JPH09185161A - 低光学ドットゲインカラー校正複合材料 - Google Patents

低光学ドットゲインカラー校正複合材料

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JPH09185161A
JPH09185161A JP8282169A JP28216996A JPH09185161A JP H09185161 A JPH09185161 A JP H09185161A JP 8282169 A JP8282169 A JP 8282169A JP 28216996 A JP28216996 A JP 28216996A JP H09185161 A JPH09185161 A JP H09185161A
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JP
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color
layer
photosensitive
adhesive
adhesive layer
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JP8282169A
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English (en)
Inventor
Bruce W Weeks
ブルース・ウィリアム・ウィークス
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3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F3/00Colour separation; Correction of tonal value
    • G03F3/10Checking the colour or tonal value of separation negatives or positives

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明により、水性現像可能な前増感カラー
校正成分、特に、改良されたラミネート性および低光学
ドットゲインを有するカラー校正複合材料を有する構造
体に用いられる透明接着剤薄層を含むカラー校正成分を
提供する。 【解決手段】 本発明は、(a)剥離可能なキャリヤ、(b)
感光性カラー層、および(c)ガラス転移温度20〜40℃を
有し、アクリレート、メタクリレート、酢酸ビニル、お
よびそれらの混合物から成る群から選択される感熱接着
剤を含有する熱活性無色接着剤層を含むカラー校正成分
であって、該接着剤層が厚さ0.5〜3.0μmを有するカラ
ー校正成分に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水性現像可能な前増
感カラー校正成分に関する。特に、本発明は、改良され
たラミネート性および低光学ドットゲイン(dot gain)を
有するカラー校正複合材料を有する構造体に用いられる
透明接着剤薄層を含むカラー校正成分に関する。
【0002】
【従来の技術】色の再現において、グラフィックアート
色分離ネガの色精度は一般に、対応する印刷版を作製す
る前にカラー校正システムを用いて検定される。カラー
校正システムは、最終カラープリントと一致した画像を
提供しなければならない。網点保留は最終画像の演色性
に重要な役割を果たすことは当業者に公知である。ドッ
トゲインは物理的作用および光学的作用の両方から得ら
れ、物理的ゲインはドットサイズの実際の物理的変化で
あり、光学的ゲインは網点(halftone dot)の周りの上記
複合材料内での内部反射による光学的エンハンスメント
である。物理的および光学的ドットゲインによる僅かな
ドット再現曲線の変化は、目視による色知覚に大きな変
化を起こし得る。従って、カラー校正システムを用いる
場合、カラープレスシートに妥当に適合するのに物理的
作用および光学的作用の両方によるパーセントドット生
長を考慮に入れなければならない。
【0003】様々な異なる種類のカラー校正システムが
文献に開示されている。デジタル校正システムおよび従
来の校正システムが市販されている。デジタルシステム
では、デジタル化データをカラー校正材料に直接画像形
成するのに用いられる。しかしながら、グラフィックア
ート色分離フィルムの色精度を検定する場合には、従来
の校正システムが主に用いられる。従来のカラー校正シ
ステムは2つのタイプ:オーバーレイおよび重ね刷り(s
urprint)から成る。
【0004】オーバーレイシステムは、透明基材上に表
示色を可視化するのに便利で迅速な方法を提供する。典
型的オーバーレイフィルム構造体には、ポリエステル基
材および感光性カラー層を含む。要すれば、感光性カラ
ー層上に保護層を含んでもよい。カラー校正は、表示す
る各カラー校正フィルムの個々の画像形成および現像に
より構成される。カラー画像形成フィルムは次いで互い
に製紙原料上に位置合せをして置く。この方法は2以上
の色を位置合せ状態に組合せる非常に簡単な方法を提供
するけれども、本質的に様々な不都合を有する。複数の
プラスチックシートが入射光を内部で反射させ、光沢、
色相のシフト、光学ドットゲインおよび最終画像の歪み
を起こす。反射防止被膜はその校正刷りの視覚による認
識を改善するが、各有色画像間の厚いポリエステルの存
在により、最終画像の視覚的歪みおよび非常に高い光学
ドットゲインを起こす。この種の構造体の例が、米国特
許第3,136,637号、同4,304,836号、同4,482,625号、同
4,634,652号、同4,748,101号、同4,952,482号および同
5,258,261号に開示されている。
【0005】重ね校正刷りは、逐次異なる色の層を単一
シートの互いの上に重ね合せることにより形成される。
重ね刷りカラー校正材料は2種の主な種類:感光性プレ
カラードシートと顔料、インクまたは染料を用いて調色
され得る感光性無色シート:とがある。ポスト-カラー
ド校正材料のいくつかの例が、米国特許第3,060,024
号、同3,634,087号および独国特許第3,336,431号に開示
されている。その粘着性付与画像は一般に弱く、しばし
ば保護層を必要とする。更に、得られる色相は、色濃度
制御、着色剤のロット変化およびカラー汚染を生じるト
ナーのダスティング(dusting)によるユーザー依存性が
非常に高い。静電システムには、非常に高経費となり得
るより高性能装置および環境制御が必要である。
【0006】プレカラード校正システムの例には、画像
形成した後に受容体または中間シートにラミネートする
感光性構造体、典型的にはラミネート位置合わせシステ
ム(lamination-in-register system)と呼ばれるものを
含む。この種のシステムの代表例は、米国特許第4,482,
625号および同4,304,836号に開示されている。このシス
テムは、ラミネート速度および温度、フィルムおよび受
容体の寸法安定性に依存する位置合せ状態にラミネート
