JPH0684752B2 - オイルフリースクリュー圧縮機の保護装置 - Google Patents
オイルフリースクリュー圧縮機の保護装置Info
- Publication number
- JPH0684752B2 JPH0684752B2 JP59108316A JP10831684A JPH0684752B2 JP H0684752 B2 JPH0684752 B2 JP H0684752B2 JP 59108316 A JP59108316 A JP 59108316A JP 10831684 A JP10831684 A JP 10831684A JP H0684752 B2 JPH0684752 B2 JP H0684752B2
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- JP
- Japan
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- pressure
- oil
- compressor
- free screw
- screw compressor
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オイルフリースクリュー圧縮機、特に潤滑油
が圧縮機内へ侵入するのを防止することができるオイル
フリースクリュー圧縮機の保護装置に関する。
が圧縮機内へ侵入するのを防止することができるオイル
フリースクリュー圧縮機の保護装置に関する。
従来のオイルフリースクリュー圧縮機のフローシートを
第１図に示す。
第１図に示す。
圧縮空気はサクションフィルタ１より吸込み、吸込み絞
り弁２を経由して圧縮機３内に入る。圧縮機３内で所定
の7kg/cm2gまで圧力を上昇させ、吐出配管４、逆止弁
５、アフタークーラ６を経由して吐出される。
り弁２を経由して圧縮機３内に入る。圧縮機３内で所定
の7kg/cm2gまで圧力を上昇させ、吐出配管４、逆止弁
５、アフタークーラ６を経由して吐出される。
駆動方式はモートル14よりベルト、ギヤにより増速し圧
縮機３は高速回転される。
縮機３は高速回転される。
圧縮機３の起動時には制御配管７により吸込絞り弁２が
全閉の状態からスタートし、無負荷起動が行なわれる。
全閉の状態からスタートし、無負荷起動が行なわれる。
しかしながら、従来技術では、潤滑油がオイルフリース
クリュー圧縮機内へ侵入するのを防止することについて
十分な配慮がなされていない。すなわち、オイルフリー
スクリュー圧縮機は油の混入していないクリーンな圧縮
空気等を供給することを目的とするものであるが、前記
の如く、吸気絞り弁２が全閉状態の無負荷起動によりス
タートし、次いでタイマーの切替えにより通常は全負荷
運転に入るのであるが、制御配管７の取付不良、吸気絞
り弁２の動作不良、制御配管中の電磁弁不良などによ
り、スタート後長時間にわたり無負荷起動から全負荷へ
の切替えが行なわれずに無負荷運転が続くことがあり、
その場合、圧縮機は0.2〜0.3kg/cm2gという低圧で運転
されることにより、圧縮機３の油切り装置（図示せず）
のシール圧が低下し、ケーシング（図示せず）内に油が
混入する危険性がある。
クリュー圧縮機内へ侵入するのを防止することについて
十分な配慮がなされていない。すなわち、オイルフリー
スクリュー圧縮機は油の混入していないクリーンな圧縮
空気等を供給することを目的とするものであるが、前記
の如く、吸気絞り弁２が全閉状態の無負荷起動によりス
タートし、次いでタイマーの切替えにより通常は全負荷
運転に入るのであるが、制御配管７の取付不良、吸気絞
り弁２の動作不良、制御配管中の電磁弁不良などによ
り、スタート後長時間にわたり無負荷起動から全負荷へ
の切替えが行なわれずに無負荷運転が続くことがあり、
その場合、圧縮機は0.2〜0.3kg/cm2gという低圧で運転
されることにより、圧縮機３の油切り装置（図示せず）
のシール圧が低下し、ケーシング（図示せず）内に油が
混入する危険性がある。
また、例えば２台並列運転などですでに吐出配管中に圧
力がある場合には、逆止弁５にバック圧がかかった状態
でスタートするため無負荷起動を行なうことができず、
起動トルクが大きくなるという問題がある。
力がある場合には、逆止弁５にバック圧がかかった状態
でスタートするため無負荷起動を行なうことができず、
起動トルクが大きくなるという問題がある。
本発明は、前記の如き従来技術の問題点を改善し、起動
負荷を確実に軽減させて無負荷運転を行なわせると共
に、万一無負荷運転状態が続いた場合には圧縮機の運転
を自動的に停止させて潤滑油が圧縮機内に吸入されるの
を防止することができるオイルフリースクリュー圧縮機
の保護装置を提供することを目的とする。
負荷を確実に軽減させて無負荷運転を行なわせると共
に、万一無負荷運転状態が続いた場合には圧縮機の運転
を自動的に停止させて潤滑油が圧縮機内に吸入されるの
を防止することができるオイルフリースクリュー圧縮機
の保護装置を提供することを目的とする。
本発明は前記の目的を達成するため、オイルフリースク
リュー圧縮機の吐出配管中に、ある設定圧以上のときオ
