JPH09180536A - スイッチ装置、電気器具、および照明器具 - Google Patents

スイッチ装置、電気器具、および照明器具

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JPH09180536A
JPH09180536A JP7343121A JP34312195A JPH09180536A JP H09180536 A JPH09180536 A JP H09180536A JP 7343121 A JP7343121 A JP 7343121A JP 34312195 A JP34312195 A JP 34312195A JP H09180536 A JPH09180536 A JP H09180536A
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JP
Japan
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button
switch
stopper
switch device
urging
Prior art date
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Application number
JP7343121A
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English (en)
Inventor
Keiichi Shimizu
圭一 清水
Kenichi Suzuki
謙一 鈴木
Tsuneo Mogi
恒男 茂木
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Toshiba Electric Appliances Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Toshiba Electric Appliances Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp, Toshiba Electric Appliances Co Ltd filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication of JPH09180536A publication Critical patent/JPH09180536A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V23/00Arrangement of electric circuit elements in or on lighting devices
    • F21V23/04Arrangement of electric circuit elements in or on lighting devices the elements being switches
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S6/00Lighting devices intended to be free-standing
    • F21S6/002Table lamps, e.g. for ambient lighting
    • F21S6/003Table lamps, e.g. for ambient lighting for task lighting, e.g. for reading or desk work, e.g. angle poise lamps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
    • F21Y2103/00Elongate light sources, e.g. fluorescent tubes
    • F21Y2103/30Elongate light sources, e.g. fluorescent tubes curved
    • F21Y2103/37U-shaped

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転倒消灯スイッチが作動してランプが消灯し
た後に、不意にランプが点灯することを防止する。 【解決手段】 照明器具の底部に、照明器具が転倒した
時にランプを消灯する転倒消灯スイッチ18を設ける。こ
の転倒消灯スイッチ18は、照明器具が転倒した時に、ボ
タン41が突出してスイッチ33をオフにする。ボタン41が
突出すると、ボタン41の軸部41a からストッパ46が突出
