JPH0918306A - クロック異常検出回路 - Google Patents

クロック異常検出回路

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JPH0918306A
JPH0918306A JP16071895A JP16071895A JPH0918306A JP H0918306 A JPH0918306 A JP H0918306A JP 16071895 A JP16071895 A JP 16071895A JP 16071895 A JP16071895 A JP 16071895A JP H0918306 A JPH0918306 A JP H0918306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
circuit
abnormality
counting
clocks
Prior art date
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Pending
Application number
JP16071895A
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English (en)
Inventor
Toshihide Fujio
俊秀 藤尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Information Technology Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Communication Systems Inc
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Publication date
Application filed by Hitachi Communication Systems Inc filed Critical Hitachi Communication Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路構成簡単にして、クロックがその1/2
周期を超えて無変化状態にあることを高精度に検出する
こと。 【構成】 受信クロックRCKは変化点検出回路2で異
常検出用クロック源1からの高周波クロックCKに同期
化された上、同期化受信クロックの立上り、立下りそれ
ぞれの変化点が検出されるが、この変化点検出信号6が
得られる度に、クロックCKを計数している計数回路7
がリセットされている状態で、クロックRCKの異常に
より、回路7が一時的にせよリセットされなければ、判
定回路8からは、計数値が閾値9を上回った旨の判定結
果が得られるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信クロックが所定周
期で交互に立上り、立下っていないことを高精度に検出
するためのクロック異常検出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまで、この種クロックが異常状態に
あるか否かを監視するには、専らリトリガブル・モノス
テ−ブル・マルチバイブレ−タ(以下、再トリガ可ワン
ショット回路と称す)が用いられているのが実情であ
る。再トリガ可ワンショット回路は、図3に示すよう
に、回路本体に対し抵抗RおよびコンデンサCが外付け
された状態として構成されており、これに、監視対象と
しての受信クロックRCKがトリガ入力として印加され
るものとなっている。さて、受信クロックRCK自体
は、本来、所定周期で立上り、また立下っていることか
ら、したがって、抵抗RとコンデンサCによって定まる
時定数に応じた期間内に、受信クロックRCKが周期的
に立上がるか、または立下がる場合は、その度に再トリ
ガ可ワンショット回路は再トリガされる結果として、そ
のトリガ出力(Q出力)状態は常時“H”状態におかれ
るものとなっている。しかしながら、その期間内に、受
信クロックRCKが周期的に立上がらないか、または立
下がらない場合には、そのトリガ出力(Q出力)状態は
少なくとも一時的に“L”状態におかれることは明らか
である。即ち、この“L”状態の出現を以て、受信クロ
ックRCKの異常が検出され得るものである。
【0003】なお、この種技術に関するものとしては、
例えば特開平2ー296411号公報が挙げられる。こ
れによる場合、2つのカウンタ各々では、それぞれ受信
クロック、自律クロック(周期は受信クロックに同一)
が独立に計数されている状態で、それらカウンタ各々で
の計数値のその絶対差が設定値に達したことを以て、受
信クロックの異常が検出されたものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、再トリ
ガ可ワンショット回路によるクロック異常検出において
は、その回路本体に外付けされている抵抗、コンデンサ
各々の回路定数は任意に高精度に設定され得ないばかり
か、それら回路定数は周囲の環境状態や経年変化により
大きく変化する虞があり、これがためにトリガ出力のパ
ルス幅がばらつき、クロック異常は高精度に検出され得
ないものとなっている。また、上記公報による場合に
は、クロック異常は一応高精度に検出可とされている
も、回路構成の複雑化は否めないものとなっている。よ
って、本発明の目的は、回路構成簡単にして、クロック
がその1/2周期を超えて無変化状態にあることを高精
度に検出し得るクロック異常検出回路を供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、その構成要
素として、受信クロックの1/nの周期を以て高周波ク
ロックを発振出力する異常検出用クロック源と、該クロ
ック源からの高周波クロックに受信クロックを同期化し
た上、同期化受信クロックの立上り、立下りそれぞれの
変化点を検出する変化点検出回路と、該変化点検出回路
から変化点検出信号が得られる度に計数値がリセットさ
れつつ、上記異常検出用クロック源からの高周波クロッ
クを計数する計数回路と、該計数回路からの計数値を設
定閾値と常時比較することによって、受信クロックが該
受信クロックの1/2周期を超えて無変化状態にあるこ
