JPH09177959A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

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JPH09177959A
JPH09177959A JP7343775A JP34377595A JPH09177959A JP H09177959 A JPH09177959 A JP H09177959A JP 7343775 A JP7343775 A JP 7343775A JP 34377595 A JP34377595 A JP 34377595A JP H09177959 A JPH09177959 A JP H09177959A
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pressure
valve
hydraulic
shift
control
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Kazumasa Tsukamoto
一雅 塚本
Masahiro Hayabuchi
正宏 早渕
Masaaki Nishida
正明 西田
Yoshihisa Yamamoto
義久 山本
Akitomo Suzuki
明智 鈴木
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    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H61/06Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure
    • F16H61/061Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure using electric control means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
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    • F16H59/24Inputs being a function of torque or torque demand dependent on the throttle opening

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バンドブレーキがつかみ換え変速に関与する
ものにおいて、油圧制御装置を簡単にして小型化を図
る。 【解決手段】 つかみ換え変速時、バンドブレーキは、
油圧変化に対する係合力の感度が鈍い反縛方向に作用
し、スロットル用リニアソレノイドバルブSLTの余裕
部分の制御油圧で制御される調圧バルブ21からの調圧
油圧が該ブレーキ用油圧サーボB−4に作用する。つか
み換え変速時の他方のクラッチ用油圧サーボC−3に
は、調圧専用のリニアソレノイドバルブSLSに基づく
調圧バルブ20からの調圧油圧が作用する。また、バン
ドブレーキが単独で作用する場合、油圧変化に対する係
合力の感度の高い自縛方向に作用し、前記調圧バルブ2
0からの油圧が該油圧サーボに作用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に搭載さ
れ、複数の摩擦係合要素を断・接することにより伝達経
路を切換えて変速する自動変速機の制御装置に係り、詳
しくはバンドブレーキにて構成される摩擦係合要素を有
する自動変速機の油圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車輌用自動変速機の制御装置とし
て、特開昭62−246653号公報が提案されてい
る。このものは、一方の摩擦係合要素を解放すると共に
他方の摩擦係合要素を係合する変速指令において、入力
軸の回転速度が上記指令発生前の回転速度より所定の値
高い目標回転速度になるように、前記解放側の摩擦係合
要素への油圧を制御し、係合側の摩擦係合要素の係合開
始により有効な変速が開始されると、入力軸の回転速度
の変化率が所定の目標変化率と一致するように該係合側
の油圧を制御して、解放側係合要素から係合側係合要素
へのトルク伝達経路の切換えを滑らかに達成して、変速
ショックを軽減しようとするものである。
【0003】上記油圧制御は、解放側摩擦係合要素用油
圧サーボに、デューティ制御されるソレノイド弁に基づ
く調圧を供給して、該調圧を減圧すると共に、係合側摩
擦係合要素用油圧サーボに、デューティ制御される他の
ソレノイド弁に基づく調圧を供給して、該調圧を増圧す
ることにより行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】2個の摩擦係合要素の
つかみ換えによる変速(いわゆるクラッチtoクラッチ変
速)を行う上記制御装置は、ワンウェイクラッチの介在
の少ないコンパクトな自動変速機構でもって、変速ショ
ックを減少することが可能であるとしても、つかみ換え
変速を行う各摩擦係合要素用毎にそれぞれソレノイドバ
ルブを必要とし、該ソレノイドバルブをそれぞれ摩擦係
合要素用油圧サーボ毎に設けることは、油圧制御装置を
大型で複雑なものとしてしまう。
【0005】そこで、本発明は、バンドブレーキが、自
縛方向に対しては高い自己倍力に基づく係止力に起因し
て、油圧サーボへの油圧変化により係止力の感度が敏感
であるのに対し、反縛方向に対しては上記自己倍力がな
いことに基づき、油圧変化による係止力の感度が低いこ
とに着目し、摩擦係合要素のつかみ換え変速を行う場
合、反縛方向の上記バンドブレーキに対して、他の制御
に用いるソレノイドバルブを該油圧サーボへの調圧制御
として用い、もって自動変速機において、制御装置の小
型化を達成することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明
は、上述事情に鑑みなされたものであって、歯車変速機
構(1)の伝動経路を切換える複数の摩擦係合要素(B
…,C…)を有し、その内の第1の摩擦係合要素(B
4)がバンドブレーキにて構成され、該第1の摩擦係合
要素と他の第2の摩擦係合要素(C3)とのつかみ換え
により第1の変速(3→4,4→3,5→4low )が達