して、ボタン41の後退を阻止する。そこで、ボタン41の
上に落下物が積み重なっても、ボタン41は押されず、ラ
ンプは点灯しない。リング48を押し上げ、ストッパ46を
押し込んだ状態で、照明器具を卓上に載置することによ
り、転倒消灯スイッチ18が初めの状態に復帰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部の部材から離
間した状態を検出するスイッチ装置、電気器具、およ
び、照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、実公昭64−5781号
公報に記載されているように、電気器具に備えられ、こ
の電気器具の転倒を検出してスイッチをオフとするスイ
ッチ装置が知られている。そして、このスイッチ装置
は、電気器具の下面に突出するボタンを備え、この電気
器具が転倒するなどしてボタンが床面から離れると、付
勢されたボタンが突出してスイッチがオフとされるとと
もに、ボタンが突出した状態では、スイッチのオン操作
ができないようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、例えば、地震などの際に、電気器具が反
転し、さらに、この電気器具の上に落下物が積み重なる
などしてボタンが押されると、このボタンが押し込まれ
て、スイッチのオン操作が可能になるようになってい
る。
【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、外部の部材から離間した状態を検出してスイッチ
のオン・オフ状態を切り換えるとともに、所定の操作を
行わない限り、切り換えたオン・オフ状態を保持するス
イッチ装置および電気器具を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のスイッチ
装置は、スイッチを備えたスイッチ本体と;このスイッ
チ本体に進退可能に設けられスイッチをオン・オフする
ボタンと;このボタンをスイッチ本体から突出する方向
に付勢する付勢手段と;ボタンが前進した状態でこのボ
タンの後退を阻止するストッパと;を具備したものであ
る。
【0006】そして、この構成では、ボタンが他の部材
に押し付けられた状態では、このボタンは、付勢手段の
付勢力に抗して後退し、スイッチがオンあるいはオフの
状態にある。そして、この状態から、ボタンが他の部材
から離間すると、付勢手段の付勢力によりボタンが前進
し、スイッチのオン・オフ状態が切り換えられる。そし
て、ボタンが前進した状態で、ストッパがボタンの後退
を阻止するので、ボタンが後退方向に押動されても、ボ
タンは後退せず、スイッチのオン・オフ状態が不意に切
り換えられることはない。一方、ストッパを押動すると
ともに、ボタンを押動することにより、ボタンが後退方
向に移動し、スイッチのオン・オフ状態が切り換えられ
る。
【0007】請求項2記載のスイッチ装置は、請求項1
記載のスイッチ装置において、ストッパは、ボタンの進
退方向と交差する方向に弾性的に突出してスイッチ本体
に係止されるばね材を備えたものである。
【0008】そして、この構成では、ばね材がスイッチ
本体に係止されてボタンの後退が確実に阻止されるとと
もに、ばね材を押動することにより係止が解除され、操
作性が良好になる。さらに、構成が簡略化され、製造コ
ストが低減される。
【0009】請求項3記載のスイッチ装置は、請求項1
記載のスイッチ装置において、ストッパは、ボタンが前
進した状態で、このボタンが、ボタンの進退方向と交差
する方向に屈曲して形成されるものである。
【0010】そして、この構成では、ボタン自体が屈曲
することによりストッパが形成されるため、構成が簡略
化され、製造コストが低減されるとともに、操作が容易
になる。
【0011】請求項4記載のスイッチ装置は、請求項1
記載のスイッチ装置において、ストッパを突出方向に付
勢するストッパ付勢機構を備え、このストッパ付勢機構
は、ボタンが前進し、かつ、ストッパが押動された状態
で、ストッパの付勢力を解除し、ボタンが後退した状態
で、ストッパに付勢力を加えるものである。
【0012】そして、この構成では、ボタンが後退して
いる通常の状態では、ストッパが突出する方向に付勢さ
れているので、前進したボタンの不意の後退が確実に阻
止されるとともに、ボタンが前進した状態では、突出し
たストッパを押動することにより、ストッパの付勢力を
解除して、ボタンを後退して通常の状態に復帰させる動
作が容易になる。
【0013】請求項5記載のスイッチ装置は、請求項1
記載のスイッチ装置において、ストッパを突出方向に付
勢するストッパ付勢手段と;ボタンを進退方向を軸方向
として所定の回転方向に付勢するボタン回転付勢手段、
および、付勢手段の付勢力に抗して押し込まれ、かつ、