ンすると共にある設定圧以下のときオフする圧力スイッ
チを設け、かつ、オイルフリースクリュー圧縮機の放気
配管に前記圧力スイッチが設定圧以上であることを検出
すると開放する電磁弁を設けると共に、圧縮機の起動後
ある一定時間ホールドするタイマーの設定時間内に前記
圧力スイッチがオンしないときは圧縮機を停止させる手
段を具備させたことを特徴とする。
リュー圧縮機の吐出配管中に、ある設定圧以上のときオ
ンすると共にある設定圧以下のときオフする圧力スイッ
チを設け、かつ、オイルフリースクリュー圧縮機の放気
配管に前記圧力スイッチが設定圧以上であることを検出
すると開放する電磁弁を設けると共に、圧縮機の起動後
ある一定時間ホールドするタイマーの設定時間内に前記
圧力スイッチがオンしないときは圧縮機を停止させる手
段を具備させたことを特徴とする。
以下、本発明の実施例を図により説明する。
本発明のフローシートを第２図に示し、回路図を第３図
に示す。
に示す。
オイルフリースクリュー圧縮機の全体の動きは第１図と
同様であるため、その説明を省略する。
同様であるため、その説明を省略する。
吐出配管中の逆止弁５、アフタークーラー６の二次側の
配管中の圧力を検出する圧力スイッチ11を設ける。この
圧力スイッチの設定は、例えば約1.5kg/cm2gON、0.5kg/
cm2gOFFとする。
配管中の圧力を検出する圧力スイッチ11を設ける。この
圧力スイッチの設定は、例えば約1.5kg/cm2gON、0.5kg/
cm2gOFFとする。
また、放気配管８の中に放気電磁弁12を設け、第３図に
示すように、この放気電磁弁12を前記圧力スイッチ11と
直列に接続し、起動に際し、吐出配管中の圧力が1.5kg/
cm2g以上の場合には放気電磁弁12を開放して吐出配管４
中の圧力を低下させるように構成されている。また、第
３図において、13は前記圧力スイッチ11と直列に接続し
た補助リレーコイル、13aはその常開接点、15は常開接
点13aと並列に接続したアンロードタイマーの接点で、
このアンロードタイマーの接点15は、起動時にある設定
時間だけオンし、設定時間を経過するとオフするが、そ
の設定時間以内に吐出配管中の圧力が1.5kg/cm2g以上に
上昇すると、圧力スイッチ11がオンして補助リレーコイ
ル13を付勢し、これにより接点13aを閉じて圧縮機の運
転を継続させるように構成されている。
示すように、この放気電磁弁12を前記圧力スイッチ11と
直列に接続し、起動に際し、吐出配管中の圧力が1.5kg/
cm2g以上の場合には放気電磁弁12を開放して吐出配管４
中の圧力を低下させるように構成されている。また、第
３図において、13は前記圧力スイッチ11と直列に接続し
た補助リレーコイル、13aはその常開接点、15は常開接
点13aと並列に接続したアンロードタイマーの接点で、
このアンロードタイマーの接点15は、起動時にある設定
時間だけオンし、設定時間を経過するとオフするが、そ
の設定時間以内に吐出配管中の圧力が1.5kg/cm2g以上に
上昇すると、圧力スイッチ11がオンして補助リレーコイ
ル13を付勢し、これにより接点13aを閉じて圧縮機の運
転を継続させるように構成されている。
本発明のオイルフリースクリュー圧縮機の保護装置は、
前記のように構成されているので、通常は、吸込絞り弁
２が全閉状態の無負荷起動によりスタートし、タイマー
の切替えにより全負荷運転に入るのであるが、２台並列
運転などですでに吐出配管中に例えば1.5kg/cm2g以上の
圧力がある場合には、圧力スイッチ11により吐出配管中
の圧力をスタート前に検出して放気電磁弁12を開放し、
起動時の圧力を低下させて起動時の負荷低減をはかるこ
とができ、かつ、全負荷運転後アンロードタイマー15の
設定時間内に吐出配管中の圧力が1.5kg/cm2g以上に上昇
するかどうかを圧力スイッチ11に検出し、1.5kg/cm2g以
上の場合には補助リレーコイル13を付勢して接点13aを
閉じることにより、運転を継続させ、万一制御配管系の
故障などで、圧力スイッチ11がオンしないときは、アン
ロードタイマー15の設定時間経過によりオフして圧縮機
を停止させ、これにより、無負荷運転の継続による圧縮
機内へ潤滑油が混入するのを確実に防止することができ
る。
前記のように構成されているので、通常は、吸込絞り弁
２が全閉状態の無負荷起動によりスタートし、タイマー
の切替えにより全負荷運転に入るのであるが、２台並列
運転などですでに吐出配管中に例えば1.5kg/cm2g以上の
圧力がある場合には、圧力スイッチ11により吐出配管中
の圧力をスタート前に検出して放気電磁弁12を開放し、
起動時の圧力を低下させて起動時の負荷低減をはかるこ
とができ、かつ、全負荷運転後アンロードタイマー15の
設定時間内に吐出配管中の圧力が1.5kg/cm2g以上に上昇
するかどうかを圧力スイッチ11に検出し、1.5kg/cm2g以
上の場合には補助リレーコイル13を付勢して接点13aを
閉じることにより、運転を継続させ、万一制御配管系の
故障などで、圧力スイッチ11がオンしないときは、アン
ロードタイマー15の設定時間経過によりオフして圧縮機
を停止させ、これにより、無負荷運転の継続による圧縮
