JPH09184119A - ガードレール用保護材 - Google Patents

ガードレール用保護材

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JPH09184119A
JPH09184119A JP35390695A JP35390695A JPH09184119A JP H09184119 A JPH09184119 A JP H09184119A JP 35390695 A JP35390695 A JP 35390695A JP 35390695 A JP35390695 A JP 35390695A JP H09184119 A JPH09184119 A JP H09184119A
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JP
Japan
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guardrail
protective
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recess
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JP35390695A
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English (en)
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Takatsugu Kato
孝嗣 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歩道を通る歩行者等がガードレールと接触し
ても怪我しないようにまたは怪我を軽減するように人体
を保護すること。 【解決手段】 鋼材の切断部であるガードレール1の上
端部7には、ゴム製の保護材11が取り付けられてい
る。これにより、歩道を通る歩行者や自転車に乗ってい
る人が過って転倒して上端部7に倒れかかっても、保護
材11の弾力により人体への衝撃がやわらげられ、単な
る打撲傷等ですみ、大怪我となることを防止している。
また、小さな子供が遊んでいる時に上端部7で、手や足
などを切るといったことがなく、安全である。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガードレールの上
端部に取り付けられるガードレール用保護材に関するも
のである。
【従来の技術】従来、道路の車道と歩道とを分離し、且
つ、車の歩道への突入を防止するために設置されるガー
ドレールは、適宜間隔で立設された支柱に路面から数十
センチメートルの位置に取り付けられている。そして、
図4に示すように、鋼材により形成されたガードレール
1は、車道側に対して、2つの凸部3及び2つの凸部3
間に設けられた凹部5を設けて、車の突入時の衝撃に対
する強度を高めている。また、鋼材の切断部であるガー
ドレール1の上端部7及び下端部9は、歩道側に向けら
れている。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ガードレール1では、鋼材の切断部である上端部7が、
歩道側に向けられているので、歩道を通る歩行者や自転
車に乗っている人が、過って転倒して上端部7に倒れか
かると、大怪我となる危険性があった。更に、小さな子
供が遊んでいる時に上端部7や下端部9に接触したりす
ると、手や足などを切るといった危険性があった。本発
明は、上述した問題点を解決するためになされたもので
あり、歩道を通る歩行者等がガードレールと接触しても
怪我しないようにまたは怪我を軽減するように人体を保
護するガードレール用保護材を提供することを目的とす
る。
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1記載では、弾力性を有するガードレール用
保護材が、車の歩道への突入を防止するために設置され
るガードレールの上端部に取り付けられることによっ
て、歩道を通る歩行者や自転車に乗っている人が過って
転倒してガードレールの上端部に倒れかかっても、人体
への衝撃がやわらげられる。請求項2のガードレール用
保護材では、外面の角部が曲面であることによって、歩
行者等の人体への保護力が増加される。請求項3のガー
ドレール用保護材では、外面が蛍光色であることによっ
て、夜間や雨天などにおいても、車の運転手や歩行者等
からの視認性が良くなる。請求項4のガードレール用保
護材では、弾力性を有し、ガードレールの上端部に嵌合
可能な凹部を有する保護部材と、前記保護部材の内部に
設けられた金具とからなることによって、ガードレール
の上端部に凹部が嵌合した保護部材が、金具の反発力に
より固定される。請求項5のガードレール用保護部材で
は、前記保護部材の前記凹部には、凹部の側面から凹部
の内側方向に、且つ凹部の底面方向に延びる固定部が設
けられることによって、ガードレールの上端部に凹部が
嵌合した保護部材が、固定部により固定される。請求項
6のガードレール用保護材では、前記金具が、保護部材
の内部において、保護部材の外面よりも凹部に近い位置
に配置されていることによって、歩行者等の人体への保
護力が高い。請求項7のガードレール用保護部材では、
前記金具は、前記凹部の側面及び底面に沿う本体部と、
前記本体部における凹部の側面に対応する部分において