とを以て異常として判定する判定回路とを具備せしめる
ことで達成される。
【0006】
【作用】受信クロックは、変化点検出回路で異常検出用
クロック源からの高周波クロックに同期化された上、同
期化受信クロックの立上り、立下りそれぞれの変化点が
検出されるが、この変化点検出信号をリセット信号とし
て、異常検出用クロック源からの高周波クロックを計数
している計数回路がリセットされるようにしたものであ
る。しかして、受信クロックが正常な状態では、計数回
路の計数値は設定閾値に達する前にリセットされ、その
設定閾値を上回ることはないものである。しかしなが
ら、受信クロックの異常により、計数回路がリセットさ
れるべき時点でリセットされなければ、その計数値は設
定閾値を上回るようになるが、この旨の判定結果を以て
受信クロックの異常が検出され得るものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図1,図2により説明する。
さて、図1には本発明によるクロック異常検出回路の一
例での具体的回路構成が示されているが、これによる場
合、クロック異常検出回路は、受信クロックRCKの1
/nの周期を以て高周波クロックCKを発振出力する異
常検出用クロック源1と、異常検出用クロック源1から
の高周波クロックCKに受信クロックRCKをフリップ
フロップ3,4により同期化せしめた上、同期化受信ク
ロックの立上り、立下りそれぞれの変化点を排他的論理
和ゲート5によって検出する変化点検出回路2と、変化
点検出回路2から変化点検出信号(ED)6が得られる
度に計数値Qn (実際には、Qn 〜Q0 であるが、図面
の簡単化上、Qn として示す)がリセットされつつ、異
常検出用クロック源1からの高周波クロックCKを計数
する計数回路(具体的には(n+1)ビットカウンタ)
7と、計数回路7からの計数値Qn を設定閾値9と常時
比較することによって、受信クロックRCKがその1/
2周期を超えて無変化状態にあることを以て異常(障害
検出ALM)として判定する判定回路8とから構成され
たものとなっている。但し、上記(n+1)ビットカウ
ンタにおける「n」と、受信クロックの1/nにおける
「n」との間には直接的な関係はなく、(n+1)ビッ
トカウンタにおける「n」の値としては、受信クロック
RCK、高周波クロックCKの周期をそれぞれT、tと
して、T/2<t×2n+1 を満足する最小整数値として
設定されればよいものである。
【0008】その回路動作であるが、図2にその一例で
の回路動作を示す。図示のように、受信クロックRCK
が正常状態にある場合には、計数回路7はT/2毎にリ
セットされることから、その計数値Qn は“2”を超え
ることはないものとなっている。しかしながら、受信ク
ロックRCKが異常状態に陥り、一時的にせよその信号
レベルが“L”状態に変化すべき時点に“H”状態、ま
たは“H”状態に変化すべき時点に“L”状態に引き続
きおかれたとすれば、その時点で変化点検出信号6が得
られず、したがって、計数回路7では、その計数値Qn
が正常時の最大値である“2”を超えて、更に更新され
るところとなるものである。さて、判定回路8は計数回
路7の計数値Qn が“3”以上にあることを閾値9によ
って判定するために設けられているが、より速やかに受
信クロックRCKの異常を検出するには、閾値9として
“3”が設定されれば必要十分なわけである(図示の例
では、閾値9は“6”に設定)。換言すれば、閾値9と
して“3”が設定されている場合には、計数値Qn
“3”に達したことを以て、受信クロックRCKが異常
であることを示す障害検出信号ALMが判定回路8より
出力されればよいものである。因みに、本例では、障害
検出信号ALMは計数回路7での計数イネ−ブル制御信
号として帰還されており、障害検出信号ALMが得られ
た時点から、異常が回復されるまでの間、計数回路7で
の計数動作は停止されたものとなっている。計数回路7
に対し、設定閾値が相異なる判定回路を複数備える場合
には、受信クロックRCKの異常はその態様(瞬断、断
絶異常等)が区分けされた状態として検出され得るもの
である。
【0009】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1によれ
ば、回路構成簡単にして、クロックがその1/2周期を
超えて無変化状態にあることを高精度に検出し得るもの
となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるクロック異常検出回路の
一例での具体的回路構成を示す図
【図2】図2は、一例でのその回路動作を説明するため
の図
【図3】図3は、従来技術に係るクロック異常検出回路
の構成を示す図
【符号の説明】
1…異常検出用クロック源、2…変化点検出回路、7…
計数回路、8…判定回路、9…閾値

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信クロックが所定周期で交互に立上
    り、立下っていないことを検出するためのクロック異常
    検出回路であって、受信クロックの1/n(n:一般に
    2以上の任意整数、以下、同様)の周期を以て高周波ク
    ロックを発振出力する異常検出用クロック源と、該クロ
    ック源からの高周波クロックに受信クロックを同期化し
    た上、同期化受信クロックの立上り、立下りそれぞれの
    変化点を検出する変化点検出回路と、該変化点検出回路
    から変化点検出信号が得られる度に計数値がリセットさ
    れつつ、上記異常検出用クロック源からの高周波クロッ
    クを計数する計数回路と、該計数回路からの計数値を設
    定閾値と常時比較することによって、受信クロックが該
    受信クロックの1/2周期を超えて無変化状態にあるこ
    とを以て異常として判定する判定回路と、からなる構成
    のクロック異常検出回路。
JP16071895A 1995-06-27 1995-06-27 クロック異常検出回路 Pending JPH0918306A (ja)

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Cited By (6)

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