JP3187867B2 - 自動変速機の油圧回路 - Google Patents

自動変速機の油圧回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動変速機の油圧回路、
特に複数の摩擦要素に対する作動圧の調整ないし給排制
御を各摩擦要素毎に行うようにした油圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車に搭載される自動変速機
は、複数の摩結要素を選択的に締結させて変速歯車機構
の動力伝達経路を切換えることにより自動的に変速段を
切換えるようにしたもので、この種の自動変速機には、
上記摩擦要素に対する締結用油圧の給排を制御する油圧
回路が備えられる。
【0003】この油圧回路は、例えば特開昭63−18
6055号公報に開示されているように、基本的には、
所定圧力のライン圧を発生させるレギュレータバルブ
と、該ライン圧の各摩擦要素への供給路を切換える複数
のシフトバルブとで構成される。その場合に、近年にお
いては、上記レギュレータバルブによるライン圧の調整
動作やシフトバルブの切換動作をより適切に行うため、
デューティソレノイドバルブやON−OFFソレノイド
バルブが用いられることがある。
【0004】しかし、このようなレギュレータバルブと
シフトバルブとを用いた従来の油圧回路によると、各摩
擦要素には同じ圧力のライン圧が供給されることにな
り、そのため、各摩擦要素の要求に応じた個々の作動圧
の調整が行えず、また、変速時における作動圧の給排タ
イミングを適切に設定するために、各種のタイミングバ
ルブが必要となるのである。
【0005】これに対しては、各摩擦要素毎に作動圧の
調整手段を設け、これらの調整手段により、変速時にお
ける作動圧の給排タイミングの制御と、その圧力の調整
とを摩擦要素毎に行うことが試みられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に各摩擦要素毎に作動圧を調整する場合、その調整手段
としては、デューティソレノイドバルブ等の電磁バルブ
によって制御圧が調整される調圧バルブが用いられるこ
とになるが、この電磁バルブと調圧バルブとの組が摩擦
要素の数だけ必要となり、そのため、油圧回路の複雑化
やコストの増大を招くことになる。
【0007】そこで、本発明は、複数の摩擦要素に対す
る作動圧の調整ないし給排タイミングの制御を各摩擦要
素毎に行うようにした油圧回路において、その構成を簡
素化することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る自動変速機の油圧回路は、次のように
構成したことを特徴とする。
【0009】まず、本願の請求項1に係る発明(以下、
第1発明という)は、複数の摩擦要素に作動圧を供給し
て選択的に締結させることにより変速段を切換える自動
変速機の油圧回路において、作動圧の供給動作が同時に
行われることがない2つの摩擦要素について共通の調圧
手段を備えると共に、この2つの摩擦要素と1つの調圧
手段とを1組とし、その複数組について、各組における
調圧手段に接続される摩擦要素の切換えを同時に行う1
つの切換手段を設けたことを特徴とする。
【0010】また、本願の請求項2に係る発明(以下、
第2発明という)は、上記第1発明において、複数の摩
擦要素の選択的締結により行われる変速段の切換えに
は、手動操作による非走行レンジから前進レンジ及び後
退レンジへの切換えが含まれると共に、2つの摩擦要素
と1つの調圧手段とを1組とする複数組のうちの第1の
組における一方の摩擦要素が非走行レンジから前進レン
ジへの切換え時に締結される前進用摩擦要素であり、第
2の組における一方の摩擦要素が非走行レンジから後退
レンジへの切換え時に締結される後退用摩擦要素であ
り、かつ、切換手段 は、非走行レンジからの上記手動操
作によるレンジの切換え時に、第1、第2の組において
調圧手段を前進用摩擦要素及び後退用摩擦要素にそれぞ
れ接続させるように構成したことを特徴とする。
【0011】また、本願の請求項3に係る発明(以下、
第3発明という)は、上記第1発明又は第2発明におけ
る調圧手段として、リニアソレノイドバルブにより制御
圧が調整される調圧バルブを用い、また、切換手段とし
て、ON−OFFソレノイドバルブによって切換圧が給
排される切換バルブを用いたことを特徴とする。
【0012】
【作用】上記の構成によれば、第1発明〜第3発明のい
ずれによっても、2つの摩擦要素について調圧手段が共
