JPH09176645A - 液晶表示素子及び液晶組成物 - Google Patents

液晶表示素子及び液晶組成物

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JPH09176645A
JPH09176645A JP7353703A JP35370395A JPH09176645A JP H09176645 A JPH09176645 A JP H09176645A JP 7353703 A JP7353703 A JP 7353703A JP 35370395 A JP35370395 A JP 35370395A JP H09176645 A JPH09176645 A JP H09176645A
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勝之 村城
Fusayuki Takeshita
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 OCBモードに求められる種々の特性を満た
す液晶組成物を使用したOCBモードによる液晶表示素
子の提供。 【解決手段】a)セル内には特定の物性を有するネマチ
ック液晶組成物を含み、b)配向膜のラビング方向を同
一方向とし、c)配向膜上の液晶のプレチルト方向と基
盤とが成す角度が一方を+θとすると他方が−θとなる
ように配置され、d)上側基盤の上部に二軸性位相差フ
ィルムを配置し、セルの上下に偏光板が配置され、e)
アクティブ駆動OCB素子において、該ネマチック液晶
組成物が第1成分として下記の一般式(I)の末端基構
造を有する化合物を少なくとも1種またはそれ以上含有
する。 (式中、Xはハロゲン等を示し、Q1 およびQ2 は各々
独立してHまたはFを示す。) 【効果】 広視野角及び高速応答のAM−LCD表示を
実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネマチック液晶組
成物を用いたOCBモードによる液晶表示素子に関す
る。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子(LCD)の表示方式とし
て広く実用化されている薄膜トランジスター(TFT)
等のアクティブマトリックスLCD(AM−LCD)に
現在使用されている液晶セルは、ツイストネマチック
(TN)セルである。このツイストネマチック(TN)
セルを用いたアクティブマトリックス(AM−LCD)
方式は、従来の表示方式と比較するとその表示品位は向
上しているもののCRTと比較すると依然として視野
角、応答速度の点で劣っている。最近、この視野角、応
答速度を改善する目的でOCB(OpticallyC
ompensated Bend or Birefr
ingence)モードが提案され注目されている[Y.
Yamaguchi,T.Miyashita,T.Uchida. によるSID93 DIGEST
,1993: Late-News Paper;Wide-Viewing-Angle Di spla
y Mode for the Astive-Matrix Lcd Using Bend-Alignm
ent Liquid-Crystal Cell,277頁以降;T.Miyashita,C.-
L.Kuo,M.Suzuki,T.Uchida. による SID 95 DIGEST ,199
5: Properties of the OCB Mode for Active-Matrix LC
Ds with Wide Viewing Angle,797 頁以降]。このOC
BモードによるAM−LCD方式の液晶表示素子に用い
られる液晶組成物には、共通して以下のような特性が求
められる。 (1)低電圧領域での駆動、高コントラスト、広視野角
を得るため、K3 /K1が小さいこと。 (2)低電圧領域での駆動のために誘電率異方性(Δ
ε)が大きいこと。 (3)広視野角を得るために屈折率異方性(Δn)が大
きいこと。 (4)高いコントラストを保つために、電圧保持率
(V.H.R)が高いこと。 (5)化学的に安定であること。 OCBモードは、従来のTN(ツイストネマチック),
STN(スーパーツイストネマチック)モードとは、全
く異なり、上下基盤間のツイスト角が0゜のセル、二軸
性の位相差板、及びカイラル剤を添加していないネマチ
ック液晶組成物を使用する。このOCBモードの駆動上
の特徴はセル中で液晶分子をベンド配向させた状態で駆
動する事である。即ち、ベンド配向させた液晶と二軸性
の位相差板を組み合わせる事により、従来のTN(ツイ
ストネマチック),STN(スーパーツイストネマチッ
ク)モードと比較して、非常に広い視野角、及び非常に
高いコントラストを実現できる。さらには、液晶をベン
ド配向させた状態で駆動させる事から、従来のTN(ツ
イストネマチック),STN(スーパーツイストネマチ
ック)モードと比較して、約1/20〜1/500程度
の非常に早い応答時間を実現できる。以上述べたような
特徴、利点を持つOCBモードをアクティブマトリック
スLCD(AM−LCD)素子として駆動する事によ
り、従来のツイストネマチック(TN)セルを使用した
アクティブマトリックスLCD(AM−LCD)方式と
比較して、著しく広視野角、高速応答の液晶表示素子を
提供できる。上述したようにOCBモードの駆動上の特
徴はセル中で液晶分子をベンド配向させた状態で駆動す
る事である。しかし、電圧を印加しない状態ではスプレ
イ配向であるので、スプレイ配向からベンド配向に転移
する転移電圧(VCR)以上の電圧領域で駆動しなければ
ならない。この転移電圧(VCR)の大きさは液晶組成物
の誘電率異方性(Δε)が同じであるならば、液晶組成
物のベンドの弾性定数K3 とスプレイの弾性定数K1
それぞれの絶対値、そしてこの2つの弾性定数比K3
1 に依存し、この2つの弾性定数K3 、K1 の絶対値
及びその比K3/K1 が小さい程、転移電圧(VCR)は
小さくなる。よって、OCBモードにおける低電圧領域
での駆動のためには、この転移電圧(VCR)を下げるた
めに、2つの弾性定数K3 、K1 の絶対値、及びK3
1 を出来るだけ小さくする必要がある。また、屈折率
異方性(Δn)、誘電率異方性(Δε)が同じで、セル
厚一定ならば、弾性定数比K3 /K1 が小さい程、転移
電圧付近でベンド配向した液晶のリタデーションは大き
くなる。これより、結果としてコントラストを高くする
事が出来る。さらには、高コントラストになった分、よ
り駆動電圧領域を低電圧領域にシフトさせる事が出来る
ためにより広視野角が得られる。以上のことから、OC
Bモードにおいて、低電圧領域での駆動、高コントラス
ト、広視野角を得るため、液晶組成物のK3 /K1 が小
さい事が求められる。そして、また低電圧領域駆動のた
めには、液晶組成物の弾性定数K3 、K1 の絶対値及び
その比K3 /K1 に加えて、誘電率異方性(Δε)が大
きいことが求められる。さらに、OCBモードでは、セ
ル厚が薄いほどより広視野角となる。そこで、リタデー
ションを変えずに、セル厚を薄くするためには液晶組成
物の屈折率異方性(Δn)が大きいことが要求される。
また、OCBモードの利点の一つに、応答速度がTNセ
ルと比較して、一桁以上速いことが挙げられる。しかし
ながら、応答速度が速い分、電圧の時間変化に対する透
過率変化が大きくなることから、高コントラストを保つ
ためには、電圧保持率(V.H.R)が高いことが要求
される。以上述べてきたOCBモードで液晶組成物に要
求される物性の中で、K3 /K1 が小さく、誘電率異方
性(Δε)、屈折率異方性(Δn)が大きいと言う特性
を満たす液晶組成物は、一般的に液晶中に不純物イオン
を含み易い。その結果、電圧保持率(V.H.R)を高
くすることは困難となる。しかしながら、前述している
様にOCBモードでは高コントラストを保つために電圧
保持率(V.H.R)が高いことが要求される。即ち、
3 /K1 が小さく、誘電率異方性(Δε)、屈折率異
方性(Δn)が大きいと言う特性を満たすことと、電圧
保持率を高くすると言う要件を両立させることは、現状
では困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、前記の
第1成分、第2成分、第3成分によって、これらの特性
を満足させる液晶組成物が調整できることを見いだし、
OCBモードによる液晶表示素子を考案するに至った。
以上の記述から明らかなように本発明の目的は、上記O
CBモードによるAM−LCD表示に求められる種々の
特性を満たす液晶組成物を用いた液晶表示素子を提供す
ることにある。
【0004】
【発明を解決するための手段】本発明の第1の発明は、 a)透明電極を有する2枚の基板で形成される密閉セル
を用い、 b)セル内には正の誘電率異方性及び高い抵抗値を有す
るネマチック液晶混合物を含み、 c)2枚の上下基盤の上に塗布された配向膜のラビング
方向を同一方向とし(ツイスト角0度)、 d)配向膜上の液晶のプレチルト方向と基盤とが成す角
度が一方を+θとすると他方が−θとなるように配置さ
れ、 e)セルの上下基盤の内の上側基盤の上部に二軸性位相
差フィルムを配置し、この二軸性位相差フィルムが置か
れたセルの上下に偏光板が配置され、 f)この密封セルの個々の画素をスイッチイングするア
クティブ駆動OCB(Optically Compe
nsated Bend)素子において、該ネマチック
液晶組成物が第1成分として下記の一般式(I)の末端
基構造を有する化合物を少なくとも1種またはそれ以上
含有することを特徴とする液晶表示素子に関する。
【化32】 (式中、XはF、Cl、CF3 、OCF3 、CF2 H、
OCF2 H、OCF2CF2 H、OCF2 ClまたはO
CF2 CFHCF3 を示し、Q1 およびQ2 は各々独立
してHまたはFを示す。) この一般式(I)で極性を有する末端基構造を持つ化合
物を使用する事で、液晶組成物の誘電率異方性(Δε)
を大きくする事ができる。よって、スプレイ配向からベ
ンド配向に転移する転移電圧(VCR)を小さくする事が
