JPH09185212A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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Publication number
JPH09185212A
JPH09185212A JP8017087A JP1708796A JPH09185212A JP H09185212 A JPH09185212 A JP H09185212A JP 8017087 A JP8017087 A JP 8017087A JP 1708796 A JP1708796 A JP 1708796A JP H09185212 A JPH09185212 A JP H09185212A
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JP
Japan
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image carrier
color
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Application number
JP8017087A
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English (en)
Inventor
Takeshi Setoriyama
武 世取山
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数色のトナー像を中間転写体上にずれるこ
となく重ね合わせて転写して、中間転写体からの転写材
上への転写により高品質のカラー画像を得ることであ
る。 【解決手段】 感光ドラム15上に順次形成される4色
のトナー像が順々に重ね合わせて転写される、感光ドラ
ム15に当接した回転する中間転写体9を、感光ドラム
15に圧接して当接し、圧接にともなう感光ドラム15
との摩擦力により、中間転写体9の回転を感光ドラム1
5の従動回転とした。また、感光ドラム15と中間転写
体9との当接圧Fを、感光ドラム15と一次帯電ローラ
17との当接圧f1 、感光ドラム15とクリーナブレー
ド16との当接圧f2 、感光ドラム15と回転現像器2
0Y〜20C、固定現像器21Kとの当接圧のうちの最
大の当接圧f3 、中間転写体9と転写ローラ9との当接
圧f4 、中間転写体9とクリーニング帯電ローラ40a
との当接圧f5 の合計よりも大きく設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばカラー複
写機やカラーレーザプリンタなどの電子写真方式あるい
は静電記録方式を利用したカラー画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真方式を利用したカラー画
像形成装置の一例として、カラーレーザプリンタを図5
に示す。本カラーレーザプリンタにおける画像形成動作
を、図5により説明する。
【0003】カラーレーザプリンタは、像担持体として
感光ドラム104aを有し、感光ドラム104aへの潜
像形成に先立って、感光ドラム104aに圧接された一
次帯電ローラ104bに電圧を印加することにより、感
光ドラム104aの表面が一様に帯電される。
【0004】潜像形成は、レーザダイオードを有するス
キャナ部110によって行なわれる。レーザダイオード
は画像信号に対応してレーザ光を発光し、スキャナモー
タによって高速回転するポリゴンミラー110aに照射
し、ポリゴンミラー110aがレーザ光を反射する。反
射されたレーザ光は、結合レンズ110bおよび反射ミ
ラー110cを介して感光ドラム104aの外周表面に
照射され、これにより、感光ドラム104aの表面が画
像信号に対応して選択的に露光され、静電潜像が形成さ
れる。潜像は感光ドラム104aの表面に、マゼンタ、
シアン、イエロー、ブラックの4成分色分、1つずつ形
成される。
【0005】感光ドラム104a上の潜像は、回転現像
装置105Aによって現像される。回転現像装置105
Aは、各色の現像器105、すなわちマゼンタ、シア
ン、イエロー、ブラックのトナーを備えた現像器105
M、105C、105Y、105Kを有している。これ
ら4色の現像器105M〜105Kは、軸105eに対
して回転可能に配置され、各現像器の中心が公転するギ
アの外周に配置された自転するギアに連動して回転し、
各現像器の姿勢が一定に維持されている。さらには、こ
れら4色の現像器は、軸105eに対してトルク配分が
一定になるように内包するトナー容量を一定し、各々A
4画像で約2000枚分の現像が可能なトナー容量とし
ている。
【0006】画像形成に際しては、潜像に対応した色の
現像器105が感光ドラム104aに対向した現像位置
に静止し、そこで現像スリーブ105bが感光ドラム1
04aの表面と微少間隙を開けて対向するように位置決
めされる。現像器は、現像位置へ位置することにより、
プリンター本体側の高圧電源と接続されて、現像スリー
ブ105bに現像バイアスが印加され、また駆動源から
の駆動手段とも結合されて、現像スリーブ105bが所
定の回転を行なう。現像時、現像スリーブ105bがこ
