JPH09182236A - 雑音防止用高圧抵抗電線の皮剥き装置 - Google Patents

雑音防止用高圧抵抗電線の皮剥き装置

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JPH09182236A
JPH09182236A JP7339055A JP33905595A JPH09182236A JP H09182236 A JPH09182236 A JP H09182236A JP 7339055 A JP7339055 A JP 7339055A JP 33905595 A JP33905595 A JP 33905595A JP H09182236 A JPH09182236 A JP H09182236A
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electric wire
wire
resistance
pressing
resistance wire
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Toshio Inada
稔雄 稲田
Yasuyuki Yamada
康幸 山田
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雑音防止用高圧抵抗電線の密着力を低下させ
た皮剥き装置に関する。 【解決手段】 電線用クランプ11とストリップ刃12
との間で抵抗電線長手方向と直交する方向に、抵抗電線
Aを押圧して扱く電線扱き具13を配置した。電線扱き
具が、環状の本体部に抵抗電線の径と略同径の挿通孔1
3bを形成し、抵抗電線の外周面を押圧する押圧部を、
挿通孔の内周壁面に等間隔に複数設けた。押圧部が、挿
通孔の内周壁面から挿通孔中心軸方向へ進退自在で弾性
を有する支持部と、支持部の一端に固定された球状部材
とから成る。また、電線扱き具が抵抗電線長手方向に回
動自在な円筒状の一対の押圧ローラを有し、押圧ローラ
間の間隔を抵抗電線の径より小に設定した。更に、押圧
ローラが外周面に一端から他端へ向けて突条を等間隔に
複数設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などに使用
される雑音防止用高圧抵抗電線の皮剥き装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】雑音防止用高圧抵抗電線(以下単に抵抗
電線という)とは、自動車等の点火プラグの火花放電時
における高周波発振によって発生するラジオ、テレビ妨
害電波を阻止するための点火ケーブルのことである。一
般に、抵抗電線は図13の如くに構成されている。
【0003】すなわち、図13において、抵抗電線Aは
可撓性の芯線部1の外周面にスパイラル状に金属抵抗線
2を巻装し、金属抵抗線2の外周面に被覆部3を形成し
て構成される。芯線部1はガラス繊維、ポリアミド繊維
等の複数の素線(図示せず)を束ねて可撓性の一本の補
強芯線4を形成し、補強芯線4の外周面にコア5を周設
して成る。被覆部3は芯線部4と金属抵抗線2とを共に
覆うようにエチレンプロピレンゴム、シリコーンゴム、
スチレンブタジエンゴム等の絶縁体6を形成し、絶縁体
6をガラス繊維等の編組7を介してシリコーンゴム等の
シース8で被覆して成る。
【0004】上記構成の抵抗電線Aの皮剥き、即ち被覆
部3を除去する皮剥き装置としては、例えば図14に示
すように、特開平4−200215号公報記載の皮剥き
の装置が提案されている。すなわち、図14において、
皮剥き装置Bは、抵抗電線Aの端末部A′を挟持する一
対の電線用クランプ51,51と、端末部A′の被覆部
3′を剥いて金属抵抗線2を露出させる一対のストリッ
プ刃52,52と、電線用クランプ51とストリップ刃
52とを作動させる駆動部(図示せず)とから成る。
【0005】ストリップ刃52を閉状態にすることで電
線用クランプ51に挟持された端末部A′の被覆部3′
に、抵抗電線Aの長手方向xと直交する方向に切り込み
53を入れ、その状態のままストリップ刃52を長手方
向xに移動する。そして、図15の如くに、被覆部3′
が剥がされて金属抵抗線2が露出し、露出部54が形成
される。なお、53,53は一対の切断刃である。これ
