JPH09177388A - ラッチ受け装置 - Google Patents
ラッチ受け装置Info
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- JPH09177388A JPH09177388A JP35321195A JP35321195A JPH09177388A JP H09177388 A JPH09177388 A JP H09177388A JP 35321195 A JP35321195 A JP 35321195A JP 35321195 A JP35321195 A JP 35321195A JP H09177388 A JPH09177388 A JP H09177388A
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- Japan
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- latch
- door
- receiving device
- opening
- box
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Abstract
又は子ドアに取り付け可能で、取り付け後はラッチの二
段落ちによる振動・音のない、ラッチ受け装置を提供す
る。 【解決手段】ドア枠または子ドア1の前端部内に設ける
受箱2と、上記受箱2内で横方向へ移動可能で、ラッチ
係合用凹部5をもつ摺動ボックス3と、その前面でラッ
チ係合用開口6をもつ面金4とからなるラッチ受け装置
において、摺動ボックス3には、ラッチ係合用凹部5両
側の前板部7,7に、面金4の厚みにほぼ等しい高さか
らラッチ係合用凹部5側で低くなるラッチ当接用の突出
し部8,8を各々形成し、面金4には、開口6の両内側
縁部に、上記突出し部8,8が係合可能な凹欠部9,9
を各々形成するとともに、該面金4の両側に、各外側縁
を後方へ折り返したラッチ受け用の折返し縁部10,1
0を形成する。
Description
るラッチを係合可能なラッチ受け装置に関するものであ
り、詳しくはドアの内開き・外開きや、右勝手・左勝手
に対応することができるラッチ受け装置を提供すること
にある。
ア枠に該ドア錠のラッチを係合可能なラッチ受け装置を
取り付ける。同様に、大・小のドアからなる親子ドアで
も、親ドアにドア錠を取り付けた場合に、子ドアにラッ
チ受け装置を取り付けている。
種々なものが考案されている。構成がシンプルなものと
しては、受け金にラッチが係合可能な開口部を設けると
ともに、折り返し片をラッチ止めとして一体成形したも
の(例えば実公昭48−29354号公報、実開昭57
−112562号公報、実開昭57−194561号公
報参照)があった。また開口部付きの面金とラッチが係
合可能な凹部をもつ受箱とを別体に構成したものもあっ
た。
構成し、その受箱またはさらに別体で設けた可動板の各
取付けネジ孔を長孔に形成して、受箱または可動板を長
孔に沿って横方向へ可動とすることで、ラッチ係合幅ま
たはラッチ係合位置を調節可能としたもの(例えば実開
昭55−103361号公報、実開昭59−94557
号公報、59−175562号公報、実開昭60−13
3066号公報、60−164567号公報、実開昭6
2−131063号公報等参照)がある。
を、または受箱に対して該受箱内で横移動可能に設けた
摺動ボックスを、カムやピニオン・ラック等を作動させ
て横移動可能とし、ラッチ係合幅またはラッチ係合位置
を調節可能としたもの(例えば実開昭61−12907
3号公報、特開昭63−53475号公報、特開平3−
110274号公報、実開平6−49780号公報、実
用新案登録第3000187号公報等参照)等もある。
トの低減に役立ったり、ラッチが係合時の取り付け位置
の不一致の調節や、ガタツキ・振動・音を防止したりと
いう効果を奏しており、それぞれの目的を達成してい
る。