の現像バイアスの印加と回転駆動とを受けることによ
り、感光ドラム104a上の潜像が現像される。現像さ
れた潜像はトナー像として可視化される。
【0007】現像によって得られた感光ドラム104a
上のトナー像は、給紙部101の給紙カセット101a
からレジストローラ101eを介して、転写ドラム10
3上に供給された紙等の転写材102上に転写される。
カセット101aは転写材102を収納して、プリンタ
本体の底部に装填されている。画像形成動作に応じて給
紙ローラ101bが回転し、カセット101a内から転
写材102を1枚づつ分離して、転写ドラム103へ供
給する。転写ドラム103は、感光ドラム104aの外
周速度と同速度V=75.4mm/秒(この速度がプリ
ンタのプロセススピードになる)で回転している。感光
ドラム103は、供給された転写材102を巻き付け
て、感光ドラム104aと対向した転写部へと搬送す
る。
【0008】転写ドラム103は、直径180mmのア
ルミニウムシリンダー103aの外周面上にスポンジ等
により弾性体層103bを形成し、その外周面上に抵抗
層103cを形成し、さらに最外層に誘電体層103d
を形成してなっている。転写ドラム103の外周面上の
所定位置には、供給した転写材102の先端を把持する
グリッパ103fが設けられている。転写ドラム103
の外側には、転写ドラム103の表面に離接可能に静電
吸着ローラ103gが設けられ、この吸着ローラ103
gは、転写材102を転写ドラム103との間で挟み込
むようにして、転写ドラム103の表面に圧接する。そ
して吸着ローラ103gに対し転写ドラム103との間
で電圧を印加することにより、誘電体である転写材10
2と転写ドラム103の誘電層103dに電荷を誘起し
て、転写材102を転写ドラム103の表面上に静電吸
着する。
【0009】転写が終了した感光ドラム104a上の残
留トナーを除去するために、クリーナ104dが感光ド
ラム104aに対し転写部の下流に設けられている。ま
た、転写材102上に転写したトナー像を定着するため
に、転写ドラム103の現像装置105Aとは反対の側
に定着部106が設置されている。定着部106は、駆
動される加圧ローラ106aと、これに圧接して転写材
に熱と圧力を加える定着ローラ106bとを備えてなっ
ている。トナー像を転写して転写ドラム103から分
離、搬送されて来る転写材102を、ローラ106a、
106bとで挟んでその間を通過させることにより、ト
ナー像が転写材102に定着される。
【0010】画像形成動作を説明すると、感光ドラム1
04aが回転され、この感光ドラム104aの表面を帯
電ローラ104bにより均一に帯電し、スキャナ部11
0からの第1色目のたとえばマゼンタ画像の露光を行な
い、感光ドラム104aの表面にマゼンタ画像の潜像が
形成される。この潜像形成と同期して現像位置のマゼン
タ現像器105Mを駆動し、感光ドラム1上の潜像にマ
ゼンタトナーが付着するよう、現像スリーブ105bに
感光ドラム104aの帯電極性と同極性かつ略同電位の
現像バイアスを印加して潜像を現像し、感光ドラム1a
上にマゼンタトナー像を得る。マゼンタトナー像は、転
写ドラム103の軸103eにマゼンタトナーと逆極性
の転写電圧を印加して、転写ドラム103上の転写材1
02に転写される。
【0011】マゼンタトナー像の転写が終了すると、感
光ドラム104aに対し、同様に、帯電ローラ104b
による帯電、スキャナ部110の露光による潜像形成、
現像器105Cによる潜像の現像を行ない、得られたシ
アントナー像を転写材102上にマゼンタトナー像の上
から重ね合わせて転写する。このプロセスをイエロー、
ブラックについても繰り返し、転写材102上にマゼン
タ、シアン、イエロー、ブラックの4色のトナー像を重
ね合わせたフルカラー画像が得られる。
【0012】このフルカラーの画像形成の間、転写材1
02を担持した転写ドラム103は4回転するので、転
写ドラムの外径D≒180mm、回転数n=4、周速u
=75.4mm/秒から、1枚の4色のフルカラー画像
がπ・D・n/u=(3.14)(180)(4)/7
5.4≒30秒で出力されることになる。
【0013】4色のトナー像の転写が終了した転写材1
02は、転写ドラム103から分離して定着部106へ
搬送され、そこでトナー像の定着を行なった後、排出ロ
ーラ対107によりプリンタ上部の排出部108上に排
出される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のカラー画像形成装置では、転写ドラム103上に転
写材102を巻き付けて、感光ドラム104a上の各色
のトナー像を転写させているために、使用可能な転写材
の厚さや種類が制限されたり、転写ドラム103と転写
材102との密着不良等により各色のトナー像が転写材
102上でずれるとう問題があった。
【0015】このようなことから、感光ドラム104a
上に順次形成される各色のトナー像を、一旦、中間転写
体上に転写し、その後、中間転写体から転写材上に一括
転写する中間転写体方式のカラー画像形成装置が提案さ
れている。
【0016】本発明の目的は、カラーレジストレーショ
ンが良好で、複数色のトナー像を中間転写体上にずれる
ことなく重ね合わせて転写でき、中間転写体からの転写
