JPH09173879A - 精穀機 - Google Patents

精穀機

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JPH09173879A
JPH09173879A JP33242995A JP33242995A JPH09173879A JP H09173879 A JPH09173879 A JP H09173879A JP 33242995 A JP33242995 A JP 33242995A JP 33242995 A JP33242995 A JP 33242995A JP H09173879 A JPH09173879 A JP H09173879A
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JP
Japan
Prior art keywords
supply
whitening
chamber
rice
raw material
Prior art date
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Pending
Application number
JP33242995A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Saito
信之 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】所望の白度に精米することができる精穀機の原
料供給装置を提供する。 【解決手段】 精白室1の入口1aに連通された供給通
路21に配設されて玄米6を精白室1の精白ロール3側
に送り込む送り込み羽根車22と、この送り込み羽根車
22を駆動させる供給駆動モータ23とを備え、制御手
段により、精白ロール3を回転駆動させる動力用モータ
5の電流値が設定値に等しくなるように、送り込み羽根
車22による精白室1への玄米6の供給量を回転数の変
更などにより調整する。これにより、玄米6は精白室1
内に所定の圧力となるように送り込まれ、精白室1内に
おける玄米6の圧力が意図する状態に維持されて、所定
の精白度に精穀できる。また、精白室1への玄米6の供
給量を直接制御するため、精米初期や原料の種類が異な
った場合でも意図した白度に精米できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、玄米を白米に精白
処理する精米機などの精穀機に関する。
【0002】
【従来の技術】精米機は図3に示すように構成されてい
る。ホッパ9にその入口1a側が接続された精白室1の
内部には、送りロール2,精白ロール3が配設されてお
り、精白室1の出口には通路を閉方向に付勢して制限す
る抵抗板4が設けられている。精米処理は、送りロール
2と精白ロール3とを動力源である駆動用モータ5で回
転駆動し、ホッパ9からその自重により投入された被精
白穀物としての玄米6を送りロール2で抵抗板4に向か
って押し込み、精白室1の内側の網8と回転駆動されて
いる精白ロール3との間で玄米6を精米処理し、精米さ
れた白米が抵抗板4に抗しながら白米流出口7から払い
出される。抵抗板4による付勢力を小さくした場合に
は、精白室1の内部圧力が低くなって白度が低くなり、
抵抗板4による付勢力を大きくした場合には、精白室1
の内部圧力が高くなって白度が高くなるように図られて
いる。
【0003】抵抗板4は、例えば、支点11aを中心に
揺動自在のリンク11の一端に取付軸12を介して取り
付けられ、リンク11の他端には引張ばね14が接続さ
れ、引張ばね14の引張付勢力により白米流出口7を閉
鎖する方向に抵抗板4が付勢されている。引張ばね14
の他端は、リニアヘッド16により昇降自在に支持され
た昇降ロッド17に係合され、この昇降ロッド17はリ
ニアヘッド16内に設けられた伝達機構(図示せず)を
介して正逆両方向に回転自在の調整用モータ18により
昇降される。
【0004】なお、19は昇降ロッド17と引張ばね1
4の他端とを連結する連結板である。ここで、駆動用モ
ータ5には精白室1の内部圧力に応じて負荷がかかり、
負荷の変化に伴ってその電流値が変化する。したがっ
て、白度に対応する駆動用モータ5の設定電流値を予め
設定し、この設定電流値と実際の電流値とが異なる場合
には、実際の電流値が設定電流値に等しくなるように調
整用モータ18を正方向または逆方向に回転駆動させる
ことにより、所望の白度に精米されるように意図されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、精米機
の始動時などには駆動用モータ5がまだ不安定な状態で
回転駆動されるため、玄米6が精白室1に不規則に供給