成され、前記1の摩擦係合要素(B4)の係合又は解放
により前記第1の変速とは別の第2の変速(2→3,3
→2)が達成される自動変速機において、専ら前記摩擦
係合要素用油圧サーボへの油圧を調圧すべく制御油圧を
出力する第1のソレノイドバルブ(SLS)と、前記油
圧サーボへの油圧を調圧する以外の他の制御を行うべく
第1の領域にて制御油圧を出力すると共に、該第1の領
域と実質的に異なる第2の領域にても制御油圧を出力し
得る第2のソレノイドバルブ(SLT)と、前記第1の
ソレノイドバルブ(SLS)の制御油圧に基づき比較的
制御ゲインの小さな調圧油圧を出力する第1の調圧バル
ブ(20)と、前記第2のソレノイドバルブ(SLT)
の前記第2の領域における制御油圧に基づき比較的制御
ゲインの大きな調圧油圧を出力する第2の調圧バルブ
(21)と、前記第1の調圧バルブからの調圧油圧又は
第2の調圧バルブからの調圧油圧を、前記第1の摩擦係
合要素用油圧サーボ(B−4)又は第2の摩擦係合要素
用油圧サーボ(C−3)に選択的に連通する切換え手段
(27,29,30)と、を備え、前記第1の摩擦係合
要素(B4)は、前記第1の変速時に反縛方向(B)に
て作用すると共に、前記第2の変速時に自縛方向(A)
にて作用してなり、前記切換え手段は、第1の変速時に
あっては、前記第1の調圧バルブ(20)からの調圧油
圧を前記第2の摩擦係合要素用油圧サーボ(C−3)に
連通すると共に、前記第2の調圧バルブ(21)からの
調圧油圧を前記第1の摩擦係合要素用油圧サーボ(B−
4)に連通し、また第2の変速時にあっては、前記第1
の調圧バルブからの調圧油圧を前記第1の摩擦係合要素
用油圧サーボ(B−4)に連通する、ことを特徴とする
自動変速機の制御装置にある。
【0007】また、請求項2に係る本発明は、前記第2
のソレノイドバルブ(SLT)は、前記第1の領域にあ
って、専らスロットル開度に対応したスロットル圧を出
力して、該スロットル圧は、プライマリレギュレータバ
ルブ(23)に供給されてライン圧を調圧してなる。
【0008】請求項3に係る本発明は、前記切換え手段
は、第1のシフトバルブ(29)と、2方向チェックバ
ルブ(30)とを含み、前記第1のシフトバルブ(2
9)は、前記第1の調圧バルブ(20)を前記第1の摩
擦係合要素用油圧サーボ(B−4)と前記第2の摩擦係
合要素用油圧サーボ(C−3)とのどちらか一方に選択
的に連結し、前記2方向チェックバルブ(30)は、前
記第1のシフトバルブを介した前記第1の調圧バルブか
らの調圧油圧(30b)と、前記第2の調圧バルブから
の調圧油圧(30a)とで、油圧が高い側の調圧油圧を
前記第1の摩擦係合要素用油圧サーボ(B−4)に連通
し、前記第2の調圧バルブ(21)は、前記第2のソレ
ノイドバルブ(SLT)からの制御油圧が前記第2の領
域にある場合にのみ該調圧油圧を出力する。
【0009】請求項4に係る本発明は、前記第1の変速
は、高速段(5速又は4速)から中速段(4low 又は3
速)への変速であり、前記第2の変速は、中速段(3
速)から低速段(2速)への変速であり、前記切換え手
段は、低速段(2速)から極低速段(1速)への変速時
に切り換えられる第2のシフトバルブ(27)を含み、
該第2のシフトバルブは、極低速段(1速)の時に、前
記第2の調圧バルブ(21)と2方向チェックバルブ
(30)との連通を遮断する。
【0010】[作用]以上構成に基づき、第1の摩擦係
合要素(B4)の係合又は解放と、第2の摩擦係合要素
(C3)の解放又は係合と、が共に作用するつかみ換え
変速からなる第1の変速時、切換え手段(27,29,
30)は、第1の調圧バルブ(20)からの調圧油圧が
第2の摩擦係合要素用油圧サーボ(C−3)に連通し、
かつ第2の調圧バルブ(21)からの調圧油圧が第1の
摩擦係合要素用油圧サーボ(B−4)に連通するよう
に、切換え保持される。
【0011】この際、第1の調圧バルブ(20)は、専
ら油圧サーボへの油圧調圧として設けられた第1のソレ
ノイドバルブ(SLS)の略々その全制御油圧範囲によ
り、制御ゲインの小さな精度の高い調圧制御を行え、第
2の摩擦係合要素は、滑らかに係合又は解放される。一
方、第2の調圧バルブ(21)は、他の制御用として第
1の領域が用いられ、余裕部分である比較的狭い第2の
領域の制御油圧により調圧制御されるので、制御ゲイン
の大きな比較的精度の低い調圧油圧となるが、第4のブ
レーキ(B4)はバンドブレーキからなると共に反縛方
向(B)に作用するため、油圧サーボへの油圧のバラツ
キによる係合力の感度は低く、上記調圧油圧によっても
充分に対応して滑らかに解放又は係合される。
【0012】また、第1の摩擦係合要素(B4)が単独
で係合又は解放する第2の変速時、切換え手段(27,
29,30)は、第1の調圧バルブ(20)からの調圧
油圧が第1の摩擦係合要素用油圧サーボ(B−4)に連
通するように、切換え・保持される。この際、バンドブ
レーキからなる第1の摩擦係合要素(B4)は、自縛方
向(A)に作用し、自己倍力に基づき油圧サーボの油圧
変動に対しての係止力の感度が高いが、上述したよう
に、略々全制御油圧の範囲を用いることができる第1の
ソレノイドバルブ(SLS)に基づき、高い精度で調圧
制御される第1の調圧バルブ(20)により滑らかに係
合又は解放される。
【0013】なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照
するためのものであるが、本発明の構成を何等限定する
ものではない。
【0014】
【発明の効果】請求項1に係る本発明によると、2個の
摩擦係合要素のつかみ換え変速時、バンドブレーキから
なる第1の摩擦係合要素は、油圧変化に対する係止力感
度の低い反縛方向に用いるため、他の制御を行う第2の
ソレノイドバルブにおける余裕部分である第2の領域を
用いても、比較的制御ゲインの大きな第2の調圧バルブ
により、必要油圧を確保しながら充分な精度にて該第1
の摩擦係合要素を係合又は解放制御を行うことができ、
他の制御に用いるソレノイドバルブを油圧サーボへの調
圧制御のために用いて自動変速機の制御装置を簡単にし
てコンパクトに構成することが可能となる。
【0015】また、上記つかみ換え変速時における第2
の摩擦係合要素は、略々全制御油圧範囲を用いることが
できる第1のソレノイドバルブに基づき、第2の調圧バ
ルブによる高い精度で滑らかに係合又は解放され、また
つかみ換え以外の第1の摩擦係合要素は、自縛方向にて
