JPH0610785A - 機関緊急停止システム - Google Patents
機関緊急停止システムInfo
- Publication number
- JPH0610785A JPH0610785A JP18738592A JP18738592A JPH0610785A JP H0610785 A JPH0610785 A JP H0610785A JP 18738592 A JP18738592 A JP 18738592A JP 18738592 A JP18738592 A JP 18738592A JP H0610785 A JPH0610785 A JP H0610785A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- fuel
- emergency stop
- way switching
- drain pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明に係る機関緊急停止システムの目的は
圧縮空気を使用せず三方切替弁の切替と燃料ドレンポン
プの運転のみで機関内部の燃料油を排出し、可及的速か
に機関の停止を行うことができるとともに、運転再開始
後燃料系統へ圧縮空気がリークして機関トラブルの原因
となることのない機関緊急停止システムを提供すること
である。 【構成】 内燃機関への燃料供給ポンプ下流及び燃料ド
レンポンプ上流にそれぞれ設置された該三方切替弁と該
三方切替弁を機関緊急停止信号により切替えるとともに
前記燃料ドレンポンプに運転指令を出す制御装置とを備
え機関内部の燃料油を排出して機関停止を可及的速かに
行うことを特徴とする。
圧縮空気を使用せず三方切替弁の切替と燃料ドレンポン
プの運転のみで機関内部の燃料油を排出し、可及的速か
に機関の停止を行うことができるとともに、運転再開始
後燃料系統へ圧縮空気がリークして機関トラブルの原因
となることのない機関緊急停止システムを提供すること
である。 【構成】 内燃機関への燃料供給ポンプ下流及び燃料ド
レンポンプ上流にそれぞれ設置された該三方切替弁と該
三方切替弁を機関緊急停止信号により切替えるとともに
前記燃料ドレンポンプに運転指令を出す制御装置とを備
え機関内部の燃料油を排出して機関停止を可及的速かに
行うことを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はディーゼル機関の緊急停
止システムに関する。
止システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来シリンダ内への燃料の供給を遮断す
ることにより機関を停止する様構成されている装置がリ
ンクの固着等により不具合を生じた場合機関の緊急停止
を可能にする緊急停止システムを設置している。前記従
来の機関の緊急停止システムを図２によって説明する。
図２は従来例の緊急停止システムの図である。図におい
て０１は機関、０２は燃料供給ポンプ、０５は油分離
器、０４は三方切替弁で機関０１と燃料供給ポンプ０２
の間及び機関と油分離器０５の間に設けられている。０
３は調圧弁で油分離器０５側の三方切替弁と燃料供給ポ
ンプ０２の吸入管との間に設けられている。燃料供給ポ
ンプ側の三方切替弁０４に圧縮空気管が接続されてい
る。前記従来の機関の緊急停止システムの作用を説明す
る。従来緊急停止時には燃料供給ポンプ０２を停止させ
ると同時に三方切替弁０４を切替え燃料供給ポンプ０２
側の三方切替弁０４を通して圧縮空気を燃料管に送り込
み機関内部の燃料を強制的に排出側の三方切替弁０４を
通して油分離器０５へ排出させるので機関は停止する。
ることにより機関を停止する様構成されている装置がリ
ンクの固着等により不具合を生じた場合機関の緊急停止
を可能にする緊急停止システムを設置している。前記従
来の機関の緊急停止システムを図２によって説明する。
図２は従来例の緊急停止システムの図である。図におい
て０１は機関、０２は燃料供給ポンプ、０５は油分離
器、０４は三方切替弁で機関０１と燃料供給ポンプ０２
の間及び機関と油分離器０５の間に設けられている。０
３は調圧弁で油分離器０５側の三方切替弁と燃料供給ポ
ンプ０２の吸入管との間に設けられている。燃料供給ポ
ンプ側の三方切替弁０４に圧縮空気管が接続されてい
る。前記従来の機関の緊急停止システムの作用を説明す
る。従来緊急停止時には燃料供給ポンプ０２を停止させ
ると同時に三方切替弁０４を切替え燃料供給ポンプ０２
側の三方切替弁０４を通して圧縮空気を燃料管に送り込
み機関内部の燃料を強制的に排出側の三方切替弁０４を
通して油分離器０５へ排出させるので機関は停止する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のシ
ステムにおいては圧縮空気を使用するため再始動時エア
抜きが必要な不具合があった。本発明の目的は前記不具
合を解消し圧縮空気を使用せず、三方切替弁の切替と燃
料ドレンポンプの運転のみで機関内部の燃料油を排出し