機内へ潤滑油が混入するのを確実に防止することができ
る。
以上述べたように、本発明によれば、制御配管系などの
故障による低圧連続運転により圧縮機内へ潤滑油が吸入
されるのを防止することと、圧縮機の起動負荷軽減とを
１つの圧力スイッチの検出により行なうことができ、こ
れにより、圧縮機の保護を低コストで実現することがで
きる効果がある。
故障による低圧連続運転により圧縮機内へ潤滑油が吸入
されるのを防止することと、圧縮機の起動負荷軽減とを
１つの圧力スイッチの検出により行なうことができ、こ
れにより、圧縮機の保護を低コストで実現することがで
きる効果がある。
第１図は従来のオイルフリースクリュー圧縮機のフロー
シート、第２図は本発明のオイルフリースクリュー圧縮
機のフローシート、第３図は本発明のシーケンス図であ
る。 １……サクションフィルタ、２……吸込絞り弁、３……
オイルフリースクリュー圧縮機、４……吐出配管、５…
…逆止弁、６……アフタークーラー、７……制御配管、
８……放気配管、11……圧力スイッチ、12……放気電磁
弁、13……補助リレー、13a……補助リレー接点、15…
…アンロードタイマー。
シート、第２図は本発明のオイルフリースクリュー圧縮
機のフローシート、第３図は本発明のシーケンス図であ
る。 １……サクションフィルタ、２……吸込絞り弁、３……
オイルフリースクリュー圧縮機、４……吐出配管、５…
…逆止弁、６……アフタークーラー、７……制御配管、
８……放気配管、11……圧力スイッチ、12……放気電磁
弁、13……補助リレー、13a……補助リレー接点、15…
…アンロードタイマー。
Claims (1)
- 【請求項１】オイルフリースクリュー圧縮機の吐出配管
中に、ある設定圧以上のときオンすると共にある設定圧
以下のときオフする圧力スイッチを設け、かつ、オイル
フリースクリュー圧縮機の放気配管に前記圧力スイッチ
が設定圧以上であることを検出すると開放する放気電磁
弁を設けると共に、圧縮機の起動後ある一定時間ホール
ドするタイマーの設定時間内に前記圧力スイッチがオン
しないときは圧縮機を停止させる手段を具備させたこと
を特徴とするオイルフリースクリュー圧縮機の保護装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59108316A JPH0684752B2 (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | オイルフリースクリュー圧縮機の保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59108316A JPH0684752B2 (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | オイルフリースクリュー圧縮機の保護装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60252182A JPS60252182A (ja) | 1985-12-12 |
| JPH0684752B2 true JPH0684752B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=14481615
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59108316A Expired - Lifetime JPH0684752B2 (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | オイルフリースクリュー圧縮機の保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0684752B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0430283U (ja) * | 1990-07-04 | 1992-03-11 | ||
| FR2941623B1 (fr) * | 2009-02-04 | 2011-04-01 | Gloster Europe | Appareil de decontamination a regulation par fuite d'air |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51138901A (en) * | 1975-05-20 | 1976-11-30 | Seiko Kakoki Kk | Safty device for a liquid supply pump |
| JPS5769988U (ja) * | 1980-10-16 | 1982-04-27 |
-
1984
- 1984-05-30 JP JP59108316A patent/JPH0684752B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60252182A (ja) | 1985-12-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |