JPH068158B2 - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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JPH068158B2
JPH068158B2 JP6728284A JP6728284A JPH068158B2 JP H068158 B2 JPH068158 B2 JP H068158B2 JP 6728284 A JP6728284 A JP 6728284A JP 6728284 A JP6728284 A JP 6728284A JP H068158 B2 JPH068158 B2 JP H068158B2
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refueling
pump
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士郎 政井
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TATSUNO MECATRONICS KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、自動車等への燃料補給を行うガソリン給油所
に備える給油装置で地震時の安全処理を施したものの改
良に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
かかるガソリン給油装置にはアイランド上に設ける地上
固定式のものと、キヤノピイから給油ホースを吊下げる
懸垂式のものとがあるが、特に後者は地下タンクからの
給油管を壁に沿つて立上げキヤノピイに沿わせて給油ホ
ース収納装置まで延設するので、配管はきわめて長いも
のとなる。従つて、地震時に配管が破損するとその中に
は多量の油が残つているので、これが流出して非常に危
険であり、またキヤノピイ自体が倒壊などするとこの危
険は一層大きい。
この対策としては、感震器を設けて地震検知時に、弁を
切換えポンプを正転させることにより給油配管に特設し
た帰還路を介して地下タンクに配管内の油を流出させて
しまう方法や、ポンプを正転させる代わりに逆転させて
油を地下タンクへ流出させる方法や弁を開いて油を地下
タンクへ自然流下させる方法などがある。
しかしいずれも、感震器が地震を検知すると配管が実際
に破損していない場合でも装置が作動して配管内の油を
流下させてしまい、地震が納まつても通常の給油可能状
態になかなか移行しにくいという不都合があつた。
なお、感震器の検知度を強度の地震のみに限定すること
も考えられるが、これではきめ細かな検知ができず安全
性の乏しいものとなるおそれがある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は前記不都合を解消し、地震により配管が
実際に破損し油の漏れが生じたときにのみ配管内の油を
地下タンクに流出させるようにして、不必要な動作によ
る作業上の不都合を防止できる給油装置を提供すること
にある。
〔発明の要点〕
しかしてこの目的は本発明によれば、感震器と管内の油
を地下タンクに流出させる手段と、配管のほぼ最高個所
に大気開放弁とを設け、感震器が振動を検知したとき、
前記大気開放弁を開くとともに前記配管内の油を地下タ
ンクに流出させる手段を作動させるようにした給油装置
において、配管内圧を検知する圧力検知器を設け、該圧
力検知器が所定圧以下を検知した信号及び前記感震器の
振動検知信号で前記大気開放弁を開くとともに前記給油
管内の油を地下タンクに流出させる手段を作動させるよ
うにしたことにより達成される。
〔発明の実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の給油装置の実施例を示す配管説明図、
第2図は同上ブロツク回路図、第3図は動作を示すフロ
ーチヤートで、本実施例は対震安全装置として弁の切換
えと給油モーターの正転で、地震時に配管内の油を迅速
に地下タンクに戻す場合の応用例である。
図中1は地下タンク、2はキヤノピイ19から吊下げら
れ、内部にモーター2bで駆動されるホースリール2a
とこのリール2aと連動するホース位置検知器2cを設
けたホース収納装置、3はこのホースリール2aに巻回
され、収納装置2から上下動自在に吊下がり先端にノズ