される画像形成フィルムを必要とする。位置合せの精度
は、熱ラミネート工程時に画像の完全な整合を保持する
ことが困難であることにより、より小さいフォーマット
校正刷りに限定される。たとえ比較的厚く軟らかい受容
層をその画像を封入するのに用いても、ラミネート条件
を注意深く選択しなければ、空気が画像および受容層の
間に取り込まれ、画像の歪みを引き起こす。
【0007】他の種類のプレカラード校正システムに
は、連続的にラミネート、露光および現像が行われる前
増感有色シート(presensitized colored sheet)が含ま
れる。この方法は、感光性フィルムが上記複合材料にラ
ミネートした後に露光されるので、ラミネート位置合わ
せを必要としない。この種のカラー校正システムが米国
特許第3,671,236号に開示されており、平滑剥離表面、
ジアゾ増感カラー層および感圧接着剤を被覆してもよい
非光活性バリヤー層を有するキャリヤーシートを含むネ
ガ型前増感カラー校正成分を用いる。米国特許第4,656,
114号には、上記感圧接着剤の代わりに熱活性接着剤を
用いるこの感光性成分の改質が開示されている。このシ
ステムの現像媒質は、n-プロパノールおよび水の50:50
混合物である。上記バリヤー層は、画像用のキャリヤー
として存在し、上記接着剤および光活性層の間の相互作
用を低減する。米国特許第4,650,738号、同4,751,166
号、同4,808,508号、同4,929,532号および同5,008,174
号、欧州特許第365,356号および同365,357号特許出願に
は、ジアゾをベースとする光活性層および接着剤の間の
バリヤー層の必要性を排除することによる、この構造体
の改良が開示されている。米国特許第4,596,757号およ
び同5,248,583号には、上記ジアゾニウムバインダーの
代わりに感光性ポリマー系を用いることによる米国特許
第3,671,236号に開示の構造体の更なる改良が開示され
ている。カラー校正複合材料は連続的にラミネートし、
露光し、および耐現像剤性基材上で現像することにより
構成される。この方法を、全ての所望の画像が上記基材
上に形成されるまで、異なるカラー校正成分で繰り返
す。形成された画像は、現像後に上記複合材料の上面に
配置されたレリーフ画像である。多色校正の作成におい
て、形成されたレリーフ画像は、上記方法において次に
ラミネートされたカラー校正成分の接着剤層により封入
される。上記接着剤層は上記レリーフ画像をオーバーレ
イする保護層を提供するだけでなく、上記校正複合材料
内の内部反射による光学ドットゲインも付与する。上記
光学ドットゲインを低下しようとして接着剤層厚さを小
さくすると、ラミネート寛容度およびラミネート性が上
記画像および次のカラー校正成分のラミネートの間の空
気の取り込みにより低下する。この空気の取り込みによ
り、最終校正複合材料中に望ましくない画像の歪みを生
じる。
【0008】米国特許第5,248,583号には、接着剤中に
ポリビニルエーテル柔軟剤を導入して低接着剤厚さでの
ラミネート性を改良するポジ型カラー校正システムが開
示されている。たとえラミネート性が改良されても、こ
のシステムのラミネート寛容度は狭く、ラミネート条件
の注意深い制御が必要である。米国特許第5,176,973号
には、上記基材上にラミネートされた第1カラー校正成
分の接着剤層がより厚く、かつ白色粒子、例えば二酸化
チタンを含有するシステムが開示されている。上記白色
粒子はより厚い接着剤のハレーション作用を低減し、従
ってそのドットゲインを低下する。上記より厚い接着剤
層は、より薄い接着剤層を有するカラー校正成分の次の
ラミネート用のクッションを提供する。このクッション
作用(cushioning effect)は、ラミネート性を改良する
ラミネート工程時のより良好な接触を提供するのを補助
する。より厚い接着剤層の導入により、ラミネート寛容
度およびラミネート性の両方を改良するが、上記接着剤
層への上記白色粒子の導入は、その特定カラー校正成分
の位置を第1位置に限定する。従って、色順序の選択が
限定される。上記複合材料中の有色画像位置は、上記校
正刷の全体の演色性に影響を与え、上記色順序を印刷機
に適合するように選択するのに柔軟性を有することが望
ましい。上記複合材料校正刷の所望のバックグラウンド
の色、例えば市販のリソグラフ用の比較的白色の基材お
よび新聞用のより黄色の基材も、模擬試験されるプリン
トの種類に依存して変化する。上記白色粒子の導入は、
異なる色の特徴を有する白色粒子層を供給することを必
要とする紙基材の下にある色をシフトし、これは経費が
高く、かつ特定色の材料の増加した残留量も必要とす
る。
【0009】工業的に色順序を選択するのに柔軟性を有
し、かつラミネート寛容度およびラミネート性を損なう
ことなくより低いドットゲインを提供するカラー校正シ
ステムに対する継続的要求がある。この要求は、非常に
低ドットゲインの印刷を可能とする印刷機の技術的有用
性に関して益々重要となってきた。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の順序で
(a)剥離可能なキャリヤ、(b)感光性カラー層、(c)要す
れば用いられるバリヤー層、および(d)ガラス転移温度2
0〜40℃を有し、アクリレート、メタクリレート、酢酸
ビニル、およびそれらの混合物から成る群から選択され
る感熱接着剤を含有する熱活性無色接着剤層、を含む単
一シートカラー校正成分であって、該接着剤層が厚さ0.
3〜3.0μm、好ましくは0.5〜2.5μmを有する単一シート
カラー校正成分を提供する。上記感光性カラー層は、ネ
ガ型であってもポジ型であってもよい。
【0011】本発明の他の態様では、ガラス転移温度20
〜40℃を有、かつアクリレート、メタクリレート、酢酸
ビニル、コポリマー、およびそれらの混合物から成る群
から選択される感熱接着剤を含有する多数の無色接着剤
層間に挿入された多数のハーフトーン画像を形成した基
材を含むカラー校正複合材料をであって、該接着剤層が
厚さ0.3〜3.0μmを有し、該カラー校正複合材料が光学
ドットゲイン10〜22%(低い値は不透明受容体基材に生
じる傾向があり、透明受容体基材では好ましくは15〜22
%である)を有するカラー校正複合材料を提供する。
【0012】以下の工程: (i)感熱接着剤層による熱および圧力を用いて第1のカ
ラー校正成分を耐現像剤性受容体にラミネートする工
程; (ii)キャリヤーシートを除去する工程; (iii)感光性カラー層の色に対応する色分離を通して感
光性カラー層を化学線に露光して、潜像を形成する工
程; (iv)上記潜像を水性アルカリ現像媒質により現像し、感
光性カラー層の非画像領域およびバリヤー層を除去する
工程; (v)感光性カラー層中に異なる着色剤を有する別の感光
性カラー校正成分を現像第1感光性カラー校正成分にラ
ミネートする工程; (vi)各カラー校正成分が異なる色または目視テクスチャ
ーを有する前述の別のカラー校正成分を用いて工程(v)
および(ii)〜(iv)をその順に繰り返して、単一基材上に
多色画像を提供する工程;を行うことにより単一受容体
上の多色画像が得られる。
