JPH09177964A - 車両用流体圧駆動装置 - Google Patents

車両用流体圧駆動装置

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JPH09177964A
JPH09177964A JP35162195A JP35162195A JPH09177964A JP H09177964 A JPH09177964 A JP H09177964A JP 35162195 A JP35162195 A JP 35162195A JP 35162195 A JP35162195 A JP 35162195A JP H09177964 A JPH09177964 A JP H09177964A
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JP
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brake
vehicle
pressure
switching
fluid pressure
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JP35162195A
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Kiyotaka Ozaki
清孝 尾崎
Hideo Obara
英郎 小原
Masatsugu Yokote
正継 横手
Masaji Owada
正次 大和田
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前進走行および後進走行のいずれかにかかわ
らず、ブレーキ失陥時には緊急的に車両を制動させる。 【解決手段】 エンジン1に駆動される前車軸4と、こ
の前車軸4と同期的に駆動されて加圧流体を吐出するポ
ンプ6と、後車軸18と連結されると共にポンプからの
流体圧に応じて駆動される可変容量ポンプモータ10
と、ポンプの吐出側と可変容量ポンプモータとを連結す
る高圧配管8Hと、ポンプの吸い込み側と可変容量ポン
プモータとを連通する低圧配管8Lと、ポンプから可変
容量ポンプモータへ供給する加圧流体の方向を切り換え
る方向切換弁9とを備えた車両用流体駆動装置におい
て、前記方向切換弁9の制御を行うコントローラ24に
車両の進行方向切換手段22からの切換信号及び車両の
ブレーキ失陥検出手段23からの検出信号を入力させた
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原動機の駆動力を
流体圧によって前輪及び後輪に分配する車両用流体圧駆
動装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】原動機たるエンジンの駆動力を前輪、後
輪の双方に伝達して走行する4輪駆動車は、基本的には
前輪および後輪のそれぞれをエンジンに直結することに
より実現し得るが、前輪、後輪間に生じる回転速度差に
よって旋回性能が悪化する傾向がある。そのため、最近
では前輪又は後輪の一方をエンジンに直結させて駆動輪
とし、駆動輪から従動輪への駆動力の伝達を油圧によっ
て行なうことで、両輪間の回転速度差を吸収するように
構成している。
【0003】従来、この種の車両用流体圧駆動装置とし
ては、例えば特開平3−356号に記載の技術が知られ
ている。これは駆動軸の回転速度に応じた油圧を発生す
る第1軸の油圧ポンプと、従動軸の回転速度に応じた油
圧を発生する第2軸の油圧ポンプとを備え、一方の吐出
口と他方の吸込口との間を各別の油路にて連通させた4
輪駆動車であって、前記両油路を相互に連通するバイパ
ス油路と該バイパス油路の中途に配設された可変絞り手
段と具備した構成からなり、第1軸の油圧ポンプの吐出
油は、可変絞り手段の開度に応じてバイパス油路と第2
軸の油圧ポンプとに分配され、従動輪への駆動力の伝達
量を可変絞り手段の開度に応じて変化させて、車速の高
低や操舵角度の大小など走行状態に応じた駆動力の伝達
特性を得るようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の車両用流体圧駆動装置にあっては、第1軸の油
圧ポンプと第2軸の油圧ポンプは車両が前進する場合と
後進する場合とでは油の流れが逆になり、両方の油路と
も高圧になる構成となっていたため、駆動時において第
1軸が空転した時には高圧が発生し、第2軸を油圧モー
タとして駆動することで4輪駆動にできるものの、ブレ