ルバルブ3aを設けた給油ホース、4は該給油ホース3
の端と地下タンク1とを結ぶべく壁20及びキヤノピイ
19に沿つて配設される給油管である。該給油管4の途
中へ、下段から、非給油等に配管内の油が流下してしま
わないようにするキヤツチ弁5、給油ポンプ6、流量計
7を順次設け、流量計7と給油ポンプ6との間とチヤツ
キ弁5と地下タンク1との間とを結ぶバイパス路8には
配管内の圧力が異常に高くなつた時に圧力を逃がす安全
弁9を設け、本管たる給油管4には上方への流れのみを
許すコントロール弁10を設けた。図中、21はポンプ
6を駆動するポンプモーター、22は壁20などに設け
る給油量表示計を示す。
以上が通常の給油装置でこれに付加する地震用安全装置
としては、給油管4のいずれか(望ましくは上方位置)
に空気を配管内に取入れる大気開放弁11を設け、ポン
プ6の前後に電磁弁12,13をそれぞれ設けた。ま
た、給油管4の流量計7の吐出側とポンプ6、電磁弁1
2間とを結ぶ分岐路14、及びポンプ6、電磁弁13間
と地下タンク1、キヤツチ弁5間とを結ぶ分岐路15を
形成し、これらの分岐路14,15に電磁弁16、電磁
弁17をそれぞれ設けた。
前記大気開放弁11は電磁弁を用いてもよいが、ポンプ
の吸込み負圧で自動的に開くキヤツチ弁を用いてもよ
い。なお電磁弁16,17は通常時では分岐路14,1
5に油が流れ込まぬように閉じられ、電磁弁12,13
は開かれている。
一方、給油管4の流量計7の吐出側に圧力検知器18を
取付け、給油所の事務所23内に設置する制御装置25
に並べて、安全確認スイツチ26、検査スイツチ27、
感震器28、及び報知器29を設けた。なお、図中、2
4はいわゆるポンプ室であり、前記ポンプ6や流量計7
を初めとする各種機器や弁類はこの中に収納される。
前記制御装置25はミニコンピユータ的なもので、内部
に中央処理装置(CPU)25bやRAM、ROM等の
記憶装置25c、タイマー装置25dを有し、インター
フエース25aを介して圧力検知器18、感震器28、
ホース位置検知器2c、検査スイツチ27、及び安全確
認スイツチ26から出力を受け、また各種電磁弁9,1
0,11,12,13,16,17や報知器29、ポン
プモーター21、給油機電源30に出力するように接続
される。この制御装置25として、POSを利用しても
よい。
次に動作について説明すると、通常給油時には図示しな
いホース下降スイツチによりモーター2bが正転しホー
スリール2aより給油ホース3が繰出され、ホース位置
検知器2cの働きでノズルバルブ3aが給油位置に達す
ると停止する。また、この状態ではポンプモーター21
は始動しポンプ6は駆動され、給油可能状態となつてい
る。ノズルバルブ3aを自動車の給油口に挿入しこれを
開けば、ポンプ6の力で地下タンク1から吸上げられた
油がキヤツチ弁5→ポンプ6→コントロール弁10→流
量計7→給油ホース3と流れ、先端のノズルバルブ3a
から自動車の燃料タンクに注ぎ込まれる。
その際の給油量は、流量計7に設けたパルス発信器から
計数装置を介して給油量表示計22に表示され、また給
油終了後はホース上昇スイツチによりモーター2bが逆
転し、ホースリール2aにより給油ホース3が巻き上げ
られるとともにホース位置検知器2cの作用でポンプモ
ーター21及び給油ポンプ6は停止する。
一方、ポンプが駆動されていない非給油時ではキヤツチ
弁5が逆流を阻止し、また夏などの温度上昇で配管内圧
が高くなると膨張した油は安全弁9を押開きバイパス路
8を流れて地下タンク1へと戻る。
第3図に示すように、地震時には、それによる振動が一
定値(例えば震度5)以上であれば感震器28から地震
検知信号が出力され(ステツプイ)、該検知信号を受け
た制御装置25は出力してモーター2b,21や表示計
22の駆動等を行う給油機電源30をoffし、また報
知器29を作動してブザー音などで地震があつたことを
知らせる(ステツプロ)。
この時、給油ホース3が上昇していて非給油状態であれ
ば、圧力検知器18により給油管4内が一定圧(例えば
0.5kg/m)以下であるか否かを判断する(ステツプ
ハ,ニ)。管内圧が規定圧以下ということは管4に亀裂
等の損傷が発生してここから油が漏出していることを意
味し、圧力検知器18の出力を受けた制御装置25は出
力して電磁弁12,13を閉じ、大気開放弁11、電磁
弁16,17を開く(ステツプホ)。また、同じく制御