され、調整用モータ18の電流値が設定電流値に等しく
なるように調整しても、意図するような白度に精米され
ないことがあった。また、これに対処する手段としては
精白室1の入口9a側に回転自在の送り羽根を設け、こ
の送り羽根を供給用駆動モータにより一定の回転数で回
転することが考えられる。しかし、この場合には、玄米
6などの原料の種類が異なると、供給量も異なってしま
うため、意図した白度に精米されないことがある。
【0006】本発明は上記した問題を解決するもので、
所望の白度に精米することができる精穀機の原料供給装
置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明は、精白室の精白流出口をこの精白流出口を
閉鎖する方向に付勢された抵抗板により開閉する状態
で、精白室に配設された精白ロールを回転駆動して精白
室に送り込まれた原料を精白しながら精白室の精白流出
口から放出させ、精白ロールを回転駆動する動力源に流
れる電流値が白度に対応する設定値に等しくなるように
制御手段にて調節する精穀機であって、精白室の入口に
連通された供給通路に配設されて原料を精白室の精白ロ
ール側に送り込んで供給する送り込み羽根車などの送り
込み供給手段と、この送り込み供給手段を駆動させる供
給駆動モータなどの供給駆動手段とを備え、前記制御手
段は、前記動力源の電流値が設定値に等しくなるように
前記送り込み供給手段による精白室への原料の供給量を
回転数の変更などにより調整するものである。
【0008】上記構成において、供給回転駆動モータの
回転数を調整して、精白ロールを回転駆動する動力源の
電流値が設定値に等しくなるように制御することによ
り、原料は精白室内において所定の圧力となるように送
り込まれる。したがって、精白室内における原料の圧力
が意図する状態に維持されて、所定の精白度に安定して
精穀することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、従来のものと同機能のもの
には同符号を付してその説明は省略する。
【0010】図1に示すように、この精米機には、ホッ
パ9と精白室1の入口1aとの間に、原料である玄米6
を精白室1へ供給する原料供給装置20が設けられてい
る。原料供給装置20は、ホッパ9の出口と精白室1の
入口1aとを連通する供給通路21に配設されて玄米6
を精白室1の精白ロール3側に送り込んで供給する送り
込み供給手段としての送り込み羽根車22と、この送り
込み羽根車22を回転駆動させる供給駆動手段としての
供給駆動モータ23とからなる。
【0011】なお、抵抗板4を白米流出口7の閉鎖方向
に付勢する引張ばね14の他端は、連結板19を介して
所定位置に固定されており、引張ばね14は端部が固定
された状態で抵抗板4を付勢するようになっている。
【0012】この精米機に設けられた制御手段(図示せ
ず)は以下のような制御動作を行う。精米機の運転開始
時には、予め設定された電圧で供給駆動モータ23を駆
動させて送り込み羽根車22を予め設定された回転数で
回転させる。これにより、玄米6はこの回転数に応じた
所定の供給量で供給される。
【0013】この後、例えば所定時間経過した後、精白
ロール3を回転駆動する駆動用モータ5の電流量を検出
し、この電流量に応じて送り込み羽根車22の回転数を
制御する。すなわち、駆動用モータ5の電流量が設定値
より小さい場合には、駆動用モータ5の負荷が小さくて
精白室1内の玄米6の圧力が低いと判断して、送り込み
羽根車22の回転数を増加させる。これにより、精白室
1内に多量の玄米6が供給されて、精白室1内の玄米6
の圧力が適正な圧力に近づき、その結果、目的とする白
度に精米される。一方、駆動用モータ5の電流量が設定
値より大きい場合には、駆動用モータ5の負荷が大きく
て精白室1内の玄米6の圧力が高いと判断して、送り込
み羽根車22の回転数を減少させる。これにより、精白
室1内に少量の玄米6が供給されて、精白室1内の玄米
6の圧力が適正な圧力に近づき、その結果、目的とする
白度に精米される。
【0014】このように、抵抗板4を付勢する引張ばね
14の端部位置を調整したりすることなく、精白室1へ
の原料の供給量を直接制御するため、玄米6などの原料
を精白室1に適正な量で供給することができて、精白室
1内における玄米6などの原料の圧力が意図する状態に
維持され、所定の白度に安定して精穀することができ
る。また、玄米6などの原料の種類が異なった場合で
も、供給量を変化させるため、意図した白度に精米する
ことができる。
【0015】なお、上記実施の形態においては、初期状
態においては所定時間経過した後、精白ロール3を回転
駆動する駆動用モータ5の電流量を検出して送り込み羽