ーキ失陥等による著しく緊急的な車両制動が難しくなる
場合が考えられた。
【0005】そこで本発明は、前進走行および後進走行
のいずれかにかかわらず、ブレーキ失陥時には緊急的に
車両を制動させることができる車両用流体圧駆動装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、原動機に駆動される第1駆動軸と、この
第1駆動軸と同期的に駆動されて加圧流体を吐出するポ
ンプと、第2駆動軸と連結されると共に前記ポンプから
の流体圧に応じて駆動されるモータと、前記ポンプの吐
出側とモータとを連結する高圧流路と、前記ポンプの吸
い込み側とモータとを連通する低圧流路と、前記ポンプ
からモータへ供給する加圧流体の方向を切り換える切換
手段と、変速機の前進または後進シフト位置に応じて前
記切換手段を切り換える進行方向切換手段とを備えた車
両用流体圧駆動装置において、前記切換手段の制御をコ
ントローラからの指令によって行うと共に、該コントロ
ーラからの指令は前記進行方向切換手段からの切換信号
及び車両のブレーキ失陥検出手段からの検出信号に基づ
いて行うことを特徴とする。
【0007】特に、前記車両のブレーキ失陥検出手段で
失陥を検出した場合、前記コントローラは進行方向切換
手段により検出した進行方向と逆の方向に指令を出し、
前記切換弁を切り換えることで、ポンプ側で吐出した油
とモータ側で吐出した油とによって高圧流路中で高圧が
発生し、前輪および後輪にブレーキ力が発生し、ブレー
キ失陥時に緊急減速が可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下添付図面に基づいて本発明に
係る車両用流体圧駆動装置の実施例を詳細に説明する。
図1は前輪駆動車に本発明を適用して4輪駆動車とした
場合の一実施例を示したものであり、エンジン1の駆動
力が変速機2を介して前輪5側の差動装置3に入力さ
れ、差動装置3の出力側に連結された第1駆動軸として
の前車軸4を介して前輪5が駆動される。
【0009】また差動装置3の出力側には流体圧として
油圧を供給するポンプ6がギアを介して連結され、ポン
プ6は前輪5と同期的に駆動される。ポンプ6の吸入ポ
ート6bはタンク7に連通すると共に、低圧流路として
の低圧配管8Lを介して前進及び後進を切り換える電磁
式の方向切換弁9のタンクポートTに接続される。一
方、ポンプ6の吐出ポート6aは高圧流路としての高圧
配管8Hを介して方向切換弁9のポンプポートPに接続
される。
【0010】上記ポンプ6は、例えば吸い込み絞り型の
ピストンポンプ等で構成され、吐出ポート6aと吸入ポ
ート6bは入れ代わることがない。即ち、ポンプ6は回
転方向が逆転した場合にも常時同一方向へ圧油を吐出
し、この吐出流量は所定の回転速度までは回転速度の増
大に比例し、所定の回転速度以上では最大吐出流量で飽
和する。
【0011】車両の前進及び後退に応じて後輪19の回
転方向を切り換えるための方向切換弁9は、第2駆動軸
としての後車軸18の差動装置17を駆動する可変容量
ポンプモータ10に接続され、方向切換弁9の出力ポー
トA,Bを可変容量ポンプモータ10のポート10a,
10bに選択的に切り換えることで、後輪19を前進又
は後進方向に駆動する。この可変容量ポンプモータ10
は、例えば斜板式のピストンモータ(ポンプ)で構成さ
れ、斜板の傾転角を後述する斜板駆動機構12で制御す
ることにより容量を変更する。なお、方向切換弁9の励
磁は、後述する制御手段によって行われ、前輪5及び後
輪19の駆動方向は同期的に切り換えられる。
【0012】ここで、方向切換弁9は、非通電状態のノ
ーマル位置でポンプポートPを出力ポートAに、タンク
ポートTを出力ポートBに接続する一方、通電状態のオ
フセット位置ではポンプポートPを出力ポートBに、タ
ンクポートTを出力ポートAにそれぞれ接続する。
【0013】方向切換弁9のノーマル位置では高圧配管
8Hの圧油を可変容量ポンプモータ10のポート10a
に接続すると共に、低圧配管8Lをポート10bに接続
して可変容量ポンプモータ10を正転させ、差動装置1
7を介して後輪19を前進方向へ駆動する一方、オフセ
ット位置では高圧配管8Hの圧油を可変容量ポンプモー
タ10のポート10bに接続すると共に、低圧配管8L
をポート10aに接続して可変容量ポンプモータ10を
逆転させ、差動装置17を介して後輪19を後進方向へ
駆動する。
【0014】この可変容量ポンプモータ10の流量は、
方向切換弁9のタンクポートTの近傍の低圧配管8Lに
介装されたオリフィス11の両端に発生する差圧に基づ