可及的速かに機関の停止ができるとともに運転再開始後
燃料系統へ圧縮空気がリークして機関トラブルの原因と
なることのない機関緊急停止システムを提供することで
ある。
ステムにおいては圧縮空気を使用するため再始動時エア
抜きが必要な不具合があった。本発明の目的は前記不具
合を解消し圧縮空気を使用せず、三方切替弁の切替と燃
料ドレンポンプの運転のみで機関内部の燃料油を排出し
可及的速かに機関の停止ができるとともに運転再開始後
燃料系統へ圧縮空気がリークして機関トラブルの原因と
なることのない機関緊急停止システムを提供することで
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の機関緊急停止シ
ステムは内燃機関への燃料供給ポンプの下流及び燃料ド
レンポンプ上流にそれぞれ設置された三方切替弁と、該
両三方切替弁を機関緊急停止信号により切替えるととも
に燃料ドレンポンプに運転指令を出す制御装置とを有し
てなり、機関内部の燃料油を排出して機関停止を可及的
速かに行うことを特徴とする。
ステムは内燃機関への燃料供給ポンプの下流及び燃料ド
レンポンプ上流にそれぞれ設置された三方切替弁と、該
両三方切替弁を機関緊急停止信号により切替えるととも
に燃料ドレンポンプに運転指令を出す制御装置とを有し
てなり、機関内部の燃料油を排出して機関停止を可及的
速かに行うことを特徴とする。
【０００５】
【作用】機関の緊急停止信号が発せられると制御装置が
２つの三方切替弁を通常運転状態より緊急停止状態へ切
替えると同時に燃料ドレンポンプを運転する。機関内燃
料は前記２つの三方切替弁を通して燃料ドレンポンプに
より強制的に排出され機関は緊急に停止される。
２つの三方切替弁を通常運転状態より緊急停止状態へ切
替えると同時に燃料ドレンポンプを運転する。機関内燃
料は前記２つの三方切替弁を通して燃料ドレンポンプに
より強制的に排出され機関は緊急に停止される。
【０００６】
【実施例】実施例を図１によって説明する。図１は実施
例の機関緊急停止システムの図である。図において１は
機関、４は燃料タンク、２は燃料供給ポンプで燃料タン
ク４と機関１の間に設けられている。５は三方切替弁で
電動式で燃料供給ポンプ２と機関１の間に設けられてい
る。７は燃料ドレン回収タンクである。８は燃料ドレン
ポンプである。６は電動式の三方切替弁で三方切替弁５
と燃料ドレンポンプ８との間に設けられ且つ他の開口部
には燃料ドレン回収タンク７が接続されている。９は管
で三方切替弁５と三方切替弁６を接続している。１０は
制御装置で三方切替弁５、三方切替弁６及び燃料ドレン
ポンプ８に配線されている。３は調圧弁で機関１とのオ
ーバーフロー燃料管内に設けられ燃料供給ポンプ２側へ
の流れのみを許容する。
例の機関緊急停止システムの図である。図において１は
機関、４は燃料タンク、２は燃料供給ポンプで燃料タン
ク４と機関１の間に設けられている。５は三方切替弁で
電動式で燃料供給ポンプ２と機関１の間に設けられてい
る。７は燃料ドレン回収タンクである。８は燃料ドレン
ポンプである。６は電動式の三方切替弁で三方切替弁５
と燃料ドレンポンプ８との間に設けられ且つ他の開口部
には燃料ドレン回収タンク７が接続されている。９は管
で三方切替弁５と三方切替弁６を接続している。１０は
制御装置で三方切替弁５、三方切替弁６及び燃料ドレン
ポンプ８に配線されている。３は調圧弁で機関１とのオ
ーバーフロー燃料管内に設けられ燃料供給ポンプ２側へ
の流れのみを許容する。
【０００７】前記実施例の作用を説明する。通常運転時
には燃料タンク４に貯えられている燃料は燃料供給ポン
プ２で汲み出されて三方切替弁５を経て機関１に供給さ
れ機関の余剰の燃料は調圧弁３を通って燃料供給ポンプ
２の吸入側へ流入する。機関緊急停止指令が発せられる
と制御装置１０が三方切替弁５及び三方切替弁６を停止
回路に切替え、且つ燃料ドレンポンプ８を運転する。調
圧弁３は停止時には逆止弁として作用し、機関内の燃料
油を燃料ドレンポンプ８によって排出し機関を強制的に
停止させることができる。
には燃料タンク４に貯えられている燃料は燃料供給ポン
プ２で汲み出されて三方切替弁５を経て機関１に供給さ
れ機関の余剰の燃料は調圧弁３を通って燃料供給ポンプ
２の吸入側へ流入する。機関緊急停止指令が発せられる
と制御装置１０が三方切替弁５及び三方切替弁６を停止
回路に切替え、且つ燃料ドレンポンプ８を運転する。調
圧弁３は停止時には逆止弁として作用し、機関内の燃料
油を燃料ドレンポンプ８によって排出し機関を強制的に
停止させることができる。
【０００８】
【発明の効果】本発明は前記のとおり構成されているの
で燃料系統へ圧縮空気がリークする課題を解決するとと
もに緊急停止においても可及的速かに機関を停止でき
る。よって本発明は圧縮空気を使用せずに三方切替弁の
切替えと燃料ドレンポンプの運転のみで機関内部の燃料
を排出し可及的速かに機関停止ができるとともに運転再
開始後燃料系統へ圧縮空気がリークして機関トラブルの