用されると共に、この2つの摩擦要素と1つの調圧手段
とでなる組の複数組について、切換動作が1つの切換手
段で行われることになるから、この調圧手段と切換手段
のトータルの数が摩擦要素の数よりも少なくなり、摩擦
要素毎に調圧手段を設ける場合より、該調圧手段等の数
が削減されることになる。そして、1つの調圧手段が共
用される2つの摩擦要素については、作動圧の供給動作
が同時に行われることがないから、各摩擦要素に選択的
に作動圧を供給することによって行う所要の変速動作に
支障を招くことがない。
【0013】そして、特に第2発明によれば、上記第1
発明における切換手段による切換え動作が手動操作によ
る非走行レンジから前進レンジ及び後退レンジへの切換
え時に実行されることになり、上記第1発明の作用に加
えて、調圧手段による前進用摩擦要素又は後退用摩擦要
素に対する作動圧の適切な供給制御により、上記のレン
ジの切換え時におけるショックが抑制されることにな
る。
【0014】さらに、第3発明によれば、上記調圧手段
を構成する調圧バルブにリニアソレノイドバルブによっ
て調整した制御圧を供給するようにしたから、変速時に
おける摩擦要素に対する作動圧の給排制御を、デューテ
ィソレノイドバルブ等の他のバルブを用いる場合より応
答性よく行うことができるようになる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0016】まず、図1によりこの実施例に係る自動変
速機の機械的構成を説明すると、この自動変速機10
は、主たる構成要素として、トルクコンバータ20と、
該コンバータ20の出力により駆動される変速歯車機構
30と、該機構30の動力伝達経路を切換えるクラッチ
やブレーキ等の複数の摩擦締結要素41〜46及びワン
ウェイクラッチ47,48とを有し、これらにより走行
レンジとしてのD,S,L,Rの各レンジと、Dレンジ
での1〜4速、Sレンジでの1〜3速、Lレンジでの1
〜2速とが得られるようになっている。
【0017】上記トルクコンバータ20は、エンジン出
力軸1に連結されたケース21内に固設されたポンプ2
2と、該ポンプ22に対向状に配置されて該ポンプ22
により作動油を介して駆動されるタービン23と、該ポ
ンプ22とタービン23との間に介設され且つ変速機ケ
ース11にワンウェイクラッチ24を介して支持されて
トルク増大作用を行うステータ25と、上記ケース21
とタービン23との間に設けられ、該ケース21を介し
てエンジン出力軸1とタービン23とを直結するロック
アップクラッチ26とで構成されている。そして、上記
タービン23の回転がタービンシャフト27を介して上
記変速歯車機構30側に出力されるようになっている。
ここで、上記エンジン出力軸1にはタービンシャフト2
7内を貫通するポンプシャフト12が連結され、該シャ
フト12により変速機後端部に備えられたオイルポンプ
13が駆動されるようになっている。
【0018】一方、上記変速歯車機構30はラビニョ型
プラネタリギヤ装置で構成され、上記タービンシャフト
27上に遊嵌合された小径のスモールサンギヤ31と、
該サンギヤ31の後方において同じくタービンシャフト
27上に遊嵌合された大径のラージサンギヤ32と、上
記スモールサンギヤ31に噛合された複数個のショート
ピニオンギヤ33と、前半部が該ショートピニオンギヤ
33に噛合され且つ後半部が上記ラージサンギヤ32に
噛合されたロングピニオンギヤ34と、該ロングピニオ
ンギヤ34及び上記ショートピニオンギヤ33を回転自
在に支持するキャリヤ35と、ロングピニオンギヤ34
の前半部に噛合されたリングギヤ36とで構成されてい
る。
【0019】そして、上記タービンシャフト27とスモ
ールサンギヤ31との間に、フォワードクラッチ41と
第1ワンウェイクラッチ47とが直列に介設され、また
これらのクラッチ41,47に並列にコーストクラッチ
42が介設されていると共に、タービンシャフト27と
キャリヤ35との間には3−4クラッチ43が介設さ
れ、さらに該タービンシャフト27とラージサンギヤ3
2との間にリバースクラッチ44が介設されている。ま
た、上記ラージサンギヤ32とリバースクラッチ44と
の間にはラージサンギヤ32を固定するバンドブレーキ
でなる2−4ブレーキ45が設けられていると共に、上
記キャリヤ35と変速機ケース11との間には、該キャ
リヤ35の反力を受け止める第2ワンウェイクラッチ4
8と、キャリヤ35を固定するローリバースブレーキ4
6とが並列に設けられている。そして、上記リングギヤ
36が出力ギヤ14に連結され、該出力ギヤ14から差