により、図16に示す如くに、芯線部1にスパイラル状
に巻装された金属抵抗線2のほつれ55が防止される。
【0006】しかしながら、金属抵抗線2と被覆部3と
の間は密着している、すなわち密着力が大きいから、ス
トリップ刃52によって皮剥きした場合、図17のよう
に、芯線部1のコア5の欠損56が頻繁に生じるという
問題点があった。そこで、コア5の欠損56を防止する
ために、例えば図18のような電線のほぐし装置(特開
平4−183211号公報)が提案されている。
【0007】すなわち、図18において、この電線のほ
ぐし装置Cは、断面コ字状のフレーム60の溝60a内
に抵抗電線Aの端末部A′を押圧する押圧子61と、押
圧子61を昇降させるシリンダ62と、端末部A′を溝
60aの開口近傍で挟持する一対の電線用クランプ6
3,63とから成る。シリンダ62のロッド62aを伸
ばして押圧子61を上昇させ、押圧子61で端末部A′
を溝60aの一方の内壁面60bに突き当てる。これに
より、端末部A′を殴打して金属抵抗線2と被覆部3と
の密着力を低下させ、端末部A′をほぐすことができ
る。そして、端末部A′の皮剥きを行う。
【0008】しかしながら、抵抗電線Aの端末部A′を
殴打するから、皮を剥いた抵抗電線の生産性が低下する
という欠点があった。また、抵抗電線Aに衝撃が加わる
から、抵抗電線の品質が悪化するという問題点があっ
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、皮を剥いた抵抗電線の生産性を低下させず、ま
た抵抗電線の品質を悪化させずに抵抗電線の金属抵抗線
と被覆部との密着力を小さくする雑音防止用高圧抵抗電
線の皮剥き装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、可撓性を有する芯線部の外周面に金属抵
抗線を巻装し、該金属抵抗線の外周面に被覆部を形成し
た雑音防止用高圧抵抗電線を挟持する一対の電線用クラ
ンプと、該電線用クランプに挟持された該抵抗電線の該
被覆部を剥く一対のストリップ刃とから成る皮剥き装置
において、前記電線用クランプとストリップ刃との間で
前記抵抗電線長手方向と直交する方向に、該抵抗電線を
押圧して扱く電線扱き具を配置した雑音防止用高圧抵抗
電線の皮剥き装置を基本とする。また、前記電線扱き具
が、環状の本体部に前記抵抗電線の径と略同径の挿通孔
を形成し、該抵抗電線の外周面を押圧する押圧部を、該
挿通孔の内周壁面に等間隔に複数設けて成る雑音防止用
高圧抵抗電線の皮剥き装置を採用する。更に、前記押圧
部が、前記挿通孔の内周壁面から該挿通孔中心軸方向へ
進退自在で弾性を有する支持部と、該支持部の一端に固
定された球状部材とから成る雑音防止用高圧抵抗電線の
皮剥き装置も併せて採用する。その上、前記電線扱き具
が前記抵抗電線長手方向に回動自在な円筒状の一対の押
圧ローラを有し、該押圧ローラ間の間隔を該抵抗電線の
径より小に設定した雑音防止用高圧抵抗電線の皮剥き装
置も有効である。その上更に、前記押圧ローラが、外周
面に一端から他端へ向けて突条を等間隔に複数設けた雑
音防止用高圧抵抗電線の皮剥き装置も有効である。
【0011】本発明によれば、電線扱き具が電線用クラ
ンプとストリップ刃との間に位置しているから、ストリ
ップ刃によって皮剥きされる前に雑音防止用高圧抵抗電
線が電線扱き具を通過し、該抵抗電線が扱かれる。電線
扱き具に形成された挿通孔の内周壁面に押圧部を等間隔
に複数有するから、挿通孔に挿入された該抵抗電線を押
圧部が押圧する。押圧部の球状部材が該抵抗電線に突き
当たり、該抵抗電線が進入できるように支持部が後退す
るから、支持部からの弾性力が球状部材を介して該抵抗
電線に作用する。
【0012】また、該抵抗電線の径より小に設定された
一対の押圧ローラ間へ該抵抗電線が挿通されるから、押
圧ローラが該抵抗電線を押圧して扱く。一対の押圧ロー
ラに突条を設けると、突条の突出高さだけ押圧ローラ間
の距離が狭くなって突条が該抵抗電線を押圧するから、
押圧ローラに突条がない場合に比較して押圧力が大き
い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態の具体例
を図面を参照して説明する。なお、従来例と同一構成要