隣接する本体部を接合する接合部とから構成されること
によって、ガードレールの上端部の形状に沿って金具が
変形され、上端部に沿って保護部材が取り付けられる。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。但し、従来例と同一の部材
については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図1に示すように、鋼材の切断部であるガードレール1
の上端部7には、保護材11が取り付けられている。そ
の保護材11は、図2に示すように、ゴム製の保護部材
13と、その保護部材13の内部に設けられた金属製の
金具15とから構成されている。保護部材13の外面の
角部13a,13bは、歩行者等の人体への保護力を増
すために曲面となっている。また、保護部材13は蛍光
色を有しており、夜間や雨天などにおいても、車の運転
手や歩行者等からの視認性を良くしている。そして、保
護部材13には、ガードレール1の上端部7に嵌合する
凹部17が設けられている。その凹部17の側面17
a,17bには、固定部19が設けられている。ガード
レール1の上端部7に保護部材13の凹部17が嵌合し
た後、容易に保護部材13が外れないように、固定部1
9は、凹部17の内側方向に、且つ凹部17の底面17
c方向に延びている。本実施例では、固定部19は所定
の曲率半径を有した曲面で形成されている。固定部19
は、凹部17の側面17aに設けられた3つの固定部1
9aと、側面17bに設けられた3つの固定部19bと
からなり、固定部19aと固定部19bとはそれぞれ対
向している。次に、金具15は、保護部材13の内部に
おいて、保護部材13の外面よりも凹部17に近い位置
に配置されている。これにより、歩行者等の人体への保
護力を高くすることができる。また、金具15は、凹部
17の側面17a,17b及び底面17cに沿って配置
されている。図3に示すように、金具15は、凹部17
の側面17a,17b及び底面17cに沿う本体部15
aと、隣接する本体部15aを接合する接合部17bと
からなる。接合部17bは、本体部15aにおける凹部
17の側面17a,17bに対応する部分において隣接
する本体部15aを接合しており、凹部17の底面17
cに対応する部分においては接合していない。このよう
な金具15の形状により、ガードレール1の上端部7が
湾曲していても、上端部7に沿って金具15が変形し保
護材11を良好に取り付けることができる。上述したよ
うに本実施例では、鋼材の切断部であるガードレール1
の上端部7には、弾力性を有する保護材11が取り付け
られているので、歩道を通る歩行者や自転車に乗ってい
る人が過って転倒して上端部7に倒れかかっても、人体
への衝撃がやわらげられ、単なる打撲傷等ですみ、大怪
我となることを防止している。また、小さな子供が遊ん
でいる時に上端部7で、手や足などを切るといったこと
がなく、安全である。また、保護部材13の外面の角部
13a,13bは曲面であるので、歩行者等の人体への
保護力が増し、より安全である。また、保護材11の外
面である保護部材13が蛍光色であるので、夜間や雨天
などにおいても、車の運転手や歩行者等からの視認性を
良い。従って、事故を未然に防ぐ効果を有している。ま
た、保護部材13内部には金具15が設けられているの
で、ガードレール1の上端部7に取り付けられた保護材
11が、金具15の反発力により容易に外れなく、安全
性が持続する。更に、固定部19が、保護部材13の凹
部17の側面17a,17bから凹部17の内側方向
に、且つ凹部17の底面17c方向に延びているので、
ガードレール1の上端部7に取り付けられた保護材11
が、容易に外れなく、安全性が持続する。また、金具1
5は、保護部材13の内部において、保護部材13の外
面よりも凹部17に近い位置に配置されているので、歩
行者等の人体への保護力を高くすることができる。ま
た、金具15は、凹部17の側面17a,17b及び底
面17cに沿う本体部15aと、本体15aにおける凹
部17の側面17a,17bに対応する部分において隣
接する本体部15aを接合する接合部15bとから構成
されているので、ガードレール1の上端部7が湾曲して
いても、上端部7に沿って保護材11を良好に取り付け
ることができる。尚、本発明は、上記の実施例に限定さ
れるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変
更が可能である。例えば、本実施例では、保護材11が
ガードレール1の上端部7のみに取り付けられていた
が、下端部9にも取り付けてもよい。また、本実施例で
は、保護部材13の凹部17に固定部19が6個設けら
れていたが、いくつであってもよい。また、本実施例で
は、凹部17の側面17aに設けられた3つの固定部1
9aと、側面17bに設けられた3つの固定部19bと
が、それぞれ対向していたが、対向していなくてもよ
い。
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、請
求項1記載によれば、弾力性を有するガードレール用保
護材が、車の歩道への突入を防止するために設置される
ガードレールの上端部に取り付けられるので、歩道を通
る歩行者や自転車に乗っている人が過って転倒して前記
上端部に倒れかかっても、人体への衝撃がやわらげら
れ、単なる打撲傷等ですみ、大怪我となることを防止す
ることができる。また、小さな子供が遊んでいる時に上
