JP2009024372A - 手摺の取付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】21世紀都市居住緊急促進事業の各要件項目に適合するよう補強材の完全な抜け止め効果が得られるようにして安全に手摺支柱の取付施工が行えるようにする。
【解決手段】中空の手摺支柱Qを被せる補強材2と、該補強材2の下端部に突設したストッパー3と、コンクリート躯体・堰壁P上の挿入用孔11の内側対向面に予め形成した挿入溝12aおよびスライド溝12bからなる逆T字形またはL字形の装着溝部12とを備える。補強材2から出ているストッパー3の両端部は、前記装着溝部12の挿入溝12aに沿って挿入可能とし、且つ挿入後にスライド溝12bに沿って前後方向にスライド移動可能とする。補強材2自体は、下端側面に貫挿したストッパー3に沿って左右方向に移動可能とし、且つ該ストッパー3を中心軸として前後方向に傾倒可能とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、建築物屋上の周縁部・ベランダ廊下等の外縁部等のコンクリート堰壁、施工後のコンクリート躯体に形成された挿入用孔に補強材を介して手摺を取り付け可能とした手摺の取付装置に関する。
近年、環境・資源問題の深刻化、進展する高齢化社会への対応、防災上危険な市街地の未整備等、多岐にわたる都市・住宅問題に対処すると共に、21世紀を通して良質なストックとして活用できる集合住宅の整備を促進するための21世紀都市居住緊急促進事業が進められている。この事業の住宅要件としては、第1に環境・資源問題への対応として、エネルギーの使用の合理化に関する法律に基づく省エネルギー基準を満たすこと、および高耐久性仕様、スケルトン・インフィル分離ルールの導入等、省資源化に資することが要求されている。また第2に高齢化社会への対応として、高齢者の身体機能に配慮した加齢対応構造であることが要求されている。そして、第3に防災安全性への寄与として、地震被災時における躯体の保全に配慮した構造設計であること、および避難場所・避難地として活用可能な空地の整備を図る等長期にわたり市街地の安全性向上に資する事業であることが要求されている。さらに、第4に都市緑化対策として、空地の面積の敷地面積に対する割合が、1から建築基準法第53条の規定により建築面積の敷地面積に対する割合の最高限度を減じた数値に10分の2を加えた数値以上となるよう空地を確保することが要求される。
このような要件を満たすべく、建築物屋上の周縁部・ベランダ廊下等の外縁部等のコンクリート堰壁、施工後のコンクリート躯体に手摺を設置する場合には、補強材をコンクリート床部の端に形成した設置用穴に挿入してエポキシ樹脂系接着剤やグラウトを注入し硬化養生して該補強材に手摺が据え付けられるものとなっている。このような手摺の基本構造は、支柱の上端に手摺を架設したものであるので、コンクリート床部に補強材を如何に安定して固定するかについて、様々な方法を用いることの提案がなされている。
例えば、特許文献1に開示されているように、中空の手摺支柱を被せるジョイントスリーブ体と、コンクリート躯体・堰壁上に穿設され、内部に接着剤が充填される取付穴に挿入され、硬化養生してジョイントスリーブ体自体を立設固定させる手摺支柱の取付装置なる技術が提案されいる。これは、ジョイントスリーブ体の下端部側にボルト・ネジをタッピング状に捩じ込ませて頭部をジョイントスリーブ体下方側へ突出配置させるビスホール部を備え、ビスホール部はアルミニウム材の押出成型によって形成されたジョイントスリーブ体の内壁面もしくは外壁面に一体形成されており、当該ジョイントスリーブ体の一端側をビスホール部を残して一部切除することにより、ジョイントスリーブ体の一端側からビスホール部による脚部が延設形成されるものとしている。