根車22の回転数を制御する場合を説明したが、これに
限るものではない。また、上記実施の形態においては、
送り込み羽根車22により原料を供給する場合を説明し
たが、バイブレータ式のフィーダなどにより、原料を供
給するものにも容易に適用できることは申すまでもな
く、その他の手段においても原料の供給量を調整するこ
とにより、同様の作用効果を得ることができる。さら
に、この実施の形態においては横型の精米機の場合を図
示したが、縦型の精米機などこれ以外のものにも適用可
能であることもいうまでもない。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、精白
室の入口に連通された供給通路に配設されて原料を精白
室の精白ロール側に送り込んで供給する送り込み羽根車
などの送り込み供給手段と、この送り込み供給手段を駆
動させる供給駆動モータなどの供給駆動手段とを備え、
制御手段により、精白ロールを回転駆動させる動力源の
電流値が設定値に等しくなるように前記送り込み供給手
段による精白室への原料の供給量を回転数の変更などに
て調整することにより、原料は精白室内において所定の
圧力となるように送り込まれ、精白室内における原料の
圧力が意図する状態に維持されて、所定の精白度に安定
して精穀することができる。また、精白室への原料の供
給量を直接制御するため、精米初期や原料の種類が異な
った場合でも意図した白度に精米することができるとと
もに、詰まりかけた際には、原料の供給量を減少させる
ことができて、この詰まり状態を解消することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態における精穀機の要部を
概略的に示す断面図である。
【図2】従来の精穀機の要部を概略的に示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 精白室 1a 入口 3 精白ロール 4 抵抗板 5 駆動用モータ(動力源) 6 玄米(原料) 7 白米流出口 8 網 9 ホッパ 14 引張ばね 20 原料供給装置 21 供給通路 22 送り込み羽根車(送り込み供給手段) 23 供給駆動モータ(供給駆動手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 精白室の精白流出口をこの精白流出口を
    閉鎖する方向に付勢された抵抗板により開閉する状態
    で、精白室に配設された精白ロールを回転駆動して精白
    室に送り込まれた原料を精白しながら精白室の精白流出
    口から放出させ、精白ロールを回転駆動する動力源に流
    れる電流値が白度に対応する設定値に等しくなるように
    制御手段にて調節する精穀機であって、原料を精白室の
    精白ロール側に送り込んで供給する送り込み供給手段
    と、この送り込み供給手段を駆動させる供給駆動手段と
    を備え、前記制御手段は、前記動力源の電流値が設定値
    に等しくなるように前記送り込み供給手段による精白室
    への原料の供給量を調整する精穀機。
  2. 【請求項2】 送り込み供給手段として精白室の入口に
    連通された供給通路に配設されて回転自在な送り込み羽
    根車が設けられ、供給駆動手段として供給駆動モータが
    設けられ、送り込み羽根車の回転数を調節することによ
    り、前記動力源の電流値が設定値に等しくなるように制
    御手段にて制御する請求項1記載の精穀機。
JP33242995A 1995-12-21 1995-12-21 精穀機 Pending JPH09173879A (ja)

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JP33242995A JPH09173879A (ja) 1995-12-21 1995-12-21 精穀機

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JP33242995A JPH09173879A (ja) 1995-12-21 1995-12-21 精穀機

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JPH09173879A true JPH09173879A (ja) 1997-07-08

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JP33242995A Pending JPH09173879A (ja) 1995-12-21 1995-12-21 精穀機

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