JPS6221734Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6221734Y2 JPS6221734Y2 JP7096082U JP7096082U JPS6221734Y2 JP S6221734 Y2 JPS6221734 Y2 JP S6221734Y2 JP 7096082 U JP7096082 U JP 7096082U JP 7096082 U JP7096082 U JP 7096082U JP S6221734 Y2 JPS6221734 Y2 JP S6221734Y2
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- JP
- Japan
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- gas
- gas supply
- pressure
- engine
- fuel
- Prior art date
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- Expired
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- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 63
- 239000002737 fuel gas Substances 0.000 claims description 22
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 4
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 4
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000003502 gasoline Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000002000 scavenging effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はガスエンジンの燃料ガス供給装置に関
し、洩れ出た燃料ガスによるガス爆発を防止する
ことを目的とする。
し、洩れ出た燃料ガスによるガス爆発を防止する
ことを目的とする。
従来、冷暖房用のヒートポンプ駆動用エンジン
として用いられる都市ガスやLPG等のガスを燃料
とするガスエンジンでは、ガス燃料エンジンの燃
料ガス−空気混合器が、ガス供給源に廚房用ガス
器具と並列に接続されて使用される。
として用いられる都市ガスやLPG等のガスを燃料
とするガスエンジンでは、ガス燃料エンジンの燃
料ガス−空気混合器が、ガス供給源に廚房用ガス
器具と並列に接続されて使用される。
ところが、こうしたものでは、廚房用ガス器具
と同時にエンジンを使用している時に、エンジン
が何らかの原因で燃料ガスを異常吸引すると、ガ
ス供給路内の圧力が降下し、ガス器具が開弁した
ままの状態で消火する。そして、その異常吸引が
無くなつて、ガス供給路内の圧力が回復したとき
に、ガス器具から燃料ガスが漏出して、ガス爆発
を起すというおそれがある。
と同時にエンジンを使用している時に、エンジン
が何らかの原因で燃料ガスを異常吸引すると、ガ
ス供給路内の圧力が降下し、ガス器具が開弁した
ままの状態で消火する。そして、その異常吸引が
無くなつて、ガス供給路内の圧力が回復したとき
に、ガス器具から燃料ガスが漏出して、ガス爆発
を起すというおそれがある。
本考案は、上記問題を解決するために提案され
たもので、ガスエンジンが燃料ガスを異常吸引し
てガス供給路内の圧力が低下するとガス圧センサ
がこれを検知し、ガス供給源に設けた遮断弁を閉
止し、廚房用ガス器具から燃料ガスの漏出を防い
で、ガス爆発を防止するようにするものである。
たもので、ガスエンジンが燃料ガスを異常吸引し
てガス供給路内の圧力が低下するとガス圧センサ
がこれを検知し、ガス供給源に設けた遮断弁を閉
止し、廚房用ガス器具から燃料ガスの漏出を防い
で、ガス爆発を防止するようにするものである。
以下、本考案の実施例を図面に基き説明する。
第1図は水冷2サイクルガソリンエンジンの縦
断側面図を示し、このエンジン1は、クランクケ
ース2の上方にシリンダブロツク3とシリンダヘ
ツド4とを順に載置固定してあり、シリンダブロ
ツク3にはピストン5が上下摺動自在に内装して
ある。ピストン5が摺動するシリンダブロツク3
の内周面には掃気口7、排気口8及び吸気口9が
それぞれ開口し、これら各開口7,8,9はピス
トン5の上下摺動で開閉制御される、いわゆるピ
ストンバルブ型式の2サイクルエンジンに構成し
てある。
断側面図を示し、このエンジン1は、クランクケ
ース2の上方にシリンダブロツク3とシリンダヘ
ツド4とを順に載置固定してあり、シリンダブロ
ツク3にはピストン5が上下摺動自在に内装して
ある。ピストン5が摺動するシリンダブロツク3
の内周面には掃気口7、排気口8及び吸気口9が
それぞれ開口し、これら各開口7,8,9はピス
トン5の上下摺動で開閉制御される、いわゆるピ
ストンバルブ型式の2サイクルエンジンに構成し
てある。
そして、吸気口9は吸気ポート10を通じて混
合器11及びエアクリーナ12にそれぞれ連通さ