特許第3678717号公報
しかしながら、このような従来例においては、建築物屋上の周縁部・ベランダ廊下等の外縁部等のコンクリート堰壁、施工後のコンクリート躯体に手摺支柱を設置する場合、特許文献1におけるように、例えばハンマードリル等でコンクリート躯体・堰壁上に挿入用孔を穿設する必要がある。このため、コンクリート切粉が出て粉塵が生起して環境・資源問題に十分に対応できなくなるから、21世紀都市居住緊急促進事業における住宅要件を満たさない。
また、従来の工法は、コンクリート躯体・堰壁上に穿設された挿入用孔に補強材が挿入固定され、該補強材を介して手摺支柱を取り付けるのであるが、補強材が挿入されている挿入用孔に充填された補強材固定用のエポキシ樹脂系接着剤やグラウト等が硬化完了するまでの間、あるいは硬化が不良であった場合には、補強材が挿入用孔から簡単に抜けてしまう虞があり大変危険な作業となる。さらに、手摺支柱同士の前後左右の位置を調整したり、手摺支柱同士の傾きを調整したりする場合には、コンクリート躯体・堰壁側の挿入用孔に対する補強材の設置を度々変更しなければならず、非常に面倒な作業となる。
そこで、本発明は叙上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、例えばハンマードリル等でコンクリート躯体・堰壁上に穴を開ける必要がなく、コンクリート切粉が発生せず、粉塵が起きないことで周囲を汚損させることなく、環境・資源問題に十分対応でき、取付時間を短縮化でき、且つ防災安全性に十分寄与でき、さらに地震被災時における躯体の保全に配慮した構造設計となる21世紀都市居住緊急促進事業の各要件項目に適合したものとすることができると共に、補強材が挿入されている挿入用孔に充填されたエポキシ樹脂系接着剤やグラウト等が硬化完了するまでの間、あるいは硬化が不良であった場合においても、補強材の完全な抜け止め効果が得られるようにして安全に施工を行うことができるものとした手摺の取付装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明にあっては、中空の手摺支柱Qが被せられる補強材2と、該補強材2の下端部に突設されたストッパー3と、コンクリート躯体・堰壁P上の挿入用孔11の内側対向面に予め、例えば鉛直方向に沿うように形成した挿入溝12aおよび例えば水平方向に沿うように形成したスライド溝12bからなる逆T字形またはL字形の装着溝部12とを備え、補強材2から出ているストッパー3の両端部は、前記装着溝部12の挿入溝12aに沿って挿入可能とし、且つ挿入後にスライド溝12bに沿って前後方向にスライド移動可能としたものである。
また、ストッパー3は補強材2の下端部に左右方向から貫挿させることで設けることができ、このようにして、補強材2自体は、該補強材2の下端部にスライド自在に貫挿したストッパー3に沿って左右方向に移動可能としたものとすることができる。
補強材2自体は、下端部に突設されているストッパー3を中心軸として前後方向に傾倒可能としたものとすることができる。
補強材2は、ストッパー3の両端部が挿入溝12aに沿って挿入された位置で両側から仮設用のクサビ体5を打ち込むことで当該補強材2を挿入用孔11に仮固定可能にしたものとすることができる。
補強材2は、挿入用孔11内への挿入配置後にエポキシ樹脂系接着剤SまたはグラウトGの注入により硬化養生されるものして構成することができる。
以上のように構成された本発明に係る手摺の取付装置にあって、補強材2の下端部から突設されているストッパー3を、コンクリート躯体・堰壁P上に予め形成した挿入用孔11の挿入溝12aに沿って挿入し、スライド溝12b位置に至ると、当該ストッパー3はスライド溝12bに沿って前後に移動可能となり、これにより補強材2自体を挿入用孔11に係止させると同時に補強材2の前後スライド位置の調整を可能にさせる。