材上への転写により高品質のカラー画像を得ることがで
きる、高性能カラー画像形成装置を提供することであ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にか
かるカラー画像形成装置にて達成される。要約すれば、
本発明は、回転する像担持体上に複数色の可視画像を順
次形成し、像担持体上の複数色の可視画像を像担持体と
当接した回転する中間転写体上に順々に重ね合わせて転
写し、中間転写体上の複数色のトナー像を一括して転写
材上に転写してカラー画像を得るカラー画像形成装置に
おいて、前記中間転写体は像担持体に圧接されており、
その圧接にともなう像担持体との摩擦力により、中間転
写体が像担持体の回転に従動して回転することを特徴と
するカラー画像形成装置である。本発明によれば、前記
中間転写体は、高剛性の導電性円筒体と、その外周面上
に設けられた中抵抗のゴム層と、その外周面上に設けら
れた離型層とからなる。
【0018】本発明の他の態様は、回転する像担持体に
当接してこれを帯電する一次帯電手段と、像担持体の帯
電と露光を繰り返すことにより像担持体上に順次形成さ
れた各色の潜像を、像担持体にその都度、当接して対応
した色の現像剤で順に現像する複数色の現像器と、像担
持体と当接して、現像により得られた複数色の可視画像
が順々に重ね合わせて転写される、回転する中間転写体
と、転写了後の像担持体に当接して、像担持体上に残留
した転写残りのトナーを除去するクリーニング手段と、
中間転写体に当接してその当接部に供給された転写材上
に、中間転写体上に重ね合わせて転写された複数色の可
視画像を一括して転写する転写手段と、転写後の中間転
写体に当接して、中間転写体上に残留した転写残りのト
ナーを逆極性に帯電するクリーニング手段とを備えたカ
ラー画像形成装置において、前記像担持体と中間転写体
との当接圧をF、像担持体と一次帯電手段との当接圧を
1 、像担持体とそのクリーニング手段との当接圧をf
2 、像担持体と複数色の現像器との当接圧のうちの最大
の当接圧をf3 、中間転写体と転写手段との当接圧をf
4 、中間転写体とそのクリーニング手段との当接圧をf
5 とすると、 F>f1 +f2 +f3 +f4 +f5 であることを特徴とするカラー画像形成装置である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明のカラー画像形成装置の一
実施例にかかるカラーレーザプリンタの全体構成を示す
断面図である。図1に示すように、本実施例のカラーレ
ーザプリンタは、感光ドラム15に接して中間転写体9
を備え、中間転写方式のカラー画像形成装置とされてい
る。
【0021】感光ドラム15は、ドラムユニット13に
設置されている。ドラムユニット13は、感光ドラム1
5と、感光ドラム15の外周上に配置されたクリーナブ
レード16および一次帯電ローラ17と、これら感光ド
ラム15等を一体的に組込んだクリーナ容器14とから
なっている。ドラムユニット13は、プリンタ本体に対
して着脱自在に支持され、感光ドラム15の寿命にあわ
せて容易にユニット交換可能に構成されている。
【0022】本実施例における感光ドラム15は、直径
約60mmのアルミニウムシリンダーの外周面に有機光
導電体層を塗布して形成されている。この感光ドラム1
5の図の後方に位置する一方端に、図示しない駆動モー
タの駆動力が伝達されるようになっており、これにより
感光ドラム15は、画像形成動作時、図で見て反時計回
りに回転する。
【0023】一次帯電ローラ17は、導電性ローラから
なる接触式帯電器である。画像形成時、帯電ローラ17
を回転する感光ドラム15に当接し、帯電ローラ17に
電圧を印加することにより、感光ドラム15の表面が一
様に帯電される。この帯電ローラ17と感光ドラム15
の当接圧をf1 とする。
【0024】ドラムユニット13の上方にスキャナ部3
0が設置されている。スキャナ部30はレーザダイオー
ドを有し、このレーザダイオードは画像信号が与えられ
ると、画像信号に対応してレーザ光を発光し、スキャナ
モータによって高速回転するポリゴンミラー31に照射
し、ポリゴンミラー31が反射したレーザ光が、結合レ
ンズ32および反射ミラー33を介して、回転する感光
ドラム15の外周表面に照射され、感光ドラム15の表
面に画像信号に対応した静電潜像が形成される。
【0025】上述した3つの回転現像器20Y、20
M、20Cは、感光ドラム15の左側の位置に、固定現
像器21Kは、レーザスキャナ部30と回転現像器20
Y〜20Cとの間の感光ドラム15のほぼ上の位置に配
置されている。これら現像器20Y〜20Cおよび21
Kは、プリンタ本体に着脱自在に設置されている。固定
現像器21Kはブラック現像器であり、回転現像器20
Y、20M、20Cは、それぞれイエロー現像器、マゼ
ンタ現像器、シアン現像器である。
【0026】ブラック現像器20Kの現像スリーブ21
Ksは、その長手方向両端部に配設された図示しない突
き当てコロを感光ドラム15の長手方向両端部に当接さ
せることにより、感光ドラム15に対し約300μmの
微少間隔を保つように、位置決めされている。このブラ
ック現像器20Kと感光ドラム15の当接圧、つまり現
像スリーブ21Ksと感光ドラム15の当接圧をf3a