せてあり、混合器11には都市ガス等の燃料ガス
供給源13からの燃料ガスを供給するガス供給路
14が接続してある。
合器11及びエアクリーナ12にそれぞれ連通さ
せてあり、混合器11には都市ガス等の燃料ガス
供給源13からの燃料ガスを供給するガス供給路
14が接続してある。
このガス供給路14は、燃料ガス供給源13と
混合器11のガス入口15とを連通するガス供給
管16の途中の燃料ガス供給源寄り部に電磁遮断
弁17を、混合器11寄り部に圧力調整器18を
それぞれ配置するとともに、圧力調整器18と電
磁遮断弁17との間のガス供給管16からはガス
コンロ等の廚房用ガス器具19へ燃料ガスを供給
するガス供給管16が分岐させてある。
混合器11のガス入口15とを連通するガス供給
管16の途中の燃料ガス供給源寄り部に電磁遮断
弁17を、混合器11寄り部に圧力調整器18を
それぞれ配置するとともに、圧力調整器18と電
磁遮断弁17との間のガス供給管16からはガス
コンロ等の廚房用ガス器具19へ燃料ガスを供給
するガス供給管16が分岐させてある。
尚、エンジン1が多気筒である場合、混合器1
1は第3図に示すように吸気マニホールド20の
内部に形成してもよい。
1は第3図に示すように吸気マニホールド20の
内部に形成してもよい。
圧力調整器18は燃料ガス供給源13の燃料ガ
スを略大気圧にまで減圧するもので、その調圧室
20には圧力センサ21が取付けてある。
スを略大気圧にまで減圧するもので、その調圧室
20には圧力センサ21が取付けてある。
この圧力センサ21は調圧室20の圧力が異常
に低くなつた時に安全回路22を介して燃料ガス
供給路16中の電磁遮断弁17を閉じて調圧器1
8及び廚房用ガス器具19への燃料ガス供給を絶
つようにしてある。
に低くなつた時に安全回路22を介して燃料ガス
供給路16中の電磁遮断弁17を閉じて調圧器1
8及び廚房用ガス器具19への燃料ガス供給を絶
つようにしてある。
次にその作用を詳述する。エンジンが何らかの
原因で一時的に過回転すると圧力調整器18の調
圧室20の負圧が高くなると圧力センサ21がこ
れを検出してコンパレータ23へ入力する。コン
パレータ23に入力された圧力センサ21からの
圧力信号は標準圧力用信号設定部24からの標準
圧力信号と比較され、これより低いと判断される
とインドータ25に出力された後、制御回路26
からスイツチ回路27と発光ダイオードで構成し
た警報灯とに出力されるスイツチ回路27に出力
されるとスイツチングトランジスタ29が導通状
態となつてバツテリ30からの電流でリレー31
を作動させ、リレー31の常閉接点32を開成す
るのでガス供給管16に設けた常閉の電磁遮断弁
17への給電回路33が絶たれて遮断弁17がガ
ス供給管16を閉止して廚房用ガス器具19への
ガス供給をなくする。
原因で一時的に過回転すると圧力調整器18の調
圧室20の負圧が高くなると圧力センサ21がこ
れを検出してコンパレータ23へ入力する。コン
パレータ23に入力された圧力センサ21からの
圧力信号は標準圧力用信号設定部24からの標準
圧力信号と比較され、これより低いと判断される
とインドータ25に出力された後、制御回路26
からスイツチ回路27と発光ダイオードで構成し
た警報灯とに出力されるスイツチ回路27に出力
されるとスイツチングトランジスタ29が導通状
態となつてバツテリ30からの電流でリレー31
を作動させ、リレー31の常閉接点32を開成す
るのでガス供給管16に設けた常閉の電磁遮断弁
17への給電回路33が絶たれて遮断弁17がガ
ス供給管16を閉止して廚房用ガス器具19への
ガス供給をなくする。
こうして、一旦リレー31が働いて遮断弁17
がガス供給路16を閉じるとともにブザー34を
警鳴し、異常を表示しエンジンを停止させた後
は、リレー31の常開接点35で形成された自己
保持回路36でリレー31が作動しつづけるの
で、エンジン1の停止に伴ない圧力調整器18の
調圧室20の圧力が復帰しても遮断弁17を開か
ず廚房用ガス器具19へのガス供給を阻止しつづ
けて、燃料ガスの漏出を防止する。
がガス供給路16を閉じるとともにブザー34を
警鳴し、異常を表示しエンジンを停止させた後
は、リレー31の常開接点35で形成された自己
保持回路36でリレー31が作動しつづけるの
で、エンジン1の停止に伴ない圧力調整器18の
調圧室20の圧力が復帰しても遮断弁17を開か
ず廚房用ガス器具19へのガス供給を阻止しつづ
けて、燃料ガスの漏出を防止する。
こうして、エンジン1が止まり、ブザー34と
警報灯28が作動すると作業者は異常に気がつ
き、廚房用ガス器具19の元栓37を止める。
警報灯28が作動すると作業者は異常に気がつ
き、廚房用ガス器具19の元栓37を止める。
次に、この状態から、エンジン1を再び運転す
る場合は、自己保持回路36中の押ボタン式リセ
ツトスイツチ38を操作するとリレー31の作動
が停止し、常用接点32が閉じて遮断弁17を開
くので燃料ガスがガス供給路16からエンジン1
に供給されるようになり、エンジン1が始動・運
転できるようになる。
る場合は、自己保持回路36中の押ボタン式リセ
ツトスイツチ38を操作するとリレー31の作動
が停止し、常用接点32が閉じて遮断弁17を開
くので燃料ガスがガス供給路16からエンジン1
に供給されるようになり、エンジン1が始動・運
転できるようになる。
また、第2図は別の実施例を示すもので、これ
は、調圧室20の圧力と、廚房用ガス器具19に
