JP2000120312A - イグニッションキー装置 - Google Patents

イグニッションキー装置

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JP2000120312A
JP2000120312A JP29354898A JP29354898A JP2000120312A JP 2000120312 A JP2000120312 A JP 2000120312A JP 29354898 A JP29354898 A JP 29354898A JP 29354898 A JP29354898 A JP 29354898A JP 2000120312 A JP2000120312 A JP 2000120312A
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JP
Japan
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rotor
stopper
hole
peripheral surface
plate
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JP29354898A
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Tokuhide Takeda
徳英 武田
Shinji Endo
真二 遠藤
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Shiroki Corp
Original Assignee
Shiroki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成部品点数を削減できるイグニッションキ
ー装置を提供することを課題とする。 【解決手段】ロータ113を軸方向に移動可能とし、ロ
ータ113に設けられ、ロータケース201へ移動可能
に設けられたストッパプレート123と、ストッパプレ
ート123をロータケースへ当接する方向へ付勢するス
プリング(第1の付勢手段)125と、ロータケース20
1に形成され、ストッパプレート123が当接するスト
ッパ面203と、ロータ113をストッパ面203に当
接する方向へ付勢するスプリング(第2の付勢手段)12
7と、ロータケース201に設けられ、ロータ113が
ストッパ面203に当接した状態で、ロータ113がア
クセサリ位置からロック位置へ向かって回転する場合、
ストッパプレート123が当接し、ロータ113の回転
を禁止する立壁部231とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータケース内に
回転可能に保持されたロータのキープレート挿入穴へキ
ープレートを差し込むことにより、前記ロータの溝に係
合遊動されたタンブラを前記ロータ内に引き込んで、前
記タンブラと前記ロータケースとの係合を解除し、前記
ロータの回転を可能とし、前記ロータを回転させること
により、ロック(LOCK),アクセサリ(ACC),オン(ON),スタ
ート(START)の四つの状態を切り替えるイグニッション
キー装置に関する
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジンの始動,停止を制御す
るイグニッションスイッチは、盗難やいたずら防止のた
め、キー式のスイッチとなっている。
【0003】このようなイグニッションスイッチに取り
つけられるキー装置をイグニッションキー装置という。
イグニッションキー装置は、図12に示すように、ロー
タケース11内に回転可能に保持されたロータ1のキー
プレート挿入穴3より、キープレート5を差し込むこと
により、ロータ1の溝7に係合遊動されたタンブラ9を
ロータ1内へ引き込み、タンブラ9とロータケース11
との係合を解除し、ロータ1に取りつけられたイグニッ
ションスイッチ13を切り替えるようになっている。
【0004】ロータ1に設けられた案内溝21には、キ
ープレート5の差し込み時には、キープレート5に押さ
れてロータ1の外周面と略同一周面となるまで移動する
スライドピース23が設けられている。
【0005】ロータ1の軸方向に配設されたロッキング
レバー25の中間部は、ロータケース11に設けられる
ピン24を用いて回転可能に支持され、一方の端部側2
5aは図示しないステアリングロック機構に係合し、他
方の端部側25bはロータ1がロック位置にある場合、
スライドピース23に、ロータ1がロック位置にない場
合には、ロータ1の外周面に当接可能となっている。
【0006】尚、本従来例では、ロッキングレバー25
の他方の端部側25bには、インサート成形で設けられ
た樹脂の摺動部材29が設けられ、この摺動部材29
が、スライドピース23またはロータ1の外周面に当接
する。
【0007】このロッキングレバー25は、スプリング
27の付勢力でもって、摺動部材29がスライドピース
23を押圧する方向へ付勢されている。従って、キープ
レート5をロック位置にあるロータ1より抜き取ると、
図13に示すように、スプリング27の付勢力により、