【0013】前述のカラー校正成分は、多色校正複合材
料を製造するのに用いられる全てのラミネート可能な感
光性成分用に用いられてもよい。更に、前述のカラー校
正成分は、画像上をラミネートされた別のラミネート感
光性成分として用いられてもよい。通常、レリーフ画像
は存在しないので、第1ラミネートでのラミネート性に
関する問題は起こらない。
【0014】前述の感光性成分を用いて米国特許第4,59
6,757号、同4,650,738号、同4,808,508号、同4,929,532
号、同4,937,168号、および欧州特許第294,665号および
欧州特許第403,128号特許出願に開示の方法により、単
一基材上の多色画像を得るためにその他の方法が使用さ
れ得ることが当業者に理解されている。
【0015】本発明は、以下の順序で(a)剥離表面を有
するキャリヤ、(b)感光性カラー層、(c)要すれば用いら
れるバリヤー層、および(d)ガラス転移温度40℃以下、
好ましくは35℃以下および要すれば透明性を有する熱活
性接着剤、を含む感光性単一シートカラー校正成分を提
供する。好ましくは、それは(接着性のために)極性を
有するべきである。
【0016】上記接着剤層の厚さは、最終カラー校正複
合材料に観察される光学ドットゲインに正比例する。接
着剤厚さが小さいほど光学ゲインは低い。印刷機はより
有効となるので、上記印刷機のドットゲインは着実に減
少し、従ってより低いドットゲイン曲線を正確に再現し
得る校正システムに対する要求が生じる。
【0017】カラー校正複合材料は、第1にカラー校正
成分を受容体にラミネートし、色分解を通して画像形成
し、潜像を現像して上記受容体上に有色画像を形成する
ことによって作製される。次いで、最終カラー校正複合
材料が形成されるまで別の色にこの順序の工程を繰り返
すことにより、異なる色の画像を第1有色画像の上部に
形成する。第1の色を直接、基材の比較的平滑な表面に
ラミネートする。従って、接着剤選択に対するの主な理
由は、基材に対する適当な接着性および耐現像液性であ
る。第1ラミネートカラー成分の接着剤層の厚さは、そ
の接着剤の性能に大きな悪影響を与えない程度に小さく
してもよい。しかしながら、異なる色の次のラミネート
において、接着剤を起伏のある表面により空気の取り込
みを生じ得るレリーフ画像をラミネートする。上記空気
の取り込みは、時にはマイクロバブルとして表される。
マイクロバブルは、マイクロバブルの空気/接着剤界面
での入射光を散乱することにより、下部の有色画像の濃
度を減少する。上記接着剤被覆重量が600〜800mg/ft2
場合、マイクロバブルは通常存在しない。しかしなが
ら、上記接着剤被覆重量が300〜500mg/ft2と低い場合、
マイクロバブルは不適格な量に増加する。
【0018】本発明において、これらの接着剤を、マイ
クロバブルがかなり少ない状態で被覆重量が50〜200mg/
ft2で被覆されてもよい。接着剤被覆重量が小さいほ
ど、複合材料カラー校正刷中で観察された全体のドット
ゲインは10〜22%と小さくなる。走査型電子顕微鏡を用
いる分析により、上記接着剤被膜が、目視できるマイク
ロバブルを有するカラー複合材料に見られるようにくぼ
んだ気泡上をブリッジするより、下部レリーフ画像の非
画像領域内でつぶれていることを示している。
【0019】接着フィルムを第1の下のハーフトーン画
像上に用いるので、上記第1の下の画像上のドットおよ
び被覆後接着フィルム(例えば、次の下の画像層と共
に)の間に空気が取り込まれ得る。ドット間のバブルと
しての空気の存在は、空気/フィルム界面での反射およ
び屈折の別の領域を形成する。本発明の特性を有する接
着剤の薄層の使用は、驚くべきことにバブルの形成を防
止または低減し、それにより校正材料に必要な極限光学
濃度を維持することを見い出した。
【0020】上記カラー校正成分のキャリヤーシートに
は、剥離表面が提供され、その剥離表面はキャリヤー自
体の表面が平滑であるかまたはキャリヤー上の表面剥離
層のいずれかであってもよい。その剥離表面の機能は、
キャリヤーシートおよび感光性カラー層の間の分離(par
ting)層として提供されることである。本発明に用いら
れる好ましい材料は、セルロースメチルエーテル、ポリ
ビニルピロリドンまたはポリビニルアルコール樹脂を含
有する剥離層を提供された1.5〜2.0ミル(3.7〜5.6cm)
ポリエステルフィルムである。剥離層の剥離特性は、界
面活性剤の添加により調節されてもよい。好ましい界面
活性剤には、アルキルアリールポリエーテルアルコール
類、例えばトリトン(TritonTM)X-100(ペンシルバニア
州フィラデルフィア(Philadelphia)のローム・アンド・ハ
ース(Rohm & Haas)から市販のオクチルフェノキシエ
タノール)、グリセリンおよびエトキシル化ヒマシ油を
含む。好ましい態様では、その界面活性剤が剥離層中に
層中の固形分の約0.1〜5重量%、より好ましくは0.5〜
2重量%で存在する。その他の成分、例えば成形抑制
剤、ハレーション防止染料、フィルター染料、溶剤、湿
潤剤等が加えられてもよい。更に、キャリヤーは平滑ま
たはテクスチャード(textured)表面を有してもよく、着
色剤またはUV吸収剤を含んでもよい。
【0021】感光性カラー層は、キャリヤーの剥離表面
上に被覆される。上記感光性カラー層はネガ型光不溶化
またはポジ型光可溶化材料(photosolubilizable)のどち
らであってもよい。ネガ型光不溶化材料は、感光性ポリ
マージアゾニウム塩または光重合性化合物をベースとし
てもよく、それらは当業者に公知である。好適なポリマ
ージアゾニウム塩には、p-ジアゾジフェニルアミンおよ
びホルムアルデヒドの縮合物(米国特許第2,714,066号
に開示)、およびスルホン酸メシチレン塩として沈殿し
た3-メトキシ-4-ジアゾ-ジフェニルアミンスルフェート
および4,4'-ビス-メトキシメチルジフェニルエーテルの
縮合物(米国特許第4,407,426号に開示)のような材料
が含まれる。好適な光重合性化合物には、多官能性(メ
タ)アクリレートを含有する光重合性ポリマー、オリゴ
マーまたはモノマーのような材料が含まれる。カラー校
正用途に有用な光重合性材料の例が、米国特許第5,248,
583号および同4,482,625号;および多数のペンダントエ
チレン性不飽和基を有するアルキルビニル-またはアリ
ールビニル-マレイン酸無水物部分エステルコポリマー
をベースとした光重合性オリゴマーを用いる同時係属出
願第08/429,9361号、エルマスリー(Elmasry)の名称「ア
クアス・デベロッパブル・カラー・プルーフィング・フレメ
ンツ(Aqueous Developable Color Proofing Element
s)」に開示されている。
【0022】ポジ型カラー校正成分に用いられる光可溶
化被膜は通常、ナフトキノンジアジド化合物をベースと
し、それも当業者に公知である。好適なジアジド類に
は、t-ブチルフェノールおよび6-ジアゾ-5,6-ジヒドロ
キシ-5-オキソ-1-ナフタレンスルホン酸のエステル(オ
ーベック(Ouebec)のセントジーン・サー・リチェリー(St.