け装置は一般に、ドアが内側または外側から閉じられた
場合に、ドア錠から突出したラッチの傾斜面が、ドア枠
または子ドアに設けたラッチ受け装置の受け金または面
金の片側に形成の折返し縁部に当接し、ラッチは一部を
錠内へ没入しながら受け金または面金の表面に沿って移
動した後、開口部または係合凹部内へ突出・係合するも
のである。
置や、ドアの開閉で必要となるスペース等の関係で、ド
アが内開きになる場合と外開きになる場合がある。同様
の理由で、ドア錠がドアの右側に付く右勝手と左側に付
く左勝手となる場合がある。
置では、受け金または面金の片側にだけ折返し縁部を形
成してあり、一方向からラッチが進行して係合するよう
に構成されているため、ドアが内・外のいずれから閉じ
られるのか、またドアが右勝手か左勝手か等により、ラ
ッチをうまく受けて係合できる場合とできない場合とが
生じる。そのため、ラッチ受け装置をドア枠または子ド
アに取り付ける際に、折返し縁部のある側をいずれの側
に向けて取り付けるか、が問題になる。
予めドア錠やラッチ受け装置を取り付けて出荷する場合
に問題となる。即ち、親子ドアは出荷の段階で予め親ド
アにドア錠を、子ドアにラッチ受け装置を取り付けてお
くが、その場合に子ドアのラッチ受け装置は、出荷の段
階で予め親ドアが内開き用か外開き用か、右勝手か左勝
手か等に適応するように取り付けねばならぬからであ
る。
取り付けたラッチ受け装置が左右逆向きであると、親ド
アを閉じた際にラッチが折返し縁部に当接せず、子ドア
の前端部を損傷したり、ドア錠が故障したり等のトラブ
ルが生じることになる。そのためここでは、親ドアの内
開き用や外開き用に、また右勝手や左勝手等に適応でき
るように、ラッチ受け装置の取り付け方が左右逆向きと
なる2種類の子ドアを製造し、在庫しておく必要があっ
た。
ア1へ取り付ける場合には、例えば図9および図10で
示す如く、その前端部に面金取付け用の彫込み部13を
形成しておき、その部分に取り付ける場合が多い。この
彫込み部13も、親ドアが内開き用か外開き用か、右勝
手か左勝手か等に適応するように、予め子ドアに切削・
形成しておく必要がある。彫込み部13が左右で逆向き
になっていると、ラッチ受け装置をうまく取り付けられ
ないので、これに適応するにはやはり、親ドアが内開き
用か外開き用か、右勝手か左勝手か等に応じて、彫込み
部13の彫り込みの向きが異なる2種類の子ドアを製造
し、在庫しておく必要がある、等の問題点があった。
チが面金に当接して進行し、ラッチ係合用開口を経て摺
動ボックスのラッチ係合用凹部内へ突出・係合する際
に、摺動ボックスの位置によっては、そのラッチ係合用
凹部と面金の開口とが完全に一致しない場合がある。こ
の場合に、摺動ボックスのラッチ係合用凹部両側の前板
部は、面金の開口内へはみ出しており、かつ面板の厚み
分だけ低い位置(奥寄りの位置)にある(図2参照)。
て進行した後、面金のラッチ係合用開口の位置では、一
旦落ちて上記前板部に当たり、それからラッチ係合用凹
部内へ突出・係合することになる。そのため、ラッチは
面金に当接して進行した後、そのまま摺動ボックスのラ
ッチ係合用凹部内へ突出・係合するのではなく、言わば
二段落ちすることになるから、余分な振動・音が生じて
しまう。
つ問題点をシンプルな手段で解決することを課題として
開発されたものである。即ち本発明の目的は、ドア枠や
子ドアにラッチ受け装置を取り付ける現場で、ドアの内
開き・外開き等に関係なく取り付けられるようにして、
取り付けミスによるトラブルを無くし、またドアメーカ
ーが予め子ドアにラッチ受け装置を取り付けておく場合
も、ドアの内開き・外開き等に関係なく取り付けられ
て、内開き用と外開き用の2種類の子ドアを製造・在庫
しておく無駄を無くし、かつラッチが面金に当接後、一
旦摺動ボックスの前板部に当たってからラッチ係合用凹
部へ突出・係合する2段落ちを無くして、振動・音を減
少させることができる、ラッチ受け装置を提供すること
にある。
装置は、ドア枠または子ドア1の前端部内に設ける受箱