ボタン回転付勢手段の付勢力に抗して回動されたボタン
を、これら付勢手段およびボタン回転付勢手段の付勢力
に抗して突出方向の中間位置に仮止めする仮止部を備え
た仮止め機構と;を備えたものである。
【0014】そして、この構成では、ボタンが後退して
いる通常の状態では、ストッパが突出する方向に付勢さ
れているので、前進したボタンの不意の後退が確実に阻
止される。一方、ボタンが前進した状態では、突出した
ストッパを押動しつつ、ボタンを回動しながら押動して
後退させることにより、ボタンが突出方向の中間位置に
仮止めされる。続いて、ボタンを他の部材に押しつけて
さらに後退させることにより、仮止めが解除され、通常
の状態に復帰される。
【0015】請求項6記載の電気器具は、器具本体と;
この器具本体に取り付けられ、ボタンを下方に向かって
突出させ、ボタンが後退した状態で、スイッチがオンに
なり、ボタンが前進した状態で、スイッチがオフになる
請求項1ないし5いずれか記載のスイッチ装置と;を備
えたものである。
【0016】そして、この構成では、電気器具が通常の
使用状態にある場合には、ボタンが床面などに当接して
押し込まれ、スイッチがオンになり、使用可能になる。
一方、電気器具が転倒した状態では、ボタンが前進して
突出し、スイッチがオフになり、使用が不可能になる。
ボタンが前進した状態では、ストッパを解除するリセッ
ト操作を行わない限り、ボタンは押動されず、不意にス
イッチがオンになることがない。
【0017】請求項7記載の電気器具は、転倒状態を検
出してオフになるスイッチ装置と;このスイッチ装置を
オンにすることを可能にするリセット手段と;を具備し
たものである。
【0018】そして、この構成では、電気器具が通常の
使用状態にある場合には、スイッチがオンになり、電気
器具が使用可能になっている。一方、電気器具が転倒し
た状態では、スイッチがオフになり、電気器具の使用が
不可能になる。そして、スイッチ装置のスイッチがオフ
になった状態では、リセット手段を操作しない限り、ス
イッチ装置のスイッチはオンにならず、電気器具が不意
に使用可能になることがない。
【0019】請求項8記載の照明器具は、転倒状態を検
出してランプを消灯するスイッチ装置と;このスイッチ
装置が作動してランプを消灯した際にランプの点灯を可
能にするリセット手段と;を具備したものである。
【0020】そして、この構成では、照明器具が転倒し
た状態で、スイッチ装置によりランプが消灯する。そし
て、スイッチ装置によりランプが消灯した状態では、リ
セット手段を操作しない限り、ランプは点灯しないの
で、転倒後にスイッチ装置に外部から影響が与えられた
場合などにも、照明器具が転倒した状態のままランプが
点灯することが防止される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明のスイッチ装置、電
気器具、および照明器具の一実施の形態を図面を参照し
て説明する。
【0022】図1は、本発明の一実施の形態を示すスイ
ッチ装置の一部を切り欠いた断面図、図2は、このスイ
ッチ装置を用いた電気器具としての照明器具を下方から
見た斜視図、図3は、この照明器具の断面図、図4は、
この照明器具の回路図、図5は、スイッチ装置のリセッ
ト動作を示す側面図、図6は、スイッチ装置のオン状態
を示す側面図である。
【0023】そして、図2および図3において、1は照
明器具で、この照明器具1は、いわゆる蛍光灯スタンド
で、卓上に載置されるベース部3と、このベース部3か
ら立設された屈曲自在な支柱部4と、この支柱部4の先
端部に支持され曲管型の蛍光ランプであるランプLを収
納するセード部5とを備えている。そして、ベース部3
は、ベース体11と、このベース体11の底部を覆う底板12
とを備えた略箱状の器具本体15を備え、この器具本体15
の内側に、インバータ回路などを備えた点灯装置16が収
納されている。また、図3および図4に示すように、点
灯装置16と商用交流電源Aとの間には、電源をオン・オ
フする点灯スイッチ17と、スイッチ装置としての転倒消
灯スイッチ18とが接続され、これらスイッチ17,18がい
ずれもオンとなった状態で、ランプLが点灯されるよう
になっている。
【0024】また、支柱部4は、図示しない屈曲可能な
支柱本体と、この支柱本体に沿って配線されたコードと
を備えており、これら支柱本体とコードとが、蛇腹状な
どをなし屈曲自在なフレキシブルカバー21により覆われ
ている。
【0025】そして、セード部5は、セード枠23とセー
ド体24とを組み合わせて、下面を開口した略箱状に形成
されている。また、このセード部5には、ランプソケッ
ト26と、反射鏡27とが備えられ、このランプソケット26
に取り付けられた略U字状をなすランプLが、反射鏡27