Jean sur Richelieu)のセントジーン・フォト・ケミカル
ズ(St.Jean Photo Chemicals)社から市販);4-ベンゾ
イル-1,3-フェニレンおよび6-ジアゾ-5,6-ジヒドロキシ
-5-オキソ-1-ナフタレンスルホン酸のエステル(セント
ジーン・フォト・ケミカルズ(St.Jean Photo Chemicals)
社から市販);ビス-(3-ベンゾイル-4,5,6-トリヒドロ
キシフェニル)メタンおよび2-ジアゾ-1-ナフトール-4-
スルホン酸または2-ジアゾ-1-ナフトール-5-スルホン酸
のエステル(米国特許第4,407,926号)が含まれる。
【0023】上記感光性カラー層には、現像剤の強度に
依存する層の現像能力を調節するのに非酸性材料を含ん
でもよい。現像剤の強度を僅かに増大してより強いフィ
ルムを配合することは時には有用である。校正成分が自
動処理装置のブラシまたは現像パッドの機械的作用を受
ける場合には、これはより大きな寛容度を示す。現像能
力を調節するネガ型システム中の好ましい材料には、複
数のペンダントエチレン系不飽和重合性基を有する光重
合性化合物、例えば重量平均分子量約400〜1,500および
エチレン系不飽和重合性基少なくとも2個、より好まし
くはエチレン系不飽和重合性基少なくとも4個を有する
光重合性ポリマー、オリゴマーまたはモノマーを含む。
好適なエチレン系不飽和重合性基の例には、アクリロイ
ル、メタクリロイルおよびアクリルアミド基を含む。好
適なポリマー、オリゴマーまたはモノマーは当業者に公
知であり、非限定的に材料、例えばノボラックアクリレ
ート樹脂(即ち、ミズーリ州バーサイルズ(Versailles)
のエコー・レジンズ・アンド・ラボラトリー(Echo Resins
and Laboratory)から市販のエコー(EchoTM)310)、ポリ
オール類のアクリレートまたはメタクリレートエステル
(即ち、ポリブタンジオールジアクリレート、ジペンタ
エリトリトールペンタアクリレート、ペンタエリトリト
ールテトラアクリレートおよびトリアクリレート、ペン
タエリトリトールテトラメタクリレートおよびトリメタ
クリレート、ヒダントインヘキサアクリレート、および
テトラヒドロフルフリルメタクリレート)、アクリル化
またはメタクリル化ウレタンオリゴマー(即ち、ケンタ
ッキー州ルイスビル(Louisville)のUCBラッドキュアー
(Radcure)社から市販のエベクリル(EbecrylTM)220、ヘ
キサアクリレートウレタンオリゴマー)およびアクリル
アミド類(即ち、ジアセトンアクリルアミドおよびアク
リルアミドエチルメタクリレート)を含む。それが画像
形成処理時または自然老化(周囲温度で90日間)時の感
光性カラー層における可視カラーシフト(グレタッグ(G
retag)SPM分光光度計を用いて分光分析的に測定される
1以下のデルタE)を付与しない限り、上記ポリマー、
オリゴマーまたはモノマー骨格の組成物は不可欠ではな
い。
【0024】酸官能価、重合性官能価および現像媒質の
強度の間のバランスを維持して、最終画像形成校正成分
の解像度および寛容度を最適化する。pH約10〜11、好
ましくは10〜10.5を有する水性現像剤を用い、感光層の
酸価を約30〜75、より好ましくは40〜60および最も好ま
しくは45〜55に調節する場合に、最高の解像度が達成さ
れる。ネガ型感光層中に存在する重合性材料の好ましい
重量%は、20〜80%および最も好ましくは40〜60%であ
る。
【0025】好ましい態様では、ネガ型システムに用い
られる光開始剤は、露光後の画像または接着剤層での可
視色変化を生じなければならない。光開始剤の非限定的
例として、トリアジン類、アセトフェノン類、ベンゾフ
ェノン類およびチオキサントン類を含む。好ましい光開
始剤には、ニューヨーク州ホウソーン(Hawthorne)のチ
バ・ガイギー(Ciba Geigy)社から市販のイルガキュア(I
rgacureTM)907(2-メチル-1-(4-(メチルチオ)フェニ
ル)-2-(4-モルホリニル)-1-プロパン)、ニューヨーク
州ホウソーン(Hawthorne)のチバ・ガイギー(Ciba Geigy)
社から市販のイルガキュア(IrgacureTM)369(2-ベン
ジル-2-(ジメチルアミン)-1-4-(r-モルホリニルフェニ
ル)-1-ブタノン)、スピードキュア(SpeedcureTM)ITX
(ニューヨーク州フラッシング(Flushing)のアセト・ケ
ミカル(Aceto Chemical)社から市販のイソプロピルチオ
キサントン)および米国特許第5,298,361号に開示のア
ルキルアリールポリエーテルアルコール類に結合したト
リアジン類を含む。上記開始剤は単独または互いに組合
せて用いられてもよい。開始剤の最適量は、用いられる
オリゴマーの種類および用いられる顔料のフィルター作
用に依存するが、開始剤は通常、ネガ型感光性組成物の
約1.0〜15重量%の濃度で存在する。ポジ型システムは
光可溶化をベースとし、感光性ジアジド類を用いて配合
されるので、光開始剤または増感剤をポジ型システムに
加える必要はない。
【0026】顔料または染料は、感光性カラー層中の着
色剤として用いられてもよい。しかしながら、顔料また
はポリマー染料が、層間のマイグレーションを起こす傾
向が少ないため好ましい。入手できる色の多様性および
低コストにより、顔料がより好ましい。顔料は一般に感
光性配合物に、バインダーで分散され、溶剤または溶剤
の混合物中に乳化された顔料を含有するミルベースの形
で導入される。分散工程は当業者に公知の様々な方法、
例えば2本ロール混練、3本ロール混練、サンドミル、
ボールミル等により行われる。多くの異なる顔料が市販
され、当業者に公知である。顔料の種類および色は、被
覆カラー校正成分が設定カラーターゲットまたは工業的
に設定された仕様に適合するように選択される。蛍光、
真珠箔、真珠光沢および金属材料を含む色強調添加剤を
用いてもよい。テクスチャード画像を提供するのに、シ
リカ、ポリマービーズ、反射および非反射ガラスビー
ズ、またはマイカのような材料を、着色剤の代わりに加
えてもよい。所望の可視効果を有する校正刷りを作製す
るのに、色強調添加剤またはテクスチャー(texturing)
材料を単独または上記顔料と組合せて用いてもよい。
【0027】分散樹脂の種類および顔料と樹脂組成物の