作用し、かつ上記第2の調圧バルブによる高い精度で滑
らかに係合又は解放されて、変速ショックの軽減を図る
ことができる。
【0016】更に、第2のソレノイドバルブは、上述し
たように油圧サーボの調圧を兼用するものであるが、該
調圧は、バンドブレーキの反縛方向に基づく比較的狭い
制御油圧範囲(第2の領域)で足り、本来の制御機能用
として充分な制御油圧範囲(第1の領域)を確保するこ
とができる。
【0017】請求項2に係る本発明によると、第2のソ
レノイドバルブは、スロットル圧制御用からなるので、
第2の領域が第1の領域より高い側となるが、該第2の
領域における制御油圧(スロットル圧)によりライン圧
が高くなっても、他の油圧サーボは係合状態にあるか又
はドレーン状態にあり、何等悪影響を及ぼすことはな
い。
【0018】請求項3に係る本発明に関して、例えば、
切換え手段を1本のシフトバルブで構成すると、第1の
変速時(例えば3→4変速)において、第1の摩擦係合
要素用油圧サーボ(B−4)の油圧を減圧し、第2の摩
擦係合要素用油圧サーボ(C−3)の油圧を上昇させる
場合、変速前は、第1の調圧バルブが第1の摩擦係合要
素用油圧サーボと連通状態にあり、そして変速時に、上
記1本のシフトバルブが切換わると、一時的に第1の摩
擦係合要素用油圧サーボに第1の調圧バルブと第2の調
圧バルブの両方共連通しない事態が発生し、第1の摩擦
係合要素用油圧に圧低が生じる。
【0019】従って、2方向チェックバルブを設けるこ
とにより、第1のシフトバルブが切換わり、第1の摩擦
係合要素用油圧サーボと第1の調圧バルブとの連通が断
たれても、2方向チェックバルブにより第2の調圧バル
ブからの油圧が遅れることなく供給されて、上記圧低を
生じることはない。
【0020】更に、第2の変速時(例えば2→3速、3
→2速)において、第1の摩擦係合要素用油圧サーボの
油圧を第1の調圧バルブで制御しようとする場合、第2
のソレノイドバルブは第1の領域で他の制御で使用して
いる関係上、第2の調圧バルブが該第1の領域で調圧油
圧を出力するとすると、第1の調圧バルブからの調圧油
圧より第1の摩擦係合要素用油圧サーボの油圧が低い場
合、2方向チェックバルブにより第2の調圧バルブから
の調圧が第1の摩擦係合要素用油圧サーボの供給されて
しまう可能性があるので、第2の調圧バルブを、第2の
ソレノイドバルブの制御油圧が第2の領域にある場合に
のみ調圧油圧が出力するように構成して(具体的には該
調圧バルブのスプリング荷重を高くする)、他の制御の
ために第2のソレノイドバルブが第1の領域を使用して
も、第2の調圧バルブから調圧油圧が出力することはな
く、第1の調圧バルブによる第1の摩擦係合要素用油圧
サーボの油圧制御に影響を及ぼすことを防止することが
できる。
【0021】請求項4に係る本願発明に関し、第2のソ
レノイドバルブに基づくライン圧は、一般に、低速段側
の方が高い油圧を必要とするので、極低速段(例えば1
速)で該第1のソレノイドバルブは第2の領域に近い状
態で制御油圧を出力する必要がある。そして、上記請求
項3で示したように、第2の調圧バルブを、第2の領域
のみで出力するように設定しても、何等かの原因により
制御油圧が第2の領域まで達してしまった場合、第1の
摩擦係合要素用油圧サーボに該第2の調圧バルブからの
油圧が作用する場合が生じる。
【0022】そこで、第2のシフトバルブにより、極低
速時に第2の調圧バルブと2方向チェックバルブとの連
通を遮断することにより、第2の調圧バルブから第1の
摩擦係合要素用油圧サーボに油圧が供給されることを確
実に防止することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。
【0024】5速自動変速機1は、図1に示すように、
トルクコンバータ4、3速主変速機構2、3速副変速機
構5及びディファレンシャル(図示せず)を備えてお
り、かつこれら各部は互に接合して一体に構成されるケ
ースに収納されている。そして、トルクコンバータ4
は、ロックアップクラッチ4aを備えており、エンジン
クランクシャフト13から、トルクコンバータ内の油流
を介して又はロックアップクラッチによる機械的接続を
介して主変速機構2の入力軸3に入力する。そして、一
体ケースにはクランクシャフトと整列して配置されてい
る第1軸3(具体的には入力軸)及び該第1軸3と平行
に第2軸6(カウンタ軸)及び第3軸(左右車軸)が回
転自在に支持されており、また該ケースの外側にバルブ
ボディが配設されている。
【0025】主変速機構2は、シンプルプラネタリギヤ
7とダブルピニオンプラネタリギヤ9からなるプラネタ
リギヤユニット15を有しており、シンプルプラネタリ
ギヤ7はロングギヤからなるサンギヤS1、リングギヤ
R1、及びこれらギヤに噛合するロングピニオンからな
るピニオンP1を支持したキャリヤCRからなり、また
ダブルピニオンプラネタリタリギヤ9は共通サンギヤS
1、リングギヤR2、並びにサンギヤSに噛合しかつ共
通ピニオンとなるピニオンP1及びリングギヤR2に噛
合するピニオンP2を互に噛合するように支持する共通
キャリヤCRからなる。
【0026】そして、エンジンクランクシャフト13か
らトルクコンバータ4を介して連動している入力軸3
は、第1の(フォワード)クラッチC1を介してシンプ
ルプラネタリギヤ7のリングギヤR1に連結し得ると共
に、第2の(ダイレクト)クラッチC2を介して共通サ
ンギヤS1に連結し得る。また、該サンギヤS1は、第
1のブレーキB1にて直接係止し得ると共に、第1のワ
ンウェイクラッチF1を介して第2のブレーキB2にて
係止し得る。更に、ダブルピニオンプラネタリギヤ9の
リングギヤR2は、第3のブレーキB3及び第2のワン
ウェイクラッチF2にて係止し得る。そして、共通キャ
リヤCRが、主変速機構2の出力部材となるカウンタド
ライブギヤ8に連結している。
【0027】一方、副変速機構5は、第2軸を構成する
カウンタ軸6の軸線方向にリヤ側に向って、出力ギヤ1
6、第1のシンプルプラネタリギヤ10及び第2のシン
プルプラネタリギヤ11が順に配置されており、またカ
ウンタ軸6はベアリングを介して一体ケース側に回転自
在に支持されている。前記第1及び第2のシンプルプラ
ネタリギヤ10,11は、シンプソンタイプからなる。
【0028】また、第1のシンプルプラネタリギヤ10
は、そのリングギヤR3が前記カウンタドライブギヤ8
