JPH09177382A - 支柱立設装置 - Google Patents

支柱立設装置

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JPH09177382A
JPH09177382A JP34258795A JP34258795A JPH09177382A JP H09177382 A JPH09177382 A JP H09177382A JP 34258795 A JP34258795 A JP 34258795A JP 34258795 A JP34258795 A JP 34258795A JP H09177382 A JPH09177382 A JP H09177382A
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JP
Japan
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Application number
JP34258795A
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English (en)
Inventor
Tomio Kobayashi
富夫 小林
Tokuji Kimura
督司 木村
Yusuke Takechi
裕介 武智
Shigeyuki Ueda
滋之 上田
Masao Mizutani
征夫 水谷
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モルタルが固まるまでの養生を不要とし、ま
たはモルタル仕上げにより笠木を形成することを不要と
できる支柱の立設装置 【解決手段】 基礎1に設けられる被係止部4を備えた
笠木受け具2と、支柱10が嵌挿される嵌挿孔11を形
成すると共に笠木受け具2の被係止部4に係脱自在の係
止部9を形成した笠木3とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フェンスを施工す
る際の支柱の立設装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のものは、図14及び図1
5に従来例の斜視図が示される。図14及び図15に示
されるように、ブロック基礎101の孔102にモルタ
ルを充填し、そこに支柱103を差し込むと共に楔10
4を打ち込んで支柱103の垂直位置と水平位置を調整
してモルタルが固まるまで養生し、次いでモルタルで孔
102を塞いで、その後モルタル仕上げにより笠木を形
成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例におい
ては、モルタルが固まるまで約一日間養生することが必
要であると共に、モルタル仕上げは専門職によらなけれ
ばできないという不都合があった。本発明はこの点に鑑
みてなされたものであり、モルタルが固まるまでの養生
を不要とし、またはモルタル仕上げにより笠木を形成す
ることを不要とできる支柱の立設装置を提供することを
目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
支柱立設装置は、基礎に設けられる被係止部を備えた笠
木受け具と、支柱が嵌挿される嵌挿孔を形成すると共に
笠木受け具の被係止部に係脱自在の係止部を形成した笠
木とを備えることを特徴とするものである。
【0005】本発明の請求項2記載の支柱立設装置は、
請求項1記載の支柱立設装置において、笠木受け具が基
礎の上面に取り付けられるL型アングルと、該L型アン
グルに取り付けられる受け具本体とから構成されること
を特徴とするものである。
【0006】本発明の請求項3記載の支柱立設装置は、
請求項1又は請求項2記載の支柱立設装置において、笠
木が長手方向に隣接して使用され、笠木に形成された嵌
挿孔が、隣接する笠木の上板端部に形成された切り欠き
部同士を突き合わせて形成されて成ることを特徴とする
ものである。
【0007】本発明の請求項4記載の支柱立設装置は、
請求項1、請求項2又は請求項3記載の支柱立設装置に
おいて、笠木の上板に取り付けられ、支柱を笠木に固定
する支柱固定金具を備えることを特徴とするものであ
る。
【0008】本発明の請求項5記載の支柱立設装置は、
請求項1記載の支柱立設装置において、笠木受け具が基
礎の上面を挟み込み、他方、笠木の上板に長手方向全域
にわたる上方に開口した凹部を形成すると共に該凹部に
支柱が貫通嵌挿される嵌挿孔を形成し、且つ前記凹部を
塞ぐと共に支柱を挟持するスライド自在のカバーを笠木
の上板に設けて成ることを特徴とするものである。
【0009】本発明の請求項6記載の支柱立設装置は、
略一定幅の基礎の上面を挟み込むと共に、両側の上部と
