JPH05126005A - 機関緊急停止装置 - Google Patents
機関緊急停止装置Info
- Publication number
- JPH05126005A JPH05126005A JP31408391A JP31408391A JPH05126005A JP H05126005 A JPH05126005 A JP H05126005A JP 31408391 A JP31408391 A JP 31408391A JP 31408391 A JP31408391 A JP 31408391A JP H05126005 A JPH05126005 A JP H05126005A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- fuel
- emergency stop
- way switch
- way switching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来例のように圧縮空気を使用せず三方切替
弁の同時切替のみで機関内部の燃料油を排出し、可及的
速かに機関の停止を行なうとともに運転開始後燃料油系
統に入った圧縮空気により機関トラブルを生じない機関
緊急停止装置を提供するにある。 【構成】 燃料供給ポンプの入口及び出口にそれぞれ設
けられた第１及び第２三方切替弁４，５と、前記第２三
方切替弁５の下流と第１三方切替弁４とを連通する第１
燃料管１１と、第２三方切替弁５と補助燃料タンク７と
を連通する第２燃料管１２と、機関の緊急停止信号に応
じて前記両三方切替弁を同時に切替えて機関内部の燃料
油を排出して機関停止を可及的速かに行なうコントロー
ラとを有してなることを特徴としている。
弁の同時切替のみで機関内部の燃料油を排出し、可及的
速かに機関の停止を行なうとともに運転開始後燃料油系
統に入った圧縮空気により機関トラブルを生じない機関
緊急停止装置を提供するにある。 【構成】 燃料供給ポンプの入口及び出口にそれぞれ設
けられた第１及び第２三方切替弁４，５と、前記第２三
方切替弁５の下流と第１三方切替弁４とを連通する第１
燃料管１１と、第２三方切替弁５と補助燃料タンク７と
を連通する第２燃料管１２と、機関の緊急停止信号に応
じて前記両三方切替弁を同時に切替えて機関内部の燃料
油を排出して機関停止を可及的速かに行なうコントロー
ラとを有してなることを特徴としている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はディーゼル機関の緊急停
止装置に関する。
止装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は従来の緊急停止装置の系統図であ
る。図において１は機関、２は燃料供給ポンプ、３は調
圧弁、９は三方切替弁、１０は油分離器である。従来機
関では緊急時には燃料供給ポンプ２を停止させると同時
に両三方切替弁９を切替え、機関内部の燃料管に圧縮空
気を送り込むことにより機関内部の燃料油を強制的に排
出させ、機関を停止させるようにしていた。なお→は燃
料流れ方向、点線矢印は緊急停止時の圧縮空気の流れ方
向を示す。
る。図において１は機関、２は燃料供給ポンプ、３は調
圧弁、９は三方切替弁、１０は油分離器である。従来機
関では緊急時には燃料供給ポンプ２を停止させると同時
に両三方切替弁９を切替え、機関内部の燃料管に圧縮空
気を送り込むことにより機関内部の燃料油を強制的に排
出させ、機関を停止させるようにしていた。なお→は燃
料流れ方向、点線矢印は緊急停止時の圧縮空気の流れ方
向を示す。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが前記従来装置
では圧縮空気を使用するため、再起動時エア抜きの必要
があり、これを解決する装置の発明が要望されていた。
では圧縮空気を使用するため、再起動時エア抜きの必要
があり、これを解決する装置の発明が要望されていた。
【０００４】本発明の目的は前記従来装置の問題点を解
消し、圧縮空気を使用せず三方切替弁の切替のみで機関
内部の燃料油を排出し、可及的速かに機関の停止を行な
うことができると共に、運転開始後燃料油系統へ圧縮空
気がリークして機関トラブルの原因となることのない機
関緊急停止装置を提供するにある。
消し、圧縮空気を使用せず三方切替弁の切替のみで機関
内部の燃料油を排出し、可及的速かに機関の停止を行な
うことができると共に、運転開始後燃料油系統へ圧縮空
