JPH09175566A - 押出注出可能とした積層剥離容器 - Google Patents

押出注出可能とした積層剥離容器

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JPH09175566A
JPH09175566A JP7349542A JP34954295A JPH09175566A JP H09175566 A JPH09175566 A JP H09175566A JP 7349542 A JP7349542 A JP 7349542A JP 34954295 A JP34954295 A JP 34954295A JP H09175566 A JPH09175566 A JP H09175566A
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valve
air
cylinder
cap
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Tsugio Arai
次男 荒井
Mitsuo Furusawa
古澤  光夫
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積層剥離容器として外観形状を変えないとい
う従来の機能を維持しつつ、容器の押圧量に等しい内容
液を注出するようにすることを技術的課題とし、内容液
の押出注出を可能とした新規な積層剥離容器を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 外側層と該外側層に剥離自在として積層
された内側層とを有し、外側層に大気導入孔を設けた積
層剥離容器において、内容液注出筒内に吐出弁を配設
し、容器の大気導入孔に吸込弁を配設した空気流入路を
連接し、容器を押圧することにより吐出弁を開いて内容
液を注出し、押圧を解くことにより吐出弁を閉じるとと
もに、吸込弁を開いて大気を内外層間に導入するように
したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器を押圧操作す
ることにより内容液を注出するようにした積層剥離容器
に関する。
【0002】
【従来の技術】外側層と該外側層に剥離自在として積層
された内側層とを有し、外側層に大気導入孔を設けた積
層剥離容器は、例えば特開平4−339759号公報、
特開平6−345069号公報にみられるよう従来より
周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
積層剥離容器は、ポンプによって内容液を注出するもの
で、容器を押圧操作することにより内容液を注出するこ
とはできなかった。
【0004】本来、積層剥離容器は、内容液の注出時に
大気導入孔より内側層と外側層の間に大気を導入し、内
容液の注出に応じて内側層を剥離させ収縮変形させると
ともに、外側層により容器の外観形状を維持するように
したものである。容器を押圧操作することにより内容液
を注出しょうとすれば、容器の押圧を解いたときには、
外側層の復元により大気導入孔から内外層の間に大気が
導入され、容器は元の形状に復元するが、次に注出する
場合には、容器押圧時にまず内外層間に導入されている
空気が排出され、その後に内容液が注出されることにな
る。そのため、押圧量が一定していると、当初は押圧量
に等しい内容液が注出されるが、内外層に空気が導入さ
れるようになると、導入されている空気量の分だけ注出
量は減少し、押圧量と内外層間の導入空気量が等しくな
ると、容器を押圧しても内外層間の空気が排出されるだ
けで内容液は注出されない。
【0005】本発明は、上記の問題を解決し、積層剥離
容器として外観形状を変えないという従来の機能を維持
しつつ、容器の押圧量に等しい内容液を注出するように
することを技術的課題とし、内容液の押出注出を可能と
した新規な積層剥離容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の技術的
課題を達成するため、外側層と該外側層に剥離自在とし
て積層された内側層とを有し、外側層に大気導入孔を設
けた積層剥離容器において、内容液注出筒内に吐出弁を
配設し、容器の大気導入孔に吸込弁を配設した空気流入
路を連接し、容器を押圧することにより吐出弁を開いて
内容液を注出し、押圧を解くことにより吐出弁を閉じる
とともに、吸込弁を開いて大気を内外層間に導入するよ