下部に被係止部を備えた笠木受け具と、基礎の幅方向の
中程に隙間を形成してその対向位置に取り付けられる上
板部分と両側板部分とを備える一対の笠木部材で構成さ
れる笠木と、笠木部材の上板部分間に着脱自在に係合し
て前記隙間を塞ぐと共に支柱を挟持する隙間隠し部材と
を備え、各々の笠木部材の一方の側板部分に笠木受け具
の上部の被係止部に係脱自在の上係止部を形成すると共
に、他方の側板部分に笠木受け具の下部の被係止部に係
脱自在の下係止部を形成して成ることを特徴とするもの
である。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一の実施形態で
ある支柱立設装置の分解斜視図である。図2は、同実施
形態である支柱立設装置の断面図である。図3は同実施
形態である支柱立設装置の斜視図である。図4は、同実
施形態である支柱立設装置の斜視図である。図5は、同
実施形態である支柱立設装置の断面図である。図6は同
実施形態である支柱立設装置の施工後の斜視図である。
【0011】図1乃至図6に示されるように、この支柱
立設装置は、笠木受け具2と笠木3とを備えている。笠
木受け具2は基礎1に設けられるものであり、基礎1の
上面に取り付けられる二個のL型アングル5と、該L型
アングル5に取り付けられる受け具本体6とから構成さ
れている。この場合には笠木受け具2が基礎1の上面に
取り付けられるL型アングル5を備えているため、基礎
1の形状にかかわらず、例えば基礎1の幅が一定でない
場合においても、笠木受け具2を基礎1の上面に取り付
けることができる。
【0012】受け具本体6は上方に膨曲した曲面を形成
した上板部15と該上板部15の両側に垂下形成される
垂下部13と該垂下部13から側方に膨出した膨出部2
6の下端で基礎1との間に凹状部を形成する被係止部4
を備えている。
【0013】笠木3は、上方に膨曲した曲面を形成した
上板7と該上板7の両側の端部から内方下方に折れ曲が
った側板8とを備えており、該側板8の下端部に受け具
本体6の下方の被係止部4と係脱自在の係止部9を備え
ている。
【0014】また、笠木3の上板7には支柱10が嵌挿
される嵌挿孔11を適宜箇所に形成している。図1に示
されるように、この場合には複数の笠木3が長手方向に
隣接して使用されるため、笠木3に形成された嵌挿孔1
1は、隣接する笠木3の上板7端部に形成された切り欠
き部25同士を突き合わせて形成されている。
【0015】このように、嵌挿孔11を切り欠き部25
同士を突き合わせて形成することにより、連続した長尺
物の笠木3を使用しなくても、短尺物の笠木3を使用
し、支柱10の両側に短尺物の笠木3を配置して使用す
ることができる。
【0016】さらに、この支柱立設装置は、笠木3の上
板7に取り付けられ、支柱10を笠木3に固定する支柱
固定金具12を備えるものである。
【0017】笠木3及び受け具本体6の材質は金属、プ
ラスチック等を使用できるが、これらはある程度の弾性
を有する構成としている。
【0018】以下に、図1、図2、図5及び図6に基づ
いてこの支柱立設装置の使用方法について説明する。先
ず、基礎1に二個のL型アングル5の上片14が基礎1
の幅方向に平行に対向するように配置してL型アングル
5の下片27にコンクリート釘等を挿通して、L型アン
グル5を基礎1に取り付ける。
【0019】次いで、受け具本体6の垂下部13をL型
アングル5の上片14にねじ等で固定する。同様な方法
で基礎1の適宜箇所に受け具本体6を取り付ける。この
状態が図1及び図2に示される。
【0020】次いで、笠木3の嵌挿孔11が支柱10が
嵌挿される位置にくるように位置決めして、笠木3の一
方の側板8の下端部の係止部9を受け具本体6の一方の
被係止部4に係止して、笠木3の上板7を受け具本体6
の上板部15に当接して、笠木3の他方の側板8の下端
部の係止部9を受け具本体6の他方の被係止部4に係止
することにより、笠木3を受け具本体6に取り付ける。
この状態が図5に示される。なお、笠木3及び受け具本
体6は弾性を有しているため、ワンタッチで取り付ける
ことができる。
【0021】一方、支柱10は笠木3の嵌挿孔11に嵌
挿されると共に、基礎1の孔に予め充填されたモルタル
の中に埋設される。
【0022】次いで、支柱10の垂直位置と水平位置を
調整しながら、支柱固定金具12を笠木3の上板7と支
柱10にねじ等で固定する。これにより支柱10の施工
を完了する。この状態が図6に示される。同様の方法で
適宜箇所に支柱10を立設してフェンスの施工に供する
ものである。
【0023】この場合、笠木3は受け具本体6を介して
基礎1に取り付けられることにより、モルタル仕上げに
より笠木3を形成することが不要となる。また、支柱1
0を支柱固定金具12で固定することにより、基礎1の
