JP2003323826A - 非常停止スイッチ - Google Patents
非常停止スイッチInfo
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- JP2003323826A JP2003323826A JP2002130536A JP2002130536A JP2003323826A JP 2003323826 A JP2003323826 A JP 2003323826A JP 2002130536 A JP2002130536 A JP 2002130536A JP 2002130536 A JP2002130536 A JP 2002130536A JP 2003323826 A JP2003323826 A JP 2003323826A
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Abstract
いて、押しボタンを押込み位置に保持させるロック機構
を押しボタン側に設けることで低背化と省スペース化を
図る。 【解決手段】 スイッチケース1とスイッチケースに装
着する押しボタン20とを有し、スイッチケースに支柱
4を立設して、支柱に摺動自在に嵌合する嵌合筒22を
押しボタンの頂壁から垂設し、弾性ワイヤ30を嵌合筒
外面に取り付けると共に、支柱に係合突部6を形成し
て、弾性ワイヤを嵌合筒の開口部に挿通して係合突部6
上面に係合させ、押しボタン20の押込みで、弾性ワイ
ヤ30は係合突部6を乗り越えて係合突部下面に係止す
ることで押しボタンをロックする。
Description
み操作により接点部を開閉させるスイッチ、特に、押し
ボタンを押し込み切る前に手を離した場合でも押しボタ
ンが元の位置に復帰することを阻止可能に構成し、押し
ボタンを回転させることにより元の位置に復帰可能な非
常停止スイッチに関する。
る非常停止スイッチとして、例えば、特開平9−507
30号公報に示すように、筒状パネルに取り付けられる
筒状体からなるフレーム100と、このフレーム100
に前端部に配置される押釦101と、この押釦101の
押圧操作によりフレーム100内を摺動してスイッチ部
の接点を開閉操作する押棒102とを備えた押釦101
スイッチにおいて、押釦101を押圧操作したときの押
棒102への圧力伝達がばねを介して行われるようにす
るとともに、ばね力を受けた押棒102の移動がばね力
が所定値を超えたときに行われ、かつ移動後、押棒10
2をその移動端位置に係止して押圧操作前位置への復帰
を阻止する係合構造を備え、この係合構造は、押棒10
2の移動が、筒状体からなるフレーム100の内側に形
成された凸部104を、変形可能な材質からなる押棒1
02の周面に形成した凸部105を乗り越えて行われる
構造とし、また押釦101と押棒102との間に両者の
軸方向相対移動を許すとともに周方向相対移動を不可能
とする係合部を備えるとともに押釦101への押圧力消
滅後に押釦101を押圧操作前の位置へ復帰させるため
のコイル状復帰ばねがフレーム100と同軸にフレーム
100と押釦101との間に介装されてコイルの一方端
がフレーム100に、他方端が押釦101に、それぞれ
固定され、押釦101を軸まわりに回動させることによ
り押釦101の押圧操作による移動後の押棒102とフ
レーム100との係合を解除させて押釦101を押圧操
作前の位置に復帰させる押釦スイッチが知られている。
101とスイッチ部との間に、復帰ばねと凸部104、
105によるロック機構とが上下にそれぞれ独立に設け
られているため高さが高く、このため機械や設備等の操
作装置が小さいか、または薄い場合には組み込むことが
困難であった。
シールを取り付けることで行っているため、押ボタンを
端押し操作した場合には、シールが傾いて摺動部に隙間
が発生し、この隙間から水や塵埃が浸入する可能性があ
った。