うにしたことを特徴とする構成を採用する。
【0007】具体的には外側層と該外側層に剥離自在と
して積層された内側層とを有し、容器口筒部の外側層に
大気導入孔を設けた積層剥離容器において、内部に吐出
弁を配設した注出筒を具えた中栓と、キャップ基体に空
気流入孔を穿設し、中栓を嵌着した容器口筒部とキャッ
プ基体との間に、吸込弁を介して前記空気流入孔と大気
導入孔を結ぶ空気流入路を形成させるようにしたキャッ
プとを備えたことを特徴とする積層剥離容器を採用す
る。
【0008】そして実施態様として、中栓の注出筒に吐
出弁と吸込弁とを具えた弁体を嵌着し、該弁体の吐出弁
を注出筒内の隔壁に弾接させ、吸込弁をキャップ基体の
覆壁に形成した弁座に弾接させるようにしたこと、空気
流入路が、中栓とキャップ基体の覆壁との間に形成され
る空洞、中栓上面に設けられた空気連通孔、容器口筒部
とキャップ基体の嵌着筒との間に形成される空隙によっ
て形成されていること、容器口筒部の下部に嵌合突条を
設け、キャップ嵌着筒の下端に、前記嵌合突条に嵌合締
着する密封部を形成したことを特徴とする構成などを採
用する。
【0009】さらに、実施態様を総合した具体的技術手
段として、外側層と該外側層に剥離自在として積層され
た内側層とを有し、容器口筒部の外側層に大気導入孔を
穿設し、口筒部周面にねじと嵌合突条とを設けた積層剥
離容器と、容器口部に嵌着され空気連通溝を設けたフラ
ンジと注出筒とを具えた中栓と、中栓の注出筒に嵌着さ
れ吐出弁と吸込弁とを具えた弁体と、容器口筒部に嵌着
され中栓と弁体とを被嵌するキャップ基体と上蓋とから
なるキヤップを備えた押出注出可能とした積層剥離容器
において、前記キャップ基体が、覆壁と嵌着筒とからな
り、覆壁の上板に注出口を設けた注出筒を突接させると
ともに空気流入孔を穿設し、覆壁の円筒部下端に弁体の
吸込弁に係合する弁座と、中栓のフランジに係合する押
圧面とを形成し、前記嵌着筒内周に、中栓のフランジ外
周との間に所定の間隙を保って形成された上部周面と、
前記容器口筒部のねじに螺合するねじが設けられたねじ
部周面と、容器口筒部の嵌合突条に嵌合締着される密封
部を形成させたことを特徴とする積層剥離容器を採用す
る。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。図1において、Aは積層
剥離容器、Bは中栓、Cはジョイント、Dは弁体、Eは
キャップである。図2,3に示すように、積層剥離容器
Aは、外側層1と該外側層に剥離自在として積層された
内側層2とを有し、積層押出しブロー成形によって成型
されている。外側層1は、押圧操作によって変形される
とともに、押圧を解いた時に復元され、容器の外観形状
を維持するもので、素材として高密度ポリエチレンその
他の可撓性のある樹脂が用いられる。内側層2は、外側
層1から剥離自在かつ変形自在の内袋で、素材としてナ
イロン、EVOH等の柔軟性のある樹脂が用いられる。
【0011】3は容器胴部、4は容器口筒部であって、
容器口筒部4の外周には、キャップを螺着するためのね
じ5と、嵌合突条6が設けられている。7は、容器口筒
部4の外側層に穿設された空気導入孔で、外側層1の復
元時に外側層1と内側層2との間に空気を導入し、容器
の外観形状を維持させるとともに内側層2の剥離を進行
させるようにするものである。8は、容器口筒部4の上
端の縮径部である。
【0012】中栓Bは、図4に示すように、注出筒10
と蓋板11、嵌合筒12とからなり、軟質の合成樹脂を
素材として射出成形により成型されている。注出筒10
内には、隔壁13が設けられており、該隔壁13には、
中央に吐出孔14を穿設し、その下面周縁にに段部15
を設けている。注出筒10の下部は、保持筒16となっ
ており、ジョイントCを嵌合保持するようにしている。
前記蓋板11の周縁は、嵌合筒12から突出し、容器口
筒部4上端に係合するフランジ17となっており、該フ
ランジ17の上面には複数の空気連通溝18が設けられ
ており、外周には数個の小さな突起が設けられている。
嵌合筒12は、容器口筒部4内周に嵌合され、前記フラ
ンジ17とともに容器口部を密封するようになってい
る。
【0013】ジョイントCは、図1に示されているよう
断面十字形であって、その上端部は、図2に示すように
中栓Bの保持筒16に嵌合締着され、下端部は容器内に
垂下させるか、または容器底部に設けた保持部に定置す
るようにしている(図示しない)。
【0014】弁体Dは、図5に示すように内側筒部20
と外側筒部21を有する嵌着部22と、外側筒部21の