補強材2にスライド自在に貫挿したストッパー3に沿って左右方向に移動可能とした補強材2は、当該補強材2の左右スライド位置の調整を可能にさせる。
ストッパー3を中心軸として前後方向に傾倒可能とした補強材2は、当該補強材2の前後方向の傾き調整を可能にさせる。
仮設用のクサビ体5は、ストッパー3が挿入用孔11の挿入溝12aに沿って挿入した際に、挿入用孔11と補強材2との間に形成されている隙間に打ち込まれることで当該補強材2を挿入用孔11に仮固定させる。
補強材2の挿入後に挿入用孔11内へ注入されたエポキシ樹脂系接着剤SまたはグラウトGは、その硬化養生後にはストッパー3自体を挿入用孔11に強固に固定させる。
本発明によれば、例えばハンマードリル等でコンクリート堰壁・躯体P上に穴を開ける必要がなく、コンクリート切粉が発生せず、粉塵が起きないことで周囲を汚損させずに済み、環境・資源問題に十分対応できると共に、取付時間を短縮化し、且つ防災安全性に十分寄与でき、さらに地震被災時における躯体Pの保全に配慮した構造設計となる21世紀都市居住緊急促進事業の各要件項目に適合することができると共に、補強材2が挿入されている挿入用孔11に充填されたエポキシ樹脂系接着剤SやグラウトG等が硬化完了するまでの間、あるいは硬化が不良であった場合においても、補強材2の完全な抜け止め効果が得られるようにして安全に施工を行うことができる。
すなわち、これは本発明が、中空の手摺支柱Qが被せられる補強材2と、該補強材2の下端部に突設されたストッパー3と、コンクリート躯体・堰壁P上の挿入用孔11の内側対向面に予め形成した挿入溝12aおよびスライド溝12bからなる逆T字形またはL字形の装着溝部12とを備え、補強材2から出ているストッパー3の両端部は、前記装着溝部12の挿入溝12aに沿って挿入可能とし、且つ挿入後にスライド溝12bに沿って前後方向にスライド移動可能としたからであり、これにより、挿入用孔11に対する補強材2の完全な抜け止め効果が得られるようにして安全且つ簡単に施工を行うことができると共に手摺取付専門工事業者でなくても容易に施工できる。しかも、補強材2は挿入用孔11内でスライド溝12bに沿って前後方向へのスライド移動が可能なため、手摺支柱Qの施工誤差等に対応することができる。
また、手摺支柱Qが被せられる補強材2は、挿入用孔11内での位置を調整可能とした装着溝部12に対しストッパー3が挿入係止されているため、手摺支柱Q自体の交換が容易であり、しかも補強材2の位置調整のためにコンクリート堰壁・躯体P側における挿入用孔11の全面的な改良を行う必要が無く、保全に配慮した構造設計となる。
また、補強材2のみを設置、すなわち補強材2を固定設置後のフェンスFを取り付ける前においては、これらの補強材2に足場用単管パイプLをクランプ金具K等で接続すれば仮設落下防止用足場として使用できる。さらに、補強材2への手摺支柱Qの取付は、当該補強材2の取付作業の後工程にて容易に施工できるため、当該補強材2に多少の傷や汚れ等が付いても問題が無く、取付費のコストダウンを含め、手摺支柱Qに対する施工時での傷や汚れ等の影響が少なくなり、且つ補修・クリーニング費の削減となる。
補強材2自体は、該補強材2の下端部にスライド自在に貫挿したストッパー3に沿って左右方向に移動可能としたので、手摺取付場所における左右方向のあらゆる施工誤差に対応できる。
補強材2自体は、下端部に突設されているストッパー3を中心軸として前後方向に傾倒可能としたので、手摺取付場所における前後方向で傾斜調整でき、その施工誤差に対応できる。