素には同一名称を付けて詳細な説明を省略する。図1〜
10は本発明に係る雑音防止用高圧抵抗電線の皮剥き装
置の第一実施例を示すものである。
【0014】図1において、この雑音防止用高圧抵抗電
線の皮剥き装置10は、図示しないフレームに抵抗電線
Aを挟持する一対の電線用クランプ11,11を開閉自
在に軸支し、電線用クランプ11から所望間隔を置いて
抵抗電線Aの皮剥きを行う一対のストリップ刃12,1
2をフレームに昇降自在に設けて構成される。
【0015】電線用クランプ11とストリップ刃12と
の間かつ、ストリップ刃12の近傍に抵抗電線Aを貫通
させて扱く電線扱き具13が設けられている。電線扱き
具13は、図2に示すように、環状の本体部13aに抵
抗電線A(図1)の径と略同径の挿通孔13bを形成
し、挿通孔13bの内周壁面13cに抵抗電線A(図
1)を押圧する押圧部14が設けられて成る。
【0016】押圧部14は、図3(a)に示す如くに、
内周壁面13cにから挿通孔13bの中心軸方向へ進退
自在で弾性を有する支持部14aを設け、支持部14a
の先端には球状部材としての金属球14bを有しいる。
支持部14aは本体部13aの内周壁面13cから外周
壁面13dへ向けて等間隔に複数形成された穴13e内
に配置されている。
【0017】これにより、金属球14bも内周壁面13
cに等間隔に複数配置される。なお、本実施例では、支
持部14aを柔軟性のあるゴム製にしてもよいし、図3
(b)の如くに、スプリング14a′を支持部14a内
に設けることも可能である。つまり、金属球14bを内
周壁面13cから挿通穴13bの中心軸方向に進退自在
にすることができるれば、支持部14aは任意でよい。
【0018】図4(a)に示す如くに、金属球14bが
内周壁面13cに四個設けられている場合には、図5
(a)のように、抵抗電線Aの外周面A1 を抵抗電線A
の中心軸方向へ押圧する(図中の矢印)箇所が四箇所で
ある。金属球14bが、図4(b)に示すように、八個
設けられている場合には、図5(b)の如くに、押圧す
る箇所が八箇所であり、図4(c)のように、金属球1
4bが十二個の場合には、図5(c)に示す如くに、十
二箇所が押圧される。
【0019】このように、金属球14bの個数が増加す
れば、それに比例して外周面A1 を押圧する箇所が増加
する。挿通孔13bの内周壁面13cに連続して、すな
わち一周に渡って金属球14bを設けることも可能であ
る。なお、本実施例では、四個の金属球14bを有する
電線扱き具13を用いた場合を説明するが、四個以外の
場合も同様である。
【0020】次に、電線の扱き具13を用いて抵抗電線
Aを扱く場合を説明する。抵抗電線Aの端末部A′を、
図1のように、電線用クランプ11で挟持し、端末部
A′と電線扱き具13の挿通孔13bとの中心軸を略一
致させる(図8(a))。駆動手段(図示せず)で開状
態のストリップ刃12と電線扱き具13とを端末部A′
へ向けてX方向に移動させ、図6に示すように、電線扱
き具13の挿通孔13bに端末部A′を通す。端末部
A′が挿通孔13bに挿入されると、挿通孔13b内の
金属球14bが端末部A′の外周面A1 に突き当たる
(図8(b))。
【0021】ストリップ刃12と電線扱き具13とを更
にX方向へ移動させると、端末部A′により支持部14
aが本体部13aの外周壁面13d方向に後退して金属
球14bが後退する。支持部13aの弾性力が金属球1
4bを介して抵抗電線Aに作用し、金属球14bが常に
抵抗電線Aに当接する。
【0022】こうして、端末部A′が電線扱き具13に
よって扱かれて扱き部15が形成され、扱き部15を構
成しているうちの金属抵抗線2と被覆部3との密着力を
低下させることができる。ストリップ刃12と電線扱き
具13とを所定距離移動させた後に、図7のように、ス
トリップ刃12を閉状態にして扱き部15に、端末部
A′の長手方向と直交する方向へ切り込みを入れる。
【0023】ストリップ刃12を扱き部15に切り込み
を入れた状態で、ストリップ刃12のみをY方向へ移動
させ、図9に示すように、扱き部15の皮剥き、すなわ
ち被覆部15aを剥いて金属抵抗線2をストリップ刃1
2と電線扱き具13との間に露出させる。
【0024】これにより、端末部A′の皮剥きが終わ
る。皮剥き後は、カッタ(図示せず)などで扱き部15