スライドピース23がロータ1の内部方向へ移動すると
共に、ロッキングレバー25もスライドピース23の移
動に追従して、ピン24を中心に回転し、ステアリング
ロック機構がロック状態となり、ステアリングホイール
の回転が禁止され、車両盗難を防止する。
【0008】ここで、ロッキングレバー25の他方の端
部25bに摺動部材29を設けた理由は、ロッキングレ
バー25(摺動部材29)のロータ1の円周方向の長さを
長く確保することで、ロータ1が円周方向へ回転した場
合、ロッキングレバー25がスライドピース23からロ
ータ1へ乗り移る時に、スライドピース23とロータ1
との段差Dや、ロータ1とスライドピース23との隙間G
にロッキングレバー25が引っかかるのを防止するため
である。
【0009】しかし、走行中、ステアリングロック機構
が容易に働かないようにするため、キープレートをロッ
ク位置へ戻す際、二操作、すなわち、キープレートを押
したり、別に設けられたボタンを押さなければキープレ
ートをロック位置へ戻せないようになっている。
【0010】この二操作機構の一例を図14(a),図14
(b)を用いて説明する。ロータケース11に対して軸方
向に移動可能に設けられているロータ1は、スプリング
31の付勢力により、ロータ1に取り付けられたCリン
グ33がロータケース11のストッパ面11aに押接し
ている。
【0011】ロータ1には、斜面35aが形成されたス
ライド部材35が設けられている。一方、イグニッショ
ンキー装置が設けられるコラムブラケット10には、ガ
イド溝37が設けられ、このガイド溝37には、スプリ
ング41でガイド溝37の壁面方向へ付勢されたガイド
プレート39が配置されている。ガイドプレート39に
開設された穴39aにスライド部材35が嵌合し、ガイ
ド溝37の壁面に摺接しながらガイドプレート39はロ
ータ1と共に回転するようになっている。
【0012】更に、図14(b)に示すように、ロータ1
のCリング33がロータケース11のストッパ面11a
に当接した状態で、ロータ(キープレート)1をロック位
置へ戻す場合(矢印I方向)には、ガイドプレート39の
側面が当接し、それ以上のロータ1のロック位置方向へ
の回転を禁止する段部37aがガイド溝37に形成され
ている。
【0013】このような機構を設けたことにより、ガイ
ドプレート39がガイド溝37の段部37aに当接した
場合には、図14(c)図に示すように、ロータ(キープレ
ート)1をスプリング31の付勢力に抗して矢印II方向
へ押す。
【0014】スライド部材35もロータ1と共に移動す
ることで、スライド部材35の斜面35aがガイドプレ
ート39をガイド溝37の壁面より離れる方向へ押し下
げて、図14(d)に示すように、ガイドプレート39の
側面とガイド溝37の段部37aを解除し、ロータ1の
ロック方向の回転が可能となる。
【0015】このような構成のイグニッションキー装置
は、通常コラムブラケットに取りつけられる。一例とし
て、図15(a)に示すように、コラムブラケット51の
穴53にイグニッションキー装置50が挿入される。イ
グニッションキー装置50の固定方法としては、イグニ
ッションキー装置50のロータケース11の外周面にピ
ン55を設け、このピン55をコラムブラケット51の
内壁面に形成されたピン穴57に係合させることで行な
っている。
【0016】具体的な構成としては、図15(b)に示す
ように、ピン55の中間部には、本体部55bより径の
大きなつば55aが形成されている。ロータケース11
の外周面には、上面が開放された箱部60が形成され、
箱部60内には穴61が形成されている。
【0017】ピン55のつば55aより下部分の本体部
55bの外周面を巻回するように設けられたスプリング
63と共に、ピン55は穴61遊嵌されている。箱部6
0の上面に配置されるプレート65には、ピン55のつ
ば部55aより上部分の本体部55bが挿通し、つば部
55aが周縁部に当接する穴67と、箱部60に形成さ
れたかしめ用突起69が嵌合する穴71とが形成されて
いる。
【0018】このプレート65を箱部60の上面を覆う
ように配置し、プレート65の穴71を挿通せしめたか
しめ用突起69をかしめることにより、プレート65は
固着され、スプリング63の付勢力によりピン55のつ
ば部55aより上部分の本体部55bがプレート65よ
り突出する。
【0019】イグニッションキー装置50のコラムブラ
ケット51への取り付けは、プレート65より突出しな
い状態でイグニッションキー装置50をコラムブラケッ
ト51の穴53内へ挿入する。ピン55がコラムブラケ
ット51のピン穴57に至ると、ピン55はスプリング
63の付勢力で、ピン穴57へ嵌合し、イグニッション
キー装置50の取りつけが完了する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成のイ
グニッションキー装置では、構成部品が多くなるという
問題点がある。
【0021】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、構成部品点数を削減できるイグニッ
ションキー装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の発明は、ロータケース内に回転可能に保持さ