装置25の出力で、ポンプモーター21及び給油ポンプ
6は正転し、タイマー25dに計時を開始する(ステツ
プヘ)。
その結果、大気開放弁11により給油管4内は大気と連
通し、給油管4の流量計7よりも上段の部分→分岐路1
4→ポンプ6→分岐路15というごとく地下タンク1へ
の帰還路が形成されてポンプ6の働きにより給油管4の
油は迅速にタンク1へと流出される。
このような油の地下タンク1への戻しは30秒以内で完
了するので、30秒経過後は制御装置25は出力してポ
ンプ6を停止し、各種弁をもとの状態に戻す(ステツプ
ト,チ)。以後、給油管4の損傷個所を修理して通常の
営業に備える。
また、ステツプ(ニ)において地震が発生しても管内圧
が規定値0.5kg/m以下に下がらない場合は、給油管
4に油が漏出するほどの破損が生じていないもので、地
震が終了した時に周囲の安全を確認した上で安全確認ス
イツチ26を押す(ステツプリ)。その結果、制御装置
25の働きで給油機電源30はONし、また報知器29
は停止して通常営業状態の作動に戻る(ステツプヌ)。
なおステツプ(ハ)において、地震が生じた際に給油ホ
ース3が下降状態にあり給油中であれば、給油管4内の
圧力は零に等しいので管内圧を検知することは無意味で
ある。そこで、一度、前記安全確認スイツチ26を押し
て(ステツプル)、給油機電源30をONし、報知器2
9を停止し、元の状態へもどす(ステツプヌ)。そして
給油ホース3を上昇させた上で、検査スイツチ27を押
せば、地震が生じた状態と同じ動作が繰返され(ステツ
プイ)、給油機電源30のOFF、報知器29の作動、
管内圧測定と進行していく。この検査スイツチ27は実
際に地震が起きない場合でも、装置が正常に働くか否か
のテストに用いることができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の給油装置は、地震の発生を感
知して、配管内の油を地下タンクへ流出させて安全を図
るものにおいて、実際に配管が破損して油が漏れ始めた
ときにのみ装置が作動するようにしたので、不必要な動
作を省き、平常状態にもどす場合に手数をかけることを
防止して操作の確実性を期せるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の給油装置の実施例を示す配管説明図、
第2図は同上ブロツク回路図、第3図は動作を示すフロ
ーチヤートである。 1…地下タンク 2…ホース収納装置 2a…ホースリール 2b…モーター 2c…ホース位置検知器 3…給油ホース 4…給油配管 4a…隔壁 5…キヤツチ弁 6…給油ポンプ 7…流量計 8…バイパス路 9…安全弁 10…コントロール弁 11…大気開放弁 12,13,16,17…電磁弁 14,15…分岐路 18…圧力検知器 19…キヤノピイ 20…壁 21…ポンプモーター 22…給油量表示計 23…事務所 24…ポンプ室 25…制御装置 25a…インターフエース 25b…CPU 25c…記憶装置 25d…タイマー 26…安全確認スイツチ 27…検査スイツチ 28…感震器 29…報知器 30…給油機電源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給油管4の最高個所に空気を管内に取入れ
    る大気開放弁11を設け、給油管4途中のポンプ6の前
    後に弁12,13をそれぞれ設け、また、給油管4の流
    量計7の吐出側とポンプ6、弁12間とを結ぶ分岐路1
    4、及びポンプ6、弁13間と地下タンク1とを結ぶ分
    岐路15を形成し、これらの分岐路14,15に弁1
    6,17をそれぞれ設けて管内の油を地下タンクに流出
    させる手段を構成し、この手段と感震器28とを組合わ
    せ、感震器28が振動を検知したとき、前記大気開放弁
    11を開くとともに前記給油管4内の油を地下タンク1
    に流出させる手段を作動させるようにした給油装置にお
    いて、給油管4内圧を検知する圧力検知器18を設け、
    該圧力検知器18が所定圧以下を検知した信号及び前記
    感震器28の振動検知信号で前記大気開放弁11を開く
    とともに前記給油管4内の油を地下タンク1に流出させ
    る手段を作動させるようにしたことを特徴とする給油装
    置。
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