下端より外方に広がる円板23とからなり、可撓性を有
する軟質の合成樹脂を素材として射出成形により成型さ
れている。前記内側筒部20の下端には、連結部24を
介して、円板状の吐出弁25が連接されている。前記円
板23の下面には、幅広の溝26がコ字状に設けられて
おり、溝26に囲まれた部分は、吸込弁27となってい
る。溝の底面26aは、薄肉になっており、吸込弁27
は、下面側が負圧になったとき、下方に撓むようにされ
ている。吸込弁27は、上記構成に変えて、図6に示す
ように円板を薄肉23aとし、外側筒部21に対して円
板23a全体が撓むようにしても良い。弁体Dの嵌着部
22は、内外の筒部20,21によって前記中栓Bの注
出筒10に被嵌されるようになっている。
【0015】キャップEは、図7に示すようキャップ基
体30と該基体30に蝶番31によって開閉自在に連結
された上蓋32とから構成されている。キャップ基体3
0は、覆壁33と嵌着筒34とからなり、覆壁33は、
上板35と、その周縁に設けられた側壁を形成する内円
筒部36と、該内円筒部の外周に段部を形成して連続す
る外円筒部37によって形成されており、外円筒部37
は、前記嵌着筒34の上端に連続している。
【0016】上板35の中央には、注出筒38が設けら
れており、図2に示すように該注出筒38内周と弁体D
の内側筒部20内周によって内容液の注出口39が形成
されている。上板35の下面には、弁体Dを保持する係
合リング40が設けられており、また、上板35には、
係合リング40と前記内円筒部36とによって形成され
る空洞と、外部とを連通させる空気流入孔41が穿孔さ
れている。前記内円筒部36の下端は、弁体Dの円板2
3に係合する弁座42となっており、外円筒部37の下
端は、中栓Bのフランジ17に係合する押圧面43とな
っている。
【0017】前記嵌着筒34の内周には、その上端部の
中栓Bに対応した部分に、中栓のフランジ外周との間に
所定の間隙を保って突条を設けた上部周面44が形成さ
れており、その下方には拡径されたねじ部周面45が形
成され、前記容器口筒部4のねじ5に螺合するねじ46
が設けられている。嵌着筒34の下端部には、容器口筒
部4に設けられた嵌合突条6に嵌合締着される密封部4
7が形成されている。また嵌着筒34の上端面には、蝶
番取付部の反対側に上蓋32を係止する係合部48が設
けられている。
【0018】キャップの上蓋32は、上壁50と側壁5
1とからなり、上壁50の下面には、注出筒38内周に
嵌合する密封リング52が設けられ、側壁の蝶番の反対
側の下端には、上蓋32を開閉するためのつまみ部53
が設けられている。
【0019】次に、図2を参照して、本発明を構成する
各部品の相互関係と作用効果について説明する。容器A
に内容液を充填した後に、中栓B,キャップE等が容器
口筒部4に装着されるが、キャップEを容器口筒部4に
螺合し、ねじを締めていくと、キャップEの嵌着と同時
に中栓B,弁体Dも定位置に維持される。中栓Bの嵌合
筒12は、容器口筒部4内周に嵌合され、フランジ17
がキャップ基体の押圧面43によって容器口筒部4上端
に押圧されるので、容器口筒部4上端は中栓Bによって
密封される。
【0020】弁体Dの嵌着部22は、中栓Bの注出筒1
0に嵌着されるが、外側筒部21はキャップの係合リン
グ40によって位置決めされ、上面22aはキャップの
上板35によって押圧され、弁体Dとキャツプ上板35
との間は密封される。内側筒部20の下端に設けられた
吐出弁25は、キャップ嵌着時には隔壁13の上面に弾
接して、吐出孔14を塞ぐようにされ、円板23は、キ
ャップ螺合締め付け時にはキャップの弁座42によって
下方に押圧され、キャップ嵌着時には一定の弾力を持っ
て弁座42に弾接するようにされている。
【0021】キャップ嵌着筒34下端の密封部47は、
容器口筒部4の嵌合突条6と所定の締め代をもって嵌合
締着されるようになっており、キャップ嵌着時には、キ
ャップ内部を大気から遮断密封する。そして、容器口筒
部4とキャップ嵌着筒34の間には、中栓のフランジ1
7の上面に設けられた空気連通溝18,口筒部の縮径部
8と嵌着筒内周の上部周面44,口筒部のねじ形成面と
拡径されたねじ周面45との間の空隙,ねじ5とねじ4
6との間隙を通じて空気流入路xが形成され、弁体Dの
吸込弁27が開かれたときにキャップ基体の上板35に
設けられた空気流入孔41に連通可能となっている。キ
ャップの上蓋32を閉じたときには、つまみ部53があ