可能と成るために、結果として低電圧駆動のアクティブ
駆動OCB素子を実現する事が出来る。さらには、一般
式(I)における末端基はフッ素、塩素系の極性基であ
るために、高い誘電率異方性(Δε)を有するにも関わ
らず、高比抵抗値を実現することができ、熱的安定性、
化学的安定性にも優れている。よって、これら化合物を
使用した液晶組成物の電圧保持率(V.H.R)は高
い。即ち、高コントラストを保つたアクティブ駆動OC
B素子を実現できる。また、一般式(I)において極性
基Xが同じ場合は、ラテラル(Q1 およびQ2 )にFを
有する化合物の方がFを有しない場合と比較して、弾性
定数 K3 、K1 の絶対値が小さく、かつ誘電率異方性
(Δε)が大きい。よって、一般式(I)に含まれるラ
テラルにFを有する化合物を使用する事により、弾性定
数K3、K1 の絶対値 が小さく、かつ誘電率異方性
(Δε)が大きい液晶組成物を調製することが可能と成
る。結果として低電圧駆動のアクティブ駆動OCB素子
を実現する事が出来る。また、これら式(I)に含まれ
るラテラルにFを有する化合物も先に述べた通り、高い
誘電率異方性(Δε)を有するにも関わらず、高比抵抗
値を有することから、高い電圧保持率(V.H.R)を
実現する事が可能である。
【0005】本発明の第2の発明は、一般式(I)の化
合物が、一般式(I−a)、(I−b)および(I−
c)
【化33】
【化34】
【化35】 (式中、R1 は炭素数1〜10のアルキル基またはフル
オロアルキル基を示し、基中の任意の1つまたは相隣接
しない2つ以上のメチレン基(−CH2 −)は酸素原子
または−CH=CH−によって置換されても良い。Xは
F、Cl、CF3 、OCF3 、CF2 H、OCF2 H、
OCF2 CF2 H、OCF2 ClまたはOCF2 CFH
CF3 を示し、Q1 およびQ2 は各々独立してHまたは
Fを示し、Z1 ,Z2 、Z3 、Z4 、Z5 、Z6 は各々
独立して−CH2 CH2 −、−(CH24 −、−CO
O−、−CF2 O−、−CH=CH−または単結合を示
し、A、B、C、D、E は各々独立してトランス−
1,4−シクロヘキシレン、ピリミジン−2,5−ジイ
ル、1,4−シクロヘキセニレンまたは側位のHがFで
置換されても良い1,4−フェニレンを示す。)で表さ
れる化合物であることを特徴とする上記第一の説明に記
載の液晶表示素子に関する。これら、一般式(I−
a)、(I−b)および(I−c)の化合物を組み合わ
せる事により、液晶組成物の誘電率異方性(Δε)、透
明点(NI点)を任意に調整できる。特にZ1 ,Z2
3 、Z4 、Z5 、Z6 の結合が、−COO−、−CF
2 O−を有する化合物は、−CH2 CH2 −、−CH=
CH−または単結合を有するものと比較して、誘電率異
方性(Δε)が大きく、加えて−COO−結合を、有す
る化合物の場合は弾性定数K3 、K1 の絶対値が小さ
い。よって、これら−COO−、−CF2 O−を有する
化合物を含んだ液晶組成物を使用する事により、結果と
して非常に低電圧駆動のアクティブ駆動OCB素子を実
現する事が出来る。さらにZ1 、Z2 、Z3 、Z4 、Z
5 、Z6 に−COO−、−CF2 O−を有する化合物の
うち、ラテラルにFを有するものは、ラテラルにFを有
しない化合物と比較してより、誘電率異方性(Δε)が
大きく、また弾性定数K3 、K1 の絶対値がさらに小さ
い為に、さらにより低電圧駆動のアクティブ駆動OCB
素子を実現する事が出来る。また、これら一般式(I−
a)、(I−b)および(I−c)により示される化合
物はフッ素系、塩素系の極性基を有するために、これら
を使用した液晶組成物は高比抵抗値を示し、熱的安定
性、化学的安定性にも優れている。よって、液晶組成物
の電圧保持率(V.H.R)を高くする事が可能と成
る。即ち、高コントラストを保ったアクティブ駆動OC
B素子を実現できる。また、一般式(I−a)、(I−
b)および(I−c)のうち、ピリミジン−2,5−ジ
イルを有する化合物は、弾性定数比K3 /K1 が1.3
以下と非常に小さく、かつ屈折率異方性(Δn)がΔn
≦0.2と大きい。よって、これらピリミジン−2,5
−ジイルを有する化合物を使用する事で、液晶組成物の
弾性定数比がK3 /K1 を特に小さく、かつ屈折率異方
性(Δn)を特に大きく調整する事が出来るために、低
電圧駆動、高コントラスト、かつ広視野角のアクティブ
駆動OCB素子を実現する事が出来る。
【0006】本発明の第3の発明は、第1成分の使用量
が、液晶組成物の全重量に対して50〜100重量%で
あることを特徴とする上記第1の発明または、第2の発
明に記載の液晶表示素子に関する。
【0007】本発明の第4の発明は、第2成分として、
一般式(II)、(III )および(IV)
【化36】 (式中、R2 およびR3 は各々独立して炭素数1〜10
のアルキル基またはフルオロアルキル基を示すが、基中
の任意の1つまたは相隣接しない2つ以上のメチレン基
(−CH2 −)は酸素原子(−O−)または−CH=C
H−によって置換されても良い。GおよびJは各々独立
してトランス−1,4−シクロヘキシレン、1,4−フ
ェニレンまたはピリミジン−2,5−ジイルを示し、Z
7 は−CH2 CH2 −、−COO−、−CH=CH−、
−C≡C−または単結合を示す。)
【化37】 (式中、R4 およびR5 は各々独立して炭素数1〜10
のアルキル基またはフルオロアルキル基を示す。いずれ
においても基中の任意の1つまたは相隣接しない2つ以
上のメチレン基(−CH2 −)は酸素原子(−O−)ま
たは−CH=CH−によって置換されても良い。Kはト
ランス−1,4−シクロヘキシレン、1,4−フェニレ
ンまたはピリミジン−2,5−ジイルを示し、Lおよび
Mは、それぞれ独立して、トランス−1,4−シクロヘ
キシレンまたは側位の1つのHがFで置換されてもよい
1,4−フェニレンを示す。Z8 およびZ9 は各々独立
して、−CH2 CH2 −、−CH=CH−、−C≡C
−、−COO−、または単結合を示す。)
【化38】 (式中、R6 およびR7 は各々独立して炭素数1〜10
のアルキル基またはフルオロアルキル基を示し、基中の
任意の1つまたは相隣接しない2つ以上のメチレン基
(−CH2 −)は酸素原子(−O−)または−CH=C
H−によって置換されても良い。Q3 はHまたはFを示
す。)で示される化合物群から選択される少なくとも1
種以上をさらに含有することを特徴とする上記第1〜3
の発明に記載の液晶表示素子に関する。これら一般式
(II)、(III )および(IV)で示される第2成分の化
合物は極性の大きな置換基を有しないために、これら化
合物中では不純物イオンは安定に存在できない。よっ
て、これら第2成分の化合物の比抵抗値は非常に高く、
また熱的安定性、化学的安定性にも非常に優れている。
よって、これら第2成分と第1成分を組み合わせる事
で、誘電率異方性(Δε)が大きく、弾性定数K3 、K
1 の絶対値及び弾性定数比 K3 /K1 が小さく、かつ
電圧保持率(V.H.R)が非常に高く、熱的安定性、
化学的安定性にも優れた液晶組成物を調整する事ができ
る。よって、低電圧駆動、高コントラスト、広視野角、
高信頼性を保ったアクティブ駆動OCB素子を実現でき
る。また、一般式(II)、(III )および(IV)の中
で、4−4’−ビフェニレンを骨格として含む化合物、
1,4−フェニレンとピリミジン−2,5−ジイルが結
合した骨格を含む化合物、4−4’−ビフェニレン中の
2つのベンゼン環の間に−CH=CH−を有する骨格を
含んだ化合物、4−4’−ビフェニレン中の2つのベン
ゼン環の間に−C≡C−を有する骨格を含んだ化合物、
およびこれら骨格のいずれか2つ以上を含む化合物(こ
れら化合物の骨格に含まれる1,4−フェニレン中の任
意のHはFに置換されても良い)はその屈折率異方性
(Δn)がΔn≦0.2と非常に大きい。よって、これ
ら骨格を含む化合物を使用することで、液晶組成物の屈
折率異方性(Δn)を大きくする事ができるために、高
コントラスト、広視野角のアクティブ駆動OCB素子を
実現できる。また、一般式(II)、(III )および(I
V)の中で、その骨格中にピリミジン−2,5−ジイル
を含む化合物はその弾性定数K3 、K1 の絶対値が小さ
く、さらに弾性定数比K3 /K1 <1.3と非常に小さ
い。よって、骨格中にピリミジン−2,5−ジイルを含
む化合物を使用することで、液晶組成物のK3 、K1
対値及び弾性定数比K 3/K1 を小さくする事ができる
ために、低電圧駆動、高コントラスト、広視野角のアク
ティブ駆動OCB素子を実現できる。さらに、一般式
(III )および(IV)で示される化合物はその透明点
(NI点)がNI≧100℃と高く、屈折率異方性(Δ
n)が△n≧0.1と大きいため、第1成分と組み合わ
せることにより、誘電率異方性(Δε)、弾性定数
3、K1 の絶対値及び弾性定数比K3 /K1 が小さ
く、かつ屈折率異方性(Δn)が大きく、透明点(NI
点)が高く、なおかつ電圧保持率(V.H.R)が非常
に大きく、熱的安定性、化学的安定性に優れた液晶組成
物を調製できる。よって、低電圧駆動、高コントラス
ト、広視野角、高信頼性でかつ、駆動温度範囲の広いア
クティブ駆動OCB素子を実現できる。
【0008】本発明の第5の発明は、第2成分の使用量
が、液晶組成物の全重量に対して40重量%以下である
ことを特徴とする上記第4の発明に記載の液晶表示素子
に関する。
【0009】本発明の第6の発明は、第3成分として一
般式(VI−a),(VI−b),(VI−c),(VI−
d),(VI−e)
【化39】
【化40】
【化41】
【化42】
【化43】 (式中、R8 は炭素数1〜10のアルキル基またはフル
オロアルキル基を示し、基中の任意の1つまたは相隣接
しない2つ以上のメチレン基(−CH2 −)は酸素原子
(−O−)または−CH=CH−によって置換されても
良い。R9 は炭素数1〜10のアルキル基、フルオロア
ルキル基または、CF3 、CF2 H、を示し、基中の1
つまたは相隣接しない2つ以上のメチレン基(−CH2
−)は酸素原子(−O−)または−CH=CH−によっ
