JPH09182709A - 食器洗い機 - Google Patents
食器洗い機Info
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- JPH09182709A JPH09182709A JP7342797A JP34279795A JPH09182709A JP H09182709 A JPH09182709 A JP H09182709A JP 7342797 A JP7342797 A JP 7342797A JP 34279795 A JP34279795 A JP 34279795A JP H09182709 A JPH09182709 A JP H09182709A
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- Japan
- Prior art keywords
- lid
- opening
- cleaning tank
- inner lid
- inclined surface
- Prior art date
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L—DOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L15/00—Washing or rinsing machines for crockery or tableware
- A47L15/42—Details
- A47L15/4251—Details of the casing
- A47L15/4257—Details of the loading door
- A47L15/4263—Door sealing arrangements
Landscapes
- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 食器の洗浄を行う食器洗い機において、蓋が
上方向に開く構成にあって、蓋と洗浄槽の開口部との間
での手を挟む力を低く抑える。 【解決手段】 箱型の洗浄槽２１の上方の開口部を、開
口部の全周にわたって内側に入り込む内壁３２を有する
内蓋２６で上方に回転自在に覆い、内蓋２６の内壁３２
の外周にシール部材３４を取り付け、洗浄槽２１の開口
部と内蓋２６との間を水封し、内蓋２６の外側を外蓋２
７で覆う。洗浄槽２１の開口部の上面に洗浄槽２１の内
側に下降する傾斜面３１を形成するとともに、洗浄槽２
１の開口部の後部両端近傍の範囲の内蓋２６の内壁３２
の下端面に、洗浄槽２１の傾斜面３１とほぼ平行な傾斜
面３３を設ける。
上方向に開く構成にあって、蓋と洗浄槽の開口部との間
での手を挟む力を低く抑える。 【解決手段】 箱型の洗浄槽２１の上方の開口部を、開
口部の全周にわたって内側に入り込む内壁３２を有する
内蓋２６で上方に回転自在に覆い、内蓋２６の内壁３２
の外周にシール部材３４を取り付け、洗浄槽２１の開口
部と内蓋２６との間を水封し、内蓋２６の外側を外蓋２
７で覆う。洗浄槽２１の開口部の上面に洗浄槽２１の内
側に下降する傾斜面３１を形成するとともに、洗浄槽２
１の開口部の後部両端近傍の範囲の内蓋２６の内壁３２
の下端面に、洗浄槽２１の傾斜面３１とほぼ平行な傾斜
面３３を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は食器の洗浄を行う食
器洗い機に関するものである。
器洗い機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の食器洗い機は図７に示す
ように構成していた。以下、その構成について説明す
る。
ように構成していた。以下、その構成について説明す
る。
【０００３】図に示すように、洗浄槽１は食器類２を内
部に収納し、底部に洗浄水を溜め、前面は開口部となっ
ている。洗浄ノズル３は洗浄槽１内に回転自在に支持さ
れ、食器類２に向けて洗浄水を噴出する。洗浄ポンプ４
は洗浄ノズル３に洗浄水を送り込むものであり、この洗
浄ポンプ４はモータ５によって駆動される。ヒータ６は
洗浄槽１の底部に配設し、洗浄水を加熱する。