補強材2は、ストッパー3の両端部が挿入溝12aに沿って挿入された位置で両側から仮設用のクサビ体5を打ち込むことで当該補強材2を挿入用孔11に仮固定可能にしたので、これを仮設落下防止用手摺の取付装置としても使用することができ、しかも仮設落下防止用手摺の解体も容易に行える。
また、仮設落下防止用手摺が不要となった際には、例えばアクリル樹脂製等のパネル、ガラス板、あるいは縦格子状等のフェンスFを取り付けてなる既製の手摺支柱Qを補強材2に組み込み施工すれば施工コストの削減が可能となる。
補強材2は、挿入用孔11内への挿入配置後にエポキシ樹脂系接着剤SまたはグラウトGの注入により硬化養生されるものとしたので、これが硬化した後では、補強材2に貫挿したストッパー3により強固な強度が得られると同時に挿入用孔11内の防水効果が得られる。
尚、上記の課題を解決するための手段、発明の効果の項夫々において付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付したもので、図面中の符号によって示された構造・形状に本発明が限定されるものではない。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の一形態を説明する。図において示される符号1は、建築物屋上の周縁部・ベランダ廊下の外縁部等のコンクリート躯体・堰壁Pの養生時に、予め所定間隔おきに形成された後述する挿入用孔11によって立設される例えばアルミニウム押出成型材製の手摺支柱Qの取付装置本体である。
この取付装置本体1は、図1乃至図3に示すように、中空の筒状の手摺支柱Qを被せるための手摺支柱Q取付用の補強材2と、該補強材2の下部側面から水平方向に貫通挿入させることで、補強材2の下端部両側面に突設されるストッパー3と、図4乃至図6に示すように、コンクリート躯体・堰壁P上の挿入用孔11の内側対向面に予め形成した縦溝状の挿入溝12aおよび横溝状のスライド溝12bからなる逆T字形またはL字形の装着溝部12とから構成されている。
この補強材2は、図5に示すように、平行2辺の相対峙した側壁部2a同士を幅広なウエブ2bで連結して断面で略I型に形成されて成り、ウエブ2bの内部を縦方向に沿って貫通する3列の孔部4a,4b,4cを備えている。そして、各孔部4a,4b,4cの内側面には、等間隔毎に例えば4箇所の挿入溝条が互いに内側に向けて相対峙するように長手方向に沿って形成されている。
また、補強材2の下部において下端開口側よりも若干上側には、相対峙するウエブ2bそれぞれを横断するように1つの貫通孔が開穿形成されており、該貫通孔にはストッパー3を、補強材の左右方向でスライド自在となるように貫挿させてある。このとき貫通孔は、ウエブ2bの3列の孔部4a,4b,4cのうち例えば中央の孔部4bに対応して設けられ、ストッパー3はこの中央の孔部4bを貫通させている。
一方、コンクリート躯体・堰壁Pに形成されている挿入用孔11は、コンクリート打設前の型枠に設けられている略矩形状の打ち込み治具によって形成される。この打ち込み治具の両側面には、逆T字形またはL字形の突起を備えており、型枠へのコンクリート打設後に、打ち込み治具によって挿入用孔11と同時に、当該挿入用孔11の内側対向面に挿入溝12aおよびスライド溝12bからなる逆T字形またはL字形の装着溝部12が形成されるようにしてある(図4乃至図5参照)。尚、コンクリート養生後には、この打ち込み治具は、型枠と共に解体されるものとしてある。
この挿入用孔11側面に形成される装着溝部12において、その挿入溝12aはコンクリート躯体・堰壁Pのほぼ鉛直方向に沿うように形成され、上端部はコンクリート躯体・堰壁P上面で外部と連通するように開放されている。また、スライド溝12bは挿入溝12aの下端位置で連続していて、コンクリート躯体・堰壁Pにおけるほぼ水平方向に沿うように形成されている。このようにして、補強材2におけるストッパー3が挿入溝12aの上部開放口から挿入され、その後、スライド溝12b位置に至ると、スライド溝12bに沿って水平方向で前後等にスライドできるようにしてある。