に噛合するカウンタドリブンギヤ17に連結しており、
そのサンギヤS3がカウンタ軸6に回転自在に支持され
ているスリーブ軸12に固定されている。そして、ピニ
オンP3はカウンタ軸6に一体に連結されたフランジか
らなるキャリヤCR3に支持されており、また該ピニオ
ンP3の他端を支持するキャリヤCR3はUDダイレク
トクラッチC3のインナハブに連結している。また、第
2のシンプルプラネタリギヤ11は、そのサンギヤS4
が前記スリーブ軸12に形成されて前記第1のシンプル
プラネタリギヤのサンギヤS3に連結されており、その
リングギヤR4は、カウンタ軸6に連結されている。
【0029】そして、UDダイレクトクラッチC3は、
前記第1のシンプルプラネタリギヤのキャリヤCR3と
前記連結サンギヤS3,S4との間に介在しており、か
つ該連結サンギヤS3,S4は、バンドブレーキからな
る第4のブレーキB4にて係止し得る。更に、第2のシ
ンプルプラネタリギヤのピニオンP4を支持するキャリ
ヤCR4は、第5のブレーキB5及び第3のワンウェイ
クラッチF3にて係止し得る。
【0030】ついで、上記5速自動変速機に用いられる
油圧制御回路について、図2及び図3に沿って説明す
る。なお、図3の油圧回路は、本実施の形態による作用
を説明するために必要とする要素のみをピックアップ
し、それを接続したものであり、実際の回路は、更に多
くの部品を備えた複雑なものである。
【0031】図において、So1、So2はON−OF
F制御されるソレノイドバルブであり、SLS、SLT
はそれぞれリニアソレノイドバルブである。なお、ソレ
ノイドバルブSo1はノーマルクローズ、So2はノー
マルオープンである。また、(第1の)リニアソレノイ
ドバルブSLSは各油圧サーボへの油圧を調圧するため
の専用のものであり、かつ(第2の)リニアソレノイド
バルブSLTはオペレータのアクセル操作に基づくスロ
ットル開度に対応して操作されて、スロットル圧を調圧
することを主機能とするものであるが、補助的に各油圧
サーボへの油圧を調圧することを兼用している。
【0032】そして、20はシフトプレッシャコントロ
ールバルブ(第1の調圧バルブ)、21はB−4コント
ロールバルブ(第2の調圧バルブ)であり、それぞれリ
ニアソレノイドバルブSLS,SLTの出力ポートa,
bからの制御圧がその制御油室20a,21aに供給さ
れ、該制御圧に基づき、入力ポート20b,21bに供
給されているライン圧を調圧して出力ポート20c,2
1cに出力する。
【0033】更に、図7に示すように、シフトプレッシ
ャコントロールバルブ20は、リニアソレノイドバルブ
SLSの略々全範囲の制御油圧が利用し得るように荷重
スプリング等が設定されており、制御油圧(SLS)に
対する比較的小さな制御ゲインで調圧油圧P20が出力さ
れて、精度の高い調圧が可能である。
【0034】一方、図7に示すように、B−4コントロ
ールバルブ21は、比較的強い荷重スプリングが設定さ
れており、後述する第2の領域で立上がり(P21
照)、かつリニアソレノイドバルブSLTの制御油圧に
対して比較的大きな制御ゲインからなる調圧油圧P21
出力する。そして、リニアソレノイドバルブSLTは、
前述したように、本来、スロットル圧制御用のものであ
って、通常のライン圧制御使用範囲(第1の領域)にあ
っては後述するプライマリレギュレータバルブにスロッ
トル圧を制御油圧として供給し(P23参照)、該第1の
領域を越えた余裕部分(第2の領域)において、前記B
−4コントロールバルブ21が調圧される。
【0035】また、22は油圧ポンプ、23はプライマ
リレギュレータバルブ、25はソレノイドモジュレータ
バルブであり、プライマリレギュレータバルブ23は、
リニアソレノイドバルブSLTからの出力油圧(スロッ
トル圧)に基づき、油圧ポンプ22からの油圧をライン
圧に調圧してライン圧油路cに出力し、またソレノイド
モジュレータバルブ25は、油圧ポンプ22からの油圧
を減圧して、出力ポート25aからの油圧を各リニアソ
レノイドバルブSLS,SLSの入力ポートd,eに供
給する。また、26はマニュアルバルブであって、シフ
トレバーの操作位置に対応してライン圧ポート26aを
各ポート、例えばD、4、3、2ポジションにあって
は、ライン圧ポート26aを出力ポート26bに連通す
る。
【0036】更に、27は副変速機構用第1(U1)シ
フトバルブ、29は副変速機構第2(U2)シフトバル
ブ、30は2方向チェックバルブからなるB−4チェッ
クバルブであって、第3のクラッチ及び第4のブレーキ
の油圧サーボC−3、B−4への油圧の給排を切換える
切換え手段を構成する。
【0037】また、図4に示すように、第4のブレーキ
B4は一端32aをケースに固定されたバンド32を有
しており、該バンド32は連結サンギヤS3,S4と一
体に連結されているドラム3に巻付き、かつその先端3
2bが油圧サーボB−4のピストンロッド35に臨んで
配置されている。そして、該第4のブレーキ用油圧サー
ボB−4は、シリンダケース36に油密状に嵌合してい
るピストン37を有しており、該ピストン37の一側と
ケース36との間に戻し用スプリング39,40が縮設
されてブり、またケースに油密状にかつ軸方向移動を阻
止されて嵌合されているエンドプレート41と前記ピス
トン37の他側との間でブレーキ係止用油圧室42を構
成している。また、ケース36の一端はカバー43にて
塞がれており、かつ該ケース他端から、前記ピストンに
固定されているロッド35が突出して前記第4のブレー
キB4のバンド32b先端部に当接している。
【0038】そして、該バンドブレーキからなる第4の
ブレーキB4は、ドラム33の自縛方向回転Aに対して
は自己倍力に基づき高い係止力を有すると共に、反縛方
向回転Bに対しては比較的低い係止力を有し、従って油
圧サーボB−4の係止用油圧室42の油圧は、自縛方向
回転Aに対しては油圧変化による係合力(トルク容量)
の感度が増幅されて敏感になるのに対し、反縛方向回転
Bに対しては油圧変化による係合力の感度が低く、比較
的精度の低い調圧制御によっても充分に対応できる。
【0039】ついで、本実施の形態の作用について説明
するに、まず、図1及び図2に沿って、本5速自動変速
機の機構部分の作用について説明する。
【0040】D(ドライブ)レンジにおける1速(1S
T)状態では、フォワードクラッチC1が接続し、かつ
第2のワンウェイクラッチF2及び第3のワンウェイク