する。
【0027】ブラック現像器21Kは、内に収容したブ
ラックトナーを送り込み機構により、時計方向に回転す
る現像スリーブ21Ksに供給し、そのトナーを現像ス
リーブ21Ksの外周に圧接された塗布ブレード21K
bによって規制して、現像スリーブ21Ksの外周上に
薄層のトナー層に塗布し、かつトナーに摩擦帯電電荷を
付与する。そしてそのトナーを現像スリーブ21Ksの
回転にともない、感光ドラム15と対向した現像部に搬
送し、現像スリーブ21Ksに現像バイアスを印加する
ことにより、感光ドラム15上に形成された潜像をブラ
ックトナーで現像して、ブラックトナー像として可視化
するようになっている。
【0028】ブラック現像器21Kのトナー容量は、ユ
ーザーの取り扱う書類や画像パターンと、これに対する
トナー消費量に鑑み、他の色の現像器20Y〜20Cの
トナー容量の2倍以上の、10000枚(A4、印字率
5%)に相当するトナー量とされている。このようにブ
ラック現像器21Kを大容量化することにより、ユーザ
ーが現像器21Kを交換する頻度を低減するとともに、
プリント1枚あたりのランニングコストも低減すること
が可能となる。
【0029】上記したように、ブラック現像器21Kを
レーザスキャナ部30とマゼンタ現像器20Y〜シアン
現像器20Cとの中間に配置することにより、現像器2
0Y〜20Cが回転する際に漏れるトナーが、レーザス
キャナ部30等の光学部品にまで飛散することが防止さ
れる。これにより、トナーがポリゴンミラー31、結合
レンズ32およびミラー33を等に付着して潜像形成の
妨げになることが防止され、鮮明な出力画像を得るのに
役立つ。
【0030】3つの回転現像器20Y、20M、20C
は、各々4000枚(A4、印字率5%)相当する量の
トナーを内包し、軸22を中心に回転する現像ロータリ
ー23上に120°の間隔で着脱可能に保持されてい
る。画像形成に際しては、現像ロータリー23の回転に
より各現像器20Y〜20Cが回転移動し、所定の現像
器が感光ドラム15に対向した現像位置に静止される。
そして現像位置に位置した現像器の現像スリーブが、そ
の長手方向両端部に配設された図示しない突き当てコロ
を感光ドラム15の長手方向両端部に当接させることに
より、感光ドラム15に対し約300μmの微少間隔を
保って位置決めされる。この回転現像器と感光ドラム1
5との当接圧、つまり回転現像器の現像スリーブと感光
ドラム15の当接圧をf3bとする。
【0031】図1では、イエロー現像器20Yが現像位
置に位置決めされている。イエロー現像器20Yは、内
に収容したイエロートナーを送り込み機構により、時計
方向に回転する塗布ローラ20Yrに供給し、塗布ロー
ラ20Yrがこれと当接した時計方向に回転する現像ス
リーブ21Ysに供給し、そのトナーを現像スリーブ2
1Ysの外周に圧接された塗布ブレード21Ybによっ
て規制して、現像スリーブ21Ysの外周上に薄層のト
ナー層に塗布し、かつトナーに摩擦帯電電荷を付与す
る。現像器20Yは、そのトナーを感光ドラム15と対
向した現像部に搬送して、現像スリーブ21Ysに現像
バイアスを印加することにより、感光ドラム15上に形
成された潜像をイエロートナーにより現像して、イエロ
ートナー像として可視化するようになっている。
【0032】マゼンタ現像器20M、シアン現像器20
Cにおいても、上記と同様なメカニズムで現像を実施す
るようになっている。また、各現像器20Y〜20Cの
現像スリーブは、各現像器20Y〜20Cが現像位置に
移動されたときに、プリンタ本体に設けられたそれぞれ
の現像用高圧電源および駆動手段と接続され、各現像器
ごとに現像スリーブに対し順次選択的に電圧が印加さ
れ、また現像スリーブの駆動が開始される。
【0033】回転現像器20Y〜20Cは、現像動作の
終了後、反時計方向に約60°回転して停止される。こ
の60°回転したそれぞれの位置が、現像器20Y〜2
0Cそれぞれのホームポジションである。このホームポ
ジション位置は、現像器20Y〜20Cのいずれの現像
スリーブも感光ドラム15に当接しない位置であり、不
用意に各現像器20Y〜20C内のトナーにより感光ド
ラム15が汚されるのを防止でき、また、各現像器20
Y〜20C内のトナーがお互いに他の現像器に付着、侵
入して、トナーの混色を起こすことを防止できる。
【0034】また、ホームポジション位置では、各現像
器20Y〜20Cの現像スリーブがプリンタ本体側のス
リーブ駆動手段から退避するので、ブラック現像器21
Kが現像動作中の各現像器20Y〜20Cが不用なとき
に、各現像器20Y〜20Cに駆動が伝達されず、トナ
ーを不用に撹拌することがなくなって、トナーの劣化を
防止できるとともに、現像器20Y〜20Cの交換の作
業性も向上する。
【0035】中間転写体9は、画像形成動作時、感光ド
ラム15の外周速度と同期して図の時計回りに回転し、
感光ドラム15上に順次形成される4色のトナー像を4
回にわたって重ね合わせて一次転写し、その中間転写体
9上に一次転写された4色のトナー像を、中間転写体9
に搬送された転写材2上に二次転写するように使用され
る。
【0036】本実施例において、中間転写体9は、高剛
性の導電性円筒体である直径180mmのアルミニウム
