JPS5912556B2 - 給液装置 - Google Patents

給液装置

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JPS5912556B2
JPS5912556B2 JP50050398A JP5039875A JPS5912556B2 JP S5912556 B2 JPS5912556 B2 JP S5912556B2 JP 50050398 A JP50050398 A JP 50050398A JP 5039875 A JP5039875 A JP 5039875A JP S5912556 B2 JPS5912556 B2 JP S5912556B2
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JP
Japan
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refueling
seismic intensity
check valve
valve
liquid supply
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JP50050398A
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護郎 亀田
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Tokico Ltd
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Tokico Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は給液装置に係り、外部信号により、給液配管中
に配設した逆止弁を閉弁して給液不能の状態とすること
により地震による火災の発生を良好に防止しうる構成の
給液装置を提供することを目的とする。
従来の給液装置、例えばガソリンスタンド等の地上設置
式もしくは天井吊下式の給油装置は、地下タンク内に貯
蔵されたガソリン等の危険物流体を給油ポンプを介して
車輛等の燃料タンクに給油する構成としているが、給油
中に地震火災等の不慮の災害が発生した場合、給油作業
者は冷静な判断力を失なって安全な避難場所に避難して
しまうことが考えられる。
この場合、開弁じている給油ノズルより多量の油液が給
油サービスエリア内に放出され、この油液が引火して大
火災、大爆発事故等の災害を招きかねないという欠点を
有していた。
本発明は上記欠点を除去したものであり、以下図面とと
もにその各実施例につき説明する。
第1図は本発明給液装置の一実施例の概略構成図、第2
図A−0は夫々その逆止弁の一例の各動作態様に於ける
概略縦断面図、第3図は震度計の一例の要部の縦断面図
、第4図はリレー回路の一実施例の回路系統図、第5図
は本発明給液装置の他の実施例の概略構成図を示す。
第1図中、1は給油計量機で給油サービスエリア内の適
所に載置固定され、その内部に給油ポンプ2、給油ポン
プ2駆動用のモータ3、流量計4、流量計4の計測する
流量を積算指示する給油量カンタ5、後述するリレーユ
ニット20等が配設されている。
6は給油ポンプ2の吸入配管で、その先端部は油液7a
を貯蔵された地下タンク7の底面近傍に開口している。
8は給油ポンプ2の吐出配管で、流量計4を介して先端
部に給油ノズル9aを有する給油ホース9に連通接続さ
れている。
10は逆止弁で、吸入配管6の屈曲部6aに配設され、
第2図に示す如(ソレノイド10aのプランジャ10b
に取付けられた摺動部材11と、摺動部材11に取付け
られた弁体12とより大略なる。
摺動部材11は配管6の屈曲部6aを液密に挿通してお
り、その先端部に植立されたピン11aが弁体12の矩
形状孔12cに遊嵌している。
弁体12は、屈曲部6aに形成された弁座6bに当接着
座して配管6を閉塞しうる円板状の弁板12aと、弁板
12aを同軸的に挿通ずる弁軸12bとを有し、弁軸1
2bの軸線方向に上記矩形状孔12cが穿設されている
13は球体落下式震度計で、給油計量機1近辺の地表に
載置固定され、その内部に第3図に示す感震部13−m
を例えばn個(13−1〜13−n)配設されており、
各震度mに応じた所定の感震部13−mが作動しその震
度mを震度表示器14ににディジタル的に表示する。
第3図中、15は球体で平常時その一部表面が球体支承
部材16の球体当接面16aに当接して支承される。
17は周囲を側壁17aに囲まれ、かつ底面が傾斜する
球受部材で、この球受部材17の傾斜面底部に上記球体
15の嵌合する半球体状の凹部17bが穿設されている
18は常閉のリミットスイッチで、その作動片19は球
受部材17の下方から四部17b内に突出している。
尚、球体15が球体支承部材16より落下し、凹部17
bに嵌合すると作動片19は第3図中下方に押動されリ
ミットスイッチ18は開成される。
又、球体支承部材16の球体当接面16aの径dは各感
震部13−1〜13〜n間で互いに異なっており、この
ため缶径dの大小に応じて各感震部13−mの検知する
震度mが異なっている。
リレーユニット20は、第4図に示すリレー回路20a