ので、低背・省スペース化が図れ、かつ、端押し操作さ
れた場合でも防水・防塵に支障が生じない非常停止スイ
ッチを提供することを目的とする。
め、本発明は、固定接点部と可動接点部とから構成する
接点部が収納されたスイッチケースと、前記スイッチケ
ースに付勢力に抗して押込み自在に且つ回動自在に装着
されて接点部を開閉する押しボタンとを有し、前記押し
ボタンの押込み操作により前記接点部を開路した後、ロ
ック機構を用いてロックすることにより押込み操作前へ
の復帰が阻止される非常停止スイッチにおいて、前記ロ
ック機構を押しボタン側へ配置したことを特徴とする。
る機構を、従来例のように、押しボタンに対して上下独
立に設けることなく、押しボタン側に設けたので、全体
の高さを低くすることができ、よって、低背・省スペー
ス化が図れ、負荷の操作装置が小さい場合や薄い場合で
も組み込むことが可能になるばかりか、配線の取りまわ
しも容易になり、操作装置の設計の自由度が増大する。
能にしたから、上記と相まってさらなる低背化が可能と
なる。
クバネを有し、該ロックバネを前記押しボタンに取り付
けると共に、前記スイッチケース側に形成した第1係合
部に前記ロックバネを係合させ、且つ押込み操作により
前記押しボタンが前記固定接点部に閉成されている前記
可動接点部に接触して該可動接点部を変位可能に構成
し、前記可動接点部が前記固定接点部に接触した状態
で、前記押しボタンを押し込むことにより、該押しボタ
ンが前記可動接点部を動作させ、該可動接点部を前記固
定接点部から開離させてスイッチオフにすると共に、前
記ロックバネは押しボタンと共に押し込まれることによ
り、前記スイッチケースの第1係合部から離脱して、前
記スイッチケース側に形成した第2係合部に係止するこ
とで前記押しボタンをロック可能に構成し、前記スイッ
チオフの状態から前記押しボタンを回動させることによ
り、前記ロックバネを前記第2係合部から押しボタン回
動方向に離脱させることで前記押しボタンを付勢力によ
り押込み操作前へ復帰可能にすると共に、前記可動接点
部が前記固定接点部に接触して前記接点部を閉路させる
ことが可能に構成することが考えられる。
ロックバネを取り付けて、このロックバネをスイッチケ
ース側に嵌合させるため、低背・省スペース化が可能に
なる。
スイッチケースに対する装着構造は、前記スイッチケー
スに支柱を立設して、該支柱に摺動自在に且つ回動自在
に嵌合する嵌合筒を前記押しボタンから垂設し、また、
前記ロックバネは弾性ワイヤで形成して、該弾性ワイヤ
を前記嵌合筒外面に取り付けると共に、前記支柱に係合
突部を形成して、該係合突部の互いに対向する一対の面
によりそれぞれ前記ロックバネを係合させる前記スイッ
チケースの第1および第2係合部を形成し、且つ前記ロ
ックバネを前記嵌合筒に形成した開口部に挿通して前記
第1係合部に係合させて構成し、前記押しボタンの押込
みで、前記第1係合部に係合しているロックバネは前記
係合突部を乗り越えることにより前記第1係合部を離脱
して前記第2係合部に係止するようにすることが考えら
れる。
ケースの支柱に直接嵌合させるため、低背化と省スペー
ス化を可能にすることができる。また、押しボタンのロ
ック機構の一部を、単体の弾性ワイヤで構成して、この
弾性ワイヤを押しボタンの嵌合筒に取り付けるため、換
言すれば、ロック機構を押しボタン側に設置可能である
ため、低背・省スペース化を図ることができる。
は、前記スイッチケースに形成された保持柱に伸縮自在
に嵌合されたコイルバネによって付勢され、押込み操作
により前記押しボタンが前記可動接点部に接触して前記
コイルバネの付勢力に抗して前記可動接点部を押し込む
ことにより前記固定接点部から開離可能に構成すること
が考えられる。
柱に取り付けたコイルバネで可動接点部を付勢するた
め、可動接点部を押しボタンに接触させることが容易に
なる。