部に収納し、底部に洗浄水を溜め、前面は開口部となっ
ている。洗浄ノズル３は洗浄槽１内に回転自在に支持さ
れ、食器類２に向けて洗浄水を噴出する。洗浄ポンプ４
は洗浄ノズル３に洗浄水を送り込むものであり、この洗
浄ポンプ４はモータ５によって駆動される。ヒータ６は
洗浄槽１の底部に配設し、洗浄水を加熱する。
【０００４】扉７は洗浄槽１の前面開口部を前方に開閉
自在に覆っており、この扉７の内部の下部に支持部材８
を取り付け、食器洗い機本体９に取り付けた軸受け部材
１０に軸１１を介して回転自在に保持されている。洗浄
槽１の開口部の内壁の上面および左右側面に第１のシー
ル部材１２を取り付け、扉７の下面内部に第２のシール
部材１３を取り付けている。
自在に覆っており、この扉７の内部の下部に支持部材８
を取り付け、食器洗い機本体９に取り付けた軸受け部材
１０に軸１１を介して回転自在に保持されている。洗浄
槽１の開口部の内壁の上面および左右側面に第１のシー
ル部材１２を取り付け、扉７の下面内部に第２のシール
部材１３を取り付けている。
【０００５】上記構成において動作を説明すると、利用
者が扉７を前方に開け、食器類２を食器かご１４に配置
し、洗浄槽１に収納して洗剤を入れた後運転を開始する
と、まず、洗浄槽１の底部に所定量の水道水が給水され
る。そして、モータ５およびヒータ６に通電され、洗浄
水は加熱されながら洗浄ポンプ４により食器類２に向け
て洗浄ノズル３から噴出され、食器の汚れを落とす。洗
浄中は、第１のシール部材１２と第２のシール部材１３
によって、洗浄槽１と扉７との間を水封し、洗浄槽１内
に噴出される洗浄水が洗浄槽１外に漏れるのを防止す
る。
者が扉７を前方に開け、食器類２を食器かご１４に配置
し、洗浄槽１に収納して洗剤を入れた後運転を開始する
と、まず、洗浄槽１の底部に所定量の水道水が給水され
る。そして、モータ５およびヒータ６に通電され、洗浄
水は加熱されながら洗浄ポンプ４により食器類２に向け
て洗浄ノズル３から噴出され、食器の汚れを落とす。洗
浄中は、第１のシール部材１２と第２のシール部材１３
によって、洗浄槽１と扉７との間を水封し、洗浄槽１内
に噴出される洗浄水が洗浄槽１外に漏れるのを防止す
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、扉７が食器洗い機本体９の前方方向に開くため、
食器洗い機本体９の前方のスペースが活用できず、設置
場所が限定されるという問題を有していた。限られた台
所のスペースの中で食器洗い機の占める領域を小さくす
るためには、蓋が上方向に開く構成とし、食器洗い機本
体９の前方のスペースを有効に活用できるようにするこ
とが一つの手段となる。
では、扉７が食器洗い機本体９の前方方向に開くため、
食器洗い機本体９の前方のスペースが活用できず、設置
場所が限定されるという問題を有していた。限られた台
所のスペースの中で食器洗い機の占める領域を小さくす
るためには、蓋が上方向に開く構成とし、食器洗い機本
体９の前方のスペースを有効に活用できるようにするこ
とが一つの手段となる。
【０００７】しかし、上開きの構成においては、蓋を開
けた状態で洗浄槽の開口部上端に使用者が手を置き易く
なり、開閉の軸付近となる洗浄槽の開口部の後部両端近
傍の範囲に手を置いて蓋を閉めようとしたとき、挟む力
が大きくなることが想定できる。
けた状態で洗浄槽の開口部上端に使用者が手を置き易く
なり、開閉の軸付近となる洗浄槽の開口部の後部両端近
傍の範囲に手を置いて蓋を閉めようとしたとき、挟む力
が大きくなることが想定できる。
【０００８】本発明は上記課題を解決するもので、蓋が
上方向に開く構成にあって、蓋と洗浄槽の開口部との間
での手を挟む力を低く抑えることを目的としている。
上方向に開く構成にあって、蓋と洗浄槽の開口部との間
での手を挟む力を低く抑えることを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の食器洗い機にお
いては、上方に開口部を有する箱型の洗浄槽の開口部を
内蓋で上方に回転自在に覆い、この内蓋に洗浄槽の開口
部の全周にわたって内側に入り込む内壁を設け、洗浄槽