て置換されても良い。Z10およびZ11は各々独立して−
CH2 CH2 −、−COO−または単結合を示す。)で
示される化合物群から選択される1種またはそれ以上の
化合物をさらに含有することを特徴とする上記第4の発
明または第5の発明に記載の液晶表示素子に関する。
【0010】本発明の第7の発明は第3成分の使用量
が、液晶組成物の全重量に対して20重量%以下である
ことを特徴とする上記第6の発明に記載の液晶表示素子
に関する。
【0011】本発明の第8の発明は、液晶組成物のネマ
チック相範囲が60℃以上、光学異方性Δnが0.1以
上、splayモードおよびbendモードの弾性定数
比K3 /K1 が1.7以下、誘電率異方性Δεが5.0
以上であることを特徴とする上記第1〜第7の発明のい
ずれかに記載の液晶表示素子に関する。
【0012】本発明の第9、10、11の発明は上記第
1〜第4もしくは第6の発明のいずれかに定義されてい
る組成を有する液晶組成物に関する。
【0013】本発明におけるアクティブ駆動OCB素子
に使用される液晶組成物の第1成分の使用量は、液晶組
成物の全重量に対して50〜100重量%が好ましい。
50重量%以下だとスプレイ配向からベンド配向に転移
する転移電圧(VCR)が高くなり実用上好ましくない。
第2成分の使用量は液晶組成物の全重量に40重量%以
下が好ましい。40重量%を超えるとスプレイ配向から
ベンド配向に転移する転移電圧(VCR)が高くなり好ま
しくない。より好ましくは30重量%以下が好ましい。
【0014】本発明で使用される液晶組成物は使用され
るアクティブ駆動OCB素子の目的に応じて、上記一般
式(I)〜(VI)で表される化合物の他、しきい値電
圧、ネマティックレンジ、Δn、誘電率異方性、粘度等
を調整する目的で、他の化合物を本発明の目的を害さな
い範囲で適当量含有することができる。
【0015】本発明に従い使用される液晶組成物は、そ
れ自体慣用な方法で調整される。一般には、種々の成分
を高い温度で互いに溶解させる方法がとられている。
【0016】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。比較例、実施例の組成比は全て重量%で示されてい
る。電圧保持率の測定値を記載しているが、この測定は
面積法に基づいて実施した。また、各化合物の表記方法
は表1に従っている。
【0017】
【表1】
【0018】実施例1 3−HB−CL 7. 0% 2−HHB−CL 5. 0% 4−HHB−CL 10. 0% 5−HHB−CL 4. 0% 2−HHB(F)−F 4. 0% 3−HHB(F)−F 4. 0% 5−HHB(F)−F 4. 0% 2−HBB(F)−F 10. 0% 3−HBB(F)−F 10. 0% 5−HBB(F)−F 10. 0% 3−HBB(F,F)−F 16. 0% 5−HBB(F,F)−F 16. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=90.4(℃)、
20℃における粘度はη20=24.2(mPa・s)、
25℃における屈折率異方性はΔn=0.119、20
℃における誘電率異方性はΔε=6.8、25℃におけ
る弾性定数K3は14.8(PN)、K1 は8. 98
(PN)、弾性定数比K3 /K1 が1.65であった。
この液晶組成物を厚さ6.0μmのOCB用セルに封入
し、スプレイ配向からベンド配向に転移する転移電圧
(VCR)を測定したところ、VCR=2. 21(V)であ
った。また、この液晶組成物の電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は99.3%であった。
【0019】実施例2 3−PyB(F)−F 12. 0% 7−HB(F)−F 11. 0% 2−HHB(F)−F 9. 0% 3−HHB(F)−F 8. 0% 5−HHB(F)−F 8. 0% 2−HBB(F)−F 8. 0% 3−HBB(F)−F 8. 0% 5−HBB(F)−F 7.0% 3−HHEB−F 5. 0% 5−HHEB−F 5. 0% 3−HBEB−F 6. 0% 3−PyBB−F 7. 0% 4−PyBB−F 6. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=80.7(℃)、
20℃における粘度はη20=26.9(mPa・s)、
25℃における屈折率異方性はΔn=0.122、20
℃における誘電率異方性はΔε=8.6、25℃におけ
る弾性定数K3は11.8(PN)、K1 は9. 84
(PN)、弾性定数比K3 /K1 が1.20であった。
この液晶組成物を厚さ6.0μmのOCB用セルに封入
し、スプレイ配向からベンド配向に転移する転移電圧
(VCR)を測定したところ、VCR=1. 82(V)であ
った。また、この液晶組成物の電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は98.5%であった。
【0020】実施例3 3−H2BB(F,F)−F 10. 0% 5−H2BB(F,F)−F 10. 0% 3−HH2B(F,F)−F 6. 0% 3−HBB(F,F)−F 29. 0% 5−HBB(F,F)−F 29. 0% 3−HBEB(F,F)−F 3. 0% 5−HBEB(F,F)−F 3. 0% 3−HHEB(F,F)−F 10. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=61.5(℃)、
20℃における粘度はη20=34.0(mPa・s)、
25℃における屈折率異方性はΔn=0.114、20
℃における誘電率異方性はΔε=10.3、25℃にお
ける弾性定数比K3 /K1 が1.62であった。この液
晶組成物を厚さ6.0μmのOCB用セルに封入し、ス
プレイ配向からベンド配向に転移する転移電圧(VCR
を測定したところ、VCR=1. 55(V)であった。ま
た、この液晶組成物の電圧保持率を測定したが、25℃
における電圧保持率は98.9%であった。
【0021】実施例4 3−H2HB(F,F)−F 5.0% 5−H2HB(F,F)−F 5. 0% 3−HH2B(F,F)−F 6. 0% 4−H2BB(F,F)−F 10. 0% 3−HBB(F,F)−F 29. 0% 5−HBB(F,F)−F 29. 0% 3−HBEB(F,F)−F 3. 0% 5−HBEB(F,F)−F 3. 0% 3−HHEB(F,F)−F 10. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=63.2(℃)、
20℃における粘度はη20=34.3(mPa・s)、
25℃における屈折率異方性はΔn=0.108、20
℃における誘電率異方性はΔε=10.0、25℃にお
ける弾性定数比K3 /K1 が1.65であった。この液
晶組成物を厚さ6.0μmのOCB用セルに封入し、ス
プレイ配向からベンド配向に転移する転移電圧(VCR
を測定したところ、VCR=1. 63(V)であった。ま
た、この液晶組成物の電圧保持率を測定したが、25℃
における電圧保持率は98.6%であった。
【0022】実施例5 3−H2HB(F,F)−F 5. 0% 5−H2HB(F,F)−F 5. 0% 3−HH2B(F,F)−F 9. 0% 5−HH2B(F,F)−F 9. 0% 3−HBB(F,F)−F 26. 0% 5−HBB(F,F)−F 26. 0% 3−HHEB(F,F)−F 10. 0% 3−HBEB(F,F)−F 2. 0% 5−HBEB(F,F)−F 2. 0% 3−HHBB(F,F)−F 4. 0% 3−HH2BB(F,F)−F 2. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=83.8(℃)、
20℃における粘度はη20=31.9(mPa・s)、
25℃における屈折率異方性はΔn=0.110、20
℃における誘電率異方性はΔε=10.5、25℃にお
ける弾性定数比K3 /K1 が1.69であった。この液
晶組成物を厚さ6.0μmのOCB用セルに封入し、ス
プレイ配向からベンド配向に転移する転移電圧(VCR
を測定したところ、VCR=1. 70(V)であった。ま
た、この液晶組成物の電圧保持率を測定したが、25℃
における電圧保持率は99.0%であった。
【0023】実施例6 3−HHB(F,F)−F 8. 0% 3−HH2B(F,F)−F 10. 0% 5−HH2B(F,F)−F 10. 0% 3−HBB(F,F)−F 26. 0% 5−HBB(F,F)−F 26. 0% 3−HHEB(F,F)−F 10. 0% 3−HBEB(F,F)−F 2. 0% 5−HBEB(F,F)−F 2. 0% 3−HHBB(F,F)−F 6. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=82.2(℃)、
20℃における粘度はη20=32.3(mPa・s)、
25℃における屈折率異方性はΔn=0.110、20
℃における誘電率異方性はΔε=10.6であった。こ
の液晶組成物を厚さ6.0μmのOCB用セルに封入
し、スプレイ配向からベンド配向に転移する転移電圧
(VCR)を測定したところ、VCR=1. 69(V)であ
った。また、この液晶組成物の電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は99.2%であった。
【0024】実施例7 2−HHEBB(F,F)−F 7.0% 5−HHEBB(F,F)−F 3.0% 5−HB−F 3.0% 7−HB−F 4.0% 2−HHB−OCF3 12. 0% 3−HHB−OCF3 12. 0% 5−HHB−OCF3 10. 0% 2−H2HB−OCF3 6. 0% 3−H2HB−OCF3 6. 0% 4−H2BB(F)−F 15. 0% 5−H2BB(F)−F 14. 0% 3−HBB(F,F)−OCF2 CFHCF3 4. 0% 3−H2BB(F,F)−OCF2 CFHCF3 2. 0% 3−HBB−OCF2 CFHCF3 2. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=110.5