れたロータのキープレート挿入穴へキープレートを差し
込むことにより、前記ロータの溝に係合遊動されたタン
ブラを前記ロータ内に引き込んで、前記タンブラと前記
ロータケースとの係合を解除し、前記ロータの回転を可
能とし、前記ロータを回転させることにより、ロック(L
OCK),アクセサリ(ACC),オン(ON),スタート(START)の四
つの状態を切り替えるイグニッションキー装置におい
て、前記ロータを軸方向に移動可能とし、前記ロータに
設けられ、前記ロータケースへ移動可能に設けられたス
トッパプレートと、該ストッパプレートを前記ロータケ
ースへ当接する方向へ付勢する第1の付勢手段と、前記
ロータケースに形成され、前記ストッパプレートが当接
するストッパ面と、前記ロータを前記ストッパ面に当接
する方向へ付勢する第2の付勢手段と、前記ロータケー
スに設けられ、前記ロータが前記ストッパ面に当接した
状態で、前記ロータがアクセサリ位置からロック位置へ
向かって回転する場合、前記ストッパプレートが当接
し、前記ロータの回転を禁止する立壁部とを設けたこと
を特徴とするイグニッションキー装置である。
【0023】ロータが第2の付勢手段の付勢力によりス
トッパ面に当接した状態で、ロータをアクセサリ位置か
らロック位置へ回転させると、ロータケースに設けられ
た立壁部にストッパプレートが当接し、前記ロータの回
転が禁止される。
【0024】ここで、ロータを第2の付勢手段の付勢力
に抗してキープレート挿入方向と反対側へ押すと、スト
ッパプレートと立壁部との当接が解除され、ロータはア
クセサリ位置からロック位置へ回転可能となる。
【0025】ロータケースに前記ストッパプレートが当
接するストッパ面を設けたことにより、Cリング等のロ
ータの抜け止め部材が不要となり、構成部品を削減でき
る。請求項2記載の発明は、ロータケース内に回転可能
に保持されたロータのキープレート挿入穴へキープレー
トを差し込むことにより、前記ロータの溝に係合遊動さ
れたタンブラを前記ロータ内に引き込んで、前記タンブ
ラと前記ロータケースとの係合を解除し、前記ロータの
回転を可能とし、前記ロータを回転させることにより、
ロック(LOCK),アクセサリ(ACC),オン(ON),スタート(STA
RT)の四つの状態を切り替えるイグニッションキー装置
において、前記ロータに設けられた案内溝と、該案内溝
に設けられ、キープレート差し込み時には、前記キープ
レートに押されて前記ロータの外周面と略同一周面とな
るまで移動するスライドピースと、前記ロータの軸方向
に配設され、中間部が回転可能に支持され、一方の端部
側がステアリングロック装置に係合し、他方の端部が前
記スライドピースに当接可能なロッキングレバーと、該
ロッキングレバーの他方の端部側をスライドピースに当
接する方向へ付勢する付勢手段とを具備し、前記ロッキ
ングレバーの他方の端部側を前記ロータの円周方向へ折
り曲げたことを特徴とするイグニッションキー装置であ
る。
【0026】ロッキングレバーの他方の端部側をロータ
の円周方向へ折り曲げたことにより、ロッキングレバー
のロータの円周方向の長さを長く確保できる。ロータが
円周方向へ回転した場合、ロッキングレバーがスライド
ピースからロータへ乗り移る時に、スライドピースとロ
ータとの段差や、ロータとスライドピースとの隙間にロ
ッキングレバーが引っかかるのを防止できる。
【0027】従来のように、ロッキングレバーに別部品
で摺動部材を設けなくともよいので、組み付け工数及び
部品点数の削減ができる。請求項3記載の発明は、ロー
タケース内に回転可能に保持されたロータのキープレー
ト挿入穴へキープレートを差し込むことにより、前記ロ
ータの溝に係合遊動されたタンブラを前記ロータ内に引
き込んで、前記タンブラと前記ロータケースとの係合を
解除し、前記ロータの回転を可能とし、前記ロータを回
転させることにより、ロック(LOCK),アクセサリ(ACC),
オン(ON),スタート(START)の四つの状態を切り替えるイ
グニッションキー装置において、前記ロータケースの外
周面と内周面とを貫通するように設けられた貫通穴と、
該貫通穴に遊嵌され、イグニッションキー装置が設けら
れるコラムブラケットの穴の内周面に設けられたストッ
パ穴に係合可能なストッパピンと、前記貫通穴に圧入さ
れ、前記ストッパピンの位置決めを行なう弾性部材と、
前記ロータの外周面の円周方向に形成され、前記ストッ
パピンをロータケースより突出させるカム部とを具備
し、前記イグニッションキー装置を前記コラムブラケッ
トの穴に差し込む場合には、前記ストッパピンを前記ロ
ータケースの外周面より突出しない位置に位置決めし、
前記イグニッションキー装置を前記コラムブラケットの
穴へ差し込んだ後、前記ロータを回転させ、前記ストッ
パピンを前記ロータケースの外周面より突出させ、前記
コラムブラケットの穴のストッパ穴へ係合させることを
特徴とするイグニッションキー装置である。
【0028】ロータケースの外周面と内周面とを貫通す
るように設けられた貫通穴と、貫通穴に遊嵌され、イグ
ニッションキー装置が設けられるコラムブラケットの穴
の内周面に設けられたストッパ穴に係合可能なストッパ
ピンと、貫通穴に圧入され、ストッパピンの位置決めを