は、弾性ワイヤを略U字状に形成して、該弾性ワイヤの
折曲部を前記嵌合筒の外面に固定させると共に、前記弾
性ワイヤの少なくとも一方の脚部の先端部を内方に屈曲
させて屈曲部を形成し、該屈曲部を前記開口部に挿通し
て前記係合突部に係合させることが考えられる。
に形成するため、嵌合筒への取付けが容易になり、組立
性の向上が図れる。
スに一端部を、且つ前記嵌合筒に他端部を、それぞれ回
動不能に取り付けることにより前記スイッチケースと前
記押しボタンとの間に押しボタン復帰用の弾性部材を装
着することや、また、前記弾性部材は前記スイッチケー
ス内部をシール可能なキャップ状のシール材で形成する
ことが考えられる。
シール材とスイッチケースとの間に隙間が発生すること
がなく、よって、防水・防塵をより完全にすることがで
きる。また、弾性部材のみで復帰用の役割とシール用の
役割を果たすことができるため、部品点数を低減させる
ことができると共に、組立性の向上を図ることが可能で
ある。
弾性部材を周方向に伸縮自在な波形状に形成し、且つ軸
まわりに捻った状態で一端部を前記スイッチケースに、
他端部を前記嵌合筒に、それぞれ取り付けることが考え
られる。
回動させても弾性部材が取付け部からずれることがな
い。また、弾性部材のみで押しボタンに押込み及び回動
方向に対する復帰力を与えることができるため、部品点
数の低減化が図れる。
は、前記押しボタンにロック用突部を形成すると共に、
前記スイッチケース側に前記ロック用突部が係合する係
合突条を形成し、且つ押込み操作により前記押しボタン
が前記固定接点部に閉成されている前記可動接点部に接
触して該可動接点部を変位可能に構成し、前記可動接点
部が前記固定接点部に接触した状態で、前記押しボタン
を押し込むことにより、該押しボタンが前記可動接点部
を動作させ、該可動接点部を前記固定接点部から開離さ
せてスイッチオフにすると共に、前記ロック用突部は前
記係合突条の一つの面から離脱して他の面に係合するこ
とで前記押しボタンをロック可能に構成し、前記スイッ
チオフの状態から前記押しボタンを回動させることによ
り、前記ロック用突部が係合突条から押しボタン回動方
向に離脱することで前記押しボタンを付勢力により押込
み操作前へ復帰可能にすると共に、前記可動接点部が前
記固定接点部に接触して前記接点部を閉路させることが
可能に構成することが考えられる。
合手段で構成するため、構成の簡素化が可能になると共
に、部品点数の低減化が図れる。
ッチの実施形態を、図面を参照しながら説明する。
ス、20は、スイッチケース1に装着された押しボタン
である。
外向きフランジ2を付設している。スイッチケース1の
底面3の中央部には、支柱4が立設されている。この支
柱4の上端部における前後両面(図3において、紙面と
直交する方向を前後方向と定める。)には、一対の溝部
5、5が形成されており、これら両溝部の底面は径外方
に凸の湾曲形状に形成されている。
6、6が突設され、かつ、両係合突部6、6の上面は下
方に傾斜する傾斜面に形成されている。
設されていて、これら両保持柱9、9には、可動片復帰
用のコイルバネ10、10が上部を保持柱9、9から突
出させて伸縮自在に嵌合されている。
ケース1の底面3を貫設させて固定片11、11、1
1、11が立設されており、これら固定片の上端部には
固定接点部12、12、12、12が取り付けられてい
る。
11間には、次に述べる可動接点部を案内する案内筒1
3が立設されている。この案内筒13は他の対の固定片
11、11間にも同様にして設けられている。
に対応して設けられる2対の可動接点部14、14、1
4、14は、コイルバネ10、10の上端に固定された
可動片15、15の両端部に取り付けられている。
れ、かつ、コイルバネ10、10の上端に固定された中
間部から垂下片16、16を垂設して、両垂下片を案内
筒13、13に摺動自在に嵌合させている。