(℃)、20℃における粘度はη20=22.5(mPa
・s)、25℃における屈折率異方性はΔn=0.10
6、20℃における誘電率異方性はΔε=5.4であっ
た。この液晶組成物を厚さ6.0μmのOCB用セルに
封入し、スプレイ配向からベンド配向に転移する転移電
圧(VCR)を測定したところ、VCR=2. 65(V)で
あった。また、この液晶組成物の電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は98.5%であった。
【0025】実施例8 5−H4HB−OCF3 7. 0% 4−H2BB(F)−F 8. 0% 5−H2BB(F)−F 7. 0% 3−HBB−OCF2 CFHCF3 7. 0% 3−HBB(F,F)−OCF2 CFHCF3 7. 0% 5−BB−OCF2 H 4. 0% 3−HEB−OCF3 3. 0% 5−HHEB−OCF3 7. 0% 2−HHB(F)−F 5. 0% 3−HHB(F)−F 5. 0% 5−HHB(F)−F 4. 0% 3−HHEB(F,F)−F 7. 0% 5−H2B(F)−F 10. 0% 7−HB(F,F)−F 9. 0% 3−HBEB−F 10. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=72.7(℃)、
20℃における粘度はη20=22.3(mPa・s)、
25℃における屈折率異方性はΔn=0.101、20
℃における誘電率異方性はΔε=5.5であった。この
液晶組成物を厚さ6.0μmのOCB用セルに封入し、
スプレイ配向からベンド配向に転移する転移電圧
(VCR)を測定したところ、VCR=2. 12(V)であ
った。また、この液晶組成物の電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は98.2%であった。
【0026】実施例9 5−H4HB−OCF3 8. 0% 4−H2BB(F)−F 9. 0% 5−H2BB(F)−F 8. 0% 3−HBB(F,F)−OCF2 CFHCF3 8. 0% 3−HBB(F)−OCF2 CF2 H 8. 0% 3−HHB−OCF3 8. 0% 3−HHB(F,F)−F 8. 0% 3−HBB(F,F)−F 12. 0% 5−HB−CL 8. 0% 5−HHB−CL 4. 0% 3−HB−CL 9. 0% 5−H2B(F)−F 10. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=62.2(℃)、
20℃における粘度はη20=18.2(mPa・s)、
25℃における屈折率異方性はΔn=0.100、20
℃における誘電率異方性はΔε=5.2であった。この
液晶組成物を厚さ6.0μmのOCB用セルに封入し、
スプレイ配向からベンド配向に転移する転移電圧
(VCR)を測定したところ、VCR=2. 14(V)であ
った。また、この液晶組成物の電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は98.4%であった。
【0027】実施例10 5−H4HB−OCF3 8. 0% 4−H2BB(F)−F 9. 0% 5−H2BB(F)−F 8. 0% 3−HH2B−OCF3 4. 0% 3−H2HB−OCF3 4. 0% 3−HBB(F,F)−OCF2 CFHCF3 8. 0% 3−HBB(2F)−OCF2 CFHCF3 4. 0% 3−HBB(F,F)−F 12. 0% 5−HHEB−OCF3 3. 0% 3−HHEB(F,F)−F 8. 0% 5−HB−CL 7. 0% 5−HHB−CL 5. 0% 5−H2B(F)−F 10. 0% 2−HEB−F 10. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=60.6(℃)、
20℃における粘度はη20=20.0(mPa・s)、
25℃における屈折率異方性はΔn=0.105、20
℃における誘電率異方性はΔε=5.6であった。この
液晶組成物を厚さ6.0μmのOCB用セルに封入し、
スプレイ配向からベンド配向に転移する転移電圧
(VCR)を測定したところ、VCR=1. 97(V)であ
った。また、この液晶組成物の電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は98.3%であった。
【0028】実施例11 3−PyB(F)−F 12. 0% 7−HB(F)−F 11. 0% 2−HHB(F)−F 7. 0% 3−HHB(F)−F 7. 0% 5−HHB(F)−F 7. 0% V−HHB(F)−F 2. 0% V2−HHB(F)−F 2. 0% 2−HBB(F)−F 8. 0% 3−HBB(F)−F 8. 0% 5−HBB(F)−F 7. 0% 3−HHEB−F 5. 0% 5−HHEB−F 5. 0% 3−HBEB−F 6. 0% 3−PyBB−F 7. 0% 4−PyBB−F 6. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=81.0(℃)、
20℃における粘度はη20=26.8(mPa・s)、
25℃における屈折率異方性はΔn=0.128、20
℃における誘電率異方性はΔε=8.7、25℃におけ
る弾性定数K3は12.2(PN)、K1 は9. 88
(PN)、弾性定数比K3 /K1 が1.23であった。
この液晶組成物を厚さ6.0μmのOCB用セルに封入
し、スプレイ配向からベンド配向に転移する転移電圧
(VCR)を測定したところ、VCR=1. 87(V)であ
った。また、この液晶組成物の電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は98.1%であった。
【0029】実施例12 V−HHB(F,F)−F 3. 0% 3−HHB(F,F)−F 5. 0% 3−HH2B(F,F)−F 10. 0% 5−HH2B(F,F)−F 10. 0% 3−HBB(F,F)−F 26. 0% 5−HBB(F,F)−F 26. 0% 3−HHEB(F,F)−F 10. 0% 3−HBEB(F,F)−F 2. 0% 5−HBEB(F,F)−F 2. 0% 3−HHBB(F,F)−F 6. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=82.5(℃)、
20℃における粘度はη20=32.0(mPa・s)、
25℃における屈折率異方性はΔn=0.113、20
℃における誘電率異方性はΔε=10.6であった。こ
の液晶組成物を厚さ6.0μmのOCB用セルに封入
し、スプレイ配向からベンド配向に転移する転移電圧
(VCR)を測定したところ、VCR=1. 72(V)であ
った。また、この液晶組成物の電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は98.7%であった。
【0030】実施例13 7−HB(F,F)−F 3. 0% 2−HHB(F)−F 2. 0% 3−HHB(F)−F 3. 0% 5−HHB(F)−F 3. 0% 2−HBB(F)−F 9. 0% 3−HBB(F)−F 9. 0% 5−HBB(F)−F 8. 0% 3−HBB−F 4. 0% 5−HBB−F 3. 0% 3−HBB(F,F)−F 15. 0% 5−HBB(F,F)−F 15. 0% 3−HB−O2 7. 0% 3−HH−4 4. 0% 3−HB(F)TB−2 5. 0% 3−HB(F)TB−3 5. 0% 3−HB(F)TB−4 5. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=92.1(℃)、
20℃における粘度はη20=27.6(mPa・s)、
25℃における屈折率異方性はΔn=0.140、20
℃における誘電率異方性はΔε=5.5、25℃におけ
る弾性定数K3は12.9(PN)、K1 は10.9
(PN)、弾性定数比K3 /K1 が1.18であった。
この液晶組成物を厚さ6.0μmのOCB用セルに封入
し、スプレイ配向からベンド配向に転移する転移電圧
(VCR)を測定したところ、VCR=2. 30(V)であ
った。また、この液晶組成物の電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は99.0%であった。
【0031】実施例14 3−PyB(F)−F 16. 0% 7−HB(F)−F 12. 0% 2−HHB(F)−F 12. 0% 3−HHB(F)−F 12. 0% 5−HHB(F)−F 12. 0% 3−PyBB−F 8. 0% 4−PyBB−F 8. 0% 5−PyBB−F 8. 0% 2−PyB−2 2. 0% 2−PyBH−3 3. 0% 3−PyBH−3 3. 0% 4−PyBH−3 4. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=83.8(℃)、
20℃における粘度はη20=50.9(mPa・s)、
25℃における屈折率異方性はΔn=0.140、20
℃における誘電率異方性はΔε=9.0、25℃におけ
る弾性定数K3は15.3(PN)、K1 は16.6
(PN)、弾性定数比K3 /K1 が0.92であった。
この液晶組成物を厚さ6.0μmのOCB用セルに封入
し、スプレイ配向からベンド配向に転移する転移電圧
(VCR)を測定したところ、VCR=2. 15(V)であ
った。また、この液晶組成物の電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は98.3%であった。