いて、斜板駆動機構12が可変容量ポンプモータ10の
斜板傾転角を制御することにより容量を変更し、例えば
後輪19側に基づく車速に応じて前輪5に対する後輪1
9への駆動トルクの配分比率を変更することが可能とな
る。
【0015】ここでは、可変容量ポンプモータ10の容
量、即ち吐出流量を前輪5と後輪19の回転数が同一の
場合には、ポンプ6の吐出流量より大きく設定すること
により、前輪5と後輪19の回転数がほぼ等しい通常走
行中では前輪5を主体に駆動するよう設定する。つま
り、この通常走行中では、ポンプ6の吐出流量よりも可
変容量ポンプモータ10の容量(吸い込み流量)が大き
いため、ポンプ6の吐出圧はほとんど上昇せず、エンジ
ン1によるポンプ6の駆動負荷を極めて小さなものとす
ることができる。
【0016】可変容量ポンプモータ10の吐出流量をポ
ンプ6の吐出流量より大きく設定したため、前輪5と後
輪19の回転数がほぼ等しい場合には可変容量ポンプモ
ータ10が吸い込む作動油が不足してキャビテーション
を発生する場合があるため、高圧配管8Hと低圧配管8
Lとの間の連通路14Aに介装されたチェック弁15に
よってタンク7側から可変容量ポンプモータ10へ不足
した作動油を供給する。なお、連通路14Aと平行して
配設された連通路14Bには後述するライン圧の立ち上
がり特性を設定するオリフィス16が設けられ、このオ
リフィス16によるシステムリークによってライン圧の
立ち上がりが設定される。
【0017】ポンプ6が可変容量ポンプモータ10へ伝
達するトルクは、高圧配管8Hと低圧配管8Lとの間に
介装されたリリーフ弁13によって決定されるポンプ6
の最大吐出圧によって制限される。また、方向切換弁9
はソレノイド21の励磁によって切り換わる。ソレノイ
ド21の励磁は、進行方向切換手段22からの切換信号
及びブレーキ失陥検出手段23からの検出信号に基づい
てコントローラ24によって制御されている。
【0018】図2は上記コントローラ24の回路構成の
一例を示したものである。この図で符号25はイグニッ
ションスイッチ、22は後進切換スイッチ(進行方向切
換手段)である。この後進切換スイッチ22は、変速機
2が後進位置にあることを検出するもので、第1リレー
27及び第3リレー29を介して前記ソレノイド21に
接続されている。変速機2が後進位置にある時には後進
切換スイッチ22がオンとなり、第1リレー27及び第
3リレー29が作動してソレノイド21が励磁され、方
向切換弁9はノーマル位置からオフセット位置へ駆動さ
れて高圧配管8Hからの圧油が可変容量ポンプモータ1
0のポート10bへ供給され、後輪19を後進方向へ駆
動する。
【0019】一方、符号23はブレーキ失陥検出スイッ
チ(ブレーキ失陥検出手段)であり、第2リレー28及
び第4リレー30を介して前記ソレノイド21に接続さ
れており、ブレーキ失陥時にはブレーキ失陥検出スイッ
チ23がオンとなり、第2リレー28及び第4リレー3
0が作動してソレノイド21が励磁される。
【0020】次に本発明の作用を図3及び図4に基づい
て説明する。先ず、前進走行中は、後進切換スイッチ2
2がオフとなり(ステップ1)、またブレーキ失陥検出
スイッチ23もオフとなる(ステップ2)。このとき、
第1リレー27は断、第2リレー28は接、第3リレー
29は接、第4リレー30は断となって、回路A,Bに
は電流が流れないため、方向切換弁9を駆動するソレノ
イド21は励磁されない(ステップ3)。それ故、方向
切換弁9がノーマル位置の状態を保持し、高圧配管8H
からの圧油が可変容量ポンプモータ10のポート10a
へ供給されて後輪19を前進方向に駆動する。
【0021】前進走行中にブレーキ系に不具合が生じた
場合、通常はエンジンブレーキやシフトダウン、更には
エンジンオフやサイドブレーキ等で減速して緊急避難す
るが、この時にブレーキ失陥検出スイッチ23がオンに
なると(ステップ2)、第3リレー29と第4リレー3
0が共に接となり、回路Bが接続されるためにソレノイ
ド21が励磁され(ステップ4)、方向切換弁9はノー
マル位置からオフセット位置へ駆動されて高圧配管8H
からの圧油と可変容量ポンプモータ10のポート10b
からの圧油が両方より供給され高圧配管8Hが高圧とな
って車両にブレーキがかかり、車両を減速することがで
きる。ここでの減速度は、リリーフ弁13の設定圧力で
決まり、その設定圧力に見合った減速が得られる。
【0022】一方、後進走行中は、後進切換スイッチ2
2がオンとなり(ステップ1)、ブレーキ失陥検出スイ
ッチ23がオフとなるため(ステップ2’)、第1リレ