ない状態では、可動接点部14、14、14、14は固
定接点部12、12、12、12に接触している。これ
ら固定接点部と可動接点部とは接点部17を形成する。
20は、頂壁21から嵌合筒22を垂下して、この嵌合
筒22を支柱4に摺動自在に嵌合させている。嵌合筒2
2の前後両部には、図3に明示するように、周方向に長
い開口部23が形成されている。
部24を介して小外径部に形成されていて、下向き段部
24は、押しボタン20の押込み時に、可動片15、1
5に接触可能になっている。
取り付けられている。このロックバネ30は、略U字状
の弾性ワイヤから形成され、かつ、この略U字状ワイヤ
の折曲部は、嵌合筒22の左右一方の面に固定されてい
る。
は、嵌合筒22の中心方向に屈曲されてく字状部31、
31に形成されている。これら両く字状部31、31
は、開口部23を挿通して支柱4の係合突部6の上面に
係合している。
ヤは、金属製でも合成樹脂製でもよく、また、く字状部
31は一方の脚部にのみ形成することも可能である。
には、図4にも示すように、押しボタン復帰用の役割を
果たすと共にスイッチケース内部をシールする役割を果
たす弾性部材40が装着されている。この弾性部材40
は、キャップ状のシール材で形成するのが好ましい。
部41が形成されており、この取付け部41の内周面に
は複数の回り止め突起42が形成されている。
部41を嵌合筒22の外周面に密着させて、回り止め突
起42を、嵌合筒22に形成した挿入穴25に嵌合させ
ると共に、弾性部材40の下端部を、筒状の第2取付け
部43に形成して、この第2取付け部43をスイッチケ
ース1の外向きフランジ2に回動不能に密着させてい
る。
及び第2取付け部41、43を除いた部分を、周方向に
伸縮自在な波形状に形成し、かつ、軸まわりに捻った状
態で第2取付け部43を前記スイッチケース1に、第1
取付け部41を前記嵌合筒22に、それぞれ取り付ける
ことが好ましい。このような形状にすることにより、押
しボタン20の回動に対し復帰力を与えることができ
る。
から、押しボタン20を押し込むと、図5に示すよう
に、ロックバネ30が係合突部6の上面を滑り始め、あ
る程度押込むと下向き段部24が可動片15に接触して
可動接点部14、14、14、14を押し下げることに
より固定接点部12、12、12、12から開離させ
る。
フになった時点で、図6 に示すように、ロックバネ3
0が係合突部6を乗り越えて、この係合突部6の下面に
係止することにより、押しボタン20をロックして元の
位置への復帰を阻止する。
に、押しボタン20から手を離しても押しボタンは元の
位置に復帰することがないため、スイッチオンになるこ
とがない。
押し込むと、図7に示すように、押しボタン20の頂壁
21が支柱4の上端面にあたるため、それ以上押し込む
ことはできなくなる。
押込みにより下方に弾性変形して押しボタン20に復帰
力を付与する。
には、図8に示すように、押しボタン20を、弾性部材
40の捻り方向と反対方向に回動させればよく、する
と、図9に示すように、ロックバネ30が係合突部6か
ら押しボタン20の回動方向に離脱して押しボタン20
のロックが解除される。
0の弾力により元の高さまで復帰すると共に、弾性部材
40の捻りによる弾力により押しボタン20を上記と反
対方向に逆転させる。この2方向の付勢力を受けること
により押しボタン20は元の位置に復帰する。
が溝部5の側面に当接するまで回動することができる。
す。上記では押しボタン20のロックは、ロックバネ3
0を利用して行っているが、これに限らず次のようにし
てロックすることも可能である。嵌合筒22に軸対称に
位置させて下面開口の割溝50を一対縦設すると共に、
割溝50で分割された一対の筒部分内面にロック用突部
51を形成する。
部5と係合突部6を形成することなく、一対の係合突条
を、その上面を下方に傾斜させて軸対称位置に形成す
る。