【0032】実施例15 3−PyB(F)−F 11. 0% 5−PyB(F)−F 12. 0% 3−HHEB−F 5. 0% 5−HHEB−F 5. 0% 3−HBEB−F 6. 0% 3−PyBB−F 8. 0% 4−PyBB−F 8. 0% 5−PyBB−F 8. 0% 3−HB−O2 20. 0% 3−HEB−O4 1. 4% 4−HEB−O2 1. 0% 5−HEB−O1 1. 0% 3−HEB−O2 0. 9% 5−HEB−O2 0. 7% 2−PyBH−3 4. 0% 3−PyBH−3 4. 0% 4−PyBH−3 4. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=81.2(℃)、
20℃における粘度はη20=27.8(mPa・s)、
25℃における屈折率異方性はΔn=0.159、20
℃における誘電率異方性はΔε=7.9、25℃におけ
る弾性定数K3は14.0(PN)、K1 は14.0
(PN)、弾性定数比K3 /K1 が1.00であった。
この液晶組成物を厚さ6.0μmのOCB用セルに封入
し、スプレイ配向からベンド配向に転移する転移電圧
(VCR)を測定したところ、VCR=1. 98(V)であ
った。また、この液晶組成物の電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は98.1%であった。
【0033】実施例16 2−PyB−F 2. 0% 3−PyB(F)−F 10. 0% 5−PyB(F)−F 11. 0% 3−HHEB−F 5. 0% 5−HHEB−F 5. 0% 3−HBEB−F 6. 0% 3−PyBB−F 8. 0% 4−PyBB−F 8. 0% 5−PyBB−F 6. 0% 3−PyB−O1 2. 0% 3−HB−O2 20. 0% 3−HEB−O4 2. 0% 5−HEB−1 2. 0% 1O−BEB−2 1. 0% 2−PyBH−3 4. 0% 3−PyBH−3 4. 0% 4−PyBH−3 2. 0% 3−PyBB−2 2. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=80.0(℃)、
20℃における粘度はη20=28.7(mPa・s)、
25℃における屈折率異方性はΔn=0.1700、2
0℃における誘電率異方性はΔε=7.0、25℃にお
ける弾性定数K3 は13.8(PN)、K1 は13. 7
(PN)、弾性定数比K3 /K1 が1.01であった。
この液晶組成物を6.0μmのOCB用セルに封入し、
スプレイ配向からベンド配向に転移する転移電圧電圧
(VCR)を測定したところ、VCR=2.08(V)であ
った。また、この液晶組成物の電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は98.1%であった。
【0034】実施例17 7−HB(F)−F 8. 0% 7−HB(F,F)−F 10. 0% 2−HBB(F)−F 13. 0% 3−HBB(F)−F 13. 0% 5−HBB(F)−F 12. 0% 3−HB(F)TB−2 6. 0% 3−HB(F)TB−3 6. 0% 3−HB(F)TB−4 6. 0% 3−H2BTB−2 4. 0% 3−H2BTB−3 4. 0% 3−HBB(F,F)−F 9. 0% 5−HBB(F,F)−F 9. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=83.4(℃)、
20℃における粘度はη20=30.8(mPa・s)、
25℃における屈折率異方性はΔn=0.146、20
℃における誘電率異方性はΔε=6.2、25℃におけ
る弾性定数K3は10.9(PN)、K1 は10. 4
(PN)、弾性定数比K3 /K1 が1. 05であった。
この液晶組成物を6.0μmのOCB用セルに封入し、
スプレイ配向からベンド配向に転移する転移電圧電圧
(VCR)を測定したところ、VCR=2.18(V)であ
った。また、この液晶組成物の電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は99.0%であった。
【0035】実施例18 7−HB(F,F)−F 7. 0% 2−BTB−O1 11. 0% 3−HB−O2 3. 0% 2−HBB(F)−F 12. 0% 3−HBB(F)−F 11. 0% 5−HBB(F)−F 10. 0% 3−HBB(F,F)−F 10. 0% 5−HBB(F,F)−F 11. 0% 3−H2BTB−2 3. 0% 3−H2BTB−3 4. 0% 3−HB(F)TB−2 6. 0% 3−HB(F)TB−3 6. 0% 3−HB(F)TB−4 6. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=96.1(℃)、
20℃における粘度はη20=35.9(mPa・s)、
25℃における屈折率異方性はΔn=0.179、20
℃における誘電率異方性はΔε=5.5であった。この
液晶組成物を6.0μmのOCB用セルに封入し、スプ
レイ配向からベンド配向に転移する転移電圧電圧
(VCR)を測定したところ、VCR=2.52(V)であ
った。また、この液晶組成物の電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は98.7%であった。
【0036】実施例19 7−HB(F,F)−F 3. 0% 2−HHB(F)−F 2. 0% 3−HHB(F)−F 3. 0% 5−HHB(F)−F 3. 0% 2−HBB(F)−F 9. 0% 3−HBB(F)−F 9. 0% 5−HBB(F)−F 8. 0% 3−HBB−F 3. 0% 5−HBB−F 3. 0% 3−HBB(F,F)−F 15. 0% 5−HBB(F,F)−F 15. 0% 3−HB−O2 7. 0% 3−HH−4 4. 0% 3−HB(F)TB−2 5. 0% 3−HB(F)TB−3 5. 0% 3−HB(F)TB−4 4. 0% 2−BTB−1 1. 0% 3−HHB−F 1. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=91.3(℃)、
20℃における粘度はη20=27.0(mPa・s)、
25℃における屈折率異方性はΔn=0.146、20
℃における誘電率異方性はΔε=5.3、25℃におけ
る弾性定数K3は12.0(PN)、K1 は10.1
(PN)、弾性定数比K3 /K1 が1.19であった。
この液晶組成物を厚さ6.0μmのOCB用セルに封入
し、スプレイ配向からベンド配向に転移する転移電圧
(VCR)を測定したところ、VCR=2. 27(V)であ
った。また、この液晶組成物の電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は98.8%であった。
【0037】実施例20 2−HHEBB(F,F)−F 5. 0% 3−HB−CL 5. 0% 2−HHB(F)−F 10. 0% 3−HHB(F)−F 10. 0% 5−HHB(F)−F 10. 0% 2−HBB(F)−F 10. 0% 3−HBB(F)−F 10. 0% 5−HBB(F)−F 10. 0% 2−HBB−F 5. 0% 3−HBB−F 5. 0% 3−HBB(F,F)−F 8. 0% 3−HHBB(F,F)−F 3. 0% 3−HB(F)VB−2 5. 0% 3−HB(F)VB−3 4. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=115. 0
(℃)、20℃における粘度はη20=27.7(mPa
・s)、25℃における屈折率異方性はΔn=0.13
4、20℃における誘電率異方性はΔε=5.7であっ
た。この液晶組成物を6.0μmのOCB用セルに封入
し、スプレイ配向からベンド配向に転移する転移電圧電
圧(VCR)を測定したところ、VCR=2.51(V)で
あった。また、この液晶組成物の電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は99.4%であった。
【0038】実施例21 5−HHEBB(F,F)−F 5. 0% 5−H2B(F)−F 10. 0% 7−HB(F)−F 3. 0% 7−HEB−F 2. 0% 2−HHB(F)−F 10. 0% 3−HHB(F)−F 10. 0% 5−HHB(F)−F 10. 0% 2−HBB(F)−F 6. 0% 3−HBB(F)−F 6. 0% 5−HBB(F)−F 6. 0% 2−H2HB(F)−F 6. 0% 3−H2HB(F)−F 6. 0% 5−H2HB(F)−F 6. 0% 3−HHB−1 8. 0% 1O1−HBBH−3 2. 0% 1O1−HBBH−4 2. 0% 3−HEBEB−F 2. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=103. 5
(℃)、20℃における粘度はη20=25.9(mPa
・s)、25℃における屈折率異方性はΔn=0.10
0、20℃における誘電率異方性はΔε=5.0であっ
た。この液晶組成物を6.0μmのOCB用セルに封入
し、スプレイ配向からベンド配向に転移する転移電圧電
圧(VCR)を測定したところ、VCR=2.63(V)で
あった。また、この液晶組成物の電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は99.0%であった。
【0039】実施例22 2−HHEBB(F,F)−F 10.0% 5−HHEBB(F,F)−F 3.0% 2−HHB−OCF3 14. 0% 3−HHB−OCF3 13. 0% 5−HHB−OCF3 12. 0% 3−HH2B−OCF3 5. 0% 5−HH2B−OCF3 5. 0% 3−HBB(F)−F 16. 0% 5−HBB(F)−F 16. 0% 3−HBB(F)−OCF2 CF2 H 4. 0% 3−HBB(F)−OCF2 CFHCF3 2. 0% 3−HHB(F)−F 10. 0% 5−HHB(F)−F 10. 0% 2−HBB(F)−F 5. 0% 3−HBB(F)−F 5. 0% 5−HBB(F)−F 6. 0% 2−H2HB(F)−F 6. 0% 3−H2HB(F)−F 6. 0% 5−H2HB(F)−F 6. 0% 3−HHB−1 10. 0% 1O1−HBBH−3 2. 0% 1O1−HBBH−4 2. 0% 3−HEBEB−F 2. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=139. 3