を内蔵している。
リレー回路20a中、リレーR1〜Rnは各感震部13
−1〜13−nの夫々のリミットスイッチ18の常閉接
点18−1〜18−nに夫々直列に接続されている。
又、rl −1〜r n−1は夫々リレーR1〜Rnの
常開接点で、ともに地震の最高震度をディジタル的に表
示する。
震度表示器14に接続されている。rk2゜rk 3は
夫々リレーR1〜Rnのうち設定震度kに対応するリレ
ーRkの常開接点で、夫々モータ3、ソレノイド10a
と直列に接続されている。
21はモータ3の起動停止を行なう手動もしくは自動の
スイッチで、モータ3に対し接点rk 2と直列に接続
されている。
尚、設定震度にはそれ以上の震度の地震を受けた場合に
は給油計量機1が破壊されてしまうという震度のうち最
小のものもしくはそれ以下の値をもって設定される。
次に、上記構成装置の動作につき説明する。
平常時、各感震部13−mの球体15は球体支承部材1
6上に支承されており、このため各リミットスイッチ1
8の夫々の常閉接点18−1〜18−nは閉成している
従ってリレーR1〜Rnのコイルが励磁されリレーRk
の励磁により、常開接点’に2jrk3は閉成されてい
る。
これにより、逆水弁10のソレノイド10aは通電され
ており、第2図Aに示す如くプランジャ10bはソレノ
イド10aに吸引されて同図中上方の摺動限位置にあり
、このため弁体12はその矩形状孔12cの形状により
規制されるストローク内を自由に摺動変位しうる状態に
ある。
又、モータ3も接点rk 2が閉成しているため、スイ
ッチ21を閉成すれば起動しうる状態にある。
自動車に給油すべく給油ノズル9aを給油計量機1より
取り外し、スイッチ21を閉成してモータ3を起動させ
るとポンプ2が駆動される。
次に、給油ノズル9aを自動車の燃料タンク(図示せず
)に挿入したのちこれを開弁すると、地下タンク7内の
油液7aは吸入配管6、逆止弁10、ポンプ2、流量計
4、給油ホース9、給油ノズル9aを介して上記燃料タ
ンクに給油される。
このとき、地下タンク7より吸入配管6に吸入された油
液7aはその液圧により弁板6bを第2図Bに示す如く
同図中上方に押動させ、逆止弁10は開弁してくる。
又、給油終了とともにポンプ2の駆動を停止したときは
、逆止弁10の弁板12aが弁座6bに当接着座して吸
入配管6を閉塞することにより逆止弁10より下流側に
ある吐出配管8等に滞留する油液7aが地下タンク7内
に逆流するのを防止する。
今、給油中に地震が発生し設定震度kを震度計13が検
知したとする。
このとき震度計13のn個の感震部13−1〜13−n
のうち、震度k及びそれ以下で作動する感震部13−1
〜13−にの球体15が球体支承部材16より落下する
球体15が球受部材17の凹部17bに転がり込むと、
作動片19が下方に押動され、リミットスイッチ18−
1〜18−kが開成される。
その結果、リレーR1〜Rkが消磁されて常開接点r1
−1〜rk −1j rk−22rk 3が開成され
る。
これにより、給油ポンプ2の駆動が停止されると同時に
プランジャ10bがバネ力等により第2図Cに示す如く
その下方摺動限位置まで摺動変位する。
この結果、弁板12aはピン11aを介する摺動部材1
1の附勢力により弁座6Dに液密に当接し、吸入配管6
内の流路を閉塞する。
従って、設定震度にの地震発生と同時に吸入配管6が閉
塞され、又ポンプ2も給油不能の状態に田ツクされるた
め、給油中の給油作業者がスイッチ21を開成する余裕
がなく安全な避難場所に避難してしまった場合でも、地
下タンク7内の油液7aが吐出配管8内に供給され続け
て火災事故・爆発事故等に至ることはない。
又、震度計13が作動すると震度表示器14はそのとき
の震度kを警報とともに表示し、給油所にいる顧客その
他の給油作業者に警告を与える。
尚、地震の震度mが設定震度に以下のときにはその震度
に対応して作動する感震部13−1〜13−(k−1)
の各リミットスイッチ18の常閉接点18−1〜18−
(k−1)は開成されるが、設定震度に以上の震度で開
成される感震部13−に〜13−nのリミットスイッチ
18の常閉接点18−に〜18−nは開成しない。
このため、リレーRk−Rnは消磁されず、従って常開
接点rk−2trk3は開成されないのでモータ3はス
イッチ21を閉成すれば駆動しうる状態にあり、逆止弁
10もその閉弁状態にロックされることなく、単に震度
mが震度表示器14に表示され、顧客その他に混乱を与
えないようにしらせる。
次に、本発明給液装置の他の実施例につき第5図ととも
に説明する。
第4図中、第1図と同一構成部分には同一符号を付しそ
の説明を省略する。
23は給油計量ユニットで、その内部に給油ポンプ2、
モータ3、流量計4等が配設されている。
24はデリベリユニットで、建屋25の天井部に配設さ
れており、その内部に給油ホース9が巻回収納されてい
る。
給油ホース9は建屋25の内部に配設された吐出配管8
に連通接続されており、給油時その先端部に配設された
給油ノズル9aとともに給油対象である車輛等の燃料タ
ンク(図示せず)に給油しうる位置まで隆下される。
上記構成装置の動作は前記実施例の場合と全く同様であ
り、所定震度の地震の発生とともに逆止弁10が閉弁状
態にロックされるとともにポンプ2の駆動が停止され、
