JPH09175600A - 給油ポンプ停止機構 - Google Patents
給油ポンプ停止機構Info
- Publication number
- JPH09175600A JPH09175600A JP33955395A JP33955395A JPH09175600A JP H09175600 A JPH09175600 A JP H09175600A JP 33955395 A JP33955395 A JP 33955395A JP 33955395 A JP33955395 A JP 33955395A JP H09175600 A JPH09175600 A JP H09175600A
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- JP
- Japan
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- oil
- pump
- amt
- tank
- signal
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 給油所タンク内の残油量の不足によって給油
ポンプの作動が自動的に停止する機構を得ること。 【解決手段】 タンク内の貯油量が予め設定された残油
量に達したとき信号を発する貯油量検知装置と、この貯
油量検知装置からの信号を受けて駆動を停止する給油ポ
ンプとからなる。貯油量検知装置からポンプの駆動を停
止する信号は、電気信号、目視信号など種々の形態を採
用することができ、また、ポンプの駆動停止手段として
は、全電源停止による人為的停止、手動による緊急停
止、電気信号を受けての自動停止などの種々の手段を採
用できる。この機構は、タンク外に設置した給油ポンプ
にも、また、タンク内に設置した油中給油ポンプの何れ
にも適用できる。
ポンプの作動が自動的に停止する機構を得ること。 【解決手段】 タンク内の貯油量が予め設定された残油
量に達したとき信号を発する貯油量検知装置と、この貯
油量検知装置からの信号を受けて駆動を停止する給油ポ
ンプとからなる。貯油量検知装置からポンプの駆動を停
止する信号は、電気信号、目視信号など種々の形態を採
用することができ、また、ポンプの駆動停止手段として
は、全電源停止による人為的停止、手動による緊急停
止、電気信号を受けての自動停止などの種々の手段を採
用できる。この機構は、タンク外に設置した給油ポンプ
にも、また、タンク内に設置した油中給油ポンプの何れ
にも適用できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、給油所でタンクか
ら給油するに当たって、残油量の減少に対応してポンプ
を自動的に停止する給油ポンプ停止機構に関する。
ら給油するに当たって、残油量の減少に対応してポンプ
を自動的に停止する給油ポンプ停止機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の給油所における給油は、それぞれ
の貯蔵タンク内に配置したフロート油面計に表示された
残油量を定期的に目で確認して行われている。
の貯蔵タンク内に配置したフロート油面計に表示された
残油量を定期的に目で確認して行われている。
【０００３】ところが、実際の給油作業に際しては、給
油の度毎に残油量を確認するものではないために、タン
ク内の貯蔵量が給油途中で不足することがある。この場
合には、給油中の車を他の計量機へ移動することにな
り、給油効率の低下をもたらすばかりではなく、給油配
管内にエアが吸い込まれて給油した量と出荷量に誤差を
生じることになる。また、給油ポンプの無負荷運転によ
って空転することになり、場合によっては加熱状態にな
り、不慮の事態を招きかねない。
油の度毎に残油量を確認するものではないために、タン
ク内の貯蔵量が給油途中で不足することがある。この場
合には、給油中の車を他の計量機へ移動することにな
り、給油効率の低下をもたらすばかりではなく、給油配
管内にエアが吸い込まれて給油した量と出荷量に誤差を
生じることになる。また、給油ポンプの無負荷運転によ
って空転することになり、場合によっては加熱状態にな
り、不慮の事態を招きかねない。
【０００４】元来、計量機は、ポンプを停止するための
機能を持っているが、この停止機能は、 ａ．車の給油タンクへの供給量が満タンになったとき ｂ．計量機に取り付けられたレバーを人為的に操作する
とき ｃ．突発的な事故等が発生した際に電源を遮断したとき にはじめて機能する。
機能を持っているが、この停止機能は、 ａ．車の給油タンクへの供給量が満タンになったとき ｂ．計量機に取り付けられたレバーを人為的に操作する
とき ｃ．突発的な事故等が発生した際に電源を遮断したとき にはじめて機能する。
【０００５】しかしながら、タンク内の貯油量が少ない
まま給油し給油途中で油が不足した場合、計量機を停止
する機構はなく、万一ガソリンスタンドの従業員が気付
かない場合、ガソリン計量機は回り続けることになる。
これによって、計量機のポンプは加熱し、給油中の車の
給油口からの可燃性ガスへの引火・爆発の危険性があ
る。
まま給油し給油途中で油が不足した場合、計量機を停止
する機構はなく、万一ガソリンスタンドの従業員が気付