比は、顔料の種類、顔料の表面処理、分散溶剤および混
練工程に依存して選択される。前記の光可溶化および光
不溶化材料と相溶性を有するミルベースの生成に好適な
樹脂のいくつかの例には、ポリ酢酸ビニル/クロトン酸
コポリマー、スチレン/マレイン酸無水物部分-エステル
樹脂、酸含有アクリルおよびメタクリルポリマーおよび
コポリマー、ポリビニルアセタール、酸無水物類および
アミン類で変性したポリビニルアセタール、ヒドロキシ
アルキルセルロース樹脂およびスチレン/アクリル/アク
リル酸樹脂を含む。上記分散体には、これらの混合物を
含有してもよい。分散体中の顔料/樹脂の比は通常、0.6
〜5.0、好ましくは0.8〜3.0である。
【0028】最適分散性を達成するのに分散剤が必要で
あってもよい。分散剤のいくつかの例には、ポリエステ
ル/ポリアミドコポリマー、アルキルアリールポリエー
テルアルコール類、アクリル樹脂およびコネチカット州
ウォーリングフォード(Wallingford)のバイク-ケミー(B
yk-Chemie)USAから市販のディスパーバイク(Disperbyk
TM)湿潤剤を含む。上記ミルベース中には、他の成分、
例えば溶剤安定性を改善する界面活性剤、蛍光材料、蛍
光増白剤、UV吸収剤、充填材等を含有してもよい。
【0029】ミルベース固形物の好ましい組成には、顔
料約30〜71重量%、酸性樹脂15〜30重量%、非酸性樹脂
0〜25重量%、分散剤0〜20重量%、より好ましくは0
〜10重量%から成る。感光性カラー配合物には、各色の
現像能力および粘着性のバランスを維持するのに、付加
的バインダーを含んでもよい。個々の色の被覆重量は、
設定カラーターゲットを達成するために変化してもよ
い。色配合を調節して、最適な色、解像度、露光速度お
よび現像能力を達成する。典型的な乾燥カラー被覆重量
は、50〜150mg/ft2(0.54〜1.61g/m2)、好ましくは60
〜90mg/ft2(0.65〜0.97g/m2)である。
【0030】被覆された上記感光性カラー層の隣接層
は、上記カラー校正システムがネガ型またはポジ型のい
ずれかによって、要すれば用いられる光重合性または光
可溶化バリヤー層である。光重合性バリヤー層はカラー
層および接着剤の間の相互作用を防止するために存在
し、非画像形成領域の現像能力をも改善する。ポジ型シ
ステムにおいて、上記バリヤー層は通常、顔料を含有し
ない光可溶化カラー層と同一である。ネガ型システムに
おいて、上記バリヤー層は通常、光重合性エチレン系不
飽和化合物、酸性バインダーおよび光開始剤を含有す
る。好ましいエチレン系不飽和化合物には、アクリル化
エポキシオリゴマー、米国特許第4,304,923号に開示の
アクリル化ウレタンオリゴマー、エコー(EchoTM)TAE310
(ミズーリ州バーサイルズ(Versailles)のエコー・レジ
ンズ・アンド・ラボラトリー(Echo Resinsand Laborator
y)から市販のトリアクリル化芳香族エポキシド)および
ダイナコール(DynacollTM)A6083(ニュージャージー州
ピスカタウェイ(Piscataway)のヒュルス・アメリカ(Huls
America)から市販のアクリル化コポリエステル)を含
む。エチレン系不飽和化合物は、総バリヤー組成物の約
50〜65重量%で存在する。好ましいバインダーには、ポ
リ酢酸ビニル/クロトン酸コポリマー、スチレン/マレイ
ン酸無水物部分-エステル樹脂、酸含有アクリルおよび
メタクリルポリマーおよびコポリマー、酸性化ポリビニ
ルアセタール、およびスチレン/アクリル/アクリル酸樹
脂を含む。上記酸性バインダーまたは樹脂は、総バリヤ
ー組成物の約30〜50重量%で存在する。好ましい光開始
剤には、イルガキュア(IrgacureTM)907、スピードキ
ュア(SpeedcureTM)ITXおよびアルキルアリールポリエー
テルアルコール類に結合したトリアジン類を含む。上記
開始剤は、総バリヤー組成物の0〜10重量%で存在す
る。バリヤー層を隣接する感光性カラー層と混合する程
度に依存して、光開始剤の添加が必要なくてもよい。バ
リヤー層は、乾燥被覆重量約0.15〜2.0g/m2、好ましく
は約0.2〜1.0g/m2に被覆される。
【0031】被覆された上記光重合性バリヤー層の隣接
層は接着剤層である。接着剤層はカラー校正成分を加熱
および加圧下で基材に一時的または永久的にラミネート
する手段を提供する。この被膜に用いられる溶剤は、被
覆溶液がキャリヤー上に存在する被膜を攻撃も、相互に
作用もしないように選択される。溶剤の例には、アルコ
ール類、水および炭化水素溶剤を含む。ヘプタンおよび
ナフサのような炭化水素溶剤は、主に静電気により不規
則な被膜パターンになりがちであるため、より極性の強
い溶剤、例えば水およびアルコール類が好ましい。上記
接着剤の軟化特性と対照的に、接着剤は貯蔵または船積
みの間にブロッキングしないことが望ましい。Tg20〜4
0℃を有する樹脂は、アルキルアクリレート、アルキル
メタクリレート、スチリル、およびアクリルアミドのコ
ポリマーおよびターポリマーを含み、付加的保護ライナ
ーを用いる必要なしに、両方のラミネート基準に適合
し、ブロッキングの可能性を回避する。有用な樹脂に
は、メチルメタクリレート、n-ブチルメタクリレート、
n-ブチル/イソブチルメタクリレート、ビニルアセテー
ト、N-(ヒドロキシメチル)アクリルアミドおよびスチレ
ンのポリマー、コポリマーおよびターポリマーを含む。
ビニルアセテートポリマーは非常に湿分感応性を有し、
接着剤のビニルアセテート成分が20%以上の量で存在す
る場合、船積みおよび貯蔵時に被覆材料のブロッキング
を起こし得ることが見い出された。ポリエステルポリウ
レタン(即ち、サイテック・インダストリーズ(Cytec In
dustries)社から市販のサイドロタン(CydrothaneTMHP-5
035ポリウレタン・ディスパージョン(Polyurethane Disp
ersion)))は低被膜厚さでも空気を取り込むことが示さ
れている。これらの材料はアクリル材料より良好なガス
バリヤーであり、従ってガスをマイクロバブルから逃が
し得ない。好ましい材料には、デラウェア州ドーバー(D
over)のライヒホールド(Reichhold)社のライヒホールド
(Reichhold)ラテックス接着剤#40440(Tg22℃を有す
