアであり、店ごと
に番号が異なる。減算額指定コード74は、カラオケ1
曲ごとに減算する金額を決めるためのエリアである。プ
レミアム有・無指定コード75は、カラオケカードの金
種ごとに各金額に応じたプレミアムの有無を指定するた
めのエリアである。例えば、5,000円の金額で1曲
100円の場合、10%のプレミアムのとき55回使用
できることになる。このプレミアムがあるか否かを指定
するためのコードである。文字・記号エリア76は、前
記マスキングエリア71の内容を人間の目で確認できる
ように表示するための領域である。
【0039】トータルカード   図11に示すものは、前記カラオケカード50の売
上集計用のためのトータルカード80である。前記した
カード情報読込書込装置1にこのトータルカード80を
挿入して、売上の集計を行うものである。トータルカー
ド80は、店の管理者が通常は所有し、必要に応じて集
計作業を行う。マスキングエリア81は、トータルカー
ドコードなど管理に必要なコードが記録されている。マ
スキングエリア81内のトータルカードコード82は、
このカードの券番号を記録するためのエリアである。店
コード83は、各店ごとのコードを記録するためのエリ
アである。日付84は、集計日を記録するためのエリア
である。
【0040】金額コード85は、例えば1,000円の
カラオケカード何枚発売したかをコードで記録するため
のエリアである。現金コード86は、カラオケを歌った
とき投入された金額の総額を記録するためのエリアであ
る。表示エリア87は、店番号、集計日、売上の合計な
どを表記するためのエリアである。なお、カラオケの使
用時にカラオケ機に投入されるのは、現金ではなくプリ
ペイドカード等であってもよい。
【0041】カード情報読取書込制御装置  図12は
、前記したカード情報読取書込装置1の制御装置90を
ポイントカード20に適用したときの概要を示す機能ブ
ロック図である。マイクロコンピュータ100は、カー
ド情報読取書込制御装置90の全体を統括制御するため
のものである。マイクロコンピュータ100は、市販さ
れている周知のものであり、ワンボート又はワンチップ
で構成されている。CPU(中央処理装置)101は、
記憶部に書かれたプログラムを読み出しながら、情報の
入力、処理、出力を繰り返して所定の演算を行うもので
ある。
【0042】クロック102は、CPU101全体の動
作タイミングをコントロールする働きをする。ROM1
04は、マイクロコンピュータ100内のCPU101
の動作プログラムを格納するものであり、RAM103
は、演算途中のデータなどを一時的に記憶するためのも
のである。CPU101には、アドレス・デコーダ(図
示せず)を介して入出力装置(I/O)105が接続さ
れている。入出力装置105は、プログラムデータを入
出力するための信号レベル、タイミングを調整するもの
である。入出力装置105には、アドレスバス又はデー
タバス46を介して各種メモリ、スイッチ、センサー、
ディスプレイ装置、キーボード等が接続されている。
【0043】キーボード10は、前記したようにデータ
及びプログラムを入出力するものである。ディスプレイ
11は、プログラム及びオペレータへの指示文を表示す
るものである。カード挿入検知センサ107は、カード
挿入口5(図1参照)から挿入されたことを検知するも
のである。カード挿入検知センサ107は、透過形の光
電スイッチであり、カードの先端がこのセンサー107
を通ると遮光するので、これをカードエッジ検出回路1
08が検出する。
【0044】縦マーク列リードセンサ109は、反射形
の光電スイッチであり、情報記録カードの長手方向すな
わち、行の先頭である縦方向のマークを読み取る。縦マ
ーク列リードセンサ109は、装置本体に固定して設け
られている。この読み取られたマークは、縦マーク検出
回路110により検出される。横マーク列リードセンサ
111は、同様に反射形の光電スイッチであり、カード
の縦マークと並んで横方向に配置されたマークを検出す
る反射形の光電スイッチである。横マーク検出回路11
2は、横マーク列リードセンサ111がマークを検出し
たとき出力するための回路である。
【0045】原点スイッチ113は、サーマルヘッド1
18(リード/ライトヘッド)の横方向の機械原点を検
知するためのリミッチスイッチであり始動時に確認する
。この機械原点位置を基準にサーマルヘッド118の移
動位置を制御する。管理コードデータメモリ領域114
は、機械管理コード、発券シリアル番号、発行日、など
をカードを発行する度に記憶するためのメモリである。 ポイントデータメモリ領域115は、前記したポイント
カード20(図5)の場合、買物金額によってポイント
が異なるので、そのポイントを算出するのに必要なデー
タを記憶するためのメモリ領域である。
【0046】プログラムメモリ領域116は、前記した
精算、発行、集計、設定を行うための各プログラムが記
憶保持されている。この各プログラムの詳細は、本発明
の要旨ではないので省略する。サーマルヘッド118は
、内部に複数個の発熱素子を有し、情報記録カードの表
面を加熱して、マークを形成するものである。このサー
マルヘッド118は、サーマルヘッド駆動制御回路11
7により制御され、必要な印字を行う。
【0047】なお、、横マーク列リードセンサ111は
、サーマルヘッド118に設けられており、このサーマ
ルヘッド118と一体に移動される。ステッピングモー
タ120は、カードを縦方向に駆動するためのモータで