ラッチF3が作動して、ダブルピニオンプラネタリギヤ
のリングギヤR2及び第2のシンプルプラネタリギヤ1
1のキャリヤCR4が停止状態に保持される。この状態
では、入力軸3の回転は、フォワードクラッチC1を介
してシンプルプラネタリギヤのリングギヤR1に伝達さ
れ、かつダブルピニオンプラネタリギヤのリングギヤR
2は停止状態にあるので、サンギヤS1を逆方向に空転
させながら共通キャリヤCRが正方向に大幅減速回転さ
れる。即ち、主変速機構2は、1速状態にあり、該減速
回転がカウンタギヤ8,17を介して副変速機構5にお
ける第1のシンプルプラネタリギヤのリングギヤR3に
伝達される。該副変速機構5は、第3のワンウェイクラ
ッチF3により第2のシンプルプラネタリギヤのキャリ
ヤCR4が停止され、1速状態にあり、前記主変速機構
2の減速回転は、該副変速機構5により更に減速され
て、出力ギヤ16から出力する。
【0041】2速(2ND)状態では、フォワードクラ
ッチC1に加えて、第2のブレーキB2が作動し、更
に、第2のワンウェイクラッチF2から第1のワンウェ
イクラッチF1に作動が切換わり、かつ第3のワンウェ
イクラッチF3が作動状態に維持されている。この状態
では、共通サンギヤS1が第2のブレーキB2及び第1
のワンウェイクラッチF1により停止され、従って入力
軸3からフォワードクラッチC1を介して伝達されたシ
ンプルプラネタリギヤのリングギヤR1の回転は、ダブ
ルピニオンプラネタリギヤのリングギヤR2を正方向に
空転させながらキャリヤCRを正方向に減速回転する。
更に、該減速回転は、カウンタギヤ8,17を介して副
変速機構5に伝達される。即ち、主変速機構2は2速状
態となり、副変速機構5は、第3のワンウェイクラッチ
F3の係合により1速状態にあり、この2速状態と1速
状態が組合されて、自動変速機1全体で2速が得られ
る。
【0042】3速(3RD)状態では、フォワードクラ
ッチC1、第2のブレーキB2及び第1のワンウェイク
ラッチF1はそのまま係合状態に保持され、第3のワン
ウェイクラッチF3の作動が開放されると共に第4のブ
レーキB4が係合する。即ち、主変速機構2はそのまま
の状態が保持されて、上述した2速時の回転がカウンタ
ギヤ8,17を介して副変速機構5に伝えられ、そして
副変速機構5では、第1のシンプルプラネタリギヤのリ
ングギヤR3からの回転がそのサンギヤS3の固定によ
り2速回転としてキャリヤCR3から出力し、従って主
変速機構2の2速と副変速機構5の2速で、自動変速機
1全体で3速が得られる。
【0043】4速(4TH)状態では、主変速機構2
は、フォワードクラッチC1、第2のブレーキB2及び
第1のワンウェイクラッチF1が係合した上述2速及び
3速状態と同じであり、副変速機構5は、第4のブレー
キB4を解放すると共にUDダイレクトクラッチC3が
係合する。この状態では、第1のシンプルプラネタリギ
ヤのリングギヤR3とサンギヤS3,S4が連結して、
プラネタリギヤ10,11が一体回転する直結回転とな
る。従って、主変速機構2の2速と副変速機構5の直結
(3速)が組合されて、自動変速機全体で、4速回転が
出力ギヤ16から出力する。
【0044】5速(5TH)状態では、フォワードクラ
ッチC1及びダイレクトクラッチC2が係合して、入力
軸3の回転がシンプルプラネタリギヤのリングギヤR1
及びサンギヤSに共に伝達されて、主変速機構2は、ギ
ヤユニットが一体回転する直結回転となる。また、副変
速機構5は、UDダイレクトクラッチC3が係合した直
結回転となっており、従って主変速機構2の3速(直
結)と副変速機構5の3速(直結)が組合されて、自動
変速機全体で、5速回転が出力ギヤ16から出力する。
【0045】更に、本自動変速機は、加速等のダウンシ
フト時に作動する中間変速段、即ち3速ロー及び4速ロ
ーがある。
【0046】3速ロー状態は、フォワードクラッチC1
及びダイレクトクラッチC2が接続し(第2ブレーキB
2が係合状態にあるがワンウェイクラッチF1によりオ
ーバランする)、主変速機構2はプラネタリギヤユニッ
ト15を直結した3速状態にある。一方、第3のワンウ
ェイクラッチF3が係合して副変速機構5は1速状態に
あり、従って主変速機構2の3速状態と副変速機構5の
1速状態が組合されて、自動変速機1全体で、前述した
2速と3速との間のギヤ比となる変速段が得られる。
【0047】4速ロー状態は、フォワードクラッチC1
及びダイレクトクラッチC2が接続して、主変速機構2
は、上記3速ロー状態と同様に3速(直結)状態にあ
る。一方、副変速機構5は、第4のブレーキB4が係合
して、第1のシンプルプラネタリギヤ10のサンギヤS
3が固定され、2速状態にある。従って、主変速機構2
の3速状態と副変速機構5の2速状態が組合されて、自
動変速機1全体で、前述した3速と4速との間のギヤ比
となる変速段が得られる。
【0048】なお、図2において点線の丸印は、コース
ト時エンジンブレーキが作動状態(4、3又は2レン
ジ)を示す。即ち、1速時、第3のブレーキB3が作動
して第2のワンウェイクラッチF2のオーバランによる
リングギヤR2の回転を阻止する。また、1速時、2速
時及び3速ロー時、第5のブレーキB5が作動して第3
のワンウェイクラッチF3のオーバランによるキャリヤ
CR4の回転を阻止する。更に、2速時、3速時及び4
速時、第1のブレーキB1が作動して第1のワンウェイ
クラッチF1のオーバランによるサンギヤS1の回転を
阻止する。
【0049】また、R(リバース)レンジにあっては、
ダイレクトクラッチC2及び第3のブレーキB3が係合
すると共に、第5のブレーキB5が係合する。この状態
では、入力軸3aの回転はダイレクトクラッチC2を介
してサンギヤS1に伝達され、かつ第3のブレーキB3
によりダブルピニオンプラネタリギヤのリングギヤR2
が停止状態にあるので、シンプルプラネタリギヤのリン
グギヤR1を逆転方向に空転させながらキャリヤCRも
逆転し、該逆転が、カウンタギヤ8,17を介して副変
速機構5に伝達される。副変速機構5は、第5のブレー
キB5に基づき第2のシンプルプラネタリギヤのキャリ
ヤCR4が逆回転方向にも停止され、1速状態に保持さ
れる。従って、主変速機構2の逆転と副変速機構5の1
速回転が組合されて、出力軸16から逆転減速回転が出
力する。
【0050】ついで、本実施の形態の作用について説明
する。