地震による給油所内の火災発生が防止される。
尚、上記両実施例において7aは油液に限らず他の危険
物流体でもよく、又7をタンクローり出荷用のローディ
ングアーム装置に連通ずる液貯蔵タンクとし、逆止弁1
0を該ローディングアーム装置の給液配管中の適所に配
設する構成としてもよい。
又、震度計として球体落下式のものを採用したが、地震
もしくは車輛の衝突等による震動を検知する手段を有し
、かつ設定震度kにより信号を発信するものであれば他
の形式の震度計を用いてもよい。
さらに、1゛3を震度計とせず給油所内の煙、火炎、異
常温度等を検知する火災発生検知器とし、これらの検知
器により煙、火炎、高温度等の火災発生に伴う諸現象を
検知して自動的に電磁弁10を閉弁状態にロックさせる
構成としてもよい。
この場合、14は震度表示器でなく、上記火災発生検知
器よりの検知信号により警報を発する火災発生警報器と
し、又該火災発生検知器のリミットスイッチの接点は各
検知対象につき1個でよい。
更に適宜の緊急時に外部より手動により送信した外部信
号で電磁開閉弁10を閉弁状態にロックさせる構成とし
てもよい。
又、逆止弁10はソレノイド10aが通電されている状
態でその本来の逆流防止作用を発揮する構成としている
が、接点rk 3を常閉接点とし震度にの地震によりリ
レーRkが消磁されて始めてソレノイド10aが通電さ
れ、かつそのときソレノイド10aに吸引されるプラン
ジャ10bの動作に関連して逆止弁10を閉弁させるこ
とによりソレノイド10aの消費電力を節減する構成と
してもよい。
上述の如く、本発明給液装置は、給油装置のポンプより
も上流側の吸入配管に逆止弁を配設し、該逆止弁には緊
急事態を検出して信号を出力する検知手段の出力により
該逆止弁を開弁不能に係止するプランジャ手段を設けて
なる構成としであるため、以下に挙げる種々の特長を有
する。
I 給油作業者が地震発生とともに安全な避難場所に避
難してしまった場合でも、自動的に給油不能状態とする
ことが出来、火災事故等を確実に防止出来る。
1i 通常の逆止弁だと給油モータが動作状態で給油
ノズルが開いていると、逆止弁は開いて油は給油ノズル
より噴き出したま5となるが、逆止弁をプランジャ手段
により強制的に閉弁状態(開弁不能)に係止する構成と
しであるため、たとえモータが動作し続けたとしても逆
止弁は開弁せず給油ノズルより油が噴き出すことは絶対
に無くなる。
111 給油モータが動作している状態でポンプより
下流側の配管が破損したとしても、上記逆止弁は閉弁状
態に係止されており開弁しないため、配管破損部分より
油が噴き出すことも無い。
即ち地上配管の破損にも対応出来る。
1■ 給油モータが停止してい′る状態でポンプより
下流側の配管が切断されると弁のヘッド圧が減り通常の
逆止弁では弁の閉止が不充分で火力の地下タンクへの侵
入、また火力の吸引力で弁が閉止出来なくなることも考
えられるが、本発明では逆止弁はプランジャで係止され
て閉弁状態に強制的に保持されるため、上記の不都合は
起こらない。
■ 通常の給油終了時には、逆止弁の通常の作用により
、吐出配管内に滞留している油液が地下タンク内に逆流
するのが防止出来、次回給油時に空気が吐出されること
が無くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明給液装置の一実施例の概略構成図、第2
図A−0は夫々その逆止弁の一例の各動作態様に於ける
概略縦断面図、第3図は震度計の一例の要部の縦断面図
、第4図はリレー回路の一実施例の回路系統図、第5図
は本発明給液装置の他の実施例の概略構成図である。 1・・・・・・給油計量機、6・・・・・・吸入配管、
7a・・・・・・油液、10・・・・・・逆止弁、10
a・・・・・・ソレノイド、10b・・・・・・プラン
ジャ、12・・・・・・弁体、13・・・・・・球体落
下式震度計、20・・・・・・リレーユニット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 給液装置のポンプよりも上流側の吸入配管に逆止弁
    を配設し、該逆止弁には緊急事態を検出して信号を出力
    する検知手段の出力により該逆止弁を開弁不能に係止す
    るプランジャ手段を設けてなることを特徴とする給液装
    置。
JP50050398A 1975-04-25 1975-04-25 給液装置 Expired JPS5912556B2 (ja)

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JP50050398A JPS5912556B2 (ja) 1975-04-25 1975-04-25 給液装置

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JPS51126512A JPS51126512A (en) 1976-11-04
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JPS4829214U (ja) * 1971-08-12 1973-04-10

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