(℃)、20℃における粘度はη20=27.9(mPa
・s)、25℃における屈折率異方性はΔn=0.11
7、20℃における誘電率異方性はΔε=5.8であっ
た。この液晶組成物を6.0μmのOCB用セルに封入
し、スプレイ配向からベンド配向に転移する転移電圧電
圧(VCR)を測定したところ、VCR=2.66(V)で
あった。また、この液晶組成物の電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は98.3であった。
【0040】実施例23 5−HHEBB(F,F)−F 5.0% 2−HHB−OCF3 10. 0% 3−HHB−OCF3 10. 0% 5−HHB−OCF3 10. 0% 3−HH2B−OCF3 10. 0% 5−HH2B−OCF3 10. 0% 4−H2BB(F)−F 13. 0% 5−H2BB(F)−F 10. 0% 3−HBB(F,F)−F 7. 0% 3−HHB(F,F)−F 7. 0% 3−HBB(F)−OCF2 CFHCF3 2. 0% 3−HBB(F,F)−OCF2 CFHCF3 2. 0% 5−HBBH−3 2. 0% 5−HB(F)BH−3 3. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=130. 6
(℃)、20℃における粘度はη20=24.6(mPa
・s)、25℃における屈折率異方性はΔn=0.11
0、20℃における誘電率異方性はΔε=5.6であっ
た。この液晶組成物を6.0μmのOCB用セルに封入
し、スプレイ配向からベンド配向に転移する転移電圧電
圧(VCR)を測定したところ、VCR=2.83(V)で
あった。また、この液晶組成物の電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は98.8であった。
【0041】実施例24 5−H4HB−OCF3 5. 0% 4−H2BB(F)−F 5. 0% 5−H2BB(F)−F 5. 0% 3−HHB−OCF3 5. 0% 3−HBB(F,F)−OCF2 CFHCF3 5. 0% 3−HBB−OCF2 CFHCF3 5. 0% 3−HBB(F,F)−F 10. 0% 5−HBB(F,F)−F 10. 0% 3−HBEB−F 15. 0% 3−HBEB(F,F)−F 10. 0% 3−HB−CL 10. 0% 3−HHB−CL 5. 0% 3−HH2BB(F,F)−F 5. 0% 3−HH−4 5. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=99. 1(℃)、
20℃における粘度はη20=28.2(mPa・s)、
25℃における屈折率異方性はΔn=0.119、20
℃における誘電率異方性はΔε=8.2であった。この
液晶組成物を6.0μmのOCB用セルに封入し、スプ
レイ配向からベンド配向に転移する転移電圧電圧
(VCR)を測定したところ、VCR=2.08(V)であ
った。また、この液晶組成物の電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は98.3%であった。
【0042】実施例25 5−H4HB−OCF3 12. 0% 5−H4HB(F,F)−CF3 8. 0% 3−H4HB(F,F)−CF3 14. 4% 5−H4HB(F,F)−F 5. 6% 3−HB−CL 7. 8% 5−HB−CL 3. 2% 4−H2BB(F)−F 8. 0% 5−H2BB(F)−F 7. 0% 3−HHB−OCF3 8. 0% 3−H2HB−OCF3 4. 0% 3−HBB(F,F)−OCF2 CFHCF3 8. 0% 5−HHEB−OCF3 1. 6% 3−HBEB(F,F)−F 5. 0% 1O1−HH−3 1. 4% 5−H2B(F)−F 2. 0% 3−HHB−O1 2. 0% 3−HHEBB−F 2. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=68. 2(℃)、
20℃における粘度はη20=24.2(mPa・s)、
25℃における屈折率異方性はΔn=0.100、20
℃における誘電率異方性はΔε=7.3であった。この
液晶組成物を6.0μmのOCB用セルに封入し、スプ
レイ配向からベンド配向に転移する転移電圧電圧
(VCR)を測定したところ、VCR=2.14(V)であ
った。また、この液晶組成物の電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は98.4%であった。
【0043】実施例26 3−PyB(F)−F 13. 0% 7−HB(F)−F 12. 0% 2−HHB(F)−F 12. 0% 3−HHB(F)−F 12. 0% 5−HHB(F)−F 12. 0% 2−HBB(F)−F 8. 0% 3−HBB(F)−F 8. 0% 5−HBB(F)−F 6. 0% 2−PyBH−3 5. 0% 3−PyBH−3 5. 0% 4−PyBH−3 5. 0% 3−HB(2F,3F)−4 2. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=78. 2(℃)、
20℃における粘度はη20=32.2(mPa・s)、
25℃における屈折率異方性はΔn=0.132、20
℃における誘電率異方性はΔε=6.2であった。この
液晶組成物を6.0μmのOCB用セルに封入し、スプ
レイ配向からベンド配向に転移する転移電圧電圧
(VCR)を測定したところ、VCR=2.12(V)であ
った。また、この液晶組成物の電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は98.0%であった。
【0044】実施例27 3−PyB(F)−F 16. 0% 3−HB−O2 18. 0% 3−HB−O4 5. 0% 2−HHB(F)−F 3. 0% 3−HHB(F)−F 4. 0% 5−HHB(F)−F 4. 0% 2−HBB(F)−F 4. 0% 3−HBB(F)−F 4. 0% 5−HBB(F)−F 4. 0% 2−PyBB−F 9. 0% 3−PyBB−F 9. 0% 4−PyBB−F 9. 0% 5−PyBB−F 9. 0% 3−HHB(2F,3F)−4 2. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=82. 2(℃)、
20℃における粘度はη20=50.2(mPa・s)、
25℃における屈折率異方性はΔn=0.165、20
℃における誘電率異方性はΔε=8.5であった。この
液晶組成物を6.0μmのOCB用セルに封入し、スプ
レイ配向からベンド配向に転移する転移電圧電圧
(VCR)を測定したところ、VCR=2.25(V)であ
った。また、この液晶組成物の電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は98.3%であった。
【0045】実施例28 3−PyB(F)−F 13. 0% 7−HB(F)−F 4. 0% 2−HHB(F)−F 15. 0% 3−HHB(F)−F 15. 0% 5−HHB(F)−F 14. 0% 2−HBB(F)−F 8. 0% 3−HBB(F)−F 8. 0% 5−HBB(F)−F 8. 0% 2−PyBH−3 9. 0% 3−PyBH−3 4. 0% 3−HBB(2F,3F)−4 2. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=86. 7(℃)、
20℃における粘度はη20=28.7(mPa・s)、
25℃における屈折率異方性はΔn=0.103、20
℃における誘電率異方性はΔε=5.8であった。この
液晶組成物を6.0μmのOCB用セルに封入し、スプ
レイ配向からベンド配向に転移する転移電圧電圧
(VCR)を測定したところ、VCR=2.32(V)であ
った。また、この液晶組成物の電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は98.7%であった。
【0046】実施例29 5−HB−CL 22. 0% 2−HBB(F)−F 12. 0% 3−HBB(F)−F 12. 0% 5−HBB(F)−F 12. 0% 4−HHB−CL 10. 0% 3−HBB(F,F)−F 15. 0% 5−HBB(F,F)−F 15. 0% 3−HB(2F,3F)H−4 2. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=66. 7(℃)、
20℃における粘度はη20=22.7(mPa・s)、
25℃における屈折率異方性はΔn=0.105、20
℃における誘電率異方性はΔε=5.1であった。この
液晶組成物を6.0μmのOCB用セルに封入し、スプ
レイ配向からベンド配向に転移する転移電圧電圧
(VCR)を測定したところ、VCR=2.37(V)であ
った。また、この液晶組成物の電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は98.2%であった。
【0047】実施例30 3−H2HB(F,F)−F 5. 0% 5−H2HB(F,F)−F 5. 0% 3−HH2B(F,F)−F 6. 0% 4−H2BB(F,F)−F 10. 0% 3−HBB(F,F)−F 29. 0% 5−HBB(F,F)−F 29. 0% 3−HBEB(F,F)−F 3. 0% 5−HBEB(F,F)−F 3. 0% 3−HHEB(F,F)−F 10. 0% 3−HBPn−4 1. 0% からなる液晶組成物の透明点はTNI=63. 9(℃)、
20℃における粘度はη20=35.1(mPa・s)、
25℃における屈折率異方性はΔn=0.102、20
℃における誘電率異方性はΔε=9.6であった。この
液晶組成物を6.0μmのOCB用セルに封入し、スプ
レイ配向からベンド配向に転移する転移電圧電圧
