JP2002133404A - 生体画像取得装置 - Google Patents
生体画像取得装置Info
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- 210000005252 bulbus oculi Anatomy 0.000 description 7
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 2
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- 238000012795 verification Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Image Input (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 情報表示部1は、利用者4の視認すべき
情報を表示し、視線方向規制部2は、上記利用者4が上
記情報表示部1から情報を視認可能な視線方向を規制
し、生体画像取得部3は、上記視線方向規制部2によっ
て規制された視線方向に位置する上記利用者4から生体
情報を撮影する。 【効果】 利用者4は、アイリス認識のためにカメラを
覗き込むことを意識せずに、ディスプレイ上部のアイリ
ス撮影用のカメラの前に利用者4自らが顔を移動して位
置合わせを行うため、アイリス認識のための良好な画像
を取得することができる。
情報を表示し、視線方向規制部2は、上記利用者4が上
記情報表示部1から情報を視認可能な視線方向を規制
し、生体画像取得部3は、上記視線方向規制部2によっ
て規制された視線方向に位置する上記利用者4から生体
情報を撮影する。 【効果】 利用者4は、アイリス認識のためにカメラを
覗き込むことを意識せずに、ディスプレイ上部のアイリ
ス撮影用のカメラの前に利用者4自らが顔を移動して位
置合わせを行うため、アイリス認識のための良好な画像
を取得することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個体認識に適した
良好な生体画像を得るための生体画像取得装置に関す
る。
良好な生体画像を得るための生体画像取得装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の複雑高度化した情報化社会では、
正確な個体認識方法の確立が要求されている。この要求
を満足するための一方法として眼球のアイリス(虹彩)
を用いた認識方法が種々の個体識別装置に採用されてい
る。この方法ではアイリス認識に適する良好なアイリス
画像を取得することが不可欠である。この目的を達成す
るためには、アイリス撮影用のカメラが正確にアイリス
部分を捕らえることが必要であり、ステレオカメラによ
って人物の目の位置を特定したり、利用者にカメラを覗
き込んでもらう等の必要があった。
正確な個体認識方法の確立が要求されている。この要求
を満足するための一方法として眼球のアイリス(虹彩)
を用いた認識方法が種々の個体識別装置に採用されてい
る。この方法ではアイリス認識に適する良好なアイリス
画像を取得することが不可欠である。この目的を達成す
るためには、アイリス撮影用のカメラが正確にアイリス
部分を捕らえることが必要であり、ステレオカメラによ
って人物の目の位置を特定したり、利用者にカメラを覗
き込んでもらう等の必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術には、
以下に記す解決すべき課題が残されていた。即ち、ステ
レオカメラによるアイリス部分の位置特定ではシステム
が高価になってしまう。又、利用者にカメラを覗き込ん
でもらうことは、利用者に対する負担が大きくなりアイ
リス認識の長所である、使い易さという特徴を生かすこ
とができなくなる。
以下に記す解決すべき課題が残されていた。即ち、ステ
レオカメラによるアイリス部分の位置特定ではシステム
が高価になってしまう。又、利用者にカメラを覗き込ん
でもらうことは、利用者に対する負担が大きくなりアイ
リス認識の長所である、使い易さという特徴を生かすこ
とができなくなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉利用者の視認すべき情報を表示する情報表示
部と、上記利用者が上記情報表示部から上記情報を視認
可能な視線方向を規制する視線方向規制部と、上記視線
方向規制部によって規制された視線方向に位置する上記