【0051】まず、2→3変速及び3→2変速について
説明する。これら変速制御は、前述したように第4のブ
レーキB4の係合(2→3)又は解放(3→2)によっ
て制御される。図5に示すように、2速状態にあって
は、ソレノイドバルブSo1がON、ソレノイドバルブ
So2がOFFにあって、従ってU2シフトバルブ29
は左半位置にあり、ポート29a,29bが連通する
も、ソレノイドバルブSo1の出力油圧が0であるた
め、U1シフトバルブ27の制御油室27aに油圧が供
給されず、該バルブ27は左半位置にある。従って、ポ
ート27b及び27cがドレーンされて、油圧サーボB
−4の係止側油室42はドレーン状態にあって第4のブ
レーキB4は解放されている。
【0052】そして、制御部からの2→3変速開始指令
に基づき、ソレノイドバルブSo2がONすると、油路
gに油圧が立ち、U2シフトバルブ29のポート29
a,29bを介してU1シフトバルブ27の制御油室2
7aに油圧が供給され、該バルブ27は右半位置に切換
えられる。この状態では、ポート27bと第1の調圧供
給油路27d、ポート27cと第2の調圧供給油路27
eがそれぞれ連通され、シフトプレッシャコントロール
バルブ20からの調圧油圧(SLS)とB−4コントロ
ールバルブ21からの調圧油圧(SLT)の両方がB−
4チェックバルブ30の両入力ポート30a,30bに
供給される。
【0053】この際、図7に示すように、シフトプレッ
シャコントロールバルブ20は、調圧用リニアソレノイ
ドバルブSLSの出力油圧(PSLS )に対して、P20
示す調圧特性で出力するように設定されており、またB
−4コントロールバルブ21は、スロットル用リニアソ
レノイドバルブSLTの出力油圧(PSLT )に対してP
21で示す調圧特性で出力するように設定されている。即
ち、シフトプレッシャコントロールバルブ20の出力油
圧P20は、制御油圧PSLS の0近傍から立上がるのに対
し、B−4コントロールバルブ21の出力油圧P21は、
リニアソレノイドバルブSLTが通常のライン圧制御
(プライマリレギュレータバルブ23による)に使用さ
れる油圧範囲LTHを越えた油圧から立上がる。従って、
スロットル用リニアソレノイドバルブSLTは、通常の
ライン圧制御範囲では、0から使用範囲LTHまでの制御
油圧が(図5、図6の第1の領域)、プライマリレギュ
レータバルブ23の制御油圧(スロットル圧)として専
らライン圧制御に用いられ(P23)、その余裕部分(図
5、図6の第2の領域)が、B−4コントロールバルブ
用(P21)として用いられる。なお、該余裕部分である
高い制御油圧PSLT により、ライン圧P23も通常制御時
より高くなるが、他の油圧サーボは係合状態又は解放状
態にあって、何等問題はない。
【0054】従って、リニアソレノイドバルブSLTか
らの制御油圧は、第1の領域にあるため、B−4コント
ロールバルブ21からの出力圧P21は零状態にあり、入
力ポート30aの油圧は実質的に0であり、第4の油圧
サーボB−4には、シフトプレッシャコントロールバル
ブ20の出力ポート20cからの調圧が入力ポート30
bを介して供給される。この際、3速段にあっては、バ
ンドブレーキからなる第4のブレーキB4は、自縛方向
Aに対して係止され、自己倍力される関係上、油圧サー
ボB−4の油圧変化に対して係止力の感度が敏感である
が、上述したように、リニアソレノイドバルブSLSの
略々全制御圧範囲に対応してシフトプレッシャコントロ
ールバルブ20が調圧出力し、精度の高い調圧油圧が供
給され、これによりバンドブレーキ用油圧サーボB−4
(詳しくは係止用油室42)は、図5に示すように、リ
ニアソレノイドバルブSLSの制御油圧(SLS)に基
づき滑らかに上昇し、バンドブレーキB4は、自縛方向
Aに起因して油圧変化に対する係止力感度が高いにも拘
らず、滑らかに係止して、変速ショックを軽減して3速
段になる。
【0055】また、3→2変速時に、上述同様に、シフ
トプレッシャコントロールバルブ20からの調圧油圧が
第4の油圧サーボB−4の係止用油室42に供給されて
おり、図5に示すように、リニアソレノイドバルブSL
Sからの制御油圧を減圧することにより、該油圧サーボ
B−4の油圧を滑らかに減圧して、第4のブレーキB4
を徐々に解放する。そして、該ブレーキB4が完全に解
放された状態でソレノイドバルブSo2をOFFに切換
え、U1シフトバルブ27左半位置に切換えて油圧サー
ボB−4(係止用油室42)の油圧をドレーンする。
【0056】なお、前記2→3変速及び3→2変速にあ
って第4のブレーキ用油圧サーボB−4をシフトプレッ
シャコントロールバルブ20からの調圧油圧を供給して
いる場合、リニアソレノイドバルブSLTは、第1の領
域にあって、ライン圧制御用の制御油圧(スロットル
圧)を出力しているが、B−4コントロールバルブ21
は、該第1の領域の制御油圧にては出力しないように設
定されており、第1の領域による制御油圧により調圧油
圧が出力して、前記シフトプレッシャコントロールバル
ブ20からの調圧油圧に基づく第4のブレーキ用油圧サ
ーボB−4の油圧制御に影響を与えることはない。
【0057】一方、3→4変速制御、4→3変速制御及
び5→4low 変速制御にあっては、第4のブレーキB4
が解放又は係止に切換えられると共に、第3のクラッチ
C3が係止又は解放に切換えられるつかみ換え制御が行
なわれる(いわゆるクラッチtoクラッチ変速)。
【0058】まず、3→4変速時、3速段にあっては、
前述したように、ソレノイドバルブSo1及びSo2は
共にON状態にあり、第4のブレーキ用油圧サーボB−
4にリニアソレノイドバルブSLSに起因する油圧が供
給されている。この状態で図5に示すように、3→4変
速開始信号と同時に、スロットル用リニアソレノイドバ
ルブSLTに、第2の領域即ち通常のライン圧制御範囲
THを越えた出力油圧指令が出される。これにより、大
きな制御ゲイン特性に基づき、B−4コントロールバル
ブ21は、その出力ポート21cから比較的高い調圧油
圧が出力する。すると、該スロットル用リニアソレノイ
ドバルブSLTに起因する油圧が、U1シフトバルブ2
7のポート27e,27cを介してB−4チェックバル
ブ30の入力ポート30aに供給される。
【0059】ついで、ソレノイドバルブSo1がOFF
されて、油路hに油圧が高まって、該油圧はU2シフト
バルブ29の制御油室29cに供給されて該バルブを右