行なう弾性部材と、ロータの外周面の円周方向に形成さ
れ、前記ストッパピンをロータケースより突出させるカ
ム部とを設け、イグニッションキー装置をコラムブラケ
ットの穴に差し込む場合には、ストッパピンを前記ロー
タケースの外周面より突出しない位置に位置決めし、イ
グニッションキー装置をコラムブラケットの穴へ差し込
んだ後、ロータを回転させ、ストッパピンをロータケー
スの外周面より突出させ、コラムブラケットの穴のスト
ッパ穴へ係合させることで、従来例のようなプレートを
かしめて形成した空間内にスプリングの付勢力により外
部に突出するピンを設ける機構に比べて、構成部品を削
減できる。
【0029】請求項4記載の発明は、ロータケース内に
回転可能に保持されたロータのキープレート挿入穴へキ
ープレートを差し込むことにより、前記ロータの溝に係
合遊動されたタンブラを前記ロータ内に引き込んで、前
記タンブラと前記ロータケースとの係合を解除し、前記
ロータの回転を可能とし、前記ロータを回転させること
により、ロック(LOCK),アクセサリ(ACC),オン(ON),スタ
ート(START)の四つの状態を切り替えるイグニッション
キー装置において、前記ロータケースの外周面と内周面
とを貫通するように設けられた貫通穴と、該貫通穴に遊
嵌され、イグニッションキー装置が設けられるコラムブ
ラケットの穴の内周面に設けられたストッパ穴に係合可
能なストッパピンと、先端側が前記ストッパピンに、基
端側が前記ロータケース内周面側に係止され、自然状態
では、前記ストッパピンが前記ロータケースより突出す
るように前記ストッパピンを保持する弾性手段とを具備
したことを特徴とするイグニッションキー装置である。
【0030】ロータケースの外周面と内周面とを貫通す
るように設けられた貫通穴と、貫通穴に遊嵌され、イグ
ニッションキー装置が設けられるコラムブラケットの穴
の内周面に設けられたストッパ穴に係合可能なストッパ
ピンと、先端側がストッパピンに、基端側が前記ロータ
ケース内周面側に係止され、自然状態では、ストッパピ
ンがロータケースより突出するようにストッパピンを保
持する弾性手段とで構成したことにより、従来例のよう
なプレートをかしめて形成した空間内にスプリングの付
勢力により外部に突出するピンを設ける機構に比べて、
構成部品を削減できる。
【0031】
【発明の実施の形態】次に図面を用いて本発明の実施の
形態例を説明する。 (1) 全体構成 図9〜図11を用いて、本実施の形態例のイグニッショ
ンキー装置の全体構成を説明する。
【0032】図において、本実施の形態例のイグニッシ
ョンキー装置101は、コラムブラケット103に設け
られた穴105に設けられている。イグニッションキー
装置101は、キープレートが挿入されるキープレート
挿入穴111を有するロータ113と、このロータ11
3を回転可能に保持するロータケース201とからな
る。
【0033】ロータ113内には、通常のキー装置と同
じく、溝に係合遊動され、スプリングにより、ロータ1
13の周面より突出し、ロータケース201に係合し、
ロータ113の回転を禁止する複数のタンブラが設けら
れている。
【0034】キープレートの差し込み/抜き取り可能な
状態であるロック(LOCK)位置にあるロータ113のキー
プレート挿入穴111へキープレートを差し込むことに
より、タンブラがロータ113内に引き込まれ、タンブ
ラとロータケース201との係合が解除され、ロータ1
13の回転が可能となり、アクセサリ(ACC),オン(ON),
スタート(START)の各状態の切替を行なう。
【0035】そして、ロータ113をロック(LOCK)位置
に戻せば、キープレートをロータ113より抜き取るこ
とができる。図11に示すように、中間部がピン303
によってロータケース201に回転可能に支持されてい
るロッキングレバー301の一方の端部は図示しないス
テアリングロック装置に係合している。
【0036】ロッキングレバー301の他方の端部は、
ロータ113に設けられた案内溝307に設けられ、キ
ープレート差し込み時には、キープレートに押されてロ
ータ113の外周面と略同一平面となるまで移動するス
ライドピース309に当接可能となっている。
【0037】このロッキングレバー301は、一端部が
ロータケース201に設けられたばね押えプレート31
2に係合し、他端部がロッキングレバー301に係合す
るスプリング313により、他方の端部がスライドピー
ス309に当接する方向に付勢されている。 (2) 二操作機構 図1〜図3を用いて、二操作機構の説明を行なう。
【0038】ロータケース201の内周部は、ロータ1
13の外径より若干大きな径に設定され、ロータ113
を回転可能に保持する小径部201aと、小径部201
aより大きな径に設定された大径部201bとの二つの
部分より構成されている。
【0039】ロータケース201の小径部201aに回
転可能に保持されているロータ113は、軸方向に移動
可能となっている。ロータケース201の大径部201
bと対向するロータ113の周面には、ロータ113の
軸方向に向かって延びる溝121が形成され、この溝1
21にストッパプレート123が係合遊動している。
【0040】このストッパプレート123は第1の付勢