2と、上記受箱2内で横方向へ移動可能で、ラッチ係合
用凹部5をもつ摺動ボックス3と、その前面でラッチ係
合用開口6をもつ面金4とからなるラッチ受け装置にお
いて、上記摺動ボックス3には、面金4の厚みにほぼ等
しい高さからラッチ係合用凹部5側で低くなるラッチ当
接用の突出し部8,8を、ラッチ係合用凹部5両側の前
板部7,7に各々形成し、上記面金4には、開口6の両
内側縁部に、上記突出し部8,8が係合可能な凹欠部
9,9を各々形成するとともに、外側縁を後方へ折り返
すラッチ受け用の折返し縁部10,10を、該面金4の
両側に各々形成してなるものである。
・右および上・下が対称状になっている。摺動ボックス
3の横移動は、上記の従来の技術の項で述べた如く、例
えば長孔と取付けネジとを用い、長孔に沿って面金また
は摺動ボックスをスライド可能としてもよいし、またネ
ジ回しによりカムまたはピニオン・ラックを作動させ
て、スライド可能としてもよい。図において、11はド
ア枠または子ドアに設けた受箱係合用凹所、12はラッ
チ、13は面金取付け用彫込み部を各々示す。
置は、従来の調節可能なものと同様に、ドア枠または子
ドア1の前端部内に設ける受箱2と、上記受箱2内で横
方向へ移動可能で、ラッチ係合用凹部5ををもつ摺動ボ
ックス3と、その前面でラッチ係合用開口6をもつ面金
4とからなる。
部5両側の前板部7,7に、ラッチ当接用の突出し部
8,8を各々形成してあるが、該突出し部8,8の最大
高さは面金4の厚みとほぼ等しく、ラッチ係合用凹部5
側で低くなる傾斜状に形成してある。該突出し8,8の
形成は、摺動ボックス3の成形時に同時にプレス加工す
ればよいが、それに限らず例えば別個の小片を溶着して
もよい。また該突出し部8,8の上下方向の長さは、ラ
ッチ12の先端部の上下方向の長さよりも短いものにし
て、進行してきたラッチ12の先端部が面金4からその
まま該突出し部8,8に当接可能としてある。
上記突出し部8,8が係合可能な奥行きの凹欠部9,9
を形成してある。また上記面金4には、その両側の外側
縁部を各々後方へ折り返し、ラッチ受け用の折返し縁部
10,10を形成してある。折返し縁部10,10の後
方への折り返しは、湾曲状でもよいし直角状としてもよ
い。この面金4の横幅、換言すれば両側の折返し縁部1
0,10間の間隔は、ドア枠または子ドア1の厚みより
も僅かに広いもので、ドア枠または子ドアの厚みに対応
して、面金4の横幅が異なるものを幾種類か用意してお
くことになる。
内で工事業者等がドア枠または子ドア1に取り付ける場
合、あるいはドアメーカーが予め子ドア1に取り付けて
おく場合は、次のようにする。
ドアに取り付けるドア錠の位置に対応して、その前端部
に受け箱係合用凹所を形成するとともに、面金4と受箱
2の両板材の厚みとの和より僅かに大きい深さで、かつ
面金4の高さにほぼ等しい縦方向の長さで、面金取付け
用の彫込み部13を形成しておく。この彫込み部13
は、ドア枠または子ドア1の前端部に左側面から右側面
へかけて切削形成しておく(図3・図4参照)。
ドア枠または子ドア1の前端面の受け箱係合用凹所に係
合させ、彫込み部13に面金4を係合させて、面金4の
ネジ用孔にネジを通してネジ止めする。
み部13は、その左側面から右側面にかけて切削形成し
てあるので、ドアまたは親ドアが内開き用か外開き用か
また右勝手か左勝手か等に関係なく、同じように形成し
ておけばよい。また本ラッチ受け装置は、上下および左
右が対称状に構成されているので、ドアまたは親ドアが
内開き用か外開き用か、右勝手か左勝手か等に関係な
く、かつラッチ受け装置の上下・左右を確認する必要な
く、取り付ければよい。
に、ドア枠または子ドア1に取り付けられた本ラッチ受
け装置の作動状態は、次のようになる。
から突出したラッチ12はラッチ受け装置の面金4に当
接した状態で進行してラッチ係合用凹部5へ突出・係合
するが、本発明のラッチ受け装置では、面金4の両側縁
部にラッチ受け用の折返し縁部10,10を有するとと
