JPH09174897A - カラー感熱プリンタ - Google Patents

カラー感熱プリンタ

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Publication number
JPH09174897A
JPH09174897A JP7333499A JP33349995A JPH09174897A JP H09174897 A JPH09174897 A JP H09174897A JP 7333499 A JP7333499 A JP 7333499A JP 33349995 A JP33349995 A JP 33349995A JP H09174897 A JPH09174897 A JP H09174897A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal
color
coloring layer
thermosensitive coloring
yellow
Prior art date
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Pending
Application number
JP7333499A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Miyazaki
紳夫 宮崎
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源装置の簡素化と、プリンタの小型化を図
る。 【解決手段】 イエローサーマルヘッド22、マゼンタ
サーマルヘッド23、シアンサーマルヘッド24は、イ
エロー記録信号発生回路42、マゼンタ記録信号発生回
路43、シアン記録信号発生回路44を介して、共通の
電源40の電圧Vが印加されている。各信号発生回路4
2〜44は、電圧がVであり、記録すべき感熱発色層の
熱感度に応じたデューティー比の駆動パルスを発生し、
対応するサーマルヘッド22〜24の各発熱素子を駆動
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー感熱記録紙
を用いた3ヘッド1パス方式のカラー感熱プリンタに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】サーマルプリンタには、感熱プリンタと
熱転写プリンタとがあるが、これらのうち感熱プリンタ
は感熱記録紙に直接に画像を熱記録することができるた
め、広く用いられている。また、シアン感熱発色層,マ
ゼンタ感熱発色層,イエロー感熱発色層を支持体上に順
次層設して、フルカラーの画像を直接に熱記録すること
ができるようにしたカラー感熱記録紙も知られている。
【0003】このようなカラー感熱記録紙にフルカラー
画像を熱記録する場合には、複数の発熱素子をライン状
に配列したサーマルヘッドを用い、カラー感熱記録紙と
サーマルヘッドとを相対的に移動しながら、まずサーマ
ルヘッドで最上層にあるイエロー感熱発色層を低い熱エ
ネルギーで熱記録する。このイエロー感熱発色層の熱記
録後に、イエロー感熱発色層の未発色のジアゾニウム塩
化合物のみを光分解する波長域の紫外線を照射し、イエ
ロー感熱発色層を光定着する。
【0004】次に、イエロー感熱発色層の熱記録よりも
高い熱エネルギーを用いて、マゼンタ感熱発色層を熱記
録してから、マゼンタ感熱発色層の未発色のジアゾニウ
ム塩化合物のみを光分解する波長域の紫外線を照射し
て、マゼンタ感熱発色層を光定着する。最後にシアン感
熱発色層を最も大きな熱エネルギーを用いて熱記録す
る。
【0005】カラー感熱プリンタの記録方式としては、
1ヘッド3パス方式と3ヘッド1パス方式とがある。1
ヘッド3パス方式は、1個のサーマルヘッドを用い、カ
ラー感熱記録紙をサーマルヘッドに3回通して熱記録す
るものである。3ヘッド1パス方式は、3個のサーマル
ヘッドを用い、カラー感熱記録紙を一方向へ送って1回
でフルカラー画像を熱記録する。
【0006】この内、3ヘッド1パス方式は、サーマル
ヘッドが3個必要になるが、高速でプリントすることが
できるという利点がある。3ヘッド1パス方式ではプリ
ント速度を同じにすることが必要であるために、図5に
示すように、3個のサーマルヘッド2〜4に3個の電源
からそれぞれ異なったヘッド電圧VY ,VM ,VC を印
加することにより、発色に必要な熱エネルギーをイエロ