利用者から生体画像を取得する生体画像取得部とを備え
ることを特徴とする生体画像取得装置。
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉利用者の視認すべき情報を表示する情報表示
部と、上記利用者が上記情報表示部から上記情報を視認
可能な視線方向を規制する視線方向規制部と、上記視線
方向規制部によって規制された視線方向に位置する上記
利用者から生体画像を取得する生体画像取得部とを備え
ることを特徴とする生体画像取得装置。
【0005】〈構成2〉構成1に記載の生体画像取得装
置において、上記視線方向規制部は、複数個に分割さ
れ、複数の方向から上記視線方向を規制することを特徴
とする生体画像取得装置。
置において、上記視線方向規制部は、複数個に分割さ
れ、複数の方向から上記視線方向を規制することを特徴
とする生体画像取得装置。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例1の構成〉図1は、具体例1の原理説明図であ
る。本図は、具体例1の基本原理と共に具体例1の基本
構成を表している。(a)は、具体例1による生体画像
取得装置の基本構成と、その前に位置する利用者とを表
す平面図である。(b)は、具体例1による生体画像取
得装置の基本構成と、その前に位置する利用者とを表す
側面図である。
例を用いて説明する。 〈具体例1の構成〉図1は、具体例1の原理説明図であ
る。本図は、具体例1の基本原理と共に具体例1の基本
構成を表している。(a)は、具体例1による生体画像
取得装置の基本構成と、その前に位置する利用者とを表
す平面図である。(b)は、具体例1による生体画像取
得装置の基本構成と、その前に位置する利用者とを表す
側面図である。
【0007】図1より、具体例1による生体画像取得装
置の基本構成は、情報表示部1、視線方向規制部2、生
体画像取得部3、照明部6によって構成される。情報表
示部1は、利用者4が視認すべき情報を表示する部分で
ある。通常液晶表示装置等のディスプレイ装置が用いら
れる。
置の基本構成は、情報表示部1、視線方向規制部2、生
体画像取得部3、照明部6によって構成される。情報表
示部1は、利用者4が視認すべき情報を表示する部分で
ある。通常液晶表示装置等のディスプレイ装置が用いら
れる。
【0008】視線方向規制部2は、利用者4が上記情報
表示部1から上記情報を視認可能な視線方向を規制する
部分である。ここでは、利用者4が上記情報表示部1の
正面に位置したときのみ上記情報表示部1上に表示され
る情報を読み取ることができるように設定される。一例
としてスリット板や、偏光フィルタ等を上記情報表示部
1に重ね合わせることによって構成される。
表示部1から上記情報を視認可能な視線方向を規制する
部分である。ここでは、利用者4が上記情報表示部1の
正面に位置したときのみ上記情報表示部1上に表示され
る情報を読み取ることができるように設定される。一例
としてスリット板や、偏光フィルタ等を上記情報表示部
1に重ね合わせることによって構成される。
【0009】生体画像取得部3は、上記視線方向規制部
2によって固定された視線方向に位置する上記利用者4
からアイリス画像を撮影するカメラである。照明部6
は、アイリス撮影のための照明灯であり通常赤外線ラン
プが用いられる。
2によって固定された視線方向に位置する上記利用者4
からアイリス画像を撮影するカメラである。照明部6
は、アイリス撮影のための照明灯であり通常赤外線ラン
プが用いられる。
【0010】以上で基本構成の説明を終了し、具体例1
の基本原理について説明する。(a)に示す通り、ディ
スプレイの表示が見える方向10は、上記情報表示部1
の正面に限定される。
の基本原理について説明する。(a)に示す通り、ディ
スプレイの表示が見える方向10は、上記情報表示部1
の正面に限定される。
【0011】従って、利用者4は、上記情報表示部1か
ら伝えられる情報を取得するために、必ず上記情報表示
部1の正面に位置しなければならないことになる。この
位置は、生体画像取得部3にとって利用者4の眼球5の
画像を撮影するための最適位置(カメラの撮影方向11
(b))となる。
ら伝えられる情報を取得するために、必ず上記情報表示
部1の正面に位置しなければならないことになる。この
位置は、生体画像取得部3にとって利用者4の眼球5の
画像を撮影するための最適位置(カメラの撮影方向11
(b))となる。
【0012】即ち、従来技術で説明したように、利用者
4に強制的に生体画像取得部(カメラ)3を覗き込んで