に光学的に対向するようになっている。
【0026】また、転倒消灯スイッチ18は、図1、図5
および図6に示すように、上下を閉塞した略円筒状をな
すスイッチ本体31を備え、このスイッチ本体31の内側
に、スイッチ33が収納されている。そして、スイッチ本
体31の上端には、一対の通孔が形成され、これら通孔
に、それぞれ接続端子35,36が貫通して固定されてい
る。そして、一方の接続端子35の端部が、固定接点35a
となるとともに、他方の接続端子36の端部が、弾性的に
変形して固定接点35a に接離される可動接点36a とな
り、これら接点35a ,36a により、スイッチ33が構成さ
れている。なお、この可動接点36a は、外部からの圧力
が加わっていない自然状態では、固定接点35a に対向し
て離間し、上方に押圧された状態で、これら接点35a ,
36a が接触して回路が閉じるようになっている。また、
スイッチ本体31の下端には、外周に向かって突出する係
止板部37が形成されているとともに、この係止板部37の
中央には、通孔37a が形成されている。
【0027】そして、41はボタンで、このボタン41に
は、通孔37a に摺動自在に挿通する略円筒状をなす軸部
41a が形成されている。また、軸部41a の下端部には、
この軸部41a より径寸法の大きい円板部41b が形成され
ているとともに、軸部41a の中間部には、ストッパ用通
孔41c が形成されている。さらに、軸部41a の上端部か
らは、上側に向かって略円柱状をなすばね案内部41d が
突設されているとともに、軸部41a の上端部近傍から
は、側方に向かって突出する板状の係止突部41f が突設
されている。また、ボタン41の上端部には、可動接点36
a の下側に当接する図示しない押圧部が形成されてい
る。
【0028】また、転倒消灯スイッチ18のスイッチ本体
31の内部には、コイルスプリングなどの付勢手段44が収
納され、この付勢手段44は、ばね案内部41d により位置
決めして案内されながら、ボタン41を下方に押動してい
る。すなわち、ボタン41に外部の圧力が加わっていない
自然状態では、図1に示すように、ボタン41は係止突部
41f がスイッチ本体31の底面に当接するまで下降し、可
動接点36a も自らの付勢力により下降して、固定接点35
a から離間してオフ状態になるとともに、図6に示すよ
うに、ボタン41を上側が押動され付勢手段44の付勢力に
抗して上側に移動すると、このボタン41により可動接点
36a が押動され、固定接点35a に接触してオン状態にな
るようになっている。
【0029】さらに、46はストッパで、このストッパ46
は、板ばね材など弾性変形可能な部材により形成され、
ボタン41の軸部41a のストッパ用通孔41c から一部を外
側に突出する状態で、ボタン41に取り付けられている。
そして、このストッパ46には、上側に向かい軸部41a の
外側に突出する傾斜部46a と、この傾斜部46a の上端部
から上側に向かう立上部46b と、この立上部46b から軸
部41a の内側に向かう係止部46c とが形成されており、
このストッパ46に外部からの圧力が加わっていない自然
状態で、係止部46c が軸部41a の軸方向に垂直に突出し
てスイッチ本体31の係止板部37の下面に対向あるいは当
接し、ボタン41の上側への移動を阻止するようになって
いる。
【0030】また、ボタン41の軸部41a の外周には、円
環状をなすリング48が摺動可能に嵌合されている。そし
て、このリング48は、下端部近傍に位置する状態で、円
板部41b により抜け止めされているとともに、ストッパ
46の外側への突出を許容するようになっている。一方、
このリング48を上側に移動させることにより、リング48
の内周の縁部に摺接しつつストッパ46が円滑に内側に押
動され、図5に示すように、リング48が上端側まで移動
した状態で、ストッパ46が軸部41a の内側にほぼ収納さ
れ、ボタン41の上側への移動が許容されるようになって
いる。
【0031】次に、本実施の形態の動作を説明する。
【0032】まず、この照明器具1を卓上あるいは床上
に載置して使用する通常の状態では、図6に示すよう
に、ボタン41が押し込まれてスイッチ33がオンとなった
状態で、ボタン41の下端部が卓上などに当接して保持さ
れている。そこで、この状態で、点灯スイッチ17を操作
することにより、電源を入り切りしてランプLを点灯・
消灯でき、あるいは調光操作などを行うことができる。
【0033】そして、地震などにより照明器具1が転倒
した場合には、転倒消灯スイッチ18が作動し、すなわ
ち、付勢手段44の付勢力により、ボタン41が突出し、ス
イッチ33がオンとなるとともに、ストッパ46が側方に突
