JP2533230B2 - 精米機 - Google Patents

精米機

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JP2533230B2 JP2236498A JP23649890A JP2533230B2 JP 2533230 B2 JP2533230 B2 JP 2533230B2 JP 2236498 A JP2236498 A JP 2236498A JP 23649890 A JP23649890 A JP 23649890A JP 2533230 B2 JP2533230 B2 JP 2533230B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は玄米を白米に精米処理する精米機に関するも
のである。
従来の技術 従来の精米機は、例えば第3図に示すような構成のも
のが一般的である。第3図において、精白筒41の内部
に、送りロール42と精白ロール43が配設され、精白筒41
の出口44には通路の断面積を規制する規制板45が設けら
れ、ばね46にて出口44を閉塞する方向に付勢され、搗精
度を一定に保持するように構成されている。
送りロール42と精白ロール43をモータ47で回転駆動
し、上部から精白筒41内に玄米を投入すると、玄米は送
りロール42で規制板45に向かって押し込まれ、精白筒41
の内側の網48と回転駆動されている精白ロール43との間
で精米処理され、精米された白米は出口44から払い出さ
れる。ここで、ばね46の付勢力を強くした場合には、精
白筒41の内部圧力が高くなって搗精度が高くなり、付勢
力を小さくすると内部圧力が低くなって搗精度が低くな
る。
ところで、ばね46の付勢力を調整して目的の搗精度を
実現するには熟練が要求され、操作性が悪い等の問題が
あるため、第3図に示すように、モータ47から送りロー
ル42および精白ロール43に至る伝動経路途中にトルクセ
ンサ51を配置し、ばね46の反力受け52を位置調整する移
動手段53を制御する制御器54にこのトルクセンサ51の出
力信号を入力させて、目標搗精度に対応した負荷トルク
が精白ロール43に作用するように移動手段53にて反力受
け52の位置を調整してばね46の付勢力を自動調整する技
術を、本出願人は先に提案している。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、第3図に示すように、送りロール42お
よび精白ロール43を装着した回転軸55とモータ47にて駆
動される駆動軸56を同一軸芯上に配置するとともにそれ
ぞれ一対の軸受57、58にて回転自在に支持し、それらの
間に軸継手59を介してトルクセンサ51を介装した場合に
は、各軸受57、58の位置調整による芯出し作業に手間が
かかり、組立工数を要するという問題がある。また、ト
ルクセンサ51をモータ47と同一軸芯上に配置しても同じ
問題があることは言うまでもない。
本発明は上記問題を解決するもので、送りロールや精
白ロール、トルクセンサ、駆動軸等の芯出しが容易で、
組立工数が少なくて済む精米機を提供することを目的と
する。
課題を解決するための手段 上記問題を解決するために本発明は、精白ロールの外
周に対向して精白筒部を設けた本体ケーシング内に、送
りロールと精白ロールを装着した回転軸と、この回転軸
を駆動する駆動軸とを軸芯方向に間隔を設けて同一軸上
に配置し、これら回転軸と駆動軸の間にトルクセンサを
配置してその両軸を回転軸と駆動軸の対向端部に結合し
たものである。
作用 上記構成により、送りロールと精白ロールを装着した
回転軸、トルクセンサおよび駆動軸を本体ケーシング内
に同一軸芯上に配設しているので、これらを本体ケーシ
ング内に適宜手順で配設するだけでその芯出しができ、
極めて簡単に、少ない工数で組み立てることができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図および第2図を参照
しながら説明する。
第1図において、1は本体ケーシングで、上部ケーシ
ング2、精白筒部3、中間ケーシング4および下部軸受