動装置を介して左右の車輪(図示せず)に回転が伝達さ
れるようになっている。
【0020】ここで、上記各クラッチやブレーキ等の摩
擦締結要素41〜46及びワンウェイクラッチ47,4
8の作動状態と変速段との関係をまとめると、表1に示
すようになる。
【0021】
【表1】
【0022】次に、図2により上記各摩擦締結要素41
〜46のアクチュエータ及びトルクコンバータ20内の
ロックアップクラッチ26に対して油圧を給排する油圧
回路50について説明する。
【0023】この油圧回路50は、図1に示すオイルポ
ンプ13の吐出圧を所定のライン圧に調整してメインラ
イン100に出力するレギュレータバルブ51と、この
ライン圧を減圧して一定の制御用元圧としてライン10
1に出力するレデューシングバルブ52とを有する。そ
して、上記メインライン100はマニュアルバルブ53
に導かれると同時に、ロックアップ解放ライン102と
なってトルクコンバータ20内のロックアップクラッチ
26に導かれ、該ロックアップクラッチ26にライン圧
を解放圧として供給する。
【0024】上記マニュアルバルブ53は、手動操作に
よってP,R,N,D,S,Lのレンジの切換えを行
い、D,S,Lの前進レンジでは、上記メインライン1
00を前進用ライン103が接続されたポートaに連通
させ、Rレンジでは、メインライン100を後退用ライ
ン104が接続されたポートbに連通させ、また、Dレ
ンジでライン105をドレンポートcに連通させるよう
になっている。
【0025】そして、上記各ライン103〜105のう
ち、前進用ライン103は、3つのライン106,10
7,108に分岐され、その第1の分岐ライン106
は、ワンウェイボール109及びライン110を介して
第1調圧バルブ61の入力ポート61aに接続され、ま
た、第2、第3の分岐ライン107,108は、第2、
第4調圧バルブ62,64の各入力ポート62a,64
aにそれぞれ接続されている。そして、第3調圧バルブ
63の入力ポート63aには、上記ロックアップ解放ラ
イン102(メインライン100)からオリフィス11
1を介して分岐されたライン112が接続されていると
共に、このライン112に、マニュアルバルブ53のド
レンポートcに通じる上記ライン105が接続されてい
る。また、上記後退用ライン104から分岐されたライ
ン113が、上記ワンウェイボール109及びライン1
10を介して第1調圧バルブ61の入力ポート61aに
接続されている。
【0026】一方、上記制御用元圧ライン101は、4
つのライン114,115,116,117に分岐さ
れ、第1〜第4リニアソレノイドバルブ71,72,7
3,74の各入力ポート71a〜74aにそれぞれ接続
されている。これらのリニアソレノイドバルブ71〜7
4は、リニアソレノイド71b〜74bの作動により、
上記入力ポート71a〜74aに入力された制御用元圧
を、コントロールユニット(図3参照)からの信号によ
りそれぞれ所定のパイロット圧に調整し、このパイロッ
ト圧をライン118,119,120,121を介して
上記第1〜第4調圧バルブ61〜64の各パイロットポ
ート61b〜64bにそれぞれ供給する。したがって、
各調圧バルブ61〜64においては、入力ポート61a
〜64aに入力されたライン圧が、上記各パイロット
圧、即ち各リニアソレノイドバルブ71〜74における
リニアソレノイド71b〜74bの作動量に対応した値
の油圧に調整されることになる。ここで、第1、第3、
第4調圧バルブ61,63,64においては、パイロッ
ト圧が高くなるほど出力される油圧が高くなり、第2調
圧バルブ62においては、パイロット圧が高くなるほど
出力される油圧が低くなる。
【0027】そして、これらの油圧が各摩擦要素の作動
圧として、各調圧バルブ61〜64の出力ポート61c
〜64cから出力され、そのうち、第1、第2調圧バル
ブ61,62の出力ポート61c,62cから出力され
る作動圧はライン122,123を介して第1切換バル
ブ81に供給され、第3調圧バルブ63の出力ポート6
3cから出力される作動圧はライン124を介して第2
切換バルブ82に供給され、また、第4調圧バルブ64
の出力ポート64cから出力される作動圧はライン12
5を介してコーストクラッチ42に直接供給されるよう
になっている。
【0028】上記第1、第2切換バルブ81,82は、
ぞれぞれ切換ポート81a,82aを有し、これらの切
換ポート81a,82aに、上記制御用元圧ライン10
1から分岐された第1、第2切換ライン126,127
が第1、第2ON−OFFソレノイドバルブ91,92