る側壁51内周がキャップ基体の上面の係合部48に嵌
着されるとともに密封リング52は注出口39を密封す
る。
【0022】次に、容器使用時における作用効果につい
て説明する。キャツプの上蓋32を開き、容器を押圧操
作すると、内圧上昇により吐出弁25が開かれ、内容液
が注出筒10より注出される。押圧を解くと、容器の外
側層の復元力によって容器内の内圧が減少して負圧とな
り、吐出弁25が閉じられるとともに、内外層間も負圧
となり、容器口部の大気導入孔7、キャップ内の空気流
入路xを通じて吸込弁27が開かれ、空気流入孔41よ
り大気が空気流入路x、大気導入孔7を通じて内外層間
に導入されて、外側層1の復元とともに内側層2の剥離
が進行する。
【0023】次に、容器を押圧操作すると、まず、内外
層間に導入されている空気が加圧されるが、大気導入孔
7から空気流入路xに存在する空気により吸込弁27が
閉じられるので、内外層間にある空気は排出されること
はない。したがって、押圧操作により容器内の内圧が高
まり、内容液は吐出弁25を開いて注出口39より注出
される。次いで、押圧操作を解くと、容器の外側層1の
復元力によって内側層2内および内外層間が負圧とな
り、吐出弁25が閉じられるとともに、吸込弁27が開
かれ、空気流入路x、大気導入孔7を通じて内外層間に
大気が導入される。
【0024】
【実施例】上記実施形態において、吐出弁,吸込弁の構
造,キャップに設けた空気流入孔の位置,該空気流入孔
から大気導入孔に至る空気流入路については、適宜改変
することができる。吐出弁,吸込弁として、バネ部材で
押圧されるボール弁,円錐状弁、板状弁、或いは可撓性
の薄板なども使用可能である。
【0025】空気流入孔の位置、空気流入路について
は、キャップ嵌着筒の大気導入孔に対向する位置に空気
流入孔を穿設して、嵌着筒内周に負圧時に開かれる吸込
弁を配設することが可能である(図示しない)。その
際、吸込弁として、撓んだときに間隙が形成される可撓
性の薄板を嵌着筒内周に接合することも好適である。そ
うした場合には、弁体の吸込弁は不要となり、弁体Dの
外側筒部、円板をなくすことができる。また容器口筒部
とキャップ嵌着筒の間の空気流入路xの形成も不要とな
るので、中栓、キャップを始め全体の構造を簡易にする
ことができる。
【0026】また、容器の大気導入孔に連接して、空気
流入孔を設けた吸込弁部材を装着してもよい(図示しな
い)。そうした場合、大気導入孔は、容器の肩部または
胴部または底部にあってもよく、さらに弁体Dの吸込弁
を省略することは勿論のこと、キャップの構成もきわめ
て簡易にすることができる。
【0027】前記実施形態では、キャップをねじによっ
て嵌着するようにしているが、容器口筒部、キャップの
ねじに替えて、相互に締め代をもち、円周の一部を空気
流路を形成するために切り欠いた嵌合突状を設け、容器
口筒部にキャップを嵌着するようにしてもよい(図示し
ない)。その場合、中栓と弁体とキャップを一体とし、
容器口筒部に打栓することができるので、相互の位置を
正確に位置づけることができる。
【0028】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
から、次の効果を奏する。内容液の注出筒に吐出弁を配
設し、キャップに設けた空気流入孔と容器口筒部に設け
た大気導入孔とを連結する空気流入路を形成させ、その
間に吸込弁を配設するようにしているから、容器を押圧
操作することによって吐出弁を開いて内容液を注出する
と同時に、吸込弁を閉じて内外層間の空気の排出を阻止
し、押圧操作を解いたときに外側層の復元力によって容
器内が負圧とされ、吐出弁を閉じるとともに吸込弁を開
き、内外層間に空気を導入することができる。したがっ
て、積層剥離容器において、ポンプを用いることなく容
器の押圧操作によって内容液を注出することができるよ
うになり、そしてまた、注出に応じて容器の外観形状を
維持しつつ、内側層を剥離、収縮変形させることができ
るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成部品の分解斜視図である。
【図2】本発明の積層剥離容器の縦断側面図である。
【図3】積層剥離容器を示す図で、(a)は平面図、
(b)は一部縦断側面図である。
【図4】中栓を示す図で、(a)は平面図、(b)は縦
断側面図、(c)は底面図である。
【図5】弁体を示す図で、(a)は平面図、(b)は一
部縦断側面図、(c)は底面図、(d)は吸込弁要部の