端部7で、手や足などを切るといったことがなく安全で
ある。請求項2のガードレール用保護材によれば、外面
の角部が曲面であるので、歩行者等の人体への保護力が
増加し、より安全となる。請求項3のガードレール用保
護材によれば、外面が蛍光色であるので、夜間や雨天な
どにおいても、車の運転手や歩行者等からの視認性が良
い。従って、事故を未然に防ぐ効果を有する。請求項4
のガードレール用保護材によれば、弾力性を有し、ガー
ドレールの上端部に嵌合可能な凹部を有する保護部材
と、前記保護部材の内部に設けられた金具とから構成さ
れているので、ガードレールの上端部に凹部が嵌合した
保護部材が、金具の反発力により固定される。従って、
ガードレール用保護材が容易に外れなく、安全性が持続
する。請求項5のガードレール用保護部材によれば、前
記保護部材の前記凹部には、凹部の側面から凹部の内側
方向に、且つ凹部の底面方向に延びる固定部が設けられ
るので、ガードレールの上端部に凹部が嵌合した保護部
材が、固定部により固定される。従って、ガードレール
用保護材が容易に外れなく、安全性が持続する。請求項
6のガードレール用保護材によれば、前記金具が、保護
部材の内部において、保護部材の外面よりも凹部に近い
位置に配置されているので、歩行者等の人体への保護力
を高くすることができる。請求項7のガードレール用保
護部材によれば、前記金具は、前記凹部の側面及び底面
に沿う本体部と、前記本体部における凹部の側面に対応
する部分において隣接する本体部を接合する接合部とか
ら構成されるので、ガードレールの上端部の形状に沿っ
て、ガードレール用保護材を良好に取り付けることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のガードレール用保護材を示
す斜視図である。
【図2】前記実施例のガードレール用保護材の断面図で
ある。
【図3】図2におけるガードレール用保護部材のA−A
断面図である。
【図4】ガードレールを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ガードレール 7 上端部 11 保護材 13 保護部材 13a 角部 13b 角部 15 金具 15a 本体部 15b 接合部 17 凹部 17a 側面 17b 側面 17c 底面 19 固定部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車の歩道への突入を防止するために設置
    されるガードレールの上端部に取り付けられ、弾力性を
    有することを特徴とするガードレール用保護材。
  2. 【請求項2】 外面の角部が曲面であることを特徴とす
    る請求項1記載のガードレール用保護材。
  3. 【請求項3】 外面が蛍光色であることを特徴とする請
    求項1または2記載のガードレール用保護材。
  4. 【請求項4】 弾力性を有し、ガードレールの上端部に
    嵌合可能な凹部を有する保護部材と、前記保護部材の内
    部に設けられた金具とからなることを特徴とする請求項
    1〜3記載のガードレール用保護材。
  5. 【請求項5】 前記保護部材の前記凹部には、凹部の側
    面から凹部の内側方向に、且つ凹部の底面方向に延びる
    固定部が設けられたことを特徴とする請求項4記載のガ
    ードレール用保護材。
  6. 【請求項6】 前記金具は、保護部材の内部において、
    保護部材の外面よりも凹部に近い位置に配置されている
    ことを特徴とする請求項4または5記載のガードレール
    用保護材。
  7. 【請求項7】 前記金具は、前記凹部の側面及び底面に
    沿う本体部と、前記本体部における凹部の側面に対応す
    る部分において隣接する本体部を接合する接合部とから
    構成されていることを特徴とする請求項4〜6記載のガ
    ードレール用保護材。
JP35390695A 1995-12-29 1995-12-29 ガードレール用保護材 Pending JPH09184119A (ja)

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JP35390695A JPH09184119A (ja) 1995-12-29 1995-12-29 ガードレール用保護材

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JPH09184119A true JPH09184119A (ja) 1997-07-15

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ID=18434025

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JP (1) JPH09184119A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013036976A (ja) * 2011-07-12 2013-02-21 Denso Corp 車載レーザレーダ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013036976A (ja) * 2011-07-12 2013-02-21 Denso Corp 車載レーザレーダ装置

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