出する。この状態で、点灯スイッチ17の操作にかかわら
ず、電路が遮断されて電源が供給されなくなり、ランプ
Lは消灯したままになる。さらに、この状態では、スト
ッパ46が側方に突出しているため、ボタン41を押動して
も、あるいは、照明器具1が反転した状態でボタン41の
上に落下物が積み重なるなどしても、ボタン41が押し込
まれないため、スイッチ33はオンとならず、ランプLが
点灯することはない。
【0034】また、転倒消灯スイッチ18が作動した状態
から、通常の使用状態に復帰させる際には、まず、図5
に示すように、リング48を上側に押し上げ、ストッパ46
をボタン41内に後退させる。続いて、このままの状態で
卓上に照明器具1を置くことより、机面に当接したボタ
ン41が押し込まれ、リング48はストッパ46から外れて円
板部41b に抜け止めされ、図6に示す初期状態に復帰す
る。
【0035】このように本実施の形態によれば、転倒消
灯スイッチ18が作動した状態から、飛び出したボタン41
を単に押動しただけでは電源が復帰せず、リセット操作
をしてはじめて電源が復帰するようにしたため、不意に
電源が入ってランプLが点灯することを防止することが
できる。
【0036】さらに、電源を復帰させる際のリセット操
作も、リング48を押し上げるだけで良いため、操作性の
悪化を招くこともない。
【0037】なお、上記の実施の形態では、ボタン41の
係止と、この係止の解除のために、板ばね材からなるス
トッパ46と、このストッパ46を後退させるリング48とを
用いたが、これら係止と解除の構成は、種々の構造を採
ることができる。
【0038】例えば、図7ないし図9に示すスイッチ装
置51のように、突出するボタン52の軸部53の中間位置に
屈曲可能なジョイント55を設けるとともに、このジョイ
ント55の先端側を、屈曲する方向に付勢などすることも
できる。そして、この構成では、照明器具1が転倒して
ボタン52が突出した際には、図7に示すように、ボタン
52が屈曲することによりボタン52を係止して、不意にボ
タン52が押し込まれてランプLが点灯することを防止す
ることができる。また、リセット操作は、ボタン52を真
っ直ぐにして押し込めば良いため、直観的な操作が可能
になり、操作性を向上することができる。
【0039】また、例えば、図10ないし図12に示す
スイッチ装置61のように、突出するボタン62に、対をな
すストッパ63を適宜突出させるストッパ付勢機構64を組
み込むこともできる。そして、これらストッパ63は、合
成樹脂などにて形成され、下面を傾斜面とし、上面を水
平面として形成されている。また、ストッパ付勢機構64
は、各ストッパ63を外方に付勢して突出させるコイルス
プリングなどの図示しない付勢手段と、この付勢力の有
効、無効を切り換えるロック機構とを備えている。そし
て、このロック機構は、ボタン62がスイッチ本体31内に
収納された状態から、図10に示すように、下方に突出
する状態にかけて、付勢力を有効とし、各ストッパ63を
外方に突出させる。また、図11に示すように、各スト
ッパ63を内側に押し込むと、ロック機構により、付勢力
が無効になり、各ストッパ63が後退したままになるとと
もに、リリースボタン66がスイッチ本体31内で上側に向
かって突出する。そこで、この状態で、照明器具1を卓
上に載置すると、図12に示すように、ボタン62がスイ
ッチ本体31内に押し込まれ、スイッチがオンになるとと
もに、リリースボタン66が下方に押動されることによ
り、ストッパ付勢機構64の付勢力が有効になり、各スト
ッパ63が外方に付勢される初期状態に復帰する。そし
て、この実施の形態においては、各ストッパ63を押し込
む自然な動作でストッパ63の係止を解除できるため、操
作性を向上することができる。
【0040】さらに、例えば、図13ないし図15に示
すスイッチ装置71のように、突出するボタン72につい
て、ストッパ73が本体内に位置するまでボタン72を押し
込んだ状態で仮止めする仮止め機構74を設けることもで
きる。まず、ボタン72には、板ばねなどからなるストッ
パ付勢手段を兼ねたストッパ73が設けられているととも
に、側方に向かい係止突部75が突設されている。一方、
スイッチ本体31側には、ボタン72を進退方向を軸方向と
して所定の回転方向、例えば、下方から見て左回りに付
勢する図示しないボタン回転付勢手段が設けられている
とともに、係止突部75の下面および下側から見て左面に
当接する断面略L字状をなす係止部77が形成されてい
る。そこで、この実施の形態では、図13に示す飛び出
したボタン72を押し込むリセット動作の際は、まず、ス
トッパ73をボタン72の内側に押し込みながら、ボタン回
転付勢手段の付勢力に抗してボタン72を右回りに回転さ