を切断すれば、金属抵抗線2のほつれ等も一緒に切断さ
れる。あるいは、図10に示ように、ストリップ刃12
を扱き部15に切り込みを入れた状態で、ストリップ刃
12と電線扱き具13とを一緒にY方向へ移動させて扱
き部15の皮剥きを行うことも可能である。
【0025】従って、抵抗電線Aの端末部A′を電線扱
き具13に通して扱き部15を形成することにより、扱
き部15の金属抵抗線2と被覆部3との密着力を小さく
することができるから、ストリップ刃12で扱き部15
の皮剥きを行う場合に、コア5の欠損などが生じない。
これにより、抵抗電線Aの皮剥きミスの割合が著しく低
下する。
【0026】図11〜12は本発明に係る雑音防止用高
圧抵抗電線の皮剥き装置の第二実施例を示すものであ
る。第二実施例では、図12のような電線扱き具13′
を利用する。この電線扱き具13′は、フレーム(図示
せず)に回動自在に軸支された円筒状の一対の押圧ロー
ラ21,21である。
【0027】押圧ローラ21は、金属又は樹脂で形成さ
れ、抵抗電線Aの長手方向にモータ(図示せず)などで
回動し、一対の押圧ローラ21,21間の距離Dは抵抗
電線Aの径Rより小、すなわちD<Rに設定されてい
る。押圧ローラ21を回転させた状態で抵抗電線Aを押
圧ローラ21間に向けて送りだす。押圧ローラ21間に
抵抗電線Aの端末部A′を通すことにより、押圧ローラ
21が端末部A′を押圧し、金属抵抗線2と被覆部3と
の密着力を低下させる。
【0028】これにより、端末部A′の皮剥きの場合
に、金属抵抗線2のほつれ、あるいは金属抵抗線2やコ
ア5の欠損が防止されるから、抵抗電線Aの皮剥き作業
における抵抗電線Aの生産性を向上させることができ
る。そして、従来例と異なって端末部A′に衝撃が加わ
らないから、抵抗電線Aの品質が悪化することがない。
【0029】他の実施例として、図12に示す如くに、
電線扱く具13″は一対の押圧ローラ21′,21′の
外周面21′aに一端から他端へ致るまで突条22を等
間隔に複数設けて成る。そして、突条22は抵抗電線A
の送り出し方向と直交する方向に設けれている。なお、
押圧ローラ21′間の間隔は上記の同じである。これに
より、外周面21′aに突条22が突き出た分だけ、突
条22が端末部A′に食い込むので、突条22が端末部
A′を押圧する力は、押圧ローラ21の外周面が端末部
A′を押圧する力よりも大きいから、突条22を有する
電線扱き具13″の方が電線扱き具13′よりも端末部
A′を扱く効果は大きい。
【0030】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、電線用
クランプとストリップ刃との間に電線扱き具を配置する
から、皮剥き前に雑音防止用高圧抵抗電線を扱くことが
できる。また、電線扱き具の挿通孔の内周壁面に押圧部
が設けられているから押圧部が該抵抗電線を押圧する、
すなわち押圧部の複数の球状部材がそれぞれ支持部の弾
性力により該抵抗電線を略等しく押圧する。
【0031】更に、該抵抗電線の径より小に設定された
一対の押圧ローラ間へ該抵抗電線を挿通させるから、押
圧ローラが該抵抗電線を押圧するこができる。その上、
押圧ローラの外周面に突条が設けられているから、該抵
抗電線に対する押圧力を大きくすることができる。
【0032】これにより、該抵抗電線の金属抵抗線と被
覆部との密着力を低下させることができるから、従来皮
剥き時に生じ易かった金属抵抗線のほつれ、あるいは金
属抵抗線や芯線部を構成するコア等の欠損を防止するこ
とができる。また、金属抵抗線のほつれ、あるいは金属
抵抗線やコアの欠損が防止できるから、皮剥きした該抵
抗電線の生産性を向上させることができる。更に、従来
例と異なって該抵抗電線に衝撃を与えないから、該抵抗
電線に傷が付かなず品質が低下しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る雑音防止用高圧抵抗電線の装置の
第一実施例を示す全体図である。
【図2】電線扱き具の斜視図である。
【図3】押圧部の要部拡大図であり、(a)は支持部が
ゴム性の弾性部材の場合であり、(b)は支持部内にス
プリングが装着されている場合である。
【図4】(a)は金属球が四個の場合、(b)は金属球
が八個の場合、(c)は金属球が十二個の場合である。