ー、マゼンタ、シアンの各々の感熱発色層に与える方法
が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなカラー感熱プリンタでは、各サーマルヘッド2
〜4に3種類の異なるヘッド電圧VY ,VM ,VC を各
々供給するために、3個の電源装置5〜7が必要とな
り、製造コストの増加をもたらすという問題がある。ま
た、3個の電源装置を取りつけるスペースも必要とな
り、3ヘッド1パス方式のカラー感熱プリンタの小型化
の障害になる。
【0008】本発明は、上記課題を解決するためのもの
であり、3ヘッド1パス方式のカラー感熱プリンタの製
造コストを低くし、かつ、小型化が可能なカラー感熱プ
リンタを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のカラー感熱プリンタでは、1個の電源を共
用することによって、第1ないし第3のサーマルヘッド
に印加するヘッド電圧を同じにするとともに、各サーマ
ルヘッドの発熱素子を駆動する駆動パルスのデューティ
ー比を、記録すべき感熱発色層の熱感度が低いほど大き
くなるようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のカラー感熱プリ
ンタの概略を示すものである。直線状の搬送路にはフリ
ー回転する3個のプラテンローラ10,11,12が配
置されている。また、各プラテンローラ10〜12の下
流には、その両側に、搬送ローラ対16,17,18が
配置されており、パルスモータ13,14,15で各々
駆動される。これらの搬送ローラ対16〜18は、キャ
プスタンローラとピンチローラとから構成され、カラー
感熱記録紙19をニップして矢印方向へ搬送する。給紙
ローラ対20は、モータ21によって回転され、記録紙
ロール(図示せず)から、カラー感熱記録紙19を引き
出す。
【0011】各プラテンローラ10〜12の上部には、
イエロー用サーマルヘッド22,マゼンタ用サーマルヘ
ッド23,シアン用サーマルヘッド24が設けられてい
る。各サーマルヘッド22〜24の下面には、複数の発
熱素子がライン状に配列された発熱素子アレイが設けら
れている。
【0012】イエロー用サーマルヘッド22とマゼンタ
用サーマルヘッド23との間には、イエロー定着用ラン
プ25が配置され、マゼンタ用サーマルヘッド23とシ
アン用サーマルヘッド24との間には、マゼンタ定着用
ランプ26が設けられている。イエロー定着用ランプ2
5は、発光ピークがほぼ420nmの棒状をした紫外線
ランプ25aとリフレクタ25bとからなる。マゼンタ
定着用ランプ26は、発光ピークがほぼ365nmの紫
外線ランプ26aとリフレクタ26bとからなる。
【0013】各搬送ローラ対16〜18の手前にフォト
センサー30,31,32がそれぞれ設けられており、
カラー感熱記録紙19の先端を検出した時点からパルス
モータの駆動パルスの個数をカウントする。このカウン
ト値に基づいて、カラー感熱記録紙19の記録エリアの
先端が、対応する搬送ローラ対に達したかどうかを判断
する。この判断に基づいて、搬送ローラ対のピンチロー
ラとサーマルヘッド下降を制御する。
【0014】このカラー感熱プリンタには、例えば電子
スチルカメラやカラースキャナーが接続され、入力され
た青色、緑色、赤色のビデオ信号はデジタル変換及び色
変換処理によって、イエロー、シアン、マゼンタの画像
データに変換され、各色のフレームメモリ(図示せず)
に記憶される。そして、この各フレームメモリから1ラ
インずつ順次読み出された3色画像データは、イエロー
用サーマルヘッド22,マゼンタ用サーマルヘッド2
3,シアン用サーマルヘッド24を駆動するためのイエ
ロー記録信号発生回路42、マゼンタ記録信号発生回路
43、シアン記録信号発生回路44に送られる。
【0015】各イエロー用サーマルヘッド22,マゼン
タ用サーマルヘッド23,シアン用サーマルヘッド24
は、1個の電源40によって、同じ電圧Vが印加されて
いる。
【0016】そして、各々の記録信号発生回路42〜4
4は、画像データの濃度に応じた個数の駆動パルスを発
生させ、各発熱素子を駆動する。この駆動パルスは図2
に示すように、電圧が各ヘッドとも同じ電圧Vである
が、デューティー比(パルス幅)は図3に示す熱感度に
応じて変化している。すなわち、イエロー用サーマルヘ
ッド22の各発熱素子に供給される駆動パルスは、イエ