もに、摺動ボックス3の前板部7,7にラッチ当接用の
突出し部8が形成してある。
4に当接してドア錠のケース内へ一部が押圧され、面金
4の前面に沿って進行してくるが、この場合に本発明の
ラッチ受け装置では、ドアまたは親ドアが内開き用か外
開き用か、右勝手か左勝手か等に関係なく、ラッチ12
は必ず面金4のいずれの側の折返し縁部10に当接した
後に、面金4の前面に沿って進行することになる(図5
・図6・図7・図8参照)。
チ係合用開口6を経て、摺動ボックス3のラッチ係合用
凹部5内へ突出・係合するが、摺動ボックス3の位置に
よっては、そのラッチ係合用凹部5と面金4の開口6と
が合致せず、面板4の厚みだけ低い位置にある前板部
7,7が開口6内へはみ出ていることがある(図1・図
2・図5・図6・図7・図8参照)。
当接して進行した後、そのまま摺動ボックス3のラッチ
係合用凹部5へ突出・係合せず、一旦落ちて前板部7,
7に当たっ後に、それからラッチ係合用凹部5へ突出・
係合することになり、ラッチ12は言わば二段落ちにな
り、余分な振動・音が生じてしまうおそれがある。
ックス3の両側の前板部7,7に、面金4の厚みにほぼ
等しい高さでラッチ係合用凹部5寄りで低い傾斜状のラ
ッチ当接用突出し部8,8を各々形成してある。そのた
めラッチ12の先端部は、面金4の前面に当接して進行
し、そのまま上記突出し部8の傾斜した上面に受けられ
てから、ラッチ係合用凹部5内へ突出・係合されること
になる(上記図5・図6・図7・図8参照)。
板部7,7に当たることが無くなるので、二段落ちする
ことが無くなり、余分な振動・音が生じず静かにラッチ
がラッチ係合凹部5内へ係合する。なお、このラッチ当
接用の突出し部8,8は、摺動ボックス3の両側の前板
部7,7に各々形成してあるから、ドアまたは親ドアが
内開き用か外開き用か、右勝手か左勝手か等に関係な
く、ラッチは上記と同様に進行してラッチ係合凹部5内
へ突出・係合し、静かに作動することになる(上記図5
・図6・図7・図8参照)。
装置の実施例を示すもので、親子ドアの子ドアに取り付
ける場合で説明する。
に、子ドア1の前端部に形成の受け箱係合凹部内へ係合
可能な受箱2と、該受箱2内で横方向へ可動で、ラッチ
係合用凹部5を有するとともに、該凹部5の両側に前板
部7,7をもつ摺動ボックス3と、該摺動ボックス3の
前面で、子ドア1に形成の面金取付け用の彫込み部13
へ係合させて取り付け可能で、ラッチ係合用開口6をも
つ面金4とを備えたものである。
5・図6・図7・図8で示す如く、ラッチ係合用凹部5
両側に形成した前板部7,7に、ラッチ当接用の突出し
部8,8を各々形成してある。該突出し部8,8の最大
高さは面金4の厚みとほぼ等しく、ラッチ係合用凹部5
側で低い傾斜状に形成している。例えば面金4の厚みが
1.3mm程度なら、該突出し部8,8の最大高さも
1.3mm程度としてあり、そのまま係合用凹部5へ続
くようになっている。
は、ラッチ12の先端部が面金4に当接して移動してき
た際、そのまま続いて該突出し部8,8に当接するよう
に、ラッチ12の先端部の上下方向の長さよりも短いも
のにしてある。例えば該突出し部8,8の上下方向の長
さは5〜7mm程度としておけばよい。また該突出し部
8,8の横幅は、ここでは例えば2mm程度として、ラ
ッチ係合用凹部5側で低くしてある。
5・図6・図7・図8で示す如く、ラッチ係合用開口6
の両内側縁部に、上記ラッチ当接用突出し部8,8が各
々係合可能な凹欠部9,9を形成してある。これは、上
記摺動ボックス3の各側の突出し部8,8を係合可能と
するもので、片側の突出し部8がその側の凹欠部9の奥
端まで係合時に、他方の突出し部8の一部がその側の凹
欠部9内に残っている程度の奥行きとし、ここでは例え
ば3mm程度の奥行きにしてある。
を各々後方へ折り返してラッチ受け用折返し縁部10,
10を形成してある。該折返し縁部10、10間の間隔
は、子ドア1の厚みとほぼ等しいものにしてある。例え
ば子ドア1の厚みが30mmなら面金4の横幅は30.