を介してそれぞれ接続されている。これらのON−OF
Fソレノイドバルブ91,92は、ONのときに第1、
第2切換ライン126,127をそれぞれ連通させ、こ
のとき、ライン101内の制御用元圧が切換圧として第
1、第2切換バルブ81,82の切換ポート81a,8
2aに導入され、これらのバルブ81,82のスプール
が図面上、右側に位置するようになっている。
【0029】また、第1切換バルブ81は、上記切換ポ
ート81aに加えて、第1〜第4入力ポート81b,8
1c,81d,81eと、第1、第2ドレンポート81
f,81gと、第1〜第4出力ポート81h,81i,
81j,81kとを有し、第1入力ポート81bには、
上記後退用ライン104が直接接続され、第2入力ポー
ト81cには、上記第1調圧バルブ61の出力ポート6
1cから導かれたライン122が接続され、第3入力ポ
ート81dには、上記前進用ライン103が直接接続さ
れ、さらに第4入力ポート81eには、上記第2調圧バ
ルブ62の出力ポート62cから導かれたライン123
が接続されている。また、第1出力ポート81hはライ
ン128を介してリバースクラッチ44に導かれ、第2
出力ポート81iはライン129を介して2−4ブレー
キ45に導かれ、第3出力ポート81jはライン130
を介してフォワードクラッチ41に導かれ、さらに、第
4出力ポート81kはライン131を介して3−4クラ
ッチ43に導かれている。
【0030】そして、上記第1ON−OFFソレノイド
バルブ91がOFFで、スプールが左側に位置するとき
に、第1入力ポート81bに接続された後退用ライン1
04が第1出力ポート81hからリバースクラッチ44
に連通し、第2入力ポート81cに接続された第1調圧
バルブ61からのライン122が第2出力ポート81i
から2−4ブレーキ45に連通し、第3入力ポート81
dに接続された前進用ライン103が第3出力ポート8
1jからフォワードクラッチ41に連通し、さらに、第
4入力ポート81eに接続された第2調圧バルブ62か
らのライン123が第4出力ポート81kから3−4ク
ラッチ43に連通されるようになっている。また、該第
1ON−OFFソレノイドバルブ91がONで、スプー
ルが右側に位置するときは、第1入力ポート81b及び
第3入力ポート81dに接続された後退用ライン104
及び前進用ライン103が遮断されると同時に、第2入
力ポート81cに接続された第1調圧バルブ61からの
ライン122が第1出力ポート81hからリバースクラ
ッチ44に連通し、第4入力ポート81eに接続された
第2調圧バルブ62からのライン123が第3出力ポー
ト81jからフォワードクラッチ41に連通し、かつ、
第2出力ポート81i及び第4出力ポート81kに接続
された2−4ブレーキ45及び3−4クラッチ43が第
1、第2ドレンポート81f,81gにそれぞれ連通さ
れるようになっている。
【0031】また、第2切換バルブ82は、上記切換ポ
ート82aに加えて、入力ポート82bと、第1、第2
出力ポート82c,82dと、ドレンポート82eと、
上記第3調圧バルブ63のポート63dと共にオイルク
ーラに通じるライン132が接続されたクーラ出力ポー
ト82fとを有し、入力ポート82bには上記第3調圧
バルブ63の出力ポート63cから導かれたライン12
4が接続されている。また、第1出力ポート82cはラ
イン133を介しトルクコンバータ20内に連通され、
第2出力ポート82dは、ライン134を介してローリ
バースブレーキ46に連通されている。
【0032】そして、第2ON−OFFソレノイドバル
ブ92がONで、スプールが右側に位置するときに、入
力ポート82bに接続された第3調圧バルブ63からの
ライン124が第1出力ポート82cからトルクコンバ
ータ20内に連通して、ロックアップクラッチ26の締
結圧を供給すると共に、ローリバースブレーキ46がド
レンポート82eに連通する。また、該第2ON−OF
Fソレノイドバルブ92がOFFで、スプールが左側に
位置するときは、上記第3調圧バルブ63から導かれた
ライン124が第2出力ポート82dからローリバース
ブレーキ46に連通すると共に、トルクコンバータ20
内がクーラ出力ポート82fに連通するようになってい
る。
【0033】ここで、上記第1〜第4リニアソレノイド
バルブ71〜74及び第1、第2ON−OFFソレノイ
ドバルブ91,92は、図3に示すように、コントロー
ルユニット200からの信号によって作動するようにな
っている。そして、このコントロールユニット200