もらうまでもなく、利用者4は上記情報表示部1から伝
えられる情報を取得するためにカメラの最適撮影方向に
導かれることになる。
4に強制的に生体画像取得部(カメラ)3を覗き込んで
もらうまでもなく、利用者4は上記情報表示部1から伝
えられる情報を取得するためにカメラの最適撮影方向に
導かれることになる。
【0013】次に、上記生体画像取得装置を採用した情
報提供端末について説明する。図2は、本発明を採用し
た情報提供端末の外観図である。(a)は、縦形モデル
を表し、(b)は、横形モデルを表している。縦形モデ
ルと横形モデルは筐体が異なるのみで他の構成は同じな
ので、ここでは縦形モデルのみについて説明する。
報提供端末について説明する。図2は、本発明を採用し
た情報提供端末の外観図である。(a)は、縦形モデル
を表し、(b)は、横形モデルを表している。縦形モデ
ルと横形モデルは筐体が異なるのみで他の構成は同じな
ので、ここでは縦形モデルのみについて説明する。
【0014】図2(a)より、具体例1の生体画像取得
装置を採用した情報提供端末は、生体画像取得部(カメ
ラ)3、照明部6、排他ディスプレイ21、操作ディス
プレイ23、縦形筐体24によって構成される。
装置を採用した情報提供端末は、生体画像取得部(カメ
ラ)3、照明部6、排他ディスプレイ21、操作ディス
プレイ23、縦形筐体24によって構成される。
【0015】生体画像取得部(カメラ)3は、既に説明
済みなので再度の説明を割愛する。照明部6は、既に説
明済みなので再度の説明を割愛する。排他ディスプレイ
21は、暗証番号や、個人情報等、操作を行っている利
用者4(図1)が装置の近くにいる人に覗き見られたく
ないような情報を表示する部分である。既に説明した情
報表示部1(図1)と視線方向規制部2(図1)とを重
ね合わせた構成をとる部分である。
済みなので再度の説明を割愛する。照明部6は、既に説
明済みなので再度の説明を割愛する。排他ディスプレイ
21は、暗証番号や、個人情報等、操作を行っている利
用者4(図1)が装置の近くにいる人に覗き見られたく
ないような情報を表示する部分である。既に説明した情
報表示部1(図1)と視線方向規制部2(図1)とを重
ね合わせた構成をとる部分である。
【0016】操作ディスプレイ23は、コンテンツの表
示や入出力ボタン等によって情報の入出力を行う入出力
装置である。この部分は横形タイプ(b)のように上記
排他ディスプレイ21と同じ面上にあってもよい。
示や入出力ボタン等によって情報の入出力を行う入出力
装置である。この部分は横形タイプ(b)のように上記
排他ディスプレイ21と同じ面上にあってもよい。
【0017】尚、図2に示されている各構成要素の配置
は一例であって、この例に限定されるものではない。即
ち、生体画像取得部(カメラ)3は、利用者4(図1)
から見えないように隠されていても構わない。又、ハー
フミラーなどを利用して排他ディスプレイ21の背後に
配置されても良い。あくまで視線方向規制部2(図1)
の正面に利用者4(図1)が位置したときに、操作ディ
スプレイ23に表されている情報が見易いように調整さ
れていれば良い。
は一例であって、この例に限定されるものではない。即
ち、生体画像取得部(カメラ)3は、利用者4(図1)
から見えないように隠されていても構わない。又、ハー
フミラーなどを利用して排他ディスプレイ21の背後に
配置されても良い。あくまで視線方向規制部2(図1)
の正面に利用者4(図1)が位置したときに、操作ディ
スプレイ23に表されている情報が見易いように調整さ
れていれば良い。
【0018】又、生体画像取得部(カメラ)3の被写界
深度を大きくとっておけば、利用者4(図1)と生体画
像取得部(カメラ)3との距離が変動しても構わない。
更に、照明部6は、生体画像取得部(カメラ)3が、ア
イリス画像を取得する時のみオンするように設定される
と好適である。
深度を大きくとっておけば、利用者4(図1)と生体画
像取得部(カメラ)3との距離が変動しても構わない。
更に、照明部6は、生体画像取得部(カメラ)3が、ア
イリス画像を取得する時のみオンするように設定される
と好適である。
【0019】〈具体例1の動作〉図3は、本発明の動作
のフローチャートである。図3のステップS1〜ステッ
プS5に従って、具体例1の生体画像取得装置を採用し
た情報提供端末(図2)が配置されている店舗で、利用
者4(図1)が買い物をする場合の動作について説明す
る。
のフローチャートである。図3のステップS1〜ステッ