シリンダー12の外周面を、ウレタンやNBR、EPD
M等からなる中抵抗ゴム層11aと、その上のPTFE
やPVDF等のフッ素樹脂からなる離型層11bとによ
り被覆した円筒ドラムに構成されている。この中間転写
体9は、図2に示すように、その両端に設けられた1対
のフランジ9a、9bを、ボールベアリング9cを介し
てフランジ9a、9bの中心を通る回転軸9dに取り付
けることにより、回転軸9dの回りに回転自在に支持さ
れている。一方のフランジ9aには、レーザスキャナに
よって潜像を描き出す際のトップ信号を出力するための
トッププラグ9eが設けられている。
【0037】中間転写体9は、図示しない加圧機構によ
り感光ドラム15に圧接され、図4に示すように、感光
ドラム15との間に一次転写部T1を構成している。こ
の中間転写体9と感光ドラム15の当接圧をFとする。
【0038】本発明では、このように、中間転写体9を
感光ドラム15に圧接して、その圧接で生じる摩擦力に
より、中間転写体9を感光ドラム15の回転に従動して
回転させる。この圧接により生じる感光ドラム15と中
間転写体9のニップ部内では、図3に示すように、感光
ドラム15の周速vと中間転写体9の周速Vが常に一致
するので(v=V)、感光ドラム15上のトナー像をマ
ゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの順で中間転写体
9上にずれることなく一次転写することが可能となる。
【0039】クリーナブレード16は、上述したよう
に、クリーナ容器14内に取り付けて設置されている。
クリーナブレード16は、トナー像の一次転写が終了し
た感光ドラム15に当接して、感光ドラム15上の転写
残りのトナーを除去するためのもので、除去されたトナ
ーは、クリーナ容器14内に廃トナーとして蓄えられ
る。クリーナ容器14の廃トナー収容量は、感光ドラム
15の寿命より早く廃トナーで一杯にならないだけの大
きさを有しており、従ってクリーナ容器14は感光ドラ
ム15の寿命交換時に、同時に一体で交換処理される。
このクリーナブレード16と感光ドラム15との当接圧
をf2 とする。
【0040】プリンタ本体の下部に、複数枚の転写材2
を収納したカセット1が着脱自在に設置されている。こ
のカセット1と、その長手方向奥側の一端近くの給紙ロ
ーラ3、給送ローラ4および重送防止用のリタードロー
ラ5と、その上の給紙ガイド板6および搬送ローラ7
と、中間転写体9の下部の手前位置のレジストローラ8
とを主に、転写材2の給紙部が構成される。
【0041】画像形成時、給紙ローラ3が画像形成動作
に応じて回転して、カセット1内の転写材2を1枚づつ
分離して送り出し、その転写材2はガイド板6、搬送ロ
ーラ7を経てレジストローラ8に至る。レジストローラ
8は所定のシーケンスで、転写材2を静止して待機させ
る非回転動作と、転写材2を中間転写体9と転写ローラ
10とが対向した二次転写部T2へ向けて搬送する回転
動作とを行ない、中間転写体9上に形成されるトナー像
と転写材2との二次転写部での位置合わせを行なう。
【0042】転写ローラ10は、金属軸を中抵抗の発泡
弾性体で被覆してなっており、中間転写体9に対して離
接自在に設置され、かつ回転自在に設置されている。本
実施例では、転写ローラ10の回転は、駆動手段により
行なわれる。
【0043】この転写ローラ10は、一次転写部T1で
感光ドラム15上のトナー像を中間転写体9上に転写し
ている間、その画像を乱さないように、図に実線で示す
ように下方に位置して、中間転写体9から離れている。
中間転写体9上に4色のトナー像の転写が終了した時点
で、転写ローラ10は、中間転写体9上の4色のトナー
像および転写材2の先端が二次転写部T2に至るタイミ
ングに合わせて、図示しないカムにより、図に点線で示
すように上方に位置して、転写材2を挟み込んで中間転
写体9に所定の圧で当接する。この転写ローラ10と中
間転写体9の当接圧をf4 とする。
【0044】転写ローラ10には当接と同時に、中間転
写体9上の4色のトナー像を転写材2に一括して二次転
写するために、二次転写電圧が印加される。中間転写体
9と転写ローラ10とに挟まれた転写材2は、4色のト
ナー像を転写されながら、中間転写体9と転写ローラ1
0の回転により、図の左方向に所定の速度で搬送され、
次工程の定着部25に向けて送られる。
【0045】中間転写体9の二次転写部T2の下流側
に、帯電ローラ40aを有するクリーニング部材40が
設置されている。この帯電ローラ40aはホルダー40
bに設置され、図示しないカム機構により所定のタイミ
ングで中間転写体9に当接して、二次転写が終了した中
間転写体9上に残ったトナーを逆極性に、つまりプラス
に帯電するようになっている。帯電ローラ40aには図
示しない電極を介して、トナーの帯電極性をプラス極性
にするためのクリーニング電圧が印加される。この帯電
ローラ40aと中間転写体9の当接圧をf5 とする。
【0046】中間転写体9のクリーニングは、この帯電
によって中間転写体9上の二次転写残りのトナーをプラ
ス極性に帯電して、その二次転写残りのトナーが一次転
写部T1に搬送されたときに、中間転写体9からマイナ
ス帯電している感光ドラム15に逆転写させて、感光ド
ラム15のクリーナブレード16により除去し、クリー