は、当該車両の車速を検出する車速センサ201からの
信号と、当該エンジンのスロットル開度を検出するスロ
ットルセンサ202からの信号と、上記マニュアルバル
ブ53を操作するシフトレバーのポジション(レンジ)
を検出するシフト位置センサ203からの信号等を入力
し、運転状態に応じた変速段の制御や、ロックアップク
ラッチ26の制御等を行うようになっている。その場合
における各レンジと第1、第2ON−OFFソレノイド
バルブ91,92のON,OFFとの関係は表2に示す
通りである。
【0034】
【表2】
【0035】次に、上記コントロールユニット200に
よる変速制御とロックアップ制御の具体的動作について
説明する。
【0036】まず、非走行レンジであるP,Nレンジに
おいては、第1、第2ON−OFFソレノイドバルブ9
1,92がともにONであって、第1、第2切換バルブ
81,82のスプールが右側に位置するが、この場合
は、これらの切換バルブ81,82のいずれの入力ポー
トにもマニュアルバルブ53もしくは調圧バルブ61〜
64から作動圧が供給されておらず、したがって、各摩
擦要素41〜46は解放されており、また、ロックアッ
プクラッチ26もライン100,102からの解放圧に
よって解放された状態にある。
【0037】次に、Dレンジにおいては、第1ON−O
FFソレノイドバルブ91がOFF、第2ON−OFF
ソレノイドバルブ92がONとされ、これに伴って、第
1切換バルブ81のスプールが左側、第2切換バルブ8
2のスプールが右側にそれぞれ位置している。また、マ
ニュアルバルブ53において前進ライン103がメイン
ライン100に連通されることにより、ライン106,
107,108を介してライン圧が第1、第2、第4調
圧バルブ61,62,64の各入力ポート61a,62
a,64aまで供給されている。
【0038】そして、第1切換バルブ81のスプールが
左側に位置することにより、前進用ライン103が該バ
ルブ81の第3入力ポート81dから第3出力ポート8
3iに連通し、さらにライン130を介してフォワード
クラッチ41に連通する。したがって、Dレンジでは、
フォワードクラッチ41が常に締結されることになる。
なお、このとき、リバースクラッチ44が接続された第
1出力ポート81hが第1入力ポート81bに連通する
が、該第1入力ポート81bに接続された後退用ライン
104はマニュアルバルブ53においてドレンされてお
り、したがって、Dレンジでリバースクラッチ44が締
結されることはない。
【0039】そして、このDレンジにおいて、まず変速
段を1速とするときは、コントロールユニット200か
らの信号により、第1リニアソレノイドバルブ71から
第1調圧バルブ61へのパイロット圧の供給が停止さ
れ、第2リニアソレノイドバルブ72から第2調圧バル
ブ62へパイロット圧が供給される。これにより、第
1、第2調圧バルブ61,62の各出力ポート61c,
62cからはいずれも作動圧が出力されず、したがっ
て、上記フォワードクラッチ41のみが締結された状態
となって、変速段が1速となる。
【0040】また、変速段を2速とするときは、上記の
1速の状態から第1リニアソレノイドバルブ71が作動
して第1調圧バルブ61にパイロット圧が供給される。
このとき、該第1調圧バルブ61の出力ポート61cか
らライン122を介して第1切換バルブ81の第2入力
ポート81cに作動圧が供給され、この作動圧が、該第
1切換バルブ81の第2出力ポート81iからライン1
29を介して2−4ブレーキ45に供給される。これに
より、上記フォワードクラッチ41に加えて、2−4ブ
レーキ45が締結され、変速段が2速となる。
【0041】さらに、変速段を3速とするときは、2速
の状態から第1、第2リニアソレノイドバルブ71,7
2が作動して、第1、第2調圧バルブ61,62へのパ
イロット圧の供給が停止される。そのため、第1調圧バ
ルブ61からの作動圧の出力が停止され、上記2−4ブ
レーキ45が解放されると同時に、第2調圧バルブ62
の出力ポート62cからライン123を介して第1切換
バルブ81の第4入力ポート81eに作動圧が供給され
ることになる。そして、この作動圧は、該第1切換バル
ブ81の第4出力ポート81kからライン131を介し
て3−4クラッチ43に供給され、したがって、上記の
フォワードクラッチ41に加えて、3−4クラッチ43
が締結され、変速段が3速となる。
【0042】さらに、変速段を4速とするときは、3速
の状態から第1リニアソレノイドバルブ71が作動し
て、第1調圧バルブ61に再びパイロット圧が供給され
