JPH09174297A - プレス加工用ワークの清浄化装置 - Google Patents

プレス加工用ワークの清浄化装置

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JPH09174297A
JPH09174297A JP33526295A JP33526295A JPH09174297A JP H09174297 A JPH09174297 A JP H09174297A JP 33526295 A JP33526295 A JP 33526295A JP 33526295 A JP33526295 A JP 33526295A JP H09174297 A JPH09174297 A JP H09174297A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
work
conveyor
pressing
press
Prior art date
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Pending
Application number
JP33526295A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigehiro Fujita
茂宏 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP33526295A priority Critical patent/JPH09174297A/ja
Publication of JPH09174297A publication Critical patent/JPH09174297A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人為的な払拭操作を必要とすることなくプレ
ス加工用ワークを清浄化する。 【解決手段】 プレス機械(10)の直前位置に、エア
吹付け器(50)を配設し、このエア吹付け器(50)
からプレス加工用ワーク(20)の下面に向けてエアを
吹付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレス加工用ワー
クを清浄化する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プレス加工用ワークにごみ、ほこり等が
付着していると、該ワークにその付着物を介したプレス
力が作用するので、製品に付着物の押し跡である凹みが
形成されてその品質が低下する。そこで、従来は、プレ
ス加工用ワークにごみ、ほこり等が付着しているか否か
をライン投入前に作業者が目視によってチェックし、そ
の付着が認められた場合にその付着物を払拭するように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記目視によるチェッ
クは不確かであり、しかも、そのチェック作業は作業者
にとってかなりの負担になる。また、ライン投入前にご
み、ほこり等を払拭しても、コンベア等を介して、プレ
ス加工用ワークに再びごみ、ほこり等が付着することが
ある。
【0004】本発明の目的は、かかる状況に鑑み、人為
的な払拭操作を必要とすることなくプレス加工用ワーク
を清浄化することができるプレス加工用ワークの清浄化
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、プレス機械の
直前位置に、該プレス機械に搬入されるプレス加工用ワ
ークの下面に向けてエアを吹付けるエア吹付け手段を配
設したことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0007】図1において、プレス機械10は、プレス
加工用ワーク20を搬入するためのベルトコンベア1
1、該プレス加工用ワーク20にヘミング加工を施すた
めの上型12と下型13、および、加工済みワークを搬
出するためのベルトコンベア14を備えている。
【0008】図2に示すように、この実施形態における
プレス加工用ワーク20は、自動車のドアの構成部品で
あるインナパネル21とアウタパネル22とを重ね合わ
せて溶接したものである。
【0009】図3に示すように、インナパネル21はそ
の周縁にフランジ部21aを備えている。上記ヘミング
加工は、このフランジ部21aを包み込むようにアウタ
パネル22の周縁部22aを折り曲げることであり、こ
の加工によってドア周縁部が円滑化されかつ強化され
る。
【0010】上記コンベア11よりも上流側の部位に
は、リフタ30によって昇降可能に支持されたベルトコ
ンベア40が隣接配置され、また、該コンベア40とコ
ンベア11の間にはエア吹付け器50が配設されてい
る。
【0011】エア吹付け器50は、コンベア11および
40の搬路を横断する態様で水平に配置したエア放出管
51と、エア供給管52および電磁バルブ53を介して
上記エア放出管51に加圧エアを供給するエア供給源5
4とを備えている。
【0012】エア放出管51は、その高さがコンベア1
1および40の搬路の高さよりも若干低く設定され、か
つ、その長手方向に沿って多数のエア放出孔51aを等
ピッチ間隔で穿設してある。上記エア放出孔51aの径
は、例えば5mm程度に設定され、該孔51aの配列間
隔は、例えば10mm程度に設定される。
【0013】図3に示すように、各エア放出孔51aの
中心軸線は、コンベア40の搬送面に対して鋭角θ(例
えば45度)をなしており、したがって、エア放出管5
1に加圧エアを供給すれば、各エア放出孔51aからコ
ンベア40側の斜め上方に向ってエアが放出される。
【0014】なお、上記エア吹付け器50は、プレス機
械10の内部に配設されたコンベア11の側近、つま
り、プレス機械10の直前に位置している。また、プレ
ス機械10は、防塵のために、ビニールシート、ゴムシ
ート等からなる図示していないカーテンによってその周
囲が覆われている。もちろん、コンベア11および14
側に設けられるカーテンは、ワーク20によって押し開
くことができるように例えば暖簾状に構成される。
【0015】上記ベルトコンベア40には、該コンベア
40が下降されかつ停止された状態にあるときに上記プ
レス加工用ワーク20が載置される。そして、このプレ