ン20を押込むと、嵌合筒22の割溝50間の筒壁部分
が径方向外方へ弾性拡開することで、ロック用突部51
が係合突条を乗り越えて、この係合突条下面に係合する
ため押しボタン20の復帰が阻止される。
しボタン20を弾性部材の付勢力に抗して回動させれば
よく、すると、ロック用突部51が係合突条から周方向
に離脱して、この係合突条との係合が解除され、押しボ
タン20の復帰が可能になる。
ら構成する接点部が収納されたスイッチケースと、前記
スイッチケースに付勢力に抗して押込み自在に且つ回動
自在に装着されて接点部を開閉する押しボタンとを有
し、前記押しボタンの押込み操作により前記接点部を閉
路した後、ロックバネ手段を用いてロックすることによ
り押込み操作前への復帰が阻止される非常停止スイッチ
において、前記押しボタンにロックバネを取り付けて、
該ロックバネをスイッチケース側に形成した第1係合部
に係合させると共に、押込み操作により前記押しボタン
が前記固定接点部に閉成されている前記可動接点部に接
触して該可動接点部を変位可能に構成し、前記可動接点
部が前記固定接点部に接触した状態で、前記押しボタン
を押し込むことにより、該押しボタンが前記可動接点部
動作させ、該可動接点部を前記固定接点部から開離させ
てスイッチオフにすると共に、前記ロックバネは押しボ
タンと共に押し込まれることにより、前記スイッチケー
スの第1係合部から離脱させて、前記スイッチケース側
に形成した第2係合部に係止することで前記押しボタン
をロック可能に構成し、前記スイッチオフの状態から前
記押しボタンを回動させることにより、前記ロックバネ
を前記第2係合部から押しボタン回動方向に離脱させる
ことで前記押しボタンを付勢力により押込み操作前へ復
帰可能にすると共に、前記可動接点部が前記固定接点部
に接触して前記接点部を閉路させることが可能に構成し
たので、押しボタンをロックする機構を、従来例のよう
に、押しボタンと上下独立に設けることなく、押しボタ
ン側に設けたので、全体の高さを低くすることができ、
よって、低背・省スペース化が図れ、負荷の操作装置が
小さい場合や薄い場合でも組み込むことが可能になるば
かりか、配線の取りまわしも容易になり、操作装置の設
計の自由度が増大する。
るから、上記と相まってさらなる低背化が可能となる。
る。
る。
面図である。
面図である。
る。
図である。
図である。
ある。
ある。
Claims (9)
- 【請求項1】 固定接点部と可動接点部とから構成する
接点部が収納されたスイッチケースと、前記スイッチケ
ースに付勢力に抗して押込み自在に且つ回動自在に装着
されて接点部を開閉する押しボタンとを有し、前記押し
ボタンの押込み操作により前記接点部を開路した後、ロ
ック機構を用いてロックすることにより押込み操作前へ
の復帰が阻止される非常停止スイッチにおいて、 前記ロック機構を押しボタン側へ配置したことを特徴と
する非常停止スイッチ。 - 【請求項2】 前記ロック機構は、ロックバネを有し、
該ロックバネを前記押しボタンに取り付けると共に、前
記スイッチケース側に形成した第1係合部に前記ロック
バネを係合させ、且つ押込み操作により前記押しボタン
が前記固定接点部に閉成されている前記可動接点部に接
触して該可動接点部を変位可能に構成し、 前記可動接点部が前記固定接点部に接触した状態で、前
記押しボタンを押し込むことにより、該押しボタンが前
記可動接点部を動作させ、該可動接点部を前記固定接点
部から開離させてスイッチオフにすると共に、前記ロッ
クバネは押しボタンと共に押し込まれることにより、前
記スイッチケースの第1係合部から離脱して、前記スイ
ッチケース側に形成した第2係合部に係止することで前
記押しボタンをロック可能に構成し、 前記スイッチオフの状態から前記押しボタンを回動させ
ることにより、前記ロックバネを前記第2係合部から押
しボタン回動方向に離脱させることで前記押しボタンを
