JPH0917449A - 有機高分子固体電解質及びそれを用いた電池 - Google Patents

有機高分子固体電解質及びそれを用いた電池

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JPH0917449A
JPH0917449A JP7163600A JP16360095A JPH0917449A JP H0917449 A JPH0917449 A JP H0917449A JP 7163600 A JP7163600 A JP 7163600A JP 16360095 A JP16360095 A JP 16360095A JP H0917449 A JPH0917449 A JP H0917449A
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organic polymer
electron beam
polymer solid
mixture
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JP7163600A
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Seijiro Ochiai
誠二郎 落合
Shuichi Ido
秀一 井土
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Yuasa Corp
Yuasa Battery Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 有機高分子固体電解質が低線量の電子線照射
で高いゲル分率を示し、良好な保存性能とサイクル寿命
を与える電池を提供することを目的とする。 【構成】 パルス波形の電子線を照射して硬化し、実質
的に可塑材を含有しない有機高分子固体電解質とするこ
とで、上記目的を達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リチウム電池を中心と
するアルカリ金属又はアルカリイオン電池に係わり、特
に可塑剤を含有しない有機高分子固体電解質の硬化に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】最近のマイクロエレクトロニクス化の発
展により、各種電子機器のメモリ−バックアップ用電源
に代表されるように、電子機器内収納とエレクトロニク
ス素子及び回路との一体化のため小型・軽量・薄型で高
エネルギ−密度を有する電池の開発が要望されている。
【0003】このような流れの中で、本発明者らは、小
型軽量で高エネルギ−密度を有し、かつ高い信頼性を有
する電池の製造法で、可塑剤を含有しない有機高分子固
体電解質の硬化方法について着目し、従来技術で問題と
なっていた電子線照射装置のサイズが大きいことと電子
線による被照射体の劣化を改善することを目的としたも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子線照射装置
は一般的には直流方式の連続照射を行なうものか、直流
方式のスキャニング照射を行なうもの2種類がある。こ
れらの装置の第一の欠点は非常に大きいことであり、第
二の欠点は必要以上に電子線を照射しているということ
である。後者は被照射体の劣化に影響するという問題が
あった。
【0005】本発明は上記の目的を達成すべく、最近新
しく発表された2種類の電子線装置に着目し、これらを
有機高分子固体電解質の硬化に応用すべく検討してき
た。1つは高周波を電子銃に印加してパルス波形の電子
線を照射する装置(高周波タイプ電子線照射装置)であ
り、1つのパルスは10MHz〜1000MHzの高周
波の集合したもので、パルス幅は時間で示すと10μs
ec〜1000μsec,パルス間隔が1msec〜1
000msecである装置である。この装置を用いると
第一の欠点である大きさの問題は従来の直流方式に比較
して高圧電源が必要なく、高周波による高電界を利用す
るので、加速部がコンパクトになることで改善される。
またもう1の装置である不活性ガスのプラズマをカソ−
ド電極に衝突させ、二次電子を放出させる装置(イオン
プラズマタイプ電子線照射装置)でもフィラメントの加
熱が必要なくなって、そのための電源を必要としないた
め従来の直流方式に比較して大きさは小さくなる。
【0006】第二の欠点として必要以上に電子線を照射
していることがあるが、従来の直流方式(従来タイプ電
子線照射装置)では照射した電子線のエネルギ−が重合
反応の連鎖成長反応以外の停止反応に多く使われて、有
効に使われてないことが問題としてある。例えばラジカ
ル反応の場合には、ラジカルは電子線を照射しないでも
短時間は存在しており、この間でも連鎖成長反応はもち
ろん他の素反応も進むが、この間に電子線を当てている
場合は停止反応が線量率に依存して促進されて重合反応
効率を下げることになる。この点を改善するため、パル
ス波形の電子線を当てることによりパルス間の休止期間
を利用して停止反応によりラジカルが失活することを抑
制することが可能と考え、実施したところ効果を認め本
発明に至った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は有機高分子固体
電解質と該有機高分子電解質を用いたリチウム電池に代
表されるアルカリ金属又はアルカリイオン電池である。
該有機高分子固体電解質をパルス波形の電子線を照射し
て硬化することを特徴とする有機高分子固体電解質及び
電池であって、該有機高分子固体電解質の原料を構成す