の開口部の上面に洗浄槽の内側に下降する傾斜面を形成
するとともに、洗浄槽の開口部の後部両端近傍の範囲の
内蓋の内壁の下端面に、洗浄槽の傾斜面とほぼ平行な傾
斜面を設けたものである。
いては、上方に開口部を有する箱型の洗浄槽の開口部を
内蓋で上方に回転自在に覆い、この内蓋に洗浄槽の開口
部の全周にわたって内側に入り込む内壁を設け、洗浄槽
の開口部の上面に洗浄槽の内側に下降する傾斜面を形成
するとともに、洗浄槽の開口部の後部両端近傍の範囲の
内蓋の内壁の下端面に、洗浄槽の傾斜面とほぼ平行な傾
斜面を設けたものである。
【００１０】これにより、蓋を閉めるときに、使用者が
誤って蓋と洗浄槽との間に指を挟んでも、洗浄槽の開口
部の上面の傾斜面と、この傾斜面とほぼ平行な内蓋の内
壁の下端面の傾斜面とで挟まれるため、指に当たる面積
が大きく、しかも平行であり、指を挟み込む力を低く抑
えることができ、使用勝手を向上することができる。
誤って蓋と洗浄槽との間に指を挟んでも、洗浄槽の開口
部の上面の傾斜面と、この傾斜面とほぼ平行な内蓋の内
壁の下端面の傾斜面とで挟まれるため、指に当たる面積
が大きく、しかも平行であり、指を挟み込む力を低く抑
えることができ、使用勝手を向上することができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、上方に開口部を有する箱型の洗浄槽と、この開口部
を上方に回転自在に覆い前記開口部の全周にわたって内
側に入り込む内壁を有する内蓋と、この内蓋の外側を覆
う外蓋と、前記内蓋の内壁の外周に取り付け前記洗浄槽
の開口部と前記内蓋との間を水封するシール部材とを備
え、前記洗浄槽の開口部の上面に洗浄槽の内側に下降す
る傾斜面を形成するとともに、前記洗浄槽の開口部の後
部両端近傍の範囲の前記内蓋の内壁の下端面に、前記洗
浄槽の傾斜面とほぼ平行な傾斜面を設けたものであり、
蓋を閉めるときに使用者が誤って洗浄槽との間に指を挟
んでも、指に当たる面積が大きくなり、指を挟み込む力
を低く抑えることができ、使用勝手を向上することがで
きる。
は、上方に開口部を有する箱型の洗浄槽と、この開口部
を上方に回転自在に覆い前記開口部の全周にわたって内
側に入り込む内壁を有する内蓋と、この内蓋の外側を覆
う外蓋と、前記内蓋の内壁の外周に取り付け前記洗浄槽
の開口部と前記内蓋との間を水封するシール部材とを備
え、前記洗浄槽の開口部の上面に洗浄槽の内側に下降す
る傾斜面を形成するとともに、前記洗浄槽の開口部の後
部両端近傍の範囲の前記内蓋の内壁の下端面に、前記洗
浄槽の傾斜面とほぼ平行な傾斜面を設けたものであり、
蓋を閉めるときに使用者が誤って洗浄槽との間に指を挟
んでも、指に当たる面積が大きくなり、指を挟み込む力
を低く抑えることができ、使用勝手を向上することがで
きる。
【００１２】請求項２に記載の発明は、上方に開口部を
有する箱型の洗浄槽と、この開口部を上方に回転自在に
覆う内蓋と、この内蓋の外側を覆う外蓋と、前記内蓋に
取り付け前記洗浄槽と前記内蓋との間を水封するシール
部材と、前記洗浄槽の開口部の後部両端近傍の範囲の前
記内蓋と前記外蓋の間に取り付けたゴム製の緩衝部材と
を備え、この緩衝部材の下端を前記外蓋の下端より下方
に突出させたものであり、蓋を閉めるときに使用者が誤
って洗浄槽との間に指を挟んでも、緩衝部材に指が当た
ることにより、指を挟み込む力を低く抑えることがで
き、使用勝手を向上することができる。
有する箱型の洗浄槽と、この開口部を上方に回転自在に
覆う内蓋と、この内蓋の外側を覆う外蓋と、前記内蓋に
取り付け前記洗浄槽と前記内蓋との間を水封するシール
部材と、前記洗浄槽の開口部の後部両端近傍の範囲の前
記内蓋と前記外蓋の間に取り付けたゴム製の緩衝部材と
を備え、この緩衝部材の下端を前記外蓋の下端より下方
に突出させたものであり、蓋を閉めるときに使用者が誤
って洗浄槽との間に指を挟んでも、緩衝部材に指が当た
ることにより、指を挟み込む力を低く抑えることがで
き、使用勝手を向上することができる。
【００１３】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。 （実施の形態１）図３に示すように、洗浄槽２１は食器