る。そのため、上記の2速の場合と同様に2−4ブレー
キ45が再び締結されると共に、フォワードクラッチ4
1及び3−4クラッチ45は締結された状態にあるか
ら、変速段が4速となる。
【0043】ここで、上記各変速段においては、第1、
第2リニアソレノイドバルブ71、72の作動量に応じ
て第1、第2調圧バルブ61,62で調圧された作動圧
が2−4ブレーキ45及び3−4クラッチ43にそれぞ
れ供給されるから、これらの摩擦要素43,45のトル
ク伝達容量がそれぞれの最適値に調整されると共に、特
に変速段の切換時における作動圧の給排タイミングが適
切にコントロールされて、変速動作がショック等を生じ
ることなく、良好に行われることになる。
【0044】また、これらの変速段では、第3リニアソ
レノイドバルブ73が必要に応じて作動して、第3調圧
バルブ63にパイロット圧を供給することにより、該第
3調圧バルブ63の出力ポート63cからライン124
を介して第2切換バルブ82の入力ポート82bに作動
圧が供給される。そして、この作動圧がライン133を
介してトルクコンバータ20内に導入されて、ロックア
ップクラッチ26を締結させるように作用する。その場
合に、上記第3リニアソレノイドバルブ73の作動量に
応じてパイロット圧ないしトルクコンバータ20内に導
入される作動圧が調整されることにより、ロックアップ
クラッチ26が完全に締結され或いは所定のスリップ状
態に制御される。
【0045】さらに、Sレンジ及びLレンジにおいて
は、1速で第1、第2ON−OFFソレノイドバルブ9
1,92が共にOFFとされ、これに伴って第1、第2
切換バルブ81,82のスプールがいずれも左側に位置
する。そのため、第1切換バルブ81を介してフォワー
ドクラッチ41が締結されることは前記のDレンジの場
合と同様であるが、第3調圧バルブ63の出力ポート6
3cからライン124を介して第2切換バルブ82の入
力ポート82bに供給される作動圧が、第2出力ポート
82dからライン134を介してローリバースブレーキ
46に導入される。したがって、S,Lレンジでは、ロ
ーリバースブレーキ46が締結されて、減速時にエンジ
ンブレーキが作動する1速が得られる。
【0046】そして、この1速以外では、第2ON−O
FFソレノイドバルブ92がONとなることにより、前
記のDレンジの場合と全く同様にして2,3速が得られ
る。
【0047】なお、このS,Lレンジの1速において
は、第3調圧バルブ63及び第2切換バルブ82がロー
リバースブレーキ46への作動圧の供給用として使用さ
れるので、トルクコンバータ20内への作動圧の供給に
よるロックアップクラッチ26の締結動作は行われな
い。
【0048】また、以上の前進レンジにおいては、所要
の変速段において第4リニアソレノイドバルブ74が作
動し、第4調圧バルブ64にパイロット圧を供給する。
そのため、該第4調圧バルブ64の出力ポート64cか
らライン125を介してコーストクラッチ42に作動圧
が供給されて該コーストクラッチ42が締結され、減速
時にエンジンブレーキが作動することになる。その場合
に、該コーストクラッチ42を締結させる変速段は、例
えば前記表1に示すように、Dレンジの2,3速、Sレ
ンジの2,3速、Lレンジの2速等と設定される。
【0049】一方、後退速においては、第1、第2ON
−OFFソレノイドバルブ91,92が共にOFFとさ
れて、第1、第2切換バルブ81,82のスプールがい
ずれも左側に位置すると共に、マニュアルバルブ53に
おいて、後退用ライン104が接続されたポートbがメ
インライン100に通じる。そのため、ライン圧が後退
用ライン104を介して第1切換バルブ81の第1入力
ポート81bに供給されると共に、さらに該バルブ81
の第1出力ポート81hからライン128を介してリバ
ースクラッチ44に供給され、該リバースクラッチ44
が締結される。この場合、上記後退用ライン104から
分岐ライン113、ワンウェイボール109及びライン
110を介して第1調圧バルブ61の入力ポート61a
にライン圧が供給されるが、第1リニアソレノイドバル
ブ71の作動により、第1調圧バルブ61の出力ポート
61cからの作動圧の出力が停止されているので、2−
4ブレーキ45が締結されることはない。
【0050】また、このRレンジでは、ライン105が
接続されたマニュアルバルブ53のドレンポートcが閉
じられているから、メインライン100からライン10
2及びオリフィス111を有するライン112を介して
第3調圧バルブ63の入力ポート63aにライン圧が供