手段としてのスプリング125により、ロータ113の
周面より突出する方向に付勢されている。従って、ロー
タ113をロータケース201へ組み込んだ状態では、
ストッパプレート123はロータケース201の大径部
201bの内周面に押接することとなる。
【0041】ロータ113は第2の付勢手段としてのス
プリング127により、ストッパプレート123がロー
タケース201の小径部201aと大径部201bとの
段部(以下ストッパ面という)203へ当接する方向へ付
勢されている。
【0042】ストッパプレート123の一方の側部、す
なわち、ロータ113がアクセサリ位置にある場合のロ
ック側の面には、立壁部123aが形成され、他方の側
部、すなわち、ロータ113がアクセサリ位置にある場
合のオン側の側面には、斜面部123bが形成されてい
る。
【0043】ロータケース201のストッパ面203近
傍の大径部201bには、アクセサリ位置にあるロータ
113がロック位置へ向かって回転する場合、又、ロッ
ク位置にあるロータ113がアクセサリ位置に向かって
回転する場合、ストッパプレート123が乗り越える山
211が形成されている。
【0044】この山211の一方の側部には、アクセサ
リ位置にあるロータ113がロック位置へ向かって回転
する場合、ロータケース201のストッパ面203に当
接した状態でのストッパプレート123の立壁部123
aが当接し、ロータ113の回転を禁止する立壁部23
1と、ロータケース201のストッパ面203から離反
した状態のストッパプレート123を山211の頂部2
34まで案内する斜面部233とが形成されている。
【0045】ロータケース201のストッパ面203近
傍の大径部201bには、ロータ113がロック位置に
ある場合、ストッパプレート123の立壁部123aが
当接する立壁部237が形成されている。
【0046】この二操作機構の動作を図3を用いて説明
する。キーププレートを操作して、ロータ113をアク
セサリ位置からロック位置へ回転させる場合、スプリン
グ127の付勢力により、ストッパプレート123はロ
ータケース201のストッパ面203へ当接しているの
で、ストッパプレート123の立壁部123aがロータ
ケース201の山211の立壁部231に当接し、それ
以上のロータ113の回転が禁止される(図3の破線の
ストッパプレート123)。
【0047】ここで、スプリング127の付勢力に抗し
てロータ113を押すことにより、ストッパプレート1
23はロータケース201の斜面部233に移動し、山
211の頂部234まで移動可能となる。
【0048】更にロータ113を回転させると、ストッ
パプレート123は山213を乗り越えて、ロック位置
に至る(図3の実線のストッパプレート123)。このと
き、ストッパプレート123の斜面部123bが山21
1の頂部234と立壁部235との角部へ至ると、スプ
リング125により付勢されているストッパプレート1
23には、斜面分力によりロック位置方向へ移動させる
力が発生し、必ずロック位置に至る。
【0049】ここで、更にロータ113を同方向へ回転
させようとしても、ストッパプレート123の立壁部1
23aがロータケース201に形成され、ストッパ面と
して機能する立壁部237へ当接し、それ以上の回転が
禁止される。
【0050】又、逆に、キーププレートを操作して、ロ
ータ113をロック位置からアクセサリ位置へ回転させ
る場合、山211の立壁部235に摺接するストッパプ
レート123の部位は斜面部123bであるので、山2
13を乗り越えることができる。
【0051】このような構成の二操作機構によれば、ロ
ータケース201にストッパ面203を形成し、このス
トッパ面203にストッパプレート123を当接させ、
ロータ113の抜け止めを行うことで、抜け止め部材と
して別途Cリング等の部品が不要となり、構成部品の削
減が図れる。
【0052】又、図14に示す従来例では、ガイドプレ
ート39をロータケース11より離れる方向へ移動させ
るには、ロータ1を付勢しているスプリング31と、ガ
イドプレート39を付勢しているスプリング41との二
つのスプリングの付勢力に抗する操作力が必要であった
が、本実施の形態例の機構では、ロータ113を付勢し
ているスプリング127の付勢力に抗する操作力だけで
良いので、操作力が低減できる。
【0053】更に、ストッパプレート123に斜面部1
23bを設けたことにより、ストッパプレート123の
斜面部123bが山211の頂部234と立壁部235
との角部へ至ると、スプリング125により付勢されて
いるストッパプレート123には、斜面分力によりロッ
ク位置方向へ移動させる力が発生し、必ずロック位置に
至らせることができる。 (3) ロッキングレバー 本実施の形態例のロッキングレバー311の他方の端
部、すなわち、スライドピース309へ当接する側の端
部は、図4に示すように、ロータ113の円周方向へ折
り曲げられている。
【0054】このような形状にすることにより、ロッキ
ングレバー311のロータ113の円周方向の長さを長
く確保できる。ロータ113が円周方向へ回転した場
合、ロッキングレバー311がスライドピース309か
らロータ113へ乗り移る時に、スライドピース309