ある。この送りは、ステッピングモータ120により送
りローラ121を回転させ、この送りローラ121によ
り情報記録カードを送るものである。ステッピングモー
タ120は、マイクロコンピュータ100の指令でステ
ップングモータ駆動制御回路119を介して位置制御さ
れ、必要な位置で停止または移動できる。
【0048】DCモータ123は、サーマルヘッド11
8を送りネジ軸(図示せず)により情報記録カードの横
方向に送るためのものである。一方、DCモータ123
の出力軸には、エンコーダ124が直結されている。エ
ンコーダ124の出力信号は、方向判別回路125を介
して、DCモータ駆動制御回路122に入力されその回
転数がフィートバックされる。マイクロコンピュータ1
00からDCモータ駆動制御回路122に回転方向、速
度、移動距離が指令される。DCモータ駆動制御回路1
22は、マイクロコンビュータ100からの位置指令、
速度指令及び正逆転指令を受けてモータ61を駆動させ
る。
【0049】コントロールキー9は、前記したようにO
FF、設定、精算、発行、集計の各モードを選択するた
めのものである。各動作モードが選択され、キーボード
10のスタートボタンを押すと、プログラムメモリ11
6の各プログラムが選択される。マイクロコンピュータ
100は、このコントロールキー9で選択されたプログ
ラムを読み出して必要な動作を行う。通信用インターフ
ェイス126は、必要ならば各メモリ114,115,
116のデータ、プログラム及び各センサ107,10
9,111等の出力信号を他の機器に公衆又は専用回線
で伝送するときに使用するため通信用のインターフェイ
スである。
【0050】制御装置の作動   次に、前記ポイントカード20(図5)を例にとっ
て、ポイントカード20の発行処理操作及び精算処理操
作の概要を示し、カード情報読取書込制御装置90の動
作及びポイントカード20の使用方法を説明する。図1
3は、発行処理操作時の制御装置のフローチャートであ
る。買い物を終了しお客がポイントカード発行のサービ
スカウンタ(又はレジでも良い)に来ると電源スイッチ
をON(S1 )にし、コントロールキー9を回して発
行モードに切り替えると、サーマルヘッド118が基準
位置にあるか否か確認する。基準位置の確認は、まずサ
ーマルヘッド118がどの位置にあるか確認しなければ
ならないので、この確認を原点位置検出センサ113で
行う(S2 )。初期位置にサーマルヘッド118を、
DCモータ123を回転させて初期位置に移動させる(
S3 )。サーマルヘッド118が初期位置に移動が完
了すると、DCモータ123を回転・停止させながらサ
ーマルヘッド118を駆動して必要な管理データをポイ
ントカード20に書き込む。1行の書込が完了すると、
プログラムメモリ116内の発行用プログラムが呼び出
され、この発行用プログラムが実行可能な状態になる。 その後、この装置のオペレータは新しいポイントカード
20を発行するために、新しい未記入のポイントカード
20をカード挿入口5に手で挿入する。
【0051】このポイントカード20の挿入をカード挿
入検知センサ107が検知する(S4 )。これを検知
するとマイクロコンピュータ100は、ステッピングモ
ータ駆動制御回路119を介してステッピングモータ1
20に正転指令を発する(S5 )。この正転指令によ
り、送りローラ121が回転されポイントカード20を
装置内に引き込む(S6 )。予め設定された値だけス
テッピングモータ59が回転されると、停止する(S7
 )。
【0052】再びステッピングモータ120を駆動させ
た後、停止させて次の行の書込を開始する(S8 〜S
10)。この書込動作を必要行数まで行う。管理コード
エリア21の書込が完了すると、ポイント記載エリア2
2にステッピングモータ120を回転させてポイントカ
ード20を移動させ停止させる(S11〜S12)。買
物金額の入力を行う旨の表示をディスプレイ11に表示
させ、買物金額をキーボード10から入力させる(S1
3)。この買物金額の入力が終了すると、マイクロコン
ピュータ100は、ポイントデータメモリ115にあら
かじめ記録されている内容からポイント数を計算又はそ
のデータを照合してポイント数を取り出す(S14)。
【0053】再びDCモータ123を駆動させながらこ
の位置でポイント数をコード及び数字で印字する(S1
5)。全ての印字が終了すると、ステッピングモータ1
20をカード挿入検知センサ107が検知、すなわちポ
イントカード20がカード挿入口5の排出位置を検知す
るまで逆転させて、ポイントカード20を排出させる。
【0054】新規発行ではなく、古いポイントカード2
0を使用するときは、コントロールキー9を精算処理の
位置に回して精算モードにして使用する。このときは、
前回までのポイント数を横マークリードセンサ111で
読み取り、これに新しいポイント数を加算して書き込む
【0055】なお、他のカードの処理については、前記
カードとそのサービス内容が相違するのみでカードの処
理方法に基本的な違いはないなので説明を省略する。
【0056】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明の度数管理
用光学式情報記録カードはポイントカード、カラオケカ
ードなど各エリアの区画を変更するのみで各種用途に使
用できる。また、単に光学的に読み取れるように印字す
るのみで良いので、基板は紙でも良いので安いコストで