せ、そのままスイッチ本体31側に押し込む。この状態か
らボタン回転付勢手段の付勢力に従いボタン72を左回り
に回転させると、図14に示すように、係止突部75が係
止部77に係止され、ストッパ73が引っ込んだ状態で、ボ
タン72が突出方向の中間位置に仮止めされる。この状態
で、照明器具1を卓上に置くと、図15に示すように、
ボタン72が上側に押圧され、スイッチ本体31内に収納さ
れるとともに、係止突部75が係止部77から上側に外れ
る。この時、ボタン72は、ボタン回転付勢手段の付勢力
に従い左回りに回転し、係止部77から側方に外れ、初期
状態に復帰する。そして、この実施の形態においては、
ボタン72を摘み、捩じって押し込む一連の動作によりス
トッパ73の係止を解除できるため、操作性を向上するこ
とができる。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載のスイッチ装置によれば、
スイッチ本体から突出する方向に付勢されたボタンと、
このボタンが前進した状態でこのボタンの後退を阻止す
るストッパとを備えたため、他の部材に押し付けられた
ボタンが他の部材から離間すると、ボタンが前進してス
イッチのオン・オフ状態が切り換えられる。そして、ボ
タンが前進した状態で、ストッパがボタンの後退を阻止
するため、ボタンが後退方向に押動されても、ボタンは
後退せず、スイッチのオン・オフ状態が不意に切り換え
られることを防止できる。一方、ストッパを押動すると
ともに、ボタンを押動することにより、ボタンを後退方
向に移動させ、スイッチのオン・オフ状態を切り換える
ことができる。
【0042】請求項2記載のスイッチ装置によれば、請
求項1記載の効果に加え、ストッパは、ボタンの進退方
向と交差する方向に弾性的に突出してスイッチ本体に係
止されるばね材を備えたため、ボタンの後退を確実に阻
止できるとともに、ばね材を押動することにより係止を
解除できるため、操作性を良好にできる。さらに、構成
を簡略化して、製造コストを低減できる。
【0043】請求項3記載のスイッチ装置によれば、請
求項1記載の効果に加え、ボタン自体が屈曲することに
よりストッパを形成するため、構成を簡略化できる。そ
こで、製造コストを低減できるとともに、操作を容易に
することができる。
【0044】請求項4記載のスイッチ装置によれば、請
求項1記載の効果に加え、ボタンが後退している通常の
状態では、ストッパが突出する方向に付勢されているの
で、前進したボタンの不意の後退を確実に阻止できる。
また、ボタンが前進した状態では、突出したストッパを
押動することにより、ストッパの付勢力を解除できるた
め、ボタンを後退させて通常の状態に復帰させる動作を
容易にすることができる。
【0045】請求項5記載のスイッチ装置によれば、請
求項1記載の効果に加え、ボタンが後退している通常の
状態では、ストッパが突出する方向に付勢されているた
め、前進したボタンの不意の後退を確実に阻止できる。
一方、ボタンが前進した状態では、突出したストッパを
押動しつつ、ボタンを回動しながら押動して後退させる
ことにより、ボタンが突出方向の中間位置に仮止めし、
続いて、ボタンを他の部材に押しつけてさらに後退させ
ることにより、仮止めを解除して、通常の状態に操作性
良く容易に復帰させることができる。
【0046】請求項6記載の電気器具によれば、ボタン
を下方に向かって突出させて器具本体に取り付けられ、
ボタンが後退した状態で、スイッチがオンになり、ボタ
ンが前進した状態で、スイッチがオフになる請求項1な
いし5いずれか記載のスイッチ装置を備えたため、電気
器具が通常の使用状態にある場合には、ボタンが床面な
どに当接して押し込まれ、スイッチがオンになり、使用
可能になり、電気器具が転倒した状態では、ボタンが前
進して突出し、スイッチがオフになり、使用を不可能に
できる。そして、ボタンが前進した状態では、ストッパ
を解除するリセット操作を行わない限り、ボタンを押動
できないため、不意にスイッチがオンになることを防止
できる。
【0047】請求項7記載の電気器具によれば、転倒状
態を検出してオフになるスイッチ装置と、このスイッチ
装置をオンにすることを可能にするリセット手段とを具
備したため、電気器具が通常の使用状態にある場合に
は、スイッチがオンになり、電気器具を使用可能にでき
るとともに、電気器具が転倒した状態では、スイッチが
オフになり、電気器具の使用を不可能にできる。そし
て、スイッチ装置のスイッチがオフになった状態では、
リセット手段を操作しない限り、スイッチ装置のスイッ
チはオンにならないため、電気器具が不意に使用可能に
なることを防止できる。
【0048】請求項8記載の照明器具によれば、照明器
具が転倒した状態で、スイッチ装置によりランプを消灯