このような逆T字形またはL字形の装着溝部12を形成するためには、打ち込み治具の両側面に逆T字形またはL字形の突起を形成する替わりに、コ字形枠状の既製の金属製アングル材を使用したり、既製の目地棒を使用したりして装着溝部12を形成することができる。このとき、目地棒にあっては、挿入用孔11の打ち込み治具に対し粘着テープ等によって仮固定され、コンクリート打設後には、この打ち込み治具と同時に解体されるものである。このようにコ字形枠状の金属製アングル材や目地棒は既製品のため、かなりのコストダウンとなる。尚、このような装着溝部12の形成方法は、本発明を何等拘束するものではなく、種々の異なる方法で装着溝部12を形成しても良いことは勿論である。
図3、図11乃至図13に示すように、補強材2に被せられる中空の手摺支柱Qは、例えばアルミニウム材の押出成型により、下向に開口された嵌着孔を有する角筒状に形成され、補強材2のウエブ2bに平行な嵌着孔の相対向する内壁面には、補強材2の孔部4a,4b,4cに対向して例えば2つの支柱側ビスホール部が形成されている。
この嵌着孔の内壁の各辺の長さは補強材2の側壁部2a、ウエブ2bそれぞれの長さに合致するように形成されており、嵌着孔内に補強材2が挿入配置された際に、嵌着孔の相対向する内壁面に補強材2の相対向する側壁部2aの外面側がそれぞれ密着状に当接配置されるものとしてある。
また、手摺支柱Qによって構成される手摺は、図3に示すように、当該手摺支柱Qの下方側面同士に横架状に付設した下枠と、手摺支柱Qの上端同士に笠木を介して横架状に付設した上枠との間に、例えばアクリル樹脂板製等のパネル、ガラス板、あるいは縦格子状等のフェンスFを取り付けることによって形成される。
そして、図4(a)または図5(a)に示すように、補強材2から出ているストッパー3の両端部を前記装着溝部12の挿入溝12aに沿って挿入させ、挿入後には図5(b)に示すように、スライド溝12bに沿って前後方向にスライド移動可能とすることにより、挿入用孔11に対する補強材2の完全な抜け止め効果が得られるようにしてある。
これと同時に、補強材2自体は、図6に示すように、ストッパー3に沿って左右方向にスライド移動可能となり、さらに図9に示すように、ストッパー3を中心軸として前後方向に傾倒可能となるようにしてある。こうして、挿入用孔11に対し補強材2の前後左右の位置調整および傾き調整が適宜行えるものとなる。
また、逆T字形またはL字形の装着溝部12の他の例としては、図12に示すように、挿入溝12aを例えば前方側寄りもしくは後方側よりに形成配置させても良い。このとき、中央の孔部2bを貫挿突設しているストッパー3はこの挿入溝12aに沿って挿入され、スライド溝12bに沿って後方もしくは前方にスライド移動させれば、挿入用孔11の中央で補強材2が係止される。尚、この状態においても、補強材2は、ストッパー3を中心軸として前後方向に傾倒可能となる。
また、図11に示すように、補強材2の貫通孔をウエブ2bの3列の孔部4a,4b,4cのうち例えば一端側の孔部4aもしくは孔部4cに対応して設け、ストッパー3はこの孔部4aもしくは孔部4cを貫通させるように取り付けられても良い。
このとき、挿入溝12aが中央に形成配置されていても、ストッパー3の挿入溝12aに沿っての挿入後に、中央の孔部4bと挿入溝12aとの位置が一致するようにストッパー3をスライド溝12bに沿ってスライド移動させれば、挿入用孔11の中央で補強材2が係止される。尚、この状態においても、補強材2は、ストッパー3を中心軸として前後方向に傾倒可能となる。