プS5に従って、具体例1の生体画像取得装置を採用し
た情報提供端末(図2)が配置されている店舗で、利用
者4(図1)が買い物をする場合の動作について説明す
る。
【0020】ステップS1 利用者4(図1)が情報提供端末(図2)の前に立って
予め登録しておいた個人IDを入力する。この個人ID
は、操作ディスプレイ23(図2)を操作して入力され
ても良いし、或いはカードを情報提供端末(図2)に差
し込んで入力されても良い。
予め登録しておいた個人IDを入力する。この個人ID
は、操作ディスプレイ23(図2)を操作して入力され
ても良いし、或いはカードを情報提供端末(図2)に差
し込んで入力されても良い。
【0021】ステップS2 情報提供端末(図2)は、センターと交信して、入力さ
れたID番号等から利用者の個人情報(名前、生年月
日、今月の利用残高等)を排他ディスプレイ21(図
2)に出力する。このとき、同時にセンターから、予め
登録しておいたアイリスコードも情報提供端末(図2)
に送信される。利用者4(図1)は情報表示部1(図
1)の正面の、ディスプレイ表示が見える方向10(図
1)に位置することになる。この位置は、生体画像取得
部(カメラ)3(図1)と、利用者4(図1)の眼球5
(図1)と、照明部6(図1)とが最も撮影し易い位
置、即ちカメラの撮影方向11(図1)上に並んだ状態
である。
れたID番号等から利用者の個人情報(名前、生年月
日、今月の利用残高等)を排他ディスプレイ21(図
2)に出力する。このとき、同時にセンターから、予め
登録しておいたアイリスコードも情報提供端末(図2)
に送信される。利用者4(図1)は情報表示部1(図
1)の正面の、ディスプレイ表示が見える方向10(図
1)に位置することになる。この位置は、生体画像取得
部(カメラ)3(図1)と、利用者4(図1)の眼球5
(図1)と、照明部6(図1)とが最も撮影し易い位
置、即ちカメラの撮影方向11(図1)上に並んだ状態
である。
【0022】ステップS3 情報提供端末(図2)は、排他ディスプレイ21(図
1)を見て内容を確認するよう利用者4(図1)へ知ら
せる。利用者4(図1)は個人情報の内容を注視する。
眼球5(図1)は、撮影し易い状態となる。ここでは、
以下の点にも留意すべきである。排他ディスプレイ21
(図1)は、視線方向規制部2(図1)の働きによっ
て、正面から見なければ内容が見えないので第三者に個
人情報を見られる心配が無くなる。
1)を見て内容を確認するよう利用者4(図1)へ知ら
せる。利用者4(図1)は個人情報の内容を注視する。
眼球5(図1)は、撮影し易い状態となる。ここでは、
以下の点にも留意すべきである。排他ディスプレイ21
(図1)は、視線方向規制部2(図1)の働きによっ
て、正面から見なければ内容が見えないので第三者に個
人情報を見られる心配が無くなる。
【0023】ステップS4 生体画像取得部(カメラ)3(図1)は、アイリス画像
を取得する。このとき同時に照明部6(図1)は、赤外
光を発光する。 ステップS5 情報提供端末(図2)は、内部に備えるアイリス照合部
(図示していない)で、上記センターから送られてきた
アイリスコードに基づいてアイリス照合を行う。その結
果、照合できた場合には買い物を許可する。
を取得する。このとき同時に照明部6(図1)は、赤外
光を発光する。 ステップS5 情報提供端末(図2)は、内部に備えるアイリス照合部
(図示していない)で、上記センターから送られてきた
アイリスコードに基づいてアイリス照合を行う。その結
果、照合できた場合には買い物を許可する。
【0024】上記ステップS5では、情報提供端末(図
2)は、内部に備えるアイリス照合部(図示していな
い)で、上記センターから送られてきたアイリスコード
に基づいてアイリス照合を行うこととしたが、この照合
を上記センター内で行うことも可能である。尚、上記説
明では、生体情報をアイリスに限定して説明したが、本
発明は、これに限定されるものではない。例えば、アイ
リスに代えて瞳孔形状等に適応させることも可能であ
る。
2)は、内部に備えるアイリス照合部(図示していな
い)で、上記センターから送られてきたアイリスコード
に基づいてアイリス照合を行うこととしたが、この照合
を上記センター内で行うことも可能である。尚、上記説
明では、生体情報をアイリスに限定して説明したが、本
発明は、これに限定されるものではない。例えば、アイ
リスに代えて瞳孔形状等に適応させることも可能であ
る。
【0025】〈具体例1の効果〉個人情報を表示するデ
ィスプレイ上に、その個人情報を視認可能な視線方向を