とロータ113との段差や、ロータ113とスライドピ
ース309との隙間にロッキングレバー311が引っか
かるのを防止できる。
【0055】従来のように、ロッキングレバーに別部品
で摺動部材を設けなくともよいので、組み付け工数及び
部品点数の削減ができる。 (4) イグニッションキー装置とコラムブラケットとの取
りつけ機構 図11に示すように、ロータケース201の外周面と内
周面とを貫通するように設けられた貫通穴401には、
イグニッションキー装置が設けられるコラムブラケット
103の穴105の内周面に設けられたストッパ穴10
7に係合可能なストッパピン405が遊嵌している。
【0056】この貫通穴401には、ストッパピン40
5の位置決めを行なう弾性部材407が圧入されてい
る。一方、図5に示すように、ロータ113の外周面の
一部に凹部411が形成され、円周方向にストッパピン
405をロータケース201より突出させるカム部41
3が形成されている。
【0057】そして、イグニッションキー装置をコラム
ブラケット103の穴105に差し込む場合には、図5
に示すように、ロータ113のカム部413の凹部41
1をストッパピン403と対向させ、ストッパピン40
5をロータケース201の外周面より突出しない位置に
位置決めし、イグニッションキー装置をコラムブラケッ
ト103の穴105へ差し込んだ後、ロータ113を回
転させ、ストッパピン405をロータケース201の外
周面より突出させ、コラムブラケットの穴105のスト
ッパ穴107へ係合させる。
【0058】このような構成とすることで、従来例のよ
うなプレートをかしめて形成した空間内にスプリングの
付勢力により外部に突出するピンを設ける機構に比べ
て、構成部品を削減できる。
【0059】尚、イグニッションキー装置とコラムブラ
ケットとの取りつけ機構としては、上記実施の形態例に
限定するものではない。例えば、上記実施の形態例で
は、ストッパピン405の位置決めに貫通穴401へ圧
入する弾性部材407を用いたが、図6(a),(b)に示す
ように、先端部側がストッパピン405のつば部405
aに係止され、基端部側がロータケース201の内周面
側に係止され、自然状態では、ロータケース201より
突出するようにストッパピン405を保持するスプリン
グ(弾性手段)501を用いてもよい。
【0060】このような構成でも、従来例のようなプレ
ートをかしめて形成した空間内にスプリングの付勢力に
より外部に突出するピンを設ける機構に比べて、構成部
品を削減できる。
【0061】更には、図7(a),図7(b)に示すような構
成でもよい。図において、ロータケース201の外周面
には、上面が開放された直方体状の箱部601が形成さ
れ、箱部601の底面の長手方向の一方の端部側には穴
603が形成されている。
【0062】この穴603には、2つのつば部605
a,605bを有するストッパピン605が配置され
る。箱部601の底面の長手方向の他方の端部には、ス
プリング(付勢手段)607の基端部が設けられるスプリ
ング取り付け穴609が形成されている。
【0063】スプリング607の基端側は全幅にわたっ
てV字形に折り曲げられ、スプリング607の長手方向
に弾性変形した状態でスプリング取りつけ穴609に挿
入され、挿入後はスプリング取り付け穴609内の壁面
に押接することにより、抜け止めがなされる。
【0064】スプリング607の先端側は二股状に形成
され、ストッパピン605のつば部605aとつば部6
05bとの間に挿入されることにより、ストッパピン6
05は自然状態で、箱部(ロータケース201)601よ
り突出するように保持される。
【0065】更に、スプリング607の先端側は、箱部
601の立壁面に設けられた2つの穴601a,601
bに係合し、ピン605の抜け止めがなされている。こ
のような構成でも、従来例のようなプレートをかしめて
形成した空間内にスプリングの付勢力により外部に突出
するピンを設ける機構に比べて、構成部品を削減でき
る。
【0066】上記形態例において、スプリングの形状を
図8に示すような形状としてもよい。例えば、図8(a)
に示すように、ストッパピン703に貫通穴703aを
形成し、スプリング701の先端側を狭幅とし、ストッ
パピン703の貫通穴703aに挿通させ、ストッパピ
ン703の保持を行なうようにしてもよい。
【0067】又、図8(b)に示すように、スプリング7
11の基端側の幅方向の一部をV字形に折り曲げてもよ
い。更には、図8(c)に示すように、スプリング721
の基端側を形状を幅方向に弾性変形可能な形状としても
よい。
【0068】
【発明の効果】以上述べたように請求項1記載の発明に
よれば、ロータを軸方向に移動可能とし、前記ロータに
設けられ、前記ロータケースへ移動可能に設けられたス
トッパプレートと、該ストッパプレートを前記ロータケ
ースへ当接する方向へ付勢する第1の付勢手段と、前記
ロータケースに形成され、前記ストッパプレートが当接
するストッパ面と、前記ロータを前記ストッパ面に当接
する方向へ付勢する第2の付勢手段と、前記ロータケー
スに設けられ、前記ロータが前記ストッパ手段に当接し
た状態で、前記ロータがアクセサリ位置からロック位置
へ向かって回転する場合、前記ストッパプレートが当接