る硬化性反応物質がラジカル反応又は/及びイオン反応
することを特徴とする。
【0008】パルス波形の電子線を照射する1つの方法
は高周波を印加した電子銃により発生させることを特徴
とし、高周波の周波数が100〜300MHzであり、
パルス波形のパタ−ンが高周波の集合した矩形であり、
矩形の幅が時間で10〜1000μSECでありそして
パルス間が1msec〜1000msecである。
【0009】もう1つの方法は不活性ガスをプラズマ化
して、該不活性ガスのイオンをカソ−ドに当ててパルス
波形の電子線を発生することを特徴とし、パルス波形が
矩形であり、矩形の幅が10〜1000μsecであり
そしてパルス間が1msec〜1000msecであ
る。
【0010】本発明のパルス波形の電子線を発生する方
法は上記の2つの方法に限定されるものではなく、別の
方法でも機能的に同様の効果が期待できるものは含む。
さらに従来タイプ電子線照射装置との併用も可能であ
る。
【0011】本発明の正極の活物質としては、以下の電
池電極材料が挙げられる。すなわち、CuO,Cu
2 O,Ag2 O,CuS,CuSO4 ,などのI族金属
化合物、TiS2 ,SiO2 ,SnOなどのIV族金属
化合物、V2 5 ,V613,VOx ,Nb2 5 ,B
2 3 ,Sb2 3 などのV族金属化合物、Cr
3 ,Cr2 3 ,MoS2 ,WO3 ,SeO2 などの
VI族金属化合物、MnO2 ,Mn2 3 などのVII
族金属、Fe2 3 ,FeO,Fe3 4 ,Ni
2 3 ,NiO,CoS2 ,CoOなどのVIII族金
属化合物、または一般式Lx MX2 ,Lx MNy X
2 (LはLi,Na,Kなどのアルカリ金属、M,Nは
IからVIII族の金属、Xは酸素、硫黄などのカルコ
ゲン化合物を示す。)などで表される(例えば、リチウ
ム−コバルト系複合酸化物あるいはリチウム−マンガン
系複合酸化物などの金属化合物)金属化合物、さらにポ
リピロ−ル、ポリアニリン、ポリパラフェニレン、ポリ
アセチレン、ポリアセン系材料などの導電性高分子化合
物、擬グラファイト構造炭素質材料などであるが、これ
らに限定されるものではない。
【0012】さらに、負極活物質としては、以下の電池
電極材料が挙げられる。即ち、炭素質物質としてはグラ
ファイト、コ−クス、炭素繊維、熱分解カ−ボン、カ−
ボンブラック、ポリマ−焼成体、コ−ルタ−ル、コ−ル
タ−ルピッチ、ピッチ系カ−ボン、メソカ−ボンマイク
ロビ−ズ等があるが、これらに限定されるものではな
い。あるいはリチウム金属、リチウム−アルミニウム、
リチウム−鉛、リチウム−スズ、リチウム−アルミニウ
ム−スズ、リチウム−ガリウム、及びウッド合金などの
リチウム金属含有合金あるいはこれらの粉末、他のアル
カリ金属そして他のアルカリ金属のLi金属と同様の合
金などであるが、これらに限定されるものではない。こ
れらの負極活物質は単独あるいは2種以上の併用が可能
である。
【0013】該有機高分子固体電解質の塩としてはアニ
オンがClO4 ,AsF6 ,PF6,BF4 ,CF3
3 ,N(CF3 SO2 2 等のLi塩、Na塩、K塩
などのアルカリ金属塩が用いられるがこれらに限定され
るものではない。
【0014】さらに、該有機高分子固体電解質の高分子
材料としてはポリエチレンオキシド又はエチレンオキシ
ドを主成分とするコポリマ−、又はポリエチレンオキシ
ドを主成分とした架橋ネットワ−ク構造等が用いられ
る。これらの高分子材料はラジカル反応又は重合、カチ
オン又はアニオン重合等をするモノマ−又はプレポリマ
−又はポリマ−を反応させてクロスリンク又は重合する
ことで固体とする。
【0015】該有機高分子固体電解質は正極活物質又は
負極活物質とアセチレンブラック等の導電剤と任意に混
合して、複合電極にすることもできる。
【0016】電池のセパレータ−部分としての該有機高
分子固体電解質はそのままシ−ト状にして用いるか補強
のために不織布、織布、多孔膜等に塗布または/及び含
浸したもの、又は無機、有機のフィラ−、繊維状物等を
混合したものをシ−ト状にしたものを用いることが可能
である。
【0017】
【実施例】次に実施例によって説明する。 (実施例1)本実施例の複合正極は高周波タイプ電子線
照射装置を、電解質層はイオンプラズマタイプ電子線照
射装置を用いた。
【0018】実施例のシ−ト電池の製法について、手順
を経て説明する。 (a)二酸化マンガンとアセチレンブラックを85:1
5の重量比率で混合したもの15重量部と、下記の化2
と化3を5:5で混合した有機化合物10重量部と、リ
チウムビス(トリフルオロメチルスルホニル)イミド
(下記化1)2・5重量部を不活性ガス雰囲気中でアセ
トニトリルで希釈してミキサ−にて混合することにより
混合物A1 を得た。
【0019】
【化1】
【0020】
【化2】
【0021】
【化3】
【0022】(b)ステンレス鋼からなる正極集電板の
表面に電子伝導層を形成し、前述の混合物A1 を電子伝
導層上にスクリ−ンコ−ティングし、アセトニトリルを
乾燥した。次に不活性ガス中で加速電圧300KeV,
線量1、1.5、3Mradの電子線を照射することに
より複合正極を形成した。この複合正極塗膜の厚さは6
0μmであった。
【0023】(c)次にリチウム金属箔をステンレス鋼
よりなる負極集電板上に圧着した。次に化2と化3を
5:5の重量比率で混合した有機化合物28重量部と、
リチウムビス(トリフルオロメチルスルホニル)イミド
(化1)7重量部を混合したもの(混合物B1 )を、上
記リチウム金属上にスクリ−ンコ−ティングにより塗布
し、不活性ガス中で加速電圧150KeV、線量0.