また、図1、図2、図4に示すように、この取付装置本体1を仮設落下防止用手摺の解体可能な取付装置として使用する場合には、補強材2は、ストッパー3の両端部が挿入溝12aに沿って挿入された位置で両側から仮止め用のクサビ体5を打ち込むことで当該補強材2を挿入用孔11に仮固定されるようにする。すなわち、仮止め用のクサビ体5は、ストッパー3が挿入用孔11の挿入溝12aに沿って挿入した際に、挿入用孔11の内側面と、補強材2の側壁部2aとの間に形成される前後一対の隙間にそれぞれ打ち込まれ、補強材2をほぼ鉛直状配置となるように調整維持されるものとしてある。
この取付装置本体1を手摺支柱Qの取付装置として使用する場合には、図10に示すように、補強材2を挿入用孔11内へ挿入配置させた後、当該挿入用孔11内に、例えば金属疲労が無く且つ耐水性・耐熱性・耐摩耗性等を有するエポキシ樹脂系接着剤SまたはグラウトG等を注入することにより硬化養生されるものとしてある。
また、補強材2の他の形態例としては、3列の孔部4a,4b,4cを備えた略I型の補強材2を使用する替わりに、図7、図8、図13に示すように、2列の孔部4a,4bを備えた略H型の補強材2を使用しても良い。このとき、ストッパー3は、両孔部4a,4bのうちいずれか一方を貫通するように取り付けられる。
このとき、図13(a)に示すように、挿入用孔11内の中央の挿入溝12aに沿って挿入されたストッパー3をスライド溝12bに沿って前方もしくは後方に若干移動させることで補強材2は挿入用孔11内の中央に配置される。
また、図13(b)に示すように、挿入溝12aが挿入用孔11内の例えば前方側寄りにずらした状態で形成配置されていれば、挿入溝12aに挿入したストッパー3をスライド溝12bに沿って後方に若干移動させることで補強材2は挿入用孔11内の中央に配置させることができる。
尚、この挿入用孔11内の挿入溝12aの形成位置と、補強材2に対するストッパー3の取付位置の組み合わせは、補強材2が挿入用孔11内の中央において係止配置できるのであれば、どのような組み合わせ形態であっても良い。
次に、以上のように構成された最良の形態についての組立、使用の一例について説明する。先ず、図1および図2に示すように、補強材2を仮設落下防止用手摺として使用する場合には、補強材2の下端部に開穿形成した貫通孔にストッパー3を貫挿することで突設させる。そして先ず、図4(a)に示すように、この補強材2から出ているストッパー3の両端をコンクリート堰壁・躯体Pの挿入用孔11の相対向する内壁にある装着溝部12の挿入溝12aの上部から挿入する。
そして、図4(b)および図4(c)に示すように、挿入用孔11の内側面と、補強材2の側壁部2aとの間に形成されている前後一対の隙間それぞれに仮設用のクサビ体5を打ち込む。
補強材2の設置後には、図2に示すように、開閉自在となってネジ止めされる環状の締結部材を互いに直角に角度自在に連結してなるクランプ金具Kの一方の締結部材側を補強材2上端に嵌め込み固定し、他方の締結部材側に長尺な足場用単管パイプLを挿通させて締結保持することで例えば仮設設備としての落下防止用手摺が形成される。
こうして、補強材2から出ているストッパー3を挿入用孔11に挿入するだけで仮設落下防止用手摺を形成するための仮設用支柱として使用できる。また、仮設落下防止用手摺を解体する場合には、クサビ体5を抜脱することで挿入用孔11から補強材2が容易に取り外せられる。
また、この補強材2によって、例えば製造工場等で予め構枠された既製の手摺を取り付ける場合には、図3に示すように、手摺支柱Qの下向に開口された嵌着孔に補強材2を予め挿入固定しておく。そして、該補強材2の下部側面の貫通孔にストッパー3を貫挿し、図5(a)および図5(b)に示すように、この補強材2から出ているストッパー3の両端をコンクリート堰壁・躯体Pの挿入用孔11の相対向する内壁にある装着溝部12の挿入溝12aに挿入した後、図5(c)の中央位置から図5(d)または図5(e)に示すように、ストッパー3をスライド溝12bに沿って前後いずれかの方向にスライド移動させて係止する。こうすることで、挿入用孔11に対する補強材2の完全な抜け止め効果が得られるのである。