できるとともに、スイッチ装置によりランプが消灯した
状態では、リセット手段を操作しない限り、ランプは点
灯しないため、転倒後にスイッチ装置に外部から影響が
与えられた場合などにも、照明器具が転倒した状態のま
まランプが点灯することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すスイッチ装置の一
部を切り欠いた断面図である。
【図2】同上スイッチ装置を用いた電気器具としての照
明器具を下方から見た斜視図である。
【図3】同上照明器具の断面図である。
【図4】同上照明器具の回路図である。
【図5】同上スイッチ装置の動作を示す側面図である。
【図6】同上スイッチ装置の動作を示す側面図である。
【図7】本発明のスイッチ装置の第2の実施の形態の動
作を示す斜視図である。
【図8】同上スイッチ装置の動作を示す側面図である。
【図9】同上スイッチ装置の動作を示す側面図である。
【図10】本発明のスイッチ装置の第3の実施の形態の
動作を示す側面図である。
【図11】同上スイッチ装置の動作を示す側面図であ
る。
【図12】同上スイッチ装置の動作を示す側面図であ
る。
【図13】本発明のスイッチ装置の第4の実施の形態の
動作を示す側面図である。
【図14】同上スイッチ装置の動作を示す側面図であ
る。
【図15】同上スイッチ装置の動作を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 照明器具 15 器具本体 18 スイッチ装置としての点灯消灯スイッチ 31 スイッチ本体 33 スイッチ 41 ボタン 44 付勢手段 46 ストッパ 64 ストッパ付勢機構 74 仮止め機構 77 係止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 茂木 恒男 群馬県前橋市古市町180番地 東芝機器株 式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチを備えたスイッチ本体と;この
    スイッチ本体に進退可能に設けられスイッチをオン・オ
    フするボタンと;このボタンをスイッチ本体から突出す
    る方向に付勢する付勢手段と;ボタンが前進した状態で
    このボタンの後退を阻止するストッパと;を具備したこ
    とを特徴とするスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 ストッパは、ボタンの進退方向と交差す
    る方向に弾性的に突出してスイッチ本体に係止されるば
    ね材を備えたことを特徴とする請求項1記載のスイッチ
    装置。
  3. 【請求項3】 ストッパは、ボタンが前進した状態で、
    このボタンが、ボタンの進退方向と交差する方向に屈曲
    して形成されることを特徴とする請求項1記載のスイッ
    チ装置。
  4. 【請求項4】 ストッパを突出方向に付勢するストッパ
    付勢機構を備え、このストッパ付勢機構は、ボタンが前
    進し、かつ、ストッパが押動された状態で、ストッパの
    付勢力を解除し、ボタンが後退した状態で、ストッパに
    付勢力を加えることを特徴とする請求項1記載のスイッ
    チ装置。
  5. 【請求項5】 ストッパを突出方向に付勢するストッパ
    付勢手段と;ボタンを進退方向を軸方向として所定の回
    転方向に付勢するボタン回転付勢手段、および、付勢手
    段の付勢力に抗して押し込まれ、かつ、ボタン回転付勢
    手段の付勢力に抗して回動されたボタンを、これら付勢
    手段およびボタン回転付勢手段の付勢力に抗して突出方
    向の中間位置に仮止めする仮止部を備えた仮止め機構
    と;を備えたことを特徴とする請求項1記載のスイッチ
    装置。
  6. 【請求項6】 器具本体と;この器具本体に取り付けら
    れ、ボタンを下方に向かって突出させ、ボタンが後退し
    た状態で、スイッチがオンになり、ボタンが前進した状
    態で、スイッチがオフになる請求項1ないし5いずれか
    記載のスイッチ装置と;を備えたことを特徴とする電気
    器具。
  7. 【請求項7】 転倒状態を検出してオフになるスイッチ
    装置と;このスイッチ装置をオンにすることを可能にす
    るリセット手段と;を具備したことを特徴とする電気器
    具。
  8. 【請求項8】 転倒状態を検出してランプを消灯するス
    イッチ装置と;このスイッチ装置が作動してランプを消
    灯した際にランプの点灯を可能にするリセット手段と;
    を具備したことを特徴とする照明器具。
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