類２２を内部に収納し、底部に洗浄水を溜め、上面は開
口部となっている。洗浄ノズル２３は洗浄槽２１内に回
転自在に支持され、洗浄ポンプ２４により送り込まれた
洗浄水を食器類２２に向けて噴出する。ヒータ２５は洗
浄槽２１の底部に配設して洗浄水を加熱する。
を参照しながら説明する。 （実施の形態１）図３に示すように、洗浄槽２１は食器
類２２を内部に収納し、底部に洗浄水を溜め、上面は開
口部となっている。洗浄ノズル２３は洗浄槽２１内に回
転自在に支持され、洗浄ポンプ２４により送り込まれた
洗浄水を食器類２２に向けて噴出する。ヒータ２５は洗
浄槽２１の底部に配設して洗浄水を加熱する。
【００１４】内蓋２６は洗浄槽２１の上面開口部を上方
に開閉自在に覆い、この内蓋２６の上方に外蓋２７を取
り付け、これら内蓋２６と外蓋２７とで蓋を構成してい
る。内蓋２６の後方に軸受け部２８を形成し、軸２９に
よって支持部材３０を回転自在に取り付けている。支持
部材３０は洗浄槽２１に固定されており、軸２９を中心
にして蓋が上方向に回転するように構成している。
に開閉自在に覆い、この内蓋２６の上方に外蓋２７を取
り付け、これら内蓋２６と外蓋２７とで蓋を構成してい
る。内蓋２６の後方に軸受け部２８を形成し、軸２９に
よって支持部材３０を回転自在に取り付けている。支持
部材３０は洗浄槽２１に固定されており、軸２９を中心
にして蓋が上方向に回転するように構成している。
【００１５】また、図２に示すように、洗浄槽２１の開
口部の上面には、全周にわたり洗浄槽２１の内側に下降
する傾斜面３１を形成するとともに、内蓋２６には、洗
浄槽２１の開口部の全周にわたって内側に入りこむ内壁
３２を形成している。この内壁３２は、図１に示すよう
に、部分的に洗浄槽２１の内側に幅が広くなっており、
内壁３２の下端面は、洗浄槽２１の傾斜面３１にほぼ平
行な傾斜面３３を形成している。この傾斜面３３が形成
される範囲は、図４に示すように、開閉の軸２９に近
い、洗浄槽２１の開口部の後部両端近傍の範囲である。
シール部材３４は、内蓋２６に装着し、洗浄槽２１と内
蓋２６との間を水封するようにしている。
口部の上面には、全周にわたり洗浄槽２１の内側に下降
する傾斜面３１を形成するとともに、内蓋２６には、洗
浄槽２１の開口部の全周にわたって内側に入りこむ内壁
３２を形成している。この内壁３２は、図１に示すよう
に、部分的に洗浄槽２１の内側に幅が広くなっており、
内壁３２の下端面は、洗浄槽２１の傾斜面３１にほぼ平
行な傾斜面３３を形成している。この傾斜面３３が形成
される範囲は、図４に示すように、開閉の軸２９に近
い、洗浄槽２１の開口部の後部両端近傍の範囲である。
シール部材３４は、内蓋２６に装着し、洗浄槽２１と内
蓋２６との間を水封するようにしている。
【００１６】上記構成において動作を説明すると、利用
者が外蓋２７を上方に開け、食器類２２を食器かご３５
に配置して洗浄槽２１に収納し、洗剤を入れた後運転を
開始すると、まず、洗浄槽２１の底部に所定量の水道水
が給水される。そして 洗浄ポンプ２４およびヒータ２
５に通電され、洗浄水は加熱されながら食器類２２に向
けて洗浄ノズル２３から噴出され、食器類２２の汚れを
落とす。洗浄中はシール部材３４によって洗浄槽２１と
内蓋２６との間を水封し、洗浄槽２１内に噴出される洗
浄水が洗浄槽２１外に漏れることを防止する。
者が外蓋２７を上方に開け、食器類２２を食器かご３５
に配置して洗浄槽２１に収納し、洗剤を入れた後運転を
開始すると、まず、洗浄槽２１の底部に所定量の水道水
が給水される。そして 洗浄ポンプ２４およびヒータ２
５に通電され、洗浄水は加熱されながら食器類２２に向
けて洗浄ノズル２３から噴出され、食器類２２の汚れを
落とす。洗浄中はシール部材３４によって洗浄槽２１と
内蓋２６との間を水封し、洗浄槽２１内に噴出される洗
浄水が洗浄槽２１外に漏れることを防止する。
【００１７】つぎに、蓋が開いた状態では、洗浄槽２１
の上面の傾斜面３１が露出した状態となり、使用者が傾
斜面３１に手を置き易くなる。もし、使用者が手を置い
たまま不用意に蓋を閉めて指を挟まれた場合、開閉の軸