このとき、補強材2自体は、図6に示すように、挿入用孔11内でストッパー3に沿って左右方向にスライド移動可能となっていることから、挿入用孔11に対し補強材2と共に手摺全体の前後左右の位置が調整される。
さらに、補強材2自体は、図9に示すように、挿入用孔11内でストッパー3を中心軸として前後方向に傾倒可能となっていることから、挿入用孔11に対し補強材2と共に手摺全体の前後方向の傾きが調整される。こうして、手摺取付場所におけるあらゆる施工誤差に対応できるのである。
そして、図11または図12に示すように、挿入用孔11内にエポキシ樹脂系接着剤SまたはグラウトG等を注入し硬化養生することで、強固の強度を備えた手摺が得られるのである。
尚、既製の手摺を取り付ける場合に、コンクリート堰壁・躯体Pの挿入用孔11それぞれにそれぞれの補強材2を鉛直方向、前後方向、左右方向等で位置を調整して予め立脚固定しておき、その後に、補強材2に対応して手摺支柱Qを合致させることで組合せ、設置するものとしても良いのは勿論である。
本発明の実施の形態における取付装置本体の組み付け状態を概略的に示す斜視図である。 同じく仮設落下防止用手摺の組み付け手順を示し、(a)は分解斜視図、(b)は組み付け後の斜視図である。 同じく取付装置本体および手摺支柱の組み付け手順の一例を示すもので、(a)は分解斜視図、(b)は組み付け後の斜視図である。 同じく取付装置本体の組み付け手順の一例を概略的に示すもので、(a)は補強材を挿入用孔に挿入する状態を示す断面図、(b)は補強材挿入後にクサビ体を打ち込む状態の断面図、(c)は組み付け後の状態を示す断面図である。 同じく取付装置本体の組み付け手順を示すもので、(a)は補強材に突設したストッパーを挿入用孔内の挿入溝に沿って挿入する状態を側面から見た断面図、(b)は同じくスライド溝に沿って前後にスライド移動する状態を側面から見た断面図、(c)はストッパーを挿入用孔内の挿入溝に沿って挿入した状態を上面から見た平面図、(d)はストッパーをスライド溝に沿って前方に移動させた状態の平面図、(e)はストッパーをスライド溝に沿って後方に移動させた状態の平面図である。 同じく取付装置本体の組み付け手順を示すもので、(a)は補強材に突設したストッパーを挿入用孔内の挿入溝に沿って挿入する状態を正面から見た断面図、(b)は同じくストッパーをスライド溝に沿って前後にスライド移動する状態を正面から見た断面図、(c)はストッパーを挿入用孔内の挿入溝に沿って挿入した状態を上面から見た平面図、(d)はストッパーをスライド溝に沿って左方に移動させた状態の平面図、(e)はストッパーをスライド溝に沿って右方に移動させた状態の平面図である。 他例による補強材の組み付け状態を示すもので、(a)はストッパーを挿入用孔内の挿入溝に沿って挿入した状態を上面から見た平面図、(b)はストッパーをスライド溝に沿って前方に移動させた状態の平面図、(c)はストッパーをスライド溝に沿って後方に移動させた状態の平面図である。 他例による補強材の組み付け状態を示すもので、(a)はストッパーを挿入用孔内の挿入溝に沿って挿入した状態を上面から見た平面図、(b)はストッパーをスライド溝に沿って左方に移動させた状態の平面図、(c)はストッパーをスライド溝に沿って右方に移動させた状態の平面図である。 