記録ができる。また、カード表面の各エリアの配置変更
は、制御装置のソフトを変更するのみで簡単にできる。 また、機械が読み取るコード表示と人間の視覚で読み取
る文字、記号表示が同一表面に並記又は混在できるので
、使用者が取り扱いミスをする確率が少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、カード情報読取書込装置の前面から見
た外観を示す斜軸投影図である。
【図2】図1の背面から見た斜軸投影図である。
【図3】コントロールキーの正面図である。
【図4】キーボードのキーの配置を示す平面図である。
【図5】図5(a)はポイントカードの各記録エリアの
配置を示す図である。図5(b)は図5(a)の実際の
利用例を示す図である。
【図6】図6(a)はポイントカードの他の実施例を示
すものであり、金券エリアとの併用して配置を示す図で
ある。図6(b)は図6(a)の実際の利用例を示す図
である。
【図7】図7(a)はポイントカードの更に他の実施例
を示すものであり、ポイントとプリペイドエリアを併用
して配置した例を示す図である。図7(b)は図7(a
)の利用例を示す図である。図7(c)は図7(a)の
更に他の利用例を示す図である。
【図8】図8はマスキングエリアを有するカードであり
カラオケカードとして利用した例を示す図である。
【図9】図9はマスキングエリアを有するカードであり
、ポイントカードとして利用した例を示す図である。
【図10】図10はカラオケ用のマスターカードを示す
図である。
【図11】図11はカラオケ用のトータルカードを示す
図である。
【図12】図12はカード情報読取書込制御装置の概要
を示す機能ブロック図である。
【図13】図13はポイントカード発行モード時のカー
ド情報読取書込制御装置の動作の概要を示すフロー図で
ある。
【符号の説明】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】矩形でかつ薄い板状の記録媒体本体と、前
    記記録媒体本体の表面に光学的に情報が記録された情報
    記録カードであって、 a.サービスを管理するのに必要な情報をコードで記録
    するための管理コード情報と、 b.前記サービスの累計量及び/又は度数を示すポイン
    トをコードで記録し、かつ人間の視覚で認識できるよう
    に前記ポイントを記号・文字で記録するためのポイント
    情報とからなる度数管理用光学式情報記録カード。
  2. 【請求項2】請求項1において、金券の発行額及び使用
    した後の金券の残高をコード及び記号・文字で記録する
    ための金額使用情報を有することを特徴とする度数管理
    用光学式情報記録カード。
  3. 【請求項3】矩形でかつ薄い板状の記録媒体本体と、前
    記記録媒体本体の表面に光学的に情報が記録された情報
    記録カードであって、 a.記録された情報の内容が人間の視覚で読み取れない
    ようにコードで記録されたマスキングエリアと、b.前
    記マスキングエリアにサービスを管理するのに必要な情
    報をコードで記録するための管理コード情報と、c.前
    記情報記録カードの使用者が前記サービスの付与又は、
    前記サービスの使用回数を記録するために文字・記号で
    表示された文字・記号情報とからなる度数管理用光学式
    情報記録カード。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記度数管理用光学式
    情報記録カードがプリペイドカードのカラオケカードで
    ある度数管理用光学式情報記録カード。
  5. 【請求項5】請求項3において、前記度数管理用光学式
    情報記録カードがポイントカードであることを特徴とす
    る度数管理用光学式情報記録カード。
  6. 【請求項6】請求項3において、前記度数管理用光学式
    情報記録カードが前記度数の管理に必要なデータを入力
    するためのマスターカードであることを特徴とする度数
    管理用光学式情報記録カード。
  7. 【請求項7】請求項3において、前記度数管理用光学式
    情報記録カードが前記度数を一定期間ごとに集計するた
    めのトータルカードであることを特徴とする度数管理用
    光学式情報記録カード。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0781288A (ja) * 1993-09-09 1995-03-28 San Waizu:Kk プリペイドカード
JPH07296253A (ja) * 1994-04-27 1995-11-10 Yunitei:Kk プリペイドカード付きポイントカード
JPH09128600A (ja) * 1995-10-31 1997-05-16 Gutsudei Pointo Kk トレーディングスタンプカードの発行処理に於ける顧客カード及び設定カード並びにカード処理機
JPH09245140A (ja) * 1996-03-07 1997-09-19 Sanyo Electric Co Ltd カード式記録媒体および情報読取装置
JP2014019098A (ja) * 2012-07-20 2014-02-03 Sanwa Newtec Co Ltd ポイントカード及びポイントカード用リーダライタ

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