5mm程度、また子ドア1の厚みが35mmなら面金4
の横幅が35.5mm程度としてある。
が予め子ドア1に取り付けておく場合は、親ドア側のド
ア錠の位置に対応して、図3および図4で示す如く、子
ドア1の前端部に受箱2が係合可能な大きさの受箱係合
用凹所11と、面金4および受箱2の両板材の厚みの和
より僅か大きい深さで、かつ面金4の高さにほぼ等しい
縦方向の長さで切削した面金取付け用彫込み部13を形
成しておく。この彫込み部13の深さは、例えば面金4
の板材の厚みが1mm、受箱2の板材の厚みが1mmと
すれば、両者のかしめ代を含めて2.3mm程度として
ある。この彫込み部13は、子ドア1の前端部に左側面
から右側面へかけて切削して形成しておく。
受箱係合用凹所内に係合させるとともに、面金4を彫込
み部13に係合させた状態で、面金4の取付け用通孔か
ら木ネジを通して、ネジ止めしておけばよい。
13は、左側面から右側面にかけて切削形成すればよい
ので、親ドアが内開き用か外開き用か、右勝手か左勝手
か等に関係なく形成することができる。また本ラッチ受
け装置の取り付けも、親ドアが内開き用か外開き用か、
右勝手か左勝手か等に関係なく、かつラッチ受け装置の
上下・左右を確認する必要なく、取り付ければよい。な
お、建物内でドア枠に取り付ける場合も、上記と同様に
ドア枠の前端部に彫込み部を形成して取り付ければよ
い。
動させるための調節用軸部を示す。ここでは、受箱2の
背部と摺動ボックス3間に、振動防止用ゴム板16と上
記軸部15付の偏心カム14と、該偏心カム14を内接
して係合する丸孔付のゴム板押さえ板17とからなる横
移動機構を有する。上記調節用軸部15をネジ回しで回
動させることで、横移動を規制された偏心カム14が回
動し、該軸部15を軸支した摺動ボックス3を横移動可
能としてある。しかしこの横移動機構は、これに限ら
ず、長孔と取り付けネジ、ピニオンとラック等を用いた
従来技術によってもよいことは勿論である。
受け装置は、ドア枠や子ドアに取り付ける場合に、ドア
の内開き・外開き・右勝手・左勝手等に関係なく取り付
けることができ、面金取付け用彫込み部の切削間違いや
ラッチ受け装置の取り付けミスによるトラブルを無くせ
る。ドアメーカーで子ドアに予めラッチ受け装置を取り
付けておく場合も、親ドアの内開き・外開き等に対応し
て2種類の子ドアを製造・在庫しておく必要も無くな
る。さらに、ラッチ受け装置へラッチが進行し、ラッチ
係合凹部内へ突出・係合する場合の二段落ちを無くし
て、振動・音を少なくすることができる。
のラッチが右または左側のいずれか一側から進行し、突
出・係合できる構造になっていた。そのため、ドアが内
開きか外開きか、右勝手か左勝手か等によって、その取
り付け方を変える必要があった。またドア枠または子ド
アに形成の面金取付け用の彫込み部も、同様にドアが内
開きか外開きか、右勝手か左勝手か等により切削する箇
所を異にした。
に、ドアが内開きか外開きか右勝手か左勝手か等に適応
できるよう取り付ける必要があり、取り付け作業に手間
取るし、ドアメーカーも親ドアの開き方等に対応して2
種類の子ドアを製造・在庫しておく必要があった。もし
取り付け方を誤ると、面金の折返し縁部が役に立たない
し、ラッチが二段落ちして振動・音が増大してしまっ
た。
では、上記の如き構成にしたことにより、上下および左
右が対称状になっている。そのため、ドアが内開きか外
開きか、右勝手か左勝手か等に関係なく、かつラッチ受
け装置の上下・左右を確認することなく取り付けること
ができる。またドア枠または子ドアに形成する面金取付
け用の彫込み部も同様に、ドアの内開き外開き、右勝手
・左勝手等に関係なく形成すればよいので、切削形成が
容易になる。さらにドアメーカーも、内開きと外開き用
の2種類の子ドアを製造・在庫する必要がなく、経済性
にも優れる。
は、ドアが内開きか外開きか、右勝手か左勝手か等に関
係なく、ドア錠のラッチを面金のいずれかの側の折返し
縁部が必ず受けることになり、ドア枠や子ドアの前端部
の損傷やトラブルの発生を無くすことができる。また面
金に沿って進行してきたラッチは、摺動ボックス両側の
前板部に形成のラッチ当接用突出し部が受けることにな
るので、ラッチの二段落ちを無くすことができ、ラッチ
作動時の振動・音を小さくすることができる。
視図である。
である。
枠または子ドアの一部を示す斜視図である。