補強材の組み付け手順を示すもので、(a)はストッパーを挿入用孔内の挿入溝に沿って挿入する状態を側面から見た断面図、(b)はストッパーを回転中心軸として前後に傾倒する状態を側面から見た断面図、(c)は同じく前方に傾倒した状態を側面から見た断面図、(d)は同じく後方に傾倒した状態を側面から見た断面図である。 同じく補強材を介しての手摺支柱の組み付け手順を示すもので、(a)はストッパーを挿入用孔内の挿入溝に沿って挿入する状態を側面から見た断面図、(b)は補強材挿入後に挿入用孔内にエポキシ樹脂系接着剤またはグラウトを注入する状態を側面から見た断面図、(c)は養生硬化後の状態を側面から見た断面図である。 補強材の他の組み付け例を示すもので、(a)は補強材における一端側の孔部に貫挿したストッパーを挿入用孔内の挿入溝に沿って挿入する状態を側面から見た断面図、(b)はこれを上面から見た平面図、(c)は補強材挿入後にストッパーをスライド溝に沿って前方に移動させた状態の断面図、(d)はこれを上面から見た平面図、(e)は挿入用孔内にエポキシ樹脂系接着剤またはグラウトを注入する状態を側面から見た断面図、(f)はこれを上面から見た平面図、(g)は養生硬化後の状態を側面から見た断面図である。 補強材の更に他の組み付け例を示すもので、(a)は補強材の中央の孔部を貫通するように挿入したストッパーを挿入用孔内の前方にずらした挿入溝に沿って挿入する状態を側面から見た断面図、(b)はこれを上面から見た平面図、(c)は補強材挿入後の状態を側面から見た断面図、(d)はこれを上面から見た平面図、(e)は補強材挿入後にストッパーをスライド溝に沿って後方に移動させて挿入用孔内の中央に補強材を配置させ、挿入用孔内にエポキシ樹脂系接着剤またはグラウトを注入する状態を側面から見た断面図、(f)はこれを上面から見た平面図、(g)は養生硬化後の状態を側面から見た断面図である。 他例による補強材の組み付け状態を示すもので、(a)は挿入用孔内の中央の挿入溝に沿ってストッパーを挿入し該ストッパーをスライド溝に沿って前方に移動させた状態の断面図、(b)は挿入用孔内の前方にずらした挿入溝に挿入したストッパーをスライド溝に沿って後方に移動させた状態の断面図である。
符号の説明
P…コンクリート堰壁・躯体 Q…手摺支柱
G…グラウト S…エポキシ樹脂系接着剤
L…足場用単管パイプ K…クランプ金具
F…フェンス
1…取付装置本体 2…補強材
2a…側壁部 2b…ウエブ
3…ストッパー 4a,4b,4c…孔部
5…クサビ体
11…挿入用孔 12…溝
12a…挿入溝 12b…スライド溝

Claims (5)

  1. 中空の手摺支柱が被せられる補強材と、該補強材の下端部に突設されたストッパーと、コンクリート躯体・堰壁上の挿入用孔の内側対向面に予め形成した挿入溝およびスライド溝からなる逆T字形またはL字形の装着溝部とを備え、補強材から出ているストッパーの両端部は、前記装着溝部の挿入溝に沿って挿入可能とし、且つ挿入後にスライド溝に沿って前後方向にスライド移動可能としたことを特徴とする手摺の取付装置。
  2. 補強材は、該補強材の下端部にスライド自在に貫挿したストッパーに沿って左右方向に移動可能としてある請求項1記載の手摺の取付装置。
  3. 補強材は、下端部に突設されているストッパーを中心軸として前後方向に傾倒可能とした請求項1または2記載の手摺の取付装置。
  4. 補強材は、ストッパーの両端部が挿入溝に沿って挿入された位置で両側から仮設用のクサビ体を打ち込むことで当該補強材を挿入用孔に仮固定可能にした請求項1乃至3のいずれか記載の手摺の取付装置。
  5. 補強材は、挿入用孔内への挿入配置後にエポキシ樹脂系接着剤またはグラウトの注入により硬化養生されるものとした請求項1乃至4のいずれか記載の手摺の取付装置。
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