るメチルメタクリレート/ブチルアクリレートコポリマ
ー)および#97603(Tg36℃を有するアクリルポリマ
ー)が含まれる。その他の添加剤、例えば界面活性剤、
融合助剤、可塑剤、スリップ剤(即ち、米国特許第4,88
5,225号に開示のようなポリメタクリレートビーズ、シ
リカ、ポリエチレンワックス)、要すれば用いられる増
白剤、UV吸収剤等が、被膜および性能を補助するのに
存在してもよい。
【0032】カラー校正成分を受容体上にラミネートす
ることにより、多色校正刷りを作製する。上記キャリヤ
ーは、露光前または現像工程前のいずれかに除去されて
もよい。ラミネート構造体は、校正成分の色に対応する
色分離グラフィックアートフィルムを通して画像形成さ
れ、潜像を形成する。露光ユニットの分光射出および出
力および光開始剤系の吸収は、最適露光速度に対して選
択される。典型的露光ユニットには、最適分光射出250
〜500nm、および出力2.5〜10キロワットを有するUVラ
ンプを備付されている。露光ラミネート構造体は次いで
水性アルカリ現像剤で現像される。所望の多色複合校正
刷りが完成するまで、ラミネート、露光および現像の工
程を異なる色を用いて繰り返す。要すれば、無色または
テクスチャード画像を、感光性層がテクスチャー材料、
例えば着色剤の代わりまたは着色剤に加えて前述のもの
を含有する校正成分をラミネート、露光および現像する
ことにより、無色またはテクスチャード画像を加えても
よい。
【0033】上記受容体は永久的基材であってもよい。
受容体シートに好適な組成物は、熱安定性、防水白色
紙、例えばP-350(ニューヨーク州パラスキー(Pulaski)
のソーラー・テクニカル・ペーパー・セールス(Schoeller
Technical Paper Sales)社から市販)またはマッチプリ
ント(MatchprintTM)基材である。上記受容体シートは、
ポリエステルフィルムまたは他の熱安定性プラスチック
材料であってもよい。更に、その受容体は一時的受容
体、例えば米国特許第5,240,810号、同5,192,630号およ
び同5,094,931号に開示のものであってもよい。
【0034】露光後画像を現像するのに用いられる現像
液は通常、炭酸ナトリウムまたはカリウム、および炭酸
水素ナトリウムまたはカリウムおよび界面活性剤の組合
せから成る。好ましい態様では、総水性現像液に対し
て、上記炭酸塩は約0.5〜2.0重量%、上記炭酸水素塩は
約0〜1.0重量%、上記界面活性剤は約0.1〜1.0重量%
の量で存在する。好ましい界面活性剤には非限定的に、
スルフィノール(SurfynolTM)465(ペンシルバニア州ア
レンタウン(Allentown)のエアー・プロダクツ・アンド・ケ
ミカルズ(Air Products and Chemicals)から市販のエト
キシル化テトラメチルデシネジオール)、スルファクト
ール(SurfactolTM)365(ニュージャージー州バイヨン(B
ayonne)のカスケム(CasChem)社から市販のエトキシル化
ヒマシ油)、トリトン(TritonTM)X-100(ペンシルバニ
ア州フィラデルフィア(Philadelphia)のローム・アンド・
ハース(Rohm & Haas)から市販のオクチルフェノキシポ
リエトキシエタノール)、およびスルフィノール(Surfy
nolTM)GA(ペンシルバニア州アレンタウン(Allentown)
のエアー・プロダクツ・アンド・ケミカルズ(Air Products
and Chemicals)から市販の他の非イオン性界面活性剤
および溶剤を化合したアセチレンジオール)を含む。
【0035】以下の非限定的実施例により、本発明を説
明する。
【0036】
【実施例】他に表示しない限り、すべての材料はウィス
コンシン州ミルウォーキー(Milwaukee)のアルドリッチ・
ケミカルズ(Aldrich Chemicals)社から市販されてい
る。 (調製)以下の調製には、市販されていない実施例にも
ちいられた材料の調製方法を説明する。
【0037】(酸性化バットバー(ButvarTM)B-98の調
製)オーバーヘッドスターラーを備付した2リットル3
口丸底フラスコに、バットバー(ButvarTM)B-98(ミズー
リ州セントルイス(St.Louis)のモンサント(Monsanto)社
から市販)300g、琥珀酸無水物90g、トリエチルアミン9
0g、メチルエチルケトン900gを加えた。その混合物を77
℃で6時間加熱した。その溶剤を減圧下で除去し、白色
固形物を得た。その材料の赤外スペクトルは酸無水物ピ
ークがないことを示した。
【0038】メタノール270ミリリットル中の2,4-ビス
(トリクロロメチル)-1,3,5-トリアジン103g、3-(2-ヒド
ロキシエトキシ)ベンズアルデヒド)47g、および酢酸ア
ンモニウム10.5gの撹拌溶液を12時間還流した。その混
合物を冷却後、更にメタノール80ミリリットルを加え、
続いて水112ミリリットルを加えた。得られた沈殿を濾
過し、乾燥して、2,4-ビス(トリクロロメチル)-6-[3-
(2-ヒドロキシエトキシ)スチリル]-1,3,5-トリアジン
(以下「m-MOST-ol」と記載)74gを得た。トルエン200
ミリリットル中にm-MOST-ol 55gおよび2,4-トリレンジ
イソシアネート(以下「TDI」と記載)18.2gを含有する
16℃の撹拌分散体に、ジブチル錫ジラウレート0.150gを
加えた。僅かな発熱により反応混合物の温度を19℃に上
昇させ、約20分後にその反応混合物は透明になった。m-
MOST-olは5時間で完全に反応し、m-MOST-ol/TDI、(m-M
OST-ol)2/TDIおよび残留2,4-トリレンジイソシアネート
の混合物を得た。この混合物にポリオキシエチレンノニ
ルフェノール(イゲパル(IgepalTM)CO-520)の79,2%ト
ルエン溶液58.92gを加え、その溶液を60℃に加熱し、そ
の温度を4時間保持した。回転エバポレーターによる減
圧下でのトルエンの除去により、僅かに褐色の粘稠シロ
ップを得た。その材料を濃度約50%総固形分を有する溶
液を得るのに十分なメチルエチルケトンに再溶解した。
【0039】(アクリル化ウレタンオリゴマーP-11)ジ
ペンタエリトリトール63.5g、イプシロン-カプロラクト
ン228g、および2,6-ジ-t-ブチル-4-メチルフェノール0.
