JPS6026214Y2 - 二元燃料エンジンの運転制御装置 - Google Patents

二元燃料エンジンの運転制御装置

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Publication number
JPS6026214Y2
JPS6026214Y2 JP3710181U JP3710181U JPS6026214Y2 JP S6026214 Y2 JPS6026214 Y2 JP S6026214Y2 JP 3710181 U JP3710181 U JP 3710181U JP 3710181 U JP3710181 U JP 3710181U JP S6026214 Y2 JPS6026214 Y2 JP S6026214Y2
Authority
JP
Japan
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ventilation fan
engine
gaseous fuel
fuel
control device
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Expired
Application number
JP3710181U
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English (en)
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JPS57150239U (ja
Inventor
義孝 毛利
宗之 山口
王駿 沖田
尚夫 山口
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は液体燃料と気体燃料を併用する二元燃料エンジ
ンの運転制御装置に関し、上記気体燃料が機関室内に充
満することによる危険を防止するものである。
ところで、この種の二元燃料エンジンは主として陸用常
用エンジンとして通常は外部から供給される気体燃料に
より運転を行うと共に、該燃料の供給が停止される非常
時或は停電時等に際しては非常用エンジンとして液体燃
料による運転を可能としたものであるが、上記気体燃料
による運転中に何等かの異常により該燃料が漏出して機
関室内に充満すると極めて危険な状態となるのである。
そこで本考案においては、この種の二元燃料エンジンが
設置される機関室に換気扇を装備すると共に、モーター
の故障或は停電等により該換気扇が異常停止した場合に
は、外部からの気体燃料の供給を停止し且つ自動的にエ
ンジンの運転モードを気体燃料運転から液体燃料運転に
切換えるようになし、これにより機関室内に漏出気体燃
料が充満することによる危険を防止すると共に、停電等
の異常時に際しても非常用エンジンとして安全に運転を
行い得るようにしたものである。
以下これを図に示す実施例により説明すると、第1図に
おいて1は機関室、2は該室内に設置された二元燃料エ
ンジン、3は該エンジンに駆動される発電機である。
4はエンジン2に装備された過給機、5は該過給機にお
ける空気送出路4aにインタークーラー6を介して接続
された給気多気管、7は同じく排気出口に接続された排
気管で、該排気管は機関室1外に導かれている。
8は外部から機関室内に導かれた気体燃料供給管で、骸
骨の各分岐部8aは上記給気多気管5の各分岐部に気体
燃料供給弁(図示せず)を介して夫々接続されており、
且つ該気体燃料供給管8上には遮断弁9が装備されてい
る。
10は機関室1の側壁に装備された換気扇、11は該換
気扇の駆動用モーター、12は該換気扇の異常停止時に
これを検知して換気扇停止信号Aを発生させるセンサー
で、図示の実施例においては換気扇の吸入側及び吐出側
の圧力を検知し、その差が一定以下に低下した際に上記
信号を発生する微差圧スイッチが用いられているが、そ
の他回転センサー或はモーター11の駆動電流センサー
等を用いてもよい。
13は上記信号Aが導入されるコントロールボックス、
14はエンジン1の運転モード設定装置で、該装置とし
ては例えば液体燃料用ポンプ及び気体燃料用ポンプを選
択的に作動させるソレノイド、気体燃料運転時に着火に
必要な少量の液体燃料を供給するために上記液体燃料用
ポンプの吐出量を一定量に制限するソレノイド等がある
尚、図示の実施例にわいては、気体燃料運転時における
燃焼用空気の過!II供給を防止するため、過給機4に
空気送出路4aから吸込路4bに一部の空気を戻すバイ
パス4cが設けられ、該バイパス上に気体燃料運転時に
開く開閉弁14′が設置されているが、該開閉弁も運転
モード設定装置14に含まれるものである。
次にその作用を説明すると、先づエンジン始動信号を投
入すると、該信号により換気扇10の駆動用モーター1
1が作動せしめられると同時に、運転モート設定装置1
4.14’が液体燃料運転状態に設定されることにより
該液体燃料による運転が開始されるのであるが、運転開
始から一定時間が経過すると上記設定装置14.14’
が気体燃料運転状態に切換えられ且つ気体燃料供給管8
上の遮断弁9が開くことにより気体燃料運転に切換り、
これにより通常の運転状態となるのである。
然してこの状態で上記モーター11の故障或は停電等に
より換気扇10が停止すると、該換気扇の吸込側と吐出
側の圧力差が一定以下になることにより、センサー12
がこれを検知して換気扇停止信号Aを発生させるのであ
り、これが第2図に示すように表示装置15に伝達され
て1換気扇停止ヨ等と表示させ且つブザー等の警報器1
6を作動させると共に、気体燃料供給管8上の遮断弁9
に伝達されて該弁を閉じ、更に運転モード設定装置14
.14’を液体燃料運転状態に切換えるのであり、この
ようにして換気扇10の異常停止時にエンジンは自動的
に液体燃料運転に切換えられ、換気扇が停止した状態で
気体燃料運転を行うことによる危険が防止されるのであ
る。
尚、換気扇が停止した状態で液体燃料運転中、機関室内
の温度が異常に上昇腰或はこれに伴ってエンジン回転速
度が低下した場合等には、これらの異常を検知するセン
サーにより第2図に示すように異常停止信号Bが発せら
れ、該信号及び上記換気扇停止信号Aが導入される保護
回路17により、液体燃料用ポンプにおける停止ソレノ
イド等の停止装置18が作動せしめられ、これにより最
終的にエンジンが停止されるのである。
以上のように本考案は、二元燃料エンジンが設置される
機関室に換気扇を装備すると共に、該換気扇の異常停止
時には、これを検知するセンサーからの信号で外部から
の気体燃料の供給を停止し且つエンジンの運転モードを
自動的に気体燃料運転から液体燃料運転に切換える構成
としたから、機関室に漏出気体燃料が充満することによ
る爆発事故等の危険が未然に防止されると共に、停電等
に際して上記換気扇が停止した場合にも液体燃料により
安全に運転を継続することが可能となり、常用及び非常
用として適したエンジンが実現せしめられる効果を奏す
るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例を示す機関室内の配置図、第2図
は該実施例の作用を説明するブロック図である。 1は機関室、2はエンジン、8は気体燃料供給管、9は
遮断弁、10は換気扇、12はセンサ、14.14’は
運転モード設定装置、Aは換気扇停止信号。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機関室に換気扇を装備すると共に、該換気扇の異常停止
    を検知するセンサーを具備し、該センサーからの換気扇
    停止信号により気体燃料供給管上の遮断弁を閉じ、且つ
    運転モード設定装置を気体燃料運転状態から液体燃料運
    転状態に切換えるようにしたことを特徴とする二元燃料
    エンジンの運転制御装置。
JP3710181U 1981-03-16 1981-03-16 二元燃料エンジンの運転制御装置 Expired JPS6026214Y2 (ja)

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JP3710181U JPS6026214Y2 (ja) 1981-03-16 1981-03-16 二元燃料エンジンの運転制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS57150239U JPS57150239U (ja) 1982-09-21
JPS6026214Y2 true JPS6026214Y2 (ja) 1985-08-07

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ID=29834307

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