ナ容器14に回収するものである。
【0047】定着部25は、二次転写部T2の左方向、
回転現像器20Y〜20Cの下方に設置されている。定
着部25は、図1に示すように、4色のトナー像を転写
された転写材2に熱を加える定着ローラ26と、転写材
2を定着ローラ26に圧接させる加圧ローラ27とを備
えており、各ローラ26、27は中空ローラに形成さ
れ、それぞれ内にヒータ28、29を備えている。
【0048】定着ローラ26、加圧ローラ27はともに
回転駆動され、挟持した転写材2を上下から駆動して搬
送し、その搬送の間に転写材2に熱および圧力を加え
て、トナーの混色および転写材2への固定を行なう。
【0049】本発明のプリンタによるカラーの画像形成
動作を説明する。図4に示すように、給紙ローラ3が回
転してカセット1内の転写材2が1枚分離され、レジス
トローラ8へと送られる。
【0050】一方、感光ドラム15が外周速度75.4
mm/秒で回転し、これに従動して中間転写体9が正確
に外周速度75.4mm/秒で回転する。感光ドラム1
5は直径60mmなので、60π/75.4=2.5秒
で1回転し、中間転写体9は直径180mmなので、1
80π/75.4=7.5秒で1回転し、感光ドラム3
が3回転する間に中間転写体9が正確に1回転する。
【0051】さて、図4に示すように、中間転写体9に
設けられたフラグ9eの端面Sが、プリンタ本体側に設
けられた図示しないセンサーの位置Qを通過した時点
で、画像描き出し信号が出力されて、一次帯電ローラ1
7により表面を均一に帯電された感光ドラム15が、ス
キャナ部30により固定ブラック現像器21Kの現像位
置の手前のEの位置でレーザ露光を受けて、1色目の潜
像の形成が開始される。
【0052】上述のように、中間転写体9と感光ドラム
15の外径は整数比(3:1)であり、また中間転写体
9と感光ドラム15の周速は同一であるので、中間転写
体上のフラグ9eの位置を基準として画像を描き始める
ことにより、感光ドラムと中間転写体上の画像位置は常
に一致する。画像は中間転写体9に対してS点を先頭に
して反時計回りに形成されていく。
【0053】上記のようにして、まず、感光ドラム15
上に第1色目のイエローの潜像を形成する。これと同時
にイエロー現像器20Yを駆動し、その現像スリーブに
感光ドラム15の帯電極性と同極性、かつ略同電位の現
像バイアスを印加して潜像を現像し、イエロートナー像
に形成する。そして感光ドラム1と中間転写体9とが当
接した一次転写部T1において、そのイエロートナー像
を中間転写体9上に、中間転写体9にイエロートナーと
逆極性の一次転写バイアスを印加して一次転写する。
【0054】A3サイズのカラー画像の場合、その画像
の長さは420mmであり、このA3サイズの画像に対
応した中間転写体9上のトナー像Tが形成される部分
を、図4の中間転写体9に点SからL1までの実線で示
す。中間転写体9上の位置L1が一次転写部T1を過ぎ
ると、つまりイエロートナー像の中間転写体9への転写
が終了すると、現像ロータリー23が時計方向に回転し
て、次のマゼンタ現像器20Mが回転し、感光ドラム1
5に対向した現像位置に位置決めされる。
【0055】次いで、中間転写体9の外周上の点S(イ
エロートナー像の先端)が1周して、前記のセンサー位
置Qに来たときに、イエローのときに同様にして、感光
ドラム15上に2色目のマゼンタ画像の潜像形成を開始
して、それをマゼンタ現像器20Mにより現像して、感
光ドラム15上にマゼンタトナー像を形成する。そのマ
ゼンタトナー像を、同様に、一次転写部T1で中間転写
体9上にイエロートナー像に重ねて転写する。中間転写
体9上の位置L1が一次転写部T1を過ぎて、マゼンタ
トナー像の中間転写体9上への転写が終了すると、現像
ロータリー23が時計方向に回転して、次のシアン現像
器20Cが回転移動し、感光ドラム15に対向した現像
位置に位置決めされる。
【0056】中間転写体9の外周上の点S(イエロート
ナー像/マゼンタトナー像の先端)がさらに1周して、
図のQの位置に来たときに、同様に、感光ドラム15上
に3色目のシアン画像の潜像を形成し、それをシアン現
像器20Cで現像して、感光ドラム15上にシアントナ
ー像を形成する。同様に、そのシアントナー像を一次転
写部T1で中間転写体9上に、イエロートナー像および
マゼンタトナー像に重ねて転写する。中間転写体9上の
位置L1が一次転写部T1を過ぎて、シアントナー像の
中間転写体9上への転写が終了すると、現像ロータリー
23が時計方向に60°回転する。これにより、感光ド
ラム15に対向した現像位置に、回転現像器20Y〜2
0Cのいずれもが存在しないようにする。
【0057】次いで、中間転写体9の外周上の点S(イ
エロートナー像/マゼンタトナー像/シアントナー像の
先端)がさらに1周して、図のQの位置に来たとき、同
様に感光ドラム15上に4色目のブラック画像の潜像を
形成し、それをブラック現像器21Kにより現像して、
感光ドラム15上にブラックトナー像を形成する。その
ブラックトナー像を一次転写部T1で中間転写体9上に
イエロー、マゼンタおよびシアンのトナー像に重ねて転
写する。
【0058】以上により、中間転写体9上にイエロー、
マゼンタ、シアンおよびブラックの4色のトナー像を重