面図である。
チが係合する場合を示す中央横断平面図である。
チが係合する場合を示す中央横断平面図である。
の位置を変えた状態時に、右側からラッチが係合する場
合を示す中央横断平面図である。
の位置を変えた状態時に、左側からラッチが係合する場
合を示す中央横断平面図である。
は子ドアの一部を示す斜視図である。
平面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】ドア枠または子ドア1の前端部内に設ける
受箱2と、上記受箱2内で横方向へ移動可能で、ラッチ
係合用凹部5をもつ摺動ボックス3と、その前面でラッ
チ係合用開口6をもつ面金4とからなるラッチ受け装置
において、 上記摺動ボックス3には、面金4の厚みにほぼ等しい高
さからラッチ係合用凹部5側で低くなるラッチ当接用の
突出し部8,8を、ラッチ係合用凹部5両側の前板部
7,7に各々形成し、 上記面金4には、開口6の両内側縁部に、上記突出し部
8,8が係合可能な凹欠部9,9を各々形成するととも
に、外側縁を後方へ折り返すラッチ受け用の折返し縁部
10,10を、該面金4の両側に各々形成したことを特
徴とする、ラッチ受け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35321195A JP3354775B2 (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | ラッチ受け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35321195A JP3354775B2 (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | ラッチ受け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09177388A true JPH09177388A (ja) | 1997-07-08 |
JP3354775B2 JP3354775B2 (ja) | 2002-12-09 |
Family
ID=18429316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35321195A Expired - Lifetime JP3354775B2 (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | ラッチ受け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3354775B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100859241B1 (ko) * | 2007-05-30 | 2008-09-18 | 김용혁 | 저소음형 도어로크장치 |
JP2010024767A (ja) * | 2008-07-23 | 2010-02-04 | Miwa Lock Co Ltd | ストライク穴調整構造 |
JP2011052498A (ja) * | 2009-09-04 | 2011-03-17 | Sawa:Kk | 両開き扉用ラッチ錠及び両開き扉構造 |
-
1995
- 1995-12-27 JP JP35321195A patent/JP3354775B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100859241B1 (ko) * | 2007-05-30 | 2008-09-18 | 김용혁 | 저소음형 도어로크장치 |
JP2010024767A (ja) * | 2008-07-23 | 2010-02-04 | Miwa Lock Co Ltd | ストライク穴調整構造 |
JP2011052498A (ja) * | 2009-09-04 | 2011-03-17 | Sawa:Kk | 両開き扉用ラッチ錠及び両開き扉構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3354775B2 (ja) | 2002-12-09 |
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