JP2854549B2 - 圧力タンクの圧力制御検査方法 - Google Patents

圧力タンクの圧力制御検査方法

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JP2854549B2 JP8031774A JP3177496A JP2854549B2 JP 2854549 B2 JP2854549 B2 JP 2854549B2 JP 8031774 A JP8031774 A JP 8031774A JP 3177496 A JP3177496 A JP 3177496A JP 2854549 B2 JP2854549 B2 JP 2854549B2
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  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力タンクを介し
て流体を所定箇所に供給する流体供給系に設けた圧力タ
ンクの圧力制御検査方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、前記流体供給系1は、たとえば、
図2に示すように、ポンプ等の流体供給装置2により貯
水槽4内の水等を需要先である使用現場等5に供給する
場合、給水管路6の途中に圧力タンク7を設置し、前記
ポンプ2により圧力タンク7内に水を一旦供給し、その
後、圧力タンク7内の圧力により前記使用現場5に水を
供給するようになっている。そして、前記圧力タンク7
の側壁8には元栓9を介して測圧管10を取り付け、ま
た、この測圧管10に圧力スイッチ等の圧力制御器11
と圧力ゲージ12とを取り付け、元栓9を開とすること
により、常時、圧力ゲージ12にて圧力タンク7内の圧
力を検知可能である。また、水の使用により圧力タンク
7内の圧力が下限値以下となれば、前記圧力制御器11
から制御装置13に信号が出され、前記ポンプ2の駆動
モータ3を起動する一方、上限値に達すれば前記同様に
圧力制御器11が検知して駆動モータ3を停止し、常
時、使用現場5に所定圧力の水を供給可能としている。
【0003】ところで、前記圧力タンク7においては、
圧力制御器11が正確に圧力を検出してポンプ2を起動
・停止しているか否かを定期的に検査する必要がある。
その第1の方法は、圧力タンク7の上部に空気放出弁1
4を設け、この空気放出弁14を徐々に開放して、圧力
空気を大気に放出し、圧力が下限値以下になったとき圧
力制御器11からの信号により駆動モータ3が起動する
か否か、起動すれば圧力タンク7内にコンプレッサ15
により圧力空気を供給し、圧力が上限値に達したとき駆
動モータ3が停止したか否かを確認する方法である。ま
た、第2の方法は、圧力タンク7の下部に放水弁16を
設け、放水弁16を徐々に開放して圧力水を外部に放水
し、前記同様、圧力が下限値以下になったとき駆動モー
タ3が起動したか否か、起動すれば放水弁16を閉じ、
ポンプ2により水を圧力タンク7内に供給し、その圧力
が上限値に達したとき駆動モータ3が停止したか否かを
確認する方法である。なお、17は安全弁、18は逆止
弁である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記い
ずれかの方法でも、圧力タンク7を元の状態(検査前の
状態)に復帰させるためには、大量の圧縮空気あるいは
高圧水を圧力タンク7内に供給しなければならず、時間
が掛かるとともにエネルギーの浪費が避けられないとい
う課題を有していた。したがって、本発明は、前記従来
の圧力制御機構に簡単な機器を取り付けるだけで極めて
短時間に、しかもエネルギーの浪費も殆どなく圧力制御
器の制御検査を行なうことのできる圧力タンクの圧力制
御検査方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、圧力タンクを介して流体を所定箇所に供
給する流体供給系において、前記圧力タンクに、元栓を
介して測圧管を設けるとともに、この測圧管に前記圧力
タンク内の圧力が上限値に達したことを検出して圧力タ
ンクへの流体供給装置を停止し、下限値に達したことを
検出して前記流体供給装置を駆動する圧力制御器と圧力
ゲージとを設け、かつ、前記測圧管に放圧弁を設け、前
記元栓と放圧弁とを閉状態から放圧弁を徐々に開として
測圧管の内圧が前記下限値に達したとき、前記流体供給
装置の起動を確認したのち放圧弁を閉、元栓を開として
圧力タンクの上限値における流体供給装置の停止を確認