孔に充填されたモルタルが固まるまでの間にも支柱10
は一定の固定強度を確保できるため、基礎1の孔に充填
されたモルタルが固まるまでの養生が不要となる。以上
により、省施工化を図ることが出来る。
【0024】図7は、本発明の別の実施形態である支柱
立設装置の断面図である。図8は、同実施形態である支
柱立設装置の斜視図である。図9は、同実施形態である
支柱立設装置の要部分解斜視図である。
【0025】図7乃至図9に示されるように、この支柱
立設装置は、笠木受け具2が一定の幅で形成される基礎
1の上面を挟み込んでいる。即ち、笠木受け具2は、平
面で形成される上板部15と該上板部15の両側に垂下
形成される垂下部13と該垂下部13から突設される被
係止部4を備えており、上板部15と垂下部13とで、
基礎1の上部を挟み込んでいる。
【0026】笠木3は、上方に膨曲した曲面を形成した
上板7と該上板7の両側の端部から内方下方に折れ曲が
った側板8とを備えており、該側板8の下端部に受け具
本体6の下方に設けられた被係止部4と係脱自在の係止
部9を備えている。
【0027】また、笠木3の上板7の中央部に長手方向
全域にわたる上方に開口した凹部16を形成すると共に
該凹部16に支柱10が貫通嵌挿される嵌挿孔11を形
成し、且つ前記凹部16を塞ぐと共に支柱10を挟持す
るスライド自在のカバー17を笠木の上板7に設けてい
る。
【0028】カバー17は笠木3の凹部16の側端で上
板7の裏側にこれと平行に形成された長手方向全域にわ
たる溝部18に挟み込まれ、溝部18に沿ってスライド
自在となっている。
【0029】以下に、図8に基づいてこの支柱立設装置
の使用方法について説明する。先ず、基礎1の適宜箇所
に笠木受け具2を挟み込み、必要に応じて、上板部15
又は垂下部13にコンクリート釘等を挿通して、笠木受
け具2を基礎1に取り付ける。
【0030】次いで、笠木3の嵌挿孔11が支柱10が
嵌挿される位置にくるように位置決めして、笠木3の一
方の係止部9を笠木受け具2の一方の被係止部4に係止
すると共に、笠木3の他方の係止部9を受け具本体6の
他方の被係止部4に係止することにより、笠木3を笠木
受け具2に取り付ける。なお、笠木3及び笠木受け具2
は弾性を有しているため、ワンタッチで取り付けること
ができる。
【0031】一方、支柱10は笠木3の嵌挿孔11に嵌
挿されると共に、基礎1の孔に予め充填されたモルタル
の中に埋設される。
【0032】次いで、支柱10の垂直位置と水平位置を
調整しながら、カバー17を溝部18に沿ってスライド
させて支柱10に当接させてこれを挟持する。この場合
カバー17をスライドさせることにより、支柱10を挟
持することができるので、施工が容易である。以上によ
り支柱10の施工を完了する。この状態が図8に示され
る。同様の方法で適宜箇所に支柱10を立設してフェン
スの施工に供するものである。
【0033】この場合には、笠木3は受け具本体6を介
して基礎1に取り付けられることにより、モルタル仕上
げにより笠木3を形成することが不要となる。また、支
柱10をカバー17で挟持することにより、基礎1の孔
に充填されたモルタルが固まるまでの間にも支柱10は
一定の固定強度を確保できるため、基礎1の孔に充填さ
れたモルタルが固まるまでの養生が不要となる。以上に
より、省施工化を図ることが出来る。
【0034】図10は、本発明の更に別の実施形態であ
る支柱立設装置の斜視図である。図11は、同上実施形
態である支柱立設装置の断面図である。図12は、同実
施形態である支柱立設装置の斜視図である。図13は、
同実施形態である支柱立設装置の施工後の断面図であ
る。
【0035】図10乃至図13に示されるように、この
支柱立設装置は、笠木受け具2が一定の幅で形成される
基礎1の上面を挟み込んでいる。即ち、笠木受け具2
は、平面で形成される上板部15と、該上板部15に立
設形成される被係止部4aと、前記上板部15に垂下形
成される垂下部13と該垂下部13から突設される被係
止部4bを備えており、上板部15と垂下部13とで、
基礎1の上部を挟み込んでいる。
【0036】笠木3は基礎1の幅方向の中程に一定幅の
隙間を形成して、基礎1の幅方向の中程に隙間を形成し
てその対向位置に取り付けられる一対の笠木部材20で
構成されており、各々の笠木部材20は、上方に膨曲し
た曲面を形成した上板部分21と該上板部分21の両側
の端部から内方下方に折れ曲がった側板部分22とを備
えており、一方の側板部分22の下端部に笠木受け具2
の上部の被係止部4aに係脱自在の上係止部9aを形成
すると共に、他方の側板部分22の下端部に下部の被係
止部4bに係脱自在の下係止部9bを形成し、両笠木部
材20により形成される隙間を塞ぐと共に支柱10を挟
持する着脱自在の隙間隠し部材23を笠木3の上面に設