２９付近では大きな力で挟まれることとなるが、図４に
示すように、内壁３２は、洗浄槽２１の開口部の後部両
端近傍に対応する範囲のみ、洗浄槽２１の傾斜面３１に
ほぼ平行な斜面３３を形成し、洗浄槽２１内側に幅が広
くなっているため、指に当たる面積が大きくなり、指を
挟み込む力を低く抑えることができ、使用勝手を向上す
ることができる。
の上面の傾斜面３１が露出した状態となり、使用者が傾
斜面３１に手を置き易くなる。もし、使用者が手を置い
たまま不用意に蓋を閉めて指を挟まれた場合、開閉の軸
２９付近では大きな力で挟まれることとなるが、図４に
示すように、内壁３２は、洗浄槽２１の開口部の後部両
端近傍に対応する範囲のみ、洗浄槽２１の傾斜面３１に
ほぼ平行な斜面３３を形成し、洗浄槽２１内側に幅が広
くなっているため、指に当たる面積が大きくなり、指を
挟み込む力を低く抑えることができ、使用勝手を向上す
ることができる。
【００１８】なお、洗浄槽２１の開口部の上面を洗浄槽
２１の内側に下降する傾斜面３１としているのは、洗浄
中に蓋を開けたとき、内蓋２６の内面に付着した水滴が
滴下しても、洗浄槽２１内側に導き、洗浄槽２１外へ飛
び散るのを防ぐためであり、この傾斜面３１にほぼ平行
に内壁３２の下端面にも傾斜面３３を設けることは、同
一な平面を形成することになり、ただ指の当たる面積を
広くするだけでなく、痛感を和らげる上で効果が大き
い。
２１の内側に下降する傾斜面３１としているのは、洗浄
中に蓋を開けたとき、内蓋２６の内面に付着した水滴が
滴下しても、洗浄槽２１内側に導き、洗浄槽２１外へ飛
び散るのを防ぐためであり、この傾斜面３１にほぼ平行
に内壁３２の下端面にも傾斜面３３を設けることは、同
一な平面を形成することになり、ただ指の当たる面積を
広くするだけでなく、痛感を和らげる上で効果が大き
い。
【００１９】また、内蓋２６の内壁３２の下端面に傾斜
面３３を設けることは、洗浄槽２１内の有効容積を減ら
すことにつながるが、この傾斜面３３を設ける範囲を、
食器類２のセットに影響が少なく、かつ指詰めに対して
は効果の大きい洗浄槽２１の開口部の後部両端近傍とす
ることにより、洗浄槽２１の有効容積への影響を最小限
に抑えることができる。
面３３を設けることは、洗浄槽２１内の有効容積を減ら
すことにつながるが、この傾斜面３３を設ける範囲を、
食器類２のセットに影響が少なく、かつ指詰めに対して
は効果の大きい洗浄槽２１の開口部の後部両端近傍とす
ることにより、洗浄槽２１の有効容積への影響を最小限
に抑えることができる。
【００２０】（実施の形態２）図５に示すように、内蓋
２６と外蓋２７の間にゴム製の緩衝部材３６を設け、こ
の緩衝部材３６の下端３７は外蓋２７の下端３８より下
方に突出している。この緩衝部材３５を設けている範囲
は、図４および図６に示すように、洗浄槽２１の開口部
の後部両端近傍に対応する範囲である。他の構成は上記
実施の形態１と同じである。ただし、上記実施の形態１
における洗浄槽２１の開口部の傾斜面３１は形成しなく
てもよく、また、内蓋２６の内壁３２の下端面に傾斜面
３３を設けなくてもよい。
２６と外蓋２７の間にゴム製の緩衝部材３６を設け、こ
の緩衝部材３６の下端３７は外蓋２７の下端３８より下
方に突出している。この緩衝部材３５を設けている範囲
は、図４および図６に示すように、洗浄槽２１の開口部
の後部両端近傍に対応する範囲である。他の構成は上記
実施の形態１と同じである。ただし、上記実施の形態１
における洗浄槽２１の開口部の傾斜面３１は形成しなく
てもよく、また、内蓋２６の内壁３２の下端面に傾斜面
３３を設けなくてもよい。
【００２１】上記構成においてその作用を説明すると、
蓋が開いた状態では、洗浄槽２１の開口部の上面が露出
した状態となり、使用者が傾斜面３１に手を置き易くな
る。もし、使用者が手を置いたまま不用意に蓋を閉めて
指を挟まれた場合、開閉の軸２９付近では大きな力で挟
まれることとなるが、図５に示すように、洗浄槽２１の
開口部の後部両端近傍に対応する範囲に、緩衝部材３６
の下端３７が外蓋２７の下端３８を覆っているため、た
とえ指が挟まれたしても、指を挟み込む力を低く抑える