ケーシング5を上部から下部に向かって順次嵌合接続し
て構成され、互いに嵌合接続することによってそれらの
軸芯が一致するように構成されている。上部ケーシング
2の上部一側に形成された開口に玄米を供給するスクリ
ューフィーダ6が接続されている。7はその玄米投入用
のホッパー、8は駆動モータである。
9は上部ケーシング2と精白筒部3および中間ケーシ
ング4の上部にわたってその軸芯位置に配設された中空
軸から成る回転軸であり、上部ケーシング2内にほぼ対
応して送りロール10が、精白筒部3にほぼ対応して精白
ロール11が嵌合して装着されている。これら送りロール
10と精白ロール11は結合ピン12にて互いに結合され、か
つ精白ロール11の下端近傍位置がキー13にて回転軸9に
周方向に係合されている。また、精白ロール11の下端部
には円筒凹部14が形成され、開度規制部材15の上部に延
出された嵌合筒部16が上下摺動自在に嵌合されている。
開度規制部材15の外周面は上下方向に適当な幅を有する
円筒面に形成されている。また、嵌合筒部16は上端が尖
突状となるようにその内周面が下方に向かってテーパ状
に形成され、精白ロール11の下端部の円筒凹部14の周面
に付着した糠を掻き落とすとともに、円筒凹部14の底面
と嵌合筒部16の上端との間に糠を噛み込むことがないよ
うに構成されている。精白筒部3内には、精白ロール11
の外周に対して適当間隔あけて網17が配設され、また精
白筒部3の下部外周の一側には精米時に発生した糠の排
出口18が開口されている。さらに、精白筒部3の下端と
中間ケーシング4の上端との間には白米出口形成部材19
が配置されている。この白米出口形成部材19の内周は尖
突縁に形成され、開度規制部材15の上下方向に適当な幅
を有する外周面に外嵌している。
中間ケーシング4の上端部の一側には白米排出開口20
が形成され、シュート21が取付けられている。また、回
転軸9には白米出口形成部材19から落下した白米を受け
てシュート21に案内するための受鍔22が突設されてい
る。中間ケーシング4の中間部には上下一対の軸受24に
て回転自在に支持された支軸23が配設され、回転軸9の
下端部が嵌合固定されている。中間ケーシング4内の下
部にはトルクセンサ25が配置され、その一端軸25aが支
軸23に軸芯方向にのみ摺動自在に嵌合されている。
下部軸受ケーシング5内には、上下一対の軸受26にて
回転自在に支持された駆動軸27が配設され、その上端部
にトルクセンサ25の他端軸25bが軸芯方向にのみ摺動自
在に嵌合され、かつ下方に突出した駆動軸27の下端部に
駆動プーリ28が固定されている。この駆動プーリ28は図
示しないモータにて駆動ベルトを介して回転駆動可能に
構成されている。
中空の回転軸9内には開度調整軸29が挿通され、その
下端部と開度規制部材15が回転軸9に形成された長穴31
を貫通する連結部材30にて連結されている。開度調整軸
29の上端部は、昇降部材32上にばね33を介して支持され
た係合部材34の上面に相対回転自在に係合している。昇
降部材32は昇降手段35にて昇降移動可能に構成され、か
つ昇降手段35はトルクセンサ25からの出力信号が入力さ
れた制御手段36にて駆動制御される。
昇降手段35は、第2図に示すように、駆動モータ37に
て回転駆動される送りねじ軸38と、これに螺合された可
動ナット体39と、そのガイドロッド40にて構成され、可
動ナット体39が昇降部材32に連結されている。
以上の構成によると、駆動プーリ28にて駆動軸27およ
びトルクセンサ25を介して駆動軸9を回転駆動した状態
で、ホッパー7からスクリューフィーダ6にて玄米を上
部ケーシング2内に投入すると、玄米は送りロール10に
て精白筒部3内に押し込まれ、回転する精白ロール11と
網17の間で精白処理される。なお、精白処理に伴って分
離された糠は、回転軸9内に導入された空気が回転軸9
および精白ロール11に穿設された通孔(図示せず)を通
り、網17を通って糠の排出口18に向かって流れる空気流
とともに外部に排出される。精白された白米は、精白筒
部3の網17と精白ロール11の間の空間に圧送された玄米