拡大説明図である。
【図6】弁体の変形実施例を示す一部縦断側面図であ
る。
【図7】上蓋を開いた状態のキャップを示す図で、
(a)は平面図、(b)は縦断側面図、(c)は底面図
である。
【符号の説明】
A 積層剥離容器 B 中栓 C ジョイント D 弁体 E キャップ 1 外側層 2 内側層 4 容器口筒部 5,46 ねじ 6 嵌合突条 7 大気導入孔 10,38 注出筒 13 隔壁 14 吐出孔 22 嵌着部 23 円板 25 吐出弁 26 溝 27 吸込弁 30 キャップ基体 31 蝶番 32 上蓋 33 覆壁 34 嵌着筒 35 上板 39 注出口 41 空気流入孔 42 弁座 43 押圧面 44 上部周面 45 ねじ周面45 47 密封部 x 空気流入路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年2月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側層と該外側層に剥離自在として積層
    された内側層とを有し、外側層に大気導入孔を設けた積
    層剥離容器において、容器を押圧することにより吐出弁
    を開いて内容液を注出し、押圧を解くことにより吐出弁
    を閉じるとともに、吸込弁を開いて大気を内外層間に導
    入するようにしたことを特徴とする押出注出可能とした
    積層剥離容器。
  2. 【請求項2】 内容液注出筒内に吐出弁を配設し、容器
    の大気導入孔に吸込弁を配設した空気流入路を連接した
    ことを特徴とする請求項1記載の積層剥離容器。
  3. 【請求項3】 外側層と該外側層に剥離自在として積層
    された内側層とを有し、容器口筒部の外側層に大気導入
    孔を設けた積層剥離容器において、内部に吐出弁を配設
    した注出筒を具えた中栓と、キャップ基体に空気流入孔
    を穿設し、中栓を嵌着した容器口筒部とキャップ基体と
    の間に、吸込弁を介して前記空気流入孔と大気導入孔を
    結ぶ空気流入路を形成させるようにしたキャップとを備
    えたことを特徴とする押出注出可能とした積層剥離容
    器。
  4. 【請求項4】 中栓の注出筒に、吐出弁と吸込弁とを具
    えた弁体を嵌着し、該弁体の吐出弁を注出筒内の隔壁に
    弾接させ、吸込弁をキャップ基体の覆壁に形成した弁座
    に弾接させるようにしたことを特徴とする請求項3記載
    の積層剥離容器。
  5. 【請求項5】 空気流入路が、中栓とキャップ基体の覆
    壁との間に形成される空洞、中栓上面に設けられた空気
    連通孔、容器口筒部とキャップ基体の嵌着筒との間に形
    成される空隙によって形成されていることを特徴とする
    請求項3記載の積層剥離容器。
  6. 【請求項6】 容器口筒部の下部に嵌合突条を設け、キ
    ャップ嵌着筒の下端に、前記嵌合突条に嵌合締着する密
    封部を形成したことを特徴とする請求項3記載の積層剥
    離容器。
  7. 【請求項7】 外側層と該外側層に剥離自在として積層
    された内側層とを有し、容器口筒部の外側層に大気導入
    孔を穿設し、口筒部周面にねじと嵌合突条とを設けた積
    層剥離容器と、容器口部に嵌着され空気連通溝を設けた
    フランジと注出筒とを具えた中栓と、中栓の注出筒に嵌
    着され吐出弁と吸込弁とを具えた弁体と、容器口筒部に
    嵌着され中栓と弁体とを被嵌するキャップ基体と上蓋と
    からなるキヤップとを備えた押出注出可能とした積層剥
    離容器において、前記キャップ基体が覆壁と嵌着筒とか
    らなり、覆壁の上板に注出口を設けた注出筒を突設させ
    るとともに空気流入孔を穿設し、覆壁の円筒部下端に弁
    体の吸込弁に係合する弁座と、中栓のフランジに係合す
    る押圧面とを形成し、前記嵌着筒内周に中栓のフランジ
    外周との間に所定の間隙を保って形成された上部周面
    と、前記容器口筒部のねじに螺合するねじが設けられた
    ねじ部周面と、容器口筒部の嵌合突条に嵌合締着される
    密封部を形成させたことを特徴とする積層剥離容器。
JP34954295A 1995-12-22 1995-12-22 押出注出可能とした積層剥離容器 Expired - Lifetime JP3688373B2 (ja)

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