5、1、1.5Mradの電子線を照射して硬化させ
た。これによって、得られた電解質層の厚みは25μm
であった。
【0024】(d)(c)で得られた電解質/リチウム
/負極集電体と(b)で得られた正極集電体/複合正極
を接触させることにより、シ−ト状電池を作成した。比
較例として同様のことを従来の電子線装置でも行なっ
た。電子線を照射した硬化膜は各々単独にゲル分率を測
定した。
【0025】図1は本発明のシート状電池の断面図であ
る。図1において、1は正極集電体、2は複合正極、3
は電解質層、4は金属リチウム又は複合負極、5は負極
集電体、6は封口材である。
【0026】図2は作成直後のシ−ト電池の放電特性
(初期放電特性)及び100℃、100日保存後の放電
特性を示したものである。放電条件は60℃、電流密度
50μA/cm2 、終止電圧2.0Vでおこなった。表
1に照射線量とゲル分率の関係を求めて比較した。
【0027】
【表1】
【0028】本実施例の固体電解質のイオン伝導度は2
×10-5S/cm(25℃)で、従来の電子線照射装置
を用いた場合と同等の値を示した。
【0029】本実施例により従来の電子線照射装置に比
較して低線量で高いゲル分率を示すことが解った。
【0030】(実施例2)本実施例の複合正極・負極は
高周波タイプ電子線照射装置を、電解質層はイオンプラ
ズマタイプ電子線照射装置を用いた。線量は実施例1を
参考にした。
【0031】以下手順に従って説明する。 (a)複合正極組成物の作り方;LiCoO2 とアセチ
レンブラックを85:15の重量比率で混合したもの1
2重量部と化2と化3を5:5で混合した有機化合物1
0重量部とリチウムビス(トリフルオロメチルスルホニ
ル)イミド(化1)2.5重量部をアセトニトリルを希
釈剤に用いてミキサ−にて混合することにより混合物C
1 を得た。
【0032】(b)複合正極の作り方;アルミニウムか
らなる正極集電板の表面に電子伝導層を形成し、前述の
混合物C1 を電子伝導層の上にスクリ−ン印刷で塗布し
アセトニトリルを乾燥した。その後不活性ガス雰囲気中
で、加速電圧300KeV,線量1.5Mradの電子
線を照射することにより複合正極を形成した。複合正極
塗膜の厚さは60μmであった。
【0033】(c)次に化2と化3を5:5の重量比率
で混合した有機化合物28重量部と、リチウムビス(ト
リフルオロメチルスルホニル)イミド(化1)7重量を
混合したもの(混合物D1 )を、上記複合正極上にスク
リ−ンコ−ティングにより塗布し、不活性ガス中で加速
電圧150KeV、線量1Mradの電子線を照射して
硬化させた。これによって、得られた電解質層の厚みは
25μmであった。
【0034】(d)複合負極の作成法;カ−ボン粉末2
0重量部と、化2と化3を5:5で混合した有機化合物
10重量部と、リチウムビス(トリフルオロメチルスル
ホニル)イミド(化1)2.5重量部をアセトニトリル
を希釈剤として用いミキサ−で混合して混合物E1 を得
た。
【0035】(e)圧延銅よりなる負極集電板の表面に
電子伝導性層を形成し、前述の混合物E1 をスクリ−ン
コ−ティングにより塗布しアセトニトリルを乾燥し、不
活性ガス中で加速電圧300KeV、線量1.5Mra
dの電子線を照射することにより複合負極を形成した。
これによって、得られた複合負極の厚みは30μmであ
った。
【0036】(f)次に化2と化3を5:5の重量比率
で混合した有機化合物28重量部と、リチウムビス(ト
リフルオロメチルスルホニル)イミド(化1)7重量部
を混合した液をスクリ−ンコ−ティングにより(e)の
複合負極上に塗布し、不活性ガス中で加速電圧150K
eV、線量1Mradの電子線を照射して硬化させた。
これによって、得られた電解質層の厚みは25μmであ
った。
【0037】(g)(f)で得られた電解質/複合負極
/負極集電体と(c)で得られた正極集電体/複合正極
/電解質を接触させることにより、シ−ト状電池を作成
した。比較例として同様のことを従来の電子線装置でも
行なった。電子線を照射した硬化膜は各々単独にゲル分
率を測定した。
【0038】上記のシ−ト状電池を用いて、60℃で5
0μA/cm2 定電流充放電サイクル試験をおこなっ
た。なお、充電終止電圧4.1V、放電終止電圧2.7
Vの条件でおこなった。図3に充放電サイクル数と電池
容量の関係を示した。ゲル分率は電解質層が100%、
複合正・負極が98%であった。
【0039】本実施例の固体電解質のイオン伝導度は
2.5×10-5S/cm(25℃)であり、従来の電子