ス加工用ワーク20の載置を図示していないセンサが検
出すると、該センサの検出信号に基づいて上記リフタ3
0が起動され、これにより、コンベア40が上昇を開始
する。
【0016】コンベア40がコンベア11の高さまで上
昇すると、図示していないセンサがこれを検出する。そ
こで、図示していない制御部は、該センサの検出信号に
基づいてコンベア40を起動するとともに、上記エア吹
付け器50の電磁バルブ53を開動作させる。
【0017】この結果、プレス加工用ワーク20がコン
ベア40によってプレス機械10側に搬送され、同時
に、エア吹付け器50のエア放出管51に加圧エアが供
給されてそのエア放出孔51aからエアが放出される。
【0018】エア放出管51から放出されたエアは、そ
の上方を通過するプレス加工用ワーク20のアウタパネ
ル22の表面に吹付けられるので、該パネル22の表面
に付着したごみやほこり等はこのエアで吹き飛ばされ、
その結果、該表面が清浄化される。
【0019】すなわち、コンベア40の周辺には、前工
程である溶接工程で発生したスパッタ等を含むごみやほ
こりが浮遊しているので、コンベア40によるワーク2
0の搬送中に上記ごみやほこりが直接、もしくは、コン
ベア40を介してワーク20のパネル22に付着するこ
とが多いが、ワーク20がエア放出管51の上方を通過
し終わった時点では、上記パネル22の表面全域がエア
吹付け器50の放出エアによって清浄化される。
【0020】なお、前記したように、エア放出管51よ
り放出されるエアは、コンベア40側の斜め上方に向け
られているので、除去された付着物がコンベア11側に
移動してワーク20に再付着するという虞れはない。
【0021】上記のようにして清浄化されたプレス加工
用ワーク20は、コンベア11によってプレス機械10
に搬入され、やがて下型13上に位置されるが、このと
き、図示していないセンサがこのワーク20を検出す
る。そこで、上記制御部はこのセンサの検出信号に基づ
き、前記電磁バルブ53を閉動作して上記エア放出管5
1からのエアの放出を停止させるとともに、コンベア4
0を停止させる。
【0022】その後、プレス機械10は、搬入されたワ
ーク20に対してヘミング加工を施すが、該ワークが清
浄化されていることから、極めて質の高い加工結果を得
ることができる。
【0023】なお、ワーク20は、上記エアによる清浄
化後にコンベア11に接触するが、前記カーテンによる
シール作用によって該コンベア11およびその周辺雰囲
気がクリーンに維持されていることから、このコンベア
11によるワーク20の搬送中に該ワークにごみ、ほこ
り等が付着する虞れはない。
【0024】また、上記においては、前記電磁バルブ5
3の開作動時間を前記センサの検出信号に基づいて規定
しているが、コンベア40が起動してからワーク20が
プレス機械10のプレス加工位置に到着するまでの時間
は予め知られるので、上記電磁バルブ53の開作動時間
をタイマによって管理することも可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、人為的な付着物のチェ
ック作業や払拭作業を必要としないので、作業者の労力
の低減を図ることができる。また、付着物の見落としに
よる不良製品の発生も防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す概念図。
【図2】エア吹付け器の具体的構成を例示した斜視図。
【図3】エアの放出態様を示す概念図。
【符号の説明】
10 プレス機械 11,14,40 コンベア 20 プレス加工用ワーク 50 エア吹付け器 51 エア放出管 51a エア放出孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレス機械の直前位置に、該プレス機械
    に搬入されるプレス加工用ワークの下面に向けてエアを
    吹付けるエア吹付け手段を配設したことを特徴とするプ
    レス加工用ワークの清浄化装置。
JP33526295A 1995-12-22 1995-12-22 プレス加工用ワークの清浄化装置 Pending JPH09174297A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33526295A JPH09174297A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 プレス加工用ワークの清浄化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33526295A JPH09174297A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 プレス加工用ワークの清浄化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09174297A true JPH09174297A (ja) 1997-07-08

Family

ID=18286562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33526295A Pending JPH09174297A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 プレス加工用ワークの清浄化装置

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JP (1) JPH09174297A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103496591A (zh) * 2013-10-18 2014-01-08 安庆帝伯粉末冶金有限公司 一种气门导管自动成型收料机
KR101496118B1 (ko) * 2013-05-31 2015-02-26 주식회사화신 오일 분사 장치 및 프레스 가공 장치
CN113390727A (zh) * 2021-06-11 2021-09-14 湖北广福水泥制品有限公司 一种电液伺服压力试验机及其清理防护装置

Cited By (5)

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