かない場合、ガソリン計量機は回り続けることになる。
これによって、計量機のポンプは加熱し、給油中の車の
給油口からの可燃性ガスへの引火・爆発の危険性があ
る。
【０００６】とくに、運転手が直接給油を行なうセルフ
スタンド化が行われた場合、この危険性は一層倍加する
ことになる。
スタンド化が行われた場合、この危険性は一層倍加する
ことになる。
【０００７】また、近年、給油所内の空間の有効利用の
面から計量機を小型化する傾向にあり、従来多く使用さ
れてきた計量機内に取り付けられていた吸上げポンプを
油中ポンプとしてタンク内の貯油内に設置する傾向が高
まっている。この油中ポンプの設置は、タンク内の貯蔵
油不足に伴う空転による加熱は、ガス雰囲気の引火・爆
発をもたらす危険性をより多くはらむことにもなる。
面から計量機を小型化する傾向にあり、従来多く使用さ
れてきた計量機内に取り付けられていた吸上げポンプを
油中ポンプとしてタンク内の貯油内に設置する傾向が高
まっている。この油中ポンプの設置は、タンク内の貯蔵
油不足に伴う空転による加熱は、ガス雰囲気の引火・爆
発をもたらす危険性をより多くはらむことにもなる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、給油所タンク内の残油量の不足によって給
油ポンプの作動が自動的に停止する機構を得ることにあ
る。
する課題は、給油所タンク内の残油量の不足によって給
油ポンプの作動が自動的に停止する機構を得ることにあ
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の給油ポンプ停止
機構は、タンク内の貯油量が予め設定された残油量に達
したとき信号を発する貯油量検知装置と、この貯油量検
知装置からの信号を受けて駆動を停止する給油ポンプと
からなることを特徴とする。
機構は、タンク内の貯油量が予め設定された残油量に達
したとき信号を発する貯油量検知装置と、この貯油量検
知装置からの信号を受けて駆動を停止する給油ポンプと
からなることを特徴とする。
【００１０】貯油量検知装置からポンプの駆動を停止す
る信号は、電気信号、目視信号など種々の形態を採用す
ることができ、また、ポンプの駆動停止手段としては、
全電源停止による人為的停止、手動による緊急停止、電
気信号を受けての自動停止などの種々の手段を採用でき
る。
る信号は、電気信号、目視信号など種々の形態を採用す
ることができ、また、ポンプの駆動停止手段としては、
全電源停止による人為的停止、手動による緊急停止、電
気信号を受けての自動停止などの種々の手段を採用でき
る。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明は、タンク外に設置した給
油ポンプにも、また、タンク内に設置した油中給油ポン
プの何れにも適用できる。
油ポンプにも、また、タンク内に設置した油中給油ポン
プの何れにも適用できる。
【００１２】また、本発明は、先に出願した特願平７−
２３５７５８号出願において開示した「給油所設備にお
ける検知装置」の中にも組み込むことができ、これによ
り、給油所設備における集中監視体制がよりいっそう充
実したものとなる。
２３５７５８号出願において開示した「給油所設備にお
ける検知装置」の中にも組み込むことができ、これによ
り、給油所設備における集中監視体制がよりいっそう充
実したものとなる。
【００１３】
【実施例】本発明を油中ポンプを設けた給油所設備に適
用し、ポンプの駆動停止として、貯油量検知装置から信
号を受けて、ポンプを自動停止させる形態のものに適用
した実施例を示す。
用し、ポンプの駆動停止として、貯油量検知装置から信
号を受けて、ポンプを自動停止させる形態のものに適用
した実施例を示す。
【００１４】図１はその設備装置の概要を示し、図中、
１は貯油のための地下タンクを示し、２は諸車両に給油
するための給油ホース３を有する計量機を示す。この給
油ホース３は、タンク内の貯蔵油を吐出するための吐出
管４と連結されており、その吐出管４の先端は貯蔵油内
に設置された油中ポンプ５と連結されている。この油中
ポンプ５は計量機２の図示しない作動ボタンを操作する
ことによって作動し、または、停止する。また、６は、
タンク内の残油量が設定値に到達したとき油中ポンプ５
を自動的に停止させるための油中ポンプ制御装置を示
す。この残油量の設定は、タンク内の残油量を測定する
残油量検出装置７から得た情報を示す油面計８によっ
て、行われる。
１は貯油のための地下タンクを示し、２は諸車両に給油
するための給油ホース３を有する計量機を示す。この給
油ホース３は、タンク内の貯蔵油を吐出するための吐出
管４と連結されており、その吐出管４の先端は貯蔵油内
に設置された油中ポンプ５と連結されている。この油中
ポンプ５は計量機２の図示しない作動ボタンを操作する
ことによって作動し、または、停止する。また、６は、
タンク内の残油量が設定値に到達したとき油中ポンプ５
を自動的に停止させるための油中ポンプ制御装置を示
す。この残油量の設定は、タンク内の残油量を測定する
残油量検出装置７から得た情報を示す油面計８によっ
て、行われる。
【００１５】図２は、図１に示す設備装置における油中
ポンプの停止作動フロー図を示す。