ー27は接、第2リレー28は接、第3リレー29は
断、第4リレー30は断となる。その結果、回路Aが接
続されてソレノイド21が励磁され(ステップ4)、方
向切換弁9はノーマル位置からオフセット位置へ駆動さ
れて高圧配管8Hからの圧油が可変容量ポンプモータ1
0のポート10bへ供給され、後輪19を後進方向へ駆
動する。
【0023】後進走行中にブレーキ系に不具合が生じて
緊急的にブレーキが必要な場合には、ブレーキ失陥検出
スイッチ23がオンになり(ステップ2’)、第1リレ
ー27が接、第2リレー28が断、第3リレー29が
断、第4リレー30が接となるため、回路A,Bのいず
れも電流が流れない。その結果、方向切換弁9のソレノ
イド21はオフとなり(ステップ3)、方向切換弁9は
オフセット位置からノーマル位置へ駆動されるため、高
圧配管8Hからの圧油と後輪19より駆動された可変容
量ポンプモータ10のポート10aからの圧油が高圧配
管8Hで高圧となって車両にブレーキがかかり、車両を
減速することができる。
【0024】図5はブレーキ失陥検出スイッチ23とし
て、ブレーキ油圧とブレーキペダルストロークとを用い
た時の実施例をフローチャートで示したものである。こ
の場合には先ずブレーキペダルストロークとブレーキ油
圧とが読み込まれ(ステップ1)、次いで後進切換スイ
ッチ22がオフか否かの判断がなされる(ステップ
2)。後進切換スイッチ22がオン、オフいずれの場合
もブレーキペダルストロークが設定値より大きく且つブ
レーキ油圧が設定値より小さいかの判断がなされ(ステ
ップ3),(ステップ3’)、前進走行中は前記(ステ
ップ3)においてイエス(Y)の判断がなされた時に方
向切換弁9のソレノイド21がオンとなり(ステップ
4)、後進走行中は前記(ステップ3’)においてノー
(N)の判断がなされた時に方向切換弁9のソレノイド
21がオンとなる(ステップ5)。
【0025】図6はブレーキ失陥検出スイッチ23とし
て、ブレーキ油圧とブレーキ踏力とを用いた時の実施例
をフローチャートで示したものである。この場合には先
ずブレーキ踏力とブレーキ油圧とが読み込まれ(ステッ
プ1)、次いで後進切換スイッチ22がオフか否かの判
断がなされる(ステップ2)。後進切換スイッチ22が
オン、オフいずれの場合もブレーキ踏力が設定値より大
きく且つブレーキ油圧が設定値より小さいかの判断がな
され(ステップ3),(ステップ3’)、前進走行中は
前記(ステップ3)においてイエス(Y)の判断がなさ
れた時に方向切換弁9のソレノイド21がオンとなり
(ステップ4)、後進走行中は前記(ステップ3’)に
おいてノー(N)の判断がなされた時に方向切換弁9の
ソレノイド21がオンとなる(ステップ5)。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車両
用流体圧駆動装置によれば、加圧流体の方向を切り換え
る切換手段の制御を、車両の進行方向切換手段と車両の
ブレーキ失陥検出手段に基づいて行うようにしたから、
前進走行および後進走行のいずれの場合にも、ブレーキ
失陥時には緊急的に車両を制動させることができる。
【0027】また、ブレーキ失陥を検出した時は、加圧
流体の方向を切り換えることにより前輪側からの駆動に
よる圧油と後輪側からの駆動による圧油を高圧流路で高
圧化することで車両の制動が可能となる。
【0028】さらに、高圧流路と低圧流路間にリリーフ
弁を設け、高圧流路内の最高圧力を規制することにより
適度なブレーキ力の設定が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用流体圧駆動装置の全体構成
図である。
【図2】上記車両用流体圧駆動装置におけるコントロー
ラの回路構成図である。
【図3】コントローラによるソレノイド制御のフローチ
ャート図である。
【図4】コントローラによるソレノイド制御のパターン
図である。
【図5】ブレーキ欠陥検出手段の一具体例を示すソレノ
イド制御のフローチャート。
【図3】ブレーキ欠陥検出手段の他の例を示すソレノイ
ド制御のフローチャート。
【符号の説明】
1 エンジン(原動機) 2 変速機 4 前車軸(第1駆動軸) 6 ポンプ 8H 高圧配管 8L 低圧配管 9 方向切換弁(切換手段) 10 可変容量ポンプモータ 18 後車軸(第2駆動軸) 21 ソレノイド 22 後進切換スイッチ(進行方向切換手段) 23 ブレーキ失陥検出スイッチ(ブレーキ失陥検出手