ロー感熱発色層の熱感度が最も高いために、デューティ
ー比が最も小さい。シアン用サーマルヘッド24の各発
熱素子に供給される駆動パルスは、シアン感熱発色層の
熱感度が最も低いために、デューティー比が最も大き
い。
【0017】1画素記録サイクルは、バイアス加熱期
間,階調加熱期間,冷却期間とからなり、3色とも同じ
電圧、周期である。バイアス加熱期間では、各発熱素子
は、バイアス駆動パルスによって駆動され、プリントす
べき色が発色する直前のバイアス熱エネルギーを与え
る。この実施の形態では、一定個数のバイアス加熱用駆
動パルスを用いているが、この代わりにパルス幅の長い
1個のバイアス加熱用駆動パルスを用いてもよい。階調
加熱用駆動パルスは、階調レベルを表す画像データに応
じた個数が用いられ、プリントすべき色を所定の濃度に
発色させる。冷却期間中には、各発熱素子は通電され
ず、自然冷却又は空気による強制冷却が行われる。
【0018】ヘッド電圧Vとして、図5に示す従来例の
シアン用サーマルヘッドのヘッド電圧VC を用い、各色
の発色熱エネルギーに応じて駆動パルスのデューティー
比を色毎に変えれば、1画素の記録時間は従来例と同じ
に保つことができる。バイアス加熱用駆動パルスでは、
デューティー比がTY /T,TM /T,TC /Tであ
り、これは各感熱発色層のバイアス熱エネルギーに応じ
て決まる。また、階調加熱用駆動パルスでは、各感熱発
色層の濃度に応じて各色のデューティー比が決められ
る。
【0019】この例では、256階調が表現可能であ
り、最大階調レベル「256」では、256個のバイア
ス加熱用駆動パルスと、256個の階調加熱用駆動パル
スが発熱素子に与えられる。階調加熱期間は階調レベル
によって変化し、例えば階調レベルが低いために、階調
加熱駆動パルスの個数が小さくなるほど短くなり、その
分冷却期間が長くなる。しかし、階調加熱期間と冷却期
間の合計は一定である。
【0020】図4はカラー感熱記録紙19の一例を示す
ものである。支持体52の上に、シアン感熱発色層5
3,マゼンタ感熱発色層54,イエロー感熱発色層55
が順次設けられている。シアン感熱発色層53は、熱感
度が最も低く、高い熱エネルギーを印加したときにシア
ンに発色する。マゼンタ感熱発色層54は、熱感度が中
程度であり、加熱によってマゼンタに発色する。このマ
ゼンタ感熱発色層54は、365nm付近の紫外線が照
射されたときに、発色能力が消失して記録されたマゼン
タ画像が定着される。イエロー感熱発色層55は、熱感
度が最も高く、最も小さな熱エネルギーによってイエロ
ーに発色する。このイエロー感熱発色層55は、420
nm付近の紫外線が照射されたときに、発色能力が消失
して記録されたイエロー画像が定着される。
【0021】以上のような構成のカラー感熱プリンタの
作用について説明する。まず、プリントすべき画像のイ
エロー画像データ,マゼンタ画像データ,シアン画像デ
ータがフレームメモリ(図示せず)に書き込まれる。そ
して、カラー感熱記録紙19が給紙ローラ対20によっ
て記録紙ロールから引き出されて、イエロー用サーマル
ヘッド22に向けて搬送される。この搬送中に、カラー
感熱記録紙19は、フォトセンサー30を経てプラテン
ローラ10に達する。
【0022】カラー感熱記録紙19の先端がフォトセン
サー30で検知されてから、給紙ローラ対20の回転量
が測定される。そして、カラー感熱記録紙19の先端が
搬送ローラ対16に達すると、上側にあるピンチローラ
が下降してカラー感熱記録紙19をニップする。この搬
送ローラ対16はモータ13で回転され、カラー感熱記
録紙19を下流側に送り出す。これとともに、イエロー
用サーマルヘッド22が下降してカラー感熱記録紙19
を圧接し、その直後にイエロー画像の熱記録を開始す
る。
【0023】このイエロー画像を記録する際には、イエ
ロー用のラインメモリ(図示せず)から1ライン分のイ
エロー画像データが読み出されて、イエロー記録信号発
生回路42に送られる。このイエロー記録信号発生回路
42は、まず一定個数のバイアス加熱用駆動パルスを発
生し、イエロー用サーマルヘッド22の各発熱素子に送
る。このバイアス加熱用駆動パルスは、電圧がVであ
り、イエロー感熱発色層55が発色する直前のバイアス
熱エネルギーを発生する。
【0024】次に、イエロー記録信号発生回路42は、
電圧がVであり各画素の画像データに応じた個数の階調
加熱用駆動パルスを発生して、イエロー用サーマルヘッ
ド22の各発熱素子に与え、階調熱エネルギーを発生さ