することにより圧力制御器の制御検査を行なうものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
1にしたがって説明する。図を見れば明らかなように、
図2に示す従来の圧力タンク7において、測圧管10の
一部に放圧弁20を取り付けたものである。そして、通
常時には放圧弁20は閉じており、流体供給系1の使用
も全く従来と同様で、圧力タンク7内の圧力は圧力ゲー
ジ12で検出することができる。
【0007】つぎに、圧力制御器の検査方法について述
べる。まず、前記元栓9を閉じる。この場合、測圧管1
0には圧力タンク7内の圧力水と同一圧力の圧力水が封
じ込められることになる。その後、放圧弁20を徐々に
開放すれば、測圧管10内の圧力は減少し、圧力制御器
11や圧力計12に対してはあたかも圧力タンク7の圧
力が低下したと同様な現象を呈し、前記下限値以下とな
ったとき駆動モータ3が起動したか否かを確認すること
ができる。つぎに、放圧弁20を閉じ元栓9を開とすれ
ば、測圧管10内の圧力は圧力タンク7内とほぼ同一圧
力になり、ポンプ2の駆動により圧力タンク7内の圧力
が上限値に達したとき駆動モータ3が停止するか否かを
確認することにより圧力制御器11が正常に作動してい
るか否かを検査する。
【0008】前記説明では、流体として水を使用したが
油等であってもよく、また、窒素ガス等気体であっても
よい。気体の場合、流体供給装置はコンプレッサとな
り、貯水槽4はタンクになることは勿論である。ただ
し、流体が有毒性のものにおいては、放圧弁20の先端
を図示しない捕集器か解毒装置に連通すればよい。ま
た、使用流体を液体とすると、使用によって圧力タンク
7内の気体が減少するが、圧力タンク7の側面に水位計
等を設け、所定量以下になったとき、適宜手段で気体を
供給すればよい。さらに、図2に示す既設圧力タンク7
においては、測圧管10に放圧弁20を設けるだけでよ
い。
【0009】なお、圧力制御器11は前述のように、1
台で上限、下限値を検知するものに限らず、上限、下限
値を個別に検知する2台の圧力制御器で構成してもよ
い。
【0010】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、圧力下限値の圧力制御器の制御検査は、極めて
小容積の測圧管内の圧力を抜くことにより行なうため、
定期検査も極めて短時間で、しかも浪費エネルギーも殆
どないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の圧力タンクの圧力制御兼制御検査機
構を示す図。
【図2】 従来の圧力タンクの圧力制御兼制御検査機構
を示す図。
【符号の説明】
1…流体供給系、2…流体供給装置、3…駆動モータ、
4…貯水槽、6…給水管路、7…圧力タンク、9…元
栓、10…測圧管、11…圧力制御器、12…圧力ゲー
ジ、13…制御装置、20…放圧弁。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力タンクを介して流体を所定箇所に供
    給する流体供給系において、前記圧力タンクに、元栓を
    介して測圧管を設けるとともに、この測圧管に前記圧力
    タンク内の圧力が上限値に達したことを検出して圧力タ
    ンクへの流体供給装置を停止し、下限値に達したことを
    検出して前記流体供給装置を駆動する圧力制御器と圧力
    ゲージとを設け、かつ、前記測圧管に放圧弁を設け、前
    記元栓と放圧弁とを閉状態から放圧弁を徐々に開として
    測圧管の内圧が前記下限値に達したとき、前記流体供給
    装置の起動を確認したのち放圧弁を閉、元栓を開として
    圧力タンクの上限値における流体供給装置の停止を確認
    することにより圧力制御器の制御検査を行なうことを特
    徴とする圧力タンクの圧力制御検査方法。
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JPS58106467U (ja) * 1982-01-14 1983-07-20 株式会社クボタ 自動給水装置
JPS63118614U (ja) * 1987-01-27 1988-08-01
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JP2645618B2 (ja) * 1991-03-14 1997-08-25 山武ハネウエル株式会社 消火設備の自動点検装置

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