付勢力により押込み操作前へ復帰可能にすると共に、前
記可動接点部が前記固定接点部に接触して前記接点部を
閉路させることが可能に構成したことを特徴とする請求
項1記載の非常停止スイッチ。 - 【請求項3】 前記押しボタンの前記スイッチケースに
対する装着構造は、前記スイッチケースに支柱を立設し
て、該支柱に摺動自在に且つ回動自在に嵌合する嵌合筒
を前記押しボタンから垂設し、 また、前記ロックバネは弾性ワイヤで形成して、該弾性
ワイヤを前記嵌合筒外面に取り付けると共に、前記支柱
に係合突部を形成して、該係合突部の互いに対向する一
対の面によりそれぞれ前記ロックバネを係合させる前記
スイッチケースの第1および第2係合部を形成し、且つ
前記ロックバネを前記嵌合筒に形成した開口部に挿通し
て前記第1係合部に係合させて構成し、 前記押しボタンの押込みで、前記第1係合部に係合して
いるロックバネは前記係合突部を乗り越えることにより
前記第1係合部を離脱して前記第2係合部に係止するよ
うにしたことを特徴とする請求項2記載の非常停止スイ
ッチ。 - 【請求項4】 前記可動接点部は、前記スイッチケース
に形成された保持柱に伸縮自在に嵌合されたコイルバネ
によって付勢され、押込み操作により前記押しボタンが
前記可動接点部に接触して前記コイルバネの付勢力に抗
して前記可動接点部を押し込むことにより前記固定接点
部から開離可能に構成したことを特徴とする請求項2又
は3記載の非常停止スイッチ。 - 【請求項5】 前記ロックバネは、弾性ワイヤを略U字
状に形成して、該弾性ワイヤの折曲部を前記嵌合筒の外
面に固定させると共に、前記弾性ワイヤの少なくとも一
方の脚部の先端部を内方に屈曲させて屈曲部を形成し、
該屈曲部を前記開口部に挿通して前記係合突部に係合し
たことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一つに記
載の非常停止スイッチ。 - 【請求項6】 前記スイッチケースに一端部を、且つ前
記嵌合筒に他端部を、それぞれ回動不能に取り付けるこ
とにより前記スイッチケースと前記押しボタンとの間に
押しボタン復帰用の弾性部材を装着したことを特徴とす
る請求項2乃至5のいずれか一つに記載の非常停止スイ
ッチ。 - 【請求項7】 前記弾性部材は、前記スイッチケース内
部をシール可能なキャップ状のシール材からなることを
特徴とする請求項6記載の非常停止スイッチ。 - 【請求項8】 前記キャップ状の弾性部材を周方向に伸
縮自在な波形状に形成し、且つ軸まわりに捻った状態で
一端部を前記スイッチケースに、他端部を前記嵌合筒
に、それぞれ取り付けたことを特徴とする請求項6又は
7記載の非常停止スイッチ。 - 【請求項9】 前記ロック機構は、前記押しボタンにロ
ック用突部を形成すると共に、前記スイッチケース側に
前記ロック用突部が係合する係合突条を形成し、且つ押
込み操作により前記押しボタンが前記固定接点部に閉成
されている前記可動接点部に接触して該可動接点部を変
位可能に構成し、 前記可動接点部が前記固定接点部に接触した状態で、前
記押しボタンを押し込むことにより、該押しボタンが前
記可動接点部を動作させ、該可動接点部を前記固定接点
部から開離させてスイッチオフにすると共に、前記ロッ
ク用突部は前記係合突条の一つの面から離脱して他の面
に係合することで前記押しボタンをロック可能に構成
し、 前記スイッチオフの状態から前記押しボタンを回動させ
ることにより、前記ロック用突部が係合突条から押しボ
タン回動方向に離脱することで前記押しボタンを付勢力
により押込み操作前へ復帰可能にすると共に、前記可動
接点部が前記固定接点部に接触して前記接点部を閉路さ
せることが可能に構成したことを特徴とする請求項1記
載の非常停止スイッチ。
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