JP2008019696A - ゴム板を装着した、ガードレール - Google Patents
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Abstract
【課題】従来のガードレールは、金属板で製造されていた。歩行者の安全性を求め、ガードレールを車歩道境界に設置して、重大な車両事故を防止しようとしたが、ひんぱんに発生する重大な車両事故により、尊い人命が失われている。
【解決手段】金属板のガードレール2に、ゴムの特性を最大限利用することにより硬さ、厚さ、型状をその用途に応じて、自由に変えることができる、ゴム板1を装着して構成した。これにより車両事故時の車両の衝撃がガードレールの金属板に伝わる前に、ゴム板の吸収力により、柔軟性も加わり乗員への衝撃が緩和される。また、ガードレールの強度が増すことになり、尊い人命を失うような重大な車両事故を、減少させることを目的とするものである。
【選択図】図3
【解決手段】金属板のガードレール2に、ゴムの特性を最大限利用することにより硬さ、厚さ、型状をその用途に応じて、自由に変えることができる、ゴム板1を装着して構成した。これにより車両事故時の車両の衝撃がガードレールの金属板に伝わる前に、ゴム板の吸収力により、柔軟性も加わり乗員への衝撃が緩和される。また、ガードレールの強度が増すことになり、尊い人命を失うような重大な車両事故を、減少させることを目的とするものである。
【選択図】図3
Description
本発明は、道路の車道側面部にゴム板を装着した、ガードレールに関する。
車両事故時の人的被害、乗員被害を防止するために、従来金属板で製造された、ガードレールがある。
以下、図1により従来のガードレールについて説明する。図において2は車道側面部に設置されたガードレールの金属板、6は支柱である。
以上に述べた金属板だけで製造されているガードレールでは、車両事故時により柔軟性が少なく衝撃の吸収力も弱く、その衝撃力をやわらげ緩和することもなかなかむずかしく、高度な安全性を求め今後の研究課題である。
ところが現代の車社会において、車は日常生活に欠かすことができない乗り物である。従来車道側面部に設置されているガードレールは、少なくとも車両が歩車道境界から逸脱して歩道及び車道以外への進入を阻止し車両事故による人的被害、乗員被害などの重大な人身事故の発生を有効に防止するために、車道側面部に設置されているものである。
しかしながら車両性能の向上により、車両の高速化によるスピード違反、長時間労働による過労運転、そして居眠り運転、また、増加する高齢者による車両事故により車両がガードレールを突破して、歩車道境界から逸脱し歩道を歩いている歩行者の中に進入して、悲惨な車両事故が発生し、また、山間部では、ガードレールを大破して車両が山中に転落し、尊い人命を失うような重大な人身事故がひんぱんに発生している。
少なくとも従来のガートレールがより工夫され、また、より柔軟性そして強度を増すことが出来れば、このような人命にかかわる重大な車両事故の発生を、有効に防止することができたのではないかと、悔やまれる車両事故も少なくない。そこでこれらの重大な車両事故を減少させることを目的とするものである。
そして、本発明は上記目的を達成するために、ガードレールの金属板2に、ゴム板1を、ボルト止穴5を通じて、ボルト3とナット4により装着することを特徴とするものである。本発明は以上のような構成となるガードレールである。
また、ゴム板をガードレールにボルトで装着後、ボルト止穴5はゴム栓7を埋め込み固定することにより、少なくとも車両事故時、車両がボルト3に直接触れることはなく、ボルトによる乗員の危険度を有効に防止することができる。
本発明は以上のような構成で、従来のガードレール金属板2の車道側面部にゴムの特性を最大限利用して、硬さ、厚さ、形状を、その用途に対応して自由に変えることができる、ゴム板1を装着することにより、車両事故時にガードレールの金属板にその衝撃が伝わる前に、衝撃を装着したゴム板で吸収して、その作用効果を得ることができ、衝撃度を緩和することができる。
このため、車両事故時に従来の金属板だけのガードレールよりも柔軟性が加わり衝撃の吸収力が強くなる、そのために強度が増すことになり、人命にかかわる重大な車両事故の発生を、有効に防止するための、本来の目的である高度な安全性を求めるガードレールの作用効果を得ることができる。
また、これにより、平成11年2月に建設省から通達された、車両防護棚標準仕様である、車両逸脱防止性能、乗員の安全性能、車両復元誘導性能、構成部材の飛散防止性能などの規定条件にも対応することを目的とするものである。
また、最近話題になった、ガードレールに付着した鋭利な謎の金属片の付着を防止することができ、そしてガードレールと車両の損傷を軽くとどめることの効果を得ることができる。また施工は従来のガードレールと同様にボルトとナットだけで、短時間に組立てることができる。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。
ガードレール金属板2の道路の車道側面部に、ボルト止穴5を通じボルト3でナット4によりゴム板1を装着する。
ボルト止穴5に、ゴム栓7を埋め込み固定することにより、少なくとも車両事故時車両がボルト3に直接触れることなく、ボルトによる乗員の危険度を有効に防止することができ、ボルト止部の衝撃度も緩和される。
ガードレール金属板2に装着するゴム板1の硬さ、厚さ、型状はゴムの特性を最大限利用することにより、その用途に対応して自由に変えることができる。
1ゴム板
2ガードレール金属板
3ボルト
4ナット
5ボルト止穴
6支柱
7ゴム栓
2ガードレール金属板
3ボルト
4ナット
5ボルト止穴
6支柱
7ゴム栓
Claims (1)
- 道路の車道側面部に、ゴム板を装着したガードレール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006220604A JP2008019696A (ja) | 2006-07-14 | 2006-07-14 | ゴム板を装着した、ガードレール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006220604A JP2008019696A (ja) | 2006-07-14 | 2006-07-14 | ゴム板を装着した、ガードレール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008019696A true JP2008019696A (ja) | 2008-01-31 |
Family
ID=39075859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006220604A Pending JP2008019696A (ja) | 2006-07-14 | 2006-07-14 | ゴム板を装着した、ガードレール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008019696A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101143455B1 (ko) | 2011-06-29 | 2012-05-22 | 대민산업개발(주) | 충격흡수 판을 구비한 도로용 가드레일 |
KR101143454B1 (ko) | 2008-12-15 | 2012-05-22 | 대민산업개발(주) | 안전기능이 향상된 도로용 가드레일 |
JP2016512583A (ja) * | 2013-03-05 | 2016-04-28 | サンチェス デ ラ クルス, ホセ マヌエルSANCHEZ DE LA CRUZ, Jose Manuel | 道路用交通防護柵 |
-
2006
- 2006-07-14 JP JP2006220604A patent/JP2008019696A/ja active Pending
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