原因となることのない機関緊急停止システムを提供でき
る。
で燃料系統へ圧縮空気がリークする課題を解決するとと
もに緊急停止においても可及的速かに機関を停止でき
る。よって本発明は圧縮空気を使用せずに三方切替弁の
切替えと燃料ドレンポンプの運転のみで機関内部の燃料
を排出し可及的速かに機関停止ができるとともに運転再
開始後燃料系統へ圧縮空気がリークして機関トラブルの
原因となることのない機関緊急停止システムを提供でき
る。
【図１】実施例の機関緊急停止システムの図。
【図２】従来例の機関緊急停止システムの図。
１…機関、２…燃料供給ポンプ、３…調圧弁、４…燃料
タンク、５…三方切替弁、６…三方切替弁、７…燃料ド
レン回収タンク、８…燃料ドレンポンプ、１０…制御装
置。
タンク、５…三方切替弁、６…三方切替弁、７…燃料ド
レン回収タンク、８…燃料ドレンポンプ、１０…制御装
置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ０２Ｍ 37/20 Ｅ 7049−3Ｇ
Claims (1)
- 【請求項１】 内燃機関（１）への燃料供給ポンプ
（２）の下流及び燃料ドレンポンプ（８）上流にそれぞ
れ設置された三方切替弁（５）（６）と、該両三方切替
弁を機関緊急停止信号によりそれぞれ切替えるとともに
燃料ドレンポンプ（８）に運転指令を出す制御装置とを
有してなり、機関内部の燃料油を排出して機関停止を可
及的速かに行う機関緊急停止システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18738592A JPH0610785A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 機関緊急停止システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18738592A JPH0610785A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 機関緊急停止システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0610785A true JPH0610785A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=16205095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18738592A Withdrawn JPH0610785A (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 機関緊急停止システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0610785A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6227848B1 (en) | 1994-06-07 | 2001-05-08 | Imai Seisakusho Co., Ltd. | Vertical continuous oven |
| JP2017066914A (ja) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | 株式会社クボタ | ディーゼルエンジン |
| JP2017066915A (ja) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | 株式会社クボタ | ディーゼルエンジン |
| CN112128034A (zh) * | 2019-06-24 | 2020-12-25 | 日本发动机股份有限公司 | 船用内燃机 |
-
1992
- 1992-06-23 JP JP18738592A patent/JPH0610785A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6227848B1 (en) | 1994-06-07 | 2001-05-08 | Imai Seisakusho Co., Ltd. | Vertical continuous oven |
| JP2017066914A (ja) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | 株式会社クボタ | ディーゼルエンジン |
| JP2017066915A (ja) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | 株式会社クボタ | ディーゼルエンジン |
| CN112128034A (zh) * | 2019-06-24 | 2020-12-25 | 日本发动机股份有限公司 | 船用内燃机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990831 |