けている。
【0037】隙間隠し部材23は、笠木部材20の上板
部分21に立設された立ち上がり片24の外側から支柱
10を挟持するように立ち上がり片24に嵌め込まれ
る。この場合には、隙間隠し部材23を嵌め込むことに
より、支柱10を挟持することができるので、施工が容
易である。
【0038】隙間隠し部材21の材質は、金属、プラス
チック等を使用でき、その形状は断面略コ字状であり、
ある程度の弾性を有する構成としており、笠木部材20
の立ち上がり片24にワンタッチで嵌め込まれるもので
ある。笠木部材20及び笠木受け具2の材質は、金属、
プラスチック等を使用できるが、これらはある程度の弾
性を有する構成としている。
【0039】以下に、図10、図11及び図12に基づ
いてこの支柱立設装置の使用方法について説明する。先
ず、基礎1の適宜箇所に笠木受け具2を挟み込み、必要
に応じて、上板部15又は垂下部13にコンクリート釘
等を挿通して、笠木受け具2を基礎1に取り付ける。
【0040】次いで、各々の笠木部材20の一方の側板
部分22の下端部の上係止部9aを笠木受け具2の上部
の被係止部4aに係止すると共に、他方の側板部分22
の下端部の下係止部9bを笠木受け具2の下部の被係止
部4bに係止することにより、各々の笠木部材20を笠
木受け具2に取り付ける。なお、笠木部材20及び笠木
受け具2は弾性を有しているため、ワンタッチで取り付
けることができる。一方、支柱10は基礎1の孔に予め
充填されたモルタルの中に埋設される。
【0041】次いで、支柱10の垂直位置と水平位置を
調整しながら、着脱自在の隙間隠し部材23を支柱10
に当接させると共に笠木部材20の立ち上がり片24の
外側に嵌め込んで、両笠木部材20の上板部分21間の
隙間を塞ぐ。以上により支柱10の施工を完了する。こ
の状態が図13に示される。同様の方法で適宜箇所に支
柱10を立設してフェンスの施工に供するものである。
【0042】この場合には、笠木3は笠木受け具2を介
して基礎1に取り付けられることにより、モルタル仕上
げにより笠木3を形成することが不要となる。また、隙
間隠し部材23を支柱10に当接させることにより、支
柱10を挟持することができるので、基礎1の孔に充填
されたモルタルが固まるまでの間にも支柱10は一定の
固定強度を確保できるため、基礎1の孔に充填されたモ
ルタルが固まるまでの養生が不要となる。以上により、
省施工化を図ることが出来る。
【0043】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の支柱立設装置
は、笠木は笠木受け具を介して基礎に取り付けられるこ
とにより、モルタル仕上げにより笠木を形成することが
不要となり、省施工化を図ることができる。
【0044】本発明の請求項2記載の支柱立設装置は、
請求項1記載の支柱立設装置の効果に加えて、笠木受け
具が基礎の上面に取り付けられるL型アングルを備えて
いるため、基礎の幅が一定でなくても笠木受け具を基礎
の上面に取り付けることができる。
【0045】本発明の請求項3記載の支柱立設装置は、
請求項1又は請求項2記載の支柱立設装置の効果に加え
て、嵌挿孔を隣接する笠木の上板端部に形成された切り
欠き部同士を突き合わせて形成することにより、連続し
た長尺物の笠木を使用しなくても、短尺物の笠木を使用
し、支柱の両側に短尺物の笠木を配置して使用すること
ができる。
【0046】本発明の請求項4記載の支柱立設装置は、
請求項1、請求項2又は請求項3記載の支柱立設装置の
効果に加えて、支柱を支柱固定金具で固定することによ
り、基礎の孔に充填されたモルタルが固まるまでの間に
も支柱は一定の固定強度を確保できるため、基礎の孔に
充填されたモルタルが固まるまでの養生が不要となり、
さらに省施工化を図ることができる。
【0047】本発明の請求項5記載の支柱立設装置は、
請求項1記載の支柱立設装置の効果に加えて、カバーを
スライドさせて支柱に当接させてこれを挟持することが
できるので、基礎の孔に充填されたモルタルが固まるま
での間にも支柱は一定の固定強度を確保できるため、基
礎の孔に充填されたモルタルが固まるまでの養生が不要
となり、さらに省施工化を図ることができる。
【0048】本発明の請求項6記載の支柱立設装置は、
笠木は笠木受け具を介して基礎に取り付けられることに
より、モルタル仕上げにより笠木を形成することが不要
となる。また、隙間隠し部材を支柱に当接させることに
より、支柱を挟持することができるので、基礎の孔に充
填されたモルタルが固まるまでの間にも支柱は一定の固
定強度を確保できるため、基礎の孔に充填されたモルタ
ルが固まるまでの養生が不要となる。以上により、省施
工化を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施形態である支柱立設装置の分