分岐する前のガス供給路16中のガス圧とを比較
するために、ガス供給管16に設けた圧力センサ
39からの圧力信号を標準圧力信号としてコンパ
レータ23に入力させるようにしたものである。
は、調圧室20の圧力と、廚房用ガス器具19に
分岐する前のガス供給路16中のガス圧とを比較
するために、ガス供給管16に設けた圧力センサ
39からの圧力信号を標準圧力信号としてコンパ
レータ23に入力させるようにしたものである。
本考案は、以上に述べたように構成され作用す
るので次の効果を奏する。
るので次の効果を奏する。
即ち、エンジンが何らかの原因で燃料ガスを異
常吸引し、ガス供給路内が圧力降下し、ガス器具
が開弁のまま消火する危険が生じた場合に、これ
をガス圧力センサが検出し、このガス圧力センサ
の検出作動に基づきガス供給路中に配設した遮断
弁を閉止作動させて廚房用ガス器具へのガス供給
を絶つので、以後、ガス器具からガスが流出する
ことがなくなり、ガス流出によるガス爆発を防止
できる。
常吸引し、ガス供給路内が圧力降下し、ガス器具
が開弁のまま消火する危険が生じた場合に、これ
をガス圧力センサが検出し、このガス圧力センサ
の検出作動に基づきガス供給路中に配設した遮断
弁を閉止作動させて廚房用ガス器具へのガス供給
を絶つので、以後、ガス器具からガスが流出する
ことがなくなり、ガス流出によるガス爆発を防止
できる。
図は本考案の実施例を示し、第1図は水冷2サ
イクルエンジンの縦断側面図、第2図及び第3図
はそれぞれ別実施例を示し、第2図は電気回路
図、第3図は吸気管部分の断面図である。 1……ガスエンジン、13……燃料ガス源、1
6……ガス供給路、17……遮断弁、18……圧
力調整器、21……圧力センサ。
イクルエンジンの縦断側面図、第2図及び第3図
はそれぞれ別実施例を示し、第2図は電気回路
図、第3図は吸気管部分の断面図である。 1……ガスエンジン、13……燃料ガス源、1
6……ガス供給路、17……遮断弁、18……圧
力調整器、21……圧力センサ。
Claims (1)
- 燃料ガス源13にガス供給路16を介してエン
ジン1と廚房用ガス器具19とを接続し、ガス供
給路16に圧力センサ21を設け、この圧力セン
サ21でのガス圧異常低下検出に基づき閉弁作動
する遮断弁17をガス供給路16中に配設し、遮
断弁17の閉弁作動により燃料ガス源13から上
記廚房用ガス器具19への燃料の供給を遮断する
ように構成した事を特徴とするガスエンジンの燃
料ガス供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7096082U JPS58173741U (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | ガスエンジンの燃料ガス供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7096082U JPS58173741U (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | ガスエンジンの燃料ガス供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58173741U JPS58173741U (ja) | 1983-11-19 |
JPS6221734Y2 true JPS6221734Y2 (ja) | 1987-06-02 |
Family
ID=30080594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7096082U Granted JPS58173741U (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | ガスエンジンの燃料ガス供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58173741U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5395848B2 (ja) * | 2011-06-24 | 2014-01-22 | 三井造船株式会社 | 低速2サイクルガスエンジン |
DK3015699T3 (en) * | 2014-10-31 | 2019-03-11 | Winterthur Gas & Diesel Ag | Gas supply system with a control system and cylinder for a piston combustion engine, piston combustion engine and method of operation of a piston combustion engine |
JP6457374B2 (ja) * | 2015-10-20 | 2019-01-23 | 株式会社クボタ | エンジン補機支持構造 |
-
1982
- 1982-05-14 JP JP7096082U patent/JPS58173741U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58173741U (ja) | 1983-11-19 |
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