02gをオーバーヘッドメカニカルスターラーおよび冷却
器を備付した500ミリリットル3口フラスコに加えるこ
とにより、ポリカプロラクトンヘキソールを調製した。
その液状物をガス分散管から乾燥窒素を用いて泡立ちす
ることにより、20分間脱酸素化を行った。この管を次い
でガス注入アダプターと入れ換えて、窒素を用いて僅か
に正の圧力を維持しながらその反応混合物を加熱した。
その混合物を撹拌しながら170℃で5時間保持した。そ
の反応混合物を次いで、窒素雰囲気中で室温まで冷却し
た。
【0040】1リットルの3口フラスコにアダプター、
メカニカルスターラー、温度計、付加的漏斗および乾燥
管を取付けた。このフラスコにポリカプロラクトンヘキ
ソール175gおよびメチルエチルケトン60ミリリットルを
注入した。メチルエチルケトン9ミリリットル中に2,4-
トリレンジイソシアネート13gを含有する溶液を、第1
の溶液に撹拌しながら室温で徐々に滴下した。その添加
を20分間で完了し、反応混合物を30℃で90分間撹拌し
た。
【0041】オーバーヘッドメカニカルスターラー、温
度計、付加的漏斗および乾燥管を取付けた第2のフラス
コに、2,4-トリレンジイソシアネート86.1gを注入し
た。付加的漏斗を通して、2-ヒドロキシエチルメタクリ
レート70.2g(以下「HEMA」と記載)および2,6-ジ-t-ブ
チル-4-メチルフェノール0.02g(以下「抑制剤」と記
載)を撹拌しながら徐々に30℃以下に保持しながらジイ
ソシアネートに加えた。その添加を15分間で完了し、反
応時間40分後に白色固形物を形成した。その固形物を45
℃に加熱することによりメチルエチルケトン45ミリリッ
トルに溶解し、その温度を10分間保持して反応を完了し
た。
【0042】ポリカプロラクトンヘキソールおよび2,4-
トリレンジイソシアネートの反応生成物を入れたフラス
コを67℃に加熱し、HEMA/2,4-トリレンジイソシアネー
ト付加物のメチルエチルケトン溶液を撹拌しながら2時
間かけて徐々に加えた。続いて、琥珀酸無水物27gを付
加物抑制剤0.02gと共に加えた。加熱および撹拌を、上
記酸無水物が完全に反応するまで続けた(約5〜6時
間)。
【0043】(標準ミルベースおよび被覆溶液)以下の
標準ミルベースおよび被覆溶液を実施例に用いた。 (剥離層被覆溶液) エアーボル(AirvolTM)205ポリビニルアルコール 5.6g (ペンシルバニア州アレンタウン(Allentown)の エアー・プロダクツ・アンド・ケミカルズ (Air Products and Chemicals)社から市販) エアーボル(AirvolTM)107ポリビニルアルコール 2.4g (ペンシルバニア州アレンタウン(Allentown)の エアー・プロダクツ・アンド・ケミカルズ (Air Products and Chemicals)社から市販) トリトン(TritonTM)X-100(ペンシルバニア州 0.2g フィラデルフィア(Philadelphia)の ローム・アンド・ハース(Rohm & Haas)から市販 のオクチルフェノキシポリエトキシエタノール) カトン(KathonTM)CG/ICPプリザベイティブ 0.09g (ペンシルバニア州フィラデルフィア(Philadelphia)の ローム・アンド・ハース(Rohm & Haas)から市販) 脱イオン水 91.7g
【0044】(ミルベース) 成分 赤味マセ゛ンタ 青味マセ゛ンタ フ゛ラック 緑味シアン 赤味シアン Sun 234-0077 Red Shade Magenta(オハイオ州シンシナティー 8.4g のサン・ケミカル(Sun Chemical) から市販) C-GRT-333D Blue Shade Magenta(テ゛ラウェア州ニューホ゜ート 8.47g のチハ゛・カ゛イキ゛ー(Ciba-Geigy) から市販 Raven 760(オクラホマ州ツルサ のコロンヒ゛アン・ケミカルス゛(Columbian 8.3g Chemicals)から市販) Sun 249-0592 Green Shade Cyan(オハイオ州シンシナティーの 8.72g サン・ケミカル(Sun Chemical) から市販 Sun 248-0615 Red Shade Cyan(オハイオ州シンシナティーの 8.72g サン・ケミカル(Sun Chemical) から市販 酸性化ButvarTMB-98 1.12g 2.82g 1.483g 2.9g 2.9g JoncrylTM67(ウィスコンシン州 ラシーンのS.C.シ゛ョンソン・ワックス 4.48g 2.82g 4.43g 2.9g 2.9g (Johnson Wax)から市販の スチレン/アクリル樹脂) DisperbykTM161(コネチカット州 ウァリンク゛フォート゛のヒ゛ック・ケミー(Byk- 0.84g 0.85g 0.75g 0.436g 0.436g Chemie)USAから市販) FC-430(ミネソタ州セントホ゜ールの 3Mから市販のフルオロケミカル 0.168g 0.0045g 0.033g 0.03g 0.03g 界面活性剤) メチルエチルケトン 59.5g 59.5g 59.5g 59.5g 59.5g フ゜ロヒ゜レンク゛リコールモノメチルエーテル 25.5g 25.5g 25.5g 25.5g 25.5g
【0045】 (光重合性バリヤー層被覆溶液) エコー(EchoTM)310(ミズーリー州バーサイルズのエコー・ 2.9g レジンズ・アンド・ラボラトリー(Echo Resins and Laboratory) から市販のノボラックジアクリレート樹脂) ジョンクリル(JoncrylTM)586(ウィスコンシン州ラシーン(Racine) 2.0g のS.C.ジョンソン・ワックス(Johnson Wax)から市販の スチレン/アクリル樹脂) 結合m-MOST-ol光開始剤 0.1g メチルエチルケトン 95.0g
【0046】実施例1 4種のシアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの単
一シートカラー校正成分の2組を、剥離層を2ミル(0.0
51mm)厚さのポリエステル基材上に第1に被覆し、乾燥
して、乾燥被覆重量約1g/m2とした。対応する感光性カ
ラー層溶液を次いで上記剥離層上に、グレタッグ(Greta
g)SPM-100分光光度計を用いて測定したあるターゲット