半位置に切換える。またこの状態では、ポート29a,
29bの連通が断たれるが、同時に、ポート29bに、
マニュアルバルブのポート26bからのライン圧が油路
iを介して供給されているポート29dに連通し、U1
シフトバルブ27は右半位置に保持される。
【0060】この状態では、調圧用リニアソレノイドバ
ルブSLSからの制御油圧に基づくシフトプレッシャコ
ントロールバルブ20からの調圧油圧は、U1シフトバ
ルブ27のポート27d,27b、U2シフトバルブ2
9のポート29e,29fを介して第3のクラッチ用油
圧サーボC−3に供給される。一方、スロットル用リニ
アソレノイドバルブSLTからの制御油圧に基づくB−
4コントロールバルブ21からの調圧は、前述したよう
にU1シフトバルブ27が右半位置に保持されている関
係上、B−4チェックバルブ30の入力ポート30aを
介して第4のブレーキ用油圧サーボB−4(の係止用油
室42)に供給される。
【0061】なお、この際、3速段にあっては、シフト
プレッシャコントロールバルブ20からの油圧が、U1
シフトバルブ27のポート27d,27b、U2シフト
バルブ29のポート29e,29f及び2方向チェック
バルブ30の入力ポート30bを介して第4のブレーキ
用油圧サーボB−4に供給されているが、前記ソレノイ
ドバルブSo1のOFFへの切換えにより、U2シフト
バルブ29が右半位置に切換えられることにより、上記
入力ポート30bからの油圧供給は断たれる。しかし、
前述したように、B−4コントロールバルブ21からの
油圧が、2方向チェックバルブ30の他方の入力ポート
30aに作用しているので、第4の油圧サーボB−4へ
は、該入力ポート30aからの油圧が遅れることなく供
給され、圧低状態となおることはない。
【0062】そして、3→4変速時にあっては、バンド
ブレーキからなる第4のブレーキB4は、反縛方向Bに
て係止を解放されるため、上述したように自縛方向のよ
うに自己倍力がないため、油圧のバラツキによる係止力
の感度は低く、スロットル用リニアソレノイドバルブS
LTの余裕部分(第2の領域)制御油圧に基づき、制御
ゲインの大きなB−4コントロールバルブ21の調圧に
よる比較的低い精度の調圧に拘らず、リニアソレノイド
バルブSLTの第2の領域における減圧制御により第4
の油圧サーボB−4の油圧は徐々に減圧して、反縛方向
Bからなる第4のブレーキB4は滑らかに解放される。
【0063】一方、湿式多板クラッチからなり、精度の
高い制御を必要とする第3のクラッチC3に対しては、
油圧サーボへの油圧の調圧専用としてその略々全制御範
囲を利用し得るリニアソレノイドバルブSLSに基づ
き、シフトプレッシャコントロールバルブ20は制御ゲ
インの比較的小さい精度の高い調圧油圧を出力し、該調
圧油圧が油圧サーボC−3に供給されて、制御油室(S
LS)を滑らかに上昇することにより油圧サーボC−3
の油圧も上昇して、該第3のクラッチC3は滑らかに係
合する。そして、該第3のクラッチC3が完全に係合し
た状態で、ソレノイドバルブSo2がOFFに切換えら
れる。
【0064】一方、4→3変速時及び5→4low 変速時
において、変速開始時、ソレノイドバルブSo1がOF
F状態にあって、前述同様に、第3のクラッチ用油圧サ
ーボC−3に、リニアソレノイドバルブSLSに基づく
高い調圧油圧が供給されて、第3のクラッチC3は係合
状態にあり、また第4のブレーキ用油圧サーボB−4
に、リニアソレノイドバルブSLTが第1の領域にある
ことに基づき、実質的に零圧状態にあって、第4のブレ
ーキB4は解放状態にある。この状態から、調圧専用の
リニアソレノイドバルブSLSがスイープダウンするこ
とにより、第3のクラッチ用油圧サーボC−3の油圧は
徐々に減圧して該クラッチC3は滑らかに解放する。ま
た、スロットル用リニアソレノイドバルブSLTは、第
1の領域を僅かに越えた第2の領域にある略々一定制御
油圧を出力して、第4のブレーキ用油圧サーボB−4
は、反縛方向に回転するドラム33を係止直前の状態に
し、そして前記第3のクラッチC3がトルク伝達が略々
0になった時点で、第4のブレーキB4の係止力が作用
するように、リニアソレノイドバルブSLTの制御油圧
を第2の領域において上昇し、これにより第4のブレー
キ用油圧サーボB−4の油圧も上昇する。
【0065】この際、バンドブレーキからなる第4のブ
レーキB4は、反縛方向にて係止力を作用するので、油
圧変化に対する係止力の感度は鈍く、余裕部分(第2の
領域)のリニアソレノイドバルブSLTの制御圧を利用
することに基づき、制御ゲインが高くて調圧精度の低い
B−4コントロールバルブ21からの調圧によっても支
障なく制御することができ、また第3のクラッチC3
は、全制御範囲を利用し得る専用のリニアソレノイドバ
ルブSLSに基づき、制御ゲインが低く、高い精度で調
圧することができるシフトプレッシャコントロールバル
ブ20により、滑らかに解放制御が行なわれる。
【0066】そして、第4のブレーキB4が完全に係止
した状態で、ソレノイドバルブSo1がONに切換えら
れ、U2シフトバルブ29が左半位置に切換えられ、ポ
ート29fがドレーンすることにより、第3のクラッチ
用油圧サーボC−3は解放される。なお、U2シフトバ
ルブ29の左半位置の切換えにより、ポート29bと2
9dの連通が断たれても、ソレノイドバルブSo2がO
Nにあって油路gにライン圧が立っているため、ポート
29a,29bを介して制御油室27aに油圧が供給さ
れ、U1シフトバルブ27は右半位置に保持される。従
って、ソレノイドバルブSo1がONとなる3速段及び
4速low にあっては、リニアソレノイドバルブSLSに
基づくシフトプレッシャコントロールバルブ20からの
調圧が、U1シフトバルブ27のポート27d、27
b、U2シフトバルブ29のポート29e,29g、B
−4チェックバルブ30のポート30bを介して第4の
ブレーキ用油圧サーボB−4に供給される。
【0067】また、U1シフトバルブ27は、1速時、
左半位置に切換えられる。スロットル用リニアソレノイ
ドバルブSLTにより制御されるライン圧は、低速段の
方が高い油圧を必要とするため、上記1速段にあって
は、第2の領域に近い第1の領域に制御油圧がある。従
って、何らかの原因により、該リニアソレノイドバルブ
SLTの制御油圧が第2の領域まで達してしまった場
合、第4の油圧サーボの油圧制御に影響を及ぼす虞れが