線照射装置を用いた場合と比較して同等の値を示した。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の電池は該有機高分子固体電解質が低線量の電子線照射
で高いゲル分率を示すため、良好な保存性能とサイクル
寿命を与え、極めて工業的に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシ−ト状電池の断面図である。
【図2】放電時間と放電電圧との関係図である。
【図3】充放電サイクル数と電池容量との関係図であ
る。
【符号の説明】
1 正極集電体 2 複合正極 3 電解質層 4 金属リチウム又は複合負極 5 負極集電体 6 封口材

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス波形の電子線を照射して硬化し、
    実質的に可塑剤を含有しないことを特徴とする有機高分
    子固体電解質。
  2. 【請求項2】 有機高分子固体電解質の原料を構成する
    硬化性反応物質が、ラジカル反応又は/及びイオン反応
    する請求項1記載の有機高分子固体電解質。
  3. 【請求項3】 パルス波形の電子線を高周波を印加した
    電子銃により発生させる請求項1記載の有機高分子固体
    電解質。
  4. 【請求項4】 高周波の周波数が100〜300MHz
    である請求項3記載の有機高分子固体電解質。
  5. 【請求項5】 パルス波形のパタ−ンが高周波の集合し
    た矩形である請求項3記載の有機高分子固体電解質。
  6. 【請求項6】 矩形の幅が時間で10〜1000μse
    cである請求項5記載の有機高分子固体電解質。
  7. 【請求項7】 パルス間が1msec〜1000mse
    cである請求項5記載の有機高分子固体電解質。
  8. 【請求項8】 不活性ガスをプラズマ化して、該不活性
    ガスのイオンをカソ−ドに当ててパルス波形の電子線を
    発生させる請求項1記載の有機高分子固体電解質。
  9. 【請求項9】 パルス波形が、矩形である請求項8記載
    の有機高分子固体電解質。
  10. 【請求項10】 矩形の幅が10〜1000μsecで
    ある請求項9記載の有機高分子固体電解質。
  11. 【請求項11】 パルス間が1msec〜1000ms
    ecである請求項8記載の有機高分子固体電解質。
  12. 【請求項12】 可塑剤を含有しない有機高分子固体電
    解質を用いる電池において、該有機高分子固体電解質を
    パルス波形の電子線を照射して硬化することを特徴とす
    る電池。
  13. 【請求項13】 有機高分子固体電解質の原料を構成す
    る硬化性反応物質が、ラジカル反応又は/及びイオン反
    応する請求項12記載の電池。
  14. 【請求項14】 パルス波形の電子線を高周波を印加し
    た電子銃により発生させる請求項12記載の電池。
  15. 【請求項15】 高周波の周波数が100〜300MH
    zである請求項14記載の電池。
  16. 【請求項16】 パルス波形のパタ−ンが高周波の集合
    した矩形である請求項12記載の電池。
  17. 【請求項17】 矩形の幅が時間で10〜1000μs
    ecである請求項16記載の電池。
  18. 【請求項18】 パルス間が1msec〜1000ms
    ecである請求項12記載の電池。
  19. 【請求項19】 不活性ガスをプラズマ化して、該不活
    性ガスのイオンをカソ−ドに当ててパルス波形の電子線
    を発生する請求項12記載の電池。
  20. 【請求項20】 パルス波形が矩形である請求項19記
    載の電池。
  21. 【請求項21】 矩形の幅が10〜1000μsecで
    ある請求項20記載の電池。
  22. 【請求項22】 パルス間が1msec〜1000ms
    ecである請求項19記載の電池。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100354258B1 (ko) * 2000-09-05 2002-09-27 삼성에스디아이 주식회사 리튬 2차 전지
CN104341764A (zh) * 2014-09-12 2015-02-11 太原科技大学 适于阳极键合用的材料及其制备方法

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