の圧力によってばね33の付勢力に抗して押し下げられた
開度規制部材15の外周と白米出口形成部材19との間に生
じた環状の通路から逐次払い出され、白米排出口20から
シュート21を経て外部に排出される。
搗精度が設定された状態より高くなった場合には、精
白ロール11に作用する負荷トルクが大きくなり、トルク
センサ25からの出力信号が設定値より過大となるため、
制御手段36からの指令にて昇降手段35にて昇降部材32が
下降され、ばね33による開度調整軸29の上昇付勢力が低
下して開度規制部材15が下降し、開度が大きくなって搗
精度が低く調整される。逆に、搗精度が低くなった場合
には、トルクセンサ25からの出力信号が過小となるた
め、昇降手段35にて昇降部材32が上昇され、開度規制部
材15が上昇して開度が小さくなり、搗精度が高く調整さ
れる。かくして、自動的に搗精度が設定されたものに制
御される。
また、運転開始時や精白終了時においては、上部ケー
シング2と精白筒部3内に玄米が充満した状態で玄米の
供給を停止し、その状態で所定時間回転軸9を回転駆動
して精白処理を行うと、開度規制部材15の外周面が上下
方向に所定幅を有していることによって、その精白処理
の間に未精白の米が流出することはなく、運転初期や精
白終了時に白米出口20から排出された未精白の米を元に
戻して再精白を行うようにしたり、精白ロール11や開度
規制部材15を複雑に制御したりすることなく、完全に精
白された白米が排出される。尚、米が丁度充満した状態
はトルクセンサ25からの出力信号にて検出することがで
きる。
さらに、開度規制部材15の上部に延出された嵌合筒部
16はその上端が尖突状となっているので、この開度規制
部材15の昇降動作時に精白ロール11の下端部の円筒凹部
14の周面に付着した糠を掻き落とすことができるととも
に、円筒凹部14の底面と嵌合筒部16の上端との間に糠を
噛み込むことがなく、従ってそれらの間に噛み込んだ糠
のために開度規制部材15の初期位置が下方に位置ずれし
て運転開始時や精白終了時の上記動作中に未精白の米が
溢れ出すというようなことを確実に防止することがで
き、上記作用効果が得られ無くなったり、不安定になっ
たりするようなことはない。
また、上記構成によれば、送りロール10と精白ロール
11を装着した回転軸9、トルクセンサ25および駆動軸27
を、上部ケーシング2と精白筒部3と中間ケーシング4
と下部軸受ケーシング5を同一軸芯上に嵌合接続して構
成した本体ケーシング1の軸芯上に配設しているので、
これら本体ケーシング1を構成するケーシングとともに
適宜手順で嵌合接続して組立てることによってそれらの
芯出しができ、極めて簡単に、少ない工数で組立てるこ
とができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、送りロールと精白ロー
ルを装着した回転軸、トルクセンサおよび駆動軸を本体
ケーシング内に同一軸芯上に配設しているので、これら
を本体ケーシング内に適宜手順で配設するだけでその芯
出しができ、極めて簡単に、少ない工数で組立てを完了
でき、生産性を高めてコストの低廉化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る精米機の縦断正面図、
第2図は開度規制部材の駆動機構の側面図、第3図は従
来例の概略構成図である。 1……本体ケーシング、3……精白筒部、9……回転
軸、10……送りロール、11……精白ロール、25……トル
クセンサ、27……駆動軸。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】精白ロールの外周に対向して精白筒部を設
    けた本体ケーシング内に、送りロールと精白ロールを装
    着した回転軸と、この回転軸を駆動する駆動軸とを軸芯
    方向に間隔を設けて同一軸上に配置し、これら回転軸と
    駆動軸の間にトルクセンサを配置してその両軸を回転軸
    と駆動軸の対向端部に結合した精米機。
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