(VCR)を測定したところ、VCR=1.60(V)であ
った。また、この液晶組成物の電圧保持率を測定した
が、25℃における電圧保持率は98.3%であった。
【0048】
【発明の効果】実施例で示したように、本発明によっ
て、低電圧駆動、高コントラスト、広視野角、かつ高信
頼性のアクティブ駆動OCB素子を実現できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02F 1/1335 510 G02F 1/1335 510 1/1337 1/1337

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)透明電極を有する2枚の基板で形成さ
    れる密閉セルを用い、 b)セル内には正の誘電率異方性及び高い抵抗値を有す
    るネマチック液晶混合物を含み、 c)2枚の上下基盤の上に塗布された配向膜のラビング
    方向を同一方向とし(ツイスト角0度)、 d)配向膜上の液晶のプレチルト方向と基盤とが成す角
    度が一方を+θとすると他方が−θとなるように配置さ
    れ、 e)セルの上下基盤の内の上側基盤の上部に二軸性位相
    差フィルムを配置し、この二軸性位相差フィルムが置か
    れたセルの上下に偏光板が配置され、 f)この密封セルの個々の画素をスイッチイングするア
    クティブ駆動OCB(Optically Compe
    nsated Bend or Birefringe
    nce)素子において、 該ネマチック液晶組成物が第1成分として下記の一般式
    (I)の末端基構造を有する化合物を少なくとも1種ま
    たはそれ以上含有することを特徴とする液晶表示素子。 【化1】 (式中、XはF、Cl、CF3 、OCF3 、CF2 H、
    OCF2 H、OCF2 CF2 H、OCF2 ClまたはO
    CF2 CFHCF3 を示し、Q1 およびQ2 は各々独立
    してHまたはFを示す。)
  2. 【請求項2】 一般式(I)の化合物が、一般式(I−
    a)、(I−b)および(I−c) 【化2】 【化3】 【化4】 (式中、R1 は炭素数1〜10のアルキル基またはフル
    オロアルキル基を示し、基中の任意の1つまたは相隣接
    しない2つ以上のメチレン基(−CH2 −)は酸素原子
    または−CH=CH−によって置換されても良い。Xは
    F、Cl、CF3 、OCF3 、CF2 H、OCF2 H、
    OCF2 CF2 H、OCF2 ClまたはOCF2 CFH
    CF3 を示し、Q1 およびQ2 は各々独立してHまたは
    Fを示し、Z1 ,Z2 、Z3 、Z4 、Z5 、Z6 は各々
    独立して−CH2 CH2 −、−(CH24 −、−CO
    O−、−CF2 O−、−CH=CH−または単結合を示
    し、A、B、C、D、E は各々独立してトランス−
    1,4−シクロヘキシレン、ピリミジン−2,5−ジイ
    ル、1,4−シクロヘキセニレン、または側位のHがF
    で置換されても良い1,4−フェニレンを示す。)で表
    される化合物であることを特徴とする請求項1に記載の
    液晶表示素子。
  3. 【請求項3】 第1成分の使用量が、液晶組成物の全重
    量に対して50〜100重量%であることを特徴とする
    請求項1または2に記載の液晶表示素子。
  4. 【請求項4】a)透明電極を有する2枚の基板で形成さ
    れる密閉セルを用い、 b)セル内には正の誘電率異方性及び高い抵抗値を有す
    るネマチック液晶混合物を含み、 c)2枚の上下基盤の上に塗布された配向膜のラビング
    方向を同一方向とし(ツイスト角0度)、 d)配向膜上の液晶のプレチルト方向と基盤とが成す角
    度が一方を+θとすると他方が−θとなるように配置さ
    れ、 e)セルの上下基盤の内の上側基盤の上部に二軸性位相
    差フィルムを配置し、この二軸性位相差フィルムが置か
    れたセルの上下に偏光板が配置され、 f)この密封セルの個々の画素をスイッチイングするア
    クティブ駆動OCB(Optically Compe
    nsated Bend or Birefringe
    nce)素子において、 該ネマチック液晶組成物が第1成分として下記の一般式
    (I)の末端基構造を有する化合物を少なくとも1種ま
    たはそれ以上含有し、 【化5】 (式中、XはF、Cl、CF3 、OCF3 、CF2 H、
    OCF2 H、OCF2 CF2 H、OCF2 ClまたはO
    CF2 CFHCF3 を示し、Q1 およびQ2 は各々独立
    してHまたはFを示す。) 第2成分として、一般式(II)、(III )及び(IV) 【化6】 (式中、R2 およびR3 は各々独立して炭素数1〜10
    のアルキル基またはフルオロアルキル基を示すが、基中
    の任意の1つまたは相隣接しない2つ以上のメチレン基
    は酸素原子または−CH=CH−によって置換されても
    良い。GおよびJは各々独立してトランス−1,4−シ
    クロヘキシレン、1,4−フェニレン、またはピリミジ
    ン−2,5−ジイルを示し、Z7 は−CH2 CH2 −、
    −COO−、−CH=CH−、−C≡C−または単結合
    を示す。) 【化7】 (式中、R4 およびR5 は各々独立して炭素数1〜10
    のアルキル基またはフルオロアルキル基を示す。いずれ
    においても基中の任意の1つまたは相隣接しない2つ以
    上のメチレン基は酸素原子または−CH=CH−によっ
    て置換されても良い。Kはトランス−1,4−シクロヘ
    キシレン、1,4−フェニレンまたはピリミジン−2,
    5−ジイルを示し、LおよびMは、それぞれ独立して、
    トランス−1,4−シクロヘキシレンまたは側位の1つ
    のHがFで置換されてもよい1,4−フェニレンを示
    す。Z8 およびZ9 は各々独立して、−CH2 CH2
    −、−CH=CH−、−C≡C−、−COO−、または
    単結合を示す。) 【化8】 (式中、R6 およびR7 は各々独立して炭素数1〜10
    のアルキル基またはフルオロアルキル基を示し、基中の
    任意の1つまたは相隣接しない2つ以上のメチレン基は
    酸素原子または−CH=CH−によって置換されても良
    い。Q3 はHまたはFを示す。)で示される化合物群か
    ら選択される少なくとも1種以上を含有することを特徴
    とする液晶表示素子。
  5. 【請求項5】 第2成分の使用量が、液晶組成物の全重
    量に対して40重量%以下であることを特徴とする請求
    項4に記載の液晶表示素子。
  6. 【請求項6】a)透明電極を有する2枚の基板で形成さ
    れる密閉セルを用い、 b)セル内には正の誘電率異方性及び高い抵抗値を有す
    るネマチック液晶混合物を含み、 c)2枚の上下基盤の上に塗布された配向膜のラビング
    方向を同一方向とし(ツイスト角0度)、 d)配向膜上の液晶のプレチルト方向と基盤とが成す角
    度が一方を+θとすると他方が−θとなるように配置さ
    れ、 e)セルの上下基盤の内の上側基盤の上部に二軸性位相
    差フィルムを配置し、この二軸性位相差フィルムが置か
    れたセルの上下に偏光板が配置され、 f)この密封セルの個々の画素をスイッチイングするア
    クティブ駆動OCB(Optically Compe
    nsated Bend or Birefringe
    nce)素子において、 該ネマチック液晶組成物が第1成分として下記の一般式
    (I)の末端基構造を有する化合物を少なくとも1種ま
    たはそれ以上含有し、 【化9】 (式中、XはF、Cl、CF3 、OCF3 、CF2 H、
    OCF2 H、OCF2 CF2 H、OCF2 ClまたはO
    CF2 CFHCF3 を示し、Q1 およびQ2 は各々独立
    してHまたはFを示す。) 第2成分として、一般式(II)、(III )及び(IV) 【化10】 (式中、R2 およびR3 は各々独立して炭素数1〜10
    のアルキル基またはフルオロアルキル基を示すが、基中
    の任意の1つまたは相隣接しない2つ以上のメチレン基
    は酸素原子または−CH=CH−によって置換されても
    良い。GおよびJは各々独立してトランス−1,4−シ
    クロヘキシレン、1,4−フェニレン、またはピリミジ
    ン−2,5−ジイルを示し、Z7 は−CH2 CH2 −、
    −COO−、−CH=CH−、−C≡C−または単結合
    を示す。) 【化11】 (式中、R4 およびR5 は各々独立して炭素数1〜10
    のアルキル基またはフルオロアルキル基を示す。いずれ
    においても基中の任意の1つまたは相隣接しない2つ以
    上のメチレン基は酸素原子または−CH=CH−によっ
    て置換されても良い。Kはトランス−1,4−シクロヘ
    キシレン、1,4−フェニレンまたはピリミジン−2,
    5−ジイルを示し、LおよびMは、それぞれ独立して、
    トランス−1,4−シクロヘキシレンまたは側位の1つ
    のHがFで置換されてもよい1,4−フェニレンを示
    す。Z8 およびZ9 は各々独立して、−CH2 CH2
    −、−CH=CH−、−C≡C−、−COO−、または
    単結合を示す。) 【化12】 (式中、R6 およびR7 は各々独立して炭素数1〜10
    のアルキル基またはフルオロアルキル基を示し、基中の
    任意の1つまたは相隣接しない2つ以上のメチレン基は
    酸素原子または−CH=CH−によって置換されても良
    い。Q3 はHまたはFを示す。)で示される化合物群か
    ら選択される少なくとも1種以上を含有し、第3成分と
    して一般式(VI−a)、(VI−b)、(VI−c)、(VI