規制する視線方向規制部を備えることによって、利用者
は、アイリス認識のためにカメラを覗き込むことを意識
せずに、ディスプレイ上部のアイリス撮影用のカメラの
前に利用者自らが顔を移動して位置合わせを行うため、
アイリス認識のための良好な画像を取得することができ
る。更に、視線方向規制部の働きによって、正面から見
なければ内容が見えないので第三者に横方向から個人情
報を見られる心配が無くなる。
ィスプレイ上に、その個人情報を視認可能な視線方向を
規制する視線方向規制部を備えることによって、利用者
は、アイリス認識のためにカメラを覗き込むことを意識
せずに、ディスプレイ上部のアイリス撮影用のカメラの
前に利用者自らが顔を移動して位置合わせを行うため、
アイリス認識のための良好な画像を取得することができ
る。更に、視線方向規制部の働きによって、正面から見
なければ内容が見えないので第三者に横方向から個人情
報を見られる心配が無くなる。
【0026】〈具体例2〉図4は、具体例2の原理説明
図である。本図は、具体例2の基本原理と共に具体例2
の基本構成を表している。(a)は、具体例2による生
体画像取得装置に用いられる視線方向規制部の構造を表
す図である。(b)は、具体例2による生体画像取得装
置の基本構成と、その前に位置する利用者とを表す平面
図である。(c)は、具体例2による生体画像取得装置
の基本構成と、その前に位置する利用者とを表す側面図
である。
図である。本図は、具体例2の基本原理と共に具体例2
の基本構成を表している。(a)は、具体例2による生
体画像取得装置に用いられる視線方向規制部の構造を表
す図である。(b)は、具体例2による生体画像取得装
置の基本構成と、その前に位置する利用者とを表す平面
図である。(c)は、具体例2による生体画像取得装置
の基本構成と、その前に位置する利用者とを表す側面図
である。
【0027】図4より、具体例1による生体画像取得装
置の基本構成は、情報表示部1、第一の視線方向規制部
31、第二の視線方向規制部32、生体画像取得部3、
照明部6によって構成される。
置の基本構成は、情報表示部1、第一の視線方向規制部
31、第二の視線方向規制部32、生体画像取得部3、
照明部6によって構成される。
【0028】第一の視線方向規制部31は、利用者4が
上記情報表示部1から上記情報を視認可能な視線方向を
縦軸方向に固定する部分である。ここでは、利用者4が
上記情報表示部1の正面に位置したときのみ、上記情報
表示部1上に表示される情報を読み取ることができるよ
うに設定される。一例としてスリット板や、偏光フィル
タ等を上記情報表示部1に重ね合わせることによって構
成される。
上記情報表示部1から上記情報を視認可能な視線方向を
縦軸方向に固定する部分である。ここでは、利用者4が
上記情報表示部1の正面に位置したときのみ、上記情報
表示部1上に表示される情報を読み取ることができるよ
うに設定される。一例としてスリット板や、偏光フィル
タ等を上記情報表示部1に重ね合わせることによって構
成される。
【0029】第二の視線方向規制部32は、利用者4が
上記情報表示部1から上記情報を視認可能な視線方向を
横軸方向に固定する部分である。ここでは、利用者4が
上記情報表示部1の正面に位置したときのみ、上記情報
表示部1上に表示される情報を読み取ることができるよ
うに設定される。一例としてスリット板や、偏光フィル
タ等を上記情報表示部1に重ね合わせることによって構
成される。その他の構成部分は、具体例1と同様なので
再度の説明を割愛する。
上記情報表示部1から上記情報を視認可能な視線方向を
横軸方向に固定する部分である。ここでは、利用者4が
上記情報表示部1の正面に位置したときのみ、上記情報
表示部1上に表示される情報を読み取ることができるよ
うに設定される。一例としてスリット板や、偏光フィル
タ等を上記情報表示部1に重ね合わせることによって構
成される。その他の構成部分は、具体例1と同様なので
再度の説明を割愛する。
【0030】以上で基本構成の説明を終了し、具体例2
の基本原理について説明する。(b)より、利用者4
は、上記情報表示部1から伝えられる情報を取得するた
めに、必ず上記情報表示部1の横軸方向の正面に位置し
なければならないことになる。この位置は、生体画像取
得部3にとって利用者4の眼球5の画像を撮影するため
の横軸方向の最適位置となる。
の基本原理について説明する。(b)より、利用者4
は、上記情報表示部1から伝えられる情報を取得するた
めに、必ず上記情報表示部1の横軸方向の正面に位置し