ことができ、使用勝手を向上することができる。
蓋が開いた状態では、洗浄槽２１の開口部の上面が露出
した状態となり、使用者が傾斜面３１に手を置き易くな
る。もし、使用者が手を置いたまま不用意に蓋を閉めて
指を挟まれた場合、開閉の軸２９付近では大きな力で挟
まれることとなるが、図５に示すように、洗浄槽２１の
開口部の後部両端近傍に対応する範囲に、緩衝部材３６
の下端３７が外蓋２７の下端３８を覆っているため、た
とえ指が挟まれたしても、指を挟み込む力を低く抑える
ことができ、使用勝手を向上することができる。
【００２２】なお、緩衝部材３６は外観的には下端３７
がわずかに見えるだけであり、その範囲も目立ち難い製
品後部の開閉の軸２９の近傍に部分的に見える程度であ
るため、デザイン性を損うことなく、使用勝手を向上す
ることができる。
がわずかに見えるだけであり、その範囲も目立ち難い製
品後部の開閉の軸２９の近傍に部分的に見える程度であ
るため、デザイン性を損うことなく、使用勝手を向上す
ることができる。
【００２３】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項１に記載の
発明によれば、洗浄槽の開口部の上面に洗浄槽の内側に
下降する傾斜面を形成するとともに、前記洗浄槽の開口
部の後部両端近傍の範囲の内蓋の内壁の下端面に、前記
洗浄槽の傾斜面とほぼ平行な傾斜面を設けたから、蓋を
閉めるときに使用者が誤って洗浄槽との間に指を挟んで
も、指に当たる面積が大きくなり、指を挟み込む力を低
く抑えることができ、使用勝手を向上することができ
る。さらに、傾斜面を設ける範囲を、食器類のセットに
影響が少なく、かつ指詰めに対しては効果の大きい洗浄
槽の開口部の後部両端近傍とすることにより、洗浄槽の
有効容積への影響を最小限に抑えて、使用勝手を向上す
ることができる。
発明によれば、洗浄槽の開口部の上面に洗浄槽の内側に
下降する傾斜面を形成するとともに、前記洗浄槽の開口
部の後部両端近傍の範囲の内蓋の内壁の下端面に、前記
洗浄槽の傾斜面とほぼ平行な傾斜面を設けたから、蓋を
閉めるときに使用者が誤って洗浄槽との間に指を挟んで
も、指に当たる面積が大きくなり、指を挟み込む力を低
く抑えることができ、使用勝手を向上することができ
る。さらに、傾斜面を設ける範囲を、食器類のセットに
影響が少なく、かつ指詰めに対しては効果の大きい洗浄
槽の開口部の後部両端近傍とすることにより、洗浄槽の
有効容積への影響を最小限に抑えて、使用勝手を向上す
ることができる。
【００２４】また、請求項２に記載の発明によれば、洗
浄槽の開口部の後部両端近傍の範囲の内蓋と外蓋の間に
取り付けたゴム製の緩衝部材とを備え、この緩衝部材の
下端を前記外蓋の下端より下方に突出させたから、蓋を
閉めるときに使用者が誤って洗浄槽との間に指を挟んで
も、緩衝部材に指が当たることにより、指を挟み込む力
を低く抑えることができ、使用勝手を向上することがで
きる。さらに緩衝部材を設ける範囲を、洗浄槽の開口部
の後部両端近傍の目立ち難い範囲とし、下端部が部分的
に見える程度としているため、デザイン性を損うことな
く、使用勝手を向上することができる。
浄槽の開口部の後部両端近傍の範囲の内蓋と外蓋の間に
取り付けたゴム製の緩衝部材とを備え、この緩衝部材の
下端を前記外蓋の下端より下方に突出させたから、蓋を
閉めるときに使用者が誤って洗浄槽との間に指を挟んで
も、緩衝部材に指が当たることにより、指を挟み込む力
を低く抑えることができ、使用勝手を向上することがで
きる。さらに緩衝部材を設ける範囲を、洗浄槽の開口部
の後部両端近傍の目立ち難い範囲とし、下端部が部分的
に見える程度としているため、デザイン性を損うことな
く、使用勝手を向上することができる。
【図１】本発明の第１の実施の形態の食器洗い機の内蓋
の傾斜面を有する箇所で断面した要部断面図
の傾斜面を有する箇所で断面した要部断面図
【図２】同食器洗い機の内蓋の傾斜面を設けない箇所で
断面した要部断面図
断面した要部断面図
【図３】同食器洗い機の断面図
【図４】同食器洗い機の蓋の一部切欠した下面図
【図５】本発明の第２の実施の形態の食器洗い機の緩衝
部材を設けた箇所で断面した要部断面図