段) 24 コントローラ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月26日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用流体圧駆動装置の全体構成
図である。
【図2】上記車両用流体圧駆動装置におけるコントロー
ラの回路構成図である。
【図3】コントローラによるソレノイド制御のフローチ
ャート図である。
【図4】コントローラによるソレノイド制御のパターン
図である。
【図5】ブレーキ欠陥検出手段の一具体例を示すソレノ
イド制御のフローチャート。
【図6】ブレーキ欠陥検出手段の他の例を示すソレノイ
ド制御のフローチャー
【符号の説明】 1 エンジン(原動機) 2 変速機 4 前車軸(第1駆動軸) 6 ポンプ 8H 高圧配管 8L 低圧配管 9 方向切換弁(切換手段) 10 可変容量ポンプモータ 18 後車軸(第2駆動軸) 21 ソレノイド 22 後進切換スイッチ(進行方向切換手段) 23 ブレーキ欠陥検出スイッチ(ブレーキ欠陥検出
手段) 24 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大和田 正次 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原動機に駆動される第1駆動軸と、この
    第1駆動軸と同期的に駆動されて加圧流体を吐出するポ
    ンプと、第2駆動軸と連結されると共に前記ポンプから
    の流体圧に応じて駆動されるモータと、前記ポンプの吐
    出側とモータとを連結する高圧流路と、前記ポンプの吸
    い込み側とモータとを連通する低圧流路と、前記ポンプ
    からモータへ供給する加圧流体の方向を切り換える切換
    手段と、変速機の前進または後進シフト位置に応じて前
    記切換手段を切り換える進行方向切換手段とを備えた車
    両用流体圧駆動装置において、 前記切換手段の制御をコントローラからの指令によって
    行うと共に、該コントローラからの指令は前記進行方向
    切換手段からの切換信号及び車両のブレーキ失陥検出手
    段からの検出信号に基づいて行うことを特徴とする車両
    用流体圧駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記車両のブレーキ失陥検出手段で失陥
    を検出した場合、前記コントローラは進行方向切換手段
    により検出した進行方向と逆の方向に指令を出し、前記
    切換弁を切り換えることを特徴とする請求項1記載の車
    両用流体圧駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記高圧流路と前記低圧流路間に最高圧
    力を規制するリリーフ弁を設け、前記車両のブレーキ失
    陥検出手段で失陥を検出して切換弁を切り換える時には
    リリーフ弁の設定圧力を制動力としたことを特徴とする
    請求項1又は2記載の車両用流体圧駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記ブレーキ失陥検出手段がブレーキ油
    圧とブレーキペダルストロークであり、前記ブレーキペ
    ダルストロークが設定値より大きく且つブレーキ油圧が
    設定値より小さい時にブレーキ失陥とすることを特徴と
    する請求項1又は2記載の車両用流体圧駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記ブレーキ失陥検出手段がブレーキ油
    圧とブレーキ踏力であり、前記ブレーキ踏力が設定値よ
    り大きく且つブレーキ油圧が設定値より小さい時にブレ
    ーキ失陥とすることを特徴とする請求項1又は2記載の
    車両用流体圧駆動装置。
JP35162195A 1995-12-26 1995-12-26 車両用流体圧駆動装置 Pending JPH09177964A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001221316A (ja) * 2000-02-10 2001-08-17 Komatsu Ltd 油圧モータを用いた油圧駆動装置と油圧モータ
JP2007085405A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Kobelco Cranes Co Ltd 油圧駆動式作業車両の走行安定装置

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