ねたカラー画像が形成される。このとき、本発明では、
中間転写体9を感光ドラム15に従動回転させているの
で、感光ドラム15と中間転写体9の周速度を一致させ
ることができ、従って、4色のトナー像を中間転写体9
上にずれることなく重ね合わせて転写でき、転写材上に
色ずれのない鮮明な高品質のカラー画像を得ることがで
きる。
【0059】ちなみに、中間転写体9を駆動ギア等によ
り駆動した場合には、中間転写体9等の外径と駆動ギア
の精度を本発明と同等となるように設計しても、ゴム層
からなる中間転写体9の外径寸法の変化や中間転写体9
と感光ドラム15との当接圧のばらつきなどによりニッ
プ量がばらつき、ニップ部内での感光ドラム15の周速
vと中間転写体9の周速Vを一致させることができず、
そのため、中間転写体9上の4色のトナー像がずれてし
まい、品質の高い画像は得られなかった。
【0060】またギア駆動の場合には、ギア精度の不良
やギア中心間距離のばらつき等により、画像のピッチむ
ら等も顕著になってしまった。本発明のように、中間転
写体9を感光ドラム5による摩擦駆動とするとすること
により、画像のピッチむらも防止することができ、画像
品質をより向上させることができる。
【0061】上記のブラックトナー像の中間転写体9へ
の転写が終了する前、中間転写体9上の点Sが二次転写
部T2に到達する直前の時点で、レジストローラ8で待
機させておいた転写材2を、中間転写体9上の点Sとタ
イミングを合わせて二次転写T2に送り出す。これと同
時に転写ローラ10をカム機構で上方に移動させて、二
次転写T2に送られた転写材2を中間転写体9との間で
挟み込んで圧接し、さらに、これと合わせて転写ローラ
10にトナーと逆極性のバイアスを印加して、中間転写
体9上の4色のトナー像を転写材2上に一括して二次転
写する。
【0062】この二次転写が開始されたら、クリーニン
グ帯電ローラ40aをカム機構により上昇して、転写が
終了した中間転写体9の点Sに帯電ローラ40aが当接
され、中間転写体9上に残った二次転写残りのトナーが
プラス極性に帯電される。その中間転写体9上のプラス
極性に帯電したトナーは、一次転写部T1で感光ドラム
15に逆転写され、感光ドラム15のクリーナブレード
16によりクリーナ容器14に回収される。
【0063】二次転写部T2を経て4色のトナー像を転
写された転写材2は、中間転写体9から分離されて定着
部25へ搬送され、トナーの定着を行なった後、3箇所
の排出ローラ対34、35、36を通って、プリンタ本
体上部の排出トレイ37へ画像面を下向きにして排出さ
れ、一連のカラー画像形成動作を終了する。
【0064】上記のカラー画像形成動作中、感光ドラム
15には一次帯電ローラ17や現像器20Y〜20Cな
どが当接し、また離間し、中間転写体9には転写ローラ
10やクリーニング帯電ローラ40aなどが当接し、ま
た離間し、感光ドラム15および中間転写体9に対する
負荷を変動させている。感光ドラム15と中間転写体9
への大きな負荷変動は、感光ドラム15と中間転写体9
の当接位置をずらしたり、回転速度を変動させてしま
い、画像品質を低下させる要因となる。
【0065】そこで、本発明では、感光ドラム15と中
間転写体9との当接圧Fを、感光ドラム15と一次帯電
ローラ17との当接圧f1 、感光ドラム15とそのクリ
ーナブレード17との当接圧f2 、感光ドラム15と回
転現像器20Y〜20Cとの当接圧f3b、固定現像器2
1Kとの当接圧f3aのうちの最大の当接圧f3 、中間転
写体9と転写ローラ9との当接圧f4 、中間転写体9と
そのクリーニング帯電ローラ40aとの当接圧f5 の合
計に対し、F>f1 +f2 +f3 +f4 +f5と大きく
設定した。
【0066】従って、感光ドラム15と中間転写体9へ
の負荷変動があっても、感光ドラム15と中間転写体9
との間の当接圧は負荷変動よりも十分に大きいので、当
接部の位置のずれや回転速度の変動を生じることがない
ので、ピッチむらや色ずれなく鮮明な高品質のカラー画
像を得ることができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
中間転写体の回転を像担持体の従動回転としたので、像
担持体と中間転写体の周度を一致させることができ、像
担持体から複数色のトナー像を中間転写体上にずれるこ
となく重ね合わせて転写できる。その結果、中間転写体
上の複数色のトナー像の転写材上への転写により、色ず
れのない鮮明な高品質のカラー画像を得ることができ
る。また、画像形成装置の中間転写体等が必ずしも高精
度でなくとも、安定して高品質の画像が得られるので、
装置の製造コストの低減、組立性の向上、メンテナンス
性の向上等を図ることができる。さらに、画像品質にと
って重要なピッチむらを低減する効果もある。
【0068】さらに、像担持体と中間転写体との当接圧
Fを、像担持体と一次帯電手段との当接圧f1 、像担持
体とそのクリーニング手段との当接圧f2 、像担持体と
複数色の現像器との当接圧のうちの最大の当接圧f3
中間転写体と転写手段との当接圧f4 、中間転写体とそ
のクリーニング手段との当接圧f5 に対し、F>f1
2 +f3 +f4 +f5 とすることにより、像担持体と
中間転写体への負荷変動があっても、像担持体と中間転
写体との対向部の位置ずれや回転速度の変動を生じるこ