あるが、上述したように、1速時、U1シフトバルブ2
7はポート27eを遮断すると共にポート27cをドレ
ーンしているので、B−4コントロールバルブ21から
の油圧が第4のブレーキ用油圧サーボB−4に作用する
ことは、確実に防止されている。
【0068】なお、上記実施の形態は、3速段及び4速
low 段にバンドブレーキを係止するものについて説明し
たが、これに限らず、他の変速段にてバンドブレーキが
係止するものであっても同様に適用できることは勿論で
あり、また調圧バルブとしてリニアソレノイドバルブを
用いたが、デューティ制御によるソレノイドバルブ等の
他の手段でもよく、また兼用するソレノイドバルブとし
て、スロットル用リニアソレノイドバルブを適用した
が、ロックアップクラッチ用リニアソレノイドバルブ等
の他の調圧手段でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用し得る自動変速機の機構部分を示
すスケルトン図。
【図2】その各摩擦係合要素の作動を示す図。
【図3】本発明の実施の形態による油圧制御回路を示す
図。
【図4】バンドブレーキからなる第4のブレーキ及びそ
の油圧サーボを示す断面図。
【図5】2→3、3→4、4→3、3→2の各変速制御
を示すタイムチャート。
【図6】5→4low 変速制御を示すタイムチャート。
【図7】各調圧バルブの特性を示す図。
【符号の説明】
1 自動変速機 2,5 歯車変速機構 26 第1の調圧バルブ(シフトプレッシャコントロ
ールバルブ) 21 第2の調圧バルブ(B−4コントロールバル
ブ) 23 プライマリレギュレータバルブ 27 切換え手段(第2の(U1)シフトバルブ) 29 切換え手段(第1の(U2)シフトバルブ) 30 2方向チェックバルブ(B−4チェックバル
ブ) SLS 第1の(リニア)ソレノイドバルブ SLT 第2の(リニア)ソレノイドバルブ B4 第1の摩擦係合要素(第4のブレーキ) B−4 その油圧サーボ C3 第2の摩擦係合要素(第3のクラッチ) C−3 その油圧サーボ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 義久 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 鈴木 明智 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯車変速機構の伝動経路を切換える複数
    の摩擦係合要素を有し、その内の第1の摩擦係合要素が
    バンドブレーキにて構成され、該第1の摩擦係合要素と
    他の第2の摩擦係合要素とのつかみ換えにより第1の変
    速が達成され、前記1の摩擦係合要素の係合又は解放に
    より前記第1の変速とは別の第2の変速が達成される自
    動変速機において、 専ら前記摩擦係合要素用油圧サーボへの油圧を調圧すべ
    く制御油圧を出力する第1のソレノイドバルブと、 前記油圧サーボへの油圧を調圧する以外の他の制御を行
    うべく第1の領域にて制御油圧を出力すると共に、該第
    1の領域と実質的に異なる第2の領域にても制御油圧を
    出力し得る第2のソレノイドバルブと、 前記第1のソレノイドバルブの制御油圧に基づき比較的
    制御ゲインの小さな調圧油圧を出力する第1の調圧バル
    ブと、 前記第2のソレノイドバルブの前記第2の領域における
    制御油圧に基づき比較的制御ゲインの大きな調圧油圧を
    出力する第2の調圧バルブと、 前記第1の調圧バルブからの調圧油圧又は第2の調圧バ
    ルブからの調圧油圧を、前記第1の摩擦係合要素用油圧
    サーボ又は第2の摩擦係合要素用油圧サーボに選択的に
    連通する切換え手段と、を備え、 前記第1の摩擦係合要素は、前記第1の変速時に反縛方
    向にて作用すると共に、前記第2の変速時に自縛方向に
    て作用してなり、 前記切換え手段は、第1の変速時にあっては、前記第1
    の調圧バルブからの調圧油圧を前記第2の摩擦係合要素
    用油圧サーボに連通すると共に、前記第2の調圧バルブ
    からの調圧油圧を前記第1の摩擦係合要素用油圧サーボ
    に連通し、また第2の変速時にあっては、前記第1の調
    圧バルブからの調圧油圧を前記第1の摩擦係合要素用油
    圧サーボに連通する、 ことを特徴とする自動変速機の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のソレノイドバルブは、前記第
    1の領域にあって、専らスロットル開度に対応したスロ
    ットル圧を出力して、該スロットル圧は、プライマリレ
    ギュレータバルブに供給されてライン圧を調圧してな
    る、 請求項1記載の自動変速機の油圧制御装置。
  3. 【請求項3】 前記切換え手段は、第1のシフトバルブ
    と、2方向チェックバルブとを含み、 前記第1のシフトバルブは、前記第1の調圧バルブを前
    記第1の摩擦係合要素用油圧サーボと前記第2の摩擦係
    合要素用油圧サーボとのどちらか一方に選択的に連結
    し、 前記2方向チェックバルブは、前記第1のシフトバルブ
    を介した前記第1の調圧バルブからの調圧油圧と、前記
    第2の調圧バルブからの調圧油圧とで、油圧が高い側の
    調圧油圧を前記第1の摩擦係合要素用油圧サーボに連通
    し、 前記第2の調圧バルブは、前記第2のソレノイドバルブ
    からの制御油圧が前記第2の領域にある場合にのみ該調
    圧油圧を出力する、 ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動変速
    機の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の変速は、高速段から中速段へ
    の変速であり、 前記第2の変速は、中速段から低速段への変速であり、 前記切換え手段は、低速段から極低速段への変速時に切
    り換えられる第2のシフトバルブを含み、 該第2のシフトバルブは、極低速段の時に、前記第2の
    調圧バルブと2方向チェックバルブとの連通を遮断す
    る、 ことを特徴とする請求項3記載の自動変速機の制御装
    置。
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