し、前記ロータの回転を禁止する立壁部とを設けたこと
により、Cリング等のロータの抜け止め部材が不要とな
り、構成部品を削減できる。
【0069】請求項2記載の発明によれば、 ロッキン
グレバーの他方の端部側をロータの円周方向へ折り曲げ
たことにより、従来のように、ロッキングレバーに別部
品で摺動部材を設けなくともよいので、組み付け工数及
び部品点数の削減ができる。
【0070】請求項3記載の発明によれば、ロータケー
スの外周面と内周面とを貫通するように設けられた貫通
穴と、貫通穴に遊嵌され、イグニッションキー装置が設
けられるコラムブラケットの穴の内周面に設けられたス
トッパ穴に係合可能なストッパピンと、貫通穴に圧入さ
れ、ストッパピンの位置決めを行なう弾性部材と、ロー
タの外周面の円周方向に形成され、前記ストッパピンを
ロータケースより突出させるカム部とを設け、イグニッ
ションキー装置をコラムブラケットの穴に差し込む場合
には、ストッパピンを前記ロータケースの外周面より突
出しない位置に位置決めし、イグニッションキー装置を
コラムブラケットの穴へ差し込んだ後、ロータを回転さ
せ、ストッパピンをロータケースの外周面より突出さ
せ、コラムブラケットの穴のストッパ穴へ係合させるこ
とで、従来例のようなプレートをかしめて形成した空間
内にスプリングの付勢力により外部に突出するピンを設
ける機構に比べて、構成部品を削減できる。
【0071】請求項4記載の発明は、によれば、ロータ
ケースの外周面と内周面とを貫通するように設けられた
貫通穴と、貫通穴に遊嵌され、イグニッションキー装置
が設けられるコラムブラケットの穴の内周面に設けられ
たストッパ穴に係合可能なストッパピンと、一端部がス
トッパピンに、他端部が前記ロータケース内周面側に係
止され、自然状態では、ストッパピンがロータケースよ
り突出するようにストッパピンを保持する弾性手段とで
構成したことにより、従来例のようなプレートをかしめ
て形成した空間内にスプリングの付勢力により外部に突
出するピンを設ける機構に比べて、構成部品を削減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】二操作機構を説明する分解斜視図である。
【図2】図1に示すロータケースの山の拡大図である。
【図3】二操作機構の動作を説明する図である。
【図4】ロッキングレバーのスライドピースに当接する
側の端部の斜視図である。
【図5】イグニッションキー装置とコラムブラケットと
の取りつけ機構を説明する図である。
【図6】他のイグニッションキー装置とコラムブラケッ
トとの取りつけ機構を説明する図で、(a)図は構成図、
(b)図はストッパピンとスプリングの斜視図である。
【図7】他のイグニッションキー装置とコラムブラケッ
トとの取りつけ機構を説明する図で、(a)図は主要部の
分解斜視図、(b)図は(a)図におけるF-F断面図である。
【図8】図7の変形例を説明する図で、(a)図はスプリ
ングの先端側の変形例、(b),(c)図は基端側の変形例を
示す図である。
【図9】実施の形態例のイグニッションキー装置の外観
形状を示す図で、(b)図は正面図、(a)図は(b)図の左側
面図、(c)図は(b)図の右側面図である。
【図10】実施の形態例のイグニッションキー装置の外
観形状を示す図で、(a)図は上面図、(b)図は下面図であ
る。
【図11】図10(a)の切断線D-Dでの断面図である。
【図12】従来のイグニッションキー装置の構成を説明
する図である。
【図13】図12の切断線A-Aにおける断面図で、(a)図
はキープレート差し込み時、(b)図はキープレート引き
抜き時を示す図である。
【図14】従来のイグニッションキー装置で、ロック位
置へ戻す際に行なわれる二操作を実現するための二操作
機構を説明する図で、(a)図はロック位置へのロータの
回転を禁止する状態を説明する図、(b)図は(a)図の切断
線B-Bでの断面構成図、(c)図はロック位置へのロータの
回転を許可する状態を説明する図、(d)図は(c)図の切断
線C-Cでの断面図である。
【図15】従来のイグニッションキー装置とコラムブラ
ケットとの取りつけ機構を説明する図で、(a)図は要部
構成図、(b)図は分解斜視図である。
【符号の説明】
113 ロータ 123 ストッパプレート 125 スプリング(第1の付勢手段) 127 スプリング(第2の付勢手段) 201 ロータケース 203 ストッパ面 231 立壁部(ストッパ面)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータケース内に回転可能に保持された
    ロータのキープレート挿入穴へキープレートを差し込む
    ことにより、前記ロータの溝に係合遊動されたタンブラ
    を前記ロータ内に引き込んで、前記タンブラと前記ロー
    タケースとの係合を解除し、前記ロータの回転を可能と
    し、前記ロータを回転させることにより、ロック(LOC
    K),アクセサリ(ACC),オン(ON),スタート(START)の四つ
    の状態を切り替えるイグニッションキー装置において、 前記ロータを軸方向に移動可能とし、 前記ロータに設けられ、前記ロータケースへ移動可能に