濃度(シアン=1.40;マゼンタ=1.50;イエロー=1.0
4;およびブラック=1.80)で被覆し、乾燥した。光重
合性バリヤー溶液を次いで乾燥被覆重量約32mg/ft2(0.3
4g/m2)で被覆した。
【0047】上記有色成分を次いで、水で10%に稀釈し
た以下の接着剤被覆溶液を用いて2種の異なる被覆重量
(200mg/ft2および100mg/ft2)でオーバーコートし、6
μmのポリメチルメタクリレートビーズのインライン混
合物(米国特許第2,701,245号に開示のように調製され
た)で被覆した。 #40440アクリル接着剤 1,838g (デラウェア州ドーバー(Dover)のライヒホールド(Reic
hhold)社から市販のメチルメタクリレートおよびブチル
アクリレートコポリマー) 脱イオン水 1,559g スルフィノール(SurfynolTM)SE-F 3.4g (エアー・プロダクツ(Air Products)から市販)
【0048】4種のカラー校正刷を、第1にシアンカラ
ー校正成分をマッチプリント・コマーシャル・カラー・プ
ルーフィング・ベース(MatchprintTM Commercial Color
Proofing Base)(ミネソタ州セントポール(St.Paul)の
3Mから市販)上にラミネートすることにより作製し
た。上記ポリエステルキャリヤを除去し、次いでラミネ
ートフィルムをシアン分離ネガを通して出力0.15ワット
/cm2を有するUV光源を用いて露光した。次いで上記画
像形成フィルムを、炭酸カリウム1%、炭酸水素カリウ
ム1%およびスルフィノール(SurfynolTM)465(エアー・
プロダクツ(Air Products)から市販のエトキシル化テト
ラメチルデシネジオール)0.1%を水中に含有する現像
剤を用いて現像した。次いで、その他の3色を適当な色
分離フィルムを用いて同様の方法によりラミネートし、
露光し、現像した。
【0049】実施例2 以下の例は、ラミネート寛容度の改良を説明した。異な
る3組のフィルムを、実施例1に記載の低ゲインカラー
校正成分と、高被覆重量の市販材料のラミネート寛容度
を比較するのに用いた。両者ともミネソタ州セントポー
ル(St.Paul)の3Mから市販のマッチプリント・パブリケ
ーション(MatchprintTM Publication)SWOPネガカラー校
正フィルム(接着剤被覆厚さ7μm)およびマッチプリ
ント・コマーシャル(MatchprintTM Commercial)ネガカラ
ー校正フィルム(接着剤被覆厚さ5μm)を上記比較分
析に用いた。各フィルムのラミネート寛容度をマッチプ
リント(MatchprintTM)1147ラミネーターにより評価し
た。条件は2要因3水準応答表面設計をベースとした。
上部ロール温度は220〜250°Fの範囲で変化し、バンド
幅は5.5〜7.0mmの範囲で変化した。上記ラミネートフィ
ルムを、マイクロバブルに沿って4方向の寸法安定性に
関して評価した。完全2次(full-quadratic)モデルを観
測された応答に適合させた。全3種のフィルムは寸法安
定性に関して同様の挙動を示した。しかしながら、実施
例1のカラー校正成分は、上記市販材料より大きく改良
された応答を示した。最小ラミネート条件(上部ロール
温度220°Fおよびバンド幅5.5mm)でのマイクロバブル
の応答の推定係数は、上記パブリケーション(Publicati
on)SWOPフィルムに関して-20.8であり、上記コマーシャ
ル(Commercial)フィルムに関して-16.5であり、実施例
1のカラー校正成分に関して-3.3であった。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)剥離可能なキャリヤ、 (b)感光性カラー層、および (c)ガラス転移温度20〜40℃を有し、アクリレート、メ
    タクリレート、酢酸ビニル、およびそれらの混合物から
    成る群から選択される感熱接着剤を含有する熱活性無色
    接着剤層を含むカラー校正成分であって、該接着剤層が
    厚さ0.5〜3.0μmを有するカラー校正成分。
  2. 【請求項2】 ガラス転移温度20〜35℃を有する感熱接
    着剤を含有する多数の無色接着剤層間に挿入された多数
    のハーフトーン画像を形成した基材を含むカラー校正複
    合材料であって、該接着剤層が厚さ0.5〜3.0μmを有
    し、該カラー校正複合材料が光学ドットゲイン10〜22%
    を有するカラー校正複合材料。
  3. 【請求項3】 i)(a)剥離可能なキャリヤ、(b)感光性カ
    ラー層、(c)光学バリヤー層、および(d)ガラス転移温度
    20〜40℃を有し、アクリレート、メタクリレート、酢酸
    ビニル、ポリアミド、コポリマーおよびそれらの混合物
    から成る群から選択される感熱接着剤を含有する熱活性
    無色接着剤層、をこの順に含有する第1カラー校正成分
    を積層する工程、 ii)前記剥離可能なキャリヤを除去する工程、 iii)前記感光性カラー層の色に対応する色分離体を通し
    て化学線に前記感光性カラー層を露光して潜像を形成す
    る工程、 iv)前記潜像を水性アルカリ現像媒体を用いて現像し
    て、前記感光性カラー層の非画像領域およびバリヤー層
    を除去する工程、 v)異なる着色剤を前記感光性カラー層中に有する別の
    カラー校正成分を前記現像第1カラー校正成分に積層す
    る工程、 vi)前記現像第1カラー校正成分に位置合わせをして、
    次の分離体を用いて工程(ii)〜(iv)を繰り返す工程、 vii)更に別のカラー校正成分であって、それぞれが異な
    る色を有しているものをその順に用いて工程(v)および
    (ii)〜(iv)をその順に繰り返して、多色画像を単一受容
    体上に提供する工程、を含む単一シート受容体上への多
    色画像の形成方法。
JP8282169A 1995-10-31 1996-10-24 低光学ドットゲインカラー校正複合材料 Pending JPH09185161A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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