せる。このように、各発熱素子はカラー感熱記録紙19
にバイアス熱エネルギーと階調熱エネルギーを与えて、
イエロー感熱発色層55に、イエロー画像データに応じ
た濃度のイエロードットを発色させる。
【0025】イエロー画像の第1ラインの記録中に、イ
エロー用フレームメモリ(図示せず)から第2ラインの
イエロー画像データが読み出され、イエロー記録信号発
生回路42に送られる。前述したように、イエロー記録
信号発生回路42は、イエロー用サーマルヘッド22を
駆動してカラー感熱記録紙19にイエロー画像の第2ラ
インを熱記録する。以下、同様にして、搬送ローラ対1
6でカラー感熱記録紙19を搬送しながら、イエロー画
像を1ラインずつ熱記録する。
【0026】イエロー画像が熱記録されたカラー感熱記
録紙19がイエロー定着用ランプ25に到達すると、波
長420nmの紫外線が照射される。この紫外線によ
り、イエロー感熱発色層55に残っていたジアゾニウム
塩が分解され、イエロー感熱発色層55の発色能力が消
失する。
【0027】イエロー定着用ランプ25を通過したカラ
ー感熱記録紙19は、その先端がフォトセンサー31で
検出される。この検出時点から所定時間が経過したとき
に、搬送ローラ対17によってカラー感熱記録紙19が
ニップされ、またマゼンタ用サーマルヘッド23が下降
する。このマゼンタ画像の熱記録では、マゼンタ用のラ
インメモリ(図示せず)から1ライン分のマゼンタ画像
データを読み出してマゼンタ記録信号発生回路43に送
る。
【0028】マゼンタ記録信号発生回路43は、イエロ
ー記録時よりも大きいデューティー比のバイアス加熱用
駆動パルスを発生する。マゼンタ用サーマルヘッド23
の各発熱素子は、電圧Vのバイアス加熱用駆動パルスで
駆動され、マゼンタ感熱発色層54が発色する直前のバ
イアス熱エネルギーを発生する。
【0029】次に、マゼンタ記録信号発生回路43は、
各画素の画像データに応じた個数の階調加熱用駆動パル
スを各発熱素子に与え、階調熱エネルギーを発生する。
この階調加熱用駆動パルスは電圧がVであり、またイエ
ロー記録用の階調加熱用駆動パルスよりもデューティー
比が大きい。このように、各発熱素子は、バイアス熱エ
ネルギーと階調熱エネルギーを与えて、マゼンタ感熱発
色層54に、マゼンタ画像データに応じたマゼンタドッ
トを発色させる。
【0030】マゼンタ用サーマルヘッド21を通過した
カラー感熱記録紙19は、マゼンタ定着用ランプ26に
よって365nmの紫外線が照射される。この紫外線に
より、マゼンタ感熱発色層54に残っていたジアゾニウ
ム塩が分解され、マゼンタ感熱発色槽の発色能力が消失
する。
【0031】マゼンタ画像の熱記録、光定着後に、カラ
ー感熱記録紙19の先端がフォトセンサー32で検出さ
れる。この検出時点から所定時間が経過したときに、搬
送ローラ対18がカラー感熱記録紙19の先端をニップ
する。また、シアン用サーマルヘッド24が下降してシ
アン画像の熱記録を開始する。このシアン画像の記録で
は、シアン用のラインメモリから1ライン分のシアン画
像データを読出して、シアン記録信号発生回路44に送
る。
【0032】シアン記録信号発生回路44は、電圧がV
であり、マゼンタ記録時よりも更に大きいデューティー
比のバイアス加熱用駆動パルスを発生して、シアン用サ
ーマルヘッド22の各発熱素子に供給する。各発熱素子
は、シアン感熱発色層53が発色する直前のバイアス熱
エネルギーを発生する。
【0033】次に、シアン記録信号発生回路44は、電
圧がVであり、マゼンタ記録時よりもデューティー比が
大きく、また、各画素の画像データに応じた個数の階調
加熱用駆動パルスを各発熱素子に与え、階調熱エネルギ
ーを発生する。このように、各発熱素子は、バイアス熱
エネルギーと階調熱エネルギーを与えて、シアン感熱発
色層53に、シアン画像データに応じた濃度のシアンド
ットを発色させる。
【0034】以上のような、イエロー画像,マゼンタ画
像,シアン画像の熱記録により、カラー感熱記録紙19
にはフルカラー画像が記録され、最後にカッター(図示
せず)で1枚に切り離されてから、トレイ(図示せず)
に排出される。
【0035】なお、上記実施の形態では、カラー感熱記
録紙を直線状に搬送しているが、円弧状でもよく、更に
は径の大きなプラテンドラムを使用し、その外周に3個
のサーマルヘッドを設けて、プラテンドラムの1回転で
フルカラー画像を記録する場合にも本発明を利用するこ