なければならないことになる。この位置は、生体画像取
得部3にとって利用者4の眼球5の画像を撮影するため
の横軸方向の最適位置となる。
【0031】(c)より、利用者4は、上記情報表示部
1から伝えられる情報を取得するために、必ず上記情報
表示部1の縦軸方向の正面に位置しなければならないこ
とになる。この位置は、生体画像取得部3にとって利用
者4の眼球5の画像を撮影するための縦軸方向の最適位
置となる。
1から伝えられる情報を取得するために、必ず上記情報
表示部1の縦軸方向の正面に位置しなければならないこ
とになる。この位置は、生体画像取得部3にとって利用
者4の眼球5の画像を撮影するための縦軸方向の最適位
置となる。
【0032】即ち、従来技術で説明したように、利用者
4に強制的に生体画像取得部3を覗き込んでもらうまで
もなく、利用者4は上記情報表示部1から伝えられる情
報を取得するために、横軸方向及び縦軸方向にカメラ
(生体画像取得部3)の最適撮影方向に導かれることに
なる。上記生体画像取得装置を採用した情報提供端末、
及びその動作については、具体例1と同様なので再度の
説明を割愛する。
4に強制的に生体画像取得部3を覗き込んでもらうまで
もなく、利用者4は上記情報表示部1から伝えられる情
報を取得するために、横軸方向及び縦軸方向にカメラ
(生体画像取得部3)の最適撮影方向に導かれることに
なる。上記生体画像取得装置を採用した情報提供端末、
及びその動作については、具体例1と同様なので再度の
説明を割愛する。
【0033】〈具体例2の効果〉視線方向規制部を縦軸
方向の規制を行う第一の視線方向規制部と、横軸方向の
規制を行う第二の視線方向規制部とに分割することによ
って、上記具体例1の効果をより一層高めることが可能
になる。
方向の規制を行う第一の視線方向規制部と、横軸方向の
規制を行う第二の視線方向規制部とに分割することによ
って、上記具体例1の効果をより一層高めることが可能
になる。
【図1】具体例1の原理説明図である。
【図2】本発明を採用した情報提供端末の外観図であ
る。
る。
【図3】本発明の動作フローチャートである。
【図4】具体例2の原理説明図である。
1 情報表示部 2 視線方向規制部 3 生体画像取得部 4 利用者 5 眼球 6 照明部 10 ディスプレイの表示が見える方向 11 カメラの撮影方向
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/18 H04N 7/18 N A61B 5/10 320Z Fターム(参考) 4C038 VA07 VB04 VC02 VC03 VC05 5B047 AA23 BA02 BB06 BC04 BC07 BC09 BC14 BC23 CA23 5C022 AA01 AB62 AC42 AC55 AC77 5C054 AA01 CA05 CC02 CD03 CE02 CE16 CH03 EA07 FA01 FA02 FE22 HA00 HA18
Claims (2)
- 【請求項1】 利用者の視認すべき情報を表示する情報
表示部と、 前記利用者が前記情報表示部から前記情報を視認可能な
視線方向を規制する視線方向規制部と、 前記視線方向規制部によって規制された視線方向に位置
する前記利用者から生体画像を取得する生体画像取得部
とを備えることを特徴とする生体画像取得装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の生体画像取得装置にお
いて、 前記視線方向規制部は、 複数個に分割され、複数の方向から前記視線方向を規制
することを特徴とする生体画像取得装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000328215A JP2002133404A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | 生体画像取得装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000328215A JP2002133404A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | 生体画像取得装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=18805101
Family Applications (1)
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