解斜視図である。
【図2】同上実施形態である支柱立設装置の断面図であ
る。
【図3】同上実施形態である支柱立設装置の斜視図であ
る。
【図4】同上実施形態である支柱立設装置の斜視図であ
る。
【図5】同上実施形態である支柱立設装置の断面図であ
る。
【図6】同上実施形態である支柱立設装置の施工後の斜
視図である。
【図7】本発明の別の実施形態である支柱立設装置の断
面図である。
【図8】同上実施形態である支柱立設装置の斜視図であ
る。
【図9】同上実施形態である支柱立設装置の要部分解斜
視図である。
【図10】本発明の更に別の実施形態である支柱立設装
置の斜視図である。
【図11】同上実施形態である支柱立設装置の断面図で
ある。
【図12】同上実施形態である支柱立設装置の斜視図で
ある。
【図13】同上実施形態である支柱立設装置の施工後の
断面図である。
【図14】従来例の斜視図である。
【図15】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 基礎 2 笠木受け具 3 笠木 4 被係止部 5 L型アングル 6 受け具本体 9 係止部 9a 上係止部 9b 下係止部 10 支柱 11 嵌挿孔 12 支柱固定金具 16 凹部 17 カバー 20 笠木部材 23 隙間隠し部材 25 切り欠き部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 滋之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 水谷 征夫 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎に設けられる被係止部を備えた笠木
    受け具と、支柱が嵌挿される嵌挿孔を形成すると共に笠
    木受け具の被係止部に係脱自在の係止部を形成した笠木
    とを備えることを特徴とする支柱立設装置。
  2. 【請求項2】 笠木受け具が基礎の上面に取り付けられ
    るL型アングルと、該L型アングルに取り付けられる受
    け具本体とから構成されることを特徴とする請求項1記
    載の支柱立設装置。
  3. 【請求項3】 笠木が長手方向に隣接して使用され、笠
    木に形成された嵌挿孔が、隣接する笠木の上板端部に形
    成された切り欠き部同士を突き合わせて形成されて成る
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の支柱立設
    装置。
  4. 【請求項4】 笠木の上板に取り付けられ、支柱を笠木
    に固定する支柱固定金具を備えることを特徴とする請求
    項1、請求項2又は請求項3記載の支柱立設装置。
  5. 【請求項5】 笠木受け具が略一定幅の基礎の上面を挟
    み込み、他方、笠木の上板に長手方向全域にわたる上方
    に開口した凹部を形成すると共に該凹部に支柱が貫通嵌
    挿される嵌挿孔を形成し、且つ前記凹部を塞ぐと共に支
    柱を挟持するスライド自在のカバーを笠木の上板に設け
    て成ることを特徴とする請求項1記載の支柱立設装置。
  6. 【請求項6】 略一定幅の基礎の上面を挟み込むと共
    に、両側の上部と下部に被係止部を備えた笠木受け具
    と、基礎の幅方向の中程に隙間を形成してその対向位置
    に取り付けられる上板部分と両側板部分とを備える一対
    の笠木部材で構成される笠木と、笠木部材の上板部分間
    に着脱自在に係合して前記隙間を塞ぐと共に支柱を挟持
    する隙間隠し部材とを備え、各々の笠木部材の一方の側
    板部分に笠木受け具の上部の被係止部に係脱自在の上係
    止部を形成すると共に、他方の側板部分に笠木受け具の
    下部の被係止部に係脱自在の下係止部を形成して成るこ
    とを特徴とする支柱立設装置。
JP34258795A 1995-12-28 1995-12-28 支柱立設装置 Pending JPH09177382A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009024372A (ja) * 2007-07-19 2009-02-05 Ueda Corporation:Kk 手摺の取付装置
FR3143056A1 (fr) * 2022-12-07 2024-06-14 ls conception Dispositif de liaison entre une couvertine et un poteau de cloture

Cited By (3)

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