ポンプの停止作動フロー図を示す。
【００１６】同図に示すように、タンク１内の残油量の
低減によって、予め設定された所定の量に到達した時、
残油量検出装置７からの信号が油面計８に到達する。さ
らに、油面計８から油中ポンプ制御装置６に伝達され、
ここで、油中ポンプの停止信号に変換され、この停止信
号は油中ポンプ５に伝達されて油中ポンプ５を停止す
る。
低減によって、予め設定された所定の量に到達した時、
残油量検出装置７からの信号が油面計８に到達する。さ
らに、油面計８から油中ポンプ制御装置６に伝達され、
ここで、油中ポンプの停止信号に変換され、この停止信
号は油中ポンプ５に伝達されて油中ポンプ５を停止す
る。
【００１７】なお、この実施例においては、給油ポンプ
を油中ポンプとしてタンク内に設けた例について説明し
たが、給油ポンプを計量機内に設置した給油設備にも適
用できるのは勿論である。この場合には、上記油中ポン
プの場合に対して、計量機個々に対してポンプを制御す
る必要がある。
を油中ポンプとしてタンク内に設けた例について説明し
たが、給油ポンプを計量機内に設置した給油設備にも適
用できるのは勿論である。この場合には、上記油中ポン
プの場合に対して、計量機個々に対してポンプを制御す
る必要がある。
【００１８】
【発明の効果】本発明によって以下の効果を奏する。
【００１９】（１）残油量が設定量よりも少なくなった
場合には、吸引ポンプはタンク内の油を吸引する前に自
動的に停止することになる。
場合には、吸引ポンプはタンク内の油を吸引する前に自
動的に停止することになる。
【００２０】（２）吸引ポンプの故障を未然に防止でき
る。
る。
【００２１】（３）したがって、作業効率の低下がな
く、且つ、安全である。
く、且つ、安全である。
【図１】 本発明を油中ポンプを設けた給油所設備に適
用した実施例を示す。
用した実施例を示す。
【図２】 図１に示す設備装置において、残油量検出装
置が、タンク内の残油量を検知したのち、油中ポンプを
停止するまでの作動フローを示す。
置が、タンク内の残油量を検知したのち、油中ポンプを
停止するまでの作動フローを示す。
１ 地下タンク、２ 計量機、３ 給油ホース、４ 吐
出管、５ 油中ポンプ、６ 油中ポンプ制御装置、７
残油量検出装置、８ 油面計
出管、５ 油中ポンプ、６ 油中ポンプ制御装置、７
残油量検出装置、８ 油面計
Claims (1)
- 【請求項１】 タンク内の貯油量が予め設定された残油
量に達したとき信号を発する貯油量検知装置と、この貯
油量検知装置からの信号を受けて駆動を停止する給油ポ
ンプとからなる給油ポンプ停止機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33955395A JPH09175600A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 給油ポンプ停止機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33955395A JPH09175600A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 給油ポンプ停止機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09175600A true JPH09175600A (ja) | 1997-07-08 |
Family
ID=18328566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33955395A Pending JPH09175600A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 給油ポンプ停止機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09175600A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001181874A (ja) * | 1999-12-20 | 2001-07-03 | Mitsubishi Electric Corp | 脱脂洗浄方法及び洗浄装置 |
-
1995
- 1995-12-26 JP JP33955395A patent/JPH09175600A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001181874A (ja) * | 1999-12-20 | 2001-07-03 | Mitsubishi Electric Corp | 脱脂洗浄方法及び洗浄装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050117 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050121 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20050322 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051216 |