給される。そして、第3リニアソレノイドバルブ73の
作動により該第3調圧バルブ63にパイロット圧が供給
されて、該第3調圧バルブ63の出力ポート63cから
作動圧が出力される。この作動圧は、ライン124を介
して第2切換バルブ82の入力ポート82bに供給され
ると共に、該バルブ82のスプールが左側に位置するの
で、さらにライン134を介してローリバースブレーキ
46に供給され、該ローリバースブレーキ46を締結す
る。これにより、上記リバースクラッチ44とローリバ
ースブレーキ46とが締結され、後退速が得られる。
【0051】さらに、この油圧回路50は、Nレンジも
しくはPレンジ等の非走行レンジからD,S,L及びR
レンジ等の走行レンジへの切換えに伴う所謂N−Dショ
ック或いはN−Rショックを抑制するため、次のように
動作する。
【0052】つまり、非走行レンジにおいては、第1O
N−OFFソレノイドバルブ91がONで、第1切換バ
ルブ81のスプールが右側に位置することにより、第
1、第2調圧バルブ61,62の出力ポート61c,6
2cが、第1切換バルブ81の第2、第4入力ポート8
1c,81e及び第1、第3出力ポート81h,81j
を介してリバースクラッチ44及びフォワードクラッチ
41にそれぞれ連通しており、この状態で上記第1、第
2調圧バルブ61,62からの作動圧の出力を停止させ
ることにより中立状態が維持されている。そして、この
状態から走行レンジへの切換えに際してマニュアルバル
ブ53を操作すれば、ライン圧が後退用ライン104か
らライン113、ワンウェイボール109及びライン1
10を介して第1調圧バルブ61の入力ポート61aに
供給され、或いは前進用ライン103からライン107
を介して第2調圧バルブ62の入力ポート62aに供給
されると共に、この状態で第1リニアソレノイドバルブ
71もしくは第2リニアソレノイドバルブ72を作動さ
せれば、第1調圧バルブ61もしくは第2調圧バルブ6
2から作動圧が出力され、リバースクラッチ44もしく
はフォワードクラッチ41が締結されて、変速段が後退
速もしくは1速に切換わることになる。
【0053】その場合において、上記第1リニアソレノ
イドバルブ71もしくは第2リニアソレノイドバルブ7
2を作動させる際に、その作動量や作動タイミングを適
切にコントロールすれば、リバースクラッチ44もしく
はフォワードクラッチ41に供給される作動圧の立ち上
がりが最も良好な状態となり、これにより、これらのク
ラッチ44,41の締結時に生じるショックが低減され
ることになるのである。
【0054】そして、その後、第1ON−OFFソレノ
イドバルブ91をOFFとして、上記第1切換バルブ8
1のスプールを左側に移動させれば、前述したように、
リバースクラッチ44もしくはフォワードクラッチ41
に後退用ライン104もしくは前進用ライン103から
ライン圧が直接供給されることになり、通常の後退速状
態もしくは1速状態に移行するのである。
【0055】以上のように、この油圧回路50によれ
ば、変速段の制御、ロックアップクラッチ26の制御、
エンジンブレーキ用のコーストクラッチ42の制御、さ
らには非走行レンジから走行レンジへの切換時における
変速ショックの低減制御等が行われることになるが、特
に、複数の摩擦要素に対する作動圧の調整ないし給排タ
イミング制御を各摩擦要素毎に行うにも拘わらず、上記
の各制御が、各摩擦要素についてのバルブの共用により
少ないバルブ数で実現されることになる。つまり、第1
調圧バルブ61及びその制御用の第1リニアソレノイド
バルブ71が、作動圧の供給動作が同時に行われること
がないN−R切換え時におけるリバースクラッチ44と
2,4速への変速時における2−4ブレーキ45とで共
用され、第2調圧バルブ62及びその制御用の第リニア
ソレノイドバルブ72が、同じく作動圧の供給動作が同
時に行われることがないN−D切換え時におけるフォワ
ードクラッチ41と3,4速への変速時における3−4
クラッチ43とで共用されるのである。また、第3調圧
バルブ63及びその制御用の第3リニアソレノイドバル
ブ73も、作動圧の供給動作が同時に行われることがな
ロックアップクラッチ26とローリバースブレーキ4
6とで共用されるのである。そして、上記第1、第2調
圧バルブ61,62については、上記のN−R切換え時
におけるリバースクラッチ44への作動圧の供給と2,
4速での2−4ブレーキ45への作動圧の供給との切換
えと、N−D切換え時におけるフォワードクラッチ41
への作動圧の供給と3,4速での3−4クラッチ43
の作動圧の供給との切換えとが、第1切換えバルブ81