気がリークして機関トラブルの原因となることのない機
関緊急停止装置を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の機関緊急停止装
置は、機関の燃料供給ポンプの上流及び下流にそれぞれ
設置された第１，第２三方切替弁４，５と、前記第２三
方切替弁の下流の分岐点と第１三方切替弁４とを連通す
る第１燃料管１１と、前記第２三方切替弁と補助燃料タ
ンク７を連通する第２燃料管１２と、機関の緊急停止信
号に応じて前記両三方切替弁を同時に停止回路に切替え
機関内部の燃料油を排出して機関停止を可及的速かに行
なうコントローラとを有してなることを特徴としてい
る。
置は、機関の燃料供給ポンプの上流及び下流にそれぞれ
設置された第１，第２三方切替弁４，５と、前記第２三
方切替弁の下流の分岐点と第１三方切替弁４とを連通す
る第１燃料管１１と、前記第２三方切替弁と補助燃料タ
ンク７を連通する第２燃料管１２と、機関の緊急停止信
号に応じて前記両三方切替弁を同時に停止回路に切替え
機関内部の燃料油を排出して機関停止を可及的速かに行
なうコントローラとを有してなることを特徴としてい
る。
【０００６】
【作用】機関の緊急停止指令が発せられると図示しない
コントローラを介して両切替弁が同時に燃料回路が通常
運転状態より緊急停止状態に切替えられる。すると機関
内燃料は逆流して第１燃料管１１、第１三方切替弁４、
燃料供給ポンプ２、第２の三方切替弁５、第２燃料管１
２、補助燃料タンク７をへて緊急に燃料供給ポンプ２の
力で機関より抜き取られる。従って機関は緊急に停止し
運転開始後トラブルが発生することはない。なお機関の
オーバフロー燃料回路には調圧弁３が設けられているの
で、緊急操作時燃料タンク６より燃料を吸い出すことは
なくエンジン内の燃料は早急に抜きとられ安全に確実に
機関を緊急停止させることができる。
コントローラを介して両切替弁が同時に燃料回路が通常
運転状態より緊急停止状態に切替えられる。すると機関
内燃料は逆流して第１燃料管１１、第１三方切替弁４、
燃料供給ポンプ２、第２の三方切替弁５、第２燃料管１
２、補助燃料タンク７をへて緊急に燃料供給ポンプ２の
力で機関より抜き取られる。従って機関は緊急に停止し
運転開始後トラブルが発生することはない。なお機関の
オーバフロー燃料回路には調圧弁３が設けられているの
で、緊急操作時燃料タンク６より燃料を吸い出すことは
なくエンジン内の燃料は早急に抜きとられ安全に確実に
機関を緊急停止させることができる。
【０００７】
【実施例】以下図１を参照し本発明の一実施例について
説明する。本発明は燃料タンク６より機関１へ燃料を供
給する燃料供給ポンプ２の上流及び下流にそれぞれ設置
された第１，第２三方切替弁４，５と第２三方切替弁５
の下流と第１三方切替弁４とを連結する第１燃料管１１
と、第２三方切替弁５と補助燃料タンク７とを連結する
第２燃料管１２と、機関緊急指令時両三方切替弁４，５
を同時に停止回路に切替えるコントローラとより構成さ
れている。
説明する。本発明は燃料タンク６より機関１へ燃料を供
給する燃料供給ポンプ２の上流及び下流にそれぞれ設置
された第１，第２三方切替弁４，５と第２三方切替弁５
の下流と第１三方切替弁４とを連結する第１燃料管１１
と、第２三方切替弁５と補助燃料タンク７とを連結する
第２燃料管１２と、機関緊急指令時両三方切替弁４，５
を同時に停止回路に切替えるコントローラとより構成さ
れている。
【０００８】次に前記実施例の作用について説明する。
通常運転時は燃料油供給ポンプ２により機関１に燃料油
が送油され、調圧弁３を介して機関内で消費されないオ
ーバフロー油が燃料供給ポンプ２の入口に戻るループ回
路となっている。この回路は→で示されている。
通常運転時は燃料油供給ポンプ２により機関１に燃料油
が送油され、調圧弁３を介して機関内で消費されないオ
ーバフロー油が燃料供給ポンプ２の入口に戻るループ回
路となっている。この回路は→で示されている。
【０００９】次に機関緊急停止指令が発せられると、燃
料供給ポンプ２の上流及び下流に設置された両三方切替
弁４，５がコントローラを介して自動的に同時に停止回
路に切替えられ、機関内の燃料油が燃料供給ポンプ２の
力でくみ上げられ機関は強制的に停止させることができ
る。その際の燃料流れを点線矢印で示す。なお機関のオ
ーバフロー回路には調圧弁３が設けられているのでこれ
が逆止弁として働き緊急停止時燃料が燃料タンクより吸
い出されることはない。
料供給ポンプ２の上流及び下流に設置された両三方切替