部材を設けた箇所で断面した要部断面図
【図６】同食器洗い機の一部切欠した要部側面図
【図７】従来の食器洗い機の断面図
２１ 洗浄槽 ２６ 内蓋 ２７ 外蓋 ３１ 傾斜面 ３２ 内壁 ３３ 傾斜面 ３４ シール部材
Claims (2)
- 【請求項１】 上方に開口部を有する箱型の洗浄槽と、
この開口部を上方に回転自在に覆い前記開口部の全周に
わたって内側に入り込む内壁を有する内蓋と、この内蓋
の外側を覆う外蓋と、前記内蓋の内壁の外周に取り付け
前記洗浄槽の開口部と前記内蓋との間を水封するシール
部材とを備え、前記洗浄槽の開口部の上面に洗浄槽の内
側に下降する傾斜面を形成するとともに、前記洗浄槽の
開口部の後部両端近傍の範囲の前記内蓋の内壁の下端面
に、前記洗浄槽の傾斜面とほぼ平行な傾斜面を設けた食
器洗い機。 - 【請求項２】 上方に開口部を有する箱型の洗浄槽と、
この開口部を上方に回転自在に覆う内蓋と、この内蓋の
外側を覆う外蓋と、前記内蓋に取り付け前記洗浄槽と前
記内蓋との間を水封するシール部材と、前記洗浄槽の開
口部の後部両端近傍の範囲の前記内蓋と前記外蓋の間に
取り付けたゴム製の緩衝部材とを備え、この緩衝部材の
下端を前記外蓋の下端より下方に突出させた食器洗い
機。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP34279795A JP3435953B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 食器洗い機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34279795A JP3435953B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 食器洗い機 |
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| JPH09182709A true JPH09182709A (ja) | 1997-07-15 |
| JP3435953B2 JP3435953B2 (ja) | 2003-08-11 |
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ID=18356577
Family Applications (1)
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| JP34279795A Expired - Fee Related JP3435953B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 食器洗い機 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3435953B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005245899A (ja) * | 2004-03-08 | 2005-09-15 | Nihon Choriki | 食器類洗浄装置 |
| JP2007068812A (ja) * | 2005-09-08 | 2007-03-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ドラム式洗濯機 |
| JP2014501141A (ja) * | 2010-12-23 | 2014-01-20 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | 衣類処理装置 |
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-
1995
- 1995-12-28 JP JP34279795A patent/JP3435953B2/ja not_active Expired - Fee Related
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