及びその制御用の第1ON−OFFソレノイドバルブ9
1を共用して行われるのであり、このようにして、少な
いバルブ数で、必要とされる全ての動作が実行されるの
である。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、作動圧の
供給動作が同時に行われることがない2つの摩擦要素に
ついて調圧手段を共用すると共に、この2つの摩擦要素
と1つの調圧手段とでなる組の複数組について1つの切
換手段を備えるようにしたから、この調圧手段と切換手
段のトータルの数が摩擦要素毎に調圧手段を設ける場合
より少なくなる。これにより、各摩擦要素毎に作動圧の
調整及び給排タイミングの制御を行うようにした油圧回
路として、構成が簡素でコストの低い回路が実現される
ことになる。
【0057】そして、特に第2発明によれば、上記第1
発明における切換手段による切換え動作が手動操作によ
る非走行レンジから前進レンジ及び後退レンジへの切換
え時に実行されることになり、調圧手段による前進用摩
擦要素又は後退用摩擦要素に対する作動圧の供給制御を
適切に行うことにより、上記のレンジの切換え時におけ
る所謂N−Dショック及びN−Rショックを効果的に抑
制することができる油圧回路が、簡素な構成で低コスト
で実現されることになる。
【0058】また、第3発明によれば、上記調圧手段の
制御手段としてリニアソレノイドバルブを用いるように
したから、変速時における摩擦要素に対する作動圧の給
排制御を応答性よく行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る自動変速機の骨子図で
ある。
【図2】 同実施例の油圧回路図である。
【図3】 同実施例の制御システム図である。
【符号の説明】
41〜46 摩擦要素 50 油圧回路 61〜64 調圧バルブ 71〜74 リニアソレノイドバルブ 81,82 切換バルブ 91,92 ON−OFFソレノイドバルブ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−199037(JP,A) 特開 昭63−186055(JP,A) 特開 昭60−146952(JP,A) 特開 昭57−101155(JP,A) 特開 昭59−47552(JP,A) 特開 昭62−246652(JP,A) 特公 昭47−19451(JP,B1) 特公 昭47−20291(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/24 F16H 63/40 - 63/48

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の摩擦要素に作動圧を供給して選択
    的に締結させることにより変速段を切換える自動変速機
    の油圧回路であって、作動圧の供給動作が同時に行われ
    ることがない2つの摩擦要素について共通の調圧手段を
    備えると共に、この2つの摩擦要素と1つの調圧手段と
    を1組とし、その複数組について、各組における調圧手
    段に接続される摩擦要素の切換えを同時に行う1つの切
    換手段を設けたことを特徴とする自動変速機の油圧回
    路。
  2. 【請求項2】 複数の摩擦要素の選択的締結により行わ
    れる変速段の切換えには、手動操作による非走行レンジ
    から前進レンジ及び後退レンジへの切換えが含まれると
    共に、2つの摩擦要素と1つの調圧手段とを1組とする
    複数組のうちの第1の組における一方の摩擦要素は非走
    行レンジから前進レンジへの切換え時に締結される前進
    用摩擦要素であり、第2の組における一方の摩擦要素は
    非走行レンジから後退レンジへの切換え時に締結される
    後退用摩擦要素であり、かつ、切換手段は、非走行レン
    ジからの上記手動操作によるレンジの切換え時に、第
    1、第2の組において調圧手段を前進用摩擦要素及び後
    退用摩擦要素にそれぞれ接続させることを特徴とする請
    求項1に記載の自動変速機の油圧回路。
  3. 【請求項3】 調圧手段はリニアソレノイドバルブによ
    り制御圧が調整される調圧バルブであり、切換手段はO
    N−OFFソレノイドバルブにより切換圧が給排される
    切換バルブである請求項1又は請求項2に記載の自動変
    速機の油圧回路。
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