    設けられたストッパプレートと、 該ストッパプレートを前記ロータケースへ当接する方向
    へ付勢する第1の付勢手段と、 前記ロータケースに形成され、前記ストッパプレートが
    当接するストッパ面と、 前記ロータを前記ストッパ面に当接する方向へ付勢する
    第2の付勢手段と、 前記ロータケースに設けられ、前記ロータが前記ストッ
    パ面に当接した状態で、前記ロータがアクセサリ位置か
    らロック位置へ向かって回転する場合、前記ストッパプ
    レートが当接し、前記ロータの回転を禁止する立壁部
    と、 を設けたことを特徴とするイグニッションキー装置。
  2. 【請求項2】 ロータケース内に回転可能に保持された
    ロータのキープレート挿入穴へキープレートを差し込む
    ことにより、前記ロータの溝に係合遊動されたタンブラ
    を前記ロータ内に引き込んで、前記タンブラと前記ロー
    タケースとの係合を解除し、前記ロータの回転を可能と
    し、前記ロータを回転させることにより、ロック(LOC
    K),アクセサリ(ACC),オン(ON),スタート(START)の四つ
    の状態を切り替えるイグニッションキー装置において、 前記ロータに設けられた案内溝と、 該案内溝に設けられ、キープレート差し込み時には、前
    記キープレートに押されて前記ロータの外周面と略同一
    周面となるまで移動するスライドピースと、 前記ロータの軸方向に配設され、中間部が回転可能に支
    持され、一方の端部側がステアリングロック装置に係合
    し、他方の端部が前記スライドピースに当接可能なロッ
    キングレバーと、 該ロッキングレバーの他方の端部側をスライドピースに
    当接する方向へ付勢する付勢手段と、 を具備し、 前記ロッキングレバーの他方の端部側を前記ロータの円
    周方向へ折り曲げたことを特徴とするイグニッションキ
    ー装置。
  3. 【請求項3】 ロータケース内に回転可能に保持された
    ロータのキープレート挿入穴へキープレートを差し込む
    ことにより、前記ロータの溝に係合遊動されたタンブラ
    を前記ロータ内に引き込んで、前記タンブラと前記ロー
    タケースとの係合を解除し、前記ロータの回転を可能と
    し、前記ロータを回転させることにより、ロック(LOC
    K),アクセサリ(ACC),オン(ON),スタート(START)の四つ
    の状態を切り替えるイグニッションキー装置において、 前記ロータケースの外周面と内周面とを貫通するように
    設けられた貫通穴と、 該貫通穴に遊嵌され、イグニッションキー装置が設けら
    れるコラムブラケットの穴の内周面に設けられたストッ
    パ穴に係合可能なストッパピンと、 前記貫通穴に圧入され、前記ストッパピンの位置決めを
    行なう弾性部材と、 前記ロータの外周面の円周方向に形成され、前記ストッ
    パピンをロータケースより突出させるカム部と、 を具備し、 前記イグニッションキー装置を前記コラムブラケットの
    穴に差し込む場合には、前記ストッパピンを前記ロータ
    ケースの外周面より突出しない位置に位置決めし、 前記イグニッションキー装置を前記コラムブラケットの
    穴へ差し込んだ後、前記ロータを回転させ、前記ストッ
    パピンを前記ロータケースの外周面より突出させ、前記
    コラムブラケットの穴のストッパ穴へ係合させることを
    特徴とするイグニッションキー装置。
  4. 【請求項4】 ロータケース内に回転可能に保持された
    ロータのキープレート挿入穴へキープレートを差し込む
    ことにより、前記ロータの溝に係合遊動されたタンブラ
    を前記ロータ内に引き込んで、前記タンブラと前記ロー
    タケースとの係合を解除し、前記ロータの回転を可能と
    し、前記ロータを回転させることにより、ロック(LOC
    K),アクセサリ(ACC),オン(ON),スタート(START)の四つ
    の状態を切り替えるイグニッションキー装置において、 前記ロータケースの外周面と内周面とを貫通するように
    設けられた貫通穴と、 該貫通穴に遊嵌され、イグニッションキー装置が設けら
    れるコラムブラケットの穴の内周面に設けられたストッ
    パ穴に係合可能なストッパピンと、 先端側が前記ストッパピンに、基端側が前記ロータケー
    スに係止され、自然状態では、前記ストッパピンが前記
    ロータケースより突出するように前記ストッパピンを保
    持する弾性手段と、 を具備したことを特徴とするイグニッションキー装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1320243C (zh) * 2000-12-20 2007-06-06 株式会社东海理化电机制作所 操作杆单元和包括该操作杆单元的钥匙柱
JP2007177575A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Tokai Rika Co Ltd ステアリングロック装置

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