弁４，５がコントローラを介して自動的に同時に停止回
路に切替えられ、機関内の燃料油が燃料供給ポンプ２の
力でくみ上げられ機関は強制的に停止させることができ
る。その際の燃料流れを点線矢印で示す。なお機関のオ
ーバフロー回路には調圧弁３が設けられているのでこれ
が逆止弁として働き緊急停止時燃料が燃料タンクより吸
い出されることはない。
【００１０】
【発明の効果】本発明では圧縮空気を使用せず三方切替
弁の切替のみで機関内部の燃料油を排出するようにした
ので燃料油系統へ圧縮空気がリークする課題が解決され
ると共に緊急停止時においても可及的速かに機関の停止
を行なうことができる。
弁の切替のみで機関内部の燃料油を排出するようにした
ので燃料油系統へ圧縮空気がリークする課題が解決され
ると共に緊急停止時においても可及的速かに機関の停止
を行なうことができる。
【図１】本発明の第１実施例に係る機関緊急停止装置の
系統図
系統図
【図２】従来例の図１応当図
１…機関、２…燃料供給ポンプ、４…第１三方切替弁、
５…第２三方切替弁、１１…第１燃料管、１２…第２燃
料管。
５…第２三方切替弁、１１…第１燃料管、１２…第２燃
料管。
Claims (1)
- 【請求項１】 内燃機関の燃料供給ポンプの上流及び下
流にそれぞれ設置された第１，第２三方切替弁（４）
（５）と、前記第２三方切替弁の下流と第１三方切替弁
（４）とを連通する第１燃料管（１１）と、前記第２三
方切替弁（５）と補助燃料タンク（７）を連通する第２
燃料管（１２）と、機関の緊急停止信号に応じて前記両
切替弁を同時に停止回路に切替え機関内部の燃料油を排
出して機関停止を可及的速かに行なうコントローラとを
有してなる機関緊急停止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31408391A JPH05126005A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 機関緊急停止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31408391A JPH05126005A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 機関緊急停止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05126005A true JPH05126005A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=18049031
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31408391A Withdrawn JPH05126005A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 機関緊急停止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05126005A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102155312A (zh) * | 2011-01-28 | 2011-08-17 | 襄樊康豪机电工程有限公司 | 发动机急停断油控制系统 |
| US9995258B2 (en) | 2015-02-23 | 2018-06-12 | Denso Corporation | Fuel supply device and control method |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP31408391A patent/JPH05126005A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102155312A (zh) * | 2011-01-28 | 2011-08-17 | 襄樊康豪机电工程有限公司 | 发动机急停断油控制系统 |
| US9995258B2 (en) | 2015-02-23 | 2018-06-12 | Denso Corporation | Fuel supply device and control method |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990107 |