【図5】抵抗電線が押圧される状態を示す図であり、そ
れぞれ図4の(a),(b),(c)に対応する。
【図6】雑音防止用高圧抵抗電線の端末部を扱いている
状態を示す図である。
【図7】扱かれた端末部にストリップ刃で切り込みを入
れた状態を示す図である。
【図8】(a)は電線扱き具に雑音防止用高圧抵抗電線
の端末部を挿入する前の状態を示す図である。(b)は
電線扱き具に雑音防止用高圧抵抗電線の端末部を挿入し
た状態を示す図である。
【図9】扱かれた端末部をストリップ刃だけ移動させて
皮剥きしている状態を示す図である。
【図10】扱かれた端末部をストリップ刃と電線扱き具
とを移動させて皮剥きしている状態を示す図である。
【図11】本発明に係る雑音防止用高圧抵抗電線の装置
における電線扱き具の第二実施例を示す斜視図である。
【図12】同じく他の電線扱き具を示す斜視図である。
【図13】従来の雑音防止用高圧抵抗電線の全体斜視図
である。
【図14】従来の雑音防止用高圧抵抗電線の皮剥き装置
全体を示す斜視図である。
【図15】同じく雑音防止用高圧抵抗電線の端末部を皮
剥いた状態を示す斜視図である。
【図16】皮剥きにより雑音防止用高圧抵抗電線の端末
部に金属抵抗線のほつれが生じている場合を示す斜視図
である。
【図17】皮剥きにより雑音防止用高圧抵抗電線の端末
部にコアの欠損が生じている場合を示す斜視図である。
【図18】電線のほぐし装置を示す側面図である。
【符号の説明】
A 雑音防止用高圧抵抗電線 1 芯線部 2 金属抵抗線 3 被覆部 11 電線用クランプ 12 ストリップ刃 13,13′,13″ 電線扱き具 13a 本体部 13b 挿通部 13c 内周壁面 14 押圧部 14a 支持部 14b 金属球 21,21′ 押圧ローラ 21′a 外周面 22 突条

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有する芯線部の外周面に金属抵
    抗線を巻装し、該金属抵抗線の外周面に被覆部を形成し
    た雑音防止用高圧抵抗電線を挟持する一対の電線用クラ
    ンプと、該電線用クランプに挟持された該抵抗電線の該
    被覆部を剥く一対のストリップ刃とから成る皮剥き装置
    において、 前記電線用クランプとストリップ刃との間で前記抵抗電
    線長手方向と直交する方向に、該抵抗電線を押圧して扱
    く電線扱き具を配置したことを特徴とする雑音防止用高
    圧抵抗電線の皮剥き装置。
  2. 【請求項2】 前記電線扱き具が、環状の本体部に前記
    抵抗電線の径と略同径の挿通孔を形成し、該抵抗電線の
    外周面を押圧する押圧部を、該挿通孔の内周壁面に等間
    隔に複数設けて成ることを特徴とする請求項1記載の雑
    音防止用高圧抵抗電線の皮剥き装置。
  3. 【請求項3】 前記押圧部が、前記挿通孔の内周壁面か
    ら該挿通孔中心軸方向へ進退自在で弾性を有する支持部
    と、該支持部の一端に固定された球状部材とから成るこ
    とを特徴とする請求項2記載の雑音防止用高圧抵抗電線
    の皮剥き装置。
  4. 【請求項4】 前記電線扱き具が前記抵抗電線長手方向
    に回動自在な円筒状の一対の押圧ローラを有し、該押圧
    ローラ間の間隔を該抵抗電線の径より小に設定したこと
    を特徴とする請求項1記載の雑音防止用高圧抵抗電線の
    皮剥き装置。
  5. 【請求項5】 前記押圧ローラが、外周面に一端から他
    端へ向けて突条を等間隔に複数設けたことを特徴とする
    請求項4記載の雑音防止用高圧抵抗電線の皮剥き装置。
JP7339055A 1995-12-26 1995-12-26 雑音防止用高圧抵抗電線の皮剥き装置 Withdrawn JPH09182236A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100944933B1 (ko) * 2007-12-26 2010-03-03 주식회사 유라코퍼레이션 컨텍터 실드
CN102354586A (zh) * 2011-09-21 2012-02-15 河南省通信电缆有限公司 电缆去护套装置
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