とがないので、色ずれのない鮮明な高品質な画像をより
安定して得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー画像形成装置の一実施例にかか
るカラーレーザプリンタの構成を示す断面図である。
【図2】図1のプリンタに設置された中間転写体を示す
斜視図である。
【図3】図1のプリンタにおける圧接状態の像担持体と
中間転写体とを示す断面図である。
【図4】図1のプリンタの画像形成動作を示す断面図で
ある。
【図5】従来のカラーレーザプリンタの構成を示す断面
図である。
【符号の説明】
9 中間転写体 10 転写ローラ 11a 中抵抗ゴム層 11b 離型層11b 12 アルミニウムシリンダー 15 感光ドラム 16 クリーナブレード 17 一次帯電ローラ 20Y〜20C 回転現像器 21K 固定現像器 40a クリーニング帯電ローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する像担持体上に複数色の可視画像
    を順次形成し、像担持体上の複数色の可視画像を像担持
    体と当接した回転する中間転写体上に順々に重ね合わせ
    て転写し、中間転写体上の複数色のトナー像を一括して
    転写材上に転写してカラー画像を得るカラー画像形成装
    置において、前記中間転写体は像担持体に圧接されてお
    り、その圧接にともなう像担持体との摩擦力により、中
    間転写体が像担持体の回転に従動して回転することを特
    徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記中間転写体は、高剛性の導電性円筒
    体と、その外周面上に設けられた中抵抗のゴム層と、そ
    の外周面上に設けられた離型層とからなる請求項1のカ
    ラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 回転する像担持体に当接してこれを帯電
    する一次帯電手段と、像担持体の帯電と露光を繰り返す
    ことにより像担持体上に順次形成された各色の潜像を、
    像担持体にその都度、当接して対応した色の現像剤で順
    に現像する複数色の現像器と、像担持体と当接して、現
    像により得られた複数色の可視画像が順々に重ね合わせ
    て転写される、回転する中間転写体と、転写了後の像担
    持体に当接して、像担持体上に残留した転写残りのトナ
    ーを除去するクリーニング手段と、中間転写体に当接し
    てその当接部に供給された転写材上に、中間転写体上に
    重ね合わせて転写された複数色の可視画像を一括して転
    写する転写手段と、転写後の中間転写体に当接して、中
    間転写体上に残留した転写残りのトナーを逆極性に帯電
    するクリーニング手段とを備えたカラー画像形成装置に
    おいて、前記像担持体と中間転写体との当接圧をF、像
    担持体と一次帯電手段との当接圧をf1 、像担持体とそ
    のクリーニング手段との当接圧をf2 、像担持体と複数
    色の現像器との当接圧のうちの最大の当接圧をf3 、中
    間転写体と転写手段との当接圧をf4 、中間転写体とそ
    のクリーニング手段との当接圧をf5 とすると、 F>f1 +f2 +f3 +f4 +f5 であることを特徴とするカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記中間転写体は像担持体に圧接され、
    その圧接にともなう像担持体との摩擦力により、中間転
    写体が像担持体の回転に従動して回転する請求項3のカ
    ラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記中間転写体は、高剛性の導電性円筒
    体と、その外周面上に設けられた中抵抗のゴム層と、そ
    の外周面上に設けられた離型層とからなる請求項3また
    は4のカラー画像形成装置。
JP8017087A 1996-01-05 1996-01-05 カラー画像形成装置 Pending JPH09185212A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6775500B2 (en) * 2002-07-12 2004-08-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Liquid image forming system and method for forming image using the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6775500B2 (en) * 2002-07-12 2004-08-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Liquid image forming system and method for forming image using the same

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