    −d)、(VI−e) 【化13】 【化14】 【化15】 【化16】 【化17】 (式中、R8 は炭素数1〜10のアルキル基またはフル
    オロアルキル基を示し、基中の任意の1つまたは相隣接
    しない2つ以上のメチレン基は酸素原子または−CH=
    CH−によって置換されても良い。R9 は炭素数1〜1
    0のアルキル基、フルオロアルキル基または、CF3
    CF2 H、を示し、基中の1つまたは相隣接しない2つ
    以上のメチレン基は酸素原子または−CH=CH−によ
    って置換されても良い。Z10およびZ11は各々独立して
    −CH2 CH2 −、−COO−または単結合を示す。)
    で示される化合物群から選択される1種またはそれ以上
    の化合物を含有することを特徴とする液晶表示素子。
  7. 【請求項7】 第3成分の使用量が、液晶組成物の全重
    量に対して20重量%以下であることを特徴とする請求
    項6に記載の液晶表示素子。
  8. 【請求項8】 液晶組成物のネマチック相範囲が60℃
    以上、光学異方性Δnが0.1以上、スプレイとベンド
    の弾性定数比K3 /K1 が1.7以下、誘電率異方性Δ
    εが5.0以上であることを特徴とする請求項1〜7の
    いずれかに記載の液晶表示素子。
  9. 【請求項9】a)透明電極を有する2枚の基板で形成さ
    れる密閉セルを用い、 b)セル内には正の誘電率異方性及び高い抵抗値を有す
    るネマチック液晶混合物を含み、 c)2枚の上下基盤の上に塗布された配向膜のラビング
    方向を同一方向とし(ツイスト角0度)、 d)配向膜上の液晶のプレチルト方向と基盤とが成す角
    度が一方を+θとすると他方が−θとなるように配置さ
    れ、 e)セルの上下基盤の内の上側基盤の上部に二軸性位相
    差フィルムを配置し、この二軸性位相差フィルムが置か
    れたセルの上下に偏光板が配置され、 f)この密封セルの個々の画素をスイッチイングするア
    クティブ駆動OCB(Optically Compe
    nsated Bend or Birefringe
    nce)素子において、 該ネマチック液晶組成物が第1成分として下記の一般式
    (I)の末端基構造を有する化合物を少なくとも1種ま
    たはそれ以上含有することを特徴とする液晶表示素子用
    液晶組成物。 【化18】 (式中、XはF、Cl、CF3 、OCF3 、CF2 H、
    OCF2 H、OCF2 CF2 H、OCF2 ClまたはO
    CF2 CFHCF3 を示し、Q1 およびQ2 は各々独立
    してHまたはFを示す。)
  10. 【請求項10】a)透明電極を有する2枚の基板で形成
    される密閉セルを用い、 b)セル内には正の誘電率異方性及び高い抵抗値を有す
    るネマチック液晶混合物を含み、 c)2枚の上下基盤の上に塗布された配向膜のラビング
    方向を同一方向とし(ツイスト角0度)、 d)配向膜上の液晶のプレチルト方向と基盤とが成す角
    度が一方を+θとすると他方が−θとなるように配置さ
    れ、 e)セルの上下基盤の内の上側基盤の上部に二軸性位相
    差フィルムを配置し、この二軸性位相差フィルムが置か
    れたセルの上下に偏光板が配置され、 f)この密封セルの個々の画素をスイッチイングするア
    クティブ駆動OCB(Optically Compe
    nsated Bend or Birefringe
    nce)素子において、 該ネマチック液晶組成物が第1成分として下記の一般式
    (I)の末端基構造を有する化合物を少なくとも1種ま
    たはそれ以上含有し、 【化19】 (式中、XはF、Cl、CF3 、OCF3 、CF2 H、
    OCF2 H、OCF2 CF2 H、OCF2 ClまたはO
    CF2 CFHCF3 を示し、Q1 およびQ2 は各々独立
    してHまたはFを示す。) 第2成分として、一般式(II)、(III )及び(VI) 【化20】 (式中、R2 およびR3 は各々独立して炭素数1〜10
    のアルキル基またはフルオロアルキル基を示すが、基中
    の任意の1つまたは相隣接しない2つ以上のメチレン基
    は酸素原子または−CH=CH−によって置換されても
    良い。GおよびJは各々独立してトランス−1,4−シ
    クロヘキシレン、1,4−フェニレン、またはピリミジ
    ン−2,5−ジイルを示し、Z7 は−CH2 CH2 −、
    −COO−、−CH=CH−、−C≡C−または単結合
    を示す。) 【化21】 (式中、R4 およびR5 は各々独立して炭素数1〜10
    のアルキル基またはフルオロアルキル基を示す。いずれ
    においても基中の任意の1つまたは相隣接しない2つ以
    上のメチレン基は酸素原子または−CH=CH−によっ
    て置換されても良い。Kはトランス−1,4−シクロヘ
    キシレン、1,4−フェニレンまたはピリミジン−2,
    5−ジイルを示し、LおよびMは、それぞれ独立して、
    トランス−1,4−シクロヘキシレンまたは側位の1つ
    のHがFで置換されてもよい1,4−フェニレンを示
    す。Z8 およびZ9 は各々独立して、−CH2 CH2
    −、−CH=CH−、−C≡C−、−COO−、または
    単結合を示す。) 【化22】 (式中、R6 およびR7 は各々独立して炭素数1〜10
    のアルキル基またはフルオロアルキル基を示し、基中の
    任意の1つまたは相隣接しない2つ以上のメチレン基は
    酸素原子または−CH=CH−によって置換されても良
    い。Q3 はHまたはFを示す。)で示される化合物群か
    ら選択される少なくとも1種以上を含有することを特徴
    とする液晶表示素子用液晶組成物。
  11. 【請求項11】a)透明電極を有する2枚の基板で形成
    される密閉セルを用い、 b)セル内には正の誘電率異方性及び高い抵抗値を有す
    るネマチック液晶混合物を含み、 c)2枚の上下基盤の上に塗布された配向膜のラビング
    方向を同一方向とし(ツイスト角0度)、 d)配向膜上の液晶のプレチルト方向と基盤とが成す角
    度が一方を+θとすると他方が−θとなるように配置さ
    れ、 e)セルの上下基盤の内の上側基盤の上部に二軸性位相
    差フィルムを配置し、この二軸性位相差フィルムが置か
    れたセルの上下に偏光板が配置され、 f)この密封セルの個々の画素をスイッチイングするア
    クティブ駆動OCB(Optically Compe
    nsated Bend or Birefringe
    nce)素子において、 該ネマチック液晶組成物が第1成分として下記の一般式
    (I)の末端基構造を有する化合物を少なくとも1種ま
    たはそれ以上含有し、 【化23】 (式中、XはF、Cl、CF3 、OCF3 、CF2 H、
    OCF2 H、OCF2 CF2 H、OCF2 ClまたはO
    CF2 CFHCF3 を示し、Q1 およびQ2 は各々独立
    してHまたはFを示す。) 第2成分として、一般式(II)、(III )及び(IV) 【化24】 (式中、R2 およびR3 は各々独立して炭素数1〜10
    のアルキル基またはフルオロアルキル基を示すが、基中
    の任意の1つまたは相隣接しない2つ以上のメチレン基
    は酸素原子または−CH=CH−によって置換されても
    良い。GおよびJは各々独立してトランス−1,4−シ
    クロヘキシレン、1,4−フェニレン、またはピリミジ
    ン−2,5−ジイルを示し、Z7 は−CH2 CH2 −、
    −COO−、−CH=CH−、−C≡C−または単結合
    を示す。) 【化25】 (式中、R4 およびR5 は各々独立して炭素数1〜10
    のアルキル基またはフルオロアルキル基を示す。いずれ
    においても基中の任意の1つまたは相隣接しない2つ以
    上のメチレン基は酸素原子または−CH=CH−によっ
    て置換されても良い。Kはトランス−1,4−シクロヘ
    キシレン、1,4−フェニレンまたはピリミジン−2,
    5−ジイルを示し、LおよびMは、それぞれ独立して、
    トランス−1,4−シクロヘキシレンまたは側位の1つ
    のHがFで置換されてもよい1,4−フェニレンを示
    す。Z8 およびZ9 は各々独立して、−CH2 CH2
    −、−CH=CH−、−C≡C−、−COO−、または
    単結合を示す。) 【化26】 (式中、R6 およびR7 は各々独立して炭素数1〜10
    のアルキル基またはフルオロアルキル基を示し、基中の
    任意の1つまたは相隣接しない2つ以上のメチレン基は
    酸素原子または−CH=CH−によって置換されても良
    い。Q3 はHまたはFを示す。)で示される化合物群か
    ら選択される少なくとも1種以上を含有し、第3成分と
    して一般式(VI−a)、(VI−b)、(VI−c)、(VI
    −d)、(VI−e) 【化27】 【化28】 【化29】 【化30】 【化31】 (式中、R8 は炭素数1〜10のアルキル基またはフル
    オロアルキル基を示し、基中の任意の1つまたは相隣接
    しない2つ以上のメチレン基は酸素原子または−CH=
    CH−によって置換されても良い。R9 は炭素数1〜1
    0のアルキル基、フルオロアルキル基または、CF3
    CF2 H、を示し、基中の1つまたは相隣接しない2つ
    以上のメチレン基は酸素原子または−CH=CH−によ
    って置換されても良い。Z10およびZ11は各々独立して
    −CH2 CH2 −、−COO−または単結合を示す。)
    で示される化合物群から選択される1種またはそれ以上
    の化合物をさらに含有することを特徴とする液晶表示素
    子用液晶組成物。
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