とができる。
【0036】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の3ヘッ
ド1パス方式のカラー感熱プリンタによれば、第1ない
し第3のサーマルヘッドの各発熱素子に供給する駆動パ
ルスの電圧を同一にするとともに、記録すべき感熱発色
層の熱感度に応じてデューティー比を変えたから、1個
の電源を共用することができ、それにより、3ヘッド1
パス方式のカラー感熱プリンタの製造コストを低くし、
かつ、小型化が可能なカラー感熱プリンタを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー感熱プリンタを示す概略図である。
【図2】各色のサーマルヘッドの駆動状態を示す波形図
である。
【図3】カラー感熱記録紙に加える熱エネルギーと発色
濃度との関係を示すグラフである。
【図4】カラー感熱記録紙の層構造を示す説明図であ
る。
【図5】従来のカラー感熱プリンタを示す概略図であ
る。
【符号の説明】
19 カラー感熱記録紙 22 イエロー用サーマルヘッド 23 マゼンタ用サーマルヘッド 24 シアン用サーマルヘッド 40 電源 42 イエロー記録信号発生回路 43 マゼンタ記録信号発生回路 44 シアン記録信号発生回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】以上のような構成のカラー感熱プリンタの
作用について説明する。まず、プリントすべき画像のイ
エロー画像データ,マゼンタ画像データ,シアン画像デ
ータがフレームメモリ(図示せず)に書き込まれる。そ
して、カラー感熱記録紙19が給紙ローラ対20によっ
て記録紙ロールから引き出されて、イエロー用サーマル
ヘッド22に向けて搬送される。この搬送後に、カラー
感熱記録紙19は、プラテンローラ10を経てフォトセ
ンサー30に達する。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41M 5/18 D

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱感度及び発色する色が異なった第1な
    いし第3の感熱発色層を備えたカラー感熱記録紙を用
    い、各感熱発色層を熱記録する第1ないし第3のサーマ
    ルヘッドと、これらサーマルヘッドの間に設けられた第
    1および第2の紫外線ランプとを備え、カラー感熱記録
    紙を一定方向へ移動しながら、熱感度が最も高い最上層
    の第1の感熱発色層を第1のサーマルヘッドで熱記録
    し、この熱記録後に第1の感熱発色層に特有な波長の紫
    外線を前記第1の紫外線ランプで照射してこれを光定着
    し、次に熱感度が中程度の第2の感熱発色層を第2のサ
    ーマルヘッドで熱記録した後に第2の感熱発色層に特有
    な波長の紫外線を第2の紫外線ランプで照射してこれを
    光定着し、最後に最下層にある熱感度が最も低い第3の
    感熱発色層を第3のサーマルヘッドで熱記録する3ヘッ
    ド1パス方式のカラー感熱プリント方法において、 1個の電源を共用することによって、第1ないし第3の
    サーマルヘッドに印加するヘッド電圧を同じにするとと
    もに、各サーマルヘッドの発熱素子を駆動する駆動パル
    スのデューティー比を、記録すべき感熱発色層の熱感度
    が低いほど大きくなるようにしたことを特徴とするカラ
    ー感熱プリンタ。
JP7333499A 1995-12-21 1995-12-21 カラー感熱プリンタ Pending JPH09174897A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104163045A (zh) * 2014-07-23 2014-11-26 浙江工业大学 热敏、热转印打印机的打印装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104163045A (zh) * 2014-07-23 2014-11-26 浙江工业